JP2006059892A - 電子機器のドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器のドア構造において、ドアが自然に倒れて開ききってしまうことを防止できると共に、ドアをロックするための部材を外観される箇所からなくすことができる。
【解決手段】ジャック端子7a,7b,7cの前面を開閉するドア10がフロントパネル9に支持されている。フロントパネル9は、軸部21と、フロントパネル9の内方に伸びる撓み変形可能なフック部22を有し、ドア10は、軸部21に嵌合される爪部31を有する。フック部22は、爪部31に接触する突起22aを有する。爪部31は、ドア10を閉じたときに突起22aが嵌まり込む第1の谷部31aと、ドア10を開いたときにフック部22を撓ませるフック撓ませ部31cと、ドア10を開ききったときに突起22aが嵌まり込む第2の谷部31bを有する。ドア10を開くとフック部22が撓み、フック部22とフック撓ませ部31cとの間の摩擦力によって、ドア10の姿勢が保持される。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばAV機器等の電子機器の端子部や操作スイッチ部の前面を開閉する電子機器のドア構造に関するものである。
従来から、電子機器のドア構造において、フロントパネルに水平軸回りに回動自在に支持されて開閉するドアを備え、ドアが垂直姿勢のときに端子部や操作スイッチ部の前面を被って閉じた状態となり、この垂直姿勢から回動することにより端子部や操作スイッチ部の前面を開いた状態となるものがある。
このような電子機器のドア構造は、ドアを途中まで開いた姿勢で保持するための構造を有しておらず、ドアを開き始めると、ドアが自重により自然に倒れて開ききってしまう構造になっている。また、ドアを閉めたときにドアをロックするために、ドアの内側に突起物を設けると共に、フロントパネルに突起物と係合するラッチと呼ばれる部材を設けた構造になっている。これら突起物とラッチは、ドアを開いたときに外観できる箇所に設けられている。
また、筐体の開口部にバネ部材を設けると共に、開閉自在なカバーの端部に爪部を設け、カバーを開いて筐体の開口部に押し込んだとき、カバーの爪部が筐体のバネ部材に引っ掛かることにより、カバーが筐体内に脱落しないようにしたカバーの取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、筐体の開口部の両側面に軸を設けると共に開閉蓋の左右両端に軸支部を設け、軸と軸支部に面取り部を形成し、開閉蓋を筐体に押し込んで軸支部に軸を嵌め込むことにより開閉蓋を筐体に取付けるようにし、一旦開閉蓋を筐体に取付けると、開閉蓋が筐体から脱落しないようにした開閉蓋の取付構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、カバーの下面に弾性片を設けることにより、カバーをボックス本体上部に冠着したとき、カバーとボックス本体との係合が不完全である場合に、弾性片の反発力の作用でカバーを押戻すようにして、カバーの不完全な冠着を認識できるようにしたボックスとカバーのロック構造が知られている(例えば、特許文献3参照)。また、箱体本体の蝶番に隣接して案内辺を設けると共に、蝶番ピンの頭部に案内溝を有するフックを装着し、案内辺を案内溝に嵌挿することにより、フックの弾性力により蝶番ピンを箱体本体に保持するようにし、蝶番ピンが脱落しないようにした電気機器収納用箱体が知られている(例えば、特許文献4参照)。さらに、開閉カバーに過度な回転力が加わった場合に、軸押さえ片が弾性変形して枢軸が軸溝から離脱し、開閉カバーが筐体から脱落することにより、過度な力を吸収して開閉カバーが破損しないようにした開閉カバー保持構造が知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開2000−13036号公報 特開平6−302975号公報 特開平5−198249号公報 特開2000−73643号公報 特開平10−25948号公報
