JP2007276957A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各フェンスのセットが不十分であることに起因する不具合の発生を低減することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体2に対して引き出し自在に設けられた給紙カセット5と、給紙カセット5上に設けられたそれぞれ移動自在な一対のサイドフェンス19a,19b及びエンドフェンス20と、各フェンスの位置から給紙カセット5上のシートSのサイズを検知するサイズ検知手段35とを有する画像形成装置1において、サイズ検知手段35により検知されたサイズを記憶する記憶手段41と、給紙カセット5が装置本体2に再セットされた際に記憶手段41に記憶された引き出し前のサイズと再セット後に検知されたサイズとを比較し、両者が異なる場合に各フェンスの少なくとも一つの位置が引き出し前の初期位置から移動したことを検知しこれを表示手段42に表示させる制御手段40とを有する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真複写装置、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、孔版印刷装置等の画像形成装置に関し、特に装置本体に対して引き出し自在に設けられた給紙カセットからシートを給送する給紙装置に関する。
複写装置あるいはプリンタ等の画像形成装置において、シート等の記録媒体を収納する給紙カセットを装置本体に対して引き出し自在に備え、この給紙カセットに記録媒体の揃えを行うためのサイドフェンス及びエンドフェンスを移動自在に配設し、各フェンスの位置より給紙カセット内に収納された記録媒体のサイズを検知するものが知られている。
このような画像形成装置の一例として、サイドフェンスのスライド動作に連動して移動する第1可動部材と、エンドフェンスのスライド動作に連動して移動すると共に第1可動部材に重ね合わせて配置された第2可動部材とを備え、第1可動部材に複数の第1凸部を形成すると共に第2可動部材に複数の第2凸部を形成し、各凸部を合わせた合成凸部の幅及び位置を装置本体に設けられた検知手段で検知することにより、給紙カセットの内部に収納された記録媒体のサイズを検知する技術が、例えば「特許文献1」に開示されている。
特開2005−280994号公報
「特許文献1」に開示された技術によれば、給紙カセットに収納された記録媒体の検知精度を向上することができ、20〜30種類のサイズ検知を行うことができる。そして検知された記録媒体のサイズに基づき、給紙ローラの作動タイミングの制御や記録媒体のスキュー補正制御等を行うことにより、給紙動作を継続して良好に行うことができるように構成されている。
しかし一部のユーザにおいては、サイズの異なる記録媒体を使用する頻度が少ないため、サイズの異なる記録媒体を給紙カセット内に収納する際に各フェンスが記録媒体のサイズに応じた所定位置に位置決めされないまま使用される場合がある。このような場合には、検知手段が記録媒体のサイズを誤検知してしまうため、給紙ローラの作動タイミングの制御や記録媒体のスキュー補正制御等が記録媒体のサイズに応じて行われないために給送ジャムやスキュー等の不具合が発生してしまうという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、各フェンスのセットが不十分であることに起因する不具合の発生を低減することが可能な画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、装置本体に対して引き出し自在に設けられシートを積載する給紙カセットと、前記給紙カセット上に設けられ積載されたシートの揃えを行うそれぞれ移動自在な一対のサイドフェンス及びエンドフェンスと、前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスと連動し前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの位置から前記給紙カセット上に積載されたシートのサイズを検知するサイズ検知手段とを有する画像形成装置において、前記サイズ検知手段により検知されたシートのサイズを記憶する記憶手段と、前記給紙カセットが前記装置本体より引き出された後に前記装置本体に再セットされた際に、前記記憶手段に記憶された引き出し前のシートのサイズと再セット後に検知されたシートのサイズとを比較し、両者が異なる場合に前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの少なくとも一つの位置が引き出し前の初期位置から移動したことを検知しこれを表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、さらに前記給紙カセット内よりシートを給送する給紙ローラと、前記給紙カセットが前記装置本体にセットされた際に前記給紙カセット内のシートを上昇させて前記給紙ローラに接触させる上昇手段とを有し、前記給紙カセットが前記装置本体に再セットされた際に前記制御手段により前記各フェンスの移動が検知された場合に、前記制御手段は前記上昇手段によるシートの上昇動作を禁止することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、さらに前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスがシートのサイズに応じた前記給紙カセット上の複数の所定位置に位置決め可能であり、前記給紙カセットが前記装置本体に再セットされた際に前記制御手段により前記各フェンスの移動が検知された場合に、前記制御手段は前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、さらに前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされていることが確認された際に、前記制御手段は確認後の前記各フェンスの位置を前記初期位置として前記記憶手段に記憶させると共に、前記上昇手段によりシートを上昇させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の画像形成装置において、さらに前記給紙カセットが前記装置本体に再セットされた際に前記制御手段により前記各フェンスの移動が検知された場合に、前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示させる