JP2006056359A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2006056359A
JP2006056359A JP2004239496A JP2004239496A JP2006056359A JP 2006056359 A JP2006056359 A JP 2006056359A JP 2004239496 A JP2004239496 A JP 2004239496A JP 2004239496 A JP2004239496 A JP 2004239496A JP 2006056359 A JP2006056359 A JP 2006056359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
seat back
guide hole
guide
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004239496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4815111B2 (ja
Inventor
Hironori Yamaguchi
博儀 山口
Makoto Hasegawa
真 長谷川
Takeshi Ito
猛 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2004239496A priority Critical patent/JP4815111B2/ja
Priority to CN2005800014817A priority patent/CN1906055B/zh
Priority to EP05774817A priority patent/EP1799502B1/en
Priority to PCT/JP2005/015382 priority patent/WO2006019185A1/en
Priority to DE602005024289T priority patent/DE602005024289D1/de
Publication of JP2006056359A publication Critical patent/JP2006056359A/ja
Priority to US11/436,740 priority patent/US7284794B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4815111B2 publication Critical patent/JP4815111B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/42Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
    • B60N2/427Seats or parts thereof displaced during a crash
    • B60N2/42772Seats or parts thereof displaced during a crash characterised by the triggering system
    • B60N2/42781Seats or parts thereof displaced during a crash characterised by the triggering system mechanical triggering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/838Tiltable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/888Head-rests with arrangements for protecting against abnormal g-forces, e.g. by displacement of the head-rest

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

【課題】 衝突時に頭部を効果的に拘束することができるヘッドレストを有する車両用シートを提供する。
【解決手段】 シートバック12は、ヘッドレスト13のステ−15を挿入するサポートブラケット60と、サポートブラケット60の上下方向中間部の背面60aをシートバックフレーム20に支持させるガイドブラケット65と、ヘッドレスト傾動機構67と、乗員によって押されたとき後方に移動する受圧部材70とを有している。ヘッドレスト傾動機構67は、ガイド孔50を有する長孔ブラケット51と、ガイド孔50の長手方向に沿って移動可能に係合するスライド部材58とを有し、受圧部材70が後方に移動したとき、スライド部材58がガイド孔50に沿って上方に移動することにより、ヘッドレスト本体14が上方に移動しつつ前側に傾くようサブフレーム55を駆動する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ヘッドレストを有する車両用シートに関する。
車両の追突時等に乗員の頭部を拘束するために、ヘッドレストを前方に移動させる可動ヘッドレスト装置が提案されている。例えば、下記特許文献1に記載されている車両用シート構造のように、ヘッドレストのステ−の下部にガイドピンを設け、このガイドピンを上下方向に延びる長孔に係合させたものが知られている。この従来例では、衝突時の乗員の慣性荷重によって受動手段を作動させ、前記ガイドピンが前記長孔に沿って上方に移動することにより、ヘッドレストが前方に傾きながら上方に移動するようにしている。(下記特許文献1参照)
また、下記特許文献2に記載されているシートバックのように、パッドの背部に受圧部材を設け、衝突時に受圧部材を介してアーマチュアパイプを押し上げる構造のものが知られている。この従来例では、衝突時にアーマチュアパイプの上下方向中間部が長孔に沿って前上方に移動することにより、ヘッドレストが前方に傾きながら上方に移動するようにしている。(下記特許文献2参照)
特開2001−163099号公報 特開2000−210155号公報
前記特許文献1,2の構造では、衝突時に乗員がシートバックに押付けられるのと同時に、ヘッドレストの乗員首下部分に対応する部位が前方に出てくるため、ヘッドレストによって頭部が拘束される前に首下部分が拘束されてしまう傾向がある。このため、ヘッドレストが所望の方向(前上方)に移動することが阻害される。しかも、頭部拘束前に首下が拘束されてしまい、頭部拘束の効果が充分発揮されない。
また、従来の構造では、ヘッドレストが頭部に当接したのち頭部からヘッドレストに入力する荷重(水平後方荷重)によって、ヘッドレストのステ−が後方に戻されやすく、頭部拘束が不十分になりやすいという問題もある。
