JP2006037767A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自己着火燃焼から火花点火燃焼へ燃焼状態を切り換えた後の運転においてトルク段差を抑制する。
【解決手段】 火花点火の有無を判断し(S1)、要求トルクTrq、エンジン回転数Neおよび筒内温度Tmpを算出し(S15)、自己着火燃焼領域にあるか否かを判断することで、自己着火燃焼から火花点火燃焼への切換を検出する(S16)。自己着火燃焼から火花点火燃焼に切り換わった場合には、EGR量を推定し(S20)、目標酸素濃度決定、スロットルバルブ開度設定および酸素富化バルブ開度設定を行い(S21〜S23)、酸素濃度に応じた燃料噴射を行い(S24〜S28)、火花点火燃焼を行う(S29)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自己着火燃焼と火花点火燃焼とを切り換えて運転する内燃機関の燃焼制御装置に関する。
従来、運転条件に応じて自己着火燃焼と火花点火燃焼とを切り換えて運転する内燃機関の制御装置として、例えば特許文献1に記載のものがある。特に、自己着火燃焼による運転は、超リーン空燃比燃焼による燃費の向上と、燃焼温度の低下によるNOxの低減とを図るという目的を達成するためには適している。
特許文献1では、低負荷運転時において自己着火燃焼による運転から火花点火燃焼による運転に切り換える前に、着火補助としてオゾンを供給することが開示されている。
特開2003−3873号公報
しかしながら、特許文献1に記載の内燃機関では、自己着火燃焼による運転における燃焼安定性のために、燃焼切換前にオゾンを供給するものであり、自己着火燃焼から火花点火燃焼に切り換わった後にはトルク段差(トルクの低下)が生じるおそれがある。
これは、自己着火燃焼による運転を行うには筒内温度が所定温度以上でなければならず、この温度を確保するためには内部EGR量を多くする必要があるが、自己着火燃焼から火花点火燃焼に切り換わったときには、気筒内の残ガスが吸気側に吹き返されることで、吹き返しの分だけ吸入新気量(酸素濃度)が減少するためである。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、自己着火燃焼から火花点火燃焼に切り換えた後の運転においてトルク段差を抑制することを目的とする。
そのため本発明では、酸素富化膜を有して、機関への吸入空気中の酸素濃度を制御可能な酸素富化装置を設け、自己着火燃焼から火花点火燃焼への切り換え時に、筒内のEGR量に応じて、吸入空気中の酸素濃度を制御する。
本発明によれば、吸入空気中の酸素濃度を制御、具体的には、酸素濃度を増大させてトルク増大を図ることで、自己着火燃焼から火花点火燃焼への切り換えを検出した後のトルク段差を抑制できるという効果がある。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る内燃機関の制御装置をガソリンエンジンに適用した場合における第1の実施形態を示すシステム構成図である。
図中のエンジン本体10は、吸気バルブ11、排気バルブ12、ピストン13、シリンダ14、燃料噴射弁15、点火プラグ16、及び可変バルブタイミング機構17を含んで構成されている。エンジン本体10には、吸気通路19および排気通路20が接続されている。
吸気バルブ11および排気バルブ12は、可変バルブタイミング機構17により開閉が制御される。ピストン13およびシリンダ14により燃焼室が形成される。燃料噴射弁15は、燃焼室上部に配設されており、燃焼室内に直接燃料を噴射する。点火プラグ16は、燃焼室内に形成された混合気に点火をする。
