JP2006049021A - ボタン構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 ヒンジ長を長く確保することで、操作性の向上を図るとともに、ボタンの一部に発生し得る応力に起因する破損のおそれを未然に解消することができるボタン構造を提供する。
【解決手段】 リブ固定部14が、パネル10の壁部に移動可能に嵌合されることで、従来のボタン構造よりヒンジ長L2を長く確保し得、このヒンジ長L2を長く確保し得ること、およびリブ固定部14が壁部に所定小距離移動可能に嵌合されていることによって、従来のボタン構造より、リブ固定部14を含むボタン自体の弾性変形量を小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボタン構造に関し、たとえばカーオーディオなどの電子機器に好適に適用される。
本発明において、「略L形状」はL形状を含む。
カーオーディオなどの電子機器において、パネルの端部に配設されるボタンは、ヒンジ部を含む構造(ヒンジ構造と称す)のものが適用されている(たとえば特許文献1参照)。図10は、従来のボタン構造の図であり、図10(a)はボタン構造の正面図、図10(b)はボタン構造の要部の断面図である。なお図10(b)は、図10(a)のA−A線断面図である。ボタン1は、主に、操作ノブ2、ヒンジ部3および駆動部4を含む。このボタン1のうち駆動部4は、ヒンジ部3を支点に揺動変位可能になっている。つまりヒンジ部3は弾性変形可能に形成されている。しかも操作ノブ2はパネル5の一表面部から所定小距離突出するように配設されている。操作者がこの操作ノブ2を押圧することで、ヒンジ部3等が弾性変形しつつ駆動部4が揺動変位することによって、スイッチング状態つまりオン−オフが切替えられる。
特開平9−320394号公報
従来のパネル5の端部に配設されるボタン構造では、パネル5の壁部5aに規制されてヒンジ長L1を長く確保することができないので、次のような(1)〜(3)の問題がある。前記ヒンジ長L1とは、図10(b)に示すように、パネル5の壁部5aに臨むヒンジ部3の一端部から、操作ノブ2に一体化するヒンジ部3の他端部までの長さと同義である。
(1)ヒンジ部3の弾性変形量が大きくなり、操作ノブ2および駆動部4の動作力が重くなり操作し難い。(2)操作ノブ2および駆動部4の回転半径が小さくなる。この回転半径が小さくなるに従って、操作ノブ2を押圧操作する際の操作フィーリングが悪くなる。(3)前記動作力が重くなるため、ヒンジ部3の発生応力が大きくなる。これによってヒンジ部3が破損するおそれがある。前述の(1)〜(3)の問題によって、ボタン1の配設位置の変更つまりレイアウト変更、またはボタン構造の変更等が必要となる。
本発明の目的は、ヒンジ長を長く確保することで、操作性の向上を図るとともに、ボタンの一部に発生し得る応力に起因する破損のおそれを未然に解消することができるボタン構造を提供することである。
本発明は、パネルに配設されるボタンの構造であって、
前記パネルの壁部に、前記ボタンのリブ固定部が移動可能に嵌合されることを特徴とするボタン構造である。
本発明に従えば、ボタンのリブ固定部が、パネルの壁部に移動可能に嵌合される。この壁部にリブ固定部が嵌合されることで、従来のボタン構造より、ヒンジ長を長く確保し得る。
また本発明は、前記ボタンは操作部およびヒンジ部をさらに含み、前記操作部は、前記ヒンジ部の延在方向に平行な軸線まわりに揺動変位可能に構成されることを特徴とする。
本発明に従えば、ボタンは操作部およびヒンジ部をさらに含む。前記操作部は、前記ヒンジ部の延在方向に平行な軸線まわりに揺動変位する。
また本発明は、複数のボタンが連結されて成ることを特徴とする。
本発明に従えば、複数のボタンが連結されて成る。これら複数のボタンを一体にパネルに配設することが可能となるので、組立工数の低減を図ることができ、製造コストを低減することができる。
また本発明は、前記リブ固定部は略L形状に形成されることを特徴とする。
本発明に従えば、リブ固定部が略L形状に形成される。壁部に嵌合されるべきリブ固定部の嵌合安定性を向上することが可能となる。
また本発明は、前記リブ固定部には、漏光防止のためのつばが付設されていることを特徴とする。
本発明に従えば、リブ固定部に付設されるつばによって、パネル内部の光源からの漏光を防止する。
また本発明は、前記リブ固定部は、壁部の一表面部および他表面部を部分的に挟み込むように形成されることを特徴とする。
本発明に従えば、リブ固定部は、壁部の一表面部および他表面部を部分的に挟み込むようになっている。これによって壁部に対するリブ固定部の嵌合安定性を向上することが可能となる。
また本発明は、前記リブ固定部は、透光材料から成り、発光可能であることを特徴とする。