従って本発明の目的は、衝突時に頭部をより効果的に拘束することができるヘッドレストを備えた車両用シートを提供することにある。
本発明の車両用シートは、シートバックフレームを有するシートバックと、該シートバックの上部に設けるヘッドレスト本体および該ヘッドレスト本体の下方に延びるステ−を有するヘッドレストと、前記ヘッドレストのステ−を挿入するサポートブラケットと、前記シートバックフレームに設けられ、前記サポートブラケットが上下方向に移動できるよう前記サポートブラケットの上下方向中間部の背面を前記シートバックフレームに支持させるガイドブラケットと、前記シートバックに設けられ、乗員によって押されたとき後方に移動する受圧部材と、前記サポートブラケットの下部が固定される横架部および該横架部の両端から下方に延びる一対の腕部を有するサブフレームと、前記受圧部材が後方に移動したとき前記ヘッドレスト本体を作動させるヘッドレスト傾動機構とを具備している。
該ヘッドレスト傾動機構は、上下方向に延びるガイド孔を有し前記シートバックフレームに設けられる長孔ブラケットと、前記ガイド孔に移動可能に係合し前記サブフレームの前記腕部に設けられるスライド部材とを有し、前記受圧部材が後方に移動したときに該スライド部材を前記ガイド孔に沿って移動させることにより、前記ヘッドレスト本体が上方に移動しつつ前側に傾くよう前記サブフレームを駆動する。
前記ガイド孔は、例えばヘッドレスト本体の作動軌跡に応じて直線状に形成された長孔である。あるいはヘッドレスト本体の作動軌跡に応じて円弧状に形成された長孔である。このガイド孔(長孔)の形状を適宜変更することにより、各種条件(例えばシートバックフレームの形状や寸法、ヘッドレストの位置等)に応じて、最適なヘッドレスト本体の作動軌跡を実現することが可能である。
本発明の好ましい形態では、前記長孔ブラケットは、前記スライド部材が前記ガイド孔に沿って上方に移動する際に該スライド部材が摺接するガイド面を有し、該ガイド面は、前記ヘッドレスト本体に頭部拘束による後向きの荷重が入力したとき前記スライド部材を押付けてヘッドレスト本体をロックすることの可能なガイド面であるとよい。このようなガイド面を採用することにより、ヘッドレストの作動後あるいは作動途中で頭部がヘッドレスト本体に接触し、ヘッドレスト本体に後方荷重が入力しても、その荷重によってヘッドレスト本体が戻ることが抑制される。
本発明によれば、衝突時にヘッドレストを所望の方向に移動させることができ、作動性に優れ、頭部拘束前に首下部が拘束されてしまうことを回避できる。また、ヘッドレスト作動時に乗員の頭部がヘッドレストに接触してヘッドレストに後方荷重が入力しても、ヘッドレストが押し戻されることを抑制でき、頭部を効果的に拘束することができる。
以下に本発明の第1の実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1は車両用シート10を示している。車両用シート10は、座部11と、シートバック12と、ヘッドレスト13を備えている。ヘッドレスト13は、シートバック12の上部に設けるヘッドレスト本体14と、ヘッドレスト本体14の下方に延びる左右一対のステ−15を有している。
図2と図3はシートバック12の内部を示している。シートバック12は、シートバックフレーム20と、ばねアッセンブリ21と、ばねアッセンブリ21を覆うように配置されるパッド部材22(図3に2点鎖線で示す)と、パッド部材22の外面を覆うカバー部材23(図1に示す)などを有している。
シートバックフレーム20は、左右一対のサイドフレーム部材30,31と、上側に位置するアッパフレーム部材32と、下側に位置するロアフレーム部材33などによって構成されている。サイドフレーム部材30,31とロアフレーム部材33は、金属板をプレス加工することにより、所定の形状に成形されている。アッパフレーム部材32は、例えばパイプからなり、その両端がサイドフレーム部材30,31の上部に溶接されている。ロアフレーム部材33の両端はサイドフレーム部材30,31の下部に溶接されている。
ばねアッセンブリ21の一例は、平面ばね35と、複数の引張りばね36などによって構成されている。平面ばね35は、上下方向に延びる複数本の縦ワイヤ37と、水平方向に延びる横ワイヤ38によって構成されている。平面ばね35の両側部が、引張りばね36によって、サイドフレーム部材30,31に支持されている。
図2に示すように、シートバック12の内部に2系統のケーブル41,42が配置されている。図3は、一方のケーブル41を代表して示している。これらのケーブル41,42は、それぞれ、アウタチューブ43と、アウタチューブ43に挿入されたワイヤ44とを有している。ケーブル41,41の長手方向中間部は、リテーナ45(図3に示す)によって、例えばアッパフレーム部材32に支持されている。
ワイヤ44は線条体の一例である。図2と図3に示すように、アウタチューブ43は、一端43aと他端43bを有している。ワイヤ44も一端44aと他端44bを有している。
図2〜図4に示すように、シートバックフレーム20のアッパフレーム部材32の両端部に、それぞれ、ガイド孔50を有する長孔ブラケット51が設けられている。ガイド孔50は、その一端50aが他端50bよりも下方に位置するよう傾斜した形状をなし、斜め上下方向におおむね直線状に延びている。これら一対の長孔ブラケット51間にサブフレーム55が設けられている。
サブフレーム55は、水平方向に延びる横架部56と、横架部56の両端に形成された一対の腕部57とを備えている。腕部57は、横架部56の両端から斜め下前方に延びている。各腕部57の端部にスライド部材(例えばスライドピン)58が設けられている。スライド部材58は、長孔ブラケット51のガイド孔50に挿入されている。スライド部材58は、ガイド孔50に沿って、ガイド孔50の一端50aと他端50bとにわたって上下方向(ガイド孔の長手方向)に移動できるよう、ガイド孔50に係合している。
サブフレーム55の横架部56に、左右一対のサポートブラケット60の下部が固定されている。各サポートブラケット60にヘッドレスト13のステ−15が挿入される。サポートブラケット60は筒状をなし、上端にグロメット61が設けられている。アッパフレーム部材32にガイドブラケット65が設けられている。サポートブラケット60の上下方向中間部の背面60aは、このガイドブラケット65によってアッパフレーム部材32に向けて押付けられている。ガイドブラケット65には、サポートブラケット60と接する部位に、合成樹脂製の摺動ガイド部材66が設けられている。
