JP2006041802A - スタンプ制御装置および方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
押印するスタンプが文字や図形などのオブジェクトと重なる場合にスタンプ位置を自動的に変更して押印することができるようにしたスタンプ制御装置および方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
予め指定された基点にスタンプを配置して文字や図形などのオブジェクトと重なる場合には基点付近にスタンプサイズ以上の面積を有する空白スペースが存在するか判断し、存在しない場合にはスタンプを貼り付ける画像の空白スペースのうち最も大きな面積を有する空白スペースをスタンプ位置算出部204で算出し、当該空白スペースサイズに押印できるサイズにスタンプを縮小する。このとき、スタンプが文字列である場合には、スタンプのフォントサイズを小さくし、さらに改行を行って空白スペースに押印できるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、文字や図形などのオブジェクトから構成される画像にスタンプを押印するスタンプ制御装置および方法に関し、特に、押印するスタンプが文字や図形などのオブジェクトと重なる場合にスタンプ位置を自動的に変更して押印することができるようにしたスタンプ制御装置および方法およびプログラムに関する。
一般に、画像にスタンプを押印する場合にはあらかじめ設定された定位置にスタンプを押印する。
このため、定型文書のような画像であればスタンプが画像に重ならないような位置を指定することが可能であるが、図形などの画像においては該画像ごとに空白スペースの位置が異なり、スタンプを定位置に押印すると元の画像と重なってしまう場合があるという問題がある。
画像を出力する出力装置の宛先装置情報、出力フォーマット情報にしたがって出力画像の拡大縮小率を算定し、該拡大縮小率に応じて患者情報などの出力文字情報のフォントサイズ、フォントタイプを選択し、当該フォントサイズ、フォントタイプに基づいて文字情報の出力を行う技術として特許文献1に開示されたものがある。
特開2002−190937
しかしながら、特許文献1に示された従来技術においては、フォントサイズやフォントタイプを出力態様に応じて選択することが出来たとしても、文字情報の出力位置を出力画像に合わせて変更して出力することが出来ないという問題がある。
そこで、本発明は、押印するスタンプが文字や図形などのオブジェクトと重なる場合にスタンプ位置を自動的に変更して押印することができるようにしたスタンプ制御装置および方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、文字や図形などのオブジェクトから構成される電子ファイルにスタンプを押印するスタンプ制御装置において、前記スタンプを電子ファイルの予め指定された基点に押印するスタンプ押印手段と、前記スタンプ押印手段により押印されるスタンプと前記電子ファイルが構成するオブジェクトと重なりがあるか判断する重なり判断手段と、前記重なり判断手段により重なりがあると判断された場合に前記電子ファイルの空白スペースの位置を検出する空白スペース位置検出手段と、前記空白スペース位置検出手段で検出された空白スペースの位置に前記スタンプ押印手段によるスタンプの押印位置を変更するスタンプ押印位置変更手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記空白スペース位置検出手段により検出された空白スペースのサイズを算出する空白スペースサイズ算出手段と、前記空白スペースサイズ算出手段で算出された空白スペースのサイズが前記スタンプより小さい場合は、前記スタンプ押印手段で押印するスタンプを該空白スペースに収まるように編集するスタンプ編集手段とを更に具備することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記位置検出手段は、前記基点から近くでかつ前記スタンプ編集手段で編集可能な空白スペースを検出することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記スタンプ編集手段は、前記スタンプ押印手段で押印されるスタンプのデータ種類を判別するデータ種類判