ところが、上述した従来のドア構造においては、ドアを開き始めるとドアが自然に倒れるため、高級感が損なわれてしまう。また、ドアをロックするための突起物及びラッチがドアを開いたときに外観できる箇所に設けられているため、これによっても高級感が損なわれてしまい、さらに、突起物及びラッチの存在により、端子部や操作スイッチ部の名称表示等が見え難くなる。なお、上述した特許文献1乃至特許文献5に開示の内容を適用したとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ドアが自然に倒れて開ききってしまうことを防止でき、また、ドアをロックするための部材をドアを開いたときに外観される箇所からなくすことができる電子機器のドア構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、筐体を構成するフロントパネルと、フロントパネルに配置され、AV信号入出力用ケーブルを接続するための端子部及び/又は操作スイッチ部(これらを入出力部という)と、入出力部の前面を被うと共に、フロントパネルに水平軸回りに回動自在に支持されて開閉するドアとを備え、ドアは、垂直姿勢で入出力部の前面を被って閉じた状態となり、この垂直姿勢から回動することにより入出力部の前面を開いた状態となる電子機器のドア構造において、フロントパネルは、ドアを回動自在に支持するための水平方向に伸びる軸部と、軸部の上方にて内方に伸び上下に撓み変形可能なフック部とを有し、ドアは、該ドアの下端側に、軸部に嵌合されて該ドアを回動自在に支持するための爪部を有し、フック部は、該フック部の下面に、爪部の外周面に接触する突起を有し、爪部は、ドアが閉状態のときに突起が嵌まり込む第1の谷部と、ドアが開状態のときに突起が嵌まり込む第2の谷部と、第1の谷部から第2の谷部に向かうに連れて軸部の中心から該爪部の外周面までの径が大きくなるフック撓ませ部とを備え、ドアが閉状態のとき、フック部の突起が爪部の第1の谷部に嵌まり込んでロックされており、ドアを閉状態から開く方向に回動させたときに、その回動に連れてフック撓ませ部が突起を押し上げフック部の撓み量が徐々に増大し、ドアが開状態のとき、フック部の突起が該フック部の撓み変形の復元力により爪部を押し付けることにより、ドアの姿勢が保持され、ドアを開ききった状態において、フック部の突起が爪部の第2の谷部に嵌まり込んで再びロックがかかるように構成されているものである。
請求項2の発明は、筐体と、筐体に配置され、信号入出力用ケーブルを接続するための端子部及び/又は操作スイッチ部(これらを入出力部という)と、入出力部の前面を被うと共に、筐体に回動自在に支持されて開閉するドアとを備える電子機器のドア構造において、筐体は、ドアを回動自在に支持するための軸部と、撓み変形可能なフック部とを有し、ドアは、軸部に嵌合されて該ドアを回動自在に支持するための爪部を有し、爪部は、ドアを開く方向に回動させたときにフック部を撓ませるフック撓ませ部を有し、ドアが開状態のとき、フック部が該フック部の撓み変形の復元力により爪部のフック撓ませ部を押し付けることにより、ドアの姿勢が保持されるものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の電子機器のドア構造において、ドアは、水平軸回りに回動自在であり、垂直姿勢で入出力部の前面を被って閉じた状態となり、この垂直姿勢から回動することにより入出力部の前面を開いた状態となり、フック撓ませ部は、ドアを開く方向に回動させるに連れてフック部の撓み量を徐々に増大させるものである。
請求項1の発明によれば、ドアを開くと、フック部は、爪部のフック撓ませ部により撓まされ、撓み変形の復元力により爪部のフック撓ませ部を押し付ける。これにより、ドアは、フック部とフック撓ませ部との間に生じる摩擦力によって、ドアの自重による回動が規制され、ドアを開いたときの姿勢が保持される。従って、ドアを開いたときに、ドアが自重によって自然に倒れて開ききってしまうことがなく、高級感を向上させることができる。しかも、ドアを開いてドアの姿勢が水平に近付くに連れて、フック部の撓み量が徐々に増大し、フック部とフック撓ませ部との間に生じる摩擦力が徐々に大きくなる。従って、ドアの姿勢が水平に近付くに連れてドアの自重による回転負荷が大きくなっても、ドアの自重による回動を確実に規制でき、ドアがどのような姿勢にあっても、その姿勢を確実に保持できる。
また、ドアを閉じたときは、フック部の突起が爪部の第1の谷部に嵌まり込むことによりドアがロックされ、ドアを開ききったときは、フック部の突起が爪部の第2の谷部に嵌まり込むことによりドアがロックされる。さらに、ドアの姿勢を保持する部材であると共にドアをロックする部材であるフック部は、フロントパネルの内方に伸びているため、ドアを開いたときに外観されることがなく、従って、高級感をより向上させることができ、また、端子部や操作スイッチ部の名称表示等を見え易くできる。
