JP2006032784A - 半導体装置の製造方法、半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法、半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
面積の大きな半導体層を高速にリフトオフすることができる半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板2上にエッチング層6を介して半導体層3を形成する工程と、半導体層3上にエッチングマスク10を形成する工程と、エッチングマスク10上に支持基板11を接着する工程と、エッチング層6を除去することにより半導体層3をリフトオフする工程とを含み、エッチング層6を除去する際に、支持基板11は、半導体基板2および半導体層3に対して引張応力を加えていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置の製造方法及びその製造方法により製造された半導体装置に関するものである。本発明の方法は、大面積化合物太陽電池セルの製造に好適に用いることができる。
従来の技術として、例えば特許文献1がある。この従来技術に基づいたエピタキシャルリフトオフ技術を用いた一製造過程を図11に示す。この従来技術は、化合物半導体基板51上にエッチング層54を介してデバイスを構成する層を形成し、リフトオフすべき薄膜52以外の部分(リフトオフされない薄膜53)を覆うように保護層55を形成し、リフトオフすべき薄膜52上にワックスからなる応力付与膜56を形成し、編目状のキャリアシート57を接着する工程を備える。前記ワックスからなる応力付与膜56はリフトオフ時に前記薄膜52に反りを与え、エッチングによるリフトオフを促進している。
特開平6−151720号公報
しかしながら、大面積が必要な太陽電池セルでは従来の技術では製造困難な点があることが分かった。
第一点目は、リフトオフされる薄膜の寸法はせいぜい1−2cm程度でありながら、エッチング開始からエッチング・リフトオフ完了するまでに長時間を要する点である。これは応力を付与できる面積がリフトオフできる薄膜の大きさに制限を受けるためである。従来の技術によれば、応力を付与できるのはリフトオフすべき薄膜52上のワックスからなる応力付与膜56からだけである。そのため特にリフトオフすべき薄膜の寸法が小さくなった場合には、ワックスからなる応力付与膜56の寸法も小さくなり、ワックスからなる応力付与膜56から与えられる薄膜52の反りも小さくなり、結果、エッチングにより発生した気泡を逃がすことが困難となり、エッチング液の循環も悪くなることにより、エッチング・リフトオフに要する時間も長時間化してしまう。
また我々の実験結果からすると、ワックスからなる応力付与膜56を薄膜52より大きくし、より大きな応力を得ようとした場合、ワックスからなる応力付与膜56がエッチング面を覆ってしまいよりエッチングを阻害することが分かった。
第二点目は、支持基板に編目状のシートを用いているために、前記ワックスからなる応力付与膜56の膜厚が編目状のシートの穴の部分とそれ以外の部分で微妙に異なり、ワックス56から薄膜52に伝わる応力が場所場所で異なる。非常に寸法の小さい薄膜52をリフトオフする場合は無視できるかもしれないが、大面積をリフトオフする場合には薄膜52は半導体基板51完全に剥離し、エッチング・リフトオフされた瞬間から場所場所で異なる応力に耐えられず、薄膜が割れるという結果になる。
このように、従来の方法では、面積の大きな半導体層を高速にリフトオフすることは、困難であった。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、面積の大きな半導体層を高速にリフトオフすることができる半導体装置の製造方法を提供するものである。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にエッチング層を介して半導体層を形成する工程と、半導体層上にエッチングマスクを形成する工程と、エッチングマスク上に支持基板を接着する工程と、エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程とを含み、エッチング層を除去する際に、支持基板は、半導体基板および半導体層に対して引張応力を加えていることを特徴とする。