別手段と、前記データ種類判別手段により判別されたデータ種類がテキストデータである場合は該テキストデータのフォントサイズを検出するフォントサイズ検出手段と、前記フォントサイズ検出手段により検出したフォントサイズによる前記空白スペースサイズ算出手段により算出した空白スペースにおける一行あたりの最大文字数を算出する文字数算出手段と、前記テキストデータの文字数が前記文字数算出手段で算出した最大文字数を越える場合は、前記テキストデータが前記空白スペースに収まるように前記フォントサイズ検出手段で検出したフォントサイズの変更若しくは改行の少なくとも一方を行うテキストデータ編集手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、文字や図形などのオブジェクトから構成される電子ファイルにスタンプを押印するスタンプ押印方法において、前記スタンプを電子ファイルの予め指定された基点にスタンプ押印手段で押印し、前記スタンプ押印手段により押印されるスタンプと前記電子ファイルが構成するオブジェクトと重なりがあるか重なり判断手段で判断し、前記重なり判断手段により重なりがあると判断された場合に前記電子ファイルの空白スペースの位置を空白スペース位置検出手段で検出し、前記空白スペース位置検出手段で検出された空白スペースの位置に前記スタンプ押印手段によるスタンプの押印位置をスタンプ押印位置変更手段で変更することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、文字や図形などのオブジェクトから構成される電子ファイルにスタンプを押印する押印制御をコンピュータにより実行させるスタンプ押印プログラムであって、前記スタンプを電子ファイルの予め指定された基点に押印する第1のステップと、前記第1のステップで押印されたスタンプと前記電子ファイルが構成するオブジェクトと重なりがあるか判断する第2のステップと、前記第2のステップにより重なりがあると判断された場合に前記電子ファイルの空白スペースの位置を検出する第3のステップと、前記第3のステップで検出された空白スペースの位置に前記第1のステップによるスタンプの押印位置を変更する第4のステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、押印するスタンプが文字や図形などのオブジェクトと重なる場合にスタンプ位置を自動的に変更して押印するように構成したので、スタンプ画像が文字や図形などのオブジェクトと重なることなく押印することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係わるスタンプ制御装置および方法の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、スタンプの画像は、電子文書や電子画像などの電子ファイルに付与することが可能であるが、以下に示す実施例においては、電子文書(以下、「文書」という)を例にして説明する。
図1は、この発明に係わるスタンプ制御装置および方法およびプログラムを適用して構成したネットワーク構成図である。
図1において、このスタンプ制御システムは、クライアント101、データベース102、アプリケーションサーバ103を具備して構成される。
クライアント101は、文書に付与するスタンプの画像(以下、「スタンプ画像」という)を作成し、また作成されたスタンプ画像などが押印された文字や図形などのオブジェクトにより構成される文書を表示する。
データベース102は、クライアント101により作成されたスタンプ画像を保存しておく。このときのスタンプ画像はデータベース102に保存されているだけではなく、ユーザの指示によりアプリケーションサーバ103で作成することも出来る。
例えば、スタンプが日付、時間、作成者名などのシステム情報を用いる場合には、その情報を文書に付与する際、スタンプ画像として作成される。
アプリケーションサーバ103は、文書にスタンプ画像を押印する処理を行う。アプリケーションサーバ103によりスタンプ画像が押印された文書(以下、スタンプ画像が押印された文書を「文書画像」という)をクライアント101に表示させたり、プリンタなどを用いることによって紙面に出力したりすることが可能になる。
図2は、この発明に係わるスタンプ制御装置の構成を示す図である。