第1のモードと、前記表示を行わない第2のモードとを選択可能であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、さらに前記給紙カセットを複数有し、前記給紙カセット毎に第1のモードと第2のモードを選択可能であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、装置本体に対して引き出し自在に設けられ予め定められたサイズのシートを積載する給紙カセットと、前記給紙カセット上に設けられ積載されたシートの揃えを行うそれぞれ移動自在な一対のサイドフェンス及びエンドフェンスと、前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスと連動し前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの位置から前記給紙カセット上に積載されたシートのサイズを検知するサイズ検知手段とを有する画像形成装置において、予め定められたシートのサイズを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたサイズと前記サイズ検知手段により検知されたサイズとを比較し、両者が異なる場合に前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの少なくとも一つの位置がシートのサイズと対応しない位置にあることを検知しこれを表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、さらに前記給紙カセット内よりシートを給送する給紙ローラと、前記給紙カセットが前記装置本体にセットされた際に前記給紙カセット内のシートを上昇させて前記給紙ローラに接触させる上昇手段とを有し、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記上昇手段によるシートの上昇動作を禁止することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、さらに前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスがシートのサイズに応じた前記給紙カセット上の複数の所定位置に位置決め可能であり、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、さらに前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされていることが確認された際に、前記制御手段は確認後の前記各フェンスの位置から検知されたサイズを予め定められたシートのサイズとして前記記憶手段に記憶させると共に、前記上昇手段によりシートを上昇させることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項9または10記載の画像形成装置において、さらに前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示させる第1のモードと、前記表示を行わない第2のモードとを選択可能であることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の画像形成装置において、さらに前記給紙カセットを複数有し、前記給紙カセット毎に第1のモードと第2のモードを選択可能であることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、装置本体に対して引き出し自在に設けられ設定されるサイズのシートを積載する給紙カセットと、前記給紙カセット上に設けられ積載されたシートの揃えを行うそれぞれ移動自在な一対のサイドフェンス及びエンドフェンスと、前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスと連動し前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの位置から前記給紙カセット上に積載されたシートのサイズを検知するサイズ検知手段とを有する画像形成装置において、設定されるシートのサイズを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたサイズと前記サイズ検知手段により検知されたサイズとを比較し、両者が異なる場合に前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの少なくとも一つの位置がシートのサイズと対応しない位置にあることを検知しこれを表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項13記載の画像形成装置において、さらに前記給紙カセット内よりシートを給送する給紙ローラと、前記給紙カセットが前記装置本体にセットされた際に前記給紙カセット内のシートを上昇させて前記給紙ローラに接触させる上昇手段とを有し、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記上昇手段によるシートの上昇動作を禁止することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項14記載の画像形成装置において、さらに前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスがシートのサイズに応じた前記給紙カセット上の複数の所定位置に位置決め可能であり、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項15記載の画像形成装置において、さらに前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされていることが確認された際に、前記制御手段は確認後の前記各フェンスの位置から検知されたサイズを設定されるシートのサイズとして前記記憶手段に記憶させると共に、前記上昇手段によりシートを上昇させることを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項15または16記載の画像形成装置において、さらに前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示させる第1のモードと、前記表示を行わない第2のモードとを選択可能であることを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項17記載の画像形成装置において、さらに前記給紙カセットを複数有し、前記給紙カセット毎に第1のモードと第2のモードを選択可能であることを特徴とする。
