JP2006040526A - 光ディスクドライブ装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ディスクドライブのピックアップの焦点調節光学系を光ディスクに対して高精度に位置決め可能とする。
【解決手段】 ボイスコイルモータ(VCM)220、255の近傍に温度センサ290、293が設置され、VCM作動時の温度を計測する。VCMへの入力に対するVCMの作動ストロークは予め較正されている。光ディスクドライブの動作時、VCM作動時の温度と較正時の温度との差に基づき、VCMへの入力信号が調整されて各VCMに入力される。その結果、光ピックアップユニットアセンブリ200を光ディスク上の所望のトラック近傍に精度良く位置決めし、レーザ210からの光を光ディスク235上に精度良く合焦させることが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスクドライブ装置に関し、特に焦点調節光学系の光ディスクに対する位置決めに関する。
コンパクトディスク(CD)およびデジタルバーサタイルディスク(DVD)等の光ディスクは、デジタル情報の大規模な記憶容量を提供するコンピュータ読取可能媒体の形態である。光ディスクの一方の側(面)は、データを含む場合があり、データ面と呼ばれる。データ面は読取専用である場合があり、または書込みがなされる場合もある。データを含まない光ディスクの他方の側(面)は、ラベルのために用いられる場合があり、ラベル面と呼ばれる。特別な場合、一方の面または両方の面が、データおよびラベルの両方を備える場合もある。
コンピュータの光ディスクドライブ(ODD)を使用して、光ディスクのデータ面から読出しを行う場合もあり、データ面に書込みを行う場合もある。光ディスクドライブ内に含まれる光ピックアップユニット(OPU)は、データを読み出しかつ場合によっては書き込むように適合されたレーザおよびセンサを有するように構成される。さまざまなODDおよびOPUが入手可能であり、特に光ディスクのデータ面に対し読出しおよび書込みを行うように製造される。
新生の技術を使用することにより、OPUアセンブリを使用して、かかるラベリングプロセスに対して構成された光ディスクのラベル面に画像を生成する場合もある。画像の生成には、画像が書き込まれる光ディスクの同心円であるトラックを定義すること、および光ディスク上の画像を実際にプリントする、焦点調節光学系のレーザビームを集束することが含まれる。
ODDは、通常、光ディスクの特定のトラックに近い位置にまで半径方向にOPUアセンブリを移動させるスレッドモータとして構成されるボイスコイルモータ(VCM)を有する。OPUアセンブリはまた、ラベリング用にレーザビームを集束するために、ディスクの上方または下方におけるある高さといった、ディスク表面に直交する方向に沿う特定の距離にまで焦点調節光学系を移動させるフォーカスモータとして構成されるVCMを有してもよい。VCMは、入力信号(電圧または電流)に応答し、特定の入力信号が印加されると特定の位置まで移動する。したがって、入力信号がスレッドVCMに印加されると、OPUアセンブリは、特定のトラックに近い位置まで移動する。同様に、フォーカスVCMに入力信号が印加されると、焦点調節光学系は特定の焦点位置まで移動する。VCMは、通常、特定の入力信号が印加されると、特定の距離を移動するように較正される。較正は、特定の温度で行われる。
しかしながら、VCMは、電気伝導度が温度変化によって影響される金属巻線を有する。したがって、VCMが加熱されると、金属巻線の抵抗が増加し、電気伝導度が減少する。VCMが、特定の入力信号に基づいて特定の距離を移動するように特定の温度において較正されるため、温度変化を考慮しないと、位置決めが不正確になる可能性がある。たとえば、VCMが較正温度とは異なる温度で動作する場合、特定の入力信号によって、OPUアセンブリが不正確なトラック位置まで移動するか、または焦点調節光学系が不正確な焦点位置まで移動する可能性がある。
したがって、本発明が必要である。
光学ディスクドライブは、レーザビームを光ディスク上に集束させる焦点調節光学系を支持し移動させるボイスコイルモータを有する。ボイスコイルモータは、較正された温度に基づく入力信号に応答して動作する。ボイスコイルモータの動作温度に関して温度測定を行い、較正された時点での温度と動作時の温度との差を計算する。この温度差を使用して、ボイスコイルモータを駆動するために使用される入力信号の調整値を計算する(入力信号を補正する)。
以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。図面において、参照番号の左端の数字(複数可)は、参照番号が最初に現れる図を識別する。さらに、図面を通して同じ参照番号を使用することにより、同様の特徴およびコンポーネントを参照する。
− 概要 −
以下の説明は、光ディスクを作成しそれにラベリングする際に使用されるOPUアセンブリおよび焦点調節光学系を支持するボイスコイルモータ(VCM)の温度変動を測定し補償するシステムおよび方法に関する。
− 例示的なシステム環境 −