図2には、要求受付部201、スタンプ制御部202、スタンプ管理部203、スタンプ位置制御部204、スタンプ押印部205を具備して構成される。
要求受付部201は、ユーザからのスタンプ押印指示として「(1)押印するスタンプ画像」「(2)スタンプを押印する文書」の2つの情報を受け付ける。さらには、あらかじめ設定したスタンプ画像を押印する基点の変更を行った場合には、変更した基点の位置を示す情報をも受け付ける。
スタンプ制御部202は、要求受付部201により受け付けたスタンプ画像の押印指示に基づいて、押印するスタンプ画像を制御する。
押印指示されたスタンプがスタンプ管理部203によって管理されたスタンプ画像である場合にはそのスタンプ画像を取得し、その取得したスタンプ画像またはユーザから送出されてきたスタンプ画像における元のデータの種類を解析し、元のデータが「画像データ」であるかまたは「テキストデータ」であるか判断する。
そして、スタンプ画像の元データが「画像データ」であると判断された場合においては、スタンプ画像とそのスタンプ画像を押印する文書との解像度が異なる場合には、同じ解像度となるようにスタンプ画像の解像度を文書の解像度に合わせる。このとき、解像度の変更を行うことによりスタンプを拡大したり縮小したりできる。
さらには、スタンプ位置制御部204によりスタンプ画像を押印する位置の制御が行われて、位置が決定した場合にその位置に押印するスタンプのサイズを変更する。
スタンプ管理部203は、押印するスタンプ画像を管理する。例えば、管理されているスタンプ画像は頻繁に使用する名称や書類名などのスタンプが管理されている。
スタンプ位置制御部204は、スタンプを押印する位置を決定する制御を行う。
あらかじめ設定された基点またはユーザにより指定された基点にスタンプ画像を配置した場合に、「スタンプ画像」と「文書を構成する文字や図形などのオブジェクト」が重なっているか判断し、重なりがある場合には、さらに、基点付近にスタンプが重ならないで押印できる空白スペースがあるか判断し、存在する場合には当該空白スペースにスタンプ画像を押印する。空白スペースがない場合には、元画像全体から空白スペースを探し出し、最も広い空白スペースをスタンプ画像の押印スペースとして決定する。
決定した空白スペースに押印できるようにスタンプ画像の縮小依頼をスタンプ制御部202に対して行う。
スタンプ押印部205は、スタンプ制御部202により制御されたスタンプ画像をスタンプ位置制御部204により決定したスタンプ押印位置に押印する。
図1または図2に示すような構成により、スタンプ画像をあらかじめ設定した基点からより近い位置に文字や図形などのオブジェクト重なることなく押印することができる。
図3は、基点においてスタンプ画像の形状を変更して押印したことを示す図である。
図3において、図3(a)はあらかじめ指定された基点においてスタンプ画像を押印した文書301、図3(b)は指定された基点においてオブジェクトと重ならないようにスタンプの形状を変化させてスタンプ画像を押印した文書302を示している。
図3(a)に示すように、基点にスタンプ画像を押印した場合には、文書を構成する文字や図形などのオブジェクトと重なってしまう。これに対して、図3(b)は、基点の空白スペースでスタンプ画像の形状を変化させることにより、文書のオブジェクトと重ならないように押印している。
ここに示す例では、横長のスタンプ画像の形状を短くしてそのぶんだけ縦に広げて押印している。
図4は、スタンプ画像を基点付近に移動させて押印したことを示す図である。
図4において、図4(a)は指定された基点においてスタンプ画像を押印した文書401、図4(b)は指定された基点から近い基点付近にスタンプ画像のサイズや形状を変更することなく押印した文書402を示している。
図4(a)に示すように、基点にスタンプ画像を押印した場合には、文書を構成するオブジェクトと重なってしまう。これに対して、図4(b)では、基点付近にスタンプ画像の形状を変更することなく押印することができる空白スペースが存在するため当該空白スペースにスタンプ画像の形状を変更することなく押印している。
図5は、スタンプ画像を基点付近に移動させてスタンプ画像の形状を変更して押印したことを示す図である。
図5において、図5(a)は指定された基点においてスタンプ画像を押印した文書501、図5(b)は指定された基点からより近い基点付近にスタンプ画像の形状を変更して押印した文書502を示している。
