JP2006044806A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置を大型化することなく、不定形の用紙サイズを検出すること。
【解決手段】 カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイド120、121と、前記カセット内に固定され、歯が刻設されたレール122と、前記カセット内に用紙がセットされた際の前記可動ガイドの設定位置から前記セットされた不定形の用紙サイズを認識する制御部とを有し、前記各可動ガイドは、ガイド本体120A(121A)と、該ガイド本体に取り付けられた回転軸123に固定され前記レールの歯に噛合する歯車124と、前記回転軸に固定されたウォーム125と、前記ウォームに噛合するウォームホイール126の側面に取り付けられた傾斜センサ127とを含んで構成される。
【選択図】 図4
【解決手段】 カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイド120、121と、前記カセット内に固定され、歯が刻設されたレール122と、前記カセット内に用紙がセットされた際の前記可動ガイドの設定位置から前記セットされた不定形の用紙サイズを認識する制御部とを有し、前記各可動ガイドは、ガイド本体120A(121A)と、該ガイド本体に取り付けられた回転軸123に固定され前記レールの歯に噛合する歯車124と、前記回転軸に固定されたウォーム125と、前記ウォームに噛合するウォームホイール126の側面に取り付けられた傾斜センサ127とを含んで構成される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、あるいは、これらの2以上の機器の複合機等の画像形成装置及び、画像形成装置に使用する用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出プログラムに関する。
従来のこの種の画像形成装置にあっては、カセットに収納された用紙のサイズを検知する方法としては、用紙端を固定するガイドの位置を検出するために、用紙がセットされる縦方向及び横方向の定形サイズ位置にいくつかの位置センサを設けて、それらの位置センサの出力に基づいて用紙サイズを確定するようになっている。
しかしながら、この方法で検知できる用紙サイズは、定形サイズに限られ、不定形サイズの用紙については、検知できない。
しかしながら、この方法で検知できる用紙サイズは、定形サイズに限られ、不定形サイズの用紙については、検知できない。
また、不定形サイズの用紙を検知する方法としては、用紙端を固定する可動ガイドの位置を検出するために可変抵抗器を設け、可変抵抗器の可動接点と連動する検知素子を可動ガイドに固定することにより、可動ガイドの移動量を可変抵抗器の抵抗値の変化として検出し、該抵抗値から用紙サイズを算出することにより用紙を検出する用紙サイズ検出装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−24710号公報
しかしながら、特許文献1に示す用紙サイズ検出装置にあっては、ガイドが稼動する範囲全域に可変抵抗器の検知素子を設けるため、装置としてスペースを大きくしてしまう、という問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく、不定形の用紙サイズを検出することができる画像形成装置及び用紙サイズ検出プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、入力された印刷データ、あるいは画像データに基づいて出力する画像を形成する画像形成装置において、用紙が収納されるカセット内に設けられ、該カセット内の縦方向及び横方向にそれぞれ、スライド可能に設けられ前記カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイドと、前記カセット内に固定され、前記各可動ガイドをスライドさせる歯が刻設されたレールと、前記カセット内に用紙がセットされた際の前記可動ガイドの設定位置から前記セットされた不定形の用紙サイズを認識する制御手段とを有し、前記各可動ガイドは、ガイド本体と、該ガイド本体に取り付けられた回転軸に固定され前記レールの歯に噛合する歯車と、前記回転軸に固定されたウォームと、前記ウォームに噛合するウォームホイールの側面に取り付けられた傾斜センサとを含んで構成され、前記制御手段は、前記傾斜センサの出力に基づいて前記各ガイド本体の基準位置からの移動量を求め、該移動量から前記カセットにセットされた用紙のサイズを決定することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、画像形成装置に使用される用の紙サイズを検出するための用紙サイズ検出プログラムにおいて、用紙が収納されるカセット内に設けられ、該カセット内の縦方向及び横方向にそれぞれ、スライド可能に設けられ前記カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイドを基準位置にリセットする第1のステップと、前記カセット内に用紙がセットされた際に、ガイド本体に取り付けられた回転軸に固定され前記レールの歯に噛合する歯車と連動し前記回転軸に固定されたウォームに噛合するウォームホイールの側面に取り付けられ前記各可動ガイドの移動量及び移動方向と相関する傾斜角を検知する傾斜センサの出力を取得する第2のステップと、前記傾斜センサの出力と前記各可動ガイドの移動量との関係を示すテーブルを参照し、前記取得した傾斜センサの出力から前記各可動ガイドの基準位置からの移動量を求める第3のステップと、前記求めた前記各可動ガイドの基準位置からの移動量から前記カセットに収納された用紙のサイズを求める第4のステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、入力された印刷データ、あるいは画像データに基づいて出力する画像を形成する画像形成装置において、用紙が収納されるカセット内に設けられ、該カセット内の縦方向及び横方向にそれぞれ、スライド可能に設けられ前記カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイドの移動量及び移動方向に相関する傾斜センサの出力に基づいて前記各可動ガイドを構成するガイド本体の基準位置からの移動量を求め、該移動量から前記カセットにセットされた用紙のサイズを決定するようにしたので、画像形成装置を大型化することなく、不定形の用紙サイズを検出することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、画像形成装置に使用される用の紙サイズを検出するための用紙サイズ検出プログラムにおいて、用紙が収納されるカセット内に設けられ、該カセット内の縦方向及び横方向にそれぞれ、スライド可能に設けられ前記カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイドを基準位置にリセットする第1のステップと、前記カセット内に用紙がセットされた際に、ガイド本体に取り付けられた回転軸に固定され前記レールの歯に噛合する歯車と連動し前記回転軸に固定されたウォームに噛合するウォームホイールの側面に取り付けられ前記各可動ガイドの移動量及び移動方向と相関する傾斜角を検知する傾斜センサの出力を取得する第2のステップと、前記傾斜センサの出力と前記各可動ガイドの移動量との関係を示すテーブルを参照し、前記取得した傾斜センサの出力から前記各可動ガイドの基準位置からの移動量を求める第3のステップと、前記求めた前記各可動ガイドの基準位置からの移動量から前記カセットに収納された用紙のサイズを求める第4のステップとをコンピュータに実行させるようにしたので、画像形成装置を大型化することなく、不定形の用紙サイズを検出することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を図1に示す。同図において、本実施形態に係る画像形成装置は、各部を制御する制御部1と、入力部2と、表示部3と、スキャナ4と、画像メモリ5と、画像処理部6と、印刷処理部7と、用紙サイズ記憶部8と、倍率算出部9と、原稿判別部10と、カバー開閉センサ11と、用紙サイズ検出部12と、用紙検知センサ128とを有している。カバー開閉センサ11は、画像形成装置の筐体におけるカバーの開閉状態を検知するセンサである。
入力部2は、FAX、複写機、プリンタの各機能を選択するための機能キー、各種印刷のモード設定等の機能を指定するカーソルキー、印刷部数、コピー枚数等を指定するための数値データを入力するためのテンキー、電源のオン、オフを行うための電源キー等を有している。
表示部3には、入力部2のキー操作により各種画面や、ガイダンスや各種指示などのメッセージが表示されるようになっている。
表示部3には、入力部2のキー操作により各種画面や、ガイダンスや各種指示などのメッセージが表示されるようになっている。
スキャナ4は、図示してない原稿台に置かれた原稿を読み取り、その画像情報をディジタルデータに変換して出力する。
画像メモリ5は、スキャナ4から出力されるディジタルデータまたは、外部から入力される印刷データが記憶されるようになっている。
画像メモリ5に一旦、記憶されたデータは、制御部1の制御下に、読み出され、データ圧縮等の所定の画像処理が画像処理部6により行われた後、再度、画像メモリ5に記憶される。
画像メモリ5は、スキャナ4から出力されるディジタルデータまたは、外部から入力される印刷データが記憶されるようになっている。
画像メモリ5に一旦、記憶されたデータは、制御部1の制御下に、読み出され、データ圧縮等の所定の画像処理が画像処理部6により行われた後、再度、画像メモリ5に記憶される。