サポートブラケット60は、摺動ガイド部材66によって、アッパフレーム部材32に対して上下方向に円滑に摺動できる。サポートブラケット60の上下方向中間部の背面60aは、アッパフレーム部材32に対し、接点C1(図4に示す)において接するよう、ガイドブラケット65によって支持されている。しかもこのサポートブラケット60は、アッパフレーム部材32との接点C1を支点として、前後方向にある程度の角度範囲θ1(図3に示す)で傾くことができるよう、ガイドブラケット65とアッパフレーム部材32とによって、傾動可能に支持されている。
これら長孔ブラケット51と、サブフレーム55と、スライド部材58と、サポートブラケット60と、ガイドブラケット65などによって、ヘッドレスト13を前後方向に傾動可能に支持するためのヘッドレスト傾動機構67が構成されている。
このヘッドレスト傾動機構67は、スライド部材58がガイド孔50に沿って斜め上後方(図3,図4に矢印Aで示す方向)に移動したときに、ヘッドレスト本体14とサポートブラケット60が上方に移動しつつ前側に傾くように、前記接点C1,C2の位置と、サブフレーム55の腕部57の長さと、腕部57とサポートブラケット60のなす角度θ2(図3に示す)などが設定されている。
このヘッドレスト傾動機構67は、下記受圧部材70が後方に移動したときヘッドレスト本体14を作動させるためのものである。すなわちヘッドレスト傾動機構67は、受圧部材70が後方に移動したときに、スライド部材58がガイド孔50に沿って移動することに伴い、ヘッドレスト本体14が上方に移動しつつ前側に傾くようサブフレーム55を駆動する機能を有している。
長孔ブラケット51は、ガイド孔50の長手方向に沿うガイド面50cを有している。このガイド面50cは、ガイド孔50の前側の内面壁を構成するものであり、スライド部材58がガイド孔50に沿って上方に移動する際に、スライド部材58が常に接することになる。
そしてスライド部材58がガイド孔50に沿って上方に移動する途中、あるいは移動したのち、ヘッドレスト本体14に頭部拘束による後方荷重が入力したとき、このガイド面50cにスライド部材58が押付けられることによって、ヘッドレスト本体14がロックされるようになっている。
言い換えると、ヘッドレスト本体14から後方荷重が入力したときに、スライド部材58がガイド面50cを滑って移動しないように、接点C2におけるガイド面50cとスライド部材58との摩擦係数や、接点C2での圧力角および荷重ベクトル等が設定されている。
ヘッドレスト13のステ−15は、グロメット61の孔からサポートブラケット60の内部に挿入されている。各ステ−15は、それぞれ、サポートブラケット60に対して上下方向に移動可能である。ステ−15は、ヘッドレスト本体14を所望高さに調節した状態において、図示しないロック機構によってサポートブラケット60に固定される。
シートバック12の内部には、ばねアッセンブリ21の下部、すなわち乗員(着座者)の腰部付近の後方に位置するように受圧部材70が設けられている。受圧部材70は、ばねアッセンブリ21に取付けられている。ばねアッセンブリ21が乗員によって押されて後方に撓んだときに、受圧部材70が、ばねアッセンブリ21と共に、前側の位置から後側の位置に向かって移動することができる。受圧部材70の一部に、後方に突出する押圧部71が形成されている。
受圧部材70の後面と対向する位置に増速ユニット79が設けられている。増速ユニット79は、ロアフレーム部材33に固定されたベースブラケット80と、ベースブラケット80に設けられた第1のアーム81および第2のアーム82を有している。この増速ユニット79は、第1のアーム81が上側に位置し、第2のアーム82が下側に位置するように、上下方向に縦置きの姿勢、すなわちベースブラケット80の長手方向が上下方向に沿う姿勢で、ロアフレーム部材33に配置されている。
図3と図5に示すように、ベースブラケット80のケーブル支持部85に、前記一対のケーブル41,42の各アウタチューブ43の一端43aが接続されている。ケーブル41,42の各ワイヤ44の一端44aは、それぞれベースブラケット80のワイヤ支持部86に接続されている。
第1のアーム81の一端(上端)は、第1のピン90によって、ベースブラケット80に回動可能に支持されている。第1のピン90は、第1の軸の一例である。ベースブラケット80には、第1のピン90を中心に回転可能なガイドプーリ91が設けられている。
第1のアーム81と第2のアーム82は、側面方向から見て横向きのV形をなすように、第2のピン92によって互いに回動可能に接続されている。言い換えると、第1のアーム81と第2のアーム82によって、<形のリンク機構が構成され、第1のアーム81と第2のアーム82が受圧部材70の方向に突き出ている。第1のアーム81と第2のアーム82とのなす角度θ3は、好ましくは90°以上(鈍角)である。第2のピン92は第2の軸の一例である。
第1のアーム81と第2のアーム82との接続部にローラ95が設けられている。ローラ95は当接部材の一例である。このローラ95は、第2のピン92を中心に回転自在である。このローラ95は、受圧部材70の後面に突出する押圧部71と対向するよう配置され、受圧部材70が後方(図3と図5に矢印Bで示す方向)に移動したときに、押圧部71がローラ95に当接するようになっている。
第2のアーム82の他端(下端)に、第3のピン96と、第3のピン96を中心に回転自在なプーリ97が設けられている。第3のピン96は、第3の軸の一例である。第3のピン96は、ベースブラケット80に形成されたガイド孔100に挿入され、ガイド孔100に沿ってガイド孔100の長手方向に移動できるようになっている。
前記第3のピン96とガイド孔100によって、ガイド手段が構成されている。ガイド手段は、ローラ95が受圧部材70によって後方に押されたときに、第1および第2のアーム81,82のなす角度θ3が大きくなるようにプーリ97の移動を案内するものである。
ローラ95が受圧部材70よって図5中の矢印B方向に押されると、第1のアーム81と第2のアーム82のなす角度θ3が増加する。ここで第1のピン90はベースブラケット80に支持されているから、第3のピン96はガイド孔100の一端(上端)100aから他端(下端)100bに向かって移動する。このため、第1のピン90から第3のピン96までの距離が次第に大きくなってゆく。すなわち、プーリ97がガイド孔100に沿って下方に移動する。
以下にガイド孔100の詳細について、図5を参照して説明する。
ガイド孔100は、第1のピン90に近い側に位置する第1の部分101と、第1のピン90から遠い側に位置する第2の部分102とを有している。第1の部分101は、第1のピン90と第3のピン96とを結ぶ延長線L1に対し、角度θ4をなして斜め下後方に延びている。第2の部分102は、前記延長線L1に対して第1の部分101とは逆側(斜め下前方)に曲がっている。
