JP2006035985A - 建設機械のタンク - Google Patents

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哲也 光野
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Abstract

【課題】タンク内に対して作業を行う際の作業性等を向上させる。
【解決手段】天面が開口した概略箱形のタンク本体32と、該タンク本体32の開口している天面を閉じて取り付けられる蓋体33と、タンク本体32に取り付けられた蓋体33をタンク本体32に対して取り外し可能に固定するボルト39及びナット40とを備え、タンク本体32の作業を行う必要が生じた場合には、タンク本体32から蓋体33を取り外して、その一面を十分大きく開口させ、その開口を利用してタンク本体32内に於ける作業を行うことができるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械のタンクに関するものであり、特に、タンク内に対する作業性等を飛躍的に向上させることができる構造にした建設機械のタンクに関するものである。
一般に、油圧ショベル等の建設機械に於いては、車両の走行を行わせるための駆動源としてエンジンと、作業機構の作動等を行わせるための油圧回路を備えている。そして、エンジンは燃料として軽油等を使用し、油圧回路は燃料とは別の作動油を使用している。従って、通常、建設機械には燃料タンクと作動油タンクの2つのタンクが設けられている。
図4は、この種の建設機械に於ける代表例である油圧ショベルの一例を示す側面図である。図4に示すように、油圧ショベル10は、下部走行体11及び上部旋回体13とを備えている。下部走行体11はクローラ式のものであり、クローラを介して油圧ショベル全体の前進・後進、方向転換等の移動を行うようになっている。
上部旋回体13は、下部走行体11の上方に旋回機構12を介して旋回自在に枢着されている。この上部旋回体13には、その前方一側部に運転室(キャブ)14が設けられていると共に、前方中央部にブーム15,アーム16,バケット17、及びそれぞれの作動油シリンダ,リンク機構等の作業機構が取り付けられている。又、上部旋回体13には、上記エンジン駆動用の燃料タンク20及び油圧回路用の作動油タンク21が、本例では運転室14の側部に前後に並んだ状態で搭載されている。
従来の一般的な作動油タンクは、天面壁と底面壁、及び4つの側面壁とを有して、六面体の概略箱形をしたタンクとして作られ、天面壁は固定で、このタンク内には作動油が所定の液面位置まで貯留できる構造になっている。従って、給油をするための給油口が必要である。
又、このタンクでは、給油時に油と共に外部から侵入して来た異物がタンク内部に蓄積され、これが沈殿物となる。この沈殿物は配管詰まりを誘発するため、定期的に取り除いて洗浄する必要がある。更に、タンク本体内部の防錆作用を向上させるために、タンク製造段階で内面塗装を施すことがある。従って、製造時の内面塗装や保守点検用に使用する点検口が必要である。このため、天面壁には給油口以外に、点検用の点検口も設けられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平7−27102号公報。 特開平10−280475号公報。
しかしながら、従来のタンクに設けられている点検口は狭いために、製造時に於ける防錆用の塗装作業や、配管詰まりを誘発する虞のある沈殿物の除去を行う作業が極めて面倒である。このため、メンテナンス費用が高くなり、又、時間もかかり思うような作業ができない等といった問題点があった。これは、作動油タンクだけでなく、燃料タンクについても同様なことが言える。
そこで、タンク内に対して作業を行う際の作業性等を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、建設機械上に設置されるタンクに於いて、一面が開口し、且つ、概略箱形をしたタンク本体と、該タンク本体の前記開口している一面を閉じて取り付けられる蓋体と、前記タンク本体に取り付けられた前記蓋体を前記タンク本体に対して取り外し可能に固定する固定手段とを備えた建設機械のタンクを提供する。
この構成によれば、タンク本体の一面、例えば天面等を塞いでいる蓋体を取り外してその面を大きく開口させ、その大きく開いた開口を利用してタンク本体内部に対する作業を行うことができる。
請求項2記載の発明は、上記蓋体と上記タンク本体との間にシール材を介在させて、前記タンク本体と前記蓋体との間を密に固定してなる建設機械のタンクを提供する。