図1は、ボイスコイルモータの入力電圧値を測定し較正するために適した例示的なディスク媒体マーキングシステム100を示す。マーキングシステム100は、ディスク媒体マーキングデバイス105と表示デバイス110とを有する。ディスク媒体マーキングデバイス105を、ディスク媒体にラベリングする独立型アプライアンス装置として実施してもよい。別法として、ディスク媒体マーキングデバイス105を、CD−R(記録可能CDディスク)および/またはCD−RW(書換可能CDディスク)にデータを記録するとともに、光ディスクにラベリングするように実施される、書込み可能なコンパクトディスク(CD)プレイヤーまたはドライブ等の光学媒体プレイヤーまたはドライブの一部として統合してもよい。ディスク媒体マーキングデバイス105を、DVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RWディスク等にデータを記録するとともに、光ディスクにラベリングするように実施される、デジタルバーサタイルディスク(DVD)プレイヤーまたはドライブの一部として統合してもよい。光学媒体プレイヤーまたはドライブ(光学デバイス)を使用して、光ディスクのデータ面から読出しを行ってもよく、データ面に書込みを行ってもよい。光デバイス内に含まれる光ピックアップユニット(OPU)は、データを読み出しかつ書き込むように適合されたレーザおよびセンサを有するように構成される。かかる書込み可能光学デバイスは、たとえば、オーディオシステムにおける周辺コンポーネントである独立型(単体)オーディオCDプレイヤー、PC(パーソナルコンピュータ)における標準機器として組み込まれるCDまたはDVDドライブ、DVD(デジタルバーサタイルディスク)プレイヤーおよび/またはレコーダならびに任意の数の同様の実施形態を含んでもよい。
ディスク媒体マーキングデバイス105は、通常、ディスク媒体マーキングデバイス105の動作を制御し他の電子およびコンピューティングデバイスと通信するためのさまざまな命令を処理する1つまたは複数のプロセッサ115(たとえば、マイクロプロセッサ、コントローラ等の任意のもの)を含む。ディスク媒体マーキングデバイス105を、1つまたは複数のメモリコンポーネントを有するように実施してもよく、その例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)120、ディスク記憶デバイス125および不揮発性メモリ130(たとえば、リードオンリメモリ(ROM)135、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等のうちの任意の1つまたは複数)がある。
ディスク記憶デバイス125は、ハードディスクドライブ、磁気テープ、記録可能かつ/または書換可能コンパクトディスク(CD)、DVD、DVD+RW等の任意のタイプの磁気または光記憶デバイスを含んでもよい。1つまたは複数のメモリコンポーネントは、ディスク媒体マーキングデバイス105に対する構成情報、グラフィカルユーザインタフェース情報、およびディスク媒体マーキングデバイス105の動作態様に関連する他の任意のタイプの情報およびデータ等のさまざまな情報および/またはデータを格納するデータ記憶機構を提供する。ディスク媒体マーキングデバイス105の別の実施態様は、或る範囲の処理およびメモリ能力を有してもよく、図1に示すものとは異なる任意の数のメモリコンポーネントを有してもよい。
ディスク媒体マーキングデバイス105は、ROM135に格納された固定メモリモジュールとして実施されるファームウェアコンポーネントを有していてもよいし、あるいはプロセッサ115のコンポーネント等の、ディスク媒体マーキングデバイス105の他のコンポーネントを有してもよい。ファームウェア140は、ディスク媒体マーキングデバイス105内のハードウェアの動作を調整するようにプログラムされ、ディスク媒体マーキングデバイス105とともに配布され、ファームウェア140はまた、かかる動作を実行するために使用されるプログラミング構造体を含む。
オペレーティングシステム145および1つまたは複数のアプリケーションプログラムを、不揮発性メモリ130に格納し、プロセッサ(複数可)115で実行するようにしてランタイム環境を提供するようにしてもよい。ランタイム環境は、アプリケーションプログラムがディスク媒体マーキングデバイス105と相互に作用することができるようにするさまざまなインタフェースが定義され得るようにすることにより、ディスク媒体マーキングデバイス105の拡張性を促進する。ここでの例では、アプリケーションプログラムは、ラベルデザインアプリケーション150と、画像処理アプリケーション155と、プリント制御アプリケーション160と、を有する。さらに、不揮発性メモリ130等の不揮発性メモリには、VCM利得測定値165が格納されることが考えられる。実施形態によっては、VCM利得測定値165は、RAM130、あるいはROM135の不揮発性部分に格納される。VCM利得測定値は、特定のVCMに固有であり、特に、VCM巻線に使用される金属およびVCMの巻線の数と、測定値が作成された温度と、に関連する。銅のVCMに対するVCM利得測定値の例は、36℃における0.426mm/Vである。