本発明によれば、給紙カセットの再セット後においてフェンスの少なくとも何れかが移動していると判断された場合にこれを表示手段に表示し、オペレータに対して注意喚起を促すことができるので、シートサイズが異なることに起因するシート搬送ジャムやスキュー等の不具合の発生を抑制することができ、良好な画像形成動作を行うことができる。
図1は、本発明の第1ないし第5の実施形態に適用可能な画像形成装置の概略正面図である。同図において画像形成装置1は、装置本体2の上部に画像形成部3を有しており、装置本体2の下部に複数の給紙カセット5をそれぞれ引き出し自在に有している。装置本体2の最上部には原稿を自動搬送するADF6が設けられており、ADF6の下方には原稿を載置するコンタクトガラス7を有する画像読取部8が配設されている。装置本体2の右側方には大量給紙装置9が、左側方には排紙トレイ11a,11bを有するシート後処理装置10がそれぞれ配設されており、装置本体2の内部には各給紙カセット5または大量給紙装置9から給送されたシートSを画像形成部3及び定着装置4を経由して排紙トレイ11a,11bに搬送するための搬送経路が形成されている。
画像形成部3は、感光体12、帯電装置13、現像装置14、転写装置15、クリーニング装置16、光書き込み装置17、定着装置4等を有しており、感光体12及び帯電装置13及び現像装置14及びクリーニング装置16はそれぞれ一体化されてカートリッジケース内に収納されプロセスカートリッジ18が形成されている。プロセスカートリッジ18は装置本体2に対して着脱可能に構成されている。
図示しない駆動手段により回転駆動される感光体12は、その内周側から導電性支持体、下引層、電荷発生層、電荷輸送層等を有しており、感光体12の表面が一様に帯電された後に画像データに応じた露光が行われることにより、感光体12の表面に静電潜像が形成される。感光体12の表面を一様に帯電させる帯電装置13としては、非接触帯電させるコロナ放電方式のコロナチャージャ、あるいは接触帯電させる帯電ローラ等、どのようなものを用いてもよい。
現像装置14は、図示しないトナーボトルから供給されたトナーを感光体12の表面に供給する現像ローラ14aを有しており、感光体12の表面にトナーが供給されることにより感光体12の表面に形成された静電潜像が顕像化されてトナー像が形成される。転写装置15は、各給紙カセット5あるいは大量給紙装置9から給送されたシートSが感光体12との間に挟持された際に転写電圧を印加し、感光体12の表面に形成されたトナー像をシートS上に転写させた後に定着装置4に向けてシートSを搬送する。
クリーニング装置16は、シートS上に転写されずに感光体12の表面上に残存したトナーを回収する。光書き込み装置17は、画像データに応じた光を出射して帯電装置13により一様に帯電された感光体12の表面を露光走査し、感光体12の表面に静電潜像を形成する。光書き込み装置17は、光を発するレーザダイオード等の光源、光源から照射された光を走査する回転自在なポリゴンミラー、ポリゴンミラーで走査された光を感光体12へと導く複数のレンズ及びミラー等を有している。
定着装置4は、ヒータを内蔵する定着ローラ4a及び図示しない付勢手段の付勢力によって定着ローラ4aに圧接された加圧ローラ4bを有しており、トナー像が転写されたシートSが各ローラ4a,4b間を通過する際に熱及び圧力を加え、トナーを溶融してトナー像をシートS上に定着させる。
上述のように構成された画像形成装置1において、ADF6上あるいはコンタクトガラス7上に原稿を載置して操作部36(図7参照)上のスタートキーを押下することにより画像読取部8において原稿の読取動作が行われ、この読取動作の結果に基づいて画像形成部3における画像形成動作が開始される。画像形成動作では、画像読取部8での読み取り結果に基づいた画像データの作成、作成された画像データに応じた光書き込み装置17からの光の出射、出射された光による感光体12表面の露光走査、露光走査による感光体12上での静電潜像の形成、現像装置14からのトナー供給による静電潜像の顕像化が順次行われる。なお、パーソナルコンピュータ等の外部入力装置37(図7参照)より入力されたデータに基づいて静電潜像を形成してもよい。
またスタートキーの押下により、指定したサイズのシートSまたは原稿サイズに応じて自動的に選択されたサイズのシートSが各給紙カセット5あるいは大量給紙装置9の何れかから分離給送され、搬送経路上を画像形成部3に向けて搬送される。各給紙カセット5からシートSが給送される場合には、後述する底板21が上昇手段38(図7参照)によって上昇され、後述するシート積載面5b上に積載されたシートSの最上位の上面が給紙ローラ39(図1参照)に接触した後、給紙ローラ39の作動によりシートSが給送される。そして搬送されたシートSが画像形成部3における画像形成動作タイミングに合わせて感光体12と転写装置15との間に送り込まれ、感光体12上に形成されたトナー像がシートS上に転写される。トナー像が転写されたシートSは定着装置4において画像を定着された後、直接排紙トレイ11a上に、あるいはシート後処理装置10において後処理を施された後に排紙トレイ11b上に排出される。
図2及び図3に示すように、給紙カセット5は上端面が開放された箱形状の本体5aを有しており、本体5aの内部に一対のサイドフェンス19a,19b及び一つのエンドフェンス20がそれぞれ移動自在に設けられている。また、カセット本体5aの一部であってシートSが積載されるシート積載面5bの一部には、積載されたシートSの給紙方向先端側を上昇させる底板21が昇降自在に設けられている。給紙カセット5は、装置本体2に対して矢印A方向に引き出し及び装着される。
シート積載面5bには、その上面に積載されたシートSの給紙方向(図3に矢印Bで示す方向)と直交するシート幅方向に沿って延出したガイド溝22,22aと、シートSの給紙方向に沿って延出したガイド溝23とが形成されている。ガイド溝22,22aにはサイドフェンス19a,19bが移動自在に嵌合されており、サイドフェンス19a,19bはシート積載面5b上に積載されたシートSの幅方向端面に接離自在に構成されている。サイドフェンス19a,19bには図示しないラックアンドピニオン機構が接続されており、一方を移動することにより双方が接離自在に構成されている。ガイド溝23にはエンドフェンス20が移動自在に嵌合されており、エンドフェンス20はシート積載面5b上に積載されたシートSの給紙方向後端面に接離自在に構成されている。ガイド溝22には、サイドフェンス19a,19bに設けられた図示しない凸部に嵌合する凹部22bがシートSのサイズに応じて複数形成されており、図示しない凸部が凹部22bに嵌合することによりサイドフェンス19a,19bはシートSのサイズに応じた所定位置に位置決めされる。ガイド溝23にもエンドフェンス20に設けられた図示しない凸部に嵌合する凹部23aがシートSのサイズに応じて複数形成されており、図示しない凸部が凹部23aに嵌合することによりエンドフェンス20はシートSのサイズに応じた所定位置に位置決めされる。
