JP2006060497A - 撮像装置及びその電力管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力供給が可能な通信インターフェースを有する撮像装置において、バッテリーの消費を抑制すること。
【解決手段】 バスパワーの供給の有無を検出し(S501)、バスパワーの供給を受けている状態では、機器の一部をバスパワーで駆動する(S509)ことにより、バッテリーの消費を抑制することが可能になる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、USB(Universal Serial Bus)規格等に準拠した通信インターフェースからの電力によって動作することができる撮像装置及びその電力管理方法に関する。
USB(Universal Serial Bus)規格(USB1.1(非特許文献1参照)、USB2.0(非特許文献2参照)など)は、PC(パーソナルコンピュータ)と周辺機器との間(或いは周辺機器相互)の通信インターフェースに関する規格である。USB規格には、USB1.1(非特許文献1参照)、USB2.0(非特許文献2参照)が知られている。以下、USB規格に準拠した通信インターフェースをUSBインターフェースと呼ぶ。
USBインターフェースは、D+線、D−線、VBUS線及びGND線用のコネクタを有する。D+線及びD−線は、データ通信用の電線であり、VBUS線及びGND線は、電力供給用の電線である。VBUS線は、100mA〜500mAの電流に制限されている。
USB規格には、バスパワードデバイス(bus-powered device)、セルフパワードデバイス(self-powered device)が規定されている。バスパワードデバイスとは、ホスト又はUSBハブからUSBインターフェースを介して供給された電力で動作するデバイスである。セルフパワードデバイスとは、自身の主電源(AC電源又はバッテリー)から供給された電力によって動作するデバイスである。
USBの電力管理に関する従来技術には、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、ホストの電力供給容量を超えるデバイスが接続されたとき、このデバイスの電力供給を制限することが記載されている。
また、USBインターフェースのように電力の供給が可能な通信インターフェースには、IEEE1394規格がある。IEEE1394規格には、IEEE Std 1394-1995、IEEE Std 1394a-2000等が知られている。
特開2001−75682号公報 Universal Serial Bus Specification Revision 1.1, September 23, 1998 Universal Serial Bus Specification Revision 2.0, April 27, 2000
デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置の中には、USBインターフェースを有するものがある。
しかしながら、従来の撮像装置の消費電力は、USBインターフェースから供給される電力(5V、最大500mA)よりも大きい。そのため、従来の撮像装置は、USBインターフェースから供給される電力を利用することなく、バッテリー又はAC電源から供給される電力で動作していた。USBインターフェースから供給される電力を利用すれば、バッテリーの消費を抑制し、バッテリーによる動作時間を長くすることができるが、従来の撮像装置ではこのような制御を行っていなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、通信インターフェースから供給される電力を有効に利用することにより、バッテリーの消費を抑制することが可能な撮像装置(デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ等)及び電力管理方法を提供することを目的とする。
上述の目的は、給電可能な通信インターフェースと、バッテリー又は通信インターフェースからの電力供給があるか否かを検出する検出手段と、通信インターフェースからの電力供給がある場合は、第1のブロックに通信インターフェースからの電力を供給し、第2のブロックにバッテリーからの電力を供給する電力管理手段とを有することを特徴とする撮像装置によって達成される。
また、上述の目的は、給電可能な通信インターフェースを有する撮像装置における電力管理方法であって、バッテリー又は通信インターフェースからの電力供給があるか否かを検出する検出ステップと、通信インターフェースからの電力供給がある場合は、第1のブロックに通信インターフェースからの電力を供給し、第2のブロックにバッテリーからの電力を供給する電力管理ステップとを有することを特徴とする撮像装置の電力管理方法によっても達成される。
