JP2006034184A - 屋上等の基盤緑化用ドレインシステム - Google Patents

屋上等の基盤緑化用ドレインシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 この基盤緑化用ドレインシステムは,ドレインとレール構造体とを良好に接続する嵩上げカバーを提供する。
【解決手段】 この基盤緑化用ドレインシステムは,ドレイン2の排水口3に配設されたストレーナ4,植物育成用土壌材6から排水される水を集めてストレーナ4へと延びる基盤5上に敷設されたレール構造体7,及びストレーナ4を覆ってレール構造体7の端面29に対向状態に接して上部が露出して配設される排水板8,9と上部蓋板10から成る嵩上げカバー1を有する。
【選択図】 図2

Description

この発明は,例えば,ビルの緑化される屋上,庭園,芝生等の基盤で緑化された緑化領域に施工されるルーフドレインシステム等として適用される基盤緑化用ドレインシステムに関する。
近年,地球規模の環境問題が叫ばれ,その一環として,ビルの屋上,屋根を初め,ホテル,公共施設等のテラスやベランダにおいて,緑化が求められるようになり,各種の芝植栽マット,ルーフグリーンシート等が開発されている。
従来,緑化構造物として,建物に対する重量負荷が少なく,施工が簡単で,保水性及び余剰水の排水性に優れた建物の屋上等の緑化構造物が知られている。該緑化構造物は,建物の基盤面上に水不透過性の遮水防根シートと,750〜2500デニールの合成樹脂繊維不織構造体マットからなり,水を遮水防根シートの表面に沿って排水させる排水層と,100デニール以下の合成樹脂繊維不織構造体マットからなり,水を保持する保水層と,客土層とを順次積層する。排水管は,50〜100デニールの合成樹脂繊維不織構造体マット製濾過筒で覆い,客土の流失を防止するものである。上記緑化構造物は排水管に排水管キャップが設けられ,客土層と保水層とに埋設されたドレインカバーが配置され,該ドレインカバーは排水管キャップを覆って上部に空気孔を備えた濾過筒から形成されている(例えば,特許文献1参照)。
また,廃棄等の取扱いが簡単で,低コストにできるコーナドレインの保護カバーが知られている。該保護カバーは,溶かした古紙を型内で圧縮して形成され,枠体の表面の全面を覆うことができるL形断面に形成されている。保護カバーの後面の周縁には,枠体の外周縁の外側に嵌まる係止壁が形成されるとともに,水平面と垂直面にはそれぞれ後面側に凹んだ凹部が形成され,凹陥部の周壁の内側に嵌まるようになっている(例えば,特許文献2参照)。
特開2000−139200号公報 特開平9−144237号公報
ところで,ビル等の建造物の屋上緑化の庭園工事において,コンクリート領域と庭園領域との境界部に段差を無くし,バリヤフリーにすることができれば,屋上を全面緑化できるので,その施工が望まれている。ビル等の屋上を全面緑化することができれば,緑化された草木によってビル内への断熱効果が数段とアップし,ビル内での居心地が良くなり,また,冷暖房に使用している電力を大幅に低減でき,省エネに貢献することになる。また,ビル等の建造物の屋上緑化は,各種の工法で行うことができるが,屋上を全面的に緑化しないと,緑化されていない領域を通じて熱の流れが発生し,断熱の効果としては余り期待できず,時には断熱効果が半減する恐れがある。
屋上の緑化による断熱効果をアップさせるためには,屋上における屋上雨水排水口即ちルーフドレイン及びその近傍も緑化する必要がある。しかしながら,ルーフドレインへ向かう屋上面が現状の下り傾斜面となっているままでは,ルーフドレイン近傍では緑化はできないので,ルーフドレインのベース面を持ち上げなければ,ルーフドレインがごみ,砂,埃等の物質によって詰まったり,ルーフドレインの近傍や屋上全体がプール化し,最悪の場合には,屋上に溜まって水が窓,ドアサッシ等を乗り越えて室内や下の階に漏水する恐れがある。また,ルーフドレインの周りを,歩経路的にコンクリートが剥き出しにしている場合には,庭園部と歩経路の見切り部である縁石より流出した雨水が川となってルーフドレインに集中するため,ルーフドレインの排水が悪くなる恐れがある。また,ルーフドレインの周り即ち近傍を,コンクリートが露出状態したような屋上部分緑化では,緑化による断熱効果が悪くなり,歩経路と庭園部との境界部に段差が発生し,バリヤフリーにならない。