図5(a)に示すように、基点にスタンプ画像を押印した場合には、文書を構成するオブジェクトと重なってしまう。これに対して、図5(b)は、基点付近に空白スペースが存在し、スタンプ画像の形状を変更することにより押印していることを示している。
この例では、基点付近に空白スペースが存在するが、スタンプ画像の形状を変更するだけでは収まりきらないため、スタンプ画像を縮小することにより押印を行っていることを示している。
図6は、空白スペースにスタンプ画像の形状を変更して押印したことを示す図である。
図6において、図6(a)は指定された基点においてスタンプ画像を押印した文書601、図6(b)は基点から離れた位置にスタンプ画像の形状をかえて押印した文書602を示している。
図6(a)に示す図では、基点にしたがってスタンプ画像を押印した場合には図形と重なってしまい、図形が見づらくなる。それに対して、図6(b)に示す元画像602は、基点付近にスタンプ画像を押印する空白スペースが存在しないため基点から離れた位置にスタンプ画像の形状を変更して押印している。これにより文書を構成するオブジェクトと重なることなくスタンプ画像を押印することができる。
図7は、スタンプ画像の元のデータが文字データである場合にスタンプ画像の形状を変更した例を示す図である。
図7において、図7(a)は、文字を横一線(縦1行×横20列)に配列したスタンプであり、図7(b)は、図7(a)で示した横一線のスタンプを半分に折り返して縦2行×横10列に配列したスタンプであり、図7(c)は、文字を縦に配置して右側1列目を11行とし、左側2列目を9行と配列したスタンプである。
図7(a)は、横一線に配列したスタンプを押印するスペースが存在している場合のスタンプ形状であるのに対して、図7(b)は、横一線に配列したスタンプ形状では押印することができないが、半分に折り返したスタンプ形状であれば押印することができる場合の形状である。
さらに、図7(c)は、図7(a)の横一線に配列したスタンプ形状では押印することができないが、縦長にすることで押印することができるスペースが存在している場合のスタンプ形状である。
本来、図7(a)に示した横一線に配列したスタンプ形状で押印したいが、スペースの都合上困難な場合に図7(b)や図7(c)に示したスタンプ形状に変更することにより、より最適な位置にスタンプを押印することができる。
図8は、本発明に係わるスタンプ制御装置におけるスタンプ押印位置を決定するフローチャートである。
図8において、文字や図形などのオブジェクトから構成される文書に押印するスタンプ画像を指定され、スタンプ画像の押印指示が行われると処理が開始され、指定されたスタンプ画像の元データがテキストデータであるか否かの判断を行い(S801)、該スタンプ画像の元データがテキストデータである場合(S801でYES)には、スタンプのテキストデータを取得し(S802)、スタンプのテキストデータから文書に押印するスタンプ画像を作成する(S803)。それに対して、指定されたスタンプがテキストデータでない場合(S801でNO)には、スタンプ画像がバーコードなどの画像であると判断して該スタンプ画像を取得する(S804)。
上記処理により文書に押印するスタンプ画像が決定されたことになり、この決定したスタンプ画像と文書とを以下に示すマージ処理を行い、スタンプ画像の押印位置が決定する。
まず、あらかじめ指定されたスタンプ画像の押印位置である基点にスタンプ画像を押印したとき、文書を構成する文字や図形などのオブジェクトとスタンプ画像の一部でも重なる個所があるか否かを判断し(S805)、重ならない場合(S805でNO)には、該位置にスタンプ画像をマージして表示する(S811)。
また、一部でも重なってしまう場合(S805でYES)には、基点付近に空白スペースが存在するか判断し(S806)、基点付近に空白スペースが存在する場合(S806でYES)には、当該空白スペースのサイズを算出する(S807)。それに対して、基点付近に空白スペースが存在しない場合(S806でNO)には、文書全体から基点に最も近い空白スペースを検出し(S808)、当該空白スペースのサイズを算出する(S809)。
