JP2006047148A - 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体 - Google Patents

形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006047148A
JP2006047148A JP2004229791A JP2004229791A JP2006047148A JP 2006047148 A JP2006047148 A JP 2006047148A JP 2004229791 A JP2004229791 A JP 2004229791A JP 2004229791 A JP2004229791 A JP 2004229791A JP 2006047148 A JP2006047148 A JP 2006047148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape
measured
straight ruler
measured surface
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004229791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nara
正之 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP2004229791A priority Critical patent/JP2006047148A/ja
Publication of JP2006047148A publication Critical patent/JP2006047148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract


【課題】 基準平面を要することなく、測定対象面の形状を簡便かつ高精度に解析する形状測定装置を提供する。
【解決手段】測定部200は、直定規を被測定面に対してギャップをもって配置し、直定規と被測定面との距離を所定ピッチで測長する。そして、直定規を移動させて被測定面の略全面にわたって被測定面と直定規との距離を測定する。直定規形状記憶部320は、参照直線から直定規までの残差を直定規の形状示数として記憶している。平面形状仮設定部330は、参照平面から被測定面までの残差を被測定面の形状示数として被測定面の形状を仮設定する。連立式導出部340は、測定部200で得られた測定値は、直定規の参照直線と被測定面の参照平面との距離に直定規の形状示数と被測定面の形状示数とを加えた値に等しいとして、連立式を導出する。連立式演算部は、導出された連立式を解く。
【選択図】図7

Description

本発明は、形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体に関する。詳しくは、面形状を解析的に求める形状測定装置等に関する。
従来、平面の平面度を測定する方法が知られ、例えば、真平面に加工された基準平面に対して、測定対象となる測定対象平面が有する凹凸が測定される。このような平面度測定としては、例えば図13に示されるように、略平行に配置された測定対象面の間隔を干渉縞から測定する干渉法が知られている。
図15において、二面間を計測する光学干渉計600は、レーザー光源としての光源601と、撮像手段としてのCCDカメラ602と、光軸上に配設されたハーフミラー603と、を備えている。
真平面に平面加工された基準面Dを有する基準体701と、測定対象面Eを有する測定対象体702と、が基準面Dと測定対象面Eとを略平行に対向させた状態で光学干渉計600の光軸上に配置されている。光源601からの入射光に対して測定対象面Eおよび基準面Dは垂直に配置されている。なお、基準体701は透明な材質、例えばガラスで形成されている。
このような構成において、光源601からの光を基準体701および測定対象体702に入射すると、測定対象面Eと基準面Dとの間で干渉が生じ、干渉縞が現れる。この干渉縞がCCDカメラ602で観察されると、観察像から基準面Dと測定対象面Eとの間隔が各サンプリング点で求められる。すると、各サンプリング点において、測定対象面Eが基準面Dに対して有する凹凸が測定される。
ここで、基準平面Dは、真平面に加工されているとしたが、基準平面Dを真平面に加工すること自体に困難を有するという問題がある。
基準平面Dから測定対象面Eまでの間隔に基づいて測定対象面Eの平面度は評価されるので、基準平面Dに凹凸やうねりなどがあると、測定対象面Eの平面度を正確に求めることができないのは当然である。
特に一辺が1mにもなる大型平面の形状を測定するためには、それに応じた大型の基準平面を用意しなければならないところ、このような大型の基準面を高精度に仕上げることはほぼ不可能である。なお、小領域ごとに干渉計を用いた測定を行って、小領域ごとに取得された測定データを接続することにより大型の測定対象面Eを測定する方法もよく用いられるが、このような方法では接続する小領域数の2乗に比例する累積誤差が問題となる。
本発明の目的は、基準平面を要することなく、測定対象となる測定対象面の形状を簡便かつ高精度に解析することができる形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体を提供することにある。