この構成によれば、タンク本体と蓋体との間がシール材で密に固定されているので、タンク本体内の油が洩れることはない。従って、蓋体を上下及び側面の何れの面にでも適用することができる。
請求項3記載の発明は、上記蓋体に、点検蓋で閉じられた開閉自在な点検口と、栓で閉じられた開閉自在な給油口とを設けた建設機械のタンクを提供する。
この構成によれば、通常の点検作業時には蓋体を取り外すことなく、点検蓋だけを開けて点検口を開き、この点検口を通して点検等を行うことができる。又、給油時には栓だけを開けて給油口を開き、この給油口を通して給油を行うことができる。
請求項1記載の発明は、タンク本体の内部作業を行う必要が生じた場合には、タンク本体の一面を塞いでいる蓋体を取り外し、その一面を大きく開口させ、その開口を利用してタンク本体内部に於ける作業を行うことができるので、タンク内に対して施す保守作業等が簡単になり、作業性を飛躍的に向上させることができる。
請求項2記載の発明は、タンク本体と蓋体との間がシール材で密に固定され、タンク本体内の油が洩れないようになっているので、蓋体を上下及び側面の何れの面に配置した状態でも使用することができる。これにより、請求項1記載の発明の効果に加え、タンク設置時に於ける向きの自由度が利く。
請求項3記載の発明は、通常の点検作業時には点検蓋だけを開け、又、給油時には栓だけを開けて作業を行うことができるので、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、通常の点検作業時及び給油時に於ける作業を簡単に行うことができる。
以下、本発明に係る建設機械のタンクについて、好適な実施例をあげて説明する。タンク内に対して作業を行う際の作業性等を向上させるという目的を、一面が開口した概略箱形のタンク本体と、該タンク本体の前記開口している一面を閉じて取り付けられる蓋体と、前記タンク本体に取り付けられた前記蓋体を前記タンク本体に対して取り外し可能に固定する固定手段とを備え、タンク本体の作業を行う必要が生じた場合には、タンク本体の一面を塞いでいる蓋体を取り外し、その一面を十分大きく開口させ、その開口を利用してタンク本体内に於ける作業を行うことができるようにして実現した。
図1乃至図3は本発明の一実施の形態に係る建設機械の作動油タンク31を示すものである。又、この作動油タンク31は、図4に示した作動油タンク21に代えて油圧ショベルの作動油タンクとして使用できるものである。
図1乃至図3に於いて、作動油タンク31は、タンク本体32と蓋体33とで構成されている。タンク本体32は、圧延鋼板をプレス成形して、底面壁32bと4つの側面壁32c,32c,32c,32cとを一体に有する、天面が開口された六面体の概略箱形に形成され、このタンク本体32内に作動油が所定の液面位置まで貯留される構造になっている。
又、タンク本体32の底面壁32bには、油圧回路用の油圧ポンプに作動油を供給するためのサクションパイプ27を設けている。このサクションパイプ27には、このサクションパイプ27から作動油を供給する際に、異物が混入しないようにするためのサクションフィルタ28が取り付けられている。更に、1つの側面壁32cには、作業機構用の図示せぬ油圧アクチュエータからの戻り油が還流するリターンパイプ29を設けている。このリターンパイプ29には、戻り油内に混入している異物を除去するためのリターンフィルタ30が取り付けられている。
更に、タンク本体32の天面開口部分には、側壁面32c,32c,32c,32cから外側に向かって略直角に折り曲げられ、且つ、天面開口部分を一周してなるフランジ部32dが側壁面32c,32c,32c,32cと一体に形成されている。そのフランジ部32dには、4つの角部に取付穴34,34,34,34が設けられている。そして、フランジ部32dには、シール材であるシールパッキン35を介して、前記蓋体33が取り付けられる。
シールパッキン35は、合成ゴムやエラストマ樹脂等を構成材料として形成されたもので、内側にタンク本体32の天面開口部分と略等しい開口36を有し、外形はフランジ部32dと略同じ形状を成して概略矩形枠状に作られている。このシールパッキン35は、フランジ部32d上に密着配置されるもので、フランジ部32dの取付穴34,34,34,34と対応する位置にはそれぞれ取付穴37,37,37,37が形成されている。
前記蓋体33は、圧延鋼板をプレス成形して、フランジ部32dの外形と略等しい外形を有してなる蓋板として形成されており、フランジ部32dの取付穴34,34,34,34と対応する位置にはそれぞれ取付穴38,38,38,38が形成されている。又、蓋体33には、開閉可能な点検蓋23で閉じられた点検口24、及び同じく開閉可能な給油栓25で閉じられた給油口26を設けている。尚、点検蓋23は、ボルト41で蓋体33に着脱可能に取り付けられ、給油栓25は給油口26に着脱可能にネジ止めされている。
