JP2006050245A - スピーカ駆動装置及びスピーカ駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、オーディオ信号に基づく音声にノイズが生じるのを効率良く防止することができるスピーカ駆動装置及びスピーカ駆動方法を実現する。
【解決手段】
入力されるオーディオ信号を増幅した後、得られた当該オーディオ信号の信号電圧をスピーカに供給するようにして、当該スピーカを駆動するスピーカ駆動装置及びその駆動方法において、スピーカ内の負荷から発生した逆起電力によりオーディオ信号の信号電圧に生じた歪みを検出した後、当該検出された歪み分の電圧をオーディオ信号の信号電圧から除去し、その歪み分の電圧を除去したオーディオ信号を増幅させてスピーカに供給するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明はスピーカ駆動装置及びスピーカ駆動方法に関し、例えば信号増幅用のアンプが搭載されたスピーカ装置に適用して好適なものである。
従来、図4に示すように、この種のスピーカ装置1として、外部のMD(Mini Disc)プレーヤやチューナ等の再生機器からなる信号源2から再生されたオーディオ信号S1を信号増幅用アンプ3を介して増幅した後、得られたオーディオ信号S2に基づく音声をスピーカ4から出力するようになされたものがある。
例えばコーン型スピーカでなるスピーカ4は、図5に示すように、先端が開口された略円錐形状のコーン型振動板10を有し、当該コーン型振動板10の外周部分が、フレーム11に形成されたエッジ12にガスケット13を介して支持される一方、その内周の開口部分がフレーム11に取り付けられたダンパ14により支持されており、フレーム11に対して前後に可動自在な状態にある。
またコーン型振動板10の開口部分の下側は、リード線でなるボイスコイル15が巻回された円筒状のボイスコイルボビン16に固着される一方、当該開口部分の上側は、当該開口部分を覆うようにコーン型振動板10の拡開方向に半球形状のヘッドキャップ17が突出して取り付けられている。
またフレーム11の下端側には、コーン型振動板10を前後に振動させるための磁気回路18が固定して取り付けられている。この磁気回路18は、上面中央から円柱形状のポールピース19Aが植立された円盤形状のヨーク19を有し、当該ヨーク19の上面外周を取り囲むように円環形状のマグネット20が固着されると共に、当該マグネット20上に円環形状のプレート21が積層して固着されている。
このプレート21の上面がフレーム11の下端に固定されるように磁気回路18が当該フレーム11に取り付けられると、ボイスコイル15が巻回されたボイスコイルボビン16が、ポールピース19A及びプレート21間に形成される磁気ギャップg内に非接触状態で取り囲まれるように保持されるようになされている。
このスピーカ4では、フレーム11の最下端における外周位置から延長して形成された突起部11Pに、複数の接続端子が配設されたコネクタ22が設けられており、当該各接続端子には外部のMD(Mini Disc)プレーヤやチューナ等の再生機器(すなわち図4に示す信号源2)から信号増幅用アンプ3(図4)を介して引き出された配線がそれぞれ接続されるようになされている。このコネクタ22には、各接続端子からハーネス23がそれぞれ引き出されており、当該各ハーネス23がボイスコイル15のリード線15Aと導通接続されている。
かくしてスピーカ4では、信号増幅用アンプ3からオーディオ信号S2が供給されると、磁気回路18におけるポールピース19Aとプレート21との間の磁気ギャップg内に、当該オーディオ信号S2に基づく印加電流に応じた磁界が発生することにより、当該磁気ギャップg内に存在するボイスコイル15の引き合い又は反発に追従してコーン型振動板10を前後に振動させながら、オーディオ信号S2に応じた音波を発生させるようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭53−48087号公報