本発明者は,上記の事情を考慮し,新規及び既存のビル等の建造物の屋上を緑化するには,防水基本のルーフドレインだけでは,排水受け口とする排水口の高さが足りなくなるので,ドレインを大きくする必要がある。既存のルーフドレインを改修するためドレインを取り換える場合には,屋上の防水層まで影響するため,大変な改修工事になり,また,屋上の新規工事でも大きなドレインを最初から設置するには,ドレインの荷重も重くなり,大変困難で厄介な工事になる。また,屋上のドレインは,雨水を前面から集水するため,ドレインの前面に物体が有ったりすると,該物体にごみ等が詰まった状態になり,排水し難くなる。従って,ルーフドレインの前面には,集水用の空間が必要になる。
また,環境緑化システムでは,屋上,屋根,ベランダ等の領域に庭園,畑等の植物の植え込み領域を作り,コンクリートやアスファルト等の路面の領域と植え込み領域とを隔てるため,植え込み領域まわりにブロック,木,石等の縁石等の区画部材を敷設し,植え込み領域には土壌材を敷き込んでいる。しかしながら,上記のようなシステムであると,植え込み領域には植物のため散水したり,降雨のため,排水について考慮しなければならない。しかも,単なる区画部材では,排水ができないことは勿論のこと,人の歩行や車の走行ができず,特に,屋上,屋根等では不便さがあり,また,植え込み領域内での歩行や車の走行ができないのが一般的であり,上記のような区画部材では十分な機能を果たしていないのが現状である。
そこで,本出願人は,上記の問題を考慮して,多用途利用可能なレール構造を開発し,先に出願した。該多用途利用可能なレール構造におけるレール構造体は,庭園等の緑化部内,緑化部と路面との境界に敷設して区画部材,歩行路,走行路等を容易に確実に形成することができ,地中に敷設される下レールと下レール上に載置された上レールから成る。下レールは,ベース部,複数の支持リブ部,及び支持リブ部間に形成された排水溝から成る。上レールは,レールベース部,地上に露出するレール部及び支持リブ部間に挿入される係止部から成るものである(例えば,特願2004−55902号参照)。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであって,在来の屋上緑化工法では屋上を全面緑化してもルーフドレイン周りは緑化できずにルーフドレインが隠れなかったが,ドレイン周りを緑化しているにもかかわらず,庭園部の土壌部の余剰水,大雨時の表面雨水を従来のドレインと同様に排水でき,ドレインの詰まりを起こすごみ,埃,砂等の物質を容易に取り除いてドレイン周りの掃除が容易にでき,また,ルーフドレイン等のドレインの前面に,十分な集水用空間を確保し,排水を良好に行うことができると共に,屋上,ベース等の基盤におけるドレイン周りを緑化することができ,それによって基盤全面の緑化を可能にし,ビル等の建造物の遮熱効果をアップできる基盤緑化用ドレインシステムを提供することである。
この発明は,ドレインの排水口に配設されたストレーナ,基盤上に敷きつめられた植物育成用土壌材から排水される水を集めて前記ストレーナへと延びる前記基盤上に敷設された水誘導手段,及び前記ストレーナを覆って前記水誘導手段の端面に対向状態に接して上部が露出して配設される嵩上げカバーを有し,前記嵩上げカバーは,前記水誘導手段の前記端面に対向する側に位置する排水隙間を構成する多数のスリットを備えた排水板と前記排水板の上面に取付け取外し自在に載置された排水隙間を構成する多数のスリットを備えた上部蓋板とから構成されていることから成る基盤緑化用ドレインシステムに関する。
また,前記嵩上げカバーを構成する前記排水板は,前記ドレインが屋上等の前記基盤上の中央に位置する場合には,正面と背面に位置する2枚の第1排水板と前記第1排水板の両側で互いに固着された側面にそれぞれ位置する第2排水板とから断面四角形状に組み立てられ,前記第1排水板と前記第2排水板は,多数の前記スリットを形成する平ら面に並んだ多数のリブ部,前記リブ部を連結する前記リブ部に一体の枠部,及び前記枠部の側面に設けられた前記枠部に一体のL形連結部を備え,前記第1排水板と前記第2排水板は,前記L形連結部がそれぞれ重なって固着具で互いに固着されている。
