JP2006049566A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細化に適した構造を有し、製造が容易であり、使用できる材料に対する制約の少ない強誘電体メモリを含む半導体装置及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】上記の課題を解決した半導体装置は、半導体基板の表面領域に形成された電界効果型トランジスタと、前記電界効果型トランジスタの一方のソース/ドレイン内の前記半導体基板内に形成され、一方の電極が前記ソース/ドレインに接続されたトレンチ型強誘電体キャパシタと、前記半導体基板中に形成され、前記トレンチ型強誘電体キャパシタの他方の電極に接続された配線とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、強誘電体膜を使用した半導体記憶装置に係り、特に、微細化に適した構造を有する半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
DRAM(dynamic random access memory)をはじめとする半導体記憶装置は、高集積化を実現するために微細化にともなって3次元構造を採用してきている。従来構造のトレンチ型強誘電体メモリ(FeRAM:ferroelectric random access memory)を図44に示す。図44は、断面構造を説明するための図であり、(a)は独立したトレンチ型FeRAMを、(b)は直列接続されたトレンチ型FeRAMを示す。図44に示したように、MOS(metal oxide semiconductor)トランジスタ40及びこの一方のソース/ドレイン46aに形成された下部電極56、強誘電体58膜及び上部電極60からなるトレンチ型強誘電体キャパシタ50を有する。キャパシタの上部電極60は、第1のプラグ86を介してプレート線90に接続される。さらに、図44(b)に示した直列接続されたトレンチ型FeRAMでは、プレート線90は、第2のプラグ84を介してMOSトランジスタの他方のソース/ドレイン46bに接続される。このトレンチ型FeRAMでは、キャパシタ50の上部電極60からプレート線90に接続するコンタクトプラグ82を引き出さなければならないため、この部分に加工余裕(A)が必要になり微細化に対しては限界がある。さらに、図44(b)に示した直列接続されたトレンチ型FeRAMは、共通に接続された下部電極56a,56bに対して、それぞれの上部電極60a,60bは、別のプレート線90a,90bに接続される。このプレート線間の間隔(B)を確保することも微細化に対する障害になっている。
一方、従来構造のスタック型FeRAMを図45に示す。図45は、断面構造を説明するための図であり、(a)は独立したスタック型FeRAMを、(b)は直列接続されたスタック型FeRAMを示す。図45に示したように、MOSトランジスタ40と、この一方のソース/ドレイン46aに形成された第1のプラグ82上に柱状の下部電極56、強誘電体58膜及び上部電極60からなるキャパシタ51を有する。この上部電極60は、第3のプラグ86を介してプレート線90に接続される。さらに、図45(b)に示した直列接続されたスタック型FeRAMでは、プレート線90は、第2のプラグ84を介してMOSトランジスタ40の他方のソース/ドレイン46bに接続される。このスタック型FeRAMでは、微細化とともに以下に示すような微細加工そのものが問題になってきている。例えば、コンタクトプラグ82とキャパシタ51との位置合せ(C)、隣接するキャパシタ51間の加工余裕(D)、分離されたプレート線90間の間隔(B)、柱状の下部電極56のエッチング加工(E)、キャパシタ51上方のプレート配線90bとソース/ドレイン46bとを接続するコンタクトプラグ86の加工(F)等が問題としてあげられる。
また、特許文献1には、さらに他の3次元構造のFeRAMが開示されている。このFeRAMは、キャパシタに使用する強誘電体膜の特性劣化を抑制するためにキャパシタを平坦な構造にしたものである。シリコン基板101上に、エピタキシャル成長させた第1の電極104、強誘電体膜105及び第2の電極106からなるキャパシタが形成される。このキャパシタを有する基板上に、絶縁膜110を介してSOI(silicon on insulator)層109が形成される。このSOI層109にMOSトランジスタが形成される。第1の電極104は、プレート線の機能をも有する。この構造は、MOSトランジスタの下方の領域をキャパシタに使用できるため、この点では微細化に対して優れた構造といえる。しかし、キャパシタをエピタキシャル成長によって形成しているが、異種の材料を使用するエピタキシャル成長、いわゆるヘテロエピタキシャル成長は、極めて高度な技術であり、使用できる材料に制約がある。これに加えて、SOI構造を採用しているため、さらに製造プロセスが複雑である。
特開平10−303396号公報
本発明の目的は、微細化に適した構造を有し、製造が容易であり、使用できる材料に対する制約の少ない強誘電体メモリを含む半導体装置及びその製造方法を提供することである。
上記の課題は、本発明に係る以下の半導体記憶装置及びその製造方法によって解決される。
本発明の1態様による半導体装置は、半導体基板の表面領域に形成された電界効果型トランジスタと、前記電界効果型トランジスタの一方のソース/ドレイン内の前記半導体基板内に形成され、一方の電極が前記ソース/ドレインに接続されたトレンチ型強誘電体キャパシタと、前記半導体基板中に形成され、前記トレンチ型強誘電体キャパシタの他方の電極に接続された配線とを具備することを特徴とする。
本発明の他の態様による半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板内に配線用溝を形成する工程と、前記配線溝の内壁に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に配線を形成する工程と、前記配線上に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜を含む前記半導体基板上に半導体層を形成する工程と、前記半導体層の表面領域に電界効果型トランジスタを形成する工程と、前記電界効果型トランジスタの一方のソース/ドレインに前記配線に達するトレンチを形成する工程と、前記トレンチ内に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜上に前記配線に接続する下部電極を形成する工程と、前記下部電極上に容量強誘電体膜を形成する工程と、前記強誘電体膜上に前記ソース/ドレインに接続する上部電極を形成し、トレンチ型強誘電体キャパシタを形成する工程とを具備することを特徴とする。
本発明によって、微細化に適した構造を有し、製造が容易であり、使用できる材料に対する制約の少ない強誘電体メモリを含む半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
本発明は、トレンチ型強誘電体メモリ(FeRAM)において、プレート線を半導体基板中、例えばシリコン基板中に形成することによって上記の微細化に対する課題を解決して、微細化を容易にしたものである。
以下に、本発明のいくつかの実施形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。図面では、一貫して対応するものは同じ参照符号で表わしている。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1及び図2を用いて説明する。第1の実施形態は、基板中に絶縁膜14,18で囲まれたプレート線(PL)16を形成した半導体基板10Aを用いて、それぞれが独立したトレンチ型強誘電体メモリを形成した例である。
