JP2006057794A - 遊星ローラネジ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊星ローラのローラネジと遊星ピニオンギアの成形を別にしても容易に組立てることができる遊星ローラネジ装置を提供する。
【解決手段】外周面に軸ネジを形成した中央軸と、内周面にナットネジを形成した円筒状のナットと、軸ネジとナットネジとに噛合うローラネジを外周面に形成した複数の遊星ローラと、遊星ローラの両端部に形成した軸部と、遊星ローラの軸部の内側に形成された遊星ピニオンギアと、ナットの内側に固定され、遊星ピニオンギアと噛合って遊星ローラの公転を案内するリングギアと、軸部を保持する保持器と、保持器の軸方向の移動を制限する抜止部材とを備えた遊星ローラネジ装置において、遊星ピニオンギアの歯数をHr、ローラネジのピッチをP、ローラネジの条数をJrとしたときに、遊星ローラの端面と抜止部材との間に配置される保持器の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr以上に設定する。
【選択図】 図2
【解決手段】外周面に軸ネジを形成した中央軸と、内周面にナットネジを形成した円筒状のナットと、軸ネジとナットネジとに噛合うローラネジを外周面に形成した複数の遊星ローラと、遊星ローラの両端部に形成した軸部と、遊星ローラの軸部の内側に形成された遊星ピニオンギアと、ナットの内側に固定され、遊星ピニオンギアと噛合って遊星ローラの公転を案内するリングギアと、軸部を保持する保持器と、保持器の軸方向の移動を制限する抜止部材とを備えた遊星ローラネジ装置において、遊星ピニオンギアの歯数をHr、ローラネジのピッチをP、ローラネジの条数をJrとしたときに、遊星ローラの端面と抜止部材との間に配置される保持器の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr以上に設定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、射出成形機やプレス成形機等の機械装置の送り機構や自動車用アクチュエータ等に用いられる遊星ローラネジ装置に関する。
従来の遊星ローラネジ装置は、外周面に軸ネジを形成した中央軸と内周面にナットネジを形成した円筒状のナットとの間にこれらのネジと噛合うローラネジを有する複数の遊星ローラの軸部を抜止部材で軸方向の移動を制限された保持器に保持させて配置し、遊星ローラの両側に設けた平歯車をナットに設けたリングギアを噛合わせて遊星ローラの中央軸周りの公転を案内している(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭51−98472号公報(第3頁左上欄−右上欄、第1図)
しかしながら、上述した従来の遊星ローラネジ装置においては、遊星ローラのローラネジとその両端部に設けられた遊星ピニオンギアとの位相を合わせて加工しようとすると、ネジ切りや歯切り等を同時に行うことができる数値制御のマシニングセンタ等の高価な専用の加工装置が必要であり、マシニングセンタ等による加工は加工時間を要するために遊星ローラの生産効率を低下させる。
このため、ローラネジを転造加工により成形し、遊星ピニオンギアを歯切盤を用いて別に成形して安価な加工装置で生産効率を向上させることが行われているが、ローラネジと遊星ピニオンギアとを別に成形するとローラネジと遊星ピニオンギアの位相を合わせて加工することが難しく、複数の遊星ローラのローラネジと遊星ピニオンギアの位相が遊星ローラ毎に異なってしまうことになり、複数の遊星ローラをナットに組付ける場合には治具を用いたとしても位相ずれやピッチずれが生じやすくなって修正作業等の追加作業を要し、結果として遊星ローラネジ装置の組立性を低下させてしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、遊星ローラのローラネジと遊星ピニオンギアの成形を別にしても容易に組立てることができる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、外周面に軸ネジを形成した中央軸と、内周面にナットネジを形成した円筒状のナットと、前記軸ネジと前記ナットネジとに噛合うローラネジを外周面に形成した複数の遊星ローラと、該遊星ローラの両端部に形成した軸部と、該遊星ローラの軸部の内側に形成された遊星ピニオンギアと、前記ナットの内側に固定され、前記遊星ピニオンギアと噛合って前記遊星ローラの公転を案内するリングギアと、前記軸部を保持する保持器と、該保持器の軸方向の移動を制限する抜止部材とを備えた遊星ローラネジ装置において、前記遊星ピニオンギアの歯数をHr、前記ローラネジのピッチをP、前記ローラネジの条数をJrとしたときに、前記遊星ローラの端面と前記抜止部材との間に配置される保持器の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr以上としたことを特徴とする。