シート積載面5bの裏面には、図4に示す第1可動部材24及び図5に示す第2可動部材25が互いに重ね合わせて配置されており、各可動部材24,25は共通の支軸26によって本体5aにそれぞれ回動自在に支持されている。各可動部材24,25はそれぞれ支軸26からの距離が同じとなるように形成された円弧状の周縁部を有しており、第1可動部材24の周縁部には複数の第1凸部27が、第2可動部材25の周縁部には複数の第2凸部28がそれぞれ形成されている。
第1可動部材24にはガイド溝22aと交差する方向であるサイドフェンス19aの移動方向と交差する方向に延びた第1スライド溝29が形成されており、ここにはサイドフェンス19aに固定されガイド溝22aに挿通されたピン30がスライド可能に嵌合されている。これによりサイドフェンス19aを移動させた際にピン30がガイド溝22a及び第1スライド溝29内をスライドし、第1可動部材24が支軸26を中心として回動する。第2可動部材25にはガイド溝23と交差する方向であるエンドフェンス20の移動方向と交差する方向に延びた第2スライド溝31が形成されており、ここにはエンドフェンス20に固定されガイド溝23に挿通されたピン32がスライド可能に嵌合されている。これによりエンドフェンス20を移動させた際にピン32がガイド溝23及び第2スライド溝31内をスライドし、第2可動部材25が支軸26を中心として回動する。第1凸部27及び第2凸部28は、各可動部材24,25が重ね合わせて配置されることにより合成凸部33を形成する。
図2に示すように装置本体2の内部であって各給紙カセット5の装着方向先端側には、合成凸部33により選択的に押圧または解除されることによりオンまたはオフされる複数の検知部34A,34B,34C,34D,34Eを有するサイズ検知手段としてのセンサ35が配設されている。
上述の構成により、シート積載面5b上に積載したシートSのサイズに応じてサイドフェンス19a,19b及びエンドフェンス20を移動させることにより各可動部材24,25が支軸26を中心にそれぞれ回動し、各凸部27,28の位置が変化することにより合成凸部33における検知部部34A,34B,34C,34D,34Eの配列方向に沿った位置及び幅が変化する。これにより合成凸部33は、シートSのサイズに応じてその位置及び幅を変えることとなる。
図6は、各サイズ(Yは横向き、Tは縦向き)のシートSがシート積載面5b上に積載された際に第1凸部27、第2凸部28、及び合成凸部33により押圧される検知部34A,34B,34C,34D,34Eを示す図である。同図において「0」は検知部がオフになっていることを示し、「1」は検知部がオンになっていることを示している。また「0.5」は、各凸部27,28と検知部34A,34B,34C,34D,34Eとの位置関係のバラツキにより検知部がオンになる場合とオフになる場合とが発生することを示している。このように各凸部27,28による検知のみではオンにある場合とオフになる場合とが両方発生する虞があるため、合成凸部33によりシートSのサイズ検知を確実に行っている。
またセンサ35は、装置本体2に対して給紙カセット5が装着されている場合には、図6に示すように合成凸部33によって検知部34A,34B,34C,34D,34Eの何れかがオン状態となっているが、装置本体2から給紙カセット5が引き出された場合には、合成凸部33が検知部より離間することから検知部が全てオフ状態となる。従って、検知部の何れかがオン状態であるときには装置本体2に対して給紙カセット5が装着状態であり、検知部の全てがオフ状態であるときには装置本体2から給紙カセット5が引き出された状態であることを認識でき、センサ35は装置本体2に対する給紙カセット5の状態検知センサとしても機能する。
図7は、画像形成装置1の動作制御を行う制御手段のブロック図を示している。同図において周知のマイクロコンピュータからなる制御手段40は、操作部36または外部入力装置37からの入力情報及びセンサ35からのシートサイズ情報に基づき、画像形成部3、画像読取部8、大量給紙装置9、シート後処理装置10、及び上昇手段38の動作制御を行う。制御手段40には記憶手段としてのメモリ41及び表示手段42が接続されており、メモリ41にはシートSのサイズ情報が記憶され、表示手段42には警告等の表示が行われる。
上記構成に基づき、以下に本発明の特徴部について説明する。先ず、第1の実施形態における画像形成装置1の動作を図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
装置本体2に給紙カセット5が装着され画像形成装置1が画像形成待機状態となると、センサ35は合成凸部33を検知して給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知する(ST1)。検知されたシートSのサイズを認識した制御手段40はこれをメモリ41に記憶させる(ST2)。
この後、オペレータによって装置本体2から給紙カセット5が引き出されると(ST3)、制御手段40はセンサ35の検知部34A,34B,34C,34D,34Eが全てオフとなることによりこれを認識する。オペレータはシート積載面5bに新たなシートSを積載し(ST4)、シートSのサイズに応じて各フェンス19a,19b,20を移動させた後(ST5)、給紙カセット5を装置本体2に再セットする(ST6)。給紙カセット5の再セットは、センサ35の何れかの検知部がオフからオンに変化することにより制御手段40によって認識され、センサ35は合成凸部33を再び検知して再セット後の給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知する(ST7)。