本発明によれば、エッチング層を除去する際に、支持基板は、半導体基板および半導体層に対して引張応力を加えている。このため、半導体基板および半導体層に対して容易に、強い引張応力を加えることができる。従って、本発明によれば、面積の大きな半導体層を高速にリフトオフすることができる。
1.第一の実施形態
本発明の第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板上にエッチング層を介して半導体層を形成する工程と、半導体層上にエッチングマスクを形成する工程と、エッチングマスク上に支持基板を接着する工程と、エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程とを含み、エッチング層を除去する際に、支持基板は、半導体基板および半導体層に対して引張応力を加えていることを特徴とする。
1−1.半導体基板上にエッチング層を介して半導体層を形成する工程
半導体基板は、Siなどの元素半導体基板又はGaAsなどの化合物半導体基板などからなる。半導体基板は、好ましくは、単結晶半導体基板である。この場合、その上に容易にエピタキシャル層を形成することができるからである。
半導体基板上には、エッチング層を介して半導体層を形成する。エッチング層及び半導体層は、好ましくは、エピタキシャル成長させる。リフトオフにより、エピタキシャル成長された半導体層を得ることができるからである。また、エッチング層及び半導体層は、MOCVD法などで形成することができる。
エッチング層は、後工程で除去されて、上層をリフトオフさせるための層である。エッチング層は、好ましくは、AlAs層を含む。この場合、フッ酸系のエッチング液を使用して容易に除去することができ、安定にエッチング・リフトオフすることが可能となるからである。また、エッチング層は、GaInP層を含むものであってもよい。AlAs層のエッチング層ではエピタキシャル成長の問題で、数十nm以下の厚さである必要があったが、エッチング層にGaInP層を用いることによりエッチング層の膜厚の制限を受けなくなり、エッチング層を厚膜化することにより、高速なエッチング・リフトオフが可能となるからである。
半導体層は、GaAs層などからなる。半導体層は、単層であっても多層であってもよい。
また、半導体層上に主面電極を形成する工程をさらに備えてもよい。主面電極は、例えば、金などの導電性材料からなる。主面電極は、好ましくは、櫛形電極である。例えば、本発明の方法で太陽電池を製造する場合、半導体層に光を導く必要があるが、主面電極を櫛形電極とすると、非透光性の材料で主面電極を形成しても、半導体層に光を導くことができる。
1−2.半導体層上にエッチングマスクを形成する工程
エッチングマスクは、半導体層上に形成される。「半導体層上に」には、「他の層又は電極などを介して半導体層上に」という概念が含まれる(なお、このことは、「半導体基板上に」又は「エッチングマスク上に」などについても同様である。)。例えば、半導体層上に主面電極が形成されている場合には、エッチングマスクが主面電極を介して半導体層上に形成される場合も本発明の範囲に含まれる。エッチングマスクは、例えば、石油系樹脂からなり、好ましくは、フェノール系樹脂からなる。また、フェノール系樹脂は、好ましくは、テルペンフェノール樹脂からなる。このような材料でエッチングマスクを形成すると、支持基板からの応力を効果的に半導体層などに伝えることができる。
エッチングマスクは、例えば、石油系樹脂を所定の溶媒(例えば、イソプロピルアルコール、シクロヘキサンなど)に溶解させたものをスピンコート法で基板全面に塗布し、不要な部分を拭き取ることによって、形成することができる。
また、エッチングマスクは、アピエゾンワックスなどの乾燥時に収縮するワックスを用いて形成してもよい。このようなワックスが収縮すると、ワックスは、半導体基板及び半導体層に対して引張応力を加えることになる。そのため、支持基板が与える引張応力と合わさって、強い引張応力が半導体基板及び半導体層に加わり、高速のリフトオフが可能となる。
1−3.エッチングマスク上に支持基板を接着する工程