ラベルデザインアプリケーション150は、表示デバイス110に表示するためのラベルデザインユーザインタフェース170を生成し、ユーザはそのラベルデザインユーザインタフェース170によって光ディスク上等、ディスク媒体上に描写されるラベル画像を作成してもよい。ユーザは、テキスト、背景用のビットマップ画像、デジタル写真、図形または記号および/またはそれらの任意の組合せを指定することにより、ユーザインタフェース170でラベル画像を作成してもよい。
画像処理アプリケーション155は、ラベルデザインユーザインタフェース170を用いて作成されたラベル画像を処理して、ディスク媒体(すなわち、光ディスク)の同心円トラックに画像をラベリング(ラベル画像を、同心円状に分解してラベリング)するためのラベル画像データおよびレーザ制御データのデータストリームを生成する。たとえば、ラベル画像の連続階調RGB(赤、緑および青)矩形ラスタグラフィックを、カラーマッピングして、プリントカラーチャネルKCMY(黒、シアン、マゼンタおよび黄)またはグレースケールに分解し、その後、ハーフトーン化して同心円トラックに変換してもよい。このデータストリームを、レーザ制御データとしてフォーマットしてもよく、ディスク媒体上にラベルを描写するディスク媒体マーキングデバイス105を制御するように、他の制御コマンドでデータを増大(増強)させてもよい。
画像処理アプリケーション155を使用するラベルファイルを生成してもよい。ラベルファイルは、プリント制御アプリケーション160によりコントローラ260(図2)と授受され、コントローラ260は、ラベルファイルを解析してラベリング機構を制御する。別法として、同心円トラックを生成し、プリント制御アプリケーション160を通して処理し、ラベリングするために一度に1トラックずつ、ディスク媒体マーキングデバイス105にストリーミングしてもよい。
プリント制御アプリケーション160は、ディスクの第1トラックの、ハブからの半径と、後続するトラック間隔と、を確定する。第1トラックの半径とトラック間隔とが確定された後、プリント制御アプリケーション160は、それぞれのトラック各々に対しいずれのラベル画像データが対応することになるかを判断する。特定のトラックに沿ったレーザマーク位置は、同心円の円形トラックが半径距離とそれぞれのトラック各々に沿った距離との座標で定義される座標系において指定される。
ディスク媒体マーキングデバイス105は、ディスク媒体(すなわち、光ディスク)の表面に可視マークを生成することにより、光ディスクのラベル面(すなわち、ラベル面)にラベル画像を生成するように構成されてもよい、光ディスクドライブ(ODD)システム175を有する。ODDシステム175については、図2を参照して後により詳細に説明する。
ディスク媒体マーキングデバイス105は、さらに、シリアルおよび/またはパラレルインタフェースのうちの任意の1つまたは複数として、無線インタフェース、任意のタイプのネットワークインタフェースとして、また他の任意のタイプの通信インタフェースとして実施されてもよい1つまたは複数の通信インタフェース180を有してもよい。無線インタフェースにより、ディスク媒体マーキングデバイス105は、リモートコントロールデバイスからまたは別の無線(IR)、802.11、Bluetooth(登録商標)または同様のRF入力デバイスから等、入力デバイスから制御入力コマンドおよび他の情報を受け取ることができる。ネットワークインタフェースは、ディスク媒体マーキングデバイス105とデータ通信ネットワークとの間の接続を提供し、それにより、共通のデータ通信ネットワークに結合された他の電子およびコンピューティングデバイスが、ネットワークを介してディスク媒体マーキングデバイス105にラベル画像データおよび他の情報を送信することができる。同様に、シリアルおよび/またはパラレルインタフェースは、ディスク媒体マーキングデバイス105と別の電子またはコンピューティングデバイスとの間に直接的なデータ通信経路を提供する。
ディスク媒体マーキングデバイス105は、ユーザ入力デバイス185を有することができ、このユーザ入力デバイス185としては、キーボード、ポインティングデバイス、ユーザ制御パネル上の選択操作部および/またはディスク媒体マーキングデバイス105と対話しかつそれに情報を入力する他の機構を有してもよい。ディスク媒体マーキングデバイス105はまた、表示デバイス110に表示するための表示内容を生成し、1つまたは複数のスピーカ(図示せず)等のプレゼンテーションデバイスによって発音するための音声内容を生成する、音声/ビデオプロセッサ190も有する。音声/ビデオプロセッサ190は、表示デバイス110に対応する画像を表示するように表示内容を処理する表示コントローラを有してもよい。表示コントローラを、グラフィックスプロセッサ、マイクロプロセッサ、集積回路および/または画像を処理する同様のビデオ処理コンポーネントとして実施してもよい。ビデオ信号および音声信号を、ディスク媒体マーキングデバイス105から、RF(無線周波数)リンク、S−ビデオリンク、コンポジットビデオリンク、コンポーネントビデオリンクまたは他の同様の通信リンクを介して表示デバイス110に通信してもよい。
