JP2006038089A - 転動体の連結構造と、それを用いたころ軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 針状のころ等の転動体1をその転動体1の長手方向と直交する方向に並列させるとともに、これら転動体1間に固形潤滑剤からなる保持材2を介在させて転動体1の連結体3を構成してなる転動体1の連結構造において、連結体3の一方の側面における転動体1の露出曲面1aを、連結体3の他方の側面における転動体1の露出曲面1bよりも大きくした点に特徴を有する。
また、上記連結体3を環状に曲げて外輪10に組み込んだころ軸受において、連結体3は露出曲面1aを外周にして環状に折り曲げ、さらに、その環状に折り曲げた連結体3を外輪に組み込んだ点に特徴を有する。
【選択図】 図2
Description
この従来の連結構造は、固形潤滑剤で構成した保持材に転動体を保持させた連結体を構成したものである。このように転動体を保持材に保持させた連結体を外輪に組み込むことによって、ただ単に、グリースの粘着力で転動体を外輪に付着させるのとは異なり、転動体を外輪に組み込みやすくなる。また、保持材を固形潤滑剤で構成することによって、その軸受使用時の熱等によって潤滑剤の潤滑油成分が析出したり溶融したりする。そして、この析出あるいは溶解した潤滑油成分がしみ出て転動体に供給されるので、潤滑性も保つことができる。
その上、となり合う転動体の間の間隔が大きくなれば、連結体の転動体の数が少なくなり、その分、大きな荷重を受けられなくなるという問題もあった。
この発明の目的は、転動体に潤滑油成分を十分に供給できるとともに、その潤滑油成分を無駄にしない転動体の連結構造と、それを用いたころ軸受を提供することである。
そして、第1の発明は、連結体の一方の側面における転動体の露出曲面を、連結体の他方の側面における転動体の露出曲面よりも大きくした点に特徴を有する。
第3の発明は、互いにとなり合う転動体を近接させるとともに、転動体を大きく露出させた露出曲面間に溝を形成した点に特徴を有する。
そして、連結体の一方の側面における転動体の露出曲面を、連結体の他方の側面における転動体の露出曲面よりも大きくするとともに、この連結体は露出曲面の大きい側を外周にして環状に折り曲げ、さらに、その環状に折り曲げた連結体を外輪に組み込んだ点に特徴を有する。
第5の発明は、上記外輪に給油用の油穴を形成した点に特徴を有する。
また、連結体の上記他方の側面における転動体の露出曲面を小さくしているので、その他方の側面において転動体と保持材との接触面積を大きくすることができ、それだけ潤滑性能も向上することになる。
さらに、上記溝はそれを外側にして連結体を環状に曲げるとき、曲げ用の逃げ溝となるので、連結体を曲げやすくなる。
第4の発明によれば、転動体および保持材からなる連結体を外輪に組み付けやすくなるとともに、潤滑性能を向上させることができる。
第5の発明によれば、潤滑剤をいつでも補給することができる。
先ず、図4は上記連結体3を形成するための治具を示したもので、底部材4の両側に底部材4を挟むようにしてサイド部材5,5を設けている。そして、この底部材4にはその長手方向に連続する複数の凹部6を形成している。この複数の凹部6は底部材4の幅方向の長さを転動体1の長さとほぼ等しくするとともに、その底の円弧を転動体1の外周の曲率とほぼ等しくしている。そして、上記凹部6内に転動体1を収めたとき、互いにとなり合う転動体1同士が近接する関係にしている。
また、両側にサイド部材5,5を設けた底部材4は、それをハウジング8に収納するようにしている。
上記のようにした液状混合物をハウジング8に充填したら、転動体1を上記底部材4の凹部6に入れながら、それら複数の転動体1を底部材4上に並べていく。このように所定数の転動体1を底部材4上に並べたら、その上をフタ部材7でフタをする。ただし、このときには、フタ部材7側における転動体1の側面が、液状混合物に埋没しないように設定しておく。つまり、転動体1の上記側面が液状混合物から露出するようにしておく。
このようにして液状混合物を固形化させ固形潤滑剤となったら、炉からハウジング8を取り出して放熱した後、上記固形潤滑剤をハウジング8から取り出せば、図1〜3に示した連結体3が形成される。
上記のようにして形成された連結体3は、図1に示すように、連結体3の一方の側面における転動体1の露出曲面1aが、連結体3の他方の側面における転動体1の露出曲面1bよりも大きくなる。それは、上記液状混合物を充填する際に、前記したようにあらかじめ設定していた結果である。
また、上記したように底部材4の凹部6の長さよりも、サイド部材5,5の対向間隔を大きくしたので、図3に示すように、転動体1の側面1cにも保持材2が行きわたることになる。
このようにして曲げた環状の連結体3を図5および図6に示した外輪10に組み込むが、その外輪10の構成は次の通りである。すなわち、外輪10はその両側面に環状片10a,10aを形成するとともに、この環状片10a,10aの対向間隔を、図3に示した保持材2を含む転動体1の軸方向長さとほぼ等しくしている。したがって、環状に曲げた連結体3を外輪10に組み込んだときには、図6に示すように、転動体1の側面1a側の保持材2が外輪10の環状片10a,10aに接触することになる。
また、上記のように転動体1の側面1cに保持材2が存在するが、この保持材2は、前記したように転動体1の露出曲面1aを、連結体3の他方の側面における転動体1の露出曲面1bよりも大きくしているので、この保持材2で軸11と環状片10aとの間にできるすき間hを埋めることができる。もともと、環状片10aが軸11に接触することが許されないので、その間にすき間hが形成される。しかし、このすき間hのために、そこから異物が侵入することがあったが、この実施形態では、上記のように保持材2でこのすき間hをふさぐので、そこからの異物の侵入を防止できる。また、油穴12から補給した潤滑油も、このすき間hから漏れ出ることがなく、それだけ潤滑油の保持能力が向上することになる。
1a 露出面
1b 露出面
2 保持材
3 連結体
10 外輪
12 油穴
Claims (5)
- 針状のころ等の転動体をその転動体の長手方向と直交する方向に並列させるとともに、これら転動体間に固形潤滑剤からなる保持材を介在させて転動体の連結体を構成してなる転動体の連結構造において、連結体の一方の側面における転動体の露出曲面を、連結体の他方の側面における転動体の露出曲面よりも大きくした転動体の連結構造。
- 請求項1記載の転動体の連結構造において、露出曲面を大にした側を外周にして連結体を環状に曲げたことを特徴とする転動体の連結構造。
- 請求項2記載の転動体の連結構造において、互いにとなり合う転動体を近接させるとともに、転動体を大きく露出させた露出曲面間に溝を形成した転動体の連結構造。
- 針状のころ等の転動体をその転動体の長手方向と直交する方向に並列させるとともに、これら転動体と、その間に充填した固形潤滑剤からなる保持材とで連結体を構成するとともに、この連結体を環状に曲げて外輪に組み込んだころ軸受において、連結体の一方の側面における転動体の露出曲面を、連結体の他方の側面における転動体の露出曲面よりも大きくするとともに、この連結体は露出曲面の大きい側を外周にして環状に折り曲げ、さらに、その環状に折り曲げた連結体を外輪に組み込んだころ軸受。
- 上記外輪に給油用の油穴を形成した請求項4記載のころ軸受。
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JP2004218327A JP2006038089A (ja) | 2004-07-27 | 2004-07-27 | 転動体の連結構造と、それを用いたころ軸受 |
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2005
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