本発明の形状測定装置は、形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって配置した状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定する測定部と、前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶部と、前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数として前記被測定面の形状を仮設定する被測定面形状仮設定部と、前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして、連立式を導出する連立式導出部と、導出された前記連立式を解く連立式演算部と、を備えることを特徴とする。
この構成において、被測定面に直定規を対向させた姿勢でセットし、被測定面と直定規との距離を所定のサンプリングピッチで測定する。このとき、直定規と被測定面との相対位置を変えて、被測定面の全面に渡って被測定面と直定規との距離を測定する。
ここで、直定規と被測定面との相対位置を変えるとは、たとえば、直定規および被測定面の一方または双方を回転移動させたり平行移動させたり、あるいは回転移動と平行移動とを伴う移動をさせることをいう。
また、直定規の形状は既知であるところ、直定規を直線回帰する直線や直定規の最も高い2点を通る直線などを参照直線とし、この参照直線から直定規までの残差を直定規の形状をあらわす直定規形状示数として直定規形状記憶部に記憶させておく。
測定対象となる被測定面の形状については、被測定面の任意の3点を通る平面などを参照平面とし、この参照平面から被測定面までの残差を被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数として仮に被測定面形状仮設定部に仮設定しておく。
そして、測定で得られた直定規と被測定面との距離に、直定規の形状示数と仮設定された被測定面の形状示数とを組み合わせて連立式を立てる。すなわち、測定で得られた直定規と被測定面との距離は、直定規の参照直線と被測定面の参照平面との距離に、直定規形状示数および被測定面形状示数を加えた値に等しいとして連立式を立てる。
すると、直定規の形状が既知であるので、この連立式を解くことにより被測定面の形状示数が求められる。
このような構成によれば、被測定面と直定規との相対位置を変えて被測定面の全面にわたって被測定面と直定規との距離のデータを得ることができるので、いくらでも大きな被測定面を測定対象とすることができ、測定可能領域に制限がなく、いかなる広さの面についても形状測定を行うことができる。
また、被測定面の形状測定は、直定規との距離を測定してこの測定データを解析処理することによって行われるので、たとえば干渉計の場合に必須となる基準の平面を用いることなく被測定面の形状を求めることができる。よって、基準平面の精度誤差等に影響されることなく、高精度な面形状測定を行うことができる。
なお、直定規は高精度に平坦に仕上げられていることが好ましいが、形状がわかってさえいれば、必ずしも高精度に平坦である必要はない。
また、できる限り一のライン上にて測定データを沢山取得できた方が直定規と被測定面との相対位置を変更する回数が少なくなるので測定効率が向上すること、また、測定データを取得する一のラインと他のラインとが交差あるいは極めて近接することがデータ接続の観点から好ましいことなどにより、直定規はできる限り長く、たとえば、被測定面の一辺あるいは対角線よりも長いことが好ましい。この点、直定規であれば、基準平面に比べて長くすることが容易であるという利点がある。
本発明では、互いに線形独立な要素の組を有する所定の基底を記憶した基底記憶部を備え、前記被測定面形状仮設定部は、前記基底と所定の結合係数との線形結合により前記被測定面形状の形状示数を仮設定し、前記連立式演算部は、前記連立式導出部にて立てられた連立式から最小自乗解として前記結合係数を算出し、前記被測定面形状は、前記基底と前記連立式演算部により算出された結合係数との線形結合により求められることが好ましい。
このような構成によれば、基底を設定して、結合係数との線形結合によって参照平面から被測定面までの残差(形状示数)を表すところ、基底関数の線形独立な要素を十分に多くしてやれば、サンプリング点に対応した点を必ず連立方程式中に含むことができる。
よって、サンプリング点は特に限定されず、任意の点で測定データを得ればよい。このように、サンプリング点を管理しなくてよいので、測定部での測定作業を簡便にすることができる。
また、基底関数の線形独立な要素の数を変化させることによって、被測定面の形状を解析する程度を変化させることができる。例えば、基底関数を多項式とした場合にはその関数の次数を上げることによって表面凹凸を高分解能に求めることができる一方、この次数を下げることによって、周期の長いうねりを求めることができる。
また、解析過程が線形な方程式で構成されているので、誤差の伝播を追うことができ、結果の不確かさを定量化することができる。
なお、基底関数としては、スプライン関数、フーリエ級数、べき級数、ゼルニケ多項式などが例として挙げられる。
本発明の形状測定方法は、形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって対向させた状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを順次相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定する測定工程と、前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶工程と、前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数とし、前記被測定面の形状を仮に設定する被測定面形状仮設定工程と、前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして連立式を導出する連立式導出工程と、導出された前記連立式を解く連立式演算工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