吸気通路19には、上流側からエアダクト21および過給機22が配置されている。エアダクト21と過給機22との間の吸気通路19は、第1吸気通路19aおよび第2吸気通路19bの2つに分割されている。第1吸気通路19aには、スロットルバルブ(電制スロットル弁)23が配置されている。第2吸気通路19bには酸素富化膜25が配置され、その上流側に酸素富化バルブ(電制スロットル弁)24が配置されている。
酸素富化膜25は、分子が膜に溶ける速度の差を利用して気体を分離するもので、前後差圧を発生させることで、窒素に比べて酸素の透過度が高いことから、高酸素濃度の空気(酸素富化空気)を得ることができる。そして、前後差圧を発生させるために、酸素富化膜25の上流側に酸素富化バルブ24が設けられ、その開度を制御することで、酸素濃度を制御可能となっている。酸素富化膜25および酸素富化バルブ24により酸素富化装置が構成される。
なお、図示しないが、酸素富化膜25の上流側には高窒素濃度の空気を排出する通路があり、酸素富化膜25には常に新気が供給されるようになっている。
そして、運転状態を検出するために各種センサが配設されている。図示の通り、吸気通路19には、吸気圧センサ26、吸気酸素濃度センサ27および吸気温度センサ28が配設されている。この他にも、クランク角センサ29や、シリンダ14(燃焼室)内の状態を検出するための筒内温度センサ30および筒内圧力センサ31が配設されている。更に、アクセル開度APOに応じた出力をするアクセル開度センサ32が配設されている。これらのセンサからの出力信号がECU40に入力される。
ECU40は、各センサからの出力信号に基づいて演算を行い、これに基づいて各種制御を行う。例えば、自己着火燃焼と火花点火燃焼とによる運転を切り換える制御、スロットルバルブ23および酸素富化バルブ24の開度制御、燃料噴射量制御、点火プラグ16への点火信号の出力制御等を行う。更にECU40は、可変バルブ機構17のカムの位相若しくは作動角を変更可能である。
なお、図1においては過給機22の上流に酸素富化膜25を配設したが、図2に示す通り、過給機22の下流の吸気通路19bに酸素富化膜25を配設するようにしてもよい。これは、図1では過給機22を酸素富化膜25より下流側に配設し、酸素富化バルブ24を閉じることで過給機22による負圧を利用して酸素濃度を増加させることとしている一方、図2では過給機22を酸素富化膜25より上流側に配設し、酸素富化バルブ24を開くことで過給機22による加圧(正圧)を利用して酸素濃度を増加させるためである。
次に、内燃機関の制御装置の制御について図3のフローチャートに基づいて説明する。
ステップ1(図には「S1」と示す。以下同様)では、点火信号を検知する。点火信号の検知はECU40の点火信号の有無により判断する。点火信号が検知された場合には、火花点火燃焼の状態であると判断してステップ2へ進む。一方、点火信号が検知されなかった場合には、自己着火燃焼の状態であると判断してステップ15へ進む。
ステップ2では、要求トルク(要求負荷)Trq、エンジン回転数Neおよび筒内温度Tmpを算出する。ここで要求トルクTrqは、アクセル開度APOおよびエンジン回転数Neに基づいて算出する(または燃料噴射弁15からの燃料噴射量に基づいて算出する)。アクセル開度APOは、アクセル開度センサ32の出力信号に基づいて算出する。エンジン回転数Neは、クランク角センサ29の出力信号に基づいて算出する。筒内温度Tmpは、筒内温度センサ30の出力信号に基づいて算出する。燃料噴射量は、ECU40からの出力信号に基づいて算出する。
ステップ3では、自己着火燃焼領域であるか否か、すなわち燃焼状態の切り換えの有無を判断する。この判断は、図4に示す運転領域図を用いて行う。図4では、横軸にエンジン回転数Ne、縦軸にトルク(要求トルク)Trqを示している。図示の通り、高負荷側(高回転側)では火花点火燃焼による運転領域である一方、低負荷側(低回転側)では自己着火燃焼による運転領域となっている。そして、酸素濃度富化によって拡がった場合(本実施形態)の自己着火燃焼の運転領域と、酸素濃度富化を行わない場合(従来)の自己着火燃焼による運転領域とを示している。