これにより、本発明は、遊星ローラのローラネジと遊星ピニオンギアとを別に成形した場合に生ずるローラネジと遊星ピニオンギアの歯の位相のずれを組付時に吸収することが可能になり、成形時にローラネジと遊星ピニオンギアとの位相ずれがあったとしても遊星ローラと保持器との間の隙間を常に確保することができ、遊星ローラネジ装置の組立性を向上させてその生産性の向上を図ることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による遊星ローラネジ装置の実施例について説明する。
図1は実施例の遊星ローラネジ装置を示す断面図、図2は実施例に遊星ローラの両端部の近傍を示す拡大図である。
図1、図2において、1は遊星ローラネジ装置である。
2は遊星ローラネジ装置1の中央軸であり、合金鋼等の鋼材で製作された棒状部材であって、その外周面には1条または多条の軸ネジ3が所定のピッチPおよびリードで螺旋状に形成されている。
図1、図2において、1は遊星ローラネジ装置である。
2は遊星ローラネジ装置1の中央軸であり、合金鋼等の鋼材で製作された棒状部材であって、その外周面には1条または多条の軸ネジ3が所定のピッチPおよびリードで螺旋状に形成されている。
4は遊星ローラネジ装置1のナットであり、合金鋼等の鋼材で製作された円筒状部材であって、その内周面には多条のナットネジ5が軸ネジ3と同じピッチPで形成されている。
6は遊星ローラであり、合金鋼等の鋼材で製作された棒状部材であって、両方の端面7には円柱状に突出した軸部8が形成されており、両方の端面7の間の外周面には軸ネジ3と同じピッチPで所定の条数、例えば1条のローラネジ9が形成されている。
6は遊星ローラであり、合金鋼等の鋼材で製作された棒状部材であって、両方の端面7には円柱状に突出した軸部8が形成されており、両方の端面7の間の外周面には軸ネジ3と同じピッチPで所定の条数、例えば1条のローラネジ9が形成されている。
また、遊星ローラ6の両方の軸部8の内側に隣接して遊星ローラ6と同軸に所定の歯数、例えば14枚の平歯車を形成した遊星ピニオンギア10が設けられており、両方の遊星ピニオンギア10の間のローラネジ9が軸ネジ3とナットネジ5とに嵌合する。
なお、遊星ローラ6の両端部に形成する遊星ピニオンギア10の歯の位相は、ワンチャックよる歯切り等により同位相となるように成形する。
なお、遊星ローラ6の両端部に形成する遊星ピニオンギア10の歯の位相は、ワンチャックよる歯切り等により同位相となるように成形する。
11は保持器であり、樹脂材料や金属材料で製作された所定の厚さの円環状部材であって、遊星ローラ6の軸部8が嵌合する保持孔11aが所定の角度ピッチで複数設けられており、遊星ローラ6の軸部8を保持孔11aで保持して中央軸2とナット4の間に複数の遊星ローラ6を所定の角度ピッチで配置する。
12はC型輪止め等の抜止部材であり、保持器9の外側に配置され、ナット4の内側に設けられた図示しない取付溝に嵌め込まれて取付けられる。これにより保持器9の軸方向の移動が制限され、保持器9の脱落が防止される。
12はC型輪止め等の抜止部材であり、保持器9の外側に配置され、ナット4の内側に設けられた図示しない取付溝に嵌め込まれて取付けられる。これにより保持器9の軸方向の移動が制限され、保持器9の脱落が防止される。
13はリングギアであり、保持器11に保持された小径の平歯車である遊星ピニオンギア10に噛合う内歯の平歯車であって、ナット4の内側に圧入等により固定され、遊星ピニオンギア10がリングギア13に噛合うことにより遊星ローラ6の公転を案内する。
上記の中央軸2の軸ネジ3とナット4のナットネジ5とに、保持器11に保持されてリングギア13と遊星ピニオンギア10により公転を案内された遊星ローラ6のローラネジ9が嵌合し、中央軸2を回転させることによって遊星ローラ6が中央軸2の周りを自転しながら公転してナット4を軸方向に移動させる。これにより中央軸2の回転運動がナット4の直線運動に変換される。