の形状解析装置は、形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって対向させた状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを順次相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定して得られた測定データを解析して前記被測定面の形状を解析する形状解析装置であって、前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶部と、前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数とし、前記被測定面の形状を仮に設定する被測定面形状仮設定部と、前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして、連立式を導出する連立式導出部と、導出された前記連立式を解く連立式演算部と、を備えることを特徴とする。
本発明の形状測定プログラムは、形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって対向させた状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを順次相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定して得られた測定データを解析して前記被測定面の形状を解析する形状解析装置にコンピュータを組み込んで、このコンピュータを、前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶部と、前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数とし、前記被測定面の形状を仮に設定する被測定面形状仮設定部と、前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして連立式を導出する連立式導出部と、導出された前記連立式を解く連立式演算部と、して機能させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、形状解析プログラムを記録したことを特徴とする。
このような構成によれば、上記発明と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、CPU(中央処理装置)やメモリ(記憶装置)を有するコンピュータを組み込んで、このコンピュータに各機能を実現させるようにプログラムを構成すれば、各機能におけるパラメータを容易に変更することができる。たとえば、直定規の形状示数を更新する場合や、被測定面の形状示数の仮設定を更新する場合などである。
そして、このプログラムを記録した記録媒体をコンピュータに直接差し込んでプログラムをコンピュータにインストールしてもよく、記録媒体の情報を読み取る読取装置をコンピュータに外付けし、この読取装置からコンピュータにプログラムをインストールしてもよい。なお、プログラムは、インターネット、LANケーブル、電話回線等の通信回線や無線によってコンピュータに供給されてインストールされてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の形状測定装置に係る第1実施形態の構成を示す図である。
形状測定装置100は、測定部200と、解析部(形状解析装置)300と、出力部400と、入力部500と、を備える。
(測定部の構成)
まず、測定部200の構成について説明する。
測定部200は、被測定物Wが載置される基台部210と、基台部210の両側辺に立設された門型フレーム部(支持手段)220と、門型フレーム部220から吊り下げ支持された直定規230と、直定規230と被測定物Wとのギャップを測定する測長センサ240(図2参照)と、を備える。
基台部210は、被測定物Wが載置されるための略平坦な載置面212を有する定盤211と、定盤211の側方を取り囲む基枠部213と、を備える。
門型フレーム部220は、基枠部213の両側辺から立設された支柱221、221と、支柱221・221の上端を架橋する梁部222と、梁部222に摺動可能に設けられたスライダ部223と、スライダ部223に対して直定規230を回転可能に支持する回転支持部224と、を備える。
回転支持部224は、直定規230を略水平な状態で支持する。
なお、スライダ部223には、その摺動量を検出する変位検出手段(不図示)が設けられ、回転支持部224には直定規230の回転角を検出する回転角検出手段(不図示)が設けられている。これにより、直定規230の位置(座標値)および姿勢(角度)などが検出される。
直定規230は、幅狭で長手方向に長さを有する棒状である。直定規230は、その形状が既知であり、設置された際に被測定物Wに対向する測定面231は高精度に平面に仕上げられているとともに、その凹凸が予め把握されている。
測長センサ240は、直定規230と被測定物Wとの間を移動可能に設けられ、直定規230と被測定物Wとのギャップ(距離)を所定のサンプリングピッチで測定する。
測長センサ240は、図2に示されるように、本体筒部241と、本体筒部241から互いに反対方向に進退可能に設けられた第1スピンドル242および第2スピンドル244と、第1スピンドル242および第2スピンドル244の進退量を検出する検出部(不図示)と、を備える。
なお、第1スピンドル242および第2スピンドル244の先端には対象物(直定規230、被測定物W)に当接する接触子243、245がそれぞれ設けられている。
(測定部による測定動作)
このような測定部200による測定動作(測定工程)について説明する。
