JP2006036482A - 乗客コンベアのリニューアル工法 - Google Patents

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Yasuhiro Sakai
康弘 酒井
Shigenobu Terakado
重信 寺門
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Abstract

【課題】既設フレームの強度不足による歪みや倒れを防止し、新設フレームを正規の位置に設置できる乗客コンベアのリニューアル工法の提供。
【解決手段】強度部材である既設のフレーム2の一部を利用し新設のフレーム1を設置する乗客コンベアのリニューアル工法において、既設フレーム2の短尺方向に延設される横材10を切断して新設フレーム1の設置空間を確保し、新設フレーム1を設置した後、その短尺方向側面に既設フレーム倒れ防止部材4を設け、既設フレーム2の倒れや歪みを防止するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗客コンベアのリニューアル工法に係り、特に、既設のフレームの一部を利用し新設のフレームを設置する乗客コンベアのリニューアル工法に関する。
一般的に経年的に寿命を迎えたエスカレータなどの乗客コンベアは、既設の乗客コンベアの部材を全部撤去した後、新設の乗客コンベアを設置するリニューアル方法が取られている。
しかし近年、工期短縮を目的として強度部材である既設のフレームの短尺方向に延設された横材を切断し取り除いて設けた空間に、新設のフレームを設置するリニューアル方法が取られる傾向がある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭58−152779号 (3頁右下欄2行目〜10行目、第7図)
ところで、既設フレーム内に新設フレームの設置スペースを確保するためには、既設フレーム内の強度部材である短尺方向に延設された横材を切断して取り除く必要がある。
しかし、前記特許文献1に記載の従来技術によれば、既設フレーム内の強度部材である短尺方向に延設された横材を切断した際の既設フレームの強度不足による歪みや倒れに対して考慮がなされていない。このため、既設フレームの歪みや倒れによる寸法狂いにより新設フレームが正規の位置に設置できないという懸念があった。
本発明は前記不都合を解消するために為されたもので、その目的は、既設フレームの強度低下を最小限に抑え、新設フレームが既設フレーム内の正規の位置に設置することのできる乗客コンベアのリニューアル工法を提供するにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、強度部材である既設のフレームの一部を利用し新設のフレームを設置する乗客コンベアのリニューアル工法において、前記既設フレームの短尺方向に延設される横材を切断して前記新設フレームの設置空間を確保し、新設フレームを設置した後、その短尺方向側面に既設フレーム倒れ防止部材を設けたものである。
この本発明の請求項1に係る発明は、既設フレーム倒れ防止部材により、既設フレームの倒れや歪みを防止できるため、新設フレームを既設フレーム内の正規の位置に設置することができる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記既設フレーム倒れ防止部材は、分割構造を有し、短尺方向の長さを現地にて調整可能としたものである。
この本発明の請求項2に係る発明は、既設フレーム倒れ防止部材を分割構造としているため、経年的な既設フレームの歪みによる寸法狂いに対しても、現地調整により既設フレーム倒れ防止部材を設置でき、既設フレームの強度低下を最小限に抑えることができる。
本発明は、既設フレームの強度を損なうことなく、新設フレームを既設フレーム内の正規の位置に設置することができ、これによって、リニューアルに際し乗客コンベアを精度の高い高品質なものとすることができる。
以下、本発明に係る乗客コンベアのリニューアル工法の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明である乗客コンベアのリニューアル工法の新設フレームと既設フレームの全体構成を示す斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は既設フレーム倒れ防止部材の設置状態を示す図1のA−A線に沿う断面図である。
まず、既設フレーム2内に新設フレーム1を設置するリニューアル作業の流れを順に説明し、その中で本発明のリニューアル工法で用いる既設フレーム倒れ防止部材4の使用方法を説明する。
図1、2に示すように、既設のフレーム2の横材10を、所定寸法(例えば30mm)以内の出っ張り長さとなるように切断する。ここでの所定寸法は、新設フレーム1と、この切断後残った横材10とが干渉せず既設フレーム内に設置できる寸法となっている。また、既設のフレーム2の横材10を切断する前に既設フレーム2の上弦材6に既設フレーム2の変形を最小限にする図示しない防止部品を取付けておく。
次に、任意に分割された新設フレーム1をワイヤーロープ7で吊りながら、既設フレーム2に落とし込む。新設フレーム1内には踏段レール9上を走行する踏段8が装備されている。
本発明に用いる既設フレーム倒れ防止部材4は、図3に示すとおり既設フレーム2の縦材3にブラケット5を介して既設フレーム2の短尺方向から見て寸法Lに対して調整可能に取付けられている。すなわち、既設フレーム倒れ防止部材4およびブラケット5は分割構造となっており、既設フレーム倒れ防止部材4とブラケット5との接続位置を変位させることにより寸法Lに対して調整可能となっている。この既設フレーム倒れ防止部材4は、往き側踏段レール9a上を走行する往き側踏段8aと、返り側踏段レール9b上を走行する返り側踏段8bに干渉しない位置に取付ける。
本実施形態によれば、既設フレーム倒れ防止部材4により、既設フレーム2の倒れや歪みを防止できるため、新設フレーム1を既設フレーム2内の正規の位置に設置することができる。
また、既設フレーム倒れ防止部材4は、ブラケット5を介して取付ける分割構造としているため、経年的な既設フレーム2の歪みによる寸法狂いに対しても、現地調整により容易に設置でき、現地作業時間を大幅に短縮することができる。
さらに、前記既設のフレーム2の横材10を切断しても、既設フレーム倒れ防止部材4により既設のフレーム2の強度低下を最小限に抑えることができる。
本発明である乗客コンベアのリニューアル工法の新設フレームと既設フレームの全体構成を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 既設フレーム倒れ防止部材の設置状態を示す図1のA−A線に沿う断面図である。
符号の説明
1 新設フレーム
2 既設フレーム
3 縦材
4 既設フレーム倒れ防止部材
5 ブラケット
6 上弦材
7 ワイヤーロープ
8a 往き側踏段
8b 返り側踏段
9a 往き側踏段レール
9b 返り側踏段レール
10 横材

Claims (2)

  1. 強度部材である既設のフレームの一部を利用し新設のフレームを設置する乗客コンベアのリニューアル工法において、
    前記既設フレームの短尺方向に延設される横材を切断して前記新設フレームの設置空間を確保し、新設フレームを設置した後、その短尺方向側面に既設フレーム倒れ防止部材を設けたことを特徴とする乗客コンベアのリニューアル工法。
  2. 前記既設フレーム倒れ防止部材は、分割構造を有し、短尺方向の長さを現地にて調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアのリニューアル工法。

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