JP2006057188A - サイドバイサイド型複合繊維を製造するための紡糸口金及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 全ての分配孔を垂直に穿設したサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金用であって、位置決めが容易で、組立時に部品の損傷を発生させず、正確にサイドバイサイド型複合繊維を製造し得る紡糸口金及び方法を提供する。
【解決手段】 分配板4の口金板接合面に、第1分配孔2及び第2分配孔3から吐出されるポリマーを合流させる合流溝7が形成され、紡出孔5は、流入口側開口部直径が第1分配孔2の直径より大径とされ、第1分配孔2は、その内周面が紡出孔5の仮想接平面Pと接するか又は該仮想接平面と交わる位置に配置され、合流溝7は、仮想接平面Pを越えない領域に形成されていることとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2種類のポリマーをサイドバイサイド状に貼り合わせた、いわゆるサイドバイサイド型複合繊維を製造するための紡糸口金及び方法に関する。
従来からこの種の紡糸口金が知られており、一般には、分配板に形成される1対の分配孔のうち、一方を垂直に穿設し、他方を斜めに穿接することにより、前記一方の分配孔を流れるポリマーの側方から他方のポリマーが合流するようにしている(例えば、特許文献1に記載の従来技術参照)。
しかしながら、斯かる構成の紡糸口金では斜めの分配孔を穿設するのに手間を要するため、分配孔を全て垂直方向に穿設するとともに、分配板の口金板と接合する側の端面に2種類のポリマーが流れる1対の分配孔を接続する溝を形成し、一方の分配孔にパイプを通してそのパイプを紡糸孔まで延ばすとともにその先端を紡糸孔内壁に当接させた構成の改良型紡糸口金が提案されている(例えば、特許文献1に記載の発明参照)。
一般に紡糸口金は多数の紡出孔を有し、この改良型紡糸口金では、多数の紡出孔の各孔に挿入される多数の前記パイプを備えている。
このようなパイプを備える分配板を口金板に接合させて組み立てる際には、前記パイプは紡出孔の接合側開口に比べて小径であるから、紡出孔の略中心に前記パイプを挿入した後、分配板をその中心回りに少しだけ回転させ、紡出孔の内周壁に前記パイプの外周壁に当接させることが必要となる。
特許第2930865号公報
しかしながら、上記従来の改良型紡糸口金では、前記パイプは、直径が1.5mm程度の細いものであり、多数個有る全てのパイプの全てを紡糸孔の内周壁に当接するように正確に製作することは困難であり、一つでも位置が有っていないと、正確にサイドバイサイド型となっていない複合繊維が紡出されることとなる。
また、前記パイプは、肉厚が0.2mm程度の薄いものであり、組立時においても、位置合わせ時に力をかけすぎるとパイプを損傷してしまうこことがある。
そこで本発明は、上記問題に鑑みて、全ての分配孔を垂直に穿設したサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金用であって、位置決めが容易で、組立時に部品の損傷を発生させず、正確にサイドバイサイド型複合繊維を製造し得る紡糸口金及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金は、第1分配孔及び第2分配孔の各々から2種類の異なる成分を分配供給し合流させる分配板と、該分配板と接合され合流した2成分ポリマーを紡出孔から縮径して紡出する口金板とを有するサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金であって、前記第1分配孔は複数個が所定間隔で円周状又は角周状に配置され、前記第2分配孔は前記第1分配孔の周の内周側又は外周側に複数個が所定間隔で円周上又は角周状に配置され、且つ、前記第1分配孔及び第2分配孔の各々の軸線が互いに平行となるように穿設され、該分配板の口金板接合面に、前記第1分配孔及び前記第2分配孔から吐出されるポリマーを合流させる合流溝が形成され、前記紡出孔は、流入口側開口部直径が前記第1分配孔の直径より大径とされ、前記第1分配孔は、その内周面が前記紡出孔の仮想接平面と接するか又は該仮想接平面と交わる位置に配置され、該合流溝は、前記仮想接平面を越えない領域に形成されていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金は、第1分配孔及び第2分配孔の各々から