JP2006038006A - トルク伝達装置 - Google Patents
トルク伝達装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006038006A JP2006038006A JP2004215127A JP2004215127A JP2006038006A JP 2006038006 A JP2006038006 A JP 2006038006A JP 2004215127 A JP2004215127 A JP 2004215127A JP 2004215127 A JP2004215127 A JP 2004215127A JP 2006038006 A JP2006038006 A JP 2006038006A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer ring
- hub
- torque
- rotating body
- torque transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pulleys (AREA)
Abstract
【課題】トルク変動吸収性能、トルク伝達力及び耐久性を満足し得るトルク伝達装置を提供する。
【解決手段】プーリに取り付けられたアウターリング(駆動側回転体)5と、回転軸に取り付けられたハブ(従動側回転体)6が互いに同心的に配置され、アウターリング5とハブ6の間に、ゴム状弾性材料からなる複数の弾性体7が、円周方向所定間隔で介在されて、その径方向一端7aがアウターリング5に係止され、径方向他端7bがハブ6に係止されている。隣接する弾性体7,7の間にゴム状弾性材料からなる延長部8が形成され、アウターリング5及びハブ6のうち一方に形成された凸面632aと他方に形成された凹面512aの間に隙間をもって介在され、アウターリング5とハブ6の円周方向相対変位が所定量に達した時点で、凸面632aと凹面512aの間で圧縮を受けるものである。
【選択図】図2
【解決手段】プーリに取り付けられたアウターリング(駆動側回転体)5と、回転軸に取り付けられたハブ(従動側回転体)6が互いに同心的に配置され、アウターリング5とハブ6の間に、ゴム状弾性材料からなる複数の弾性体7が、円周方向所定間隔で介在されて、その径方向一端7aがアウターリング5に係止され、径方向他端7bがハブ6に係止されている。隣接する弾性体7,7の間にゴム状弾性材料からなる延長部8が形成され、アウターリング5及びハブ6のうち一方に形成された凸面632aと他方に形成された凹面512aの間に隙間をもって介在され、アウターリング5とハブ6の円周方向相対変位が所定量に達した時点で、凸面632aと凹面512aの間で圧縮を受けるものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両の内燃機関から、車室空調装置用コンプレッサ、冷却水ポンプ、あるいはオルタネータ等、各種の補機へトルクを伝達するトルク伝達装置に関する。
車両の車室空調装置の冷媒コンプレッサ等は、回転軸に設けられたプーリと、内燃機関のクランクプーリとの間に巻き掛けられた無端ベルトを介して、内燃機関の動力が伝達されることにより回転している。ところが、内燃機関は、吸気、圧縮、爆発(膨張)及び排気の各行程を繰り返しながら気筒内でピストンが往復運動し、この往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換しているものであるため、クランクシャフトには、回転に伴って周期的なトルク変動を生じている。そして、このようなトルク変動を吸収して伝達トルクの平滑化を図るため、前記冷媒コンプレッサ等の回転軸のプーリには、ダンパ機能を有するトルク伝達装置が用いられる。
図4は、従来のトルク伝達装置100をその軸心と直交する平面で切断して示す断面図で、上半分が無負荷状態、下半分がトルク入力状態を示している。このトルク伝達装置100は、内周に複数のトルク伝達片101aを有する駆動側回転体101と、外周に前記トルク伝達片101aと円周方向に対向する複数のトルク受け片102aを有する従動側回転体102と、各トルク伝達片101aと各トルク受け片102aの間に円周方向交互に介在されたゴム状弾性材料からなる弾性体103,104とを備える。
すなわち、このトルク伝達装置100は、内燃機関から図示されていないプーリを介して駆動側回転体101に入力された駆動トルクは、トルク伝達片101aから、その回転方向に存在する弾性体103を介して従動側回転体102のトルク受け片102aへ伝達され、この従動側回転体102が取り付けられた回転軸へ伝達される。また、弾性体103には、円周方向圧縮ばね定数を低減するための孔部103aが形成されており、駆動側回転体101に入力されたトルク変動は、図4における下半分に示されるように、弾性体103がその孔部103aが潰れるように円周方向圧縮変形を受けることによって吸収されるようになっている。なお、同様のトルク伝達装置としては、例えば下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2002−147531
