JP2006038250A - 冷蔵庫扉の化粧板 - Google Patents

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Yoshihiro Ito
伊藤  嘉浩
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/18Aesthetic features

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  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

【課題】より高品位の化粧板を従来と同じ部品点数で提供する。
【解決手段】右化粧板14に施した着色加工を、左右扉の合わせ部に近いラウンド部19以外の外観面20までとし、前記ラウンド部19は透明樹脂として残すことにより、右化粧板14に施された着色加工に深み感が増す効果を得ることができる。また、右化粧板14のラウンド19部の奥行き方向背面に、透明樹脂のリブ21により厚みをもたせて深みを持たせることにより、化粧板への着色加工にさらなる深み感が増す効果を得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫扉の化粧板に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫扉の化粧板は、透明樹脂または着色樹脂の表面に、塗装やインモールド成形、またはフィルムインサート成形等の二次加工を施すことにより、化粧板の表面に深み感や光沢感を持たせることが一般的である。(例えば、特許文献1参照)
図3は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の化粧板を示すものである。図3に示すように前面板1と、断熱材を閉塞する扉キャップ2とこの扉キャップ2の前方に収納空間を有して係合固着され扉の全幅に沿って配設された化粧板3より構成されている。一般的に扉化粧板3は、外観全面に塗装やインモールド成形、またはフィルムインサート成形等の着色加工をすることにより外観品位を高めている。
特開2004−044980号公報
しかしながら、上記従来の構成では化粧板への着色加工が化粧板表面全面に施されているために、化粧板の深み感というものは、表面への着色加工方法により決まってしまい、より深み感のある化粧板を提供するには、裏インモールド等の加工方法を用いるため、部品数が増えるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、部品数や二次加工数を増やすことなく、着色加工により得ることができる深み感に、さらに深みのある意匠性の高い化粧板を提供することができる。
上記従来の課題を解決するために、本発明は、化粧板を透明材料で構成し、化粧板端面に透明部を残しその他の部分に着色加工したものである。
本発明の冷蔵庫扉の化粧板は、部品数や二次加工数を増やすこのなく、着色加工により得ることができる深み感に、さらに深みのある意匠性の高い化粧板を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫正面に取付けた化粧板を、表面に着色加工した透明樹脂により構成し、化粧板の端面に透明部を残しその他の部分を着色範囲とすることにより、着色加工により得ることができる深み感に、さらに深みのある意匠性の高い化粧板を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、化粧板の透明部背面に樹脂の厚みを持たせることにより、透明部の深み感を増す効果を得ることが可能となり、表面着色加工により得ることができる深み感に、さらに深みのある意匠性の高い化粧板を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1の発明に、着色部のみに印刷加工したPETフィルムをインサート成形することにより、さらに深みのある意匠性の高い化粧板を提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3の発明において、フィルムインサート成形のフィルムにUV印刷によるドット処理をすることにより、さらに深みのある意匠性の高い化粧板を提供することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1の発明において、両開き扉における両方の扉のハンドル側に化粧板を配置することにより、両化粧板に一体感を持たせた仕様とし、透明樹脂部を両扉の合わせ部側に配置することにより隣接した扉同士の段差を目立たなくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図を示すものである。図2は、同実施の形態1における冷蔵室扉の断面図を示すものである。
図1において、冷蔵庫本体4の上段に右冷蔵室扉5、左冷蔵室扉6が備えられている。右冷蔵室扉5は冷蔵庫本体4に取付けられた右ヒンジ7を軸に、左冷蔵室扉6は冷蔵庫本体4に取付けられた左ヒンジ8を軸に回転し扉が開閉する。
図2において、前記右冷蔵室扉5は右前面板9と、断熱材10を閉塞するように設けた右扉キャップ11と、内板12により構成され、前記右扉キャップ11には、操作基板ユニット13を配置する空間を確保するように右化粧板14が固定されている。また、前記左冷蔵室扉6も右冷蔵室扉5同様に左前面板15と、断熱材10を閉塞するように設けた左扉キャップ16と、内板17と、左化粧板18より構成される。前記右化粧板14、左化粧板18は透明樹脂により構成され、着色加工してある。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。右化粧板14に施した着色加工を、左右扉の合わせ部に近いラウンド部19以外の外観面20までとし、前記ラウンド部19は透明樹脂として残すことにより、右化粧板14に施した表面着色加工に深み感が増す効果を得ることができる。また、右化粧板14のラウンド19部の奥行き方向背面に、透明樹脂のリブ21により厚みをもたせることにより、化粧板への表面着色加工にさらなる深み感が増す効果を得ることができる。また、右化粧板14の着色加工をPETフィルム22によるフィルムインサート成形とし、PETフィルム22への印刷範囲は、左右扉の合わせ部に近いラウンド19以外の外観面20までとし、ラウンド部19は透明のPETフィルムにより表面処理することにより、さらに深み感のある化粧板を得ることができる。また、フィルムインサート成形のPET箔22に、UV印刷によるドット処理により陰影を持たせたものを用いることにより、さらに深み感のある化粧板をえることができる。また、両開き扉における両方の扉のハンドル側辺に化粧板を配置することにより、両化粧板に一体感を持たせた仕様にし、前記ラウンド部19を両扉の合わせ部側に配置することにより、右冷蔵室扉5と左冷蔵室扉6に奥行き方向での扉段差が発生した際、段差を目立たなくする効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる化粧板は、高い品位の要求される外観化粧板に用いることができるため、冷蔵庫以外の家庭用電気製品の分野にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態1における化粧板部の断面図 従来例の化粧板部の断面図
符号の説明
4 冷蔵庫本体
5 右冷蔵室扉
6 左冷蔵室扉
7 右ヒンジ
8 左ヒンジ
9 右前面板
10 断熱材
11 右扉キャップ
12 内板
13 操作基板ユニット
14 右化粧板
15 左前面板
16 左扉キャップ
17 内板
18 左化粧板
19 ラウンド部
20 外観面
21 透明樹脂のリブ
22 PETフィルム

Claims (5)

  1. 冷蔵庫正面に取付けた化粧板を、表面に着色加工した透明樹脂により構成し、化粧板の端面に透明部を残しその他の部分を着色範囲とすることを特徴とする冷蔵庫扉の化粧板。
  2. 化粧板の透明部背面に樹脂の厚みを持たせることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉の化粧板。
  3. 着色加工をフィルムインサート成形とすることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉の化粧板。
  4. フィルムインサート成形のフィルムにUV印刷によるドット処理をしたことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫扉の化粧板。
  5. 両開き扉における両方の扉のハンドル側に化粧板を配置することにより、両化粧板に一体感を持たせた仕様とし、透明部を両扉の合わせ部側に配置することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉の化粧板。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017201233A (ja) * 2017-07-03 2017-11-09 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2018013254A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫扉
JP2019090607A (ja) * 2019-03-19 2019-06-13 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2020148458A (ja) * 2016-07-19 2020-09-17 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫扉

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