まず、被測定物Wを定盤211の載置面212に載置するとともに、回転支持部224を介して直定規230をスライダ部223に取り付ける。このとき、図1または図2に示されるように、直定規230の測定面231と被測定物Wの被測定面Sとは略平行であって、所定のギャップをもって対向する状態にセットされる。なお、最初のセットにおける直定規230の位置は特に限定されない。
この状態で、図2に示されるように、第1スピンドル242の接触子243と第2スピンドル244の接触子245とをそれぞれ直定規230の測定面231と被測定物Wの被測定面Sとに当接させた状態で、測長センサ240を測定面231と被測定面Sとの間で移動させる。すると、測定面231の表面凹凸および被測定面Sの表面凹凸に応じて第1スピンドル242および第2スピンドル244が進退され、第1スピンドル242および第2スピンドル244の進退量の総和から直定規230の測定面231と被測定物Wの被測定面Sとのギャップ(距離)が測定される。このとき、所定のサンプリングピッチで測定データが取得される。
ここで、測定値は、例えば、図3に示されるように、被測定面Sに対して固定された統一の座標系における測定値m(x、y)として表される。例えば、統一された座標系に対して直定規が角度θの角度をなす姿勢で設置されたとき、図4に示されるように、直定規230のラインに沿った測定点(サンプリング点)における測定値m(x、y)が得られる。
なお、図4中において、測定値m(x、y)が全体として傾斜する傾向をもつのは、直定規230と被測定物Wとが所定の角度(例えばα)をなす状態(例えば、図10参照)にセットされた場合における測定値m(x、y)を例示しているからである。
任意の位置および姿勢(角度)に直定規230をセットした状態で測定データを取得した後、スライダ部223の移動および回転支持部224による回転により直定規230を別の位置および姿勢(角度)にセットし直す。そして、新たにセットした状態で直定規230の測定面231と被測定物Wの被測定面Sとのギャップ(距離)を測定する。
このように、直定規230の位置および姿勢を変えて測定を繰り返しおこない、例えば、図5に示されるように、被測定面Sの全面にわたって測定面231と被測定面Sとのギャップ(距離)のデータが取得されるまで繰り返す。すると、図6に示されるように、ラインごとに測定値m(x、y)が得られる。
ここで、測定値は、被測定面Sに対して固定された統一の座標系における測定値m(x、y)として表され、さらに、直定規230の設置状態を変更するところ、i番目の設置状態における測定値はm(x、y)として表される。
測定部200による測定動作によって得られた測定データは、解析部300に出力される。
(解析部の構成および解析処理)
解析部300の構成および解析処理について説明する。
図7は、解析部300の構成を示す図である。
解析部300は、測定データ記憶部310と、直定規形状記憶部320と、平面形状仮設定部(被測定面形状仮設定部)330と、連立式導出部340と、連立式演算部350と、平面形状算出部360と、中央演算処理部(CPU)370と、を備える。
測定データ記憶部310は、測定部200による測定動作で取得された測定データを記憶する。すなわち、測定部200において直定規230の位置および姿勢(角度)を変更しながら取得した測定値m(x、y)を順次記憶する。
直定規形状記憶部320は、直定規230の形状が既知であるところ、測定面231の形状を示す直定規形状示数s(l)を記憶している。
直定規形状示数s(l)について説明する。
直定規230の測定面231は、高精度に仕上げられてはいるものの図8に示されるように凹凸を有する。そこで、例えば、このような測定面231を直線回帰する参照直線Rを仮想的に設定する。そして、この参照直線Rから測定面までの残差(距離)を測定面の形状をあらわす形状示数s(l)として設定し、直定規形状記憶部320に記憶させる(直定規形状記憶工程)。
なお、測定面231の形状は、従来知られた三面合わせ法や反転法などにより求めることが例として挙げられる(三面合わせ法、反転法については、たとえば、「Cris J Evans and Robert J.“Hocken, Self-Calibration: Reversal, Redundancy, Error Separation, and ‘Absolute Testing’”CIRP Annals,vol45(1996)pp617-633」に開示されている)。
平面形状仮設定部330は、基底関数により被測定面Sの形状を仮設定する。そして、平面形状仮設定部330には、基底記憶部331と、参照面設定部332と、が接続されている。
基底記憶部331は、互いに線形独立な要素の組を有する基底B(x、y)を記憶している。基底B(x、y)としては、互いに線形独立な要素の組[B(x、y)、B(x、y)・・・・・B(x、y)]のかたちで表されれば特に限定されることはなく、このような基底としては、例えば、スプライン関数、フーリエ級数、べき級数、ゼルニケ多項式などが例として挙げられ。このような基底B(x、y)となる関数は、入力部500により設定入力される。
参照面設定部332は、図9に示されるように、被測定面Sに対して仮想的に設定される参照平面Rsを記憶している。設定される参照平面Rsは任意であり、被測定面Sの最小自乗平面や、被測定面Sのうち最も高い三点を通る平面であってもよい。あるいは、被測定面S上の3点の値を適当に与えることにより参照平面Rsを設定してもよい。例えば、参照平面Rsから被測定面Sまでの残差(距離)をd(x、y)とするとき、d(0、0)=d(0、1)=d(1、0)=0となる参照平面Rsを設定してもよい。
そして、平面形状仮設定部330は、基底B(x、y)に対して適当な結合係数a=[a、a、・・・a]を用いて基底関数を構成し、参照平面Rsと被測定面Sとの残差d(x、y)により、次のように被測定面Sの形状を仮設定する(被測定面形状仮設定工程)。