なお、図4は、筒内温度Tmpがエンジン回転数NeおよびトルクTrqに及ぼす影響を考慮したマップを用いてもよく、このマップを参照することで自己着火燃焼領域であるか否かの判断を行うようにしてもよい。これは自己着火燃焼には、所定温度以上の筒内温度が必要となるためである。
運転状態が火花点火燃焼による運転領域から自己着火燃焼による運転領域に切り換わった場合には、ステップ4へ進む。一方、運転状態が火花点火燃焼による運転領域に無い場合、すなわち火花点火燃焼による運転領域である場合にはステップ14へ進み、火花点火燃焼状態を継続する。
ステップ4では、自己着火切換制御を開始する。
ステップ5では、吸入空気中の目標酸素濃度を決定する。この目標酸素濃度は、要求トルクTrqおよびエンジン回転数Neにより決定する。図5は、自己着火燃焼時の要求トルクTrqと酸素濃度との関係を示す図である。要求トルクTrqが高くなれば酸素濃度も高くなることを示している。なお、エンジン回転数Neが高い時にも目標酸素濃度が高くなる。
ステップ6では、スロットルバルブ23の開度を設定する。この開度は、ステップ5にて決定された目標酸素濃度に応じて設定する。目標酸素濃度が高い場合にはスロットルバルブ23の開度を小さくする一方、目標酸素濃度が低い場合にはスロットルバルブ23の開度を大きくする。
ステップ7では、酸素富化バルブ24の開度を設定する。この開度は、ステップ5にて決定された目標酸素濃度に応じて設定する。前述の負圧式(図1)では、目標酸素濃度が高い場合には酸素富化バルブ24の開度を小さくする一方、目標酸素濃度が低い場合には酸素富化バルブ24の開度を大きくする。また、前述の加圧式(図2)では、目標酸素濃度が高い場合には酸素富化バルブ24の開度を大きくする一方、目標酸素濃度が低い場合には酸素富化バルブ24の開度を小さくする。
ステップ6およびステップ7の処理を行い、スロットルバルブ23および酸素富化バルブ24の開度をバランス良く制御することにより、吸入空気中の酸素濃度を所定値(目標酸素濃度)に定めることができる。これらの処理によって酸素濃度を高くするのは、失火を回避して自己着火燃焼による運転領域を中負荷領域まで拡げるためである。
図4では、酸素濃度富化なしの場合(従来)の自己着火燃焼による運転領域(破線にて囲まれた運転領域)が、吸入空気中の酸素濃度富化によって高エンジン回転数および高トルク側に拡がったことを示している。そして、自己着火燃焼により、超リーン燃焼による燃費の向上が図れると共に、筒内の温度が低くともNOxを発生すること無く運転が行える。
ステップ8では、吸入空気量を検知する。吸入空気量は、吸気圧センサ26の出力信号に基づいて算出する。
ステップ9では、吸入空気中の酸素濃度を検知する。酸素濃度は、酸素濃度センサ27の出力信号に基づいて算出する。
ステップ10では、負のオーバーラップを大きくするように吸気バルブ11および排気バルブ12の開閉タイミングを決定する。ここでは、自己着火燃焼のために、筒内温度を上げ、内部EGR量を大きくし、吸気バルブ11と排気バルブ12とが共に閉時期となる負のオーバーラップを大きくする。
図6は、自己着火燃焼時の負のオーバーラップ量を示す図であり、(イ)はエンジン回転数Neに応じた負のオーバーラップ量、(ロ)は負のオーバーラップ量を示している。エンジン回転数Neが高い場合には、負のオーバーラップ量が大きくなる。
また、図7および図8は、負のオーバーラップ量を実現するための手段を示す図である。
図7では、負のオーバーラップ量は、吸気バルブ11および排気バルブ12の中心位相を変化させるVTC(Valve Timing Control System;バルブタイミングコントロールシステム)と、吸気バルブ11および排気バルブ12の作動角を変化させるVEL(Continuous Variable Valve Event and Lift Control System;連続バルブ作動角・リフト可変システム)との組み合わせにより実現する。