本発明に従えば、リブ固定部は、透光材料から成り、発光する。したがってボタンの夜間視認性を向上することができる。
また本発明は、前記リブ固定部の一部は、パネルの所期表面部に臨むように形成されることを特徴とする。
本発明に従えば、リブ固定部の一部は、パネルの所期表面部に臨む。したがって別のインジケータ等を設けることなく、ボタンの夜間視認性を向上することができる。
また本発明は、前記リブ固定部には、パネルに隣接して配設すべき対象物を位置決めするための被係合部が形成されていることを特徴とする。
本発明に従えば、リブ固定部には、被係合部が形成される。この被係合部によって、パネルに隣接して配設すべき対象物を位置決めする。
本発明によれば、ボタンのリブ固定部が、パネルの壁部に移動可能に嵌合される。この壁部にリブ固定部が嵌合されることで、従来のボタン構造よりヒンジ長を長く確保し得る。これによって従来のボタン構造より、ボタン自体の弾性変形量を小さくすることが可能となるうえ、ヒンジ部がパネル端の壁部に規制されることがない。
したがってボタンの動作力が従来のものより軽くなり、ボタンの操作性を向上することができる。またヒンジ長を長く確保し得ることで、従来のボタン構造よりボタンの回転半径を大きくすることが可能となる。それ故、ボタンの操作フィーリングの向上を図ることができる。また従来のボタン構造より、ボタン自体の弾性変形を抑制しつつボタン操作可能であるうえ、ヒンジ部がパネル端の壁部に規制されることがないので、ボタンの一部に発生し得る応力に起因する破損のおそれを、未然に解消することができる。ヒンジ長を従来のヒンジ長と同等にした場合には、ボタンをパネルの壁部(つまり端)に近接して配設することができる。このようにデザインの自由度を大きくすることができる。
また本発明によれば、操作部は、ヒンジ部の延在方向に平行な軸線まわりに揺動変位する。このようなボタン構造を実現することができる。
また本発明によれば、複数のボタンが連結されて成る。これら複数のボタンを一体にパネルに配設することが可能となるので、組立工数の低減を図ることができ、製造コストを低減することができる。
また本発明によれば、リブ固定部が略L形状に形成される。壁部に嵌合されるべきリブ固定部の嵌合安定性を向上することが可能となる。
また本発明によれば、リブ固定部に付設されるつばによって、パネル内部の光源からの漏光を防止することができる。
また本発明によれば、リブ固定部は、壁部の一表面部および他表面部を部分的に挟み込む。これによって壁部に対するリブ固定部の嵌合安定性を向上することが可能となる。
また本発明によれば、リブ固定部は、透光材料から成り、発光する。したがってボタンの夜間視認性を向上することができる。
また本発明によれば、リブ固定部の一部は、パネルの所期表面部に臨む。したがって別のインジケータ等を設けることなく、ボタンの夜間視認性を向上することができる。それ故、本ボタン構造を含む装置の製造コストを一層低減することができる。
また本発明によれば、リブ固定部には、被係合部が形成される。この被係合部によって、パネルに隣接して配設すべき対象物を位置決めすることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るボタン構造の図であり、図1(a)はボタン構造の正面図、図1(b)はパネル10とリブ固定部11との関係を示す平面図、図1(c)はボタン構造の断面図である。なお図1(b)は、図1(a)のB−B線端面図であり、図1(c)は、図1(a)のC−C線断面図である。本実施形態に係るボタン12は、たとえばカーオーディオなどの電子機器のパネルの端部に配設される。
第1の実施形態に係るボタン12(第1ボタン12と称す)は、この電子機器を操作すべき操作者に臨むパネル10の操作面(一表面部)における隅部つまり端部に配設される。前記パネル10は、たとえばABS樹脂などの合成樹脂または金属から成る。第1ボタン12は、主に、操作部である操作ノブ13、リブ固定部14および駆動部15を有し、これら操作ノブ13、リブ固定部14および駆動部15は射出成形などによって一体に形成されている。第1ボタン12のうち駆動部15は、リブ固定部14を支点に揺動変位可能になっている。操作ノブ13は、パネル10の一表面部10aから所定小距離突出するように配設されている。操作者は、この操作ノブ13を押圧操作可能になっている。操作者が操作ノブ13を押圧操作することで、リブ固定部14を支点として駆動部15が揺動変位する。これによってスイッチング状態つまりオン−オフが切替え可能になっている。
前記リブ固定部14は、パネル10の壁部に移動可能に嵌合されている。換言すれば、操作面を成す一表面部10aに隣接するパネル10の壁部のうちの一部分が切欠き形成されており、この切欠き部10bに、リブ固定部14が嵌合されている。リブ固定部14は、操作ノブ13の基端部から、この操作ノブ13の一側壁部13aに対し垂直に延びるように形成されている。ただしリブ固定部14の一端部14aは、外方に臨むパネル10の表面部と略面一状となるように形成されている(図1(b)参照)。前記「略面一状」は面一状を含む。