Figure 2006047148
連立式導出部340は、測定データ記憶部310に記憶された測定値m(x、y)に対して、直定規形状記憶部320に記憶された直定規形状s(l)および平面形状仮設定部330で仮設定された被測定面形状d(x、y)を組み合わせて、次の連立式をたてる(連立式導出工程)。
Figure 2006047148
(式2)の導出について説明する。
測定値m(x、y)、直定規形状記憶部320に記憶された直定規形状s(l)、および、平面形状仮設定部330で仮設定された被測定面形状d(x、y)により次の式が成り立つ。
Figure 2006047148
ここで、αおよびβは、直定規230の設置姿勢を表すパラメータであって、例えば、図10に示されるように、直定規230の参照直線Rと被測定面Sの参照平面Rsとがなす角をαで表し、直定規の座標(l)がゼロにおける参照直線Rと参照平面Rsとの距離をβで表している。
なお、図3に示されるように、直定規の先端の座標が(xi0、yi0)であり、統一座標のx軸と参照直線Rとのなす角をθとするとき、直定規上の座標(l)と統一座標(xij、yij)との間には次の式が成り立つ。
Figure 2006047148
(式3)において、(式1)を代入すると、次のようになる。
Figure 2006047148
ここで、m(x、y)+s(l)は既知であるので、これをt(x、y)とおくと、(式2)が導かれる。
連立式演算部350は、連立式導出部340でたてられた(式2)に参照面設定部332で設定された参照平面Rsを組み合わせて、(式2)を解く(連立式演算工程)。すると、結合係数a(=a〜a)が(例えば、最小自乗解として)求められる。
平面形状算出部360は、求められた結合係数aと基底B(x、y)とにより、被測定面形状d(x、y)を算出する。すなわち、被測定面形状は、(式1)のかたちの基底関数で表される。
算出された被測定面形状は、出力部により出力される。図11に、求められた被測定面形状の例を示す。例えば、図11(A)に示されるようなサンプリング点から図11(B)に示される解析結果が得られる。
このような第1実施形態によれば、次の効果を奏することができる。
(1)被測定面Sと直定規230との相対位置を変えて被測定面Sの全面にわたって被測定面Sと直定規230との距離のデータを得ることができるので、いくらでも大きな被測定面を測定対象とすることができる。すなわち、測定可能領域に制限がなく、いかなる広さの面についても形状測定を行うことができる。
(2)被測定面Sの形状測定は、直定規230との距離を測定してこの測定データを解析処理することによって行われるので、たとえば干渉計の場合に必須となる基準の平面を用いることなく被測定面Sの形状を求めることができる。よって、基準平面の精度誤差等に影響されずに、高精度な面形状測定を行うことができる。
(3)基底記憶部331に基底を設定して、結合係数との線形結合によって参照平面Rsから被測定面Sまでの残差(形状示数)を表すところ、基底関数の線形独立な要素を十分に多くしてやれば、サンプリング点に対応した点を必ず連立方程式(式2)中に含むことができる。よって、直定規230と被測定面Sとの間において距離を測定するサンプリング点は特に限定されず、任意の点で測定データを得ればよい。このように、サンプリング点を管理しなくてよいので、測定部200での測定作業を簡便にすることができ、測定効率を向上させることができる。
(4)基底関数の線形独立な要素の数を変化させることによって、被測定面Sの形状を解析する程度を変化させることができる。例えば、基底関数を多項式とした場合にはその関数の次数を上げることによって表面凹凸を高分解能に求めることができる一方、この次数を下げることによって、周期の長いうねりを求めることができる。
(5)解析部300における解析過程が線形な方程式で構成されているので、誤差の伝播を追うことができ、結果の不確かさを定量化することができる。
(変形例1)
次に、本発明の変形例1について説明する。
第1実施形態においては、基底関数を用いて被測定面Sの形状をあらわして解析処理を行ったが、必ずしも基底関数を用いなくてもよい。
すなわち、変形例1として、ある設置姿勢における直定規230のラインと別の設置姿勢における直定規230のラインとが交差するようにし、これらのラインが交差する点において両者の測定点が存在するようにし、各交点において被測定面Sの形状が一致することを条件に連立方程式をたててもよい。この連立方程式を解くことにより、各ライン上における被測定面Sの相対的凹凸がわかる。このようにすれば、基底関数を用いなくても簡便に各測定点の相対位置を求めることができ、被測定面Sの形状を求めることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
測定部200における測定方法は、特に限定されない。たとえば、直定規230の測定面231と被測定物Wの被測定面Sとの距離を光干渉計やレーザー測距法等によって測定してもよい。
また、第1実施形態においては、直定規230と被測定面Sとの間で測長センサ240を移動させるとしたところ、図12に示されるように、測長センサ240が直定規230に沿って摺動できるように直定規230の側面に本体筒部241がかみ合うようにして、測長センサ240が直定規230に沿って正確に直線的に移動するようにしてもよい。すなわち、本体筒部241に設けられた断面コ字状の嵌合部が直定規230の側面に沿って設けられたレール232に嵌合して摺動するようにしてもよい。
上記第1実施形態においては、直定規230の測定面231と被測定物Wの被測定面Sとが対向する状態で測定面231と被測定面Sとの距離を測長するとしたが、直定規230と被測定物Wとの互いの背面を対向させ、測定面231と被測定面Sとが反対向きに配置された状態で測定面231と被測定面Sとの距離を測定してもよい。