図1は、本実施形態のトレンチ型FeRAMの平面図である。図2は、その断面構造を説明するための図である。図2(a)は、図1に破断線2A−2Aで示したプレート線(PL)16に沿った方向の断面構造を説明するための図である。図2(b)は、図1に破断線2B−2Bで示したPL16に垂直なワード線(WL)44方向の断面構造を説明するための図である。図2(b)においてトレンチ型強誘電体キャパシタ50、コンタクトプラグ68、及びゲート電極44(WL)は、紙面に垂直な方向のそれぞれ異なる断面に形成されているが、便宜上同時に図示している(以下の図も同様である)。
図1には4つのキャパシタセルCELL11,12,21,22を示してある。それぞれのキャパシタセル(例えば、CELL11)は、1個のMOSトランジスタ40(TR11)と1個のキャパシタ50(CP11)を含む。図2(a)に示したように、MOSトランジスタ40の一方のソース/ドレイン46aには、トレンチ型強誘電体キャパシタ50が形成される。キャパシタ50の下部電極56は、半導体基板10A中に形成されたPL16に接続される。他方のソース/ドレイン46bには、半導体基板10Aの上方に形成されたビット線(BL)72に接続するコンタクトプラグ(CN)68が設けられる。キャパシタ50(CP11,12・・・)の下部電極56は、図2に示したように半導体基板10A中でPL16に共通に接続される。BL70は、PL16と平行に半導体基板10Aの上方に設けられ、コンタクトプラグ68(CN11,12・・・)と共通に接続される。この構造では、トレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56とPL16とは直接接続される。そのため、従来技術で必要であった接続用のコンタクトプラグ(例えば、図44のコンタクトプラグ86)を形成する必要がなく、微細化に適した構造である。
第1の実施形態の半導体装置の製造プロセスを図3から図14を用いて説明する。図は、図2と同様に、断面構造を説明するための図であり、前述したように図示された各部が全て同一断面上に存在するとは限らないが、便宜上同じ図に示してある。図3から図14の各図(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、各図(b)は、(a)と直角なWLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。
(1)まず、絶縁膜14,18により基板12と絶縁されたPL16を埋め込んだ半導体基板10Aを形成する。図3(a),(b)に示したように出発材料の基板12、例えば、シリコン基板にPL配線を形成するためのPL配線溝16tをリソグラフィ及びエッチング技術により形成する。
図4(a),(b)に示したように、基板12全体に第1の絶縁膜14を、例えば、熱酸化により酸化シリコン(SiO2)膜を形成し、PL配線溝16tの内壁を第1の絶縁膜14で覆う。そして、基板12全面にPL配線材料16を堆積し、PL配線溝16tを埋める。PL配線材料としては、例えば、リン、ボロン等の不純物を高濃度にドープしたポリシリコン、モリブデン(Mo)、タングステン(W)等の高融点金属を使用することができる。
次に、例えば、CMP(chemical-mechanical planarization)によりPL配線溝16t以外に堆積した配線材料を除去すると同時に、平坦化すると、図5(a),(b)に示したPL16を形成できる。さらに、図6(a),(b)に示したように、PL16の表面をエッチバックして第2の絶縁膜18を全面に形成し、PL16を第2の絶縁膜18で覆う。第2の絶縁膜18としては、例えば、CVD法で形成するSiO2膜若しくはシリコン窒化(SiN)膜を使用できる。そして、図7(a),(b)に示したように、PL16以外のシリコン基板12上に形成された第1及び第2の絶縁膜12,18を除去し、シリコン基板12表面を露出させる。
次に、エピタキシャル成長によりシリコン基板12全面にエピタキシャルシリコン層20を所定の厚さ成長させる。このようにして、図8(a),(b)に示した絶縁膜により基板と絶縁されたPL16が埋め込まれた半導体基板10Aを形成できる。PL16は、実際には幅が狭いため、PL16を覆う絶縁膜12,18上にも良好にエピタキシャルシリコン20層が成長する。
(2)次に、半導体基板10AにMOSトランジスタ40を形成する。図9(a),(b)に示したように、半導体基板10Aに素子分離36を形成し、ゲート絶縁膜42を全面に形成する。素子分離36は、例えば、基板10Aに浅い溝を形成し、絶縁膜でこの溝を埋めたSTI(shallow trench isolation)を適用できる。ゲート絶縁膜42には、例えば、シリコン酸化(SiO2)膜、SiN膜、シリコン酸窒化(SiON)膜、若しくはSiO2膜より高い誘電率を有するタンタル酸化(Ta2O5)膜などの高誘電率絶縁膜を使用することができる。
ゲート絶縁膜42上にゲート電極44を形成するための導電性材料、例えば、リン(P)、ホウ素(B)を高濃度に添加した多結晶シリコン膜を堆積する。この多結晶シリコン膜をリソグラフィ及びエッチング技術によって加工し、ゲート電極44を形成する。ゲート電極44には、多結晶シリコンの他に、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)等の高融点金属、若しくはこれらの金属のシリサイドを使用することができる。ゲート電極44は、図1に示したようにキャパシタセル間のMOSトランジスタ40を図のタテ方向に接続し、ワード線(WL)44として働く。その後、ゲート電極44をマスクとしてソース/ドレイン46をイオン注入及びアニールにより形成する。
このようにして、半導体基板10AにMOSトランジスタ40を形成できる。
(3)このMOSトランジスタ40の一方のソース/ドレイン46aにトレンチ型強誘電体キャパシタ50を形成する。図10(a),(b)に示したように、ソース/ドレイン46aにPL16に達する深さのキャパシタ用トレンチ52を形成する。トレンチ52の内壁をトレンチサイドウォール絶縁膜54で覆う。トレンチサイドウォール絶縁膜54は、例えば、熱酸化によるSiO2膜を使用できる。この他に、CVD−SiO2膜、SiN膜、アルミニウム酸化(Al2O3)膜、ハフニウム酸化(HfO2)膜を使用できる。
トレンチサイドウォール絶縁膜54の上部を除去するために、トレンチ52をレジスト(図示していない)で埋め、そしてレジストの上部をソース/ドレイン46の拡散深さより浅い深さだけ除去する。このレジストをマスクとしてキャパシタ用トレンチ52上部のトレンチサイドウォール絶縁膜54を除去する。その後、トレンチ52内のレジストを除去し、異方性ドライエッチングによりトレンチ52底部のトレンチサイドウォール絶縁膜54を除去する。
次に、強誘電体キャパシタ50の下部電極56用材料をトレンチ52内部のトレンチサイドウォール絶縁膜54上に堆積する。下部電極56は、例えば、イリジウム(Ir)、酸化イリジウム(IrO2)、ルテニウム(Ru)、酸化ルテニウム(RuO2)、白金(Pt)を含む材料を使用することができる。そして、トレンチサイドウォール絶縁膜54の上部を除去した方法と同様にして、図11(a),(b)に示したように、下部電極56の上部をエッチバックする。下部電極56のエッチバックは、トレンチサイドウォール絶縁膜54の上部が露出するまで行う。また、トレンチ52底部の絶縁膜54が除去されているため、下部電極56は、PL16に直接接続される。