ところで、かかる図4に示す構成のスピーカ装置1では、信号源2から信号増幅用アンプ3を介してオーディオ信号S2に応じた信号電流がスピーカ4内の磁気回路18(図5)に供給されると、ボイスコイル15には、当該信号電流に応じた2次電流が電磁結合により誘起されて、いわゆるフレミングの左手の法則に従って信号電流に応じた駆動力が与えられる。
その際、図5に示すボイスコイル15には、コーン型振動板10の振動に起因して逆起電力が発生することにより、当該逆起電力に応じた電流が信号増幅用アンプ3(図4)に流れ込む場合がある。この場合、信号増幅用アンプ3では、スピーカ4のボイルコイル15から流れ込む電流により、電力増幅後のオーディオ信号S2の信号電圧に歪みが生じるおそれがあり、当該オーディオ信号S2に基づく音声の音質が劣化するという問題があった。
特にオーディオ信号S2の信号電圧の振幅や周波数の急激な変動時に、当該オーディオ信号S2の信号電圧に生じる歪みが大きくなる傾向があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、オーディオ信号に基づく音声にノイズが生じるのを効率良く防止することができるスピーカ駆動装置及びスピーカ駆動方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、入力されるオーディオ信号を第1の増幅回路を介して増幅した後、得られた当該オーディオ信号の信号電圧をスピーカに供給するようにして、当該スピーカを駆動するスピーカ駆動装置において、スピーカ内の負荷から発生した逆起電力によりオーディオ信号の信号電圧に生じた歪みを検出する歪み検出手段と、歪み検出手段により検出された歪み分の電圧をオーディオ信号の信号電圧から除去する歪み除去手段とを設け、歪み除去手段から出力されるオーディオ信号を第1の増幅回路を介して増幅させてスピーカに供給するようにした。
この結果このスピーカ駆動装置では、第1の増幅回路を介して増幅されたオーディオ信号がスピーカ内の負荷から発生した逆起電力の影響を受けることなく、当該オーディオ信号に歪みが生じるのを未然に防止することができる。
また本発明においては、入力されるオーディオ信号を増幅した後、得られた当該オーディオ信号の信号電圧をスピーカに供給するようにして、当該スピーカを駆動するスピーカ駆動方法において、スピーカ内の負荷から発生した逆起電力によりオーディオ信号の信号電圧に生じた歪みを検出した後、当該検出された歪み分の電圧をオーディオ信号の信号電圧から除去し、その歪み分の電圧を除去したオーディオ信号を増幅させてスピーカに供給するようにした。
この結果このスピーカ駆動方法では、増幅した後のオーディオ信号がスピーカ内の負荷から発生した逆起電力の影響を受けることなく、当該オーディオ信号に歪みが生じるのを未然に防止することができる。
上述のように本発明によれば、入力されるオーディオ信号を第1の増幅回路を介して増幅した後、得られた当該オーディオ信号の信号電圧をスピーカに供給するようにして、当該スピーカを駆動するスピーカ駆動装置において、スピーカ内の負荷から発生した逆起電力によりオーディオ信号の信号電圧に生じた歪みを検出する歪み検出手段と、歪み検出手段により検出された歪み分の電圧をオーディオ信号の信号電圧から除去する歪み除去手段とを設け、歪み除去手段から出力されるオーディオ信号を第1の増幅回路を介して増幅させてスピーカに供給するようにしたことにより、第1の増幅回路を介して増幅されたオーディオ信号がスピーカ内の負荷から発生した逆起電力の影響を受けることなく、当該オーディオ信号に歪みが生じるのを未然に防止することができ、かくしてオーディオ信号に基づく音声にノイズが生じるのを効率良く防止することができるスピーカ駆動装置を実現できる。
また本発明によれば、入力されるオーディオ信号を増幅した後、得られた当該オーディオ信号の信号電圧をスピーカに供給するようにして、当該スピーカを駆動するスピーカ駆動方法において、スピーカ内の負荷から発生した逆起電力によりオーディオ信号の信号電圧に生じた歪みを検出した後、当該検出された歪み分の電圧をオーディオ信号の信号電圧から除去し、その歪み分の電圧を除去したオーディオ信号を増幅させてスピーカに供給するようにしたことにより、増幅した後のオーディオ信号がスピーカ内の負荷から発生した逆起電力の影響を受けることなく、当該オーディオ信号に歪みが生じるのを未然に防止することができ、かくしてオーディオ信号に基づく音声にノイズが生じるのを効率良く防止することができるスピーカ駆動方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態によるスピーカ装置の構成