図では別々に分けられたものとして示してあるが、ディスク媒体マーキングデバイス105の複数コンポーネントのうち、いくつかを、特定用途向け集積回路(ASIC)で実施してもよい。さらに、通常、システムバス(図示せず)が、ディスク媒体マーキングデバイス105内のさまざまなコンポーネントを接続する。システムバスを、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、アクセラレーテッドグラフィックポートまたは種々のバスアーキテクチャのうちの任意のものを使用するローカルバスを含む、いくつかのタイプのバス構造のうちの任意のものの1つまたは複数として実施してもよい。さらに、ディスク媒体マーキングデバイス105は、ホストプロセッサとシステムバスを共有してもよい。
− 例示的なODD実施形態 −
図2は、図1に示すODDシステム175の例示的な実施形態を示す。ODDシステム175は、スレッド205、レーザ210、フォトセンサ212、焦点調節光学系215およびボイスコイルモータ(VCM)220を含む光ピックアップユニット(OPU)アセンブリ200を有する。VCM220は、入力信号(電圧または電流)に応じて、焦点調節光学系215に対しレーザ210によって生成されるレーザビームの焦点を移動させる。
例示の目的で、焦点調節光学系215は、レンズ支持体225(1)、225(2)によって支持される。焦点調節光学系215は、光ディスク235の表面に対して垂直な「z」軸230に沿って移動する(すなわち、焦点を調整する)ように構成される。フォトセンサ212は、光ディスク235の表面上の特定位置でレーザビームの「焦点が合った」状態における、「z」軸230に沿った距離を確定する。VCM220は、特定の入力信号を受け取ることによりこの特定の距離まで移動するように較正される。しかしながら、ラベリングが実行される時の動作温度が、VCMが較正された時の温度と異なる場合、入力信号が未調整であると異なるz軸位置の値がもたらされるため、レーザビームの焦点が合わなくなる可能性がある。したがって、後述するように、「焦点が合った」位置に対応する所望のz軸位置に達するために必要な特定の入力信号を確定するために、温度の変化を補償する調整を行う。
しかしながら、実施形態によっては、意図的にレーザビームの焦点をぼかすようにz軸位置をさらに調整することが望ましい場合がある。このフォーカスオフセットを、マーキングレーザを使用してより優れた画質を提供するために提供してもよい。たとえば、合焦レーザによってもたらされる可視スポットのサイズは、効率的なラベリングを可能にするには小さすぎる場合があるため、焦点がずれたレーザビームを使用してより大きい可視スポットを作成する場合がある。また、マーキングレーザは、表面にマーキングする場合にその熱により歪みが生じる場合があり、それにより、フォーカスオフセットを調節することが必要になる。所定量のフォーカスオフセットを、入力信号に対し対応するフォーカスオフセット値を提供することによって達成してもよい。このオフセット値はまた、通常、VCMの較正温度において確定される。したがって、実際の動作温度の変動があった場合に、この温度変動に基づいてフォーカスオフセット値を調整することが必要になる場合がある。
レーザビーム240は、レーザ210によって生成され、光ディスク235のラベル側面245に向けられる(反射される)。レーザビーム240は、光ディスク235のラベル面245の画像を生成するラベル画像データに対応するレーザマークを作成する。
ODDシステム175は、スピンドルモータ250、VCM255およびコントローラ260を有する。VCM255は、OPUアセンブリ200を、光ディスク235の特定の半径方向の位置すなわちトラックに隣接するように移動させるスレッドモータとして作用する。VCM255は、特定の入力信号を受け取ることによりこの特定の距離まで移動するように較正される。VCM255は、半径方向の移動を提供するので、スレッドまたは半径VCMと呼んでもよい。VCM255を、利得、言い換えれば動き(ミクロン)に対する入力信号(たとえば、ミリボルト)について較正してもよく、それにより、たとえば、特定の数のミリボルトにより距離が移動する。
別個のステッピングモータ256が、半径方向の動きに対する粗調整を提供し、特に、コントローラ260によって命令されるようにステップあたりの移動量の増分(ステップサイズ)が較正される。VCM255は、微調整機能257を有する。ステッピングモータ256は、ステップあたりの移動量の増分が較正される一方で、微調整機能257は、より細かい増分で調整されるように較正される。たとえば、ステッピングモータ256が120ミクロンのステップサイズで較正され、微調整機能256がより小さい増分で較正されていれば、80ミクロンの移動が必要である時、ステッピングモータ256はスレッド205を120ミクロン移動させ、微調整機能257はスレッド205を40ミクロン戻るように移動させる。
VCM255(すなわち、微調整機能256)の利得または動きは、温度変化によって影響を受ける。VCM255の利得は、特定の動作温度(すなわち、所定の動作温度利得)で較正されるが、実際の動作における変動が、VCMの実際の利得に影響する。