続いて、トレンチ52内の下部電極56上に強誘電体膜58を堆積する。強誘電体膜58としては、ペロブスカイト構造の金属酸化物、例えば、チタン酸ジルコニウム鉛(PZT)、タンタル酸ストロンチウムビスマス(SBT)を使用することができる。強誘電体膜58の上部も、下部電極56と同様にエッチバックする。エッチバックをした結果、図11(a),(b)に示したように、強誘電体膜58の上部は、トレンチサイドウォール絶縁膜54と接している。
そして、上部電極60を堆積し、エッチバックにより表面を平坦化する。上部電極60は、トレンチサイドウォール絶縁膜54の上方でソース/ドレイン46aに接する。上部電極60としては、例えば、Ir,IrO2,Ru,RuO2,Ptを使用することができる。このようにして、図12(a),(b)に示したように、上部電極60がソース/ドレイン46aに接続され、下部電極56がPL16に接続されたトレンチ型強誘電体キャパシタ50が形成される。
(4)次に、半導体基板10A上に水素拡散防止膜62及び層間絶縁膜64を形成する。まず、これらの絶縁膜を形成する前に酸素を含む雰囲気中でアニールを行い、トレンチ型強誘電体キャパシタ50の形成時に強誘電体膜58に与えられたダメージを回復させる。そして、図13(a),(b)に示したように、全面に水素拡散防止膜62を形成する。水素拡散防止膜62として、例えば、Al2O3、SiN、SiON、酸化チタン(TiO2)等を使用できる。さらに、水素拡散防止膜62の全面に層間絶縁膜64を形成して、例えば、CMPにより平坦化して、図13(a),(b)に示した構造を形成する。
(5)次に、MOSトランジスタ40の他方のソース/ドレイン46bに接続するBL70を形成する。図14(a),(b)に示したように、ソース/ドレイン46b上の層間絶縁膜64及び水素拡散防止膜62に、コンタクトホール68h及び層間絶縁膜64にBL配線溝70tを順にリソグラフィ及びエッチング技術により形成する。このコンタクトホール68h及びBL配線溝70tを配線材料、例えば、リンドープ多結晶シリコン若しくはWを堆積して埋める。そして、例えば、CMPで表面を平坦化すると同時に、BL配線溝70t以外に堆積した配線材料を除去する。このようにして、BL70及びBL70とソース/ドレイン46bを接続するコンタクトプラグ68を形成できる。
その後、多層配線等の半導体装置に必要な工程を行って、強誘電体メモリを含む半導体装置を完成する。
このようにして、絶縁膜により基板と絶縁され、基板に埋め込まれたPL配線16を有する半導体基板10Aにトレンチ型強誘電体メモリを形成できる。
本実施形態による、強誘電体メモリを含む半導体装置は、微細化に適した構造を有し、製造が容易であり、使用できる材料に対する制約の少ない強誘電体メモリを含む半導体装置である。すなわち、PL配線16とトレンチ強誘電体キャパシタ50の下部電極56が直接接続され、コンタクトプラグによる引出しが不要である。さらに、半導体基板10A中のPL配線16と基板10A上方に形成されるBL配線70とは、平面的に重なった位置に形成できるため、高集積化に適した構造である。また、使用できる材料も、従来の平面型及びトレンチ型の強誘電体メモリと同様のものを使用できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態を図15及び図16を用いて説明する。第2の実施形態は、pn接合により基板と絶縁されたプレート線(PL)26を形成した半導体基板10B中に、トランジスタ−キャパシタ(TC)並列ユニット直列接続型のトレンチ型強誘電体メモリの一例である。図15は、本実施形態のトレンチ型FeRAMの平面図である。図16(a)は、図15に破断線16A−16Aで示したプレート線(PL)26に沿った方向の断面構造を説明するための図である。図16(b)は、図15に破断線16B−16Bで示したPL26に垂直なワード線(WL)44に平行な方向の断面構造を説明するための図である。
図15には、8個のTC並列ユニットセルを示してあるが、2つのユニットセル(CELL11,12)のみを点線で囲ってある。TC並列ユニットセル(例えば、CELL11)は、並列に接続された1のMOSトランジスタ(TR11)と1のトレンチ型強誘電体キャパシタ(CP11)とを含む。図16(a)に示したように、両端を除くMOSトランジスタ40の各ソース/ドレイン46は、それぞれ両側の2つのMOSトランジスタ40で共有される。両端のソース/ドレイン46には、1個のトレンチ型強誘電体キャパシタ50が形成され、その内側の奇数番目のソース/ドレイン46には、2個のトレンチ型強誘電体キャパシタ50が形成される。偶数番目のソース/ドレイン46には、そのソース/ドレインとPL26とを接続するトレンチコンタクト80が形成される。(2N−1)と2N番目(Nは整数)のトレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56は、N番目のPL26に接続される。N番目のPL26は、N番目のトレンチコンタクト80に接続される。
例えば、MOSトランジスタ40aの一方のソース/ドレイン46aにはトレンチ型強誘電体キャパシタ50aが形成され、その上部電極60aはソース/ドレイン46aに接続される。下部電極56aは、半導体基板10B中に形成されたPL26aに直接接続される。MOSトランジスタ40aの他方のソース/ドレイン46bはトレンチコンタクト80を介してPL26aに接続される。TC並列ユニット直列接続型のトレンチ型強誘電体メモリ200は、このユニットセルが直列に接続されたものである。
その接続を以下に説明する。すなわち、MOSトランジスタ40aと40bとは、ソース/ドレイン46bを共有する。さらに、MOSトランジスタ40bと40cは、ソース/ドレイン46cを共有する。トレンチ型強誘電体キャパシタ50aと50bの下部電極56aと56bとは、PL26aで共通に接続される。各PL26は、2つのトレンチ型強誘電体キャパシタ50を接続するだけであるので、トレンチ型強誘電体キャパシタ50cと50dの下部電極56cと56dとは、PL26aとは絶縁されたPL26bに共通に接続される。また、トレンチ型強誘電体キャパシタ50bと50cのそれぞれの上部電極60bと60cとは、MOSトランジスタ40bのソース/ドレイン46cに共通に接続される。このソース/ドレイン46cは、MOSトランジスタ40bと40cとで共有される。これを繰り返してTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリが形成される。
第2の実施形態の半導体装置の製造プロセスを図17から図23を用いて説明する。図は、図2と同様に、断面構造を説明するための図であり、図示された各部位が全て同一断面上に存在するのではない。図17から図23の各図(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、(a)と直角方向のWLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。
(1)まず、PL26を埋め込んだ半導体基板10Bを形成する。上述したように、各PL26は、2個のトレンチ型強誘電体キャパシタ50だけを接続するように、短く分離されている。図17(a),(b)に示したように出発材料の基板12、例えば、シリコン基板にPL配線と基板とを絶縁するために、例えば、ボロンを高濃度にドープした第1のp+シリコン層24を形成する。第1のp+シリコン層24は、例えば、熱拡散によって、若しくはp+ドープト非晶質シリコンを堆積後、固相エピタキシャル成長によって形成できる。この第1のp+シリコン層24にPL配線26を形成するための短く分断されたPL配線溝26tをリソグラフィ及びエッチング技術により形成する。