図4との対応部分に同一符号を付して示す図1において、30は本実施の形態によるスピーカ装置を示し、外部のMD(Mini Disc)プレーヤやチューナ等の再生機器からなる信号源2と信号増幅用アンプ3との間に、当該信号増幅用アンプ3の出力電圧をフィードバック制御により補正するための歪み補正回路31が設けられていることを除いて、上述した従来のスピーカ装置1と同様に構成されている。
この歪み補正回路31は、基準電圧用アンプ32と、差動増幅回路でなる誤差電圧検出用のエラーアンプ33と、差動増幅回路でなる誤差電圧減算用の減算アンプ34とから構成されている。このうち基準電圧用アンプ32は、開ループ電圧利得が信号増幅用アンプ3と同じになるように予め設定されている。またエラーアンプ33は、一入力端に基準電圧用アンプ32の出力端と接続されると共に、他入力端が信号増幅用アンプ3の出力端と接続されている。
さらに減算アンプ34は、一入力端が信号源2に接続されると共に、他入力端がエラーアンプ33の出力端に接続されている。この減算アンプ34の一入力端と信号源2との接続中点P1には、基準電圧用アンプ32の入力端が接続されている。
実際にこの歪み補正回路では、まずエラーアンプ33において、信号源2から信号増幅用アンプ3を介して増幅されたオーディオ信号S2の信号電圧と、信号源2から基準電圧用アンプ32を介して増幅されたオーディオ信号S3の信号電圧との差分を検出して、当該検出結果を差分信号S4として減算アンプ34の他入力端に供給する。
このとき信号増幅用アンプ3を介して増幅されたオーディオ信号S2がスピーカ4に供給されると、このスピーカ4内では、コーン型振動板(図示せず)の振動に応じてボイスコイル15から逆起電力が発生することから、当該逆起電力に応じた電流が信号増幅用アンプ3に流れ込む。この結果、信号増幅用アンプ3では、信号源2から供給されるオーディオ信号S1(図2(A))を増幅したときに、得られたオーディオ信号S2の信号電圧にボイスコイル15から発生した逆起電力分の歪みが生じる(図2(B))。
ここで信号増幅用アンプ3及び基準電圧用アンプ32の開ループ電圧利得が同一であるため、エラーアンプ33の出力端から出力される、信号増幅用アンプ3を介して得られるオーディオ信号S2の信号電圧(図2(B))と、基準電圧用アンプ32を介して得られるオーディオ信号S3の信号電圧(図2(C))との差分でなる差分信号S4の信号電圧は、ボイスコイル15から発生した逆起電力分の歪みを表す誤差電圧となる(図2(D))。
続いて減算アンプ34は、信号源2から供給されるオーディオ信号S1の信号電圧からエラーアンプ33から供給される誤差電圧を差し引いた差分電圧を信号増幅用アンプ3の入力端に供給する。これにより信号増幅用アンプ3は、信号源2から供給されるオーディオ信号を増幅する際に、既に減算アンプ34においてスピーカ4内のボイスコイル15で発生した逆起電力分の歪み(図2(D))がオーディオ信号S2の信号電圧から取り除かれていることから、当該歪みを補正した状態でオーディオ信号S2´の信号電圧(図2(E))をボイスコイル15に供給することができる。
このようにスピーカ装置30では、信号源2から供給されるオーディオ信号S2を信号増幅用アンプ3を介して増幅した後、得られた信号増幅用アンプ3の出力電圧に生じた歪み分を歪み補正回路31を用いてフィードバック制御するようにして補正した後、当該オーディオ信号S2´に基づく音声をスピーカ4から出力することができる。
(2)本実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、このスピーカ装置30では、信号源2から信号増幅用アンプ3を介して増幅されたオーディオ信号S2がスピーカ4に供給されると、当該スピーカ4内でコーン型振動板の振動に起因してボイスコイル15から逆起電力が発生して、その逆起電力に応じた電流が信号増幅用アンプ3に流れ込む。
