JP2006051955A - 記録媒体を保持する装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納ケース外部からの加圧による記録媒体の係合解除が発生しない保持装置であり、記録媒体の係合を解除した時記録媒体が落下しにくい記録媒体保持装置を提案する。
【解決手段】着脱部材にはボタン部9と、該ボタン部9に連動して揺動する記録媒体7の外辺持ち上げ部10と、該外辺持ち上げ部10には記録媒体7外辺に係止する一ヶ所以上の外辺フック11を設けた構造とした。
【選択図】図1
【解決手段】着脱部材にはボタン部9と、該ボタン部9に連動して揺動する記録媒体7の外辺持ち上げ部10と、該外辺持ち上げ部10には記録媒体7外辺に係止する一ヶ所以上の外辺フック11を設けた構造とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、CD、DVD、ゲームソフト等の円盤状記録媒体であるディスクを保持し、安定して保持されると共に容易に取り外すことが出来る保持装置に関するものである。
CD、DVD、ゲームソフト等の円盤状記録媒体であるディスクは、中心に小さな円形穴を貫通して設けられている。そして、該円盤状記録媒体は厚さの薄い収納ケースに収納されているが、該収納ケースはベース側最広面を持つ箱型形状の本体とカバー側最広面を持つ蓋からなっている。
ところで、円盤状記録媒体は本体のベース中央部に設けた保持部が円盤状記録媒体の中央穴に嵌ることで取付けられる。該保持部の形態は色々知られている。特許公表2002−539578号、特表2000−508997号、特表平10−502599号。
これら円盤状記録媒体の中央穴に嵌ることで取付けられる保持装置は、収納ケースを閉じた状態に置いて、収納ケースの外部から円盤状記録媒体の中央穴付近を加圧した場合、円盤状記録媒体の係合が解除され、円盤状記録媒体が収納ケース内にてガタツク問題がある。この状態で輸送等の振動が加わった場合、ディスク表面が傷つく問題があった。
これに対し、ディスク外周縁を止着するようにしたディスク保持装置も知られている。例えば、特開平11−79269号に係る「ディスク保持装置」は、ディスクを挿入するほぼ円形の開口部を形成する一対の弧状のロケーターと、担持部材とクリップ部材とからなるディスクを偏倚させてクリップ部材と係合させるリーフスプリングのような手段とを備えている。
該ディスク保持装置にディスクを係合する際、担持部材にディスクを引っ掛けるためには挿入方向が発生する。またディスク解放時はレバーを備えたクリップ部材を押すことにより係合が解除される。しかし、このような上記2点支持ではディスクの固定時および解放時にディスクが安定し難いといった問題もある。
これに対し、発明者は、特願2002−380693にて「円盤状記録媒体の収納ケース」を提案している。この時の構成は、「円盤状記録媒体の外周部を支持すると共に外周に係止する着脱部材を上記外周縁を切欠いて設け、該着脱部材は揺動するレバーの内側にディスク外周部が載って支持される持ち上げ部を有すると共に外側にはボタンを形成し、そしてレバーにはディスク外周に係止するフックを設けた。」としている。
この場合、ボタンは円盤状記録媒体の外周縁から距離があり、ボタンを押して円盤状記録媒体の係合を解除した後、あらためて記録媒体を持つ動作をする必要があった。つまり、収納ケースを傾けて保持しボタンを押した場合、ディスクの係合が解除され、そのままディスクが落下する場合があった。
特表平10−502599号
特開平11−79269号
特表2000−508997号
特許公表2002−539578号
特願2002−380693号
このように、従来の円盤状記録媒体の保持装置には、上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題は、これらの問題であり、収納ケース外部からの加圧による記録媒体の係合解除が発生しない保持装置であり、記録媒体の係合を解除した時記録媒体が落下しにくい記録媒体保持装置の提供である。
本発明にかかる記録媒体の保持装置は、本体と蓋から成り、蓋は本体を被覆することができる。本体のベースには記録媒体の外辺が載る外辺受け台座6と、記録媒体の一ヶ所以上の外辺部を支持すると共に外辺に係止する着脱部材を備えている。
そして、該着脱部材にはボタン部9と、該ボタン部9に連動して揺動する記録媒体7の外辺持ち上げ部10と、該外辺持ち上げ部10には記録媒体7の外辺に係止する一ヶ所以上の外辺フック11を設けた構造としている。
さらに、ボタン部9と持ち上げ部10は、本体1に対し、薄肉部にて形成したヒンジ14、ヒンジ16にて揺動可能に繋がっている。つまり、本体1、ヒンジ14、ボタン部9、ヒンジ15、持ち上げ部10、ヒンジ16、本体1となるように配置形成されている。