吸気バルブ11について、VTCは吸気中心を遅角するよう位相を変化させる一方、VELはリフト量を小さくするよう作動角を変化させることで開弁時期IVOを遅らせる。
一方、排気バルブ12について、VTCは排気中心を進角するよう位相を変化させる一方、VELはリフト量を小さくするよう作動角を変化させることで閉弁時期EVCを進める。
吸気バルブ11および排気バルブ12をこのように変化させることで、排気バルブ12の閉弁時期EVCから吸気バルブ11の開弁時期IVOまでにおいて、吸気バルブ11および排気バルブ12が共に閉となる負のオーバーラップ(IVO−EVC)を実現する。
図8では、負のオーバーラップ量は、VTC(Valve Timing Control System;バルブタイミングコントロールシステム)と、吸気バルブ11および排気バルブ12の作動角を変化させるEVA(Electromagnetic Valve Actuator;電磁バルブアクチュエータ)との組み合わせにより実現する。
吸気バルブ11について、火花点火燃焼時にはVTCは吸気中心を遅角するよう位相を変化させ、EVAは作動角を大きくする。そして、自己着火燃焼時にはVTCは吸気中心を遅角するよう位相を変化させ、EVAは作動角を小さくするよう変化させることで開弁時期IVOを遅らせる。
一方、排気バルブ12について、火花点火燃焼時にはVTCは排気中心を進角するよう位相を変化させ、EVAは作動角を大きくする。そして、自己着火燃焼時にはVTCは排気中心を進角させ、EVAは作動角を小さくするよう変化させることで閉弁時期EVCを進める。
吸気バルブ11および排気バルブ12をこのように変化させることで、排気バルブ12の閉弁時期EVC’から吸気バルブ11の開弁時期IVO’までにおいて、吸気バルブ11および排気バルブ12が共に閉となる負のオーバーラップ(IVO’−EVC’)を実現する。
再度図3を参照して、ステップ11では、燃料噴射量を決定する。燃料噴射量は、要求トルクTrqに応じて設定するが、酸素濃度に応じて補正する。図9は、燃料噴射量と酸素濃度とを示す図である。酸素濃度と燃料噴射量とは反比例の関係になっている。
ステップ12では、燃料噴射タイミングを決定する。
ステップ13では、ステップ11および12にて決定した燃料噴射量および燃料噴射タイミングによって燃料噴射を開始する。
次に、ステップ1にて自己着火燃焼状態であると判断されてステップ15へ進んだ場合について説明する。
ステップ15では、前述のステップ2と同じく、要求トルク(要求負荷)Trq、エンジン回転数Neおよび筒内温度Tmpを算出する。
ステップ16では、前述のステップ3と同じく、自己着火燃焼領域であるか否かを判断する。この判断は、前述の図4に示す運転領域図により行う。
なお、図4は、筒内温度Tmpがエンジン回転数NeおよびトルクTrqに及ぼす影響を考慮したマップを用いてもよく、このマップを参照することで自己着火燃焼領域であるか否かの判断を行うようにしてもよい。
運転状態が自己着火燃焼による運転領域にある場合には、ステップ17へ進み、自己着火制御を行う。一方、運転状態が自己着火燃焼による運転領域から火花点火燃焼による運転領域に切り換わった場合には、ステップ18へ進む。
ステップ18では、火花点火制御切換制御を開始する。
ステップ19では、火花点火燃焼における通常のオーバーラップ(正のオーバーラップ)に戻すように、吸気バルブ11および排気バルブ12の開閉タイミングを決定する。これらの開閉タイミングは、要求トルクTrqおよびエンジン回転数Neに基づいて決定される。これにより決定されるオーバーラップ量は、吸気バルブ11および排気バルブ12が開時期となる正のオーバーラップ量となる。
