JP2006034268A - フィルム容器入り野菜・果物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 手軽に天然の食材の食感や味覚を味わうことができるフィルム容器入り野菜・果物を提供する。
【解決手段】 一口大にした食材を片手で保持しやすい形状のフィルム容器に入れ、ゼリー液入りのドレッシング等を食材表面にコーティングした後、密封する。
【選択図】図1
【解決手段】 一口大にした食材を片手で保持しやすい形状のフィルム容器に入れ、ゼリー液入りのドレッシング等を食材表面にコーティングした後、密封する。
【選択図】図1
Description
本発明は、天然野菜あるいは天然果物の原形あるいは切ったものを、片手に保持しやすい形状のポリエチレン製薄膜等製のフィルム容器に入れた、手軽に喫食できることを特徴とした加工食品に関するものである。
従来、惣菜や弁当の野菜および果物の加工品は、皿状のパックに入れて販売されていた。また、野菜や果物の栄養成分を手軽に摂取するために、ジュース類が販売されている。
そのために、次のような問題点があった。
(イ)おにぎりやハンバーグ、サンドイッチなどの軽食は、どのような場所や姿勢でも喫食可能であるのに比べ、サラダを喫食するためにはフォークなどを要すること、またドレッシングをかける必要があるためにテーブルのある場所でないと食べにくいなど、場所や姿勢が制限されていた。
(ロ)サラダに付属のドレッシングは一般的に小袋に入っているが、喫食の際に手を汚すことが多かった。
(ハ)サラダや果物は、皿状のパックに詰められた状態では素材の間に空気を多く含むため、お弁当用に常温で持ち歩くと傷みやすかった。また、密封されていないため、時間経過とともに食品が乾燥し、食感や味が低下した。
(ニ)野菜・果物のジュース類は、栄養の面では充足されるものの、食材本来の食感をなくしており、食の満足感を与えるものではなかった。
(ホ)皿状のパックは、廃棄の際にかさばり、資源の無駄でもあった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
(イ)おにぎりやハンバーグ、サンドイッチなどの軽食は、どのような場所や姿勢でも喫食可能であるのに比べ、サラダを喫食するためにはフォークなどを要すること、またドレッシングをかける必要があるためにテーブルのある場所でないと食べにくいなど、場所や姿勢が制限されていた。
(ロ)サラダに付属のドレッシングは一般的に小袋に入っているが、喫食の際に手を汚すことが多かった。
(ハ)サラダや果物は、皿状のパックに詰められた状態では素材の間に空気を多く含むため、お弁当用に常温で持ち歩くと傷みやすかった。また、密封されていないため、時間経過とともに食品が乾燥し、食感や味が低下した。
(ニ)野菜・果物のジュース類は、栄養の面では充足されるものの、食材本来の食感をなくしており、食の満足感を与えるものではなかった。
(ホ)皿状のパックは、廃棄の際にかさばり、資源の無駄でもあった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
天然野菜あるいは天然果物の原形あるいは切ったものを、片手に保持しやすい形状のポリエチレン製薄膜等製のフィルム容器に入れ、ゼリー溶液を混合したドレッシング溶液をかけた後、フィルムを密閉する。以上を特徴とするフィルム容器入り野菜・果物である。
フィルム容器によって片手で保持しやすい形状であるために、喫食の際、手を汚さず、扱いやすい。喫食の場所や姿勢を制限せず、野菜・果物の喫食が容易となるため、他の軽食と併食することが容易で、これにより栄養バランスが改善される。
食材の組み合わせにより、見た目の色彩が鮮やかであるため、野菜や果物を食することへの興味がわく。
食材が密閉保存されるため、持ち運びの際の液漏れなどがなく、不潔感がない。
脱気密閉やドレッシングのコーティングによって食材の鮮度が保たれ、常温での保存可能な時間が延長できる。
また、ジュースと異なり、食材本来の食感が楽しめるため、食の満足感が得られる。
容器が薄い膜状であるため、廃棄物が少なく環境負担が小さくなる。
食材の組み合わせにより、見た目の色彩が鮮やかであるため、野菜や果物を食することへの興味がわく。
食材が密閉保存されるため、持ち運びの際の液漏れなどがなく、不潔感がない。
脱気密閉やドレッシングのコーティングによって食材の鮮度が保たれ、常温での保存可能な時間が延長できる。
また、ジュースと異なり、食材本来の食感が楽しめるため、食の満足感が得られる。
容器が薄い膜状であるため、廃棄物が少なく環境負担が小さくなる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
「第1実施例」
(イ)冷やした食材(トマト、きゅうり、レタス、黒豆等の野菜)を一口大に切り、円筒状のフィルム容器に入れる。フィルム容器の底は、液体が流れ出るように穴を開けておく。
(ロ)フィルム容器の口から、ドレッシング液(レモン汁等とゼリー液を混ぜたもの)を流しいれ、底から流しだす。この作業により、冷えた食材の表面でゼリー液が膜状に固まり、食材がゼリー状のドレッシング液でコーティングされる。また、食材間が接着され、食するときにバラバラになりにくく扱いやすくなる。
(ハ)その後、冷蔵室で冷やし、ドレッシング液が固定した時点で、フィルム容器を脱気密閉する。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを喫食するときは、フィルム容器の一片を開封し、底から内容食材を押し上げ、開封側から食する。
本発明の実施の形態では、野菜を例に説明したが、その他の野菜、豆類、果物や一口大にしたチーズ・ハム等の食材でも同様に製造できる。
「第2実施例」
「第1実施例」のゼリー液を、天草を煮出した液あるいは寒天液で代用することで、原材料をすべて植物性由来にすることができる。
「第1実施例」
(イ)冷やした食材(トマト、きゅうり、レタス、黒豆等の野菜)を一口大に切り、円筒状のフィルム容器に入れる。フィルム容器の底は、液体が流れ出るように穴を開けておく。
(ロ)フィルム容器の口から、ドレッシング液(レモン汁等とゼリー液を混ぜたもの)を流しいれ、底から流しだす。この作業により、冷えた食材の表面でゼリー液が膜状に固まり、食材がゼリー状のドレッシング液でコーティングされる。また、食材間が接着され、食するときにバラバラになりにくく扱いやすくなる。
(ハ)その後、冷蔵室で冷やし、ドレッシング液が固定した時点で、フィルム容器を脱気密閉する。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを喫食するときは、フィルム容器の一片を開封し、底から内容食材を押し上げ、開封側から食する。
本発明の実施の形態では、野菜を例に説明したが、その他の野菜、豆類、果物や一口大にしたチーズ・ハム等の食材でも同様に製造できる。
「第2実施例」
「第1実施例」のゼリー液を、天草を煮出した液あるいは寒天液で代用することで、原材料をすべて植物性由来にすることができる。
1 食材 野菜・果物など
2 フィルム容器
2 フィルム容器
Claims (2)
- 天然野菜あるいは天然果物の原形あるいは切ったものを、片手に保持しやすい形状のポリエチレン製等のフィルム容器に入れた、手軽に喫食できることを特徴としたフィルム容器入り野菜・果物。
- ゼリー溶液を混合したドレッシングによる、請求項1のフィルム容器にいれる食材の、コーティング方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004238943A JP2006034268A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | フィルム容器入り野菜・果物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004238943A JP2006034268A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | フィルム容器入り野菜・果物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006034268A true JP2006034268A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35899919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004238943A Pending JP2006034268A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | フィルム容器入り野菜・果物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006034268A (ja) |
-
2004
- 2004-07-22 JP JP2004238943A patent/JP2006034268A/ja active Pending
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