このとき歪み補正回路31は、信号増幅用アンプ3から出力されるオーディオ信号S2の信号電圧から、ボイスコイル15から発生した逆起電力分の歪みを誤差電圧として検出し、当該誤差電圧を元のオーディオ信号S1の信号電圧から減算することにより、当該誤差電圧が差し引かれたオーディオ信号を信号増幅用アンプ3に供給する。
この結果、スピーカ装置30では、信号増幅用アンプ3を介して増幅されたオーディオ信号S2´の信号電圧は、既にボイスコイル15で発生した逆起電力分の歪みがフィードバック的に補正された状態にあるため、当該オーディオ信号S2´をスピーカ4に供給した場合でもボイスコイル15で発生した逆起電力の影響を受けることなく信号に歪みが生じるのを未然に防止することができる。
以上の構成によれば、このスピーカ装置30において、信号増幅用アンプ3の前段に歪み補正回路31を設け、信号源2から信号増幅用アンプ3を介して増幅されたオーディオ信号S2に基づいて、スピーカ4内のボイスコイル15で発生した逆起電力分の歪みを誤差電圧として検出し、当該誤差電圧を元のオーディオ信号S1の信号電圧から減算するようにしたことにより、信号増幅用アンプ3を介して増幅されたオーディオ信号S2´はボイスコイル15で発生した逆起電力の影響を受けることなく、当該オーディオ信号S2´に基づく音声にノイズが生じるのを効率良く防止することができる。
(3)他の実施の形態
なお本実施の形態においては、本発明を図1に示すようなスピーカ装置30に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号増幅されたオーディオ信号に基づく音声をスピーカを介して出力するものであれば、コーン型スピーカ以外にも種々の構成からなるスピーカを搭載したスピーカ装置に広く適用することができる。
また上述の本実施の形態においては、入力されるオーディオ信号S1を信号増幅用アンプ(第1の増幅回路)3を介して増幅した後、得られた当該オーディオ信号S2の信号電圧をスピーカ4に供給するようにして、当該スピーカ4を駆動するスピーカ駆動装置を、図1に示す信号増幅用アンプ3及び歪み補正回路31から構成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、オーディオ信号S1を増幅してスピーカ4を駆動することができれば、この他種々の構成でなるスピーカ駆動装置に広く適用するようにしても良い。
さらに上述の本実施の形態においては、スピーカ4内のボイスコイル(負荷)15から発生した逆起電力によりオーディオ信号S2の信号電圧に生じた歪みを検出する歪み検出手段を、図1に示すスピーカ装置30の歪み補正回路31内における基準電圧用アンプ32及びエラーアンプ33から構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成からなる歪み検出手段に広く適用することができる。
すなわち本実施の形態では、歪み検出手段を、信号増幅用アンプ(第1の増幅回路)3と同じ電圧利得を有し、入力されるオーディオ信号S1を増幅する基準電圧用アンプ(第2の増幅回路)32と、信号増幅用アンプ(第1の増幅回路)3を介して得られたオーディオ信号S2の信号電圧を、基準電圧用アンプ(第2の増幅回路)32の出力電圧を基準として比較するエラーアンプ(比較回路)33とから構成するようにした。
このように歪み補正回路31では、信号増幅用アンプ(第1の増幅回路)3と同じ電圧利得を有する基準電圧用アンプ(第2の増幅回路)32を設け、信号増幅用アンプ(第1の増幅回路)3及び基準電圧用アンプ(第2の増幅回路)32に共通のオーディオ信号S1を入力させてそれぞれ増幅結果をエラーアンプ(比較回路)33において比較するようにしたことにより、信号増幅用アンプ(第1の増幅回路)3を介して出力されるオーディオ信号S2と同じ信号電圧を新たに生成するための回路を別途設ける場合と比較して構成を簡易にすることができる。