このようにガイド孔100の第1の部分101は、第1のピン90と第3のピン96とを結ぶ延長線L1に対し、角度θ4をなして傾斜している。第2の部分102は、前記延長線L1に沿う方向に延びている。このため、プーリ97が、ガイド孔100に沿ってガイド孔100の一端100aから他端100bに向かって移動する際、第3のピン96が第1の部分101に沿って容易に移動できる。そして第3のピン96が第2の部分102に沿って移動するときには、プーリ97の移動速度が第1の部分101を移動するときよりも大きくなる。
図5に示すように、ガイドプーリ91の一部に、前記一対のケーブル41,42のそれぞれのワイヤ44の一部44cが接している。その下方に位置するプーリ97には、各ワイヤ44の他端側の部位44dが、それぞれ半周程度巻掛けられている。言い換えると、ワイヤ44の他端側の部位44dは、プーリ97によって方向がほぼ180°変換(Uターン)した状態で、それぞれの一端44aがベースブラケット80のワイヤ支持部86に固定されている。
このためプーリ97がガイド孔100に沿って、ガイド孔100の一端100aから他端100bに向かって移動すると、プーリ97が動滑車のように下方に移動することにより、各ワイヤ44が、プーリ97の移動量の2倍の距離に相当する長さ分だけ引かれる。言い換えると、受圧部材70が後方(矢印B方向)に移動するときに、受圧部材70の動きが増速ユニット79によって増速され、ワイヤ44が速やかに引かれるようになっている。
前記一対のケーブル41,42の各ワイヤ44の他端44b(図3に示す)は、ヘッドレスト傾動機構67の各スライド部材58に接続されている。このため増速ユニット79によって各ワイヤ44が図3に矢印Dで示す方向に引かれると、ヘッドレスト傾動機構67の各スライド部材58が矢印Aで示す方向に移動する。
次に上記構成の車両用シート10の作用について説明する。
衝突時に乗員がシートバック12に押し付けられると、乗員の腰部付近からシートバック12に入力する荷重によって、受圧部材70が後方に押される。このことにより、受圧部材70が増速ユニット79のローラ95を押すため、第1のアーム81と第2のアーム82のなす角度θ3(図5に示す)が大きくなる方向に、第2のアーム82が移動する。
このとき第3のピン96がガイド孔100に沿って下方に移動することにより、プーリ97が下方に移動する。プーリ97には、一対のケーブル41,42の各ワイヤ44が半周程度U形に巻掛けられているため、いわゆる動滑車の原理により、プーリ97の移動速度の約2倍の速度でワイヤ44が図5に矢印Eで示す方向に引かれる。このためヘッドレスト傾動機構67の各スライド部材58が図3に矢印Aで示す方向に移動する。
ガイド孔100の第1の部分101は、第1および第3のピン90,96の延長線L1に対して角度θ4をなして後方に傾いているため、ローラ95が矢印B方向に押されるときに、最初のうちは、第3のピン96が第1の部分101に沿って少し後方に移動しながら下方に移動する。このため、ワイヤ44をアウタチューブ43から容易に引出すことができる。
そののち、第3のピン96が第2の部分102に沿って移動するため、ワイヤ44の引出し速度が大きくなる。このようなガイド孔100は、第1の部分101の傾き角度θ4を変更することや、第1の部分101に対して第2の部分102のなす角度を変更することなどにより、ワイヤ44の引出し速度を調整することができる。
前記増速ユニット79によってケーブル41,42の各ワイヤ44が同時に引かれることにより、左右一対のヘッドレスト傾動機構67の各スライド部材58が、それぞれ、ガイド孔50に沿って、斜め上後方(図3と図4に矢印Aで示す方向)に移動する。
このとき、サブフレーム55の腕部57が上後方に移動することに伴い、サポートブラケット60が上昇しつつ、接点C1を支点として前方に倒れるように移動する。接点C1自体は前方に移動することなく同一位置にとどまるため、乗員の首下の拘束を早めることなく、ヘッドレスト本体14が図4に矢印M1で示すような軌跡を描いて前上方に移動する。このことにより、首下が拘束される前に頭部がヘッドレスト本体14によって速やかに拘束される。
本実施形態では、左右一対のサイドフレーム部材30,31またはその近傍に長孔ブラケット51を設けているため、衝突時に乗員が入り込む寸法を確保することができ、首下の拘束を早めることがない。しかもサブフレーム55がシートバック12の後部に配置され、ヘッドレスト13の作動時にはさらに後方(上方)へ移動するため、首下の拘束を早めることがない。従ってこのシートバック12は、ヘッドレスト13の作動性に優れ、首下の拘束を早めることがないため、むち打ち障害値低減に効果的である。
また、ヘッドレスト13の作動後あるいは作動途中で、頭部がヘッドレスト本体14に接触し、ヘッドレスト本体14に水平後方荷重が入力しても、その荷重を上下2箇所の接点C1,C2(図4に示す)で受けることにより、ヘッドレスト本体14の戻りが抑制される。このため確実に頭部を拘束することができ、むち打ち障害値低減に効果的である。
本実施形態のシートバック12では、受圧部材70の後方への動きが、増速ユニット79から一対のケーブル41,42の各ワイヤ44を介して、ヘッドレスト傾動機構67へと伝達されるため、増速ユニット79からヘッドレスト傾動機構67までの距離が大きくても、ワイヤ44によって受圧部材70の動きをヘッドレスト傾動機構67に速やかに伝達することができる。
このため、増速ユニット79からヘッドレスト傾動機構67までの距離が比較的大きくても、受圧部材70とヘッドレスト傾動機構67とを含む装置全体を軽量に構成することができる。また、シートバック12の内部に増速ユニット79とヘッドレスト傾動機構67を組付けることが容易である。
しかも本実施形態の車両用シート10は、衝突時の受圧部材70の移動速度を増速ユニット79によって増速し、ワイヤ44を介してヘッドレスト傾動機構67を作動させる構成であるため、応答性に優れており、作動遅れを生じない。この増速ユニット79は、受圧部材70から独立して構成されているため、シートバックフレーム20への組付性が良い。
図6は本発明の第2の実施形態を示している。この実施形態のガイド孔50は円弧状に形成され、円弧の中心(曲率中心)X1がガイド孔50の前方に位置している。スライド部材58がガイド孔50に沿って矢印Aで示す方向に移動すると、サポートブラケット60が上昇しつつ、接点C1を支点として前方に倒れるように移動する。スライド部材58は、接点C2においてガイド孔50のガイド面50cに接している。この場合、ガイド孔50の円弧形状や曲率半径R1を適宜に設定することにより、ヘッドレスト本体14が矢印M2で示す軌跡を描くように、サブフレーム55を移動させることができる。