直定規230と被測定面Sとの間のギャップを測定するにあたって、直定規230を被測定面Sのどの位置にセットするかは、最終的に被測定面Sのほぼ全面にわたって測定データがサンプリングされる限りは問題とならず、例えば、図5に示されるように、比較的ランダムに直定規230をセットしてもよい。その一方、被測定面Sにおいて測定点が格子状に並ぶように直定規230と被測定面Sとを平行移動のみで規則的に相対移動させてもよく、あるいは、測定点が被測定面Sの略中心から放射状に並ぶように直定規230と被測定面Sとを回転移動のみで規則的に相対移動させてもよい。
ただし、各測定ラインの相互の位置関係を決めることは必要になるので、例えば、格子状にサンプリングした場合、例えば図13に示されるように、対角方向の測定ラインL、Lも必要になることに留意する。また、放射状にサンプリングした場合にも、例えば図14に示されるように、放射状のサンプリング点を横断する測定ラインが必要であり、例えば測定ラインL〜Lが必要になる。
なお、特に言及しなかったが、出力部400としては、平面形状算出部360での算出結果(例えば図9)を出力できるものであればよく、モニタやプリンタなどが例として挙げられる。また、入力部500としては、キーボードなどが例として挙げられる。
本発明は、面形状を測定することに利用でき、例えば、平面度測定に利用することができる。
本発明の形状測定装置に係る第1実施形態において、その全体構成を示す図。 前記第1実施形態において、測長センサにより直定規と被測定面との距離(ギャップ)を測定する様子を示す図。 被測定物に対して直定規をセットした一例を示す図。 図3の状態で取得された測定値の例を示す図。 被測定面の全面にわたって直定規とのギャップを測定した測定点の例を示す図。 直定規の設置姿勢を変えながら被測定面の全面にわたって直定規とのギャップを測定した場合において、ラインごとに取得される測定値の例を示す図。 前記第1実施形態において、解析部の構成を示す図。 直定規において、参照直線と残差(形状示数)との関係を示す図。 被測定面において、参照平面と残差(形状示数)との関係を示す図。 直定規と被測定面とを対向して配置した状態の側面図において、被測定面と直定規の測定面と距離を測定した測定値に対し、直定規形状示数と面形状示数との関係を示す図。 (A)は、被測定面の全面にわたる測定点の配置の様子を示す図。(B)は、前記(A)の測定点における測定値を解析処理して得られた被測定面形状の一例を示す図。 変形例として、測長センサが直定規の側面に嵌合して摺動する構成を示す図。 サンプリング点の一例を示す図。 サンプリング点の一例を示す図。 測定対象面の形状を測定する従来方法として、光学干渉計を用いる様子を示す図。
符号の説明
100…形状測定装置、200…測定部、210…基台部、211…定盤、212…載置面、213…基枠部、220…門型フレーム部、221…支柱、222…梁部、223…スライダ部、224…回転支持部、230…直定規、231…測定面、232…レール、240…測長センサ、241…本体筒部、242…第1スピンドル、243…接触子、244…第2スピンドル、245…接触子、300…解析部(形状解析装置)、310…測定データ記憶部、320…直定規形状記憶部、330…平面形状仮設定部、331…基底記憶部、332…参照面設定部、340…連立式導出部、350…連立式演算部、360…平面形状算出部、400…出力部、221…支柱、500…入力部、600…光学干渉計、601…光源、602…CCDカメラ、603…ハーフミラー、701…基準体、702…測定対象体、R…参照直線、Rs…参照平面、S…被測定面、W…被測定物。

Claims (6)

  1. 形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって配置した状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定する測定部と、
    前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶部と、
    前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数として前記被測定面の形状を仮設定する被測定面形状仮設定部と、
    前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして、連立式を導出する連立式導出部と、
    導出された前記連立式を解く連立式演算部と、を備える
    ことを特徴とする形状測定装置。
  2. 請求項1に記載の形状測定装置において、
    互いに線形独立な要素の組を有する所定の基底を記憶した基底記憶部を備え、
    前記被測定面形状仮設定部は、前記基底と所定の結合係数との線形結合により前記被測定面形状の形状示数を仮設定し、
    前記連立式演算部は、前記連立式導出部にて立てられた連立式から最小自乗解として前記結合係数を算出し、
    前記被測定面形状は、前記連立式演算部により算出された結合係数と前記基底との線形結合により求められる
    ことを特徴とする形状測定装置。
  3. 形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって対向させた状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを順次相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定する測定工程と、
    前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶工程と、