請求項2の発明によれば、ドアを開くと、フック部は、爪部のフック撓ませ部により撓まされ、撓み変形の復元力により爪部のフック撓ませ部を押し付ける。これにより、ドアは、フック部とフック撓ませ部との間に生じる摩擦力によって、ドアの自重による回動が規制され、ドアを開いたときの姿勢が保持される。従って、ドアを開いたときに、ドアが自重によって自然に倒れて開ききってしまうことがなく、高級感を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、ドアを開いてドアの姿勢が水平に近付くに連れて、フック部の撓み量が徐々に増大し、フック部とフック撓ませ部との間に生じる摩擦力が徐々に大きくなる。従って、ドアの姿勢が水平に近付くに連れてドアの自重による回転負荷が大きくなっても、ドアの自重による回動を確実に規制でき、ドアがどのような姿勢にあっても、その姿勢を確実に保持できる。
以下、本発明を具体化した実施形態による電子機器のドア構造について図面を参照して説明する。図1(a)(b)は、ドア構造を備える電子機器である光ディスクプレイヤの概略構成を示す。
光ディスクプレイヤ1は、光ディスクに対して映像・音声等の情報を記録/再生する電子機器である。この光ディスクプレイヤ1は、光ディスクプレイヤ1の電源をオン/オフするための電源スイッチ2と、光ディスクを挿入するためのディスク挿入口3と、光ディスクプレイヤ1の動作状態を表示する液晶表示部4と、光ディスクに対する情報の記録・再生等の各種動作を指示するための複数の操作スイッチ5と、AV信号入出力用ケーブル6a,6b,6cを接続するためのジャック端子7a,7b,7cとを備えている。これら電源スイッチ2、ディスク挿入口3、液晶表示部4、操作スイッチ5、及びジャック端子7a,7b,7cは、筐体8を構成するフロントパネル9に設けられている。
また、光ディスクプレイヤ1は、ジャック端子7a,7b,7cの前面を被って開閉自在なドア10を備えている。ドア10は、フロントパネル9に水平軸回りに回動自在に支持されており、垂直姿勢でジャック端子7a,7b,7cの前面を被って閉じた状態となり、この垂直姿勢から回動することによりジャック端子7a,7b,7cの前面を開いた状態となる。フロントパネル9のドア10を開いたときに現れる箇所には、ジャック端子7a,7b,7cの名称表示等(図示の例では「音声」「映像」「S映像」の文字)が施されている。
図2は、上記光ディスクプレイヤ1のドア構造を示す。フロントパネル9は、ドア10を回動自在に支持するための軸部21と、ドア10の姿勢を保持すると共にドア10をロックするためのフック部22とを有する。フック部22は、フロントパネル9の内方に伸びており、上下に撓み変形可能になっている。軸部21は、フック部22の下方に位置して水平方向に伸びている。ドア10は、その下端側に、軸部21に嵌合されてドア10を回動自在に支持するための爪部31を有しており、爪部31が軸部21に嵌合されることにより、水平軸回りに回動自在に支持されている。爪部31は、フロントパネル9の内方にてフック部22の下方に位置する。
図3は、上記ドア構造のフック部22及び爪部31の構成を示す。フック部22は、その下面に、爪部31の外周面に接触する突起22aを有する。爪部31は、ドア10が垂直姿勢のときに突起22aが嵌まり込む第1の谷部31aと、ドア10が水平姿勢のときに突起22aが嵌まり込む第2の谷部31bと、ドア10を垂直姿勢から回動させたときに突起部22aを押し上げてフック部22を撓ませるフック撓ませ部31cとを有する。
フック撓ませ部31は、第1の谷部31aから第2の谷部31bに至る領域に形成されており、フック撓ませ部31の軸心(軸部21の中心)Cから外周面までの径Rは、第1の谷部31aの直近箇所での径R1よりも第2の谷部31bの直近箇所での径R2の方が長く、しかも、第1の谷部31aから第2の谷部31bに向かうに連れて徐々に大きくなっている。このフック撓ませ部31の径Rの変化は、フック撓ませ部31の厚みの変化に対応している。
図4(a)(b)(c)は、上記ドア構造によるドア10の動作を示す。まず、図4(a)に示すように、ドア10が垂直姿勢にあるときは、爪部31の第1の谷部31aにフック部22の突起22aが嵌まり込んでいる。これにより、ドア10は、ロックされて、垂直姿勢すなわちジャック端子7a,7b,7cの前面を閉じた状態に保持される。
この状態から、図4(b)に示すように、ドア10を開く方向に回動させると、フック撓ませ部31cが突起22aを押し上げてフック部22を撓ませる。その結果、突起22aは、フック部22の撓み変形の復元力により、フック撓ませ部31cを押し付ける。これにより、ドア10は、突起22aとフック撓ませ部31cとの間に生じる摩擦力及び爪部31と軸部21との間に生じる摩擦力によって、ドア10の自重による回動が規制され、ドア10を途中まで開いたときの姿勢が保持される。