再検知されたシートSのサイズを認識した制御手段40は、このサイズとメモリ41に記憶されているサイズとを比較し(ST8)、両者が一致しているか否かを判断する(ST9)。両者が一致していると判断した場合には再セット後において各フェンス19a,19b,20の位置が変化していないと判断し、次の画像形成動作に備える(ST10)。両者が一致していないと判断した場合には再セット後において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが移動していると判断し(ST11)、表示手段42にフェンスが移動していることを表示させる(ST12)。
この第1の実施形態によれば、給紙カセット5の再セット後において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが移動していると判断された場合にこれを表示手段42に表示し、オペレータに対して注意喚起を促すことができるので、シートサイズが異なることに起因するシート搬送ジャムやスキュー等の不具合の発生を抑制することができ、良好な画像形成動作を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態における画像形成装置1の動作を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
装置本体2に給紙カセット5が装着され画像形成装置1が画像形成待機状態となると、センサ35は合成凸部33を検知して給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知し(ST21)、検知されたシートSのサイズを認識した制御手段40はこれをメモリ41に記憶させる(ST22)。
この後、オペレータによって装置本体2から給紙カセット5が引き出され(ST23)、シート積載面5bに新たなシートSが積載され(ST24)シートSのサイズに応じて各フェンス19a,19b,20が移動され(ST25)た後に給紙カセット5が装置本体2に再セットされる(ST26)と、センサ35は合成凸部33を再び検知して再セット後の給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知する(ST27)。
再検知されたシートSのサイズを認識した制御手段40は、このサイズとメモリ41に記憶されているサイズとを比較し(ST28)、両者が一致しているか否かを判断する(ST29)。両者が一致していると判断した場合には再セット後において各フェンス19a,19b,20の位置が変化していないと判断(ST30)し、上昇手段38を作動させて底板21を上昇させ(ST31)、給紙トレイ5内のシートSを給紙ローラ39に接触させて次の画像形成動作に備える。両者が一致していないと判断した場合には再セット後において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが移動していると判断し(ST32)、上昇手段38の作動を禁止(ST33)して画像形成動作を禁止する。
この第2の実施形態によれば、給紙カセット5の再セット後において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが移動していると判断された場合に画像形成動作を禁止するので、シートサイズが異なることに起因するシート搬送ジャムやスキュー等の不具合の発生を防止することができ、良好な画像形成動作を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態における画像形成装置1の動作を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
装置本体2に給紙カセット5が装着され画像形成装置1が画像形成待機状態となると、センサ35は合成凸部33を検知して給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知し(ST41)、検知されたシートSのサイズを認識した制御手段40はこれをメモリ41に記憶させる(ST42)。
この後、オペレータによって装置本体2から給紙カセット5が引き出され(ST43)、シート積載面5bに新たなシートSが積載され(ST44)シートSのサイズに応じて各フェンス19a,19b,20が移動され(ST45)た後に給紙カセット5が装置本体2に再セットされる(ST46)と、センサ35は合成凸部33を再び検知して再セット後の給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知する(ST47)。
再検知されたシートSのサイズを認識した制御手段40は、このサイズとメモリ41に記憶されているサイズとを比較し(ST48)、両者が一致しているか否かを判断する(ST49)。両者が一致していると判断した場合には再セット後において各フェンス19a,19b,20の位置が変化していないと判断(ST50)し、次の画像形成動作に備える。両者が一致していないと判断した場合には再セット後において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが移動していると判断し(ST51)、表示手段42に各フェンスがそれぞれ所定位置に位置しているか否かを確認する旨の表示を表示させる(ST52)。
この第3の実施形態によれば、給紙カセット5の再セット後において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが移動していると判断された場合に各フェンスが所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を表示手段42に表示するので、各フェンス19a,19b,20のセットミスに起因するシート搬送ジャムやスキュー等の不具合の発生を抑制することができ、良好な画像形成動作を行うことができる。
第3の実施形態において、給紙カセット5の再セット後に各フェンス19a,19b,20が移動していると判断され、かつ各フェンス19a,19b,20がシートSのサイズに対応した所定位置に位置決めされていることが確認された場合に、再セット後における各フェンス19a,19b,20の位置を正規のフェンス位置として制御手段40がメモリ41を書き換える構成としてもよい。また第3の実施形態において、給紙カセット5の再セット後に各フェンス19a,19b,20が移動していると判断された場合に、再セット後の各フェンス19a,19b,20が所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を表示手段42に表示させる第1のモードと、この表示を行わない第2のモードとを給紙カセット5毎に選択可能に構成してもよい。これによりシートSのサイズ変更を行う頻度に応じて各モードを給紙カセット5毎に選択することが可能となり、使い勝手が向上する。さらに第3の実施形態において、第2の実施形態と同様に、ST50の後に上昇手段38を作動させて底板21を上昇させるステップと、ST52の後に上昇手段38の作動を禁止して画像形成動作を禁止するステップとを追加する構成としてもよい。