    前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数とし、前記被測定面の形状を仮に設定する被測定面形状仮設定工程と、
    前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして連立式を導出する連立式導出工程と、
    導出された前記連立式を解く連立式演算工程と、を備える
    ことを特徴とする形状測定方法。
  4. 形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって対向させた状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを順次相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定して得られた測定データを解析して前記被測定面の形状を解析する形状解析装置であって、
    前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶部と、
    前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数とし、前記被測定面の形状を仮に設定する被測定面形状仮設定部と、
    前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして、連立式を導出する連立式導出部と、
    導出された前記連立式を解く連立式演算部と、を備える
    ことを特徴とする形状解析装置。
  5. 形状既知の直定規を測定対象となる被測定面に対して所定ギャップをもって対向させた状態で前記直定規と前記被測定面との距離を所定のサンプリングピッチで測長するとともに、前記直定規と前記被測定面とを順次相対移動させることにより前記被測定面の略全面にわたって前記被測定面と前記直定規との距離を測定して得られた測定データを解析して前記被測定面の形状を解析する形状解析装置にコンピュータを組み込んで、このコンピュータを、
    前記直定規に設定された参照直線から前記直定規までの残差を前記直定規の形状をあらわす直定規形状示数として記憶する直定規形状記憶部と、
    前記被測定面に設定された参照平面から前記被測定面までの残差を前記被測定面の形状をあらわす被測定面形状示数とし、前記被測定面の形状を仮に設定する被測定面形状仮設定部と、
    前記測定部による測定で得られた測定値は、前記直定規の参照直線と前記被測定面の参照平面との距離に前記直定規形状示数と前記被測定面形状示数とを加えた値に等しいとして、連立式を導出する連立式導出部と、
    導出された前記連立式を解く連立式演算部と、して機能させる
    ことを特徴とするコンピュータ読取可能な形状解析プログラム。
  6. 請求項5に記載の形状解析プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP2004229791A 2004-08-05 2004-08-05 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体 Pending JP2006047148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004229791A JP2006047148A (ja) 2004-08-05 2004-08-05 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004229791A JP2006047148A (ja) 2004-08-05 2004-08-05 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006047148A true JP2006047148A (ja) 2006-02-16

Family

ID=36025856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004229791A Pending JP2006047148A (ja) 2004-08-05 2004-08-05 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006047148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003457A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 平面度校正方法及び装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113805A (ja) * 1981-12-23 1983-07-06 カ−ル・ツアイス−スチフツング 案内誤差の検出・修正方法及び装置
JPS62162908A (ja) * 1986-01-10 1987-07-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 表面プロフイ−ル測定方法及び装置
JPH02118407A (ja) * 1988-06-14 1990-05-02 Hpo Hanseatische Prazisions & Orbittechnik Gmbh 表面の非接触測定法
JP2003121131A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Mitsutoyo Corp 走査型間隙量検出による真直度測定方法
JP2003227712A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Mitsutoyo Corp エリアセンサを用いた表面形状測定系の自律校正方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113805A (ja) * 1981-12-23 1983-07-06 カ−ル・ツアイス−スチフツング 案内誤差の検出・修正方法及び装置