一般に、コントローラ260を、図1のディスク媒体マーキングシステム100に関して上述したさまざまなコンポーネントの組合せを採用するプリント回路基板として実施してもよい。したがって、コントローラ260は、通常、メモリ266に格納されたさまざまなコンポーネントからのコンピュータ/プロセッサ実行可能命令を処理するプロセッサ263を有する。プロセッサ263は、通常、図1のディスク媒体マーキングシステム100に関して上述したプロセッサ115のうちの1つまたは複数である。同様に、メモリ266は、通常、図1のディスク媒体マーキングシステム100の不揮発性メモリ130および/またはファームウェア140である。
レーザドライバ、スレッドドライバおよびスピンドルドライバを含むドライバ269は、メモリ266に格納され、プロセッサ263で実行可能である。これらのコンポーネントを、図2の実施形態において、メモリ266に格納されプロセッサ263で実行可能なソフトウェアコンポーネントとして表すが、ファームウェアまたはハードウェアコンポーネントとして実施してもよい。
一般に、スピンドルドライバは、スピンドルモータ250を駆動して、スピンドル272を介して光ディスク235の回転速度を制御する。スピンドルドライバは、スレッドドライバと協働して動作し、スレッドドライバは、VCM255を駆動してスレッド駆動機構275に沿ったディスク235に対するOPUアセンブリ200の半径方向(トラック)位置決めを制御する。ラベリングの実施態様では、OPUアセンブリ200のスレッド205は、スレッド駆動機構275に沿って光ディスク235のさまざまな半径(トラック)位置に向かって移動する。
ラベリングの実施態様では、ラベル側面245がレーザビーム240を横切る際にレーザマークがディスク235の所望の位置に書き込まれるようにディスク235の回転速度とOPUアセンブリ200の半径方向位置とが制御される。
レーザドライバは、ラベル側面245上にラベル画像に対応するレーザマークを書き込むように、レーザビーム240の作動および強度を制御する。さらに、レーザドライバは、データ面278がレーザビーム240を横切るようにディスクが配置された場合に、光ディスク235のデータ面278に保持されたデータを読み出すように、レーザビーム240の作動および強度を制御する。場合によっては、データとラベリングとに対し同じ面が使用される。
ドライバ269には、VCM220用のドライバが含まれる。VCMドライバは、プロセッサ263において、VCM220に入力を提供するVCM入力信号源281を調整するように実行可能である。さらに、VCM255に対し、VCM255に入力を提供するVCM入力信号源284を調整するようにプロセッサ263で実行可能な別のドライバが含まれる。入力信号は、電流であっても電圧であってもよい。説明したように、VCM220および255は、特定の動作温度で較正され、したがって、入力信号は、特定の較正された動作温度に基づくものである。しかしながら、OPUアセンブリが、較正された動作温度とは異なる温度で動作する場合、VCM220および255からの距離は異なる結果となる可能性がある。
動作温度は、温度検知装置290および293から読み出される。この例示的な実施態様では、2つの温度検知装置、すなわちVCM220のための温度検知装置290とVCM255のための温度検知装置293とが設けられ、それぞれのVCMにおける動作温度を測定する。他の実施態様では、単一の温度検知装置を使用して、VCMに対する全般的な動作温度を確定してもよい。より正確にするために、VCM220およびVCM255それぞれの巻線に、別々の温度検知装置を配置する。動作温度測定値は、コントローラ260に渡され、メモリ266に格納されてもよい。
コンピューティングデバイスインタフェース296は、ODDシステム175のコントローラ260を、別の電子またはコンピューティングデバイスとインタフェースすることにより、ラベル画像データまたはラベルファイル(図示せず)を受け取る。コンピューティングデバイスインタフェース296を、多くの小型コンピュータパラレルまたはシリアルデバイスインタフェースのうちの1つである、ATAPIとして実施してもよい。別の一般的なコンピュータインタフェースは、周辺デバイスをコンピュータに接続するための汎用デバイスインタフェースである、SCSI(小型コンピュータシステムインタフェース)である。SCSIは、コマンドの構造と、コマンドが実行される方法と、ステータスが処理される方法と、を定義する。他のさまざまな物理インタフェースには、パラレルインタフェース、ファイバーチャネル、IEEE1394、USB(ユニバーサルシリアルバス)およびATA/ATAPIがある。ATAPIは、CD−ROMおよびテープドライブを同じATAケーブルを介してATAハードディスクドライブに接続することができるように、ATAインタフェースで使用されるコマンド実行プロトコルである。ATAPIデバイスには、一般に、CD−ROMドライブ、記録可能CDドライブ、書換可能CDドライブ、DVD(デジタルバーサタイルディスク)ドライブ、テープドライブ、スーパーディスク(登録商標)(たとえばLS−120)、ZIP(登録商標)等がある。