本発明の記録媒体を保持する装置は、記録媒体の外形縁部を保持するため、収納ケースの外部から円盤状記録媒体の中央穴付近を加圧した場合でも保持部の係合が解除されることはなくなった。さらに、記録媒体を取り上げる場合、ボタン部9を押した指が記録媒体の外形縁近位置にあり、指があることにより記録媒体の落下防止につながった。
記録媒体の外辺持ち上げ部10に二ヶ所の外辺フック13を設け、該外辺フック13、13間の距離を開ける。この時、ボタン部9を押して記録媒体の係合を解除したとき、ボタン部9を押した指がそのまま記録媒体の縁に当り、記録媒体を収納ケースから取り外しやすくなる。
本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る記録媒体を保持する装置を備えた収納ケースの実施例であり、記録媒体は円盤状記録媒体のディスクであるDVD7の収納ケースを例として記載している。同図の1は本体、2は蓋を示し、本体1はベース側最広面を持つ箱型形状を成し、蓋2はカバー最広面を有し、そして蓋は繋ぎ部3を介して本体1に繋がっている。蓋2は、当り部7を備えている。収納ケースにディスクを収納しケースを閉じた時、当り部7は、DVDの表面を押える位置に配されている。
図3、図4は、着脱部材8の拡大図である。着脱部材8は、補強部材18を備えた本体1からヒンジ14、ボタン部9、ヒンジ15、持ち上げ部10、ヒンジ16、本体1と揺動可能に繋がっている。
さらに、ボタン部9は加圧面を凹形状とし、外辺持ち上げ部10の左右端には着脱フック13を設けている。
図2は、DVD7を収納ケースに収めた状態を示した実施例である。DVDは、中央受け部4、外辺受け台座6、外辺持ち上げ部10の上に置かれ、外辺フック11と着脱フック13に係り、着脱自在に係合している。この状態にて収納ケースを閉じるならば、DVDは、中央受け部4、外辺受け台座6、外辺持ち上げ部10と蓋2の当り部7、外辺フック11、着脱フック13の間に収まり、ガタツキなく収納される。
図5は、ヒンジで繋がった部分の高さ方向を示す断面図であって、(a)は、通常状態を示し、(b)は、ボタン部9を押圧した状態を示している。図5(a)に対し、ボタン部9を押圧するならば、ボタン部9は、ヒンジ14を軸として揺動し、ヒンジ15は沈降し、外辺持ち上げ部10はヒンジ16を軸として揺動し、外辺持ち上げ部10は、浮上する。さらに、該外辺持ち上げ部10に配した着脱フック13も揺動しディスク20から係合が解除される方向へ揺動し、ディスク20へのフック13の係合は解除される。
また、図5(b)の状態にて蓋2を閉じた場合、蓋2の内壁は着脱フック13の頭部を加圧し、該着脱フック13の頭部を加圧された外辺持ち上げ部10はヒンジ16を軸として揺動し図5(a)の状態へもどる。
図6は、ボタン部9、外辺持ち上げ部10の高さ方向を示す断面図であって、(a)は、通常状態を示し、(b)は、ボタン部9を押圧した状態を示している。通常状態において、ボタン部9は、外辺持ち上げ部10より高い位置にある。
図6(a)に対し、ボタン部9を押圧するならば、ボタン部9と外辺持ち上げ部10との高さ方向の位置関係は逆転する。この時ボタン部9を押した指は、そのままディスク端面を押えることが出来る。ボタン部9を親指にて加圧し、人差し指をディスク中央穴に差し込むならば、手の小さな人にも楽にディスクを持つことが出来る。
また、さらに強くボタン部9を押圧するならば、ボタン部9の下端部は、当り部17に当り、ボタン部9の動きを制限する。
収納ケースに対しディスク20を収納する場合、ディスク20を中央受け部4、外辺受け部6、外辺持ち上げ部10の上に置き、図6(b)の状態になる。この時、ディスク20の乗った外辺持ち上げ部10を加圧するならば、外辺持ち上げ部10はヒンジ16を軸として揺動し、ヒンジ15は浮上し、ボタン部9も、ヒンジ14を軸として浮上し図5および図6の(a)の状態へもどる。
また、着脱部材はプラスチック材料POLYPROPYLENEにて成形されることが多いが、薄肉成形の場合そりが発生しやすく、そりが発生した場合、ヒンジ14、ヒンジ16間の距離が変わり、ヒンジ14、ヒンジ16間の距離が変わった場合、ボタン部9と外辺持ち上げ部10の動きにクリック感が無くなる。これを防止し、ヒンジ14、ヒンジ16間の距離が変わらないようにするため、補強部材18を設ける場合がある。
本発明の記録媒体を保持する装置に対し、実施例では、円盤状の記録媒体であるDVDディスクにて説明したが、記録媒体は、円盤状記録媒体に限らず方形の記録媒体にも使用することが出来る。
本発明の記録媒体を保持する装置は、DVDディスクの収納ケースに使用した場合、手の小さな子供にも着脱可能な収納ケースを提供することが出来る。また、記録媒体は、円盤状記録媒体に限らず方形の記録媒体にも使用することが出来る。記録媒体の収納ケースとして利用できる。
1 本体
2 蓋
3 繋ぎ部
4 中央受け部
5 凹部
6 外辺受け台座
7 当り部
8 着脱部材
9 ボタン部
10 外辺持ち上げ部
11 外辺フック
12 凸部位
13 着脱フック
14 ヒンジ
15 ヒンジ