しかし、上記従来技術によれば、トルク変動の吸収を弾性体103の圧縮変形によって吸収するものであるため、トルク変動吸収性能を向上させるためにばね定数の線形特性を確保する目的で孔部103aを形成しているが、反面、所要のトルク伝達力を維持するためには、弾性体103の体積をある程度確保する必要があり、したがって、線形特性による良好なトルク変動吸収性能を得られるトルク変動範囲が狭いものであった。
また、弾性体103のサイズを大きくすれば、弾性体103の体積と孔部103aの大きさを十分なものとして、トルク変動吸収性能及びトルク伝達力の双方を満足することは可能であるが、この場合は弾性体の円周方向分割数、すなわち弾性体103,104の個数が少なくなるため、一個の弾性体103に作用する応力が大きくなり、耐久性が低下するおそれがある。
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、トルク変動吸収性能、トルク伝達力及び耐久性を満足し得るトルク伝達装置を提供することにある。
従来の技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係るトルク伝達装置は、互いに同心的に配置された駆動側回転体と従動側回転体の間に、ゴム状弾性材料からなる複数の弾性体が円周方向所定間隔で介在され、この弾性体は、径方向一端が前記駆動側回転体に係止され、径方向他端が前記従動側回転体に係止されたものであり、これによって、前記駆動側回転体と従動側回転体とを弾性的に連結する各弾性体が、トルク変動に伴って円周方向の剪断変形を受けるものである。
請求項2の発明に係るトルク伝達装置は、請求項1に記載の構成において、円周方向に隣接する弾性体間にゴム状弾性材料からなる延長部が配置され、前記延長部は、駆動側回転体及び従動側回転体のうち一方に形成された凸面と他方に形成された凹面の間に隙間をもって介在され、前記駆動側回転体と従動側回転体の円周方向相対変位が所定量に達した時点で、前記凸面と凹面の間で圧縮を受けることによって、弾性体の過大変形を抑制すると共に、トルク伝達力を確保するものである。
請求項1の発明に係るトルク伝達装置によると、径方向一端が駆動側回転体に係止され、径方向他端が従動側回転体に係止され、円周方向所定間隔で配置されたゴム状弾性材料からなる複数の弾性体が、トルク変動を剪断方向に受けるものであるため、低ばね定数として、優れたトルク変動吸収機能を奏することができる。また、回転方向に対して圧縮となる場合に比較して、弾性体の配置数を多くすることができ、その結果、弾性体の耐久性が向上して、長期間にわたって安定したトルク変動吸収機能及びトルク伝達機能を奏することができる。
請求項2の発明に係るトルク伝達装置は、請求項1による効果に加え、トルクの増大によって、駆動側回転体と従動側回転体の円周方向相対変位が所定量に達すると、隣接する弾性体間に設けた延長部が、駆動側回転体及び従動側回転体のうち一方に形成された凸面と他方に形成された凹面の間で圧縮を受けるものであるため、弾性体の破壊が防止されると共に、トルク伝達力を増大させることができ、しかも、弾性体が破壊された場合でも、トルク伝達機能を維持することができる。
図1は、本発明に係るトルク伝達装置の好ましい実施の形態をその軸心を通る平面で切断して示す断面図、図2は図1におけるA−A’線で切断して示す無負荷状態の断面図、図3は図1におけるA−A’
線で切断して示すトルク入力状態の断面図である。なお、以下の説明において、正面側とは図1における左側のことであり、背面側とは図1における右側のことである。
線で切断して示すトルク入力状態の断面図である。なお、以下の説明において、正面側とは図1における左側のことであり、背面側とは図1における右側のことである。
まず図1において、参照符号1は自動車の車室空調装置における可変容量型冷媒コンプレッサのハウジングであり、2はこのハウジング1の軸支持筒1aの内周からハウジング1の内部に挿通され冷媒コンプレッサの内部機構を動作させる回転軸である。そして本形態によるトルク伝達装置は、ハウジング1の軸支持筒1aの外周にボールベアリング3を介して回転自在に支持された駆動側回転体としてのプーリ4と、このプーリ4に取り付けられたアウターリング5と、このアウターリング5の内周側に同心的に配置されると共に回転軸2の軸端に固定されたハブ6と、前記アウターリング5とハブ6の間に介在された複数の弾性体7とを備える。
プーリ4は、外周面にポリV溝41aが形成されたプーリ本体41と、その内周側に形成された径方向部42と、更にその内周側に形成されたボス部43を有し、このボス部43が、ボールベアリング3を介してハウジング1の軸支持筒1aに外挿されている。プーリ本体41のポリV溝41aにはエンジンのクランクプーリからの駆動力を伝達するためのプーリベルト(図示省略)が、エンジン冷却水循環ポンプやオルタネータ等、他の補機のプーリを経由して巻き掛けられている。
アウターリング5は、請求項1に記載された駆動側回転体に相当するものであって、金属又は合成樹脂材で製作され、プーリ4におけるプーリ本体41の内周側かつ径方向部42の正面側に相当する円形凹部4aに配置された環状本体部51と、その正面側の端部から外周側へ円周方向等間隔で形成された複数の突片52からなる。そしてこのアウターリング5は、前記突片52がそれぞれボルト53を介してプーリ本体41の正面側の端面41bに緊結されることによって、プーリ4に同心的に取り付けられている。