また、フック撓ませ部31cは上述のように第1の谷部31aから第2の谷部31bに向かうに連れて径が徐々に大きくなっているため、ドア10を水平姿勢に近付けるに連れて、フック撓ませ部31cが突起22aを少しずつ押し上げてゆき、フック部22の撓み量が徐々に増大する。その結果、突起22aがフック撓ませ部31cを押し付ける力は、ドア10を水平姿勢に近付けるに連れて次第に大きくなり、突起22aとフック撓ませ部31cとの間生じる摩擦力及び爪部31と軸部21との間に生じる摩擦力も、ドア10を水平姿勢に近付けるに連れて次第に大きくなる。これにより、ドア10を水平姿勢に近付けるに連れてドア10の自重による回転負荷が大きくなっても、ドア10の自重による回動が確実に規制され、ドア9の姿勢が保持される。
さらに、図4(c)に示すように、ドア10を水平姿勢まで開ききると、第2の谷部31bに突起22aが嵌まり込む。これにより、ドア10は、再びロックされ、水平姿勢すなわちジャック端子7a,7b,7cの前面を開いた状態に保持される。なお、ドア10を水平姿勢まで開ききった状態では、ドア10の下端縁がフロントパネル9のドア規制凸部9aに当接することにより、力を加えてもそれ以上ドア10が開かないように規制されている。
また、ドア10を開ききった状態から閉める方向に回動させると、ドア10を開く方向に回動させた場合と同様にドア10の自重による回動が規制され、ドア10を途中まで閉めたときの姿勢が保持される。そして、ドア10を垂直姿勢まで閉めきると、図4(a)に示すように、第1の谷部31aに突起22aが嵌まり込んで、ドア10が垂直姿勢にロックされる。
このように、上記ドア構造によれば、ドア10を開いたときに、フック部22が爪部31を押し付けるため、ドア10が自重によって自然に倒れて開ききってしまうことがなく、ドア10の姿勢が保持される。しかも、ドアの姿勢が水平近くになるに連れて、フック部22が爪部31を押し付ける力が大きくなるため、ドア10の姿勢が水平に近付くになっても、ドア10の姿勢が保持される。従って、ドア10を開いたときに、ドア10が自重によって自然に倒れて開ききってしまうことがなく、高級感を向上させることができる。
また、フック部22はフロントパネル9の内方に伸びており、爪部31はフロントパネル9の内方にてフック部22の下方に位置するため、これらドア10の姿勢を保持すると共にドア10をロックする部材であるフック部22及び爪部31は、ドア10を開いたときに外観されることがない。従って、高級感をより向上させることができ、また、ジャック端子7a,7b,7cの名称表示等を見え易くできる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態において、フック部22は、軸部21及び爪部31の上方に水平に伸びているものに限られず、軸部21及び爪部31の下方や側方に水平に伸びていてもよく、また、水平に伸びているものに限られず、上下方向に伸びていてもよい。これらの場合、フック部22と爪部31との位置関係及びフック部22の撓む方向に応じて、爪部31に第1の谷部31a、第2の谷部31b、及びフック撓ませ部31cを設ければよい。
また、爪部31は、第1の谷部31a及び第2の谷部31bを備えなくてもよい。この場合、ドア10を閉めきった姿勢から開ききった姿勢の全ての姿勢のときに、フック撓ませ部31cが常に突起22を押し上げてフック部22を撓ませるようにしておけばよい。このような構成によっても、ドア10を閉めきったとき及び開ききったときの姿勢を保持することができる。また、フック部22は、突起22aを備えなくてもよく、この場合、フック撓ませ部31cがフック部22の下面を直接押し上げてフック部22を撓ませるようにしておけばよい。
爪部31は、ドア10の下端側に限られず、ドア10の上端側に設けられていてもよい。ドア10は、垂直姿勢でジャック端子7a,7b,7cの前面を閉じ、水平姿勢でジャック端子7a,7b,7cの前面を開くものに限られず、水平姿勢でジャック端子7a,7b,7cの前面を閉じ、垂直姿勢でジャック端子7a,7b,7cの前面を開くものであってもよい。また、ドア10は、ジャック端子7a,7b,7cの前面を開閉するものに限られず、操作スイッチ5等の機器動作を指示するためのスイッチ類の前面を開閉するものであってもよい。ジャック端子7a,7b,7cは、AV信号入出力用ケーブルを接続するものに限られず、その他の信号入出力用ケーブルを接続するものであってもよい。