図1(b)に示すように、切欠き部10bは、主切欠き部と副切欠き部とを含む。これらのうち主切欠き部は、リブ固定部14の一端部14aを嵌合する主たる切欠き部であって、一端部14aの厚みt1よりもやや幅広に形成されている。これによって前記壁部に嵌合されたリブ固定部14の移動を可能としている。壁部において、主切欠き部の両端から副切欠き部がそれぞれ主切欠き部の延在方向に直交して延びるように形成されるとともに、これら主および副切欠き部が「コ」字形状となるように形成されている。前記副切欠き部によって、リブ固定部14の一端部14aを、パネル10の壁部に容易に嵌合させ得るようになっている。つまりパネル10の壁部のうち、主および副切欠き部の内周付近αは、壁部のその他の部位に比べて容易に弾性変形することが可能となる。この主および副切欠き部の内周付近αの弾性変形容易性を利用して、切欠き部10bのスリット幅を一時的に大きくしたうえで、リブ固定部14の一端部14aを、パネル10の壁部に容易に嵌合させることができる。
図1(b)に示すように、パネル10の壁部には、このパネル10のうち主および副切欠き部の外周付近βを撓ませるためのスリット16が形成されている。このスリット16によって、パネル10の前記外周付近βを撓ませることで、ボタン12をさほど弾性変形させることなく、換言すればボタン12自体の弾性変形量を極力小さくして、リブ固定部14の一端部14aを、パネル10の壁部にさらに容易に嵌合させることができる。
以上説明した第1ボタン構造によれば、リブ固定部14が、パネル10の壁部に移動可能に嵌合されることで、従来のボタン構造よりヒンジ長L2を長く確保し得る。このヒンジ長L2を長く確保し得ること、およびリブ固定部14が壁部に所定小距離移動可能に嵌合されていることによって、従来のボタン構造より、リブ固定部14を含むボタン12自体の弾性変形量を小さくすることが可能となるうえ、従来のようにヒンジ部が壁部に規制されることがない。
したがってボタン12の動作力が従来のものより軽くなり、ボタン12の操作性を向上することができる。またヒンジ長L2を長く確保し得ることで、従来のボタン構造よりボタン12の回転半径を大きくすることが可能となる。それ故、ボタン12の操作フィーリングの向上を図ることができる。また従来のボタン構造より、ボタン12自体の弾性変形を抑制しつつボタン操作可能であるうえ、ヒンジ部がパネル端の壁部に規制されることがないので、ボタン12の一部に発生し得る応力に起因する破損のおそれを、未然に解消することができる。ヒンジ長を従来のヒンジ長と同等にした場合には、ボタン12をパネル10の壁部(つまり端)に近接して配設することができる。このようにデザインの自由度を大きくすることができる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るボタン17の図であり、図2(a)はボタン17の斜視図、図2(b)はボタン17の正面図、図2(c)はボタン17の断面図、図2(d)はボタン17の底面図である。ただし第1の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。第2の実施形態に係るボタン17(第2ボタン17と称す)は、主に、操作部である操作ノブ18、一方側リブ固定部19、他方側リブ固定部20、一方側ヒンジ部21、他方側ヒンジ部22および駆動部23を有し、これらは射出成形などによって一体に形成されている。
第2ボタン17のうち駆動部23は、一方および他方側リブ固定部19,20、一方および他方側ヒンジ部21,22を支点に揺動変位されるようになっている。つまり一方側リブ固定部19には、この表面部に略垂直に突出するように一方側ヒンジ部21の先端部分が付設されている。この一方側ヒンジ部21の基端部分は操作ノブ18に固着されている。他方側リブ固定部20には、この表面部に略垂直に突出するように他方側ヒンジ部22の先端部分が付設されている。この他方側ヒンジ部22の基端部分は前記操作ノブ18に固着され、一方側および他方側ヒンジ部21,22の軸線L3は略同軸となるように形成されている。「略垂直」は垂直を含み、「略同軸」は同軸を含む。操作ノブ18は、前記軸線L3まわりに揺動変位可能に構成されている。本実施形態においては、一方側および他方側ヒンジ部21,22の軸線方向が、延在方向に相当する。