図7は本発明の第3の実施形態を示している。この実施形態のガイド孔50も円弧状に形成されているが、その曲率半径R2は第2の実施形態(図6)の曲率半径R1よりも小さい。この場合もスライド部材58が矢印Aで示す方向に移動すると、サポートブラケット60が上昇しつつ、接点C1を支点として前方に倒れるように移動する。スライド部材58は、接点C2においてガイド面50cに接している。このためガイド孔50の曲率半径R2に応じて、ヘッドレスト本体14が矢印M2で示す軌跡を描くように、サブフレーム55を移動させることができる。
図8と図9は本発明の第4の実施形態のヘッドレスト傾動機構150を備えたシートバック12Aを示している。なお、このシートバック12Aにおいて、前記第1の実施形態のシートバック12と共通の部位には第1の実施形態のシートバック12と共通の符号を付して説明を省略し、異なる部位について以下に説明する。
このシートバック12Aのヘッドレスト傾動機構150は、左右一対の長孔ブラケット51に設けられた係止部材151を備えている。図9(A)(B)に示すように、係止部材151の上部にフック部152が形成されている。
係止部材151は軸153を中心に前後方向に回動可能であり、図9(A)に示すように、スライド部材58に形成された受け部154に対して前側から係合可能で、かつ、係合を解除することができるようになっている。なお、フック部152は、スライド部材58に係止する代わりに、サブフレーム55の腕部57の下端部に係止するように構成してもよい。係止部材151は、ばね155によって、受け部154との係合を維持する方向に付勢されている。
左右一対の係止部材151の下端部どうしが受圧部材160によって互いにつながれている。この受圧部材160は、乗員の背部に位置するように、シートバック12内に設けられている。衝突によって乗員が受圧部材160に押付けられると、受圧部材160が後方に移動する。このことにより、図9(B)に示すように係止部材151がロック解除方向(矢印Qで示す方向)に回動し、フック部152が受け部154から外れるようになっている。
このシートバック12Aは、スライド部材58を引き上げる方向に付勢するテンションばね161を備えている。テンションばね161の上端はアッパフレーム部材32に係止され、テンションばね161の下端はサブフレーム55の腕部57に係止されている。
次に上記シートバック12Aの作用について説明する。
衝突時に乗員がシートバック12Aに押付けられると、乗員の背部付近からシートバック12Aに入力する荷重によって、受圧部材160が後方に移動する。このことにより、図9(B)に示すようにフック部152が受け部154から外れるため、テンションばね161の弾力によって、スライド部材58がガイド孔50に沿って上方に移動するとともに、ヘッドレスト本体14が上方に移動しつつ、前側に傾く。
この実施形態のシートバック12Aによれば、受圧部材160が後方に移動したときにフック部152が受け部154から外れ、テンションばね161によってヘッドレスト本体14を作動させることができるため、第1の実施形態で使用されている荷重伝達用のケーブル41,42等の線条体が不要である。
作動後のヘッドレスト本体14を手で元の位置(作動前の位置)に戻せば、スライド部材58がガイド孔50の一端50aに向かって移動する途中で、スライド部材58が係止部材151の上側の斜面162に当たり、係止部材151が図9(B)に示す矢印Q方向に回動したのち、図9(A)に示すロック位置に復帰する。
本発明の第1の実施形態を示す車両用シートの斜視図。 図1に示された車両用シートのシートバックの内部を示す斜視図。 図1に示された車両用シートのシートバックの内部を示す側面図。 図1に示された車両用シートのヘッドレスト傾動機構の側面図。 図2に示された車両用シートの増速ユニットの側面図。 本発明の第2の実施形態を示すヘッドレスト傾動機構の側面図。 本発明の第3の実施形態を示すヘッドレスト傾動機構の側面図。 本発明の第4の実施形態を示すシートバックの内部を示す斜視図。 (A)(B)はそれぞれ図8に示されたシートバックのヘッドレスト傾動機構の互いに異なる作動状態を示す側面図。
符号の説明
10…車両用シート
12…シートバック
13…ヘッドレスト
14…ヘッドレスト本体
15…ステー
20…シートバックフレーム
50…ガイド孔
51…長孔ブラケット
55…サブフレーム
56…横架部
57…腕部
60…サポートブラケット
67…ヘッドレスト傾動機構
70…受圧部材
150…ヘッドレスト傾動機構
160…受圧部材

Claims (4)

  1. シートバックフレームを有するシートバックと、
    該シートバックの上部に設けるヘッドレスト本体および該ヘッドレスト本体の下方に延びるステ−を有するヘッドレストと、
    前記ヘッドレストのステ−を挿入するサポートブラケットと、
    前記シートバックフレームに設けられ、前記サポートブラケットが上下方向に移動できるよう前記サポートブラケットの上下方向中間部の背面を前記シートバックフレームに支持させるガイドブラケットと、
    前記シートバックに設けられ、乗員によって押されたとき後方に移動する受圧部材と、
    前記サポートブラケットの下部が固定される横架部および該横架部の両端から下方に延びる一対の腕部を有するサブフレームと、
    前記受圧部材が後方に移動したとき前記ヘッドレスト本体を作動させるヘッドレスト傾動機構であって、上下方向に延びるガイド孔を有し前記シートバックフレームに設けられる長孔ブラケットと、前記ガイド孔に移動可能に係合し前記サブフレームの前記腕部に設けられるスライド部材とを有し、前記受圧部材が後方に移動したときに該スライド部材を前記ガイド孔に沿って移動させることにより、前記ヘッドレスト本体が上方に移動しつつ前側に傾くよう前記サブフレームを駆動するヘッドレスト傾動機構と、
    を具備したことを特徴とする車両用シート。
  2. 前記ガイド孔が前記ヘッドレスト本体の作動軌跡に応じて直線状に形成された長孔であること特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記ガイド孔が前記ヘッドレスト本体の作動軌跡に応じて円弧状に形成された長孔であること特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  4. 前記長孔ブラケットは、前記スライド部材が前記ガイド孔に沿って移動する際に該スライド部材が摺接するガイド面を有し、該ガイド面は、前記ヘッドレスト本体に頭部拘束による後方荷重が入力したとき前記スライド部材を押付けてヘッドレスト本体をロックするガイド面であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シート。
JP2004239496A 2004-08-19 2004-08-19 車両用シート Expired - Fee Related JP4815111B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004239496A JP4815111B2 (ja) 2004-08-19 2004-08-19 車両用シート