16 ヒンジ
17 当り部
18 補強部材
20 ディスク
2 蓋
3 繋ぎ部
4 中央受け部
5 凹部
6 外辺受け台座
7 当り部
8 着脱部材
9 ボタン部
10 外辺持ち上げ部
11 外辺フック
12 凸部位
13 着脱フック
14 ヒンジ
15 ヒンジ
16 ヒンジ
17 当り部
18 補強部材
20 ディスク
Claims (12)
- 記録媒体を保持する装置であって、本体には記録媒体の外辺が載る外辺受け台座と、記録媒体の一ヶ所以上の外辺部を支持すると共に外辺に係止する着脱部材とを設け、該着脱部材にはボタン部と、該ボタン部に連動して揺動する記録媒体の外辺持ち上げ部と、該外辺持ち上げ部には記録媒体外辺に係止する一ヶ所以上の着脱フックを設けたことを特徴とする装置。
- 記録媒体を保持する装置であって、ボタン部と、記録媒体の外辺持ち上げ部と、該外辺持ち上げ部には記録媒体外辺に係止する一ヶ所以上の着脱フックを備え、本体とボタン部の間および該ボタン部と記録媒体の外辺持ち上げ部の間および該外辺持ち上げ部と該本体の間にヒンジを配したことを特徴とする装置。
- ボタン部を押し、外周持ち上げ部と該外周持ち上げ部に配された着脱フックが持ち上がった状態において、蓋を閉じる時、該蓋の内壁と該着脱部材の一部が緩衝する位置にあり、該蓋を閉じることにより該着脱部材の一部が押され、よって該外周持ち上げ部およびボタン部が元の位置に戻ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録媒体を保持する装置。
- 上記外辺受け台座に記録媒体外辺に係止する一ヶ所以上の外辺フックを設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置。
- 中央受け部材を設けた、または該中央受け部材に凹部を設けたことことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の円盤状形態の記録媒体を保持する装置。
- 上記外辺受け台座に一ヶ所以上の切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置。
- 記録媒体を収納する為のケースを閉じることにより、上記外辺受け台座に記録媒体外辺に係止する外辺フックの動きを矯正する凸部位を設けたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置。
- 記録媒体を収納する為のケースを閉じることにより、記録媒体表面を押える面当て部を配したことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置。
- 上記ボタン部の下部付近に該ボタン部の当り部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置。
- 上記着脱部材の周辺に本体の補強部材を設けたことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置。
- 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置を有するケース。
- 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の記録媒体を保持する装置を有する記録媒体の収納機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004232690A JP2006051955A (ja) | 2004-08-09 | 2004-08-09 | 記録媒体を保持する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004232690A JP2006051955A (ja) | 2004-08-09 | 2004-08-09 | 記録媒体を保持する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006051955A true JP2006051955A (ja) | 2006-02-23 |
Family
ID=36029687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004232690A Pending JP2006051955A (ja) | 2004-08-09 | 2004-08-09 | 記録媒体を保持する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006051955A (ja) |
-
2004
- 2004-08-09 JP JP2004232690A patent/JP2006051955A/ja active Pending
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