2種類の異なる成分を分配供給し合流させる分配板と、該分配板と接合され合流した2成分ポリマーを紡出孔から縮径して紡出する口金板とを有するサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金であって、前記第1分配孔は複数個が所定間隔で円周状又は角周状に配置され、前記第2分配孔は前記第1分配孔の周の内周側又は外周側に複数個が所定間隔で円周上又は角周状に配置され、且つ、前記第1分配孔及び第2分配孔の各々の軸線が互いに平行となるように穿設され、該分配板の前記口金板接合面に、前記第1分配孔及び前記第2分配孔から吐出されるポリマーを合流させる合流溝が形成され、前記紡出孔は、流入口側開口部直径が前記第1分配孔の直径より大径とされ、前記第1分配孔は、パイプ部材が内装されており、該パイプ部材の内周面が前記仮想接平面と接するか又は前記仮想接平面と交わる位置に配置されていることを特徴とする。
前記紡出孔が漏斗状上部孔と筒状下部孔とからなり、該筒状下部孔の孔長Lと孔径Dとのアスペクト比(L/D)が、0.5〜3.5であることが好ましい。
前記アスペクト比に備える前記紡糸口金を用いてサイドバイサイド型複合繊維を製造する場合、該紡糸口金の紡出孔から吐出した糸状をローラによって巻き取るに際し、前記紡出孔から吐出されるポリマーの吐出速度Vに対する前記ローラによる巻取速度Vωの比(Vω/V)を、250〜1000として紡糸することが好ましい。
本発明に係るサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金は、上記手段を採用したことにより、従来のように組立時にパイプを紡出孔に挿入することがないので、位置決めが容易で、組立時に部品の損傷を発生させず、しかも正確にサイドバイサイド型複合繊維を製造し得る。
本発明に係るサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金(以下、単に「紡糸口金」という。)の第1実施形態について、以下に図1〜7を参照しつつ説明する。なお、全図及び全実施形態について同様の構成部分については同符号を付した。
図1は本発明に係る紡糸口金の第1実施形態を示す縦断面図、図2は図1のII−II線断面図である。
紡糸口金1は、第1分配孔2及び第2分配孔3の各々から2種類の異なる成分を分配供給し合流させる分配板4と、分配板4と接合され合流した2成分ポリマーを紡出孔5から縮径して紡出する口金板6とを有している。
第1分配孔2は、図2に示すように、複数個が所定間隔で円周状に配置されている。第2分配孔3は第1分配孔2の周の内周側に複数個が所定間隔で円周状に配置されている。なお、図示しないが、第1分配孔及び第2分配孔は四角周状、多角周状等の角周状に配置することもでき、その場合、分配板の平面形状は、長方形、正方形、多角形等とすることができる。
第1分配孔2及び第2分配孔3の各々は、分配板4の平面に対して垂直に穿設され、各々の軸線は、図1に示すように、互いに平行となっている。
分配板4の口金板接合面4aには、口金板6と接合させた場合に、第1分配孔2及び第2分配孔3から吐出されるポリマーを合流させる合流溝7が形成されている。
紡出孔5は、流入口側開口部直径が第1分配孔2の直径より大径とされ、ポリマーの流出方向に沿って漸次縮径し、紡糸孔5の下端に位置する吐出口5aの直径は、例えば、0.2〜0.8mm程度となっている。
第1分配孔2は、図1に示すように、該第1分配孔の内周面が紡出孔5の仮想接平面P(図1の2点鎖線)と接する位置に配置されている。ここで、「紡出孔の仮想接平面」とは、紡出孔の内周面に仮想的に接する平面を意味する。
図1に示す合流溝7は、図2及び図3に示すように、第1分配孔2と第2分配孔3とを接続する筋状の溝によって形成されている。
合流溝7は、図2に示す形状に限らず、図4に示すように、第2分配孔3が第1分配孔2に比べて小径の場合には第2分配孔3から第1分配孔2に向けて徐々に溝幅が広がるように形成することもできるし、図5に示すように、第1分配孔2及び第2分配孔3を包含する環状の溝とすることもできるし、或いは、第1分配孔2と紡出孔5との位置関係によっては図6に示すような異形状とすることもできる。
図1〜図6に示す合流溝7は、何れも仮想接平面Pを越えない領域に形成されている。仮想接平面Pを越えると、サイドバイサイド型が崩れるおそれがあるからである。
図1〜図6に示す実施形態では、第1分配孔2が仮想接平面Pと接する態様について説明したが、例えば、図7に示すように、第1分配孔2が仮想接平面と交わる位置に配置されるようにすることも可能である。