ステップ20では、EGR量を推定する。EGR量は、図10に示す火花点火切換時のEGR率推定テーブルにより推定若しくは近似する。ここでは先ず、燃焼状態の切り換え後の火花点火燃焼時における正のオーバーラップ量A(deg、図では「O/L」にて示している)と、切り換え前の自己着火燃焼時における負のオーバーラップ量B(deg)との差ΔO/L(=A−B)を算出する。そして、この算出値ΔO/Lとエンジン回転数Ne(rpm)とから図10に示すテーブルを参照し、火花点火切換時のEGR率(EGR量)を算出(推定)する。ここで算出されたEGR量は、吸気バルブ11および排気バルブ12が共に開期間となる正のオーバーラップ量における吹き返しによるEGR量の値(内部EGR量)である。
ここで、従来の内燃機関においては、自己着火燃焼状態から火花点火燃焼状態に切り換わったときには、トルク段差が発生してしまうおそれがあった。これは、自己着火燃焼には所定温度以上の筒内温度が必要であり、この温度を確保するために内部EGR量を多くする必要がある一方、自己着火燃焼から火花点火燃焼に切り換わったときには、気筒内の残ガスが吸気側に吹き返され、その分だけ吸入新気量(酸素濃度)が減少することでトルク段差が起こるためである。このトルク段差を解消するには、トルクアップのために酸素濃度を高くする必要がある。
ステップ21では、吸入空気中の目標酸素濃度を決定する。目標酸素濃度は、ステップ20にて算出した内部EGR量に応じて算出する。図11は、火花点火燃焼時のEGR量と酸素濃度とを示す図である。EGR量が多くなれば酸素濃度が高くなることを示している。従って、内部EGR量が多い場合には、目標酸素濃度を上昇させる。なお、気筒内の残ガスが吹き返されることにより吸気ポート(吸気通路19)の温度が上昇することから、吸気ポートの温度を考慮して目標酸素濃度を算出してもよい。この場合は、吸気ポートの温度の変化が高い時には、目標酸素濃度を高くする。
ステップ22では、スロットルバルブ23の開度を設定する。この開度は、ステップ21にて決定された目標酸素濃度に応じて設定する。目標酸素濃度が高い場合には、スロットルバルブ23の開度を小さくする一方、目標酸素濃度が低い場合には、スロットルバルブ23の開度を大きくする。
ステップ23では、酸素富化バルブ24の開度を設定する。この開度は、ステップ21にて決定された目標酸素濃度に応じて設定する。前述の負圧式(図1)では、目標酸素濃度が高い場合には酸素富化バルブ24の開度を小さくする一方、目標酸素濃度が低い場合には酸素富化バルブ24の開度を大きくする。また、前述の加圧式(図2)では、目標酸素濃度が高い場合には酸素富化バルブ24の開度を大きくする一方、目標酸素濃度が低い場合には酸素富化バルブ24の開度を小さくする。
ステップ22およびステップ23の処理を行い、スロットルバルブ23および酸素富化バルブ24の開度をバランス良く制御することにより、吸入空気中の酸素濃度を所定値(目標酸素濃度)に定めることができる。これらの処理によって酸素濃度を高くすることで、気筒内の残ガスが吸気側に吹き返されることによるトルク段差を解消する。
ステップ24,25では、ステップ8,9と同じく、吸気圧センサ26の出力信号および酸素濃度センサ27の出力信号に基づいて吸入空気量および吸入空気中(吸入空気中に吹き返されたEGRガスを含む)の酸素濃度を検知する。
ステップ26〜28では、要求トルクTrq等に応じて燃料噴射量および燃料噴射タイミングを決定し、燃料噴射を開始する。
ステップ26では、燃料噴射量を決定する。
ステップ27では、燃料噴射タイミングを決定する。燃料噴射タイミングは、後述する図14のEGR量、吸入空気中の酸素濃度、エンジン回転数Neおよび要求トルクTrqに基づいて決定する。
ステップ28では、ステップ26および27にて決定した燃料噴射量および燃料噴射タイミングによって燃料噴射を開始する。
ステップ29では、点火プラグ16の点火時期を決定して火花点火を行う。