また,前記嵩上げカバーを構成する前記排水板は,前記ドレインが屋上等の壁面に近接している場合には,正面に位置する1枚の第1排水板と前記第1排水板の両側で互いに固着された側面にそれぞれ位置する第2排水板とから断面四角形状に組み立てられ,前記第1排水板と前記第2排水板は,多数の前記スリットを形成する平ら面に並んだ多数のリブ部,前記リブ部を連結する前記リブ部に一体の枠部,及び前記枠部の側面に設けられた前記枠部に一体のL形連結部を備え,前記第1排水板と前記第2排水板は,前記L形連結部がそれぞれ重なって固着具で互いに固着されている。
また,前記上部蓋板は,前記第1排水板と前記第2排水板が前記L形連結部で互いに固着された頂面に嵌合する四角形状の嵌合部を下部に有するピラミット状の四角錐体に形成されている。
また,前記排水板と前記上部蓋板とは,金属材料から鋳造でそれぞれ形成されているものである。
前記排水板に形成された前記スリットは,中央部に横方向に延びる横リブで上下二段に分かれた縦方向に延びる上段スリットと下段スリットとから構成されている。
前記水誘導手段は,レール構造体,パイプ,マット,砂利等の水を集水できる物質である。
また,前記レール構造体は,前記基盤上に敷きつめられた植物育成用土壌材を仕切ると共に前記土壌材から排水される水を集めて前記ストレーナへと延びる前記基盤上に敷設され,地中に延びて敷設される下レールと前記下レール上に載置されて前記下レールに沿って延びる上レールとから成り,前記下レールは,平らなベース部,前記ベース部から立設した支持リブ部及び前記支持リブ部間に形成された排水溝から構成され,また,前記上レールは,前記支持リブ部上に載置される平らなレールベース部,前記レールベース部から立設して前記レールベース部に沿って延びる上面が地上に露出する複数のレール部,及び前記上レールを前記下レールに係止するため前記レールベース部から立設して前記支持リブ部間に挿入される係止部から構成されている。
この基盤緑化用ドレインシステムにおいて,前記上段スリットは前記上レールに対向し,前記下段スリットは前記下レールに対向している。
この基盤緑化用ドレインシステムは,屋上緑化用ルーフドレインシステムとして適用される。
この基盤緑化用ドレインシステムは,上記のように構成したので,例えば,先の多用途利用可能なレール構造体を屋上に利用した場合に,レール構造体とルーフドレイン等のドレインとを良好に接続し,ドレインの前面に十分な集水用空間を形成することができ,排水を良好に行い,ドレイン近傍,屋上等に水溜まりができず,排水板から上部蓋板を取り除けばドレイン周りの掃除も簡単に行うことができ,植え込み領域への散水を抑制することによる渇水を防ぎ,植え込み領域に適度の水分を保水した植物の育成を向上させることができ,しかも屋上等の基盤の全面緑化を可能にし,ビル等の建造物の遮熱効果をアップでき,冷暖房に使用する電力を低減して省エネに貢献でき,排水口に配設されたストレーナとレール構造体とを集水用の十分な空間を確保して良好に接続することができる。
以下,この発明による基盤緑化用ドレインシステムの実施例を説明する。この基盤緑化用ドレインシステムは,実施例では,屋上緑化用ルーフドレインシステムに適用された場合を説明する。この基盤緑化用ドレインシステムは,例えば,路面を形成する領域,路肩,ビルの緑化される屋上や屋根,庭園,芝生等で緑化された緑化領域,アスファルト部やコンクリート部と緑化部との境界領域,収縮目地,排水溝,側溝等の縁石代わりの見切り領域に敷設され,領域での区画目的だけでなく,歩行や車の走行もできるレール構造体7とルーフドレイン2等のドレインとを集水用の空間39を十分に確保した状態で良好に連結即ち接続することができるものである。
この基盤緑化用ドレインシステムは,特に,レール構造体7を屋上庭園部35に利用した場合にルーフドレイン2との境界部即ち接続部に適用して好ましいものである。ここで使用されるレール構造体7は,屋上庭園部35,コンクリートやアスファルトと庭園部35との境界の縁石代わりや収縮目地代わりに適用でき,境界部を容易にバリヤフリーに構成できるものであり,場合によっては,レール構造体7をゴルフ場の芝生コース,ゴルフ場内においてカートの走行するカート専用道路として構成でき,レール構造体7をゴルフ場の芝生コース内に一般的なアスファルトやコンクリートの道路を作らず,カートの走行路としてカートが走行する道路に構成でき,芝生の中に左右のタイヤの走行部のみに堅固な走行レールを形成し,芝生の中を芝生を傷めることなく,カートを走行させ,ゴルフ競技に支障とならない芝生コースを完成させることができるものである。