用紙サイズ検出部12は、後述するように、用紙が収納されるカセット内に設けられ、用紙端を固定する可動ガイド内に設けられた傾斜センサ127を含んで構成され、カセット内に収納された不定形用紙のサイズを検出する機能を有している。
制御部1内のメモリには、傾斜センサ127の傾斜角(後述するウォームホイール126の回転角度)θと傾斜センサ127の出力との関係を示すテーブルが格納されている。また、制御部1内のメモリにはウォーム125とウォームホイール126との歯数比及び歯車124の直径を示すデータが格納されている。
制御部1内のメモリには、傾斜センサ127の傾斜角(後述するウォームホイール126の回転角度)θと傾斜センサ127の出力との関係を示すテーブルが格納されている。また、制御部1内のメモリにはウォーム125とウォームホイール126との歯数比及び歯車124の直径を示すデータが格納されている。
制御部1は、用紙サイズ検出部12の出力を取り込み、該用紙サイズ検出部12の傾斜センサ127の出力に基づき、上記テーブルを参照してカセットに収納された用紙サイズ決定し、該決定した用紙サイズを示すデータを用紙サイズ記憶部8に格納する。
原稿判別部10には、スキャナ4より、該スキャナ4から読み込まれた原稿のサイズを示すデータが入力される。
原稿判別部10には、スキャナ4より、該スキャナ4から読み込まれた原稿のサイズを示すデータが入力される。
倍率算出部9では、用紙サイズ記憶部8から読み出したカセットに収納されている用紙サイズと、原稿判別部10より出力される原稿サイズとからカセットに収納されている不定形の用紙に印刷する倍率を算出し、制御部1に出力する。
制御部1は、画像メモリ5に画像データの印刷処理部7への出力を指示するとともに、印刷処理部7に対し倍率算出部9より出力される印刷倍率を指示する。
この結果、印刷処理部7は、画像メモリ5より出力される画像データを取り込み、制御部1より指定された印刷倍率で印刷処理を行う。
制御部1は、画像メモリ5に画像データの印刷処理部7への出力を指示するとともに、印刷処理部7に対し倍率算出部9より出力される印刷倍率を指示する。
この結果、印刷処理部7は、画像メモリ5より出力される画像データを取り込み、制御部1より指定された印刷倍率で印刷処理を行う。
次に、用紙サイズ検出部12の具体的構成を図2に示す。同図において、用紙サイズ検出部12は、用紙が収納されるカセット20内に設けられ、カセット20内の縦方向及び横方向に、それぞれ、スライド可能に設けられカセット20内に収納された用紙30端を固定する、縦方向の一対の可動ガイド120、120、横方向の一対の可動ガイド121、121と、カセット20内に固定され、各一対の可動ガイド120、120、121、121をスライドさせる歯が刻設されたレール122を有している。図2では、レールは、一対の縦方向の可動ガイド120、120についてのみ示しているが、横方向にもレールが設けられている。
また、図示してないが、カセット20内に用紙が収納されているか否かを検知する用紙検知センサが設けられている。
また、図示してないが、カセット20内に用紙が収納されているか否かを検知する用紙検知センサが設けられている。
制御部1は、カセット20内に用紙がセットされた際の可動ガイド120、120、121、121の設定位置から前記セットされた不定形の用紙サイズを認識する。また、用紙検知センサ128の出力に基づいてカセット20内に用紙が有るか否かを判定する。
可動ガイド120は、ガイド本体120Aと、該ガイド本体120Aに取り付けられた回転軸123に固定されレール122の歯に噛合する歯車124と、回転軸123に固定されたウォーム125と、ウォーム125に噛合するウォームホイール126の側面に取り付けられた傾斜センサ127(図4参照)とを含んで構成されている。この構成は可動ガイド121についても同様であり、ここでは、可動ガイド120についてのみ説明する。
制御部1は、傾斜センサ127の出力に基づいて各ガイド本体120A,121Aの基準位置からの移動量を求め、該移動量からカセット20内にセットされた用紙のサイズを決定する。
制御部1は、傾斜センサ127の出力に基づいて各ガイド本体120A,121Aの基準位置からの移動量を求め、該移動量からカセット20内にセットされた用紙のサイズを決定する。
図4を参照して傾斜センサ127の出力から可動ガイドの移動量を検出する原理について説明する。可動ガイド120、121とも構成は同じであるので、可動ガイド120についてのみ説明する。図4は、可動ガイド120の内部を横方向から見た図である。
図4(A)は、傾斜センサ127が水平位置に有るときの状態を示している。このとき、可動ガイドは、カセット20内において、基準位置に位置するように設定されているものとする。この基準位置は、可動ガイド120のガイド本体120Aの位置決めをするための起点となる位置であり、ガイド本体120Aの可動範囲の端点でも中間でもよく、任意に決めることができる。本実施形態では、ガイド本体120Aの可動範囲の中央を基準位置とするものとする。