本発明によれば、給電可能な通信インターフェースを有する撮像装置におけるバッテリーの消費を抑制することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルビデオカメラ200の構成を示すブロック図である。
図1において、端子1はデジタルビデオカメラ200に装着されたバックアップ電源から供給された電力を入力するための端子である。端子1に入力された電力は、常にシステム制御部8に供給される。端子2はデジタルビデオカメラ200に装着されたバッテリーから供給された電力を入力するための端子である。端子3はUSBインターフェース4から供給された電力(バスパワーともいう)を入力するための端子である。USBインターフェース4はUSB1.1、USB2.0又はこれらに類似する規格に準拠した通信インターフェースであり、D+線、D−線、VBUS線及びGND線用のコネクタを有する。USB規格で規定されているように、D+線及びD−線は、データ通信用の電線であり、VBUS線及びGND線は、電力供給用の電線である。電力検出部5は、端子1、端子2及び端子3のそれぞれに所定の電力が供給されているか否かを検出する機能を有する。
スイッチ6は、オンされたときに、バッテリーからの電源を後述するメカ制御部16、メカ部17、映像処理部19、カメラ部21、CVF制御部25、CVF部13に供給する。スイッチ7は、オンされたときにバッテリーからの電源を後述するカード制御部10、USB制御部11、LCD(Liquid Crystal Display)制御部12、LCD部14、文字生成部15に供給する。スイッチ27は、オンされたときにバスパワーをカード制御部10、USB制御部11、LCD制御部12、LCD部14、文字生成部15へ供給する。
システム制御部8は、このデジタルビデオカメラ200全体の制御を実行している。このシステム制御部8には、CPU80と、CPU80により実行される制御プログラム等を記憶しているメモリ81が含まれている。操作部9は、使用者により操作される各種スイッチやキーを有し、LCD部14もまた操作部9として機能する。
カード制御部10は、メモリカード22に対し、カメラ部21で生成される映像信号の記録を行ったり、メモリカード22の内容を再生して、その再生信号を映像処理部19に渡して映像出力端子20へ出力したり、メモリカード22の内容を再生して、その再生信号をLCD制御部12に渡してLCD部14に表示出力したり、或はメモリカード22の内容を再生し、その再生信号をUSB制御部11に渡してUSBインターフェース4へ出力するなどの制御を行う。メモリカード22は、不揮発性メモリを内蔵したカード状の記憶媒体であり、デジタルビデオカメラ200から取り外し可能である。
USB制御部11は、USBインターフェース4から入力される信号の制御を行っている。LCD制御部12は、文字生成部15から生成される文字信号や、カード制御部10から再生される信号や、映像処理部19からの磁気テープ18の再生信号や、カメラ部21からの撮像信号をLCD部14へ出力する。CVF(Color View Finder)部13は、接眼レンズを有するファインダーに表示するためのものであり、LCD等の表示素子と、光学系とからなる。一方、LCD部14は所謂液晶モニターであり、ファインダーとしても機能するが、より大型の表示部である。LCD部14には各種設定メニューなどのGUI画面も表示され、従ってLCD部14は操作部9の一部を構成する。機能文字生成部15は、文字信号を生成し、カード制御部10から再生される信号や、映像処理部19からの磁気テープ18の再生信号や、カメラ部21からの撮像信号に、その文字信号をミックスして表示させる。
メカ制御部16は、磁気テープ18へ映像を記録したり、磁気テープ18からの映像信号を再生するためにメカ部17を制御する。メカ部17は、実際に磁気テープ18を走行させたり、ヘッドを回転させて、磁気テープ18へ映像を記録したり、磁気テープ18から映像を再生するための機構と、その制御を行う。映像処理部19は、文字生成部15から生成される文字信号や、カード制御部10から再生される再生信号や、メカ制御部16からの磁気テープ18の再生信号や、カメラ部21からの撮像信号を、映像出力端子20へ出力している。映像出力端子20は、映像処理部19からの信号を出力する。カメラ部21は、このデジタルビデオカメラ200における撮影処理を行うための信号を生成している。電源部23は、このデジタルビデオカメラ200への電力供給を制御して、各部へ電力を供給している。CVF制御部25は、カード制御部10から再生される再生信号や、映像処理部19からの磁気テープ18の再生信号や、カメラ部21からの撮像信号をCVF部13へ出力している。USBケーブル26はUSBインターフェース4を介してデジタルビデオカメラ200をプリンタやPCなど、他の機器に接続するためのものである。