上記の中央軸2の軸ネジ3とナット4のナットネジ5とに、保持器11に保持されてリングギア13と遊星ピニオンギア10により公転を案内された遊星ローラ6のローラネジ9が嵌合し、中央軸2を回転させることによって遊星ローラ6が中央軸2の周りを自転しながら公転してナット4を軸方向に移動させる。これにより中央軸2の回転運動がナット4の直線運動に変換される。
本実施例の遊星ローラギア装置1の軸方向の寸法関係について図2を用いて説明する。
遊星ローラ6のローラネジ9と遊星ピニオンギア10を別に成形した場合に生ずるローラネジ9と遊星ピニオンギア10の歯の位相のずれは、遊星ピニオンギア10の歯数をHrとすると最大で360/Hr度であり、遊星ローラ6のローラネジ9の条数をJr、ローラネジ9のピッチをP(軸ネジ3およびナットネジ5のピッチと同じ。)とすると、遊星ローラ6の1回転分の軸方向の移動距離はP・Jrであるので、ローラネジ9と遊星ピニオンギア10を別に成形したときに遊星ローラ6に生ずる軸方向のずれは、最大で、P・Jr/Hrとなる。
遊星ローラ6のローラネジ9と遊星ピニオンギア10を別に成形した場合に生ずるローラネジ9と遊星ピニオンギア10の歯の位相のずれは、遊星ピニオンギア10の歯数をHrとすると最大で360/Hr度であり、遊星ローラ6のローラネジ9の条数をJr、ローラネジ9のピッチをP(軸ネジ3およびナットネジ5のピッチと同じ。)とすると、遊星ローラ6の1回転分の軸方向の移動距離はP・Jrであるので、ローラネジ9と遊星ピニオンギア10を別に成形したときに遊星ローラ6に生ずる軸方向のずれは、最大で、P・Jr/Hrとなる。
また、図2に示すように保持器の厚さをTh、遊星ローラ6の端面7と抜止部材12の間の軸方向距離La、Lbとし、保持器11の軸方向の全長隙間ΔSを遊星ローラ6の両方の端面7と抜止部材12の間に配置された保持器11の端面7および抜止部材12との間の隙間の合計値と定義したときの全長隙間ΔSは
ΔS=(La−Th)+(Lb−Th) ・・・・・・・・・・・・・(1)
で表される。
ΔS=(La−Th)+(Lb−Th) ・・・・・・・・・・・・・(1)
で表される。
従って、保持器11の全長隙間ΔSをP・Jr/Hr以上に設定すれば、遊星ローラ6のローラネジ9と遊星ピニオンギア10とを別に成形した場合に生ずるローラネジ9と遊星ピニオンギア10の歯の位相のずれを遊星ローラ6の組付時に吸収することが可能になり、成形時にローラネジ9と遊星ピニオンギア10の位相ずれを意識することなく加工することができる。
この場合の遊星ローラ6のナット4への組付には、ナットネジ5とローラネジ9の位相関係を正しく組付ける治具を設けるようにする。
このように、成形時のローラネジ9と遊星ピニオンギア10の位相のずれを組付時に吸収するように保持器11の全長隙間ΔSを設定すれば、遊星ローラ6の組付時に遊星ローラ6の端面7と抜止部材12の間に保持器11を挟みつけてしまうことがなくなり、遊星ローラ6の組立性が改善される他、保持器11を遊星ローラ6の端面7と抜止部材12の間に常に隙間を介して配置することができ、遊星ローラ6と保持器11との干渉に伴う作動不良や保持器11の破損を防止することができる。
このように、成形時のローラネジ9と遊星ピニオンギア10の位相のずれを組付時に吸収するように保持器11の全長隙間ΔSを設定すれば、遊星ローラ6の組付時に遊星ローラ6の端面7と抜止部材12の間に保持器11を挟みつけてしまうことがなくなり、遊星ローラ6の組立性が改善される他、保持器11を遊星ローラ6の端面7と抜止部材12の間に常に隙間を介して配置することができ、遊星ローラ6と保持器11との干渉に伴う作動不良や保持器11の破損を防止することができる。
また、図3に示すように遊星ピニオンギア10の歯の有効幅Waとリングギア13の内歯の歯の有効幅Wbとの関係は、
Wa ≧ Wb+ΔS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
となるように形成する。このようにすれば上記の保持器11の全長隙間ΔSを設けた場合に、遊星ローラ6が一方の側に寄った状態で組付けられたとしてもリングギア13の歯が遊星ピニオンギア10の歯に乗り上げることを防止することができ、遊星ピニオンギア10とリングギア13の歯車同士の干渉に伴う作動不良や歯車等の破損を防止して遊星ローラネジ装置1を円滑に作動させることができる。
Wa ≧ Wb+ΔS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