次に、本発明の第4の実施形態における画像形成装置1の動作を図11に示すフローチャートに基づいて説明する。この第4の実施形態では、図1に示した画像形成装置1において、例えば上段の給紙カセット5にはB5サイズのシートSが、中段の給紙カセット5にはA4サイズのシートSが、下段の給紙カセット5にはB4サイズのシートSがそれぞれ積載されており、操作部36において何れかの給紙カセット5を指定することにより、使用するシートSのサイズを指定して画像形成を行うことが可能に構成されている。各給紙カセット5に積載されたシートSのサイズに対応した検知部の34A,34B,34C,34D,34Eのオンオフ情報は、メモリ41内に予め記憶されている。
装置本体2に給紙カセット5が装着され画像形成装置1が画像形成待機状態となり、オペレータによって使用するシートサイズあるいは給紙カセット5が選択されると(ST61)、制御手段40はセンサ35により検知された合成凸部33の位置及び幅から選択された給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知する(ST62)。
次に制御手段40は、検知されたシートSのサイズとメモリ41に予め記憶されている選択されたシートサイズとを比較し(ST63)、両者が一致しているか否かを判断する(ST64)。両者が一致していると判断した場合には、選択された給紙カセット5において各フェンス19a,19b,20が積載されているシートSのサイズに対応した正規位置を占めていると判断し、次の画像形成動作に備える(ST65)。両者が一致していないと判断した場合には、選択された給紙カセット5において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが積載されているシートSのサイズに対応しない不正位置を占めていると判断し(ST66)、表示手段42にフェンスがシートSのサイズと対応しない位置にあることを表示させる(ST67)。
この第4の実施形態によれば、選択された給紙カセット5において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが不正位置を占めていると判断された場合にこれを表示手段42に表示し、オペレータに対して注意喚起を促すことができるので、定形シートを用いた場合における各フェンス19a,19b,20のセットミスに起因するシート搬送ジャムやスキュー等の不具合の発生を抑制することができ、良好な画像形成動作を行うことができる。
この第4の実施形態において、第2の実施形態と同様にST65の後に上昇手段38を作動させて底板21を上昇させるステップ及びST67の後に上昇手段38の作動を禁止して画像形成動作を禁止するステップとを追加する構成、第3の実施形態と同様にST67の後に各フェンス19a,19b,20が所定位置に位置しているか否かを確認することを表示手段42に表示するステップを追加する構成、第3の実施形態の変形例と同様に選択された給紙カセット5の各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが不正位置を占めていると判断されかつ所定位置に位置決めされていることが確認された場合に確認後における各フェンス19a,19b,20の位置を正規のフェンス位置として制御手段40がメモリ41を書き換える構成としてもよい。また第4の実施形態において、給紙カセット5の各フェンス19a,19b,20が不正位置を占めていると判断された場合に、各フェンス19a,19b,20が所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を表示手段42に表示させる第1のモードと、この表示を行わない第2のモードとを給紙カセット5毎に選択可能に構成してもよい。これによりシートSのサイズ変更を行う頻度に応じて各モードを給紙カセット5毎に選択することが可能となり、使い勝手が向上する。
次に、本発明の第5の実施形態における画像形成装置1の動作を図12に示すフローチャートに基づいて説明する。この第5の実施形態では、各給紙カセット5には不定形サイズのシートSを積載可能であり、使用する給紙カセット5を選択した後に使用するシートSのサイズを操作部36から入力することにより、使用するシートSのサイズを指定して画像形成を行うことが可能に構成されている。シートSのサイズは、その搬送方向寸法及びこれと直交する幅方向寸法をそれぞれ数値で入力することにより設定される。
装置本体2に給紙カセット5が装着され画像形成装置1が画像形成待機状態となり、オペレータによって使用する給紙カセット5が選択された後に操作部36より使用するシートサイズが設定されると(ST71)、制御手段40は設定されたシートサイズをメモリ41に記憶させる(ST72)。次に制御手段40は、センサ35により検知された合成凸部33の位置及び幅から選択された給紙カセット5に積載されているシートSのサイズを検知し(ST73)、検知されたシートSのサイズとメモリ41に記憶されている設定されたシートサイズとを比較して(ST74)両者が一致しているか否かを判断する(ST75)。
両者が一致していると判断した場合には、選択された給紙カセット5において各フェンス19a,19b,20が積載されているシートSのサイズに対応した正規位置を占めていると判断し、次の画像形成動作に備える(ST76)。両者が一致していないと判断した場合には、選択された給紙カセット5において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが積載されているシートSのサイズに対応しない不正位置を占めていると判断し(ST77)、表示手段42にフェンスがシートSのサイズと対応しない位置にあることを表示させる(ST78)。
この第5の実施形態によれば、選択された給紙カセット5において各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが不正位置を占めていると判断された場合にこれを表示手段42に表示し、オペレータに対して注意喚起を促すことができるので、不定形シートを用いた場合における各フェンス19a,19b,20のセットミスに起因するシート搬送ジャムやスキュー等の不具合の発生を抑制することができ、良好な画像形成動作を行うことができる。