この基盤緑化用ドレインシステムは,以下において,図1に示すように,屋上緑化用ルーフドレインシステムに適用した場合について説明する。この基盤緑化用ドレインシステムは,ビル等の建造物以外の庭園部,ゴルブ場,公園等に適用した場合には,レール構造体7を敷設する基盤5には,コンクリートの他に,砂利等のベース材を敷き詰めている場合があり,その場合には,レール構造体7を適宜の杭等の固着手段で敷設することができる。この屋上緑化用ルーフドレインシステムは,新規のルーフドレイン2は勿論のこと,既存のルーフドレイン2を手直し又はそのままの状態でルーフドレイン2周りを囲うように配設するのみで,完成される工法であり,ルーフドレイン2即ち排水口3の周りを四角形に嵩上げすることができる。また,レール構造体7は,基盤5である屋上に敷き詰められている防水層33に対して,接着剤,鋲等の固着手段で固定されるものであり,或いは防水層33を貫通して防水を考慮して屋上の基盤5に固着具で固定することもできる。この屋上緑化用ルーフドレインシステムは,嵩上げ立ち上がり部が四方とも,在来のルーフドレイン2と同じように隙間即ち空間39があり,また,上部蓋板10に隙間を作り,ピラミット,屋根の寄せ棟等の四角錐形に形成しており,雨水が上部蓋板10の四方から集水してルーフドレイン2から排水できる形態に構成されている。
この基盤緑化用ドレインシステムは,主として,ドレイン2の排水口3に配設されたストレーナ4,基盤5上に防水層33を施工し,防水層33に敷きつめられた植物育成用土壌材6から排水される水を集めてストレーナ4へと延びる基盤5上に敷設された水誘導手段であるレール構造体7,及びストレーナ4を覆ってレール構造体7の端面29に対向状態に接して上部が露出して配設される嵩上げカバー1を有する。嵩上げカバー1は,例えば,レール構造体7の端面29に対向する側に位置する排水隙間を構成する多数のスリット11を備えた排水板8,9と排水板8,9の上面28に取付け取外し自在に載置された排水隙間を構成する多数のスリット12を備えた上部蓋板10とから構成されている。この基盤緑化用ドレインシステムでは,水誘導手段としては,レール構造体7,図示していないが,パイプ,マット,砂利等の水を集水できる物質である。
また,嵩上げカバー1を構成する排水板8,9は,ドレイン2が屋上等の基盤5上の防水層33における中央に位置する場合には,図6に示すように,正面(実線で示す)と背面(点線で示す)に位置する2枚の第1排水板8と,第1排水板8の両側で互いに固着された側面にそれぞれ位置する第2排水板9とから成る4枚の排水板8,9から断面四角形状に組み立てられる。第1排水板8と第2排水板9は,多数のスリット11を形成する平ら面に並んだ多数のリブ部13,リブ部13を連結するリブ部13に一体の枠部14,及び枠部14の側面に設けられた枠部14に一体のL形連結部15を備えており,第1排水板8と第2排水板9は,L形連結部15がそれぞれ重なって,それぞれに形成された取付け孔38に挿通されたねじ,ボルト,ボルト・ナット等の固着具37で互いに固着されている。
或いは,嵩上げカバー1を構成する排水板8,9は,ドレイン2が屋上等のコンクリート壁31の壁面32に近接している場合には,図6に実線で示すように,正面に位置する1枚の第1排水板8と,第1排水板8の両側で互いに固着された側面にそれぞれ位置する第2排水板9とから成る3枚の排水板8,9から断面四角形状に組み立てられ,背面側にはストレーナ4を覆うように挿入される開口30が形成される。第1排水板8と第2排水板9は,多数のスリット11を形成する平ら面に並んだ多数のリブ部13,リブ部13を連結するリブ部13に一体の枠部14,及び枠部14の側面に設けられた枠部14に一体のL形連結部15を備え,第1排水板8と第2排水板9は,L形連結部15がそれぞれ重なってねじ,ボルト等の固着具37で互いに固着されている。また,上部蓋板10は,第1排水板8と第2排水板9がL形連結部15で互いに固着された頂面即ち上面28に嵌合する四角形状の嵌合部36を下部に有するピラミット状の四角錐体に形成され,排水板8,9の上面28に嵌合部36が嵌合して取付け取外し自在に載置される。