支持基板は、エッチングマスク上に接着される。「接着」は、溶着を含む。また、支持基板は、好ましくは、エッチングマスク上面の実質的全面に接着される。これは、例えば、穴の空いていない支持基板をエッチングマスク上面に接着することにより、達成される。従来の穴の空いた支持基板(キャリアシート)では、穴部とその他の部分とで半導体層に加わる力が異なり、半導体層を損傷させるという問題があったが、支持基板をエッチングマスク上面の実質的全面に接着すると、支持基板からの応力が半導体層に均一に伝わり、半導体層を損傷させない。
支持基板は、接着剤を用いてエッチングマスク上に接着してもよく、エッチングマスクに熱を加えてエッチングマスク上に溶着してもよい。
支持基板は、好ましくは、半導体基板及び半導体層より熱線膨張係数の大きい材料からなる。この場合、支持基板は、好ましくは、支持基板が熱膨張した状態でエッチングマスク上に接着される。例えば、支持基板は、加熱されたエッチングマスクからの熱により熱膨張した状態でエッチングマスク上に溶着される。接着された状態で温度が下がると、支持基板は、半導体基板及び半導体層より大きく縮むので、支持基板は、半導体基板及び半導体層に対して引張応力を加えることになる。この引張応力は、後のリフトオフ工程において、半導体基板及び半導体層に対して作用し、高速なリフトオフを可能とする。なお、エッチングマスクに熱を加えてエッチングマスク上に溶着する代わりに、支持基板に熱を直接加えて支持基板を膨張させた状態で、支持基板をエッチングマスク上に接着してもよい。この場合でも、熱線膨張係数の差異により、支持基板は、半導体基板及び半導体層に対して引張応力を加えることになる。
支持基板は、さらに好ましくは、線状構造プラスティック(例えば、ポリエチレンテレフタラートなど)からなる。この場合、上記温度低下時の収縮による引張応力が水平方向に発生するので、支持基板は、さらに効果的に、半導体基板及び半導体層に対して引張応力を加えることになる。
支持基板は、サファイアからなってもよい。この場合、熱線膨張係数の差異により支持基板が半導体基板及び半導体層に対して引張応力を加えることはないが、リフトオフ工程において、支持基板の支持方法を工夫することで、支持基板は、半導体基板及び半導体層に対して引張応力を加える。サファイア基板は、ほとんどのエッチャント液に侵されないので、エッチング液の選択の幅を広げることができる。
支持基板は、好ましくは、半導体基板より面積が大きい。この場合、より大面積の支持基板に蓄積された応力がリフトオフされるべき薄膜に伝わることとなり、リフトオフされるべき薄膜にかかる単位面積当りの応力を大きくすることができ、リフトオフすべき薄膜をより大きく湾曲させることができ、より高速にエッチング・リフトオフすることができる。
1−4.エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程
エッチング層の除去は、例えば、エッチング層を溶解すると共に半導体層又は半導体基板を溶解しないエッチング液を用いて行うことができる。具体的には、例えば、エッチング層がAlAs層からなる場合、フッ酸水溶液を用いてエッチング層の除去を行うことができる。また、エッチング層がGaInP層からなる場合、塩酸水溶液を用いてエッチング層の除去を行うことができる。
エッチングの除去は、例えば、半導体層が積層された半導体基板全体をエッチング液の入った容器に浸すことによって行うことができる。このとき、基板を容器の底に向けて、エッチング層の除去と共に基板が容器の底に沈むようにする。また、このとき、好ましくは、支持基板外周部近傍で半導体基板の重量を支持するように配置する。このように配置することで、支持基板に応力が加わり、エッチング層を除去する際に、支持基板は、半導体基板および半導体層に対して引張応力を加えていることとなる。また、半導体基板及び半導体層より熱線膨張係数の大きい材料からなる支持基板を用いた場合のように、支持基板自体に引張応力が内在している場合には、上記方法で半導体層が積層された半導体基板を支持すると、支持基板に内在する引張応力と基板支持方法により生じる引張応力とが合わさって強い引張応力が半導体基板及び半導体層に加わり、高速のリフトオフが可能となる。なお、支持基板自体に引張応力が内在している場合には、上記配置以外の方法で、半導体層が積層された半導体基板を支持するようにしてもよい。例えば、支持基板の裏面全体を真空パッドなどで支持してもよい。
1−5.その他