次に、上述の制御を行った場合の各パラメータについて説明する。
図12は、火花点火燃焼から自己着火燃焼へ切り換えるときにおけるタイミングチャートであり(ステップ4〜ステップ13)、経過時間に対するエンジン回転数Ne、要求トルクTrq、筒内温度Tmp、オーバーラップ量、酸素富化バルブ24の開度、吸入空気中の酸素濃度、燃料噴射量(空燃比)および燃焼状態をそれぞれ示している。なお、火花点火燃焼から自己着火燃焼へ切り換えは、エンジン回転数Neまたは要求トルクTrqが自己着火運転可能な所定トルクになった時点としている(ステップ3、図4参照)。
図13は、火花点火燃焼から自己着火燃焼へ切り換えるときにおけるトルクを示している。
この時、火花点火時の高温燃焼ガスによる内部EGRによって筒内温度が高くなるため、燃焼が急拡大となり、ノッキングの原因となってしまうおそれがある。これを防止するため、酸素濃度を高くして吸入空気中の空燃比をリーン側にすることで燃焼を緩慢にする。但し、エンジン回転数Neが高回転領域にある場合には、酸素濃度を富化し、内部EGR量を多くする。
そして、オーバーラップ量を瞬間的に負の方向に大きくし、その後は緩やかにオーバーラップ量が0になるようにする。この時、エンジン回転数Neおよび要求トルクTrqは減少する。筒内温度Tmpは、短時間で急激に低下するがその後は緩やかに低下する。空燃比は、リーンとなる。
火花点火燃焼から自己着火燃焼へ切り換えるときにおいては、より広い運転領域で自己着火燃焼を行うため、酸素濃度を高くする。このため失火が防止され、図4に示す通り、自己着火燃焼による運転領域が拡大する。
具体的には、図1に示すように過給機22の負圧により酸素富化膜25の前後差圧を用いて吸入空気中の酸素濃度の富化を行う場合には、バルブ24の開度を全開にした状態から瞬間的に閉じる方向にし、その後は緩やかに全開側にする。
一方、図2に示すように過給機22の加圧により酸素富化膜25の前後差圧を用いて吸入空気中の酸素濃度の富化を行う場合には、バルブ24の開度を全閉にした状態から瞬間的に全開にし、その後は緩やかに全閉側にする。
また図14は、自己着火燃焼から火花点火燃焼へ切り換えるときにおけるタイミングチャートであり(ステップ18〜ステップ29)、経過時間に対するエンジン回転数Ne、要求トルクTrq、筒内温度Tmp、オーバーラップ量、EGR率、酸素富化バルブ24の開度、吸入空気(EGRガス)中の酸素濃度、燃料噴射量(空燃比)および燃焼状態をそれぞれ示している。なお、自己着火燃焼から火花点火燃焼へ切り換えは、要求トルクTrqが自己着火運転可能な所定トルクになった時点としている。図15は、自己着火燃焼から火花点火燃焼へ切り換えるときにおけるトルクを示している。
自己着火燃焼から火花点火燃焼へ切り換えるときにおいては、トルク段差を吸収するため、酸素濃度を高くする。
この時、酸素富化によりトルクTrqが上昇するため、内部EGRの吸気側への吹き返しによるトルク段差が吸収される。
そして、オーバーラップ量を緩やかに負の方向とし、燃焼切換後には急激に正側のオーバーラップ量(例えば0でもよい)とする。この時、エンジン回転数Neおよび要求トルクTrqは上昇する。筒内温度Tmpは、燃焼切換前は変化が緩やかであるが、切換直後には短時間で急激に上昇し、その後は緩やかに上昇する。空燃比は、リーンからストイキとなる。
EGR率(EGR量)は、前述の図10のテーブルから算出(推定)するが、燃焼切換前にはEGR率が上昇し、燃焼切換後には下降し、その後に一定となる。酸素濃度もEGR率と同様に変化する。燃料噴射量は、燃焼切換時までは緩やかにリッチとなり、切換後には急激にリッチ側になり、その後は一定の値となる。