となるように形成する。このようにすれば上記の保持器11の全長隙間ΔSを設けた場合に、遊星ローラ6が一方の側に寄った状態で組付けられたとしてもリングギア13の歯が遊星ピニオンギア10の歯に乗り上げることを防止することができ、遊星ピニオンギア10とリングギア13の歯車同士の干渉に伴う作動不良や歯車等の破損を防止して遊星ローラネジ装置1を円滑に作動させることができる。
上記の遊星ローラ6をナット4に組付ける場合にナットネジ5とローラネジ9の位相関係を意識せずに組付けると、その軸方向のずれは1本あたり最大で半ピッチ分ずれることになり、複数本を組付けると両方向にずれるので遊星ローラ6の組付時の軸方向のずれは最大で1ピッチとなる。
従って、保持器11の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr+P以上に設定すれば、ナット4への遊星ローラ6の組付時に生ずる遊星ローラ6の軸方向のずれを吸収することが可能になり、遊星ローラ6に組付時の合マーク等を付してナットネジ5とローラネジ9の位相を略正しくして組付ければ、特別な治具や熟練を要することなく、遊星ローラネジ装置1を容易に組立てることができる。
従って、保持器11の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr+P以上に設定すれば、ナット4への遊星ローラ6の組付時に生ずる遊星ローラ6の軸方向のずれを吸収することが可能になり、遊星ローラ6に組付時の合マーク等を付してナットネジ5とローラネジ9の位相を略正しくして組付ければ、特別な治具や熟練を要することなく、遊星ローラネジ装置1を容易に組立てることができる。
また、ローラネジ9のピッチPが細かい場合、例えばピッチP=1mm以下の場合には、誤って1本あたり1ピッチ分ずれた状態で組付けられてしまうことがある。
従って、保持器11の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr+2P以上に設定すれば、ナット4への遊星ローラ6の組付時の不注意による遊星ローラ6の軸方向のずれも吸収することが可能になり、合マークや特別な治具を用いなくても遊星ローラネジ装置1を更に容易に組立てることができる。
従って、保持器11の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr+2P以上に設定すれば、ナット4への遊星ローラ6の組付時の不注意による遊星ローラ6の軸方向のずれも吸収することが可能になり、合マークや特別な治具を用いなくても遊星ローラネジ装置1を更に容易に組立てることができる。
以上説明したように、本実施例では、遊星ローラの端面と抜止部材との間に配置される保持器の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr以上としたことによって、遊星ローラのローラネジと遊星ピニオンギアとを別に成形した場合に生ずるローラネジと遊星ピニオンギアの歯の位相のずれを組付時に吸収することが可能になり、成形時にローラネジと遊星ピニオンギアとの位相ずれがあったとしても遊星ローラと保持器との間の隙間を常に確保することができ、遊星ローラネジ装置の組立性を向上させることができると共にその生産性の向上を図ることができる。
このことは、成形時にローラネジと遊星ピニオンギアの位相ずれを意識することなく加工することができるので、専用の加工装置を用いなくても転造加工によるネジ切りと遊星ピニオンギアの歯切りを別工程として加工して安価な加工装置により遊星ピニオンギアの生産性を向上させる場合に特に有効である。
また、遊星ピニオンギアの歯の有効幅を、リングギアの歯の有効幅より保持器の全長隙間ΔS以上長く設定するようにしたことによって、遊星ローラが一方の側に寄った状態で組付けられたとしてもリングギアの歯が遊星ピニオンギアの歯に乗り上げることを防止することができ、遊星ローラネジ装置を円滑に作動させることができる。
また、遊星ピニオンギアの歯の有効幅を、リングギアの歯の有効幅より保持器の全長隙間ΔS以上長く設定するようにしたことによって、遊星ローラが一方の側に寄った状態で組付けられたとしてもリングギアの歯が遊星ピニオンギアの歯に乗り上げることを防止することができ、遊星ローラネジ装置を円滑に作動させることができる。
なお、本実施例においては、遊星ローラネジ装置の中央軸を回転させてナットを軸方向に移動させるとして説明したが、ナットを回転させて中央軸を軸方向に移動させる形式の遊星ローラネジに本発明を適用しても同様の効果を奏することができる。