次に、図18(a),(b)に示したように、基板12全体にPL配線材料である、例えば、リンを高濃度にドープしたn+シリコン層26を形成する。n+シリコン層26も、第1のp+シリコン層24と同様に、例えば、n+ドープト非晶質シリコンを堆積後、固相エピタキシャル成長によって形成できる。PL配線溝26t以外に堆積されたn+シリコン層26を、例えば、CMPより除去する。そして、基板12全面に第2のp+シリコン層28を堆積する。このようにしてPL配線になるn+シリコン層26は、その周囲がp+シリコン層24,28で囲まれ、基板12と電気的に絶縁される。第1及び第2のp+シリコン層22,28及びn+シリコン層26の全てをドープト非晶質シリコンで形成する場合には、固相エピタキシャル成長を一括して行うこともできる。
次に、エピタキシャル成長によりシリコン基板12全面に、例えば、エピタキシャルシリコン層20を所定の厚さ成長させて、図19(a),(b)に示したPL26を埋め込んだ半導体基板10Bを形成できる。このようにして、pn接合により基板と絶縁され、短く分離されたPL26を半導体基板10B中に形成できる。
(2)次に、半導体基板10BにMOSトランジスタ40を形成する。図20(a),(b)は、半導体基板10BにMOSトランジスタ40を形成した図である。第1の実施形態の図9とは、パターンが異なるだけで製造プロセスは同じであるため、詳細な説明は省略する。図中には、素子分離36、ゲート絶縁膜42、ゲート電極44、及びソース/ドレイン46が示されている。そして、例えば、MOSトランジスタ40aと40bは、ソース/ドレイン46bを共有し、MOSトランジスタ40bと40cとは、ソース/ドレイン46cを共有するように配置してある。
(3)このMOSトランジスタ40の奇数番目のソース/ドレイン46に、トレンチ型強誘電体キャパシタ50を形成する。ただし、両端を除く内側の奇数番目のソース/ドレイン46(例えば、ソース/ドレイン46c)には、2個のトレンチ型強誘電体キャパシタ50b、50cを形成する。トレンチ型強誘電体キャパシタ50の形成方法は、第1の実施形態と同じであるため詳細な説明は省略する。図21(a),(b)に示したように、奇数番目のソース/ドレイン46には、トレンチサイドウォール絶縁膜54、下部電極56、容量絶縁膜である強誘電体膜58及び上部電極60を含むトレンチ型強誘電体キャパシタ50が形成される。トレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56はPL26に直接接続され、上部電極60はソース/ドレイン46に接続される。2つのトレンチ型強誘電体キャパシタ50a,50bの下部電極56a,56bは、共通の短いPL26aに接続される。
(4)次に、MOSトランジスタ40の偶数番目のソース/ドレイン46は、トレンチコンタクト80を形成する。トレンチコンタクト80の製造方法は、トレンチ型強誘電体キャパシタ50の製造方法の一部とほぼ同じであるので、簡単に説明する。
図22(a)に示したように、偶数番目のソース/ドレイン46(例えば,46b)にPL26(例えば、PL26a)に達する深さのコンタクト用トレンチ80tを形成する。トレンチ80tの内壁をトレンチサイドウォール絶縁膜78で覆う。トレンチサイドウォール絶縁膜78は、例えば、熱酸化によるSiO2膜を使用できる。トレンチサイドウォール絶縁膜78の上部を除去し、ソース/ドレイン46とのコンタクト部を形成する。そして、トレンチ80t底部のトレンチ絶縁膜78を異方性ドライエッチングにより除去してトレンチコンタクト80とPL26とのコンタクト部を形成する。
その後、プラグ用材料である、例えば、n+ポリシリコンを全面に堆積してトレンチ80t内部を埋める。そして、エッチバックにより表面のポリシリコンを除去すると同時に平坦化して、図22に示したトレンチコンタクト80を形成できる。
(5)次に、水素拡散防止膜62及び層間絶縁膜64を形成する。まず、これらの絶縁膜を形成する前に酸素を含む雰囲気中でアニールを行い、トレンチ型強誘電体キャパシタ50の形成時に強誘電体膜58に与えられたダメージを回復させる。そして、図23(a),(b)に示したように、全面に水素拡散防止膜62を形成する。水素拡散防止膜62として、例えば、Al2O3、SiN、SiON、TiO2等を使用できる。さらに、水素拡散防止膜62の全面に層間絶縁膜64を形成して、例えば、CMPにより平坦化して、図23(a),(b)に示した構造を形成する。
その後、多層配線等の半導体装置に必要な工程を行って、強誘電体メモリを含む半導体装置を完成する。
このようにして、pn接合により基板と絶縁され、基板に埋め込まれたPL配線26を有する半導体基板10BにTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型強誘電体メモリを形成できる。
本実施形態による、強誘電体メモリを含む半導体装置は、微細化に適した構造を有し、製造が容易であり、使用できる材料に対する制約の少ない強誘電体メモリを含む半導体装置である。すなわち、PL配線26とトレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56とが直接接続され、コンタクトプラグによる引出しが不要であるため、高集積化に適した構造である。また、使用できる材料も、従来の平面型及びトレンチ型の強誘電体メモリと同様のものを使用できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態を図24(a),(b)に示す。第3の実施形態は、基板中に絶縁膜で絶縁されたPL16を埋め込んで形成した半導体基板10Cに、埋め込み酸化膜32(BOX:Buried Oxide)を介して形成したSOI(Silicon On Insulator)層34を有するSOI構造の半導体基板11を使用する。この基板11にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型強誘電体メモリ(FeRAM)を形成する例である。図24(a)は、PL16に沿った方向の断面構造を説明するための図であり、図24(b)は、PL16に垂直なWL44に平行な方向の断面構造を説明するための図である。本実施形態のPL16は、図24(a),(b)に示したように第1の実施形態と同様に、絶縁膜14,18により基板と絶縁されたPL16であるが、PL16の長手方向の隣接するPL16間の分離の信頼性をさらに高めるために、プレート線(PL)分離30で分離したものである。
SOI構造の半導体基板11の製造工程を中心に、本実施形態の製造工程を以下に説明する。
(1)SOI構造の半導体基板11を形成するための支持基板10C(ハンドルウェーハ)中に、図25(a),(b)に示した、絶縁膜14,18で絶縁されたPL16を形成する。この製造法方法は、例えば、第1の実施形態と同様に長いPL16を形成する。TC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMでは、第2の実施形態のように短く分離されたPL16が必要である。PL16を短く分離分離するために、MOSトランジスタ40のSTI構造の素子分離と同様にして、PL16にPL分離30を形成する。
次に、シリコン層20をエピタキシャル成長により形成する。ただし、エピタキシャルシリコン層20の厚さは、SOIウェーハの形成方法に依存してそれぞれの方法に適した厚さに調整する。例えば、SOIウェーハを張り合わせ法により形成する場合には、エピタキシャルシリコン層20の厚さを薄くする。高エネルギー酸素イオン注入法によりSOIウェーハを形成する場合には、エピタキシャルシリコン層20の厚さを調整する必要がない。このようにしてSOI基板を形成するための支持基板10Cを形成できる。図25は,張り合わせ法に適したようにエピタキシャルシリコン層20を薄く形成している。