算出した空白スペースのサイズが押印するスタンプ画像のサイズよりも大きいか否か判断し(S810)、空白スペースのサイズがスタンプ画像のサイズ以上である場合(S810でYES)には、当該空白スペースにスタンプ画像をマージする(S811)。それに対して、空白スペースのサイズがスタンプ画像のサイズ未満である場合(S810でNO)には、上記、指定されたスタンプ画像がテキストデータであるか判断(S812)を再度行い、テキストデータである場合(S812でYES)には、文字列の折り返しを行うかまたはフォントサイズを変更する(S813)。テキストデータでない場合(S812でNO)には、スタンプ画像を当該余白スペースサイズに縮小する(S814)。これらの処理により空白スペースに適したサイズに変更したスタンプ画像を文書にマージして表示する(S811)。
図9には、本発明に係わるスタンプ制御装置におけるスタンプ押印位置を決定する他の例におけるフローチャートである。
図9において、スタンプ押印指示を受け付けると処理が開始され、押印されるスタンプ画像の面積サイズを算出する(S901)。算出した面積を持つスタンプ画像を押印する文書全体から空白スペースの割り出しを行い(S902)、割り出された空白スペースのうち、あらかじめ指定された基点の付近に面積を算出したスタンプ画像が押印することができる空白スペースが存在するか否かの判定を行い(S903)、空白スペースが存在する場合(S903でYES)には、その空白スペースからの距離を算出し(S904)、距離が最も短い空白スペースにスタンプ画像を押印する(S911)。
それに対して、予め指定された基点の付近にスタンプ画像の面積サイズ以上の空白スペースが存在しない場合(S903でNO)には、文書全体からスタンプ画像の面積サイズ以上の空白スペースがあるか否かを判定し(S905)、その空白スペースが存在する場合(S905でYES)には、その空白スペースが一箇所であるか否かを判定し(S906)、一箇所である場合(S906でYES)には、その空白スペースに対してスタンプ画像を押印する(S911)。また、一箇所でない場合(S906でNO)には、あらかじめ指定した基点から複数の空白スペースそれぞれに対して距離を算出し(S907)、その距離が最も短い空白スペースをスタンプ画像押印位置に特定し(S908)、スタンプ画像を押印する(S911)。
そして、元画像全体からスタンプ画像の面積サイズ以上の空白スペースがあるか否かの判定において(S905)、面積サイズ以上の空白スペースが存在しない場合(S905でNO)には、存在する空白スペースのうち最大の面積サイズを持つ空白スペースをスタンプ画像押印位置に特定し(S909)、スタンプ画像の縮小を行って(S910)押印する(S911)。
このような処理により、あらかじめ指定した基点となる位置に文字や図形などのオブジェクトが配置されていた場合であっても、該基点となる位置からより近い位置にスタンプ画像を押印することができる。
以上の処理によって、あらかじめ設定した基点からより近い位置にスタンプ画像を押印することができる。
従って、本発明を適用することにより、あらかじめ設定した基点にスタンプ画像を配置した場合に文字や図形などと重なってしまう場合であっても基点からより近い位置にスタンプを自動的に押印することができる。
なお、上記フローチャートに示す処理は、コンピュータにより実行可能なスタンプ制御プログラムによっても実現できる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明は、文字や図形などのオブジェクトから構成される画像にスタンプを押印するスタンプ制御装置および方法に適用可能であり、特に、あらかじめ指定した基点からより近い位置にスタンプを押印するのに有用である。
この発明に係わるスタンプ制御装置および方法を適用して構成したネットワーク構成図。 この発明に係わるスタンプ制御装置の構成を示す図。 基点においてスタンプ画像の形状を変更して押印したことを示す図。 スタンプ画像を基点付近に移動させて押印したことを示す図。 スタンプ画像を基点付近に移動させてスタンプ画像の形状を変更して押印したことを示す図。 空白スペースにスタンプ画像の形状を変更して押印したことを示す図。 スタンプ画像の元のデータが文字データである場合にスタンプ画像の形状を変更した例を示す図。 本発明に係わるスタンプ制御装置におけるスタンプ画像の押印位置を決定するフローチャート。 本発明に係わるスタンプ制御装置におけるスタンプ画像の押印位置を決定する他の例におけるフローチャート。