この屋上緑化用ルーフドレインシステムは,四角形に互いに固着された3枚又は4枚の排水板8,9によってドレイン2周りを囲うことにより,嵩上げカバー1に接するまで屋上等の基盤5の防水層33を施工して防水層33上を全面緑化工事ができ,庭園部35内に配設されたレール構造体7によって庭園部35に排水レール,排水トレンチ砂利の止め口を形成でき,屋上緑化用ルーフドレインシステムを機能的に,シンプルに仕上げることができる。また,嵩上げカバー1が芝生等の植物より少し立ち上がっているため,ごみ,砂利等のルーフドレイン2への詰まりも目視でき,いつでも上部蓋板10を排水板8,9から取り外して嵩上げカバー1の内部の空間39を掃除をすることができる。
また,この屋上緑化用ルーフドレインシステムでは,排水板8,9は,立ち上がり部の排水隙間,即ち水抜き孔のスリット11が中央部に横方向に延びる横リブ17によって上下二段に分割された上段スリット18と下段スリット19とから構成されている。下段の排水隙間即ち縦方向に延びるスリット19は,庭園部35の土壌の余剰水又はにじみ水の排水の機能を果たし,また,上段の排水隙間即ちスリット18は,一般降雨時の庭園部35の表面雨水を排水することができる。上部蓋板10のスリット12は,立ち上がり部のごみ等の詰まりが生じた時,大雨の時等に溢流水の排水の効果を発揮するように構成されている。また,ピラミット状の上部蓋板10は,排水板8,9の上面28に取付け取外し自在に載置されているので,簡単に取外しができ,既存のルーフドレイン2に設けたストレーナ4にごみ等による目詰まりが生じても,それらの詰まり物質を取り除く掃除をすることができる。
この屋上緑化用ルーフドレインシステムは,排水板8,9の上面28に上部蓋板10が載置されているので,ドレイン2周りが凹部にならず,ドレイン2への足,ごみ等の落ち込みが発生しない。また,屋上緑化用ルーフドレインシステムは,排水板8,9で四角形に形成されているので,屋上の壁際三方,又は中央四方と何処からでも,雨水,散水等の水を集水し,排水できる。また,屋上等の基盤5を全面緑化にするには,パイプ,レール,マット,砂利等を使用してドレイン2まで水を誘導しなければならないので,嵩上げカバー1を四角形に構成することによって納まりが良好になる。また,排水板8,9と上部蓋板10とから成る嵩上げカバー1は,既存のルーフドレイン2が落ち葉,ごみ等で良く詰まる場所にごみ取りカバーとして転用することができ,また,嵩上げカバー1の材質としては,雨水,散水等の水が掛かるものであるので,強度の有る金属材料から鋳造でそれぞれ形成されている鋳物やステンレスを使用でき,安価に製造するにはスチール製のメッキ又は鋳物が好ましく,鋳物の場合には,鋳物表面に錆止め等をコーティングすることが好ましい。
また,嵩上げカバー1は,実施例では,排水板8,9を3〜4枚から成る組立てキット式に構成しているが,一体構造に構成することもできる。嵩上げカバー1を組立てキット式で構成した場合には,使用場所に適合させて作製すればよく,例えば,上記のように,中央丸形ドレイン2に対して配設する場合には,嵩上げカバー1の四角形の四面を使用し,壁際コーナ形ドレイン2の場合には一面の排水板8を取り外した三面即ち3枚を使用すればよい。また,排水板8,9は,ほぼ平らな板部材で構成されているので,梱包もシンプルに小さく纏めることができ,輸送も嵩張らず好ましいものである。嵩上げカバー1は,組立てキット式に構成した場合には,排水板8,9の固着は,差込み式,ビス,ボルト,ナット,係止即ち引っ掛け式等の固着手段で強固に互いに固着すればよいものである。また,嵩上げカバー1は,サイズとしては,使用場所に合わせて形成すればよく,例えば,サイズ的には,例えば,大,中,小の3種類程度を準備すればよいものである。
次に,図面を参照して,レール構造体7について説明する。レール構造体7は,例えば,本発明者が先に出願した特願2004−55902号に開示したものを使用することができる。レール構造体7を簡単に説明すると,次のとおりである。レール構造体7は,基盤5上に敷設され,基盤5上に敷きつめられた植物育成用土壌材6を仕切ると共に,土壌材6から排水される水を集めてストレーナ4へと延びており,地中に延びて敷設される基礎部を構成する下レール21と,下レール21上に載置されて下レール21に沿って延びて地上の目地や縁石としての区画部材,歩行路,走行路を構成する上レール20とから成る。下レール21と上レール20は,適用場所に応じて適正な長さに形成すればよく,又は継ぎ足して形成することができ,適用場所に応じて直線構造や曲線構造に形成することができる。また,下レール21と上レール20は,屋上や屋根等で利用する場合には軽量化のため塩ビ等の合成樹脂即ちプラスチック材料で作製でき,また,強度を必要とする場合には鉄,アルミニウム等の金属材料,被覆やコーティングされた金属材料で作製でき,或いは,材料を安価にするためにはコンクリート材料で作製することもできる。