この第5の実施形態において、第2の実施形態と同様にST76の後に上昇手段38を作動させて底板21を上昇させるステップ及びST78の後に上昇手段38の作動を禁止して画像形成動作を禁止するステップとを追加する構成、第3の実施形態と同様にST78の後に各フェンス19a,19b,20が所定位置に位置しているか否かを確認することを表示手段42に表示するステップを追加する構成、第3の実施形態の変形例と同様に選択された給紙カセット5の各フェンス19a,19b,20の少なくとも何れかが不正位置を占めていると判断されかつ所定位置に位置決めされていることが確認された場合に確認後における各フェンス19a,19b,20の位置を正規のフェンス位置として制御手段40がメモリ41を書き換える構成としてもよい。また第5の実施形態において、給紙カセット5の各フェンス19a,19b,20が不正位置を占めていると判断された場合に、各フェンス19a,19b,20が所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を表示手段42に表示させる第1のモードと、この表示を行わない第2のモードとを給紙カセット5毎に選択可能に構成してもよい。これによりシートSのサイズ変更を行う頻度に応じて各モードを給紙カセット5毎に選択することが可能となり、使い勝手が向上する。
上記各実施形態では1つの給紙カセット5についてのみ説明を行ったが、図1に示す画像形成装置1のように複数の給紙カセット5を有する構成において全ての給紙カセット5に対応してセンサ35が設けられており、どの給紙カセット5を選択しても同様の動作を行うことが可能に構成されている。また、本実施形態では画像形成装置1として電子写真式複写装置を例示したが、本発明が適用可能な画像形成装置はこれに限られず、例えばフルカラー電子写真式複写装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、孔版印刷装置等の、シートを搬送する画像形成装置であればどのようなものにも適用可能である。
本発明の第1ないし第5の実施形態に適用可能な画像形成装置の概略正面図である。 本発明の第1ないし第5の実施形態に用いられる給紙カセット及びシートサイズ検知手段の概略斜視図である。 本発明の第1ないし第5の実施形態に用いられる給紙カセットの概略平面図である。 本発明の第1ないし第5の実施形態に用いられる第1可動部材の概略図である。 本発明の第1ないし第5の実施形態に用いられる第2可動部材の概略図である。 本発明の第1ないし第5の実施形態に用いられるシートサイズ検知手段のシートサイズ毎におけるオンオフ状態を説明する概略図である。 本発明の第1ないし第5の実施形態を適用可能な画像形成装置の制御手段のブロック図である。 本発明の第1の実施形態における画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第5の実施形態における画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 装置本体
5 給紙カセット
19a,19b サイドフェンス
20 エンドフェンス
35 サイズ検知手段(センサ)
38 上昇手段
39 給紙ローラ
40 制御手段
41 記憶手段(メモリ)
42 表示手段
S シート

Claims (18)

  1. 装置本体に対して引き出し自在に設けられシートを積載する給紙カセットと、前記給紙カセット上に設けられ積載されたシートの揃えを行うそれぞれ移動自在な一対のサイドフェンス及びエンドフェンスと、前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスと連動し前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの位置から前記給紙カセット上に積載されたシートのサイズを検知するサイズ検知手段とを有する画像形成装置において、
    前記サイズ検知手段により検知されたシートのサイズを記憶する記憶手段と、前記給紙カセットが前記装置本体より引き出された後に前記装置本体に再セットされた際に、前記記憶手段に記憶された引き出し前のシートのサイズと再セット後に検知されたシートのサイズとを比較し、両者が異なる場合に前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの少なくとも一つの位置が引き出し前の初期位置から移動したことを検知しこれを表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記給紙カセット内よりシートを給送する給紙ローラと、前記給紙カセットが前記装置本体にセットされた際に前記給紙カセット内のシートを上昇させて前記給紙ローラに接触させる上昇手段とを有し、前記給紙カセットが前記装置本体に再セットされた際に前記制御手段により前記各フェンスの移動が検知された場合に、前記制御手段は前記上昇手段によるシートの上昇動作を禁止することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスがシートのサイズに応じた前記給紙カセット上の複数の所定位置に位置決め可能であり、前記給紙カセットが前記装置本体に再セットされた際に前記制御手段により前記各フェンスの移動が検知された場合に、前記制御手段は前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされていることが確認された際に、前記制御手段は確認後の前記各フェンスの位置を前記初期位置として前記記憶手段に記憶させると共に、前記上昇手段によりシートを上昇させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3または4記載の画像形成装置において、
    前記給紙カセットが前記装置本体に再セットされた際に前記制御手段により前記各フェンスの移動が検知された場合に、前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示させる第1のモードと、前記表示を行わない第2のモードとを選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記給紙カセットを複数有し、前記給紙カセット毎に第1のモードと第2のモードを選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 装置本体に対して引き出し自在に設けられ予め定められたサイズのシートを積載する給紙カセットと、前記給紙カセット上に設けられ積載されたシートの揃えを行うそれぞれ移動自在な一対のサイドフェンス及びエンドフェンスと、前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスと連動し前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの位置から前記給紙カセット上に積載されたシートのサイズを検知するサイズ検知手段とを有する画像形成装置において、