(2)この支持基板10Cを使用して図26(a),(b)に示したSOI構造の半導体基板11を、例えば、張り合わせ法、イオン注入法等により形成する。張り合わせ法では、支持基板と張り合わせウェーハを準備する。張り合わせウェーハは、例えば、多孔質シリコン上に単結晶シリコン膜を形成したウェーハ、高濃度の水素を表面近傍にイオン注入したウェーハを利用できる。支持基板10C若しくは張り合わせウェーハのいずれか若しくは両方に埋め込み酸化膜にする酸化膜(SiO2)を形成した後、支持基板10Cと張り合わせウェーハとを接合する。そして、例えば、上記多孔質シリコン層若しくは水素イオン注入層で張り合わせウェーハを剥離し、支持基板10C上にBOX層32及びSOI層34を形成する。
このようにして、図26(a),(b)のような、PL分離30で分離されたPL16を有する支持基板10C上に、BOX層32を介してSOI層34を形成したSOI構造の半導体基板11を形成できる。
(3)次に、このSOI構造の半導体基板11にMOSトランジスタ40を形成する。図27(a),(b)は、半導体基板11のSOI層34にMOSトランジスタ40を形成した図である。製造プロセスは、第2の実施形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。図中には、素子分離36、ゲート絶縁膜42、ゲート電極44、及びソース/ドレイン46が示されている。ただし、素子分離36の形成は、第2の実施形態で使用したSTI36に加えて、熱酸化により所定の領域のSOI層34全体を酸化して形成することもできる。
(4)図28(a),(b)に示したように、このMOSトランジスタ40のソース/ドレイン46に、トレンチ型強誘電体キャパシタ50を形成する。両端のソース/ドレイン46(例えば、ソース/ドレイン46a)には1個のトレンチ型強誘電体キャパシタ50aを、両端を除く内側の奇数番目のソース/ドレイン46(例えば、ソース/ドレイン46c)には、2個のトレンチ型強誘電体キャパシタ50b,50cを形成する。トレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56は基板中でPL分離30により分離されたPL16に直接接続し、上部電極60はソース/ドレイン46に接続する。(2N−1)と2N番目(Nは整数)のトレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56(例えば、56a,56b)は、N番目のPL16(例えば、16a)に接続される。
次に、MOSトランジスタ40の偶数番目のソース/ドレイン46(例えば、46b)に、トレンチコンタクト80を形成する。N番目のPL16(例えば、16a)は、N番目のトレンチコンタクト80(例えば、80a)に接続される。
そして、半導体基板11の表面に、水素拡散防止膜62及び層間絶縁膜64を堆積し、平坦化して図28(a),(b)に示した構造を形成できる。
このようにして、絶縁膜により基板と絶縁されPL分離30により分離されたPL配線16を有するSOI構造の半導体基板11にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成できる。
さらに、多層配線等の半導体装置に必要な工程を行って、強誘電体メモリを含む半導体装置を完成する。
本実施形態による、基板中に埋め込まれたPL分離30で分離されたPL16、BOX層32及びSOI層34を有する半導体基板11中に形成したトレンチ型強誘電体メモリを含む半導体装置は、微細化に適した構造を有し、製造が容易であり、使用できる材料に対する制約の少ない強誘電体メモリを含む半導体装置である。すなわち、PL配線16とトレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56が直接接続され、コンタクトプラグによる引出しが不要であるため、高集積化に適した構造である。また、使用できる材料も、従来の平面型及びトレンチ型の強誘電体メモリと同様のものを使用できる。
本発明の第1から第3の実施形態は、種々の変形をして実施することができる。そのいくつかの例を以下に、図29から図43を用いて示す。それぞれの図は、その断面構造を説明するための図である。各図(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、PLに垂直なWL方向に平行な方向の断面構造を説明するための図である。
変形例1から3は、独立したトレンチ型FeRAMに関する例である。
(変形例1)
第1の実施形態は、絶縁膜により基板と絶縁されたPL16を埋め込んで形成した半導体基板10Aを使用して独立したトレンチ型FeRAMを形成する例を示したが、第2の実施形態で使用したpn接合により基板と絶縁されたPL26を埋め込んで形成した半導体基板10Bを使用することも可能である。
変形例1は、図29に示したように、基板中にpn接合により絶縁されたPL配線26を形成した半導体基板10Bを用いて、それぞれが独立したトレンチ型FeRAMを形成した例である。
半導体基板10Bには、第1及び第2のp+シリコン層24,28により基板12と電気的に絶縁されたn+シリコン層26からなるPL26を形成してある。この半導体基板10BにMOSトランジスタ40及び素子分離36を形成する。MOSトランジスタ40(例えば、40a)の一方のソース/ドレイン46(例えば、46a)にトレンチ型強誘電体キャパシタ50(例えば、50a)を形成する。トレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56(例えば、56a)は、PL26に直接接続される。上部電極60(例えば、60a)は、ソース/ドレイン46(例えば、46a)にこれも直接接続される。MOSトランジスタ40(例えば、40a)の他方のソース/ドレイン46(例えば、46b)には、上方に形成するBL70と接続するためのコンタクトプラグ68を形成する。
このようにして、変形例1による微細化及び高集積化に適した構造を有するトレンチ型FeRAMを含む半導体装置を形成できる。
(変形例2)
変形例2は、図30に示したように、第1の実施形態の半導体基板10A中に形成したPL16間及びトレンチ型強誘電体キャパシタ50間を分離するプレート間分離38を形成した例である。
半導体基板10Aには、第1及び第2の絶縁膜14,18により基板12と絶縁されたPL16を形成してある。この半導体基板10AにMOSトランジスタ40、素子分離36及びプレート間分離38を形成する。プレート間分離38は、WL44方向のMOSトランジスタ40の分離とPL16間の分離を同時に行う。そのため、PL16の下端より深いディープトレンチ分離である。プレート間分離38は、素子分離36と同様にMOSトランジスタ40の形成前に形成することもできるが、トレンチ型強誘電体キャパシタ50の形成後に形成することができる。MOSトランジスタ40、トレンチ型強誘電体キャパシタ50及びプレート間分離38を有するメモリユニットを形成した後に、上方に形成するBL70と接続するためのコンタクトプラグ68及びBL70を形成する。
この変形例2のプレート間分離38を使用する構造によって、半導体装置が微細化されてPL16間の間隔が小さくなった場合でも、MOSトランジスタ40間、トレンチ型強誘電体キャパシタ50間及びPL16間の分離の信頼性を高めることができる。
(変形例3)
変形例3は、図31に示したように、変形例1のpn接合により基板と絶縁されたPL26を有する半導体基板10Bを使用した独立したトレンチ型FeRAMに、変形例2で使用したプレート間分離38を適用した例である。