レール構造体7は,下レール21上に差込み式に載置されて下レール21に沿って延びる上レール20から構成されている。下レール21は,予め決められた長さに延びる平らなベース部22,ベース部22から立設してベース部22に沿って延びる複数の支持リブ部23,及び支持リブ部23間に形成された排水溝24から構成されている。また,上レール20は,支持リブ部23上に載置される平らなレールベース部25,レールベース部25から立設して排水溝34を形成すると共にレールベース部25に沿って延びる上面28が地上に露出する複数のレール部26,及び上レール20を下レール21に係止するためレールベース部25から立設して支持リブ部23間に形成された嵌挿部に差込み即ち挿入されるリブ状の係止部27から構成されている。また,上レール20のレール部26は,レールベース部25の中央に位置する中央レール部26,及び中央レール部26からレールベース部25の幅方向に隔置して両側に位置する側レール部26から形成されている。また,下レール21の支持リブ部23は,ベース部22の中央部に位置して上レール20の係止部27を挿通するため嵌挿部を形成する隣接した一対の中央支持リブ部23,及び中央支持リブ部23からベース部22の幅方向に隔置して両側に位置する側支持リブ部23から形成されている。また,この屋上緑化用ルーフドレインシステムでは,排水板8,9の上段スリット18は,上レール20に対向し,また,排水板8,9の下段スリット19は,下レール21に対向している。
この発明による基盤緑化用ドレインシステムは,車の走行,人の歩行できる領域,路肩,ビルの緑化される屋上,ゴルフ場の芝生コース,庭園,芝生等で緑化された緑化領域,アスファルト部やコンクリート部と緑化部との境界領域,屋上シンダ−コンクリート等の収縮目地,排水溝,側溝等の縁石の領域におけるドレインの周りに,例えば,レール構造体とドレインとを接続する嵩上げカバーとして適用できる。
この発明による基盤緑化用ドレインシステムを屋上緑化用ルーフドレインシステムに適用した場合を示す斜視図である。 図1の屋上緑化用ルーフドレインシステムにおけるC−C断面を示す断面図である。 図1の屋上緑化用ルーフドレインシステムにおけるA−A断面を示す断面図である。 図1の屋上緑化用ルーフドレインシステムにおけるB−B断面を示す断面図である。 図1の屋上緑化用ルーフドレインシステムにおける嵩上げカバーの概略断面図である。 図1の屋上緑化用ルーフドレインシステムにおける嵩上げカバーの上部蓋板を取り除いた概略平面図である。 図6の嵩上げカバーにおける正面に位置する排水板の平面図である。 図7の排水板の正面図である。 図6の嵩上げカバーにおける側面に位置する排水板の平面図である。 図9の排水板の正面図である。 図6の嵩上げカバーにおける上部蓋板の平面図である。
符号の説明
1 嵩上げカバー
2 ドレイン
3 排水口
4 ストレーナ
5 基盤(屋上)
6 土壌材
7 レール構造体(水誘導手段)
8 排水板(第1排水板)
9 排水板(第2排水板)
10 上部蓋板
11,12 スリット
13 リブ部
14 枠部
15 L形連結部
17 横リブ
18 上段スリット
19 下段スリット
20 上レール
21 下レール
22 ベース部
23 支持リブ部
24,34 排水溝
25 レールベース部
26 レール部
27 係止部
28 上面
29 端面
30 開口
31 コンクリート壁
32 壁面
33 防水層
35 庭園部
36 嵌合部
37 固着具
39 空間

Claims (10)

  1. ドレインの排水口に配設されたストレーナ,基盤上に敷きつめられた植物育成用土壌材から排水される水を集めて前記ストレーナへと延びる前記基盤上に敷設された水誘導手段,及び前記ストレーナを覆って前記水誘導手段の端面に対向状態に接して上部が露出して配設される嵩上げカバーを有し,前記嵩上げカバーは,前記水誘導手段の前記端面に対向する側に位置する排水隙間を構成する多数のスリットを備えた排水板と前記排水板の上面に取付け取外し自在に載置された排水隙間を構成する多数のスリットを備えた上部蓋板とから構成されていることから成る基盤緑化用ドレインシステム。