コントローラ260またはプロセッサ263は、以下の計算を実行してもよい。VCM220および255に対し、温度補償されていない入力信号値が提供される。実際の動作温度が測定され、VCM入力信号281および284からの入力信号が、それに従って、焦点調節光学系215およびスレッド205の正しい位置に達するように調整される。
温度検知装置290および293により、動作温度測定がなされる。好ましくは、温度検知装置290は、VCM220の巻線に極めて近接して配置され、温度検知装置293は、VCM255の巻線に極めて近接して配置される。他の実施形態では、VCM220およびVCM255に対し、単一の温度検知装置が使用される。
VCM220またはVCM255が先に較正された際の較正温度と、対応する温度検知装置290または293によって測定された現動作温度との間に差があることに起因する、必要な入力信号に対する影響について計算する。較正温度を、メモリ266の不揮発性部分に格納し、コントローラ260またはプロセッサ263が呼び出してもよい。したがって、VCM220およびVCM255に対し、2つのデルタ温度値を計算する。以下の式は、各デルタ温度値を記述し、Operatingtempは測定された動作温度であり、Calibratedtempは、VCMが較正された際の温度である。

Δtemp(VCM)=Operatingtemp−Calibratedtemp
各デルタ温度値を、それぞれVCM220および255の温度係数(TC)によって乗算する。結果として得られる値は、入力信号値に対して必要な電圧調整値となる。なお、一実施形態では、TCは主に、VCMの巻線に対して使用される金属の抵抗温度係数(TCR)の値に基づいてもよい。しかしながら、熱の影響をより正確に測定するためには、一般に、単なる巻線金属TCR以外のものも含むシステム全体(またはVCM)のTC(温度係数)が考慮される。かかる熱の影響を考慮するために、VCMのTCを設計および製造によって確定してもよく、それにより、通常、システムに対する公称(設計基準値)TCと、システムのTCに対する最小および最大限度と、がもたらされる。
VCM220および255のための巻線で使用される金属の例は、銅である。銅のTCRは、0.393%/℃である。入力信号調整値、この例では電圧入力調整値を導出するために、以下の式を計算する。

調整値=Δtemp(VCM)×(TC)
入力信号テーブル287における各入力値を、導出された「調整値」の値によって調整する。以下の式は、再調整を表しており、「調整済み電圧」は再調整された入力信号値であり、「入力電圧」は入力信号テーブル287の入力信号値である。

調整済み電圧=入力電圧+調整値×入力電圧
一例は以下の通りである。較正温度=36℃であり、測定された動作温度は55℃であり、TCは、0.393%/℃である。

調整値=(55−36)×(0.393)=7.5%
したがって、入力信号値すなわち電圧値が70mVである場合、それを+7.5%で調整することにより、75.25mVの温度補償済み値に達するようにする。これは、対物レンズまたはスレッドの位置を決めるためにボイスコイルモータに印加される電圧である。
フォーカスVCM220に関して、入力信号調整値にフォーカスオフセット値を含めてもよい。たとえば、30ミクロン(μm)フォーカスオフセットが望まれる場合、36℃の較正された温度での例としてのVCM利得測定値は、0.426mm/Vである。したがって、このフォーカスオフセットを考慮するために、入力信号値に追加の電圧(入力)値が追加される。この例では、導出された追加の電圧は、0.030mm/(0.426mm/V)=70.42mVである。しかしながら、動作温度が55℃である温度補償された追加の電圧値は、(0.030mm/0.426mm/V)(100%+7.50%)=75.70mVである。動作温度において同じフォーカスオフセットに達するためには、70.42mVではなく75.70mVが加算される。
図3は、光ディスクのラベル領域にラベリングする例示的なプロセス300を示す。例示的なプロセス300を、図1および図2のODD175に含めてもよい。さらに、ODD175を、プロセス300を実行する機構および機能を含むように実施してもよい。
ブロック305において、図2のVCM220および255等の1つまたは複数のVCMにおいて、温度測定を行う。温度測定を、図2の温度検知装置290および293等のデバイスで行う。
ブロック310において、較正のために使用された温度とブロック305からの測定された動作温度との差に関する計算を行う。この計算を、選択されたVCMまたはすべてのVCMに対して行ってもよい。
ブロック315において、調整係数に関して計算を行う。ここで、計算は、特定のVCMの温度の差と温度係数(TC)との積である。
ブロック320において、ブロック315において導出された調整係数に基づいて調整済み入力信号値を確定する計算を行う。調整済み入力信号値は、ブロック315において導出された調整係数によって低減または増大される、プロセス300を経て導出される入力信号値に基づくものである。