1 遊星ローラネジ装置
2 中央軸
3 軸ネジ
4 ナット
5 ナットネジ
6 遊星ローラ
7 端面
8 軸部
9 ローラネジ
10 遊星ピニオンギア
11 保持器
11a 保持孔
12 抜止部材
13 リングギア
2 中央軸
3 軸ネジ
4 ナット
5 ナットネジ
6 遊星ローラ
7 端面
8 軸部
9 ローラネジ
10 遊星ピニオンギア
11 保持器
11a 保持孔
12 抜止部材
13 リングギア
Claims (2)
- 外周面に軸ネジを形成した中央軸と、内周面にナットネジを形成した円筒状のナットと、前記軸ネジと前記ナットネジとに噛合うローラネジを外周面に形成した複数の遊星ローラと、該遊星ローラの両端部に形成した軸部と、該遊星ローラの軸部の内側に形成された遊星ピニオンギアと、前記ナットの内側に固定され、前記遊星ピニオンギアと噛合って前記遊星ローラの公転を案内するリングギアと、前記軸部を保持する保持器と、該保持器の軸方向の移動を制限する抜止部材とを備えた遊星ローラネジ装置において、
前記遊星ピニオンギアの歯数をHr、前記ローラネジのピッチをP、前記ローラネジの条数をJrとしたときに、前記遊星ローラの端面と前記抜止部材との間に配置される保持器の全長隙間ΔSを、P・Jr/Hr以上としたことを特徴とする遊星ローラネジ装置。 - 請求項1において、
前記遊星ピニオンギアの歯の有効幅を、前記リングギアの歯の有効幅より前記全長隙間ΔS以上長くしたことを特徴とする遊星ローラネジ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004242459A JP2006057794A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | 遊星ローラネジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004242459A JP2006057794A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | 遊星ローラネジ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006057794A true JP2006057794A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=36105428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004242459A Withdrawn JP2006057794A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | 遊星ローラネジ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006057794A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007102558A1 (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-13 | Nsk Ltd. | 送りねじ機構及びステアリング装置 |
KR102556199B1 (ko) * | 2022-12-01 | 2023-07-19 | 남도하이텍 주식회사 | 핀기어 롤러스크류의 조립방법 |
-
2004
- 2004-08-23 JP JP2004242459A patent/JP2006057794A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007102558A1 (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-13 | Nsk Ltd. | 送りねじ機構及びステアリング装置 |
KR102556199B1 (ko) * | 2022-12-01 | 2023-07-19 | 남도하이텍 주식회사 | 핀기어 롤러스크류의 조립방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A761 | Written withdrawal of application |
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