ハブ6は、請求項1に記載された従動側回転体に相当するものであって、金属又は合成樹脂材で製作され、アウターリング5の内周側に同心的に配置されている。そしてこのハブ6は、回転軸2のスプライン軸部2aにスプライン嵌合されると共に軸端の螺子部2bによって軸方向に緊結されたボス部61と、その正面側の端部から外周側へ展開した円盤部62と、その外周端部から背面側へ延びてアウターリング5における環状本体部51の内周に近接した位置にあるリム部63からなる。
図2に示されるように、アウターリング5における環状本体部51の内周面には、円周方向等間隔(図示の例では45度間隔)で複数(図示の例では8箇所)の嵌合凹部511が形成されており、円周方向に隣接する嵌合凹部511,511間は、それぞれ相対的に突出したストッパ部512となっている。一方、ハブ6におけるリム部63の外周面には、円周方向等間隔(図示の例では45度間隔)で複数(図示の例では8箇所)の嵌合凹部631が形成されており、円周方向に隣接する嵌合凹部631,631間は、それぞれそれぞれ相対的に突出したストッパ部632となっている。そして、アウターリング5側の各嵌合凹部511と、ハブ6側の各嵌合凹部631は、径方向に互いに対向しており、言い換えれば、アウターリング5側の各ストッパ部512と、ハブ6側の各ストッパ部632は、径方向に互いに対向している。
アウターリング5側の各ストッパ部512の内面は、正面から見た形状が緩やかな一対の斜面からなる鈍角のV字形の凹面512aとなっており、ハブ6側の各ストッパ部632の外面は、前記ストッパ部512の凹面512aと対応する緩やかな一対の斜面からなる鈍角のV字形の凸面632aとなっている。したがって互いに対向するこれら凹面512aと凸面632aは、図2に示される状態において、略均一な幅をもって互いに近接対向している。
また、アウターリング5側のストッパ部512の円周方向両側には、それぞれ嵌合凹部511の内周側で円周方向に互いに対向する係止突起513が形成され、同様に、ハブ6側のストッパ部632の円周方向両側には、それぞれ嵌合凹部631の外周側で円周方向に互いに対向する係止突起633が形成されている。ハブ6側の各ストッパ部632における凸面632aの頂部を通る仮想円の径は、アウターリング5側の各ストッパ部512における凹面512aの両肩部(係止突起513,513の内径側の端部に相当)を通る仮想円の径よりも大径となっている。
弾性体7は、ゴム状弾性材料からなるものであって、円周方向8個配置され、それぞれ、外周部7aが、アウターリング5側の嵌合凹部511に、その両側の係止突起513,513によって抜け止め係止された状態で密嵌されると共に、内周部7bが、ハブ6側の嵌合凹部631に、その両側の係止突起633,633によって抜け止め係止された状態で密嵌されている。なお、外周部7aは、請求項1に記載された径方向一端に相当するものであり、内周部7bは、請求項1に記載された径方向他端に相当するものである。
円周方向に隣接する弾性体7,7間には、ゴム状弾性材料からなる延長部8が一体的に形成されている。すなわち、弾性体7と延長部8は、円周方向交互に形成されて環状に連続した単一の成形体をなしている。
延長部8は、隣接する弾性体7,7における径方向中間部7c,7c間を結合するように延び、アウターリング5側の各ストッパ部512の凹面512aと、ハブ6側の各ストッパ部632の凸面632aとの間に沿って外周側へ屈曲した板状に形成されている。また、図2に示される無負荷状態では、延長部8と、前記凹面512a及び凸面632aとの間には、略均一な隙間が形成されている。
なお、弾性体7,7,…及び延長部8,8,…からなる環状の成形体は、成形後に、各弾性体7をアウターリング5の嵌合凹部511及びハブ6の嵌合凹部631に嵌着しても良いが、成形の際に、アウターリング5とハブ6に一体的に加硫接着することもできる。
以上のように構成されたトルク伝達装置によれば、図1に示されるプーリ4は、その外周に巻き掛けられたプーリベルト(図示省略)を介してエンジンの駆動力が伝達され、例えば図2における時計回りの方向へ回転する。そして、その回転トルクは、プーリ4に取り付けられたアウターリング5から、弾性体7,7,…及びハブ6を介して回転軸2へ伝達され、冷媒コンプレッサの内部機構を動作させる。
ここで、アウターリング5とハブ6は、トルク変動が入力されることによって、回転と共に円周方向へ周期的に相対変位するので、ゴム状弾性体からなる弾性体7は、アウターリング5側の各嵌合凹部511に密嵌され係止突起513,513で拘束された外周部7aと、ハブ6側の各嵌合凹部631に密嵌され係止突起633,633で拘束された内周部7bとの間の中間部7cにおいて、円周方向の剪断変形を受ける。そして、通常運転状態における、例えば40Nm程度までの比較的小さなトルク変動に対しては、弾性体7の両側の延長部8が、アウターリング5側の各ストッパ部512及びハブ6側の各ストッパ部632と非接触の状態にあるので、前記中間部7cの柔軟な剪断変形によって円周方向のばね定数が低くなっており、したがってトルク変動が吸収され、伝達トルクが平滑化される。