分配板4と口金板6とを位置合わせして接合するには、位置決めピン(不図示)が2本有れば足りる。位置決めピンに代えて、分配板4と口金板6とを2本以上のボルトで固定するようにし、ボルト用螺子孔で位置決めするようにしてもよい。
上記第1実施形態の紡糸口金1は、従来のようにパイプを紡出孔に挿入するこことがなく、位置決めピン又は位置決め兼固定ボルトが2本有れば容易に位置決めできる上、組立時においても部品の損傷は発生しない。
また、第1分配孔2が仮想接平面Pと接するか又は仮想接平面Pと交わる位置に配置されており、且つ、合流溝7が仮想接平面Pの越えない領域に形成されているので、正確にサイドバイサイド型複合繊維を製造することが可能となる。
上記構成を有する紡糸口金は、図外のギヤポンプにより計量された高粘度ポリマー成分Aが第2分配孔3を通り、合流溝7に流入し、紡出孔5に至る。一方、低粘度ポリマー成分Bは第1分配孔2を通り、同様に紡出孔5に流入する。
紡出孔5と第1分配孔2は中心軸線を異にして穿設されているため、紡出孔5に流入した高粘度ポリマー成分Aと低粘度ポリマー成分Bは、高粘度ポリマー成分Aが低粘度ポリマー成分Bを包み込む形態で複合される。しかしながら、低粘度ポリマー成分Bは完全には高粘度ポリマー成分Aに包み込まれていないため、紡出孔を漸次流下するにしたがい高粘度ポリマー成分Aが低粘度ポリマー成分Bを包み込むという逆転の現象を解消し、通常のクロスセクション、つまり、低粘度ポリマー成分Bが高粘度ポリマー成分Aを包み込むように漸次変化していく。そして、該複合流が吐出孔に到着したときは、2成分間のはりあわせ面がほぼ直線的になる。
吐出口5aは、孔長Lと孔径Dとのアスペクト比(L/D)を0.5〜3.5とすることが好ましい。その理由は、アスペクト比(L/D)が0.5未満であると、吐出口5aの入口側の圧力と出口側の圧力との圧力差が小さくなり流動抵抗が働かず、その結果、吐出口5aにおける流量むらを惹起することとなるからであり、一方、アスペクト比(L/D)が3.5を越えると、流動抵抗は十分であるが、2成分のポリマーが複合されてから吐出されるまでの時間が長くなり、その分、2成分間の速度差が大きくなり、紡出後にニーイングを発生させる可能性が高くなるからである。なお、ニーイングとは、溶融粘度の異なる2成分のポリマーをサイドバイサイド型に溶融紡糸するに際して、2成分間の溶融粘度の差異により、紡糸口金の吐出口5aで圧力差が生じ、それにより吐出速度に差が発生し、低粘度成分が高粘度成分側に曲がる現象のことを意味する。
斯かるアスペクト比を有する紡糸口金を用いてサイドバイサイド型複合繊維を製造する場合、紡糸口金1の紡出孔5から吐出した糸状をローラ(不図示)によって巻き取るに際し、紡出孔5から吐出されるポリマーの吐出速度Vに対する前記ローラによる巻取速度Vωの速度比(Vω/V)を、250〜1000とすることが好ましい。その理由は、速度比(Vω/V)が250未満であると、吐出口5aに作用する圧力が大きくなり、高粘度成分が吐出口を締める面積が大きくなり、低粘度成分の流速が大きくなるため、吐出直後に高粘度成分側に湾曲し、イーニングを抑制できないからであり、一方、速度比(Vω/V)が1000を越えると、吐出速度に対して巻取速度が大きいため糸切れ発生率が増加して好ましくないからである。
次に、本発明に係る紡糸口金の第2実施形態について図8を参照して説明する。図8は、第2実施形態の紡糸口金を示す縦断面図であり、図1に対応する図である。
第2実施形態の紡糸口金1は、紡出孔5にパイプ部材8が内装されており、パイプ部材8の内周面が仮想接平面Pと接するか又は仮想接平面Pと交わる位置に配置されている点、及び、斯かるパイプ部材8を設けることにより合流溝7の形成領域の自由度が増す点が上記第1実施形態と相違している。
パイプ部材8は、第1分配孔2に溶接又は圧入されて固定され、口金板6の分配板接合面に当接するようになっている。
第2実施形態の紡糸口金1は、パイプ部材8を挿入し口金板6の分配板接合面に当接さえることにより、合流溝7の形成領域については、上記第1実施形態のように仮想接平面を越えない領域に制限されることが無い。
即ち、図7に示すように合流溝7が仮想接平面Pを越えて形成されていても、パイプ部材8によって、第1分配孔2から流出されるポリマー流が紡出孔5内壁面に沿って流れることが確保されるからである。なお、パイプ部材8は分配板4と別部材とせずに分配板4と一体形成することもできる。