本実施形態によれば、運転条件(エンジン回転数Ne、要求トルクTrq)に応じて火花点火燃焼と自己着火燃焼とを切り換える内燃機関の燃焼制御装置において、酸素富化膜25を有して、機関1への吸入空気中の酸素濃度を制御可能な酸素富化装置(酸素富化バルブ24、酸素富化膜25)を設け、自己着火燃焼から火花点火燃焼への切り換え時に(ステップ16)、筒内のEGR量に応じて、吸入空気中の酸素濃度を制御する(ステップ21〜23)。このため、吸入空気中の酸素濃度を制御(増大制御)し、自己着火燃焼から火花点火燃焼への切り換えを検出した後のトルク段差(トルクの低下)を抑制できる。
また本実施形態によれば、自己着火燃焼から火花点火燃焼への切り換え時に(ステップ16)、筒内のEGR量が多いほど、吸入空気中の酸素濃度を高くする(ステップ21、図11)。このため、EGR量が多い時にシリンダ14(燃焼室)内に吸入空気の酸素濃度を十分に確保することができ、トルク段差を吸収できる。
また本実施形態によれば、筒内のEGR量は、吸気バルブ11および排気バルブ12のバルブオーバーラップ量(およびエンジン回転数Ne)に基づいて推定する(ステップ20、図10)。このため、バルブオーバーラップ量によることで適切にEGR量を推定でき、適切に吸入空気中の酸素濃度を高くすることができる。
また本実施形態によれば、酸素富化装置は、2つに分割された吸気通路(第1吸気通路19aおよび第2吸気通路19b)のうち一方(第2吸気通路19b)に介装された酸素富化膜25と、この酸素富化膜25の前後差圧を制御可能な酸素富化バルブ24とから構成される。このため、酸素富化バルブ24の開閉により吸入空気中の酸素濃度を適切に制御できる。
次に、本発明の第2の実施形態として、EGRシステムにおける酸素濃度の制御を行う場合について、図16〜図18を用いて説明する。
本実施形態では、排気系から排気の一部を吸気系へ還流するため、排気通路20と吸気通路19とを接続するEGR通路50と、この通路50を流れる排気の流量を抑制するEGRバルブ52とからEGR装置を構成している。
EGR通路50には、EGRバルブ52より排気通路20側にEGRヒーター51が配置されている。EGR通路50は、吸気通路19の過給機22とスロットルバルブ23との間に配設している。このため、過給機22の負圧により排気通路20の排気の一部を吸気通路側に戻すことが可能となる。
EGRヒーター51は、図18に示すように、エンジン回転数Neに比例してヒーター温度を高くする。なお、EGRヒーター51は、自己着火燃焼の場合のみヒーター温度を高くする。これは自己着火燃焼では、自己着火するために十分な筒内温度(ガス温度)が必要となるためである。
EGRバルブ52は、ECU40により外部EGR量を変化させるための開度制御が行われる。
本実施形態においても制御フローは前述の図3と同様であるが、ステップ20では、筒内のEGR量は、バルブオーバーラップ量ΔO/Lとエンジン回転数Neとに基づいて推定し、この推定した値を外部EGR量(EGR装置による排気の還流量)により補正(加算)することで算出する。
この場合においても、ステップ21では、ステップ20にて算出したEGR量に基づいて吸入空気中の目標酸素濃度を決定する。外部EGR量が多い場合には、筒内のEGR量が多くなるため、酸素濃度を高くする。これにより、自己着火燃焼から火花点火燃焼による運転に切り換わった後のトルク段差を抑制する。
ステップ22およびステップ23では、ステップ21にて算出した目標酸素濃度に応じてスロットルバルブ23および酸素富化バルブ24の開度を制御する。
なお、前述の図1と同様に、図16では、酸素富化膜25を過給機22の上流側に配置することで負圧により酸素濃度を高くしたが、図17に示すように、酸素富化膜25を過給機22の下流側に配置することで加圧により酸素濃度を高くしてもよい。これは、図16では過給機22を酸素富化膜25より下流側に配設し、酸素富化バルブ24を閉じることで過給機22による負圧を利用して酸素濃度を増加させることとしている一方、図17では過給機22を酸素富化膜25より上流側に配設し、酸素富化バルブ24を開くことで過給機22による加圧(正圧)を利用して酸素濃度を増加させるためである。