符号の説明
101 クライアント
102 データベース
103 アプリケーションサーバ
201 要求受付部
202 スタンプ制御部
203 スタンプ管理部
204 スタンプ位置制御部
205 スタンプ押印部

Claims (6)

  1. 文字や図形などのオブジェクトから構成される電子ファイルにスタンプを押印するスタンプ制御装置において、
    前記スタンプを電子ファイルの予め指定された基点に押印するスタンプ押印手段と、
    前記スタンプ押印手段により押印されるスタンプと前記電子ファイルが構成するオブジェクトと重なりがあるか判断する重なり判断手段と、
    前記重なり判断手段により重なりがあると判断された場合に前記電子ファイルの空白スペースの位置を検出する空白スペース位置検出手段と、
    前記空白スペース位置検出手段で検出された空白スペースの位置に前記スタンプ押印手段によるスタンプの押印位置を変更するスタンプ押印位置変更手段と
    を具備することを特徴とするスタンプ制御装置。
  2. 前記空白スペース位置検出手段により検出された空白スペースのサイズを算出する空白スペースサイズ算出手段と、
    前記空白スペースサイズ算出手段で算出された空白スペースのサイズが前記スタンプより小さい場合は、前記スタンプ押印手段で押印するスタンプを該空白スペースに収まるように編集するスタンプ編集手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載のスタンプ制御装置。
  3. 前記位置検出手段は、
    前記基点から近くでかつ前記スタンプ編集手段で編集可能な空白スペースを検出する
    ことを特徴とする請求項2記載のスタンプ制御装置。
  4. 前記スタンプ編集手段は、
    前記スタンプ押印手段で押印されるスタンプのデータ種類を判別するデータ種類判別手段と、
    前記データ種類判別手段により判別されたデータ種類がテキストデータである場合は該テキストデータのフォントサイズを検出するフォントサイズ検出手段と、
    前記フォントサイズ検出手段により検出したフォントサイズによる前記空白スペースサイズ算出手段により算出した空白スペースにおける一行あたりの最大文字数を算出する文字数算出手段と、
    前記テキストデータの文字数が前記文字数算出手段で算出した最大文字数を越える場合は、前記テキストデータが前記空白スペースに収まるように前記フォントサイズ検出手段で検出したフォントサイズの変更若しくは改行の少なくとも一方を行うテキストデータ編集手段と
    を具備することを特徴とする請求項2記載のスタンプ制御装置。
  5. 文字や図形などのオブジェクトから構成される電子ファイルにスタンプを押印するスタンプ押印方法において、
    前記スタンプを電子ファイルの予め指定された基点にスタンプ押印手段で押印し、
    前記スタンプ押印手段により押印されるスタンプと前記電子ファイルが構成するオブジェクトと重なりがあるか重なり判断手段で判断し、
    前記重なり判断手段により重なりがあると判断された場合に前記電子ファイルの空白スペースの位置を空白スペース位置検出手段で検出し、
    前記空白スペース位置検出手段で検出された空白スペースの位置に前記スタンプ押印手段によるスタンプの押印位置をスタンプ押印位置変更手段で変更する
    ことを特徴とするスタンプ押印方法。
  6. 文字や図形などのオブジェクトから構成される電子ファイルにスタンプを押印する押印制御をコンピュータにより実行させるスタンプ押印プログラムであって、
    前記スタンプを電子ファイルの予め指定された基点に押印する第1のステップと、
    前記第1のステップで押印されたスタンプと前記電子ファイルが構成するオブジェクトと重なりがあるか判断する第2のステップと、
    前記第2のステップにより重なりがあると判断された場合に前記電子ファイルの空白スペースの位置を検出する第3のステップと、
    前記第3のステップで検出された空白スペースの位置に前記第1のステップによるスタンプの押印位置を変更する第4のステップと
    を含むことを特徴とするスタンプ押印プログラム。
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