従って、第2実施形態の紡糸口金1は、上記第1実施形態の紡糸口金の有する作用効果を奏することができることに加え、合流溝7の形成領域に自由度を広げることが出来ることなる。
また、パイプ部材8を設けることにより、合流溝7を横方向に流れるポリマーは、パイプ部材8によって、流れの向きを縦方向、即ち、紡糸孔5の紡出方向に変換されるので、良好なサイドバイサイド型複合繊維が得られる。
本発明に係るサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金の第1実施形態を要部拡大して示す縦断面図である。 図1のII−II視に対応し、図1の紡糸口金の分配板の底面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図1の実施形態の変更態様を示す分配板の底面図である。 図1の実施形態の変更態様を示す分配板の底面図である。 図1の実施形態の変更態様を示す分配板の一部を拡大して示す底面図である。 本発明に係るサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金の変更態様を要部拡大して示す縦断面図である。 本発明に係るサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金の第2実施形態を要部拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
1 サイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金
2 第1分配孔
3 第2分配孔
4 分配板
5 紡出孔
6 口金板
7 合流溝
8 パイプ部材
P 仮想接平面

Claims (4)

  1. 第1分配孔及び第2分配孔の各々から2種類の異なる成分を分配供給し合流させる分配板と、該分配板と接合され合流した2成分ポリマーを紡出孔から縮径して紡出する口金板とを有するサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金であって、
    前記第1分配孔は複数個が所定間隔で円周状又は角周状に配置され、前記第2分配孔は前記第1分配孔の周の内周側又は外周側に複数個が所定間隔で円周上又は角周状に配置され、且つ、前記第1分配孔及び第2分配孔の各々の軸線が互いに平行となるように穿設され、
    該分配板の口金板接合面に、前記第1分配孔及び前記第2分配孔から吐出されるポリマーを合流させる合流溝が形成され、
    前記紡出孔は、流入口側開口部直径が前記第1分配孔の直径より大径とされ、
    前記第1分配孔は、その内周面が前記紡出孔の仮想接平面と接するか又は該仮想接平面と交わる位置に配置され、
    該合流溝は、前記仮想接平面を越えない領域に形成されていることを特徴とする、前記紡糸口金。
  2. 第1分配孔及び第2分配孔の各々から2種類の異なる成分を分配供給し合流させる分配板と、該分配板と接合され合流した2成分ポリマーを紡出孔から縮径して紡出する口金板とを有するサイドバイサイド型複合繊維用紡糸口金であって、
    前記第1分配孔は複数個が所定間隔で円周状又は角周状に配置され、前記第2分配孔は前記第1分配孔の周の内周側又は外周側に複数個が所定間隔で円周上又は角周状に配置され、且つ、前記第1分配孔及び第2分配孔の各々の軸線が互いに平行となるように穿設され、
    該分配板の前記口金板接合面に、前記第1分配孔及び前記第2分配孔から吐出されるポリマーを合流させる合流溝が形成され、
    前記紡出孔は、流入口側開口部直径が前記第1分配孔の直径より大径とされ、
    前記第1分配孔は、パイプ部材が内装されており、該パイプ部材の内周面が前記仮想接平面と接するか又は前記仮想接平面と交わる位置に配置されていることを特徴とする紡糸口金。
  3. 前記紡出孔は下端に縮径された吐出口を有し、該吐出口の孔長Lと孔径Dとのアスペクト比(L/D)が、0.5〜3.5であることを特徴とする請求項1又は2に記載の紡糸口金。
  4. 請求項3に記載の紡糸口金を用いてサイドバイサイド型複合繊維を製造する方法であって、
    該吐出口から吐出した糸状をローラによって巻き取るに際し、
    前記吐出口から吐出されるポリマーの吐出速度Vに対する前記ローラによる巻取速度Vωの比(Vω/V)を、250〜1000とすることを特徴とする前記方法。
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