アウターリング5側の各ストッパ部512の凹面512aと、ハブ6側の各ストッパ部632の凸面632aとの隙間は、アウターリング5とハブ6の円周方向相対変位に伴って変化する。そして、ハブ6側の各ストッパ部632における凸面632aの頂部は、アウターリング5側の各ストッパ部512における凹面512aの両肩部よりも外周側にあるため、例えば車両走行の加速や減速等によって、伝達トルクが増大して行くと、図3に示されるように、これに伴ってアウターリング5とハブ6の円周方向相対変位量が増大し(なお、加速時と減速時では、相対変位方向が逆となる)、ストッパ部512の凹面512a及びストッパ部632の凸面632aが、その間にあるゴム状弾性材料からなる延長部8の一部に接触してこれを圧縮するので、円周方向のばね定数が大きくなる。したがって、弾性体7の中間部7cの剪断変形が制限されて、その破壊が防止されると共に、アウターリング5側からのトルクが、弾性体7と延長部8の双方を介してハブ6側へ伝達されるため、トルク伝達力が増大する。
また、アウターリング5とハブ6の間に介在される弾性体7の数は、種々の条件を勘案して適切に設定されるものであり(図示の形態においては8個)、多数設けることによって、1個あたりに作用する剪断応力を抑制することができ、長期間にわたって安定したトルク変動吸収機能及びトルク伝達機能を奏することができる。
また、長期間にわたって繰り返し変形を受けることによる疲労や材質の劣化など、何らかの原因によって弾性体7の中間部7cが破断されたような場合も、アウターリング5側の各ストッパ部512の凹面512aと、ハブ6側の各ストッパ部632の凸面632aが、ゴム状弾性材料からなる延長部8を介して弾性的に係合した状態となるため、トルク伝達が継続して行われ、機器の停止を防止することができ、かつ適当な振動絶縁性を維持することができる。
なお、図示の形態とは逆に、アウターリング5側の各ストッパ部512の内面を凸面とし、ハブ6側の各ストッパ部632の外面を凹面として、延長部8をこれに対応した屈曲形状としても、上述の効果を実現することができる。
また、図示の形態では、弾性体7を、プーリ4に取り付けたアウターリング5に係止したが、アウターリング5の嵌合凹部511、ストッパ部512及び係止突起513に相当する部分を、プーリ4におけるプーリ本体41の内周面に形成して、弾性体7の外周部7aをプーリ4に直接係止するように構成しても良い。
また、上述した実施の形態においては、電磁クラッチを用いない動力伝達装置について説明したが、本発明は、電磁クラッチを備える動力伝達装置や、冷媒コンプレッサ以外の回転機器に用いられる動力伝達装置についても同様に適用することができる。
1 ハウジング
2 回転軸
3 ボールベアリング
4 プーリ(駆動側回転体)
5 アウターリング(駆動側回転体)
51 環状本体部
511,631 嵌合凹部
512,632 ストッパ部
512a 凹面
513,633 係止突起
52 突片
53 ボルト
6 ハブ(従動側回転体)
61 ボス部
62 円盤部
63 リム部
632a 凸面
7 弾性体
7a 外周部(径方向一端)
7b 内周部(径方向他端)
8 延長部
2 回転軸
3 ボールベアリング
4 プーリ(駆動側回転体)
5 アウターリング(駆動側回転体)
51 環状本体部
511,631 嵌合凹部
512,632 ストッパ部
512a 凹面
513,633 係止突起
52 突片
53 ボルト
6 ハブ(従動側回転体)
61 ボス部
62 円盤部
63 リム部
632a 凸面
7 弾性体
7a 外周部(径方向一端)
7b 内周部(径方向他端)
8 延長部
Claims (2)
- 互いに同心的に配置された駆動側回転体(5)と従動側回転体(6)の間に、ゴム状弾性材料からなる複数の弾性体(7)が円周方向所定間隔で介在され、この弾性体(7)は、径方向一端(7a)が前記駆動側回転体(5)に係止され、径方向他端(7b)が前記従動側回転体(6)に係止されたことを特徴とするトルク伝達装置。
- 円周方向に隣接する弾性体(7)の間にゴム状弾性材料からなる延長部(8)が形成され、前記延長部(8)は、駆動側回転体(5)及び従動側回転体(6)のうち一方に形成された凸面(632a)と他方に形成された凹面(512a)の間に隙間をもって介在され、前記駆動側回転体(5)と従動側回転体(6)の円周方向相対変位が所定量に達した時点で、前記凸面(632a)と凹面(512a)の間で圧縮を受けるものであることを特徴とする請求項1に記載のトルク伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004215127A JP2006038006A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | トルク伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004215127A