このように構成された作動油タンク31に於いて、タンク本体32に蓋体33を取り付けて固定する手順を次に説明する。先ず、シールパッキン35の取付穴37,37,37,37をフランジ部32dの取付穴34,34,34,34に対応させて、シールパッキン35をフランジ部32d上に面密着させて配置する。次いで、蓋体33の取付穴38,38,38,38をシールパッキン35の取付穴37,37,37,37に対応させて、シールパッキン35の上から蓋体33をフランジ部32d上に配置する。続いて、蓋体33の上から、ボルト39を取付穴38,取付穴37,取付穴34の順に通し、フランジ部32dの下側に突出しているボルト39の先端に、このボルト39と共に固定手段を構成しているナット40を取り付けて締め付ける。これにより、フランジ部32dと蓋体33との間がシールパッキン35を介して密着固定されると共に、タンク本体32の天面開口部分が蓋体33で閉じられて組立が完了する。
このように構成された作動油タンク31では、通常の点検はボルト41による固定を解いて点検蓋23を外し、この点検蓋23が取り外されて開口された点検口24からタンク本体32の内部を点検することができ、給油は給油栓25を取り外して給油口26からタンク本体内部32に給油をすることができる。又、タンク製造段階で防錆用の内面塗装を行うような場合や、定期点検時等に於いて内部を洗浄処理するような場合には、固定手段であるボルト39とナット40の締め付けを解除し、タンク本体32の一面(天面)から蓋体33を取り外して天面開口部を開き、その開口を利用してタンク本体32の内部に対する作業を行うことができる。これにより、作業が簡単になり、作業性が飛躍的に向上し、組立コスト及びメンテナンス費用を下げることができる。
又、蓋体33とタンク本体22との間にシール材であるシールパッキン35を介在させて、タンク本体22に蓋体33を密に固定した構造にし、タンク本体22内の作動油の洩れを防止できるようにしているので、蓋体33が天面でなしに側面に設けた構造にすることも可能で、汎用性がある。更に、シールパッキン35は、板状のシールパッキンを使用しているが、板状のシールパッキンに代えてOリング等を使用することも可能である。
尚、本実施の形態では、作動油タンクを例として説明したが、作動油タンクに限ることなく、燃料タンクにも同様にして用いることができるものである。
又、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施の形態として示す建設機械のタンクの縦断面概略側面図。 本実施の形態に於けるタンクの外観斜視図。 本実施の形態に於けるタンクの分解斜視図。 建設機械の代表例として示す油圧ショベルの全体側面図。
符号の説明
23 点検蓋
24 点検口
25 給油栓
26 給油口
31 作動油タンク
32 タンク本体
32b 底面壁
32c 側面壁
32d フランジ部
33 蓋体
34 取付穴
35 シールパッキン
36 開口
37 取付穴
38 取付穴

Claims (3)

  1. 建設機械上に設置されるタンクに於いて、
    一面が開口した概略箱形のタンク本体と、
    該タンク本体の前記開口している一面を閉じて取り付けられる蓋体と、
    前記タンク本体に取り付けられた前記蓋体を前記タンク本体に対して取り外し可能に固定する固定手段とを備えたことを特徴とする建設機械のタンク。
  2. 上記蓋体と上記タンク本体との間にシール材を介在させて、前記タンク本体と前記蓋体との間を密に固定してなる請求項1記載の建設機械のタンク。
  3. 上記蓋体に、点検蓋で閉じられた開閉自在な点検口と、栓で閉じられた開閉自在な給油口とを設けた請求項1又は2記載の建設機械のタンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1857599A3 (en) * 2006-05-18 2009-06-24 Kobleco Construction Machinery Co., Ltd. Construction machine and hydraulic oil tank thereof
CN109989444A (zh) * 2019-05-06 2019-07-09 浙江顺得机械有限公司 一种挖掘机液压油箱

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