ブロック325において、フォーカスオフセット値を確定すべきか否かを判断する。フォーカスオフセット値を、焦点調節光学系を支持するVCMに対して確定してもよい。フォーカスオフセット計算を実行しない場合(すなわち、ブロック325の「いいえ」分岐を辿る)、ブロック330を実行する。ブロック330において、調整済み入力信号値を、VCM入力信号源281および284等の入力信号源に送出することにより、対応するVCMに対し、スレッド205を所望のトラックに隣接するように位置決めするか、または焦点調節光学系215を所望の焦点位置に位置決めする入力信号を生成する。
ブロック335において、VCMが調整済み入力信号を受け取りOPUアセンブリおよび焦点調節光学系を適所に配置した後、特定の場所においてラベリングを実行してもよい。
フォーカスオフセット値計算を実行する場合(すなわち、ブロック325の「はい」分岐を辿る)、ブロック340を実行する。ブロック340において、所望の量のフォーカスオフセットを達成するための調整済み入力信号を計算する。その入力信号は、フォーカスオフセット距離をVCM利得によって除算し、ブロック310において計算された温度差によって乗算することによって導出する。焦点調節光学系を支持するVCM(に入力する調整済み入力信号)に対し、この計算を実行する。
ブロック340において計算されたフォーカスオフセット値を、焦点調節光学系を適当なフォーカスに配置するための調整済み入力信号に加算する。この結合された入力信号値を、VCM入力信号源281等の入力信号源に送出し、それによりVCM駆動して、焦点調節光学系が適当な焦点位置に位置決めされるようにする。
本発明を、構造的特徴および/または方法論的動作に特有の言語で説明したが、添付の特許請求の範囲において定義される発明は、必ずしも説明した特定の特徴または動作に限定されるものではない、ということを理解すべきである。むしろ、特定の特徴および動作を、請求した発明を実施する例示的な形態として開示している。
なお、本発明は例として次の態様を含む。( )内の数字は添付図面の参照符号に対応する。
[1] 光ディスクドライブ(175)であって、
レーザビーム(240)を光ディスク(235)上に集束させるように焦点調節光学系(215)を移動させるボイスコイルモータ(VCM)(220)であって、入力信号(281)に応答して作動する、ボイスコイルモータ(VCM)と、
前記VCM(220)の動作時温度を測定する温度検知装置(290)と、
前記動作時温度と前記VCM(220)の較正時温度との間に差が存在する場合に、前記入力信号(281)を調整するように構成されるコントローラ(260)と、
を具備することを特徴とする光ディスクドライブ。
[2] 光ディスクドライブ(175)であって、
前記VCM(220)は、予め定めた大きさのフォーカスオフセット量に対して較正されることを特徴とする、上記[1]に記載の光ディスクドライブ。
[3] 光ディスクドライブ(175)であって、
調整された前記入力信号(281)は、予め定めた大きさのフォーカスオフセット量に対してさらに調整されることを特徴とする、上記[1]に記載の光ディスクドライブ。
[4] 光ディスクドライブ(175)であって、
前記温度検知装置(290)は、前記VCM(220)の巻線部に配置された第1の温度検知装置(290)と第2の温度検知装置(293)とを備えることを特徴とする、上記[1]に記載の光ディスクドライブ。
[5] 光ディスクドライブ(175)であって、
焦点調節光学系(215)を移動させるスレッド(205)を動かすボイスコイルモータ(VCM)(255)であって、前記スレッド(205)は、レーザビーム(240)を光ディスク(235)上に集束させるように前記焦点調節光学系(215)の半径方向位置決めを提供する、入力信号(284)に応答して作動するボイスコイルモータ(VCM)と、
前記VCM(255)の動作時温度を測定する温度検知装置と、
前記動作時温度と前記VCM(255)の較正時温度との間に差が存在する場合に、前記入力信号(284)を調整するように構成されるコントローラ(260)と、
を具備することを特徴とする光ディスクドライブ。
[6] 光ディスクドライブ(175)であって、
前記VCM(255)は、粗調整機能(256)と微調整機能(257)とを有することを特徴とする、上記[5]に記載の光ディスクドライブ。
[7] 光ディスクドライブ(175)であって、
前記粗調整機能(256)は、前記スレッド(205)を予め定めた量の増分で移動させ、前記微調整機能(257)は、前記入力信号(284)に対応する距離に基づき、より少ない予め定めた量の増分で調整することを特徴とする、上記[6]に記載の光ディスクドライブ。
[8] 第1のVCM(220)および第2のVCM(255)について動作時温度を測定することと、
前記第1のVCM(220)および前記第2のVCM(255)の前記動作時温度と較正時温度との間の温度差を確定することと、
前記温度差に基づいて前記第1のVCM(220)および前記第2のVCM(255)に対する入力信号(281、284)を調整することと
を含むことを特徴とする方法。
[9] 前記測定することは、前記第1のVCM(220)および前記第2のVCM(255)の別々の測定を含むことを特徴とする、上記[8]に記載の方法。
[10] 前記調整することは、前記第1のVCM(220)および前記第2のVCM(255)に対して使用される金属の抵抗温度係数の値に基づくことを特徴とする、上記[8]に記載の方法。
本発明の一実施形態による、種々の温度にわたるトラッキングの動作のためのボイスコイルモータおよび焦点調節光学系を制御するように入力信号値を測定し調整する、例示的なディスク媒体マーキングシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるマッピングおよびラベリングに使用される例示的な光学ディスクドライブシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による温度調整およびラベリング手続きを示すフローチャートである。
符号の説明
100 ディスク媒体マーキングシステム
105 ディスク媒体マーキングデバイス
115 プロセッサ
125 ディスク記憶デバイス
130 不揮発性メモリ
140 ファームウェア
145 オペレーティングシステム
150 ラベルデザインアプリケーション
155 画像処理アプリケーション
160 プリント制御アプリケーション
165 VCM利得測定値
170 ラベルデザインユーザインタフェース
175 光ディスクドライブシステム
180 通信インタフェース(複数可)
185 ユーザ入力デバイス
190 音声/ビデオプロセッサ
200 OPU(光ピックアップユニット)アセンブリ
205 スレッド
210 レーザ
215 焦点調節光学系
220、255 ボイスコイルモータ(VCM)
235 光ディスク
256 ステッピングモータ
257 微調整機能
269 ドライバ
281、284 VCM入力信号
287 入力信号テーブル
290、293 温度検知装置

Claims (10)

  1. 光ディスクドライブであって、
    レーザビームを光ディスク上に集束させるように焦点調節光学系を移動させるボイスコイルモータ(VCM)であって、入力信号に応答して作動する、ボイスコイルモータ(VCM)と、
    前記VCMの動作時温度を測定する温度検知装置と、
    前記動作時温度と前記VCMの較正時温度との間に差が存在する場合に、前記入力信号を調整するように構成されるコントローラと、
    を具備することを特徴とする光ディスクドライブ。
  2. 光ディスクドライブであって、
    前記VCMは、予め定めた大きさのフォーカスオフセット量に対して較正されることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスクドライブ。
  3. 光ディスクドライブであって、
    調整された前記入力信号は、予め定めた大きさのフォーカスオフセット量に対してさらに調整されることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスクドライブ。
  4. 光ディスクドライブであって、
    前記温度検知装置は、前記VCMの巻線部に配置された第1の温度検知装置と第2の温度検知装置とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスクドライブ。
  5. 光ディスクドライブであって、
    焦点調節光学系を移動させるスレッドを動かすボイスコイルモータ(VCM)であって、前記スレッドは、レーザビームを光ディスク上に集束させるように前記焦点調節光学系の半径方向位置決めを提供する、入力信号に応答して作動するボイスコイルモータ(VCM)と、
    前記VCMの動作時温度を測定する温度検知装置と、
    前記動作時温度と前記VCMの較正時温度との間に差が存在する場合に、前記入力信号を調整するように構成されるコントローラと、
    を具備することを特徴とする光ディスクドライブ。
  6. 光ディスクドライブであって、
    前記VCMは、粗調整機能と微調整機能とを有することを特徴とする、請求項5に記載の光ディスクドライブ。
  7. 光ディスクドライブであって、
    前記粗調整機能は、前記スレッドを予め定めた量の増分で移動させ、前記微調整機能は、前記入力信号に対応する距離に基づき、より少ない予め定めた量の増分で調整することを特徴とする、請求項6に記載の光ディスクドライブ。
  8. 第1のVCMおよび第2のVCMについて動作時温度を測定することと、
    前記第1のVCMおよび前記第2のVCMの前記動作時温度と較正時温度との間の温度差を確定することと、
    前記温度差に基づいて前記第1のVCMおよび前記第2のVCMに対する入力信号を調整することと
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記測定することは、前記第1のVCMおよび前記第2のVCMの別々の測定を含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記調整することは、前記第1のVCMおよび前記第2のVCMに対して使用される金属の抵抗温度係数の値に基づくことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
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