尚、図1において、システム制御部8には、一次電池などのバックアップ電源により常時電力が供給されており、ブロック31はスイッチ7がオンのときにはバッテリーから、スイッチ27がオンの時にはUSBインターフェース4から電力が供給されるブロックである。ブロック32はスイッチ6がオンのときにバッテリーから電力が供給されるブロックである。なお、スイッチ6がオンで、かつスイッチ7又は27のいずれかがオンのときはブロック31及びブロック32の両方に電力が供給されるため、デジタルビデオカメラ200としての通常の動作が可能になる。
図2は、第1の実施形態のデジタルビデオカメラ200とバスパワーの供給が可能な外部機器としてのプリンタ100とを直接接続して印刷を行うための印刷システム(ダイレクトプリントシステム)の構成を説明する図である。
図2に示すように、デジタルビデオカメラ200とプリンタ100とをUSBケーブル26を介して接続した場合、AC電源に接続されるプリンタ100が、バスパワーをデジタルビデオカメラ200に供給する。つまり、USB接続においてプリンタ100が「ホスト」、デジタルビデオカメラ200が「デバイス」となる。このような構成のシステムにおいて、デジタルビデオカメラ200からメモリカード22に記憶している画像情報をプリンタ100に送信して印刷を行う。
図3は、第1の実施形態に係るプリンタ100の構成を示すブロック図である。
USBインターフェース130はUSB1.1、USB2.0又はこれらに類似する規格に準拠した通信インターフェースである。USB制御部104は、前述のデジタルビデオカメラ200のUSB制御部11と同様に、USBによる信号の授受を制御している。画像メモリ108は、デジタルビデオカメラ200から入力した符号化された画像データや、その画像データを伸張したプリント画像等を記憶する。
色調整回路109は、印刷する画像の色調整を行う。階調調整回路110は、印刷する画像の階調処理を行う。ヘッドドライバ回路111は、階調処理回路110から出力される画像データに応じてプリンタヘッド117を駆動する。記録紙118は画像を印刷する記録媒体である。システムコントローラ112は、このプリンタ100全体の動作を制御している。モータ駆動回路113は、プリンタヘッド117を走査させるためのキャリッジモータ122の駆動制御を行う。モータ駆動回路116は、紙送り用のシートフィードモータ123の駆動制御を行う。メインスイッチ114は電源スイッチや、ユーザがプリンタに指示を与えるためのキーやスイッチである。
表示部115は、このプリンタ100に関する情報などを表示する。紙ジャム検出回路119は、図示しない紙センサ等の出力に基づいて紙詰まり等を検知する。バスパワー供給部131は、USBインターフェース130にバスパワーを供給している。USBインターフェース130から供給されたバスパワーは、USBケーブル26を通じてUSBインターフェース4に入力され、デジタルビデオカメラ200で使用される。電源部132はプリンタ100内の各部に電力を供給する。
尚、プリンタヘッド117には、インクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生手段としてピエゾ素子などの電磁機械変換体を用いたもの、或は発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によって液体を加熱させるものなどがあるが、第1の実施形態では、熱エネルギーを利用(膜沸騰現象を利用)して液体を吐出させるインクジェット方式の記録ヘッドとしている。
図4は、第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200において実行される電力管理処理の手順を説明するフローチャートである。図4で説明する処理を実行するためのプログラムはシステム制御部8のメモリ81に記憶されており、システム制御部8のCPU80により実行される。尚、この処理を実行するシステム制御部8はバックアップ電源から供給される電力により動作している。
まず、システム制御部8は、電力検出部5により端子3の電圧を検出し、プリンタ100からバスパワーの供給がなされているかどうか判断する(ステップS501)。バスパワーの供給がない場合、システム制御部8は、ステップS502〜S504において、スイッチ6、7及び27を以下の状態に制御する。
スイッチ6:オン
スイッチ7:オン
スイッチ27:オフ
この結果、デジタルビデオカメラ200の全てのブロックに対して端子2を通じてバッテリーからの電力供給が行われる(ステップS505)。
一方、ステップS501において、バスパワーの供給が検出された場合、システム制御部8は、ステップS506〜S508において、スイッチ6、7及び27を以下の状態に制御する。
スイッチ6:オン
スイッチ7:オフ
スイッチ27:オン