また、本発明のドア構造は、光ディスクプレイヤ1に限られず、ディスプレイ装置や、VCR、ハードディスクレコーダ等のAV機器にも適用可能であり、さらに、画像表示プロジェクタや、プリンタ等にも適用可能である。
(a)は本発明の一実施形態に係るドア構造を備える光ディスクプレイヤの概略構成を示すドアを閉じた状態の斜視図、(b)は同光ディスクプレイヤのドアを開いた状態の部分拡大斜視図。 同ドア構造を示す筐体の内側から見た一部破断した部分斜視図。 同ドア構造のフック部及び爪部の構成を示す図1のP−P線断面に相当する拡大断面図。 同ドア構造によるドアの動作を示す図1のP−P線断面に相当する図であり、(a)はドアを閉めきった状態での断面図、(b)は同ドアを途中まで開いた状態での断面図、(c)は同ドアを開ききった状態での断面図。
符号の説明
1 光ディスクプレイヤ(電子機器)
6a,6b,6c AV信号入出力用ケーブル
7a,7b,7c ジャック端子
8 筐体
9 フロントパネル
10 ドア
21 軸部
22 フック部
22a 突起
31 爪部
31a 第1の谷部
31b 第2の谷部
31c フック撓ませ部

Claims (3)

  1. 筐体を構成するフロントパネルと、前記フロントパネルに配置され、AV信号入出力用ケーブルを接続するための端子部及び/又は操作スイッチ部(これらを入出力部という)と、前記入出力部の前面を被うと共に、前記フロントパネルに水平軸回りに回動自在に支持されて開閉するドアとを備え、
    前記ドアは、垂直姿勢で前記入出力部の前面を被って閉じた状態となり、この垂直姿勢から回動することにより前記入出力部の前面を開いた状態となる電子機器のドア構造において、
    前記フロントパネルは、前記ドアを回動自在に支持するための水平方向に伸びる軸部と、前記軸部の上方にて内方に伸び上下に撓み変形可能なフック部とを有し、
    前記ドアは、該ドアの下端側に、前記軸部に嵌合されて該ドアを回動自在に支持するための爪部を有し、
    前記フック部は、該フック部の下面に、前記爪部の外周面に接触する突起を有し、
    前記爪部は、前記ドアが閉状態のときに前記突起が嵌まり込む第1の谷部と、前記ドアが開状態のときに前記突起が嵌まり込む第2の谷部と、前記第1の谷部から前記第2の谷部に向かうに連れて前記軸部の中心から該爪部の外周面までの径が大きくなるフック撓ませ部とを備え、
    前記ドアが閉状態のとき、前記フック部の突起が前記爪部の第1の谷部に嵌まり込んでロックされており、
    前記ドアを閉状態から開く方向に回動させたときに、その回動に連れて前記フック撓ませ部が前記突起を押し上げ前記フック部の撓み量が徐々に増大し、
    前記ドアが開状態のとき、前記フック部の突起が該フック部の撓み変形の復元力により前記爪部を押し付けることにより、前記ドアの姿勢が保持され、
    前記ドアを開ききった状態において、前記フック部の突起が前記爪部の第2の谷部に嵌まり込んで再びロックがかかるように構成されていることを特徴とする電子機器のドア構造。
  2. 筐体と、前記筐体に配置され、信号入出力用ケーブルを接続するための端子部及び/又は操作スイッチ部(これらを入出力部という)と、前記入出力部の前面を被うと共に、前記筐体に回動自在に支持されて開閉するドアとを備える電子機器のドア構造において、
    前記筐体は、前記ドアを回動自在に支持するための軸部と、撓み変形可能なフック部とを有し、
    前記ドアは、前記軸部に嵌合されて該ドアを回動自在に支持するための爪部を有し、
    前記爪部は、前記ドアを開く方向に回動させたときに前記フック部を撓ませるフック撓ませ部を有し、
    前記ドアが開状態のとき、前記フック部が該フック部の撓み変形の復元力により前記爪部のフック撓ませ部を押し付けることにより、前記ドアの姿勢が保持されることを特徴とする電子機器のドア構造。
  3. 前記ドアは、水平軸回りに回動自在であり、垂直姿勢で前記入出力部の前面を被って閉じた状態となり、この垂直姿勢から回動することにより前記入出力部の前面を開いた状態となり、
    前記フック撓ませ部は、前記ドアを開く方向に回動させるに連れて前記フック部の撓み量を徐々に増大させる請求項2に記載の電子機器のドア構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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