半導体基板10Bには、第1及び第2のp+シリコン層24,28により基板12と電気的に絶縁されたn+シリコン層26からなるPL26を形成してある。この半導体基板10BにMOSトランジスタ40、素子分離36及びプレート間分離38を形成する。MOSトランジスタ40aの一方のソース/ドレイン46aにトレンチ型強誘電体キャパシタ50を形成する。トレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56は、PL26に直接接続される。上部電極60は、ソース/ドレイン46aにこれも直接接続される。MOSトランジスタ40aの他方のソース/ドレイン46bには、上方に形成するBL70と接続するためのコンタクトプラグ68を形成する。
このプレート間分離38を使用する変形例3の構造 この変形例2のプレート間分離38を使用する構造によって、半導体装置が微細化されてPL16間の間隔が小さくなった場合でも、MOSトランジスタ40間、トレンチ型強誘電体キャパシタ50間及びPL16間の分離の信頼性を高めることができる。
本変形例によって、半導体装置が微細化されてPL26間の間隔が小さくなった場合でも、MOSトランジスタ40間、トレンチ型強誘電体キャパシタ50間及びPL26間の分離の信頼性を高めることができる。
変形例4から10は、TC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMに関する例である。
(変形例4)
変形例4は、図32に示したように、第2の実施形態のTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを、第1の実施形態で用いた絶縁膜により基板と絶縁したPL16を有する半導体基板10Aを使用して形成した例である。
半導体基板10Aには、第1及び第2の絶縁膜14,18により基板12と絶縁されたPL16を形成してある。この半導体基板10Aに第2の実施形態と同様にMOSトランジスタ40及びTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成する。MOSトランジスタ40の奇数番目のソース/ドレイン46に、トレンチ型強誘電体キャパシタ50を形成する。トレンチ型強誘電体キャパシタ50の下部電極56は基板中で分離された1つのPL16に直接接続され、上部電極60はソース/ドレイン46に接続される。MOSトランジスタ40の偶数番目のソース/ドレイン46に、トレンチコンタクト80を形成する。N番目のトレンチコンタクト80は、N番目のPL16に接続される。
このようにして、絶縁膜により基板12と絶縁されたPL16を有する半導体基板10AにTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成できる。
(変形例5)
変形例5は、図33に示したように、変形例4で使用した絶縁膜により基板12と絶縁されたPL16を有する半導体基板10Aに代えて、第3の実施形態で使用した絶縁膜により基板と絶縁され、さらにPL分離30により分離されたPL配線16を有する半導体基板10CにTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
半導体基板10Cには、第1及び第2の絶縁膜14,18により基板12と絶縁され、PL分離30により分離されたPL16を形成してある。この半導体基板10Cに第2の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成する。
本変形例により、PL間の分離の信頼性を高めることができる。
(変形例6)
変形例6は、図34に示したように、変形例4で使用した絶縁膜により基板12と絶縁されたPL16を有する半導体基板10Aに、さらに変形例2で用いたプレート間分離38を適用してTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
半導体基板10Aには、第1及び第2の絶縁膜14,18により基板12と絶縁されたPL16を形成してある。この半導体基板10Aに第2の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成するが、素子分離は、素子分離36及びプレート間分離38の2つを形成する。プレート間分離38は、WL44方向のMOSトランジスタ40の分離とPL16間の分離を同時に行うディープトレンチ分離である。
本変形例によって、半導体装置が微細化されてPL間の間隔が小さくなった場合でも、MOSトランジスタ間、トレンチ型強誘電体キャパシタ間及びPL間の分離の信頼性を高めることができる。
(変形例7)
変形例7は、図35に示したように、変形例6に変形例5で用いたPL分離30をさらに適用してTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
半導体基板10Cには、第1及び第2の絶縁膜14,18により基板12と絶縁され、PL分離30によりさらに分離されたPL16を形成してある。この半導体基板10Cに第2の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成するが、素子分離は、素子分離36及びプレート間分離38の両者を形成する。プレート間分離38は、WL44方向のMOSトランジスタ40の分離とPL16間の分離を同時に行うディープトレンチ分離である。
本変形例によって、PL間の分離の信頼性を高めることができると同時に、半導体装置が微細化されてPL間の間隔が小さくなった場合でも、MOSトランジスタ間、トレンチ型強誘電体キャパシタ間及びPL間の分離の信頼性を高めることができる。
(変形例8)
変形例8は、図36に示したように、第2の実施形態にPL分離30を適用してTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
半導体基板10Dは、基板中に埋め込まれたpn接合により基板と電気的に絶縁したPL26を、PL26の長手方向にPL分離30で分離した構造を有する基板である。この半導体基板10Dに第2の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成する。
本変形例によって、PL間の分離の信頼性を高めることができる。
(変形例9)
変形例9は、図37に示したように、第2の実施形態にプレート間分離38を適用してTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
半導体基板10Bには、第1及び第2のp+シリコン層24,28により基板12と電気的に絶縁されたn+シリコン層26からなるPL26を形成してある。この半導体基板10Bに第2の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成するが、素子分離は、素子分離36及びプレート間分離38の2つを形成する。プレート間分離38は、WL44方向のMOSトランジスタ40の分離とPL16間の分離を同時に行うディープトレンチ分離である。
本変形例によって、半導体装置が微細化されてPL間の間隔が小さくなった場合でも、MOSトランジスタ間、トレンチ型強誘電体キャパシタ間及びPL間の分離の信頼性を高めることができる。
(変形例10)
変形例10は、図38に示したように、PL分離30を有する変形例8にプレート間分離38を適用してTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