この結果、デジタルビデオカメラ200のうち、ブロック31(カード制御部10、USB制御部11、LCD制御部12、LCD部14、文字生成部15)には端子3を通じてプリンタ100からバスパワーが供給され、ブロック32(メカ制御部16、メカ部17、映像処理部19、カメラ部21、CVF制御部25、CVF部13)には端子2を通じてバッテリーから電力が供給される。
また、ステップS509において、システム制御部8は、LCD制御部12及び文字生成部15を制御して、LCD部14にメッセージを表示し、デジタルビデオカメラ200がバスパワーを用いて動作していることをユーザに報知する。
図5は、バスパワーを利用して動作している場合にLCD部14に表示する画面の一例を示す図である。
図5では、図2に示すダイレクトプリントシステムにおいて、デジタルビデオカメラ200からプリンタ100へ、例えばカード22に記録された画像のプリントを指示するための画面にメッセージを表示した例を示している。
従って、LCD部14には、ユーザがメモリカード22に記録された画像から、プリントを希望する画像を選択するための領域401と、プリント指示、プリントキャンセルのためのボタン402、403とともに、現在デジタルビデオカメラ200がプリンタ100からのバスパワーを用いて動作していることを示すメッセージ400が表示されている。
なお、バスパワーを利用して動作していることをユーザに報知するためのメッセージは、図5に示すようなプリント指示用の画面のみならず、他の画面中に表示することも可能であることは言うまでもない。ただし、バスパワーを利用して動作している間は原則として常時メッセージ表示を行うことが好ましい。
以下、ステップS509において、図5の画面表示が行われたものとして説明を続ける。システム制御部8は操作部9の操作を監視し(ステップS511)、選択操作に応じてメモリカード22に記録された画像の例えばサムネール画像を順次領域401へ表示する。また、操作部9からプリントキャンセルボタン403の押下に対応する操作がなされれば、ステップS501に戻る。一方、プリント指示ボタン402の押下に対応する操作がなされた場合には、ステップS512へ進む。
プリント要求があると、ステップS512において、システム制御部8は、カード制御部10に対し、図5の領域401へ表示されていた画像をカード22から読み出すように指示する。そして、システム制御部8は、USB制御部11に対して、カード制御部10が読み出した画像データをプリンタ100が印刷可能なデータに変換し、USBインターフェース4からプリンタ100へ送信するように指示する。USB制御部11はこの指示に従い、画像データを変換してプリンタ100への送信を開始する。
システム制御部8はプリンタ100へのデータ送信終了を監視し(ステップS513)、送信終了が検出されると送信終了処理を行う(ステップS514)。そして、ステップS501へ戻る。
尚、このデジタルビデオカメラ200から画像データを受信したプリンタ100は、システムコントローラ112によりプリント画像を形成して画像メモリ108に格納し、色調整回路109、階調処理回路110によりプリント画像の色及び階調を補正する。そして、補正後のプリント画像を、ヘッドドライバ回路111を制御してプリンタヘッド117に印加し、同時にプリンタヘッドを移動させるモータ駆動回路113、紙送りのモータを駆動させるモータ駆動回路116を制御して、記録紙118に受信画像を印刷する。
以上説明したように、本実施形態によれば、相手側機器からバスパワーが供給されている場合にはデジタルビデオカメラ200のブロック31をバスパワーで動作させることにより、デジタルビデオカメラ200のバッテリーの消費が抑制できるという効果がある。また、バスパワーを用いて動作していることをユーザに報知するため、操作者が動作状態を認識できるという効果がある。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200の構成を示すブロック図で、前述の図1の構成と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
図6において、電力検出部5は、図示しないバッテリーから端子2へ、または、USBインターフェース4から端子3にバスパワーが供給されているかを検出する機能を有する。
スイッチ6は、オンされると、端子2から供給される電力をブロック32’(メカ制御部16、メカ部17、映像処理部19、カメラ部21、CVF&LCD制御部63、CVF部13、LCD(Liquid Crystal Display)部14)に供給する。スイッチ7は、オンされると、端子2から供給される電力をブロック31’(カード制御部10及びUSB制御部11)に供給する。スイッチ25は、オンされると、端子3から供給される電力をブロック31’に供給する。
図1の構成と主に異なるのは、バッテリーで動作するブロック32’に、図1のLCD14に相当するLCD部64が含まれていること、LED61が追加されたこと、文字生成部15が無いことである。