本実施形態によれば、筒内のEGR量は、排気系(排気通路20)から排気の一部を吸気系(吸気通路19)へ還流するEGR装置(EGR通路50、EGRバルブ52)を備える場合に、EGR装置によるEGR量(外部EGR量)と、吸気バルブ11および排気バルブ12のバルブオーバーラップ量(およびエンジン回転数Ne)とに基づいて推定する(ステップ20〜23)。このため、EGR量を、吹き返しによるEGR量(内部EGR量)およびEGR装置による排気の還流量(外部EGR量)から精度良く算出でき、これに応じて吸入空気中の酸素濃度を適切に制御することで自己着火燃焼から火花点火燃焼による運転に切り換えた後のトルク段差を抑制できる。
第1の実施形態に係る内燃機関の制御装置 第1の実施形態に係る内燃機関の制御装置 内燃機関の制御装置の制御についてのフローチャート 運転領域図 自己着火燃焼時の要求トルクと酸素濃度との関係を示す図 自己着火燃焼時の負のオーバーラップ量を示す図 負のオーバーラップ量を実施するための手段を示す図 負のオーバーラップ量を実施するための手段を示す図 燃料噴射量と酸素濃度とを示す図 火花点火切換時のEGR率推定テーブル 火花点火燃焼時のEGR量と酸素濃度とを示す図 火花点火燃焼から自己着火燃焼へ切り換えるときにおけるタイミングチャート 火花点火燃焼から自己着火燃焼へ切り換えるときにおけるトルクを示す図 自己着火燃焼から火花点火燃焼へ切り換えるときにおけるタイミングチャート 自己着火燃焼から火花点火燃焼へ切り換えるときにおけるトルクを示す図 内燃機関の制御装置 内燃機関の制御装置 エンジン回転数とヒーター温度とを示す図
符号の説明
10 エンジン本体
11 吸気バルブ
12 排気バルブ
15 燃料噴射弁
16 点火プラグ
17 可変バルブ機構
19 吸気通路
22 過給機
23 スロットルバルブ
24 酸素富化バルブ
25 酸素富化膜
26 吸気圧センサ
27 酸素濃度センサ
28 吸気温度センサ
29 クランク角センサ
30 筒内温度センサ
31 筒内圧力センサ
40 ECU
50 EGR通路
51 EGRヒーター
52 EGRバルブ

Claims (5)

  1. 運転条件に応じて火花点火燃焼と自己着火燃焼とを切り換える内燃機関の燃焼制御装置において、
    酸素富化膜を有して、機関への吸入空気中の酸素濃度を制御可能な酸素富化装置を設け、
    自己着火燃焼から火花点火燃焼への切り換え時に、筒内のEGR量に応じて、吸入空気中の酸素濃度を制御することを特徴とする内燃機関の燃焼制御装置。
  2. 自己着火燃焼から火花点火燃焼への切り換え時に、筒内のEGR量が多いほど、吸入空気中の酸素濃度を高くすることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃焼制御装置。
  3. 筒内のEGR量は、吸気バルブおよび排気バルブのバルブオーバーラップ量に基づいて推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の燃焼制御装置。
  4. 筒内のEGR量は、排気系から排気の一部を吸気系へ還流するEGR装置を備える場合に、EGR装置によるEGR量と、吸気バルブおよび排気バルブのバルブオーバーラップ量とに基づいて推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の燃焼制御装置。
  5. 前記酸素富化装置は、2つに分割された吸気通路のうち一方に介装された酸素富化膜と、この酸素富化膜の前後差圧を制御可能な酸素富化バルブとから構成されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の内燃機関の燃焼制御装置。
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