JPS62162908A (ja) * 1986-01-10 1987-07-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 表面プロフイ−ル測定方法及び装置
JPH02118407A (ja) * 1988-06-14 1990-05-02 Hpo Hanseatische Prazisions & Orbittechnik Gmbh 表面の非接触測定法
JP2003121131A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Mitsutoyo Corp 走査型間隙量検出による真直度測定方法
JP2003227712A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Mitsutoyo Corp エリアセンサを用いた表面形状測定系の自律校正方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003457A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 平面度校正方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Castro et al. Dynamic calibration of the positioning accuracy of machine tools and coordinate measuring machines using a laser interferometer
CN106441168B (zh) 滚动直线导轨副滑块型面精度的测量方法
US7483807B2 (en) Form measuring device, form measuring method, form analysis device, form analysis program, and recording medium storing the program
Ghandali et al. A pseudo-3D ball lattice artifact and method for evaluating the metrological performance of structured-light 3D scanners
JP2008505328A (ja) 複数の距離センサを有する測定装置、この測定装置のための校正手段および表面の形状を決定するための方法
JP5535031B2 (ja) レーザ光の光軸方向の測定方法、長さ測定システム、および位置決め精度の検査方法
JP6747151B2 (ja) 追尾式レーザ干渉計による位置決め機械の検査方法及び装置
JP4970204B2 (ja) 真直度測定装置、厚み変動測定装置及び直交度測定装置
JP4323267B2 (ja) 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラムおよび記録媒体
CN103862327A (zh) 一种球头球心位置检测方法
JP2007101279A (ja) 直交座標運動機構の補正係数決定方法および測定データの収集方法
JP2005121370A (ja) 表面形状測定装置および表面形状測定方法
JP4769914B2 (ja) 平面度測定方法と装置
JP2000081329A (ja) 形状測定方法及び装置
CN114396929B (zh) 一种激光陀螺腔体光阑孔形位公差检测方法
JP2006047148A (ja) 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラム、記録媒体
JP2004309402A (ja) 干渉測定装置及び位相シフト縞解析装置
JP3913519B2 (ja) 走査型間隙量検出による真直度測定方法
Stoup et al. Accuracy and versatility of the NIST M48 coordinate measuring machine
JP4922905B2 (ja) 回転中心線の位置変動測定方法および装置
KR101130703B1 (ko) 초정밀 리니어 스테이지의 오차 측정방법 및 이를 위한 오차 측정장치
JP2003254747A (ja) 真直度測定法
JP4323268B2 (ja) 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置
JP2005221320A (ja) 測定ヘッド及びプローブ
JP2001201339A (ja) 測定機の真直精度補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20070703

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070713

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070809

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091124

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20091208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100406

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02