CN2005800014817A CN1906055B (zh) 2004-08-19 2005-08-18 车辆座椅
EP05774817A EP1799502B1 (en) 2004-08-19 2005-08-18 Vehicle seat
PCT/JP2005/015382 WO2006019185A1 (en) 2004-08-19 2005-08-18 Vehicle seat
DE602005024289T DE602005024289D1 (de) 2004-08-19 2005-08-18 Fahrzeugsitz
US11/436,740 US7284794B2 (en) 2004-08-19 2006-05-18 Vehicle seat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004239496A JP4815111B2 (ja) 2004-08-19 2004-08-19 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006056359A true JP2006056359A (ja) 2006-03-02
JP4815111B2 JP4815111B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=35907567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004239496A Expired - Fee Related JP4815111B2 (ja) 2004-08-19 2004-08-19 車両用シート

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7284794B2 (ja)
EP (1) EP1799502B1 (ja)
JP (1) JP4815111B2 (ja)
CN (1) CN1906055B (ja)
DE (1) DE602005024289D1 (ja)
WO (1) WO2006019185A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030555A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Nihon Technica Co Ltd アクティブヘッドレスト用のヘッドレスト装置
EP2075155A1 (en) 2007-12-26 2009-07-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Seat apparatus for vehicle
CN101505996B (zh) * 2006-06-02 2012-11-28 东京座椅技术株式会社 车辆座椅

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4065258B2 (ja) * 2004-07-02 2008-03-19 本田技研工業株式会社 ヘッドレスト装置
US7644987B2 (en) 2004-09-27 2010-01-12 Lear Corporation Vehicle seat having active head restraint system
JP4643480B2 (ja) * 2006-03-23 2011-03-02 トヨタ自動車株式会社 車両用シートバックフレーム
EP2030835B1 (en) * 2006-06-02 2014-05-21 TS Tech Co., Ltd. Vehicle seat
EP2032000A4 (en) * 2006-06-16 2010-05-26 Schukra North America Ltd TENSION MECHANISM FOR HEADREST
JP4151984B2 (ja) * 2006-07-13 2008-09-17 株式会社タチエス 車両用シートのシートバック構造
KR100805440B1 (ko) * 2006-08-10 2008-02-20 기아자동차주식회사 액티브 헤드 레스트의 성능 개선 구조
US7455357B2 (en) * 2006-10-04 2008-11-25 Lear Corporation Active head restraint system for a vehicle seat
US7530633B2 (en) * 2006-10-17 2009-05-12 Tachi-S Co., Ltd. Seat back structure of vehicle seat
EP2102031A1 (en) * 2006-12-08 2009-09-23 Johnson Controls Technology Company Vehicle seat with lumbar support
ATE545547T1 (de) * 2006-12-27 2012-03-15 Nhk Spring Co Ltd Kopfstützenneigungsvorrichtung für aktive kopfstütze
JP5096009B2 (ja) * 2007-02-01 2012-12-12 デルタ工業株式会社 車両用シート
US7677659B2 (en) * 2007-02-06 2010-03-16 Lear Corporation Active head restraint systems for vehicle seats
US8113577B2 (en) * 2007-06-27 2012-02-14 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Cable connection structures
US20090045662A1 (en) * 2007-08-14 2009-02-19 Schukra Of North America, Ltd. Head Rest for Seat
WO2009088073A1 (ja) * 2008-01-11 2009-07-16 Ts Tech Co., Ltd. ヘッドレスト支持構造
JP5181790B2 (ja) * 2008-04-02 2013-04-10 トヨタ紡織株式会社 ヘッドレスト作動装置
US8727437B2 (en) * 2008-06-27 2014-05-20 Johnson Controls Technology Company Actuator for crash activated head restraint