図4(A)は、傾斜センサ127が水平位置に有るときの状態を示している。このとき、可動ガイドは、カセット20内において、基準位置に位置するように設定されているものとする。この基準位置は、可動ガイド120のガイド本体120Aの位置決めをするための起点となる位置であり、ガイド本体120Aの可動範囲の端点でも中間でもよく、任意に決めることができる。本実施形態では、ガイド本体120Aの可動範囲の中央を基準位置とするものとする。
図4(A)の状態から、すなわち、可動ガイド120のガイド本体120Aをレール122上で基準位置からカセット20における縦方向、すなわち、図3において矢印X方向に移動させると、歯車124が回転し、その回転に伴い、ウォーム125も歯車124と同数だけ回転する。このとき、ウォーム125に噛合するウォームホイール126は、ウォーム125とウォームホイール126との歯数比に応じた回転角度θだけ回転する。
この傾斜センサ127の水平位置からの回転角度θは、ガイド本体120Aの移動方向、すなわち、+X方向であるか、−X方向であるかにより反時計方向、または時計方向に変化する。本実施形態では、ガイド本体120Aがレール122上を+X方向に移動したときに傾斜センサ127は反時計方向に回転し、この方向の角度の符号を+とする。傾斜センサ127により検知されるウォームホイール126の回転角度θは、ガイド本体120Aの移動量に比例し、かつ回転角度θの符号により移動方向も知ることができるので、容易に、ガイド本体120Aの移動距離を算出することができる。
傾斜センサ127は、例えば、内蔵する複数の容量素子を含む回路素子によりブリッジが構成され、計測対象に取り付けられた状態で水平位置からの傾斜状態に応じてブリッジのバランスがくずれ、すなわち複数の容量素子の何れかに容量変化が生じ、その変化状態に応じたレベルの直流電圧が出力されるようになっている。図5は、本発明の実施形態に係る傾斜センサ127の入出力関係及び出力特性を示している。図5(A)に示すように、傾斜センサ127の電源端子130とグランド(GND)端子131との間には一定の入力電圧Vinが印加され、出力端子(OUT)132とグランド(GND)端子131とから出力電圧Voutが出力されるようになっている。
傾斜センサ127の出力特性を、図5(B)に示す。図5(B)に示すように、本実施形態では、傾斜センサ127の検知可能な傾斜角である有効傾斜角は例えば、120°であり、傾斜センサ127の水平位置を基準にして±60°の範囲でウォームホイール126の回転角度θに応じた直流電圧として出力される。図5(B)では、縦軸は、入力電圧に対する出力電圧の比率、出力電圧比(%)となっているが、直流電圧の出力そのものでも同じである。図5(B)に示す傾斜センサ127の出力特性は、制御部1内のメモリにテーブルとして記憶されている。
このように、傾斜センサ127を水平に設置した場合を基準にして±の傾斜角、すなわちウォームホイール126の回転角度を±方向に同じ量だけ検知するために、既述したように用紙をセットする可動ガイド120のガイド本体120Aの可動範囲における中央位置において、傾斜センサ127が水平となるように設置される必要がある。
本実施形態に係る画像形成装置が、例えば、A3サイズサポート機である場合において可動ガイドの可動範囲として約300mmの範囲が必要となる。本実施形態に係る画像形成装置に使用される傾斜センサ127の感度が0.4°、有効傾斜角が120°であるとすると、120/0.4=300となり、可動範囲の300mmに対して、傾斜センサ127の傾斜角(回転角度)が±60°の全範囲にわたって活用できるようにウォーム125とウォームホイール126との歯数比を設計することにより、1mm刻みでの用紙サイズ検知が可能となっており、実用上、十分な精度を確保することができる。
次に、制御部1により印刷動作に先立ち、用紙サイズを検出する動作を図6のフローチャートを参照して説明する。同図において、カセット20内に用紙が収納されていない状態にあるか否かを用紙検知センサ128の出力に基づいて判定する(ステップ200)。用紙が有る場合には、用紙を取り除く旨,指示するメッセージが表示部3に表示される(ステップ208)。
また、カセット20内に用紙が無い場合、または用紙が取り除かれた場合には、縦方向及び横方向のそれぞれ一対の可動ガイド120、120、121、121が基準位置にリセットされる(ステップ201)。
また、カセット20内に用紙が無い場合、または用紙が取り除かれた場合には、縦方向及び横方向のそれぞれ一対の可動ガイド120、120、121、121が基準位置にリセットされる(ステップ201)。
次いで、不定形用紙がセットされたか否か、すなわち、ユーザがカセット20に不定形用紙を収納し、可動ガイド120、121により用紙端を固定したか否かを判定する(ステップ202)。カセット20内に不定形用紙がセットされると、傾斜センサ127の出力を取り込み(ステップ203)、制御部1内のメモリに格納されている傾斜センサ127の傾斜角(ウォームホイール126の回転角度)θと傾斜センサ127の出力との関係を示すテーブルを参照し、傾斜センサ127の傾斜角、すなわちウォームホイール126の回転角度θを求める(ステップ204)。