LED61は、バスパワーを用いてデジタルビデオカメラ200が動作している際に点灯し、動作状態をユーザに報知する。CVF&LCD制御部63は、図1におけるCVF制御部13とLCD制御部12の機能を有し、カード制御部10から再生される信号や、映像処理部19からの磁気テープ18の再生信号や、カメラ部21による撮像信号をCVF部13やLCD部64へ出力する。
図7は、第2の実施形態のデジタルビデオカメラ200と、バスパワーの供給が可能な外部機器としてのPC300とを直接接続し、デジタルビデオカメラ200で撮像した画像データをPC300へ出力したり、PC300で生成した画像データをデジタルビデオカメラ200で記録したりするためのシステム構成を説明する図である。
図7に示すように、デジタルビデオカメラ200とPC300とをUSBケーブル26を介して接続した場合、AC電源に接続されるPC300が、バスパワーをデジタルビデオカメラ200に供給する。つまり、USB接続においてPC300が「ホスト」、デジタルビデオカメラ200が「デバイス」となる。このような構成のシステムにおいて、PC300からの指示により、デジタルビデオカメラ200のメモリカード22や磁気テープ18に対して画像データの読み出し、及び書き込みを行うことができる。
図8は、第2の実施形態のデジタルビデオカメラ200において実行される電力管理処理の手順を説明するフローチャートである。図8で説明する処理を実行するためのプログラムはメモリ81に記憶されており、CPU80により実行される。
まず、システム制御部8は、電力検出部5により端子3の電圧を検出し、PC300からバスパワーの供給がなされているかどうか判断する(ステップS601)。バスパワーの供給がない場合、システム制御部8は、ステップS602〜S604において、スイッチ6、7及び27を以下の状態に制御する。
スイッチ6:オン
スイッチ7:オン
スイッチ27:オフ
この結果、デジタルビデオカメラ200の全てのブロックに対して端子2を通じてバッテリーからの電力供給が行われる(ステップS605)。
そして、ステップS610において、LED61を消灯して、デジタルビデオカメラ200がバッテリーで動作していることを使用者に通知する。
一方、ステップS601において、バスパワーの供給が検出された場合、システム制御部8は、ステップS606〜S608において、スイッチ6、7及び27を以下の状態に制御する。
スイッチ6:オン
スイッチ7:オフ
スイッチ27:オン
この結果、デジタルビデオカメラ200のうち、ブロック31’(カード制御部10及びUSB制御部11)には端子3を通じてPC300からのバスパワーが供給され、ブロック32’(メカ制御部16、メカ部17、映像処理部19、カメラ部21、CVF&LCD制御部63、CVF部13及びLCD部64)には端子2を通じてバッテリーから電力が供給される。従って、バスパワーの供給が有る場合には、カード制御部710、USB制御部711は、バスパワーによって駆動され、バッテリーの消費電力が低減できる。
そして、システム制御部78は、ステップS611において、LED61を点灯させ、デジタルビデオカメラ200がバスパワーを使用していることをユーザに報知する。図9に、LED61が点灯している状態を模式的に示す。
続いてシステム制御部8は、PC300より、USBインターフェース4、USB制御部11を経由して、画像データの読み出し又は書き込みの要求が有ったかどうかを監視する(ステップS612)。ここでは、例として、カード22に対する読み出し指示に対する処理を説明する。読み出し指示を受けると、システム制御部8は、カード制御部10に対してカード22のカード読み込み制御を行うように指示し、USB制御部11に対しては、カード制御部10によるカード22の読み込みデータをPC300へ送信可能なデータに変換し、USBインターフェース4から送信するよう指示する。USB制御部11はこの指示に応じて読み込みデータをPC300へ送信する(ステップS613)。
システム制御部8はPC300へのデータ送信終了を監視し(ステップS614)、送信終了が検出されると送信終了処理を行う(ステップS615)。そして、ステップS601へ戻る。
なお、ステップS612においてカード22に対する書込指示があった場合、システム制御部8は、PC300から送信される書込データをUSB制御部11でカード22に書込可能なデータに変換するよう指示し、またカード制御部10に対してUSB制御部11で生成されたデータをカード22に書き込むよう指示する。そして、書き込みが終了したら処理を終了してステップS601へ戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、デジタルビデオカメラ200のバッテリーの消費が抑制できるという効果がある。また、バスパワーを用いて動作していることをユーザに報知するため、操作者が動作状態を認識できるという効果がある。