半導体基板10Dには、第1及び第2のp+シリコン層24,28により基板12と電気的に絶縁されたn+シリコン層26からなるPL26が形成してあり、さらにPL26の長手方向にPL分離30で分離されている。この半導体基板10Dに第2の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成するが、素子分離は、素子分離36及びプレート間分離38の2つを形成する。プレート間分離38は、WL44方向のMOSトランジスタ40の分離とPL16間の分離を同時に行うディープトレンチ分離である。
本変形例によって、PL間の分離の信頼性を高めることができると同時に、半導体装置が微細化されてPL間の間隔が小さくなった場合でも、MOSトランジスタ間、トレンチ型強誘電体キャパシタ間及びPL間の分離の信頼性を高めることができる。
変形例11から15は、SOI構造を有する半導体基板11を適用した種々の例である。
(変形例11)
変形例11は、第1の実施形態の絶縁膜で絶縁したPL16を形成した半導体基板10Aを支持基板にしてSOI構造の半導体基板11を形成して、それぞれが独立したトレンチ型FeRAMを形成した例である。
図39に示したように、本変形例は、第1及び第2の絶縁膜14,18により基板12と絶縁されたPL16を形成した半導体基板10Aを支持基板として、BOX層32を介してSOI層34を形成したSOI構造の半導体基板11を使用する。この半導体基板11のSOI層34に第1の実施形態とほぼ同様に独立したトレンチ型FeRAMを形成たものである。
本変形例により、MOSトランジスタ40と支持基板との間の絶縁を向上できる。
(変形例12)
変形例12は、変形例1の基板中にpn接合により絶縁されたPL配線26を形成した半導体基板10BをSOI構造の半導体基板にして、それぞれが独立したトレンチ型FeRAMを形成した例である。
図40に示したように、本変形例は、第1及び第2のp+シリコン層24,28により基板12と電気的に絶縁されたn+シリコン層26からなるPL26を形成した半導体基板10Bを支持基板として、BOX層32を介してSOI層34を形成したSOI構造の半導体基板を使用する。この半導体基板のSOI層34に第1の実施形態とほぼ同様に独立したトレンチ型FeRAMを形成たものである。
本変形例により、MOSトランジスタ40と支持基板との間の絶縁を向上できる。
(変形例13)
変形例13は、変形例8のpn接合により基板と電気的に絶縁しPL分離30で分離したPL26を形成した半導体基板10DをSOI構造の半導体基板にして、TC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
図41に示したように、本変形例は、第1及び第2のp+シリコン層24,28により基板12と電気的に絶縁されたn+シリコン層26からなるPL26を、PL26の長手方向にPL分離30で分離した半導体基板10Bを支持基板として、BOX層32を介してSOI層34を形成したSOI構造の半導体基板を使用する。この半導体基板のSOI層34に第3の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成たものである。
本変形例により、MOSトランジスタ40と支持基板との間の絶縁を向上できると同時に、PL間の分離の信頼性を高めることができる。
(変形例14)
変形例14は、第3の実施形態からPL分離30を省略した構造のSOI構造の半導体基板に、TC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
図42に示したように、本変形例は、第1及び第2の絶縁膜14,18により基板12と絶縁され、PL16の長手方向にPL分離30により分離した半導体基板10Cを支持基板として、BOX層32を介してSOI層34を形成したSOI構造の半導体基板を使用する。この半導体基板のSOI層34に第3の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成たものである。
本変形例により、MOSトランジスタ40と支持基板との間の絶縁を向上できる。
(変形例15)
変形例15は、変形例13からPL分離30を省略した構造のSOI構造の半導体基板に、TC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成した例である。
図43に示したように、本変形例は、第1及び第2のp+シリコン層24,28により基板12と電気的に絶縁されたn+シリコン層26からなるPL26を有する半導体基板10Bを支持基板として、BOX層32を介してSOI層34を形成したSOI構造の半導体基板を使用する。この半導体基板のSOI層34に第3の実施形態と同様にTC並列ユニット直列接続型のトレンチ型FeRAMを形成たものである。
本変形例により、MOSトランジスタ40と支持基板との間の絶縁を向上できる。
上記に説明してきたように、本発明によって微細化に適した構造を有し、製造が容易であり、使用できる材料に対する制約の少ない強誘電体メモリを含む半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の精神及び範囲から逸脱しないで、種々の変形を行って実施することができる。それゆえ、本発明は、ここに開示された実施形態に制限することを意図したものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において他の実施形態にも適用でき、広い範囲に適用されるものである。
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体装置の一例を示す平面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、図1に切断線2A−2Aで示した断面を含むプレート線(PL)に平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、図1に切断線2B−2Bで示した断面を含むワード線(WL)に平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図3は、第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図4は、図3に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図5は、図4に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図6は、図5に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図7は、図6に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図8は、図7に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図9は、図8に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図10は、図9に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図11は、図10に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図12は、図11に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図13は、図12に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図14は、図13に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図15は、本発明の第2の実施形態による半導体装置の一例を示す平面図である。 