さらに上述の本実施の形態においては、基準電圧用アンプ32及びエラーアンプ33(歪み検出手段)により検出された歪み分の電圧をオーディオ信号S2の信号電圧から除去する歪み除去手段として、図1に示すスピーカ装置30の歪み補正回路31内における減算アンプ34を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成からなる歪み除去手段に広く適用することができる。
例えば図1との対応部分に同一符号を付した図3に示す構成のスピーカ装置40では、歪み補正回路31内の減算アンプ34に代えて、歪み補正回路41内に減算器42を設けたことを除いて、上述した図1に示すスピーカ装置30と同様に構成されている。
この歪み補正回路41においても、減算器42は、信号源2から供給されるオーディオ信号S1の信号電圧からエラーアンプ33から供給される誤差電圧(差分信号S4)を差し引くようにして、スピーカ4内のボイスコイル15で発生した逆起電力分の歪みをオーディオ信号S2の信号電圧から取り除くことができれば良い。
スピーカ駆動装置及びスピーカ駆動方法において、MDプレーヤ等のオーディオ機器や携帯電話機などに搭載するスピーカに適用することができる。
本実施の形態によるスピーカ装置の構成を示すブロック図である。 オーディオ信号の電圧歪みの改善状態の説明に供する信号波形図である。 他の実施の形態によるスピーカ装置の構成を示すブロック図である。 従来のスピーカ装置の構成を示すブロック図である。 従来のスピーカの内部構造を示す略線的な断面図である。
符号の説明
1、30、40……スピーカ装置、2……信号源、3……信号増幅用アンプ、4……スピーカ、10……コーン型振動板、15……ボイスコイル、18……磁気回路、31、41……歪み補正回路、32……基準電圧用アンプ、33……エラーアンプ、34……減算アンプ、42……減算器、S1、S2(S2´)……オーディオ信号。

Claims (4)

  1. 入力されるオーディオ信号を第1の増幅回路を介して増幅した後、得られた当該オーディオ信号の信号電圧をスピーカに供給するようにして、当該スピーカを駆動するスピーカ駆動装置において、
    上記スピーカ内の負荷から発生した逆起電力により上記オーディオ信号の信号電圧に生じた歪みを検出する歪み検出手段と、
    上記歪み検出手段により検出された上記歪み分の電圧を上記オーディオ信号の信号電圧から除去する歪み除去手段と
    を具え、上記歪み除去手段から出力される上記オーディオ信号を上記第1の増幅回路を介して増幅させて上記スピーカに供給する
    ことを特徴とするスピーカ駆動装置。
  2. 上記歪み検出手段は、
    上記第1の増幅回路と同じ電圧利得を有し、入力される上記オーディオ信号を増幅する第2の増幅回路と、
    上記第1の増幅回路を介して得られた上記オーディオ信号の信号電圧を、上記第2の増幅回路の出力電圧を基準として比較する比較回路と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ駆動装置。
  3. 入力されるオーディオ信号を増幅した後、得られた当該オーディオ信号の信号電圧をスピーカに供給するようにして、当該スピーカを駆動するスピーカ駆動方法において、
    上記スピーカ内の負荷から発生した逆起電力により上記オーディオ信号の信号電圧に生じた歪みを検出する第1のステップと、
    検出された上記歪み分の電圧を上記オーディオ信号の信号電圧から除去する第2のステップと、
    上記歪み分の電圧を除去した上記オーディオ信号を増幅させて上記スピーカに供給する第3のステップと
    を具えることを特徴とするスピーカ駆動方法。
  4. 上記第1のステップでは、
    上記スピーカ内の負荷から発生した逆起電力による歪みが生じた上記オーディオ信号の信号電圧を、当該オーディオ信号を同じ電圧利得で増幅して得られる信号電圧を基準として比較する
    ことを特徴とする請求項3に記載のスピーカ駆動方法。
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