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200の構成を示すブロック図で、前述の図1の構成と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
第3の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200は、第3の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200と異なり、AC電源からの電力を入力するための端子29と、端子2及び端子29のそれぞれに所定の電力が供給されているか否かを検出する電源検出手段28とを有する。
図11は、第3の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200とバスパワーの供給が可能な外部機器としてのプリンタ100とを直接接続して印刷を行うための印刷システム(ダイレクトプリントシステム)の構成を説明する図である。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様、デジタルビデオカメラ200とプリンタ100とをUSBケーブル26を介して接続した場合、プリンタ100が、バスパワーをデジタルビデオカメラ200に供給する。つまり、USB接続においてプリンタ100が「ホスト」、デジタルビデオカメラ200が「デバイス」となる。このような構成のシステムにおいて、デジタルビデオカメラ200からメモリカード22に記憶している画像情報をプリンタ100に送信して印刷を行う。なお、プリンタ100の構成は図3を用いて第1の実施形態で説明した通りであるため省略する。
図12は、第3の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200において実行される電力管理処理の手順を説明するフローチャートである。図12で説明する処理を実行するためのプログラムはシステム制御部8のメモリ81に記憶されており、システム制御部8のCPU80により実行される。尚、この処理を実行するシステム制御部8はバックアップ電源から供給される電力により動作している。また、前述の図4の構成と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
まず、システム制御部8は、電力検出部28により端子2及び端子29の電圧を検出し、バッテリーとAC電源のいずれから電源の供給があるかを検出する(S1201)。ここで、AC電源から電源供給があることが検出された場合にはステップS502へ、AC電源から電源供給がない(バッテリーからのみ電源供給あり)の場合には、ステップS501へ進む。
その後は、第1の実施形態と同様にして処理を行う。つまり、本実施形態においては以下のように電源供給を制御する。
(1)AC電源の供給がある場合
バスパワーの供給の有無にかかわらず全ブロックをAC電源で駆動
(2)AC電源の供給がない場合
(2ー1)バスパワー供給が無い場合
全ブロックをバッテリーで駆動
(2−2)バスパワー供給がある場合
ブロック31をバスパワーで駆動し、他のブロックはバッテリーで駆動
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加え、デジタルビデオカメラ200にAC電源からの電力が供給されている場合にはバスパワーが供給されていても利用しないようにするため、不要な電源の切り替えをなくすことができる。
(他の実施形態)
上述の全ての実施形態では、撮像装置の一例としてデジタルビデオカメラを採用したが、デジタルビデオカメラ以外の撮像装置を採用してもよい。例えば、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付きコンピュータ等の撮像装置を採用してもよい。
また、上述の全ての実施形態では、撮像装置に給電可能な通信インターフェースの一例としてUSBインターフェースを採用したが、USBインターフェース以外の通信インターフェースを採用してもよい。例えば、IEEE Std 1394-1995、IEEE Std 1394a-2000等に準拠した通信インターフェースを採用してもよい。
また、第3の実施形態では、2つの電力検出部を用いてバックアップ電源、AC電源、バッテリー及び通信インターフェースから所定の電力が供給されているか否かを検出したが、1つの電力検出部を用いてバックアップ電源、AC電源、バッテリー及び通信インターフェースから所定の電力が供給されているか否かを検出しても良い。