FR2934978B1 (fr) * 2008-08-12 2010-10-08 Tachi S Co Structure perfectionnee de dossier de siege de vehicule equipe d'un appui-tete mobile
US7857381B2 (en) * 2008-09-15 2010-12-28 Lear Corporation Active head restraint system with lumbar support for vehicle seats
KR101063386B1 (ko) * 2008-11-26 2011-09-07 현대자동차주식회사 차량용 액티브 헤드레스트 장치 및 그 엑츄에이터
US8632126B2 (en) * 2009-01-21 2014-01-21 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
US8267471B2 (en) * 2009-08-24 2012-09-18 Honda Motor Co., Ltd. Passive energy absorbing seat
DE112009005335B4 (de) * 2009-10-29 2014-05-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Kopfstützenversteifung und aktivkopfstütze
US8439441B2 (en) 2010-09-29 2013-05-14 Lear Corporation Adjustable lumbar assembly for vehicle seats
EP2868232A4 (en) * 2012-07-02 2015-06-03 Toyota Motor Co Ltd SUPPORT STRUCTURE FOR HEADREST
JP5831512B2 (ja) * 2013-08-28 2015-12-09 トヨタ自動車株式会社 車両用シート
US10166900B2 (en) 2017-02-09 2019-01-01 Ford Global Technologies, Llc Internal upper seatback support for driving and sleeper seats
US10569674B2 (en) 2017-03-02 2020-02-25 Ford Global Technologies, Llc Mechanism for a supine motor vehicle seating assembly
US10166887B2 (en) 2017-03-02 2019-01-01 Ford Global Technologies, Llc Seatback lift mechanism for a supine motor vehicle seating assembly
US10065535B1 (en) * 2017-03-02 2018-09-04 Ford Global Technologies, Llc Seatback lift mechanism for a supine motor vehicle seating assembly
US10434905B2 (en) 2017-03-02 2019-10-08 Ford Global Technologies, Llc Collapsible lift mechanism for H-point lift
US10081270B1 (en) 2017-03-03 2018-09-25 Ford Global Technologies, Llc Front seat sleeper seat and features
JP6819939B2 (ja) * 2017-03-17 2021-01-27 スズキ株式会社 車両用シートバック構造
US10525861B2 (en) 2017-03-22 2020-01-07 Ford Global Technologies, Llc Leg support options for sleeper seats
US10632873B2 (en) 2018-04-04 2020-04-28 Ford Global Technologies, Llc Seat structure dual motion recliner pivot mechanism
US11007908B2 (en) 2019-06-25 2021-05-18 Ford Global Technologies, Llc Upper thoracic support paddle attachment assembly

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10138812A (ja) * 1996-11-08 1998-05-26 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk 乗物用ヘッドレスト装置
JP2001026232A (ja) * 1999-07-12 2001-01-30 Mazda Motor Corp 車両用シート装置
JP2001163099A (ja) * 1999-12-13 2001-06-19 Tachi S Co Ltd 車両用シート構造
WO2003022624A1 (de) * 2001-09-10 2003-03-20 Johnson Controls Gmbh Rückenlehne für fahrzeugsitz
JP2004025939A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Johnson Controls Automotive Systems Corp 自動車用シート

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366269A (en) * 1992-08-20 1994-11-22 Life Force Associates, L.P. Apparatus for restraining a passenger in a vehicle
GB2283163A (en) * 1993-10-26 1995-05-03 Autoliv Dev "Improvements in or relating to a vehicle seat"
US5823619A (en) * 1996-03-04 1998-10-20 Trw Occupant Restraint Systems Gmbh Vehicle seat
FR2765533B1 (fr) * 1997-07-03 1999-09-03 Faure Bertrand Equipements Sa Siege de vehicule dote d'un dispositif de protection du cou en cas de choc arriere