    予め定められたシートのサイズを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたサイズと前記サイズ検知手段により検知されたサイズとを比較し、両者が異なる場合に前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの少なくとも一つの位置がシートのサイズと対応しない位置にあることを検知しこれを表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記給紙カセット内よりシートを給送する給紙ローラと、前記給紙カセットが前記装置本体にセットされた際に前記給紙カセット内のシートを上昇させて前記給紙ローラに接触させる上昇手段とを有し、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記上昇手段によるシートの上昇動作を禁止することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8記載の画像形成装置において、
    前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスがシートのサイズに応じた前記給紙カセット上の複数の所定位置に位置決め可能であり、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9記載の画像形成装置において、
    前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされていることが確認された際に、前記制御手段は確認後の前記各フェンスの位置から検知されたサイズを予め定められたシートのサイズとして前記記憶手段に記憶させると共に、前記上昇手段によりシートを上昇させることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9または10記載の画像形成装置において、
    前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示させる第1のモードと、前記表示を行わない第2のモードとを選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11記載の画像形成装置において、
    前記給紙カセットを複数有し、前記給紙カセット毎に第1のモードと第2のモードを選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
  13. 装置本体に対して引き出し自在に設けられ設定されるサイズのシートを積載する給紙カセットと、前記給紙カセット上に設けられ積載されたシートの揃えを行うそれぞれ移動自在な一対のサイドフェンス及びエンドフェンスと、前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスと連動し前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの位置から前記給紙カセット上に積載されたシートのサイズを検知するサイズ検知手段とを有する画像形成装置において、
    設定されるシートのサイズを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたサイズと前記サイズ検知手段により検知されたサイズとを比較し、両者が異なる場合に前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスの少なくとも一つの位置がシートのサイズと対応しない位置にあることを検知しこれを表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13記載の画像形成装置において、
    前記給紙カセット内よりシートを給送する給紙ローラと、前記給紙カセットが前記装置本体にセットされた際に前記給紙カセット内のシートを上昇させて前記給紙ローラに接触させる上昇手段とを有し、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記上昇手段によるシートの上昇動作を禁止することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項14記載の画像形成装置において、
    前記各サイドフェンス及び前記エンドフェンスがシートのサイズに応じた前記給紙カセット上の複数の所定位置に位置決め可能であり、前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記制御手段は前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項15記載の画像形成装置において、
    前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされていることが確認された際に、前記制御手段は確認後の前記各フェンスの位置から検知されたサイズを設定されるシートのサイズとして前記記憶手段に記憶させると共に、前記上昇手段によりシートを上昇させることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項15または16記載の画像形成装置において、
    前記制御手段により前記各フェンスがシートのサイズと対応しない位置にあることが検知された場合に、前記各フェンスが前記所定位置に位置決めされているか否かを確認する旨の表示を前記表示手段に表示させる第1のモードと、前記表示を行わない第2のモードとを選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項17記載の画像形成装置において、
    前記給紙カセットを複数有し、前記給紙カセット毎に第1のモードと第2のモードを選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
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