また、第1の実施形態や第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様にLEDを用いてバスパワーの利用を報知するようにしてもよい。同様に、第2の実施形態において第1又は第3の実施形態のようにメッセージを用いてバスパワーの利用を報知することもできる。もちろん、複数の報知方法を組み合わせて適用することも可能である。
第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるデジタルビデオカメラ200とプリンタとがUSB接続された状態を示す図である。 第1の実施形態に係るプリンタの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のデジタルビデオカメラ200において実行される電力管理処理の手順を説明するフローチャートである。 第1の実施形態において、デジタルビデオカメラ200使用者に対してバスパワーで動作している旨を通知するパネル表示例を示す図である。 第2の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるデジタルビデオカメラ200とPCとがUSB接続された状態を示す図である。 第2の実施形態のデジタルビデオカメラ200において実行される電力管理処理の手順を説明するフローチャートである。 第2の実施形態においてデジタルビデオカメラ200のLED61が点灯している状態を模式的に示す図である。 第3の実施形態に係るデジタルビデオカメラ200の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態におけるデジタルビデオカメラ200とPCとがUSB接続された状態を示す図である。 第3の実施形態のデジタルビデオカメラ200において実行される電力管理処理の手順を説明するフローチャートである。

Claims (6)

  1. 給電可能な通信インターフェースと、
    バッテリー又は前記通信インターフェースからの電力供給があるか否かを検出する検出手段と、
    前記通信インターフェースからの電力供給がある場合は、第1のブロックに前記通信インターフェースからの電力を供給し、第2のブロックに前記バッテリーからの電力を供給する電力管理手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出手段は、さらにAC電源からの電力供給があるか否かを検出し、
    前記電力管理手段は、前記AC電源からの電力供給がある場合は、前記通信インターフェースからの電力供給の有無にかかわらず前記AC電源からの電力を前記第1及び前記第2のブロックに供給し、
    前記AC電源からの電力供給がなく前記通信インターフェースからの電力供給がない場合は、前記バッテリーからの電力を前記第1及び前記第2のブロックに供給し、
    前記AC電源からの電力供給がなく前記通信インターフェースからの電力供給がある場合は、前記第1のブロックに前記通信インターフェースからの電力を供給し、前記第2のブロックに前記バッテリーからの電力を供給することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記通信インターフェースからの電力供給を前記第1のブロックに供給していることを報知する報知手段を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置が、前記通信インターフェースから供給可能な最大電力よりも大きな消費電力を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 給電可能な通信インターフェースを有する撮像装置における電力管理方法であって、
    バッテリー又は前記通信インターフェースからの電力供給があるか否かを検出する検出ステップと、
    前記通信インターフェースからの電力供給がある場合は、第1のブロックに前記通信インターフェースからの電力を供給し、第2のブロックに前記バッテリーからの電力を供給する電力管理ステップとを有することを特徴とする撮像装置の電力管理方法。
  6. 前記検出ステップは、さらにAC電源からの電力供給があるか否かを検出し、
    前記電力管理ステップは、前記AC電源からの電力供給がある場合は、前記通信インターフェースからの電力供給の有無にかかわらず前記AC電源からの電力を前記第1及び前記第2のブロックに供給し、前記AC電源からの電力供給がなく前記通信インターフェースからの電力供給がない場合は、前記バッテリーからの電力を前記第1及び前記第2のブロックに供給し、前記AC電源からの電力供給がなく前記通信インターフェースからの電力供給がある場合は、前記第1のブロックに前記通信インターフェースからの電力を供給し、前記第2のブロックに前記バッテリーからの電力を供給することを特徴とする請求項5記載の撮像装置の電力管理方法。
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