GB2359017B (en) * 1997-09-10 2002-02-20 Autoliv Dev A vehicle seat
US5927804A (en) * 1998-02-11 1999-07-27 Trw Inc. Vehicle occupant protection apparatus
JP2000210155A (ja) 1999-01-20 2000-08-02 Ikeda Bussan Co Ltd 自動車用シ―トバック
US6523892B1 (en) * 1999-05-20 2003-02-25 Mazda Motor Corporation Seat structure for vehicle
JP2003080985A (ja) * 2001-06-26 2003-03-19 Nhk Spring Co Ltd 自動車用シート装置
DE20114944U1 (de) * 2001-09-10 2003-01-30 Johnson Controls Gmbh Rückenlehne für Fahrzeugsitz
US6789846B2 (en) 2002-12-20 2004-09-14 Lear Corporation Vehicle seat having a movable head restraint
US7097242B2 (en) * 2003-02-06 2006-08-29 Lear Corporation Anti-backdriving active head restraint
DE20304945U1 (de) * 2003-03-20 2004-07-22 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg Kopfstützenanordnung für einen Kraftfahrzeugsitz

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10138812A (ja) * 1996-11-08 1998-05-26 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk 乗物用ヘッドレスト装置
JP2001026232A (ja) * 1999-07-12 2001-01-30 Mazda Motor Corp 車両用シート装置
JP2001163099A (ja) * 1999-12-13 2001-06-19 Tachi S Co Ltd 車両用シート構造
WO2003022624A1 (de) * 2001-09-10 2003-03-20 Johnson Controls Gmbh Rückenlehne für fahrzeugsitz
JP2004025939A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Johnson Controls Automotive Systems Corp 自動車用シート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101505996B (zh) * 2006-06-02 2012-11-28 东京座椅技术株式会社 车辆座椅
JP2008030555A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Nihon Technica Co Ltd アクティブヘッドレスト用のヘッドレスト装置
EP2075155A1 (en) 2007-12-26 2009-07-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Seat apparatus for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
DE602005024289D1 (de) 2010-12-02
EP1799502B1 (en) 2010-10-20
EP1799502A4 (en) 2009-07-01
CN1906055A (zh) 2007-01-31
EP1799502A1 (en) 2007-06-27
CN1906055B (zh) 2010-05-05
US7284794B2 (en) 2007-10-23
US20060202525A1 (en) 2006-09-14
JP4815111B2 (ja) 2011-11-16
WO2006019185A1 (en) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4815111B2 (ja) 車両用シート
JP4445346B2 (ja) 車両用シート
US7234769B2 (en) Vehicle seat
US7455363B2 (en) Device for moving headrest back and forth
JP4151984B2 (ja) 車両用シートのシートバック構造
US7044545B2 (en) Vehicle seat
US7484808B2 (en) Vision improving system for a head restraint
JPH09323573A (ja) 車両の座席
JP2010254126A (ja) シートバック装置
JP4392309B2 (ja) 車両用シート
JP4392308B2 (ja) 車両用シート
JP4339768B2 (ja) 車両用シート
JP2019135125A (ja) 車両用乗員拘束装置
KR102109388B1 (ko) 자동차의 헤드레스트 전후 위치 조절 장치
JP4327708B2 (ja) 車両用シート
JP2009525907A (ja) 作動装置およびシート、特に自動車シート
JP4629387B2 (ja) 車両用シート
JP4343818B2 (ja) 車両用シート
JP2005305117A (ja) 自動車用シートバックリクライニング装置
EP2075154A1 (en) Seat for vehicle
US11318873B2 (en) Headrest support structure and vehicle seat
JP5077667B2 (ja) ヘッドレスト装置のロック機構
JP2009154640A (ja) 起倒式ヘッドレスト装置
JP2009067247A (ja) 車両用シートの構造
JP4200822B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060731

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees