JP2006038164A - ディスクブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピンとガイド穴との打音を確実に低減することができるディスクブレーキの提供。
【解決手段】 キャリアおよびキャリパのいずれか一方に形成されたガイド穴とキャリアおよびキャリパのいずれか他方に設けられガイド穴に摺動自在に嵌合されるピンとの隙間を覆うブーツ35が、ガイド穴とピンとの間に介在部46を介在させ、この介在部46のピン側の内周部に軸線方向に貫通する貫通溝57を形成し、貫通溝57を、軸線方向に異なる少なくとも二カ所の位置が互いに円周方向にずれる形状とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両に用いて好適なディスクブレーキに関する。
ディスクブレーキには、パッドを支持するキャリアに、パッドを両側から挾持可能なキャリパを摺動可能に支持する構成のものがある。そして、キャリパをキャリアに摺動自在に支持する摺動案内部として、キャリパに設けられたガイド穴にキャリアに固定されたピンを摺動可能に嵌合させるものや、逆にキャリアに設けられたガイド穴にキャリパに固定されたピンを摺動可能に嵌合させるものがある。
このようなディスクブレーキにおいては、摺動案内部への埃や塵の進入を防ぐために伸縮自在のブーツが設けられることになるが、このブーツの一部をガイド穴とピンとの間に介在させるものがある(例えば特許文献1参照)。このようにブーツをガイド穴とピンとの間に介在させると、例えば制動方向が切り替わったとき等に生じるピンとガイド穴との打音を低減することができる。
特開昭54−35567号公報
上記したブーツのガイド穴とピンとの間の介在部には、内部容積の変化を伴うブーツの伸縮を良好に行わせるために空気通路を形成する必要がある。このため、ブーツの介在部にはピンの軸線方向に直線状に貫通する貫通溝がピン側に形成されている。しかしながら、このようにブーツの介在部のピン側にピンの軸線方向に直線状に貫通して貫通溝を形成すると、ピンからガイド穴に伝わる力の方向がこの貫通溝の方向に向いたときに、軸線方向の全長にわたって貫通溝にピンが入り込んで移動しガイド穴に当たり上記打音を発生させてしまう可能性があった。
したがって、本発明は、ピンとガイド穴との打音を確実に低減することができるディスクブレーキの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、一対のパッドと、これら一対のパッドを摺動自在に支持するキャリアと、該キャリアに複数の摺動案内部を介して摺動自在に支持されるとともに、前記一対のパッドを両側から挾持可能なキャリパとを有し、前記摺動案内部が、前記キャリアおよびキャリパのいずれか一方に形成されたガイド穴と、前記キャリアおよびキャリパのいずれか他方に設けられ前記ガイド穴に摺動自在に嵌合されるピンと、これらピンとガイド穴との隙間を覆うブーツとを備えたディスクブレーキにおいて、前記ガイド穴と前記ピンとの間に前記ブーツの介在部を介在させ、該介在部の前記ピン側の内周部には、軸線方向に貫通する貫通溝が形成され、前記貫通溝は、軸線方向に異なる少なくとも二カ所の位置が互いに円周方向にずれる形状をなしていることを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記介在部の内周部には、軸線方向に位置がずれ円周方向に一部重なり合う複数の凸部が形成され、これら凸部の間に前記貫通溝が形成されていることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記介在部の内周部には、軸線方向に対し傾斜する複数の凸部が形成され、これら凸部の間に前記貫通溝が形成されていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、ガイド穴とピンとの間に介在するブーツの介在部の内周部に、軸線方向に貫通する貫通溝が形成され、貫通溝は、軸線方向に異なる少なくとも二カ所の位置が互いに円周方向にずれる形状をなしているため、ピンからガイド穴に伝わる力の方向が円周方向におけるいずれの方向となっても、軸線方向の全長にわたって貫通溝にピンが入り込んでしまうことがない。したがって、ピンとガイド穴との打音を確実に低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、介在部の内周部に、軸線方向に位置がずれ円周方向に一部重なり合う複数の凸部を形成することでこれら凸部の間に貫通溝を形成することになるため、凸部を円周方向に延在させても貫通溝を形成できる。よって、ピンの摺動時に介在部に凸部を介して回転方向の力が生じるのを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、介在部の内周部に、軸線方向に対し傾斜する複数の凸部を形成することでこれら凸部の間に貫通溝を形成することになるため、形状が簡単となり、コストを低減することができる。
本発明の第1実施形態のディスクブレーキを図1〜図3を参照して以下に説明する。
第1実施形態のディスクブレーキ11は、車両の非回転部に固定される金属製のキャリア12と、このキャリア12にディスク13を挾むよう配設された状態で摺動自在に支持される一対のパッド14,15と、キャリア12とで構成される複数具体的には二カ所の摺動案内部16,16において該キャリア12にディスク13の軸線方向に摺動自在となるよう支持された、パッド14,15を両側から挾持可能なキャリパ17とで主に構成されている。
キャリア12は、ガイド穴20がそれぞれ穿設される二カ所のガイド穴形成部21,21を有しており、ガイド穴形成部21,21がキャリア12においてディスク円周方向(図1における上下方向)における両端位置となり、かつ各ガイド穴形成部21に穿設された各ガイド穴20がディスク軸線方向(図1における左右方向)に沿うようにディスク13に対し配置されて車体側に固定される。
ガイド穴形成部21の内側位置には相互に対向するように一対のパッドガイド23,23が設けられており、これらパッドガイド23,23により、パッド14,15はディスク軸線方向へ摺動自在となるようにそれぞれの両端位置において支持されることになる。
キャリパ17は、シリンダ部24と、シリンダ部24の一側から延出するディスクパス部25と、ディスクパス部25のシリンダ部24に対し反対側からシリンダ部24に対向するよう延出する爪部26とを有しており、シリンダ部24の両側には相反方向に延出するように延出部27,27がそれぞれ形成されている。
そして、シリンダ部24には、その爪部26側に開口するよう図示せぬボアが形成されており、該ボアには、図示せぬピストンが摺動自在に嵌合されている。
キャリパ17の両延出部27,27には、それぞれ、ボアの軸線方向(図1における左右方向)に沿って貫通する取付穴30が形成されている。そして、各延出部27には、それぞれ、爪部26の方向に延出するようにピン31,31が取付穴30に嵌入されるボルト32,32により固定されている。
そして、これらのピン31がキャリア12の各ガイド穴20に摺動可能に嵌合されることで、キャリパ17はキャリア12に摺動可能に支持されることになる。
このようにキャリア12に支持された状態で、キャリパ17は、シリンダ部24のボアに嵌合された図示せぬピストンをディスク軸線方向に沿わせた状態でパッド15のディスク13に反対側に対向配置させることになり、ディスクパス部25をシリンダ部24の一側からディスク13の外周部を跨ぐよう延出させることになって、爪部26をディスクパス部25のシリンダ部24に対し反対側からパッド14のディスク13に対し反対側に対向配置させる。
これにより、図示せぬピストンがブレーキ液圧で爪部26の方向に突出すると、ピストンと爪部26とでパッド14,15をディスク13に対し両反対側から挾持し、これらパッド14,15をディスク13に接触させる。それとともにパッド14,15のディスク13への接触による反力でキャリパ17は両ピン31をそれぞれ対応するガイド穴20内で摺動させつつキャリア12に対し、パッド14,15をディスク13に適正に接触させる位置に移動する。
両摺動案内部16は、それぞれ、ピン31とガイド穴20との隙間を覆うブーツ35,35を備えている。図2に示すように、ピン31の基端側(延出部27側)の外周面にはブーツ35の一端側を嵌合させるための環状の嵌合溝37が形成されている。また、ガイド穴形成部21のガイド穴20の開口側には、ガイド穴20のピン31が嵌合される主ガイド穴部39よりも大径の嵌合穴部40が形成されている。嵌合穴部40の主ガイド穴部39側の内周面には、嵌合穴部40よりも大径の環状の係止溝41が形成されている。
ブーツ35は、変形容易なゴム等の弾性材料からなるもので、図3に示すように、中間部分が薄肉蛇腹状の中間蛇腹部44とされており、一端開口側には中間蛇腹部44よりも半径方向内方に突出するように肉厚が厚くなる環状の嵌合部45が形成されている。また、他端開口側には中間蛇腹部44よりも半径方向外方に突出するように肉厚が厚くなる環状の嵌合部(介在部)46が形成されている。加えて、この嵌合部46の軸線方向の一側には半径方向外方に突出する環状の係止部47が形成され、軸線方向の他側にも半径方向外方に突出する環状の係止部48が形成されている。
このようなブーツ35は、図2に示すように、ピン31を内側に挿入させた状態で一端側の嵌合部45をピン31の嵌合溝37に嵌合させるとともに、他端側の嵌合部46をガイド穴形成部21のガイド穴20の嵌合穴部40に嵌合させることで、ピン31およびガイド穴形成部21に取り付けられる。このとき、嵌合部46の一側の係止部47は係止溝41に嵌合され、他側の係止部48はガイド穴形成部21の嵌合穴部40側の端面に係止される。この状態でブーツ35の嵌合部46がガイド穴20とピン31との間に介在することになる。
そして、本実施形態において、嵌合部46のピン31側の内周部には、図3に示すように複数の凸部51が形成されている。各凸部51は、それぞれ、嵌合部46の円周方向に長い形状をなしており、突出する先端面52が嵌合部46と同軸の円弧状をなしていて、各先端面52でピン31の外周面に密着する。すべての先端面52は同一の円筒面に含まれることになり、この円筒面の径は、ピン31の外径およびこれより大径のガイド穴20の主ガイド穴部39の内径よりも小径となっている。
このような凸部51が複数、嵌合部46の軸線方向に位置を合わせて列をなし、このような列が、嵌合部46の軸線方向に位置をずらして複数列、具体的には三列形成されている。
軸線方向に同じ列を構成する複数の凸部51は、嵌合部46の円周方向に等間隔で並べられており、その結果、軸線方向に同じ列を構成する複数の凸部51の隣り合うもの同士の間には嵌合部51の軸線方向に沿う溝部54が形成されている。また、凸部51が嵌合部46の軸線方向に複数列並べられることで、嵌合部46の軸線方向に隣り合う凸部51の列同士の間には嵌合部46の全周にわたる環状の溝部55が形成されている。
そして、軸線方向に隣り合う列では一方の列の凸部51同士の間の溝部54の中央と、他方の列の凸部51の中央とが嵌合部46の円周方向における位置を合わせている。ここで、嵌合部46の円周方向における凸部51の幅は溝部54の幅よりも広くされている。よって、軸線方向に隣り合う列の凸部51同士は嵌合部46の円周方向において一部重なり合い、また、軸線方向に隣り合う列の一方の列の溝部54と、他方の列の溝部54とは嵌合部46の円周方向に一部も重ならず完全に位置を異ならせている。
なお、三列あるうちの最も中間蛇腹部44側の列と中央の列とが上記関係となっており、最も中間蛇腹部44とは反対側の列と中央の列とについても上記関係となっている。その結果、最も中間蛇腹部44側の列と最も中間蛇腹部44とは反対側の列とは、凸部51同士が嵌合部45の円周方向において位置が合い、溝部54同士も嵌合部46の円周方向において位置が合っている。
そして、最も中間蛇腹部44側の列の凸部51間にある、嵌合部46の軸線方向に沿う溝部54と、最も中間蛇腹部44側の凸部51の列と中央の凸部51の列との間の環状の溝部55と、中央の列の凸部51間にある、嵌合部46の軸線方向に沿う溝部54と、中央の凸部51の列と最も中間蛇腹部44とは反対側の凸部51の列との間の環状の溝部55と、最も中間蛇腹部44とは反対側の列の凸部51間にある、嵌合部46の軸線方向に沿う溝部54とが連通しており、その結果、嵌合部46の内周部には、嵌合部46の軸線方向に貫通する複数通りの貫通溝57が形成されている。そして、上記したように嵌合部46の軸線方向に隣り合う列の溝部54同士が互いに嵌合部46の円周方向に完全に位置をずらしているため、すべての貫通溝57は、軸線方向に異なる少なくとも二カ所の位置が互いに円周方向に完全にずれる形状をなしている。
なお、嵌合部46の内周部にピン31を嵌合させると、すべての凸部51の先端面52がピン31の外周面に密着することになり、このとき、ピン31の外周面と貫通溝57とで嵌合部46を軸線方向に貫通するとともにブーツ35の中間蛇腹部44の内側に連通する空気通路を形成することになる。
以上に述べた第1実施形態のディスクブレーキ11によれば、ガイド穴20の嵌合穴部40とピン31との間に介在するブーツ35の嵌合部46の内周部に、軸線方向に貫通する貫通溝57が形成され、すべての貫通溝57は、軸線方向に異なる少なくとも二カ所の位置が互いに円周方向にずれる形状をなしているため、ピン31からガイド穴20に伝わる力の方向が円周方向におけるいずれの方向となっても、嵌合部46の軸線方向の全長にわたって貫通溝57にピン31が入り込んでしまうことがない。したがって、ピン31からガイド穴20に伝わる力の方向が円周方向におけるいずれの方向となっても、ピン31とガイド穴20との間にいずれかの凸部51が常に介在し、その結果、ピン31とガイド穴20との打音を確実に低減することができる。
また、嵌合部46の内周部に、軸線方向に位置がずれ円周方向に一部重なり合う複数の凸部51を形成することでこれら凸部51の間に貫通溝57を形成することになるため、凸部51を円周方向に延在させても貫通溝57を形成できる。よって、ピン31の摺動時に嵌合部45に凸部51を介して回転方向の力が生じるのを防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態のディスクブレーキを、主に図4を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第2実施形態のディスクブレーキは、図4に示すようにブーツ35の嵌合部46の内周部に、嵌合部46の軸線方向に対し傾斜する複数の直線状の凸部61が等間隔で形成され、隣り合う凸部61同士の間に嵌合部46の軸線方向に対し傾斜して嵌合部46の軸線方向に貫通する直線状の貫通溝62が形成されている。すべての貫通溝62は、それぞれの中間蛇腹部44側(図4における上側)の端部が中間蛇腹部44とは反対側(図4における下側)の端部に対し嵌合部46の円周方向(図4における左右方向)に一部も重ならず完全に位置がずれるように傾斜している。
このような第2実施形態のディスクブレーキにおいても、すべての貫通溝62は、それぞれの中間蛇腹部44側の端部が中間蛇腹部44とは反対側の端部に対し嵌合部46の円周方向に完全に位置がずれるように傾斜しているため、ピン31からガイド穴20に伝わる力の方向が円周方向におけるいずれの方向となっても、嵌合部46の軸線方向の全長にわたって貫通溝62にピン31が入り込んでしまうことがない。したがって、第1実施形態と同様、ピン31とガイド穴20との打音を確実に低減することができる。
また、嵌合部46の内周部に、軸線方向に対し傾斜する複数の凸部61を形成することでこれら凸部61の間に貫通溝62を形成することになるため、形状が簡単となり、コストを低減することができる。
なお、凸部の形状は、凸部間に形成される貫通溝の軸線方向に異なる少なくとも二カ所の位置が互いに円周方向に一部も重ならないように完全にずれる形状をなすようにすれば、上記に限定されることなく、例えば円弧状、階段状や波状等、種々の形状を適用できる。
また、摺動案内部16のピン31をキャリア12側に設けガイド穴20をキャリパ17側に形成する場合にも、上記は適用可能である。
本発明の第1実施形態のディスクブレーキを示す要部を断面とした平面図である。 本発明の第1実施形態のディスクブレーキを示す要部の拡大断面図である。 本発明の第1実施形態のディスクブレーキにおけるブーツを示すもので、(a)は中心軸を通る断面図、(b)は正面図である。 本発明の第2実施形態のディスクブレーキにおけるブーツの嵌合部の部分展開図である。
符号の説明
14,15 パッド
12 キャリア
16 摺動案内部
17 キャリパ
20 ガイド穴
31 ピン
35 ブーツ
46 嵌合部(介在部)
57,62 貫通溝
51,61 凸部

Claims (3)

  1. 一対のパッドと、
    これら一対のパッドを摺動自在に支持するキャリアと、
    該キャリアに複数の摺動案内部を介して摺動自在に支持されるとともに、前記一対のパッドを両側から挾持可能なキャリパとを有し、
    前記摺動案内部が、前記キャリアおよびキャリパのいずれか一方に形成されたガイド穴と、前記キャリアおよびキャリパのいずれか他方に設けられ前記ガイド穴に摺動自在に嵌合されるピンと、これらピンとガイド穴との隙間を覆うブーツとを備えたディスクブレーキにおいて、
    前記ガイド穴と前記ピンとの間に前記ブーツの介在部を介在させ、
    該介在部の前記ピン側の内周部には、軸線方向に貫通する貫通溝が形成され、前記貫通溝は、軸線方向に異なる少なくとも二カ所の位置が互いに円周方向にずれる形状をなしていることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 前記介在部の内周部には、軸線方向に位置がずれ円周方向に一部重なり合う複数の凸部が形成され、これら凸部の間に前記貫通溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. 前記介在部の内周部には、軸線方向に対し傾斜する複数の凸部が形成され、これら凸部の間に前記貫通溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
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