図16は、本発明の第2の実施形態による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、図15に切断線16A−16Aで示した断面をPLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、図15に切断線16B−16Bで示した断面を含むWLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図17は、第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図18は、図17に続く第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図19は、図18に続く第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図20は、図19に続く第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図21は、図20に続く第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図22は、図21に続く第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図23は、図22に続く第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図24は、本発明の第3の実施形態による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図25は、第3の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図26は、図25に続く第3の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図27は、図26に続く第3の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図28は、図27に続く第3の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図29は、本発明の変形例1による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図30は、本発明の変形例2による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図31は、本発明の変形例3による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図32は、本発明の変形例4による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図33は、本発明の変形例5による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図34は、本発明の変形例6による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図35は、本発明の変形例7による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図36は、本発明の変形例8による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図37は、本発明の変形例9による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図38は、本発明の変形例10による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図39は、本発明の変形例11による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図40は、本発明の変形例12による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図41は、本発明の変形例13による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図42は、本発明の変形例14による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図43は、本発明の変形例15による半導体装置の一例を説明するための断面構造を示す図である。(a)は、PLに平行な方向の断面構造を説明するための図であり、(b)は、WLに平行な方向の断面構造を説明するための図である。 図44は、従来技術によるトレンチ型FeRAMを有する半導体装置の断面構造を説明するための図であり、(a)は独立したトレンチ型FeRAMを、(b)は直列接続されたトレンチ型FeRAMを示す。 図45は、従来技術によるスタック型FeRAMを有する半導体装置の断面構造を説明するための図であり、(a)は独立したスタック型FeRAMを、(b)は直列接続されたスタック型FeRAMを示す。
符号の説明
10…半導体基板,11…SOI構造の半導体基板,12…基板,14,18…絶縁膜,16,26,90…プレート線(PL),20…エピタキシャルシリコン層,24,28…p+半導体層,30…プレート線(PL)分離,32…BOX層,34…SOI層,36…素子分離,38…プレート間分離,40…MOSトランジスタ,42…ゲート絶縁膜,44…ゲート電極(ワード線(WL)),46…ソース/ドレイン,50…トレンチ型強誘電体キャパシタ,54…トレンチサイドウォール絶縁膜,56…下部電極,58…強誘電体膜,60…上部電極,62…水素拡散防止膜,64…層間絶縁膜,68,80,82…コンタクトプラグ,70…ビット線(BL)。

Claims (5)

  1. 半導体基板の表面領域に形成された電界効果型トランジスタと、
    前記電界効果型トランジスタの一方のソース/ドレイン内の前記半導体基板内に形成され、一方の電極が前記ソース/ドレインに接続されたトレンチ型強誘電体キャパシタと、
    前記半導体基板中に形成され、前記トレンチ型強誘電体キャパシタの他方の電極に接続された配線とを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記配線は、絶縁膜により前記半導体基板中で周囲と絶縁されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記配線は、pn接合により前記半導体基板中で周囲と電気的に絶縁されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記半導体基板上に絶縁層を介して形成され、前記電界効果型トランジスタを形成する半導体層を具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載の半導体記憶装置。
  5. 半導体基板内に配線を形成する工程と、
    前記配線を含む前記半導体基板上に半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層の表面領域に電界効果型トランジスタを形成する工程と、
    前記電界効果型トランジスタの一方のソース/ドレイン内の前記半導体基板内に、一方の電極が前記ソース/ドレインに接続し他方の電極が前記配線と接続するトレンチ型強誘電体キャパシタを形成する工程とを具備することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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