図示外のパネルの壁部には、パネル内方に突出する一対の軸部が付設されている。これら軸部は、所定距離離隔して略平行に設けられている。前記「略平行」は平行を含む。一方側リブ固定部19には、これら軸部にそれぞれ外装可能な第1および第2孔部19a,19bが形成されている。第1孔部19aは一方の軸部にルーズに外装可能に形成されている。第2孔部19bは、長孔状でかつ他方の軸部にルーズに外装可能に形成されている。パネルの壁部には、他方側リブ固定部20が移動可能に嵌合されている。パネルの壁部のうちの一部分が切欠き形成されており、この切欠き部に、他方側リブ固定部20が嵌合されている。以上説明した第2ボタン構造によれば、このような他方側リブ固定部20の嵌合構造、および一方側リブ固定部19の軸部に対する外装構造によって、操作ノブ18は、前記軸線L3まわりの揺動変位を実現することが可能となる。その他第1ボタン構造と同様の効果を奏する。
図3は、本発明の第3の実施形態に係り、複数のボタン24が連結されて成るボタン構造を示す図である。第3の実施形態においては、複数のボタン24が共通の柱部材25に一体に連結されて成る。各ボタン24は、ヒンジ部26によって独立して押圧操作可能に構成されている。第3の実施形態に係るボタン構造によれば、複数のボタン24を一体にパネルに配設することが可能となるので、組立工数の低減を図ることができ、製造コストを低減することができる。その他第1の実施形態のボタン構造と同様の効果を奏する。
図4は、本発明の第4の実施形態に係り、略L形状に形成されるリブ固定部27等を示す断面図である。ただし第1の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本第4の実施形態のボタン構造によれば、リブ固定部27が略L形状に形成されるので、壁部に嵌合されるべきリブ固定部27の嵌合安定性を向上することが可能となる。その他第1の実施形態のボタン構造と同様の効果を奏する。
図5は、本発明の第5の実施形態に係る、露光防止のためのつば28が付設されるリブ固定部20等を示す図であり、図5(a)は、つば28が付設されるリブ固定部20等を示す斜視図、図5(b)は、つば28が付設されるリブ固定部20等を示す平面図である。図2(b)〜図2(d)も参照しつつ説明する。パネルの壁部には、「つば28」が付設されるリブ固定部20が移動可能に嵌合されている。この壁部には、前記「つば28」を案内し収容する案内凹部が形成されている。リブ固定部20が嵌合された状態において、壁部の案内凹部に「つば28」が収容されるようになっている。この構成によって、パネル内部の光源からの漏光を防止することができる。その他第2の実施形態のボタン構造と同様の効果を奏する。
図6は、本発明の第6の実施形態に係るボタン構造において、パネル10の壁部を部分的に挟み込むリブ固定部29等を示す断面図である。ただし第1の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。第6の実施形態に係るボタン構造では、リブ固定部29が、壁部10の一表面部および他表面部を部分的に挟み込むように形成されている。この構成によれば、壁部に対するリブ固定部29の嵌合安定性を向上することが可能となる。その他第1の実施形態のボタン構造と同様の効果を奏する。
図7は、本発明の第7の実施形態に係るボタン構造において、透光材料から成るリブ固定部30等を示す断面図である。ただし第1の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。第7の実施形態に係るボタン構造では、リブ固定部30が透光材料から成り、パネル内部の光源31によって発光可能となっている。したがってボタンの夜間視認性を向上することができる。その他第1の実施形態のボタン構造と同様の効果を奏する。
図8は、本発明の第8の実施形態に係るボタン構造を示す図であり、図8(a)は、インジケータを含むボタン構造の正面図、図8(b)は、インジケータを含むボタン構造の断面図である。なお図8(b)は、図8(a)のD−D線断面図である。ただし第7の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。リブ固定部32の一部32aは、パネル10の操作面を成す一表面部10a(所期表面部に相当する)に臨むように形成されている。したがって別のインジケータ等を設けることなく、ボタンの夜間視認性を向上することができる。それ故、本ボタン構造を含む装置の製造コストを一層低減することができる。その他第1の実施形態のボタン構造と同様の効果を奏する。
図9は、本発明の第9の実施形態に係る、被係合部33が形成されているボタン構造を示す断面図である。ただし第4の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。リブ固定部34には、パネル10に隣接して配設すべき、たとえば小物入れ35を位置決めするための被係合部33が形成されている。前記小物入れ35が、対象物に相当する。前記被係合部33によって、パネル10に隣接して配設すべき対象物を位置決めすることができる。これによって対象物を車両に位置決めし固着するためのブラケットなどの部品点数の削減を図ることができる。