JP2006038006A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | トルク伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006038006A true JP2006038006A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35903221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004215127A Pending JP2006038006A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | トルク伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006038006A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108869581A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-11-23 | 深圳市科益展自动化有限公司 | 一种插销结构及其设计方法 |
-
2004
- 2004-07-23 JP JP2004215127A patent/JP2006038006A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108869581A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-11-23 | 深圳市科益展自动化有限公司 | 一种插销结构及其设计方法 |
CN108869581B (zh) * | 2018-07-25 | 2024-03-22 | 科益展智能装备有限公司 | 一种插销结构及其设计方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3446538B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
US5788576A (en) | Coupling pulley | |
US6955252B2 (en) | Device for isolating torque fluctuations | |
CN104884843A (zh) | 用于对机动车的驱动轴和皮带轮之间的扭矩传递减振的去耦器 | |
US20180087584A1 (en) | Decoupler assembly | |
JP4632044B2 (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP4273800B2 (ja) | トルクリミッターを備えている圧縮機 | |
US6471024B2 (en) | Torque limiting mechanism | |
JP2007232164A (ja) | トルク伝達装置 | |
JP4662044B2 (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP3811569B2 (ja) | エンジンのクランクシャフト、補機用プーリユニット | |
US20010027134A1 (en) | Torque limiting mechanism | |
JP2004278726A (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP2006038006A (ja) | トルク伝達装置 | |
JP2007100852A (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP3969203B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP2004286077A (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP5831702B2 (ja) | 回転変動吸収ダンパプーリ | |
JP2004108528A (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP4006582B2 (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP3994278B2 (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP4471061B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP2002005234A (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP2004162768A (ja) | トルク変動吸収ダンパ | |
JP2003254388A (ja) | トルク変動吸収ダンパ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090930 |