  2. 前記嵩上げカバーを構成する前記排水板は,前記ドレインが屋上等の前記基盤上の中央に位置する場合には,正面と背面にそれぞれ位置する2枚の第1排水板と前記第1排水板の両側で互いに固着された側面にそれぞれ位置する第2排水板とから断面四角形状に組み立てられ,前記第1排水板と前記第2排水板は,多数の前記スリットを形成する平ら面に並んだ多数のリブ部,前記リブ部を連結する前記リブ部に一体の枠部,及び前記枠部の側面に設けられた前記枠部に一体のL形連結部を備え,前記第1排水板と前記第2排水板は,前記L形連結部がそれぞれ重なって固着具で互いに固着されていることから成る請求項1に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  3. 前記嵩上げカバーを構成する前記排水板は,前記ドレインが屋上等の壁面に近接している場合には,正面に位置する1枚の第1排水板と前記第1排水板の両側で互いに固着された側面にそれぞれ位置する第2排水板とから断面四角形状に組み立てられ,前記第1排水板と前記第2排水板は,多数の前記スリットを形成する平ら面に並んだ多数のリブ部,前記リブ部を連結する前記リブ部に一体の枠部,及び前記枠部の側面に設けられた前記枠部に一体のL形連結部を備え,前記第1排水板と前記第2排水板は,前記L形連結部がそれぞれ重なって固着具で互いに固着されていることから成る請求項1に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  4. 前記上部蓋板は,前記第1排水板と前記第2排水板が前記L形連結部で互いに固着された頂面に嵌合する四角形状の嵌合部を下部に有するピラミット状の四角錐体に形成されていることから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  5. 前記排水板と前記上部蓋板とは,金属材料から鋳造でそれぞれ形成されていることから成る請求項1〜4のいずれか1項に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  6. 前記排水板に形成された前記スリットは,中央部に横方向に延びる横リブで上下二段に分かれた縦方向に延びる上段スリットと下段スリットとから構成されていることから成る請求項1〜5のいずれか1項に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  7. 前記水誘導手段は,レール構造体,パイプ,マット,砂利等の水を集水できる物質であることから成る請求項1〜6のいずれか1項に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  8. 前記レール構造体は,前記基盤上に敷きつめられた植物育成用土壌材を仕切ると共に前記土壌材から排水される水を集めて前記ストレーナへと延びる前記基盤上に敷設され,地中に延びて敷設される下レールと前記下レール上に載置されて前記下レールに沿って延びる上レールとから成り,前記下レールは,平らなベース部,前記ベース部から立設した支持リブ部及び前記支持リブ部間に形成された排水溝から構成され,また,前記上レールは,前記支持リブ部上に載置される平らなレールベース部,前記レールベース部から立設して前記レールベース部に沿って延びる上面が地上に露出する複数のレール部,及び前記上レールを前記下レールに係止するため前記レールベース部から立設して前記支持リブ部間に挿入される係止部から構成されていることから成る請求項7に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  9. 前記上段スリットは前記上レールに対向し,前記下段スリットは前記下レールに対向していることから成る請求項8に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
  10. 屋上緑化用ルーフドレインシステムとして適用されることから成る請求項1〜9のいずれか1項に記載の基盤緑化用ドレインシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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