本発明の実施の他の形態として、パネルに形成される切欠き部のうち、副切欠き部およびスリットの少なくともいずれか一方を省略する場合もある。本発明のボタン構造は、カーオーディオだけに限定されるものではなく、据置形または携帯形の各種電子機器などに適用可能である。リブ固定部は、前述の各実施形態の形状に必ずしも限定されるものではない。ただしリブ固定部は、パネルの壁部に嵌合されることが必須要件である。
本発明の第1の実施形態に係るボタン構造の図であり、図1(a)はボタン構造の正面図、図1(b)はパネル10とリブ固定部11との関係を示す平面図、図1(c)はボタン構造の断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るボタン17の図であり、図2(a)はボタン17の斜視図、図2(b)はボタン17の正面図、図2(c)はボタン17の断面図、図2(d)はボタン17の底面図である。 本発明の第3の実施形態に係り、複数のボタン24が連結されて成るボタン構造を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係り、略L形状に形成されるリブ固定部27等を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る、露光防止のためのつば28が付設されるリブ固定部20等を示す図であり、図5(a)は、つば28が付設されるリブ固定部20等を示す斜視図、図5(b)は、つば28が付設されるリブ固定部20等を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係るボタン構造において、パネル10の壁部を部分的に挟み込むリブ固定部29等を示す断面図である。 本発明の第7の実施形態に係るボタン構造において、透光材料から成るリブ固定部30等を示す断面図である。 本発明の第8の実施形態に係るボタン構造を示す図であり、図8(a)は、インジケータを含むボタン構造の正面図、図8(b)は、インジケータを含むボタン構造の断面図である。 本発明の第9の実施形態に係る、被係合部33が形成されているボタン構造を示す断面図である。 従来のボタン構造の図であり、図10(a)はボタン構造の正面図、図10(b)はボタン構造の要部の断面図である。
符号の説明
10 パネル
12,24 ボタン
13 操作ノブ
14 リブ固定部
21,22 ヒンジ部

Claims (9)

  1. パネルに配設されるボタンの構造であって、
    前記パネルの壁部に、前記ボタンのリブ固定部が移動可能に嵌合されることを特徴とするボタン構造。
  2. 前記ボタンは操作部およびヒンジ部をさらに含み、前記操作部は、前記ヒンジ部の延在方向に平行な軸線まわりに揺動変位可能に構成されることを特徴とする請求項1記載のボタン構造。
  3. 複数のボタンが連結されて成ることを特徴とする請求項1または2記載のボタン構造。
  4. 前記リブ固定部は略L形状に形成されることを特徴とする請求項1記載のボタン構造。
  5. 前記リブ固定部には、漏光防止のためのつばが付設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のボタン構造。
  6. 前記リブ固定部は、壁部の一表面部および他表面部を部分的に挟み込むように形成されることを特徴とする請求項1記載のボタン構造。
  7. 前記リブ固定部は、透光材料から成り、発光可能であることを特徴とする請求項1記載のボタン構造。
  8. 前記リブ固定部の一部は、パネルの所期表面部に臨むように形成されることを特徴とする請求項7記載のボタン構造。
  9. 前記リブ固定部には、パネルに隣接して配設すべき対象物を位置決めするための被係合部が形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のボタン構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4040173A1 (fr) 2021-02-04 2022-08-10 Schneider Electric Industries SAS Procédé d estimation d'un état de fonctionnement d'un appareil de commutation électrique et appareil de commutation électrique pour la mise en oeuvre d'un tel procédé

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