ウォームホイール126の回転角度θと、制御部1内のメモリに格納されているウォーム125とウォームホイール126との歯数比からレール122に噛合する歯車124の回転量を求め、さらに、歯車124の径から、可動ガイド120の移動量、すなわちガイド本体120Aの基準位置からの移動量を算出する(ステップ205)。
また、ステップ205では、可動ガイド121の基準位置からの移動量についても同様に求める。
次いで、可動ガイド120、121の移動量から用紙サイズを算出し、算出された用紙サイズを示すデータを用紙サイズ記憶部8に格納する(ステップ206、207)。
また、ステップ205では、可動ガイド121の基準位置からの移動量についても同様に求める。
次いで、可動ガイド120、121の移動量から用紙サイズを算出し、算出された用紙サイズを示すデータを用紙サイズ記憶部8に格納する(ステップ206、207)。
なお、図1における制御部1における用紙サイズ検出機能を実現するための用紙サイズ検出プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより画像形成装置の用紙サイズの検出処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…制御部、2…入力部、3…表示部、4…スキャナ、5…画像メモリ、6…画像処理部、7…印刷処理部、8…用紙サイズ記憶部、9…倍率算出部、10…原稿判別部、11…カバー開閉センサ、12…用紙サイズ検出部、20…カセット、120、121…可動ガイド、120A…ガイド本体、122…レール、123…回転軸、124…歯車、125…ウォーム、126…ウォームホイール、127…傾斜センサ、128…用紙検知センサ
Claims (2)
- 入力された印刷データ、あるいは画像データに基づいて出力する画像を形成する画像形成装置において、
用紙が収納されるカセット内に設けられ、該カセット内の縦方向及び横方向にそれぞれ、スライド可能に設けられ前記カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイドと、
前記カセット内に固定され、前記各可動ガイドをスライドさせる歯が刻設されたレールと、
前記カセット内に用紙がセットされた際の前記可動ガイドの設定位置から前記セットされた不定形の用紙サイズを認識する制御手段と、
を有し、
前記各可動ガイドは、
ガイド本体と、
該ガイド本体に取り付けられた回転軸に固定され前記レールの歯に噛合する歯車と、
前記回転軸に固定されたウォームと、
前記ウォームに噛合するウォームホイールの側面に取り付けられた傾斜センサとを含んで構成され、
前記制御手段は、前記傾斜センサの出力に基づいて前記各ガイド本体の基準位置からの移動量を求め、該移動量から前記カセットにセットされた用紙のサイズを決定することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置に使用される用の紙サイズを検出するための用紙サイズ検出プログラムにおいて、
用紙が収納されるカセット内に設けられ、該カセット内の縦方向及び横方向にそれぞれ、スライド可能に設けられ前記カセット内に収納された用紙端を固定する各可動ガイドを基準位置にリセットする第1のステップと、
前記カセット内に用紙がセットされた際に、ガイド本体に取り付けられた回転軸に固定され前記レールの歯に噛合する歯車と連動し前記回転軸に固定されたウォームに噛合するウォームホイールの側面に取り付けられ前記各可動ガイドの移動量及び移動方向と相関する傾斜角を検知する傾斜センサの出力を取得する第2のステップと、
前記傾斜センサの出力と前記各可動ガイドの移動量との関係を示すテーブルを参照し、前記取得した傾斜センサの出力から前記各可動ガイドの基準位置からの移動量を求める第3のステップと、
前記求めた前記各可動ガイドの基準位置からの移動量から前記カセットに収納された用紙のサイズを求める第4のステップと、
をコンピュータに実行させるための用紙サイズ検出プログラム。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007276957A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2020142895A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
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JP2020142895A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071002 |