リフトオフされた半導体層の裏面に裏面電極を形成する工程をさらに備えてもよい。また、リフトオフされた半導体層を別の半導体基板に貼り付ける工程をさらに備えてもよい。この半導体基板の裏面に裏面電極を形成する工程を備えてもよい。また、エッチングマスクを除去して支持基板を取り外す工程をさらに備えてもよい。エッチングマスクの除去は、例えば、炭化水素系の有機溶媒中に浸漬させることにより、行うことができる。支持基板の取り外しは、好ましくは、裏面電極を形成した後、又はリフトオフされた半導体層を別の半導体基板に貼り付けた後に行うことが好ましい。
2.第二の実施形態
本発明の第二の実施形態にかかる半導体装置の製造方法は、半導体基板上にエッチング層を介して半導体層を形成する工程と、半導体層に凸状のメサを形成する工程と、半導体層上及びメサ側面にエッチングマスクを形成する工程と、エッチングマスク上に支持基板を接着する工程と、エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程とを含み、エッチング層を除去する際に、支持基板は、半導体基板および半導体層に対して引張応力を加えていることを特徴とする。
この製造方法により製造することにより、メサ外周部はメサ中心付近と比較しより薄い薄膜で形成されているため、より小さい引張応力においても、メサ外周部のより薄い薄膜に対し大きな反りの力を与えることができ、エッチング初期段階においてリフトオフすべき薄膜を湾曲させることができ、より高速にエッチング・リフトオフすることができる。
第一の実施形態についての説明は、その趣旨に反しない限り、第二の実施形態についても当てはまる。
2−1.半導体基板上にエッチング層を介して半導体層を形成する工程
この工程は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
2−2.半導体層に凸状のメサを形成する工程
凸状のメサは、例えば、半導体層の外周部の半導体層の厚さが半導体層の中心部の厚さよりも薄くなるように、半導体層の外周部をエッチングすることによって形成することができる。半導体層の外周部のエッチングは、例えば、半導体層の中心部を覆うエッチングマスクを用いて行う。
2−3.半導体層上及びメサ側面にエッチングマスクを形成する工程
エッチングマスクは、例えば、石油系樹脂を所定の溶媒(例えば、イソプロピルアルコール、シクロヘキサンなど)に溶解させたものをスピンコート法で基板全面に塗布し、不要な部分を拭き取ることによって、形成することができる。その他の点については、第一の実施形態と同様である。
また、エッチングマスクをマスクとして半導体層をエッチングすることによりエッチング層の主面を露出させる工程をさらに備えてもよい。
このようにして不要な半導体層を除去しておくことにより、エッチングマスク又は半導体層がエッチング開口面を完全に塞ぐことがなく、エッチング・リフトオフを阻害することがない。
2−4.エッチングマスク上に支持基板を接着する工程
2−5.エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程
これらの工程は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
3.第3の実施形態
本発明の第3の実施形態の半導体装置は、上記記載の半導体装置の製造方法により製造される。
上記製造方法によって製造されることにより、より高速に、より大面積の薄膜をリフトオフすることができ、半導体装置の低コスト化・軽量化に寄与することができる。
図1(a)は、エピタキシャルリフトオフ技術を用いて薄膜化した太陽電池セルの断面図を示す。図1(b)は、主面電極4のみを示す平面図である。太陽電池セル1は、半導体基板上にエピタキシャル成長されると共にリフトオフされた多層半導体層3からなり、電気的な接続を得るために太陽光を受光する主面の多層半導体層3上には主面電極4、主面とは反対の面上には裏面電極5が形成されている。主面電極4は、図1(b)に示すように、櫛形の電極である。
次に、図2〜5を用いて、本発明の実施例1に係る太陽電池の製造方法に関して詳細に説明する。
図2において、半絶縁性GaAs基板2上に例えば有機金属気相積層(MOCVD)法等により、膜厚10nmのAlAsエッチング層6、多層半導体層3がエピタキシャル成長される。また、前記多層膜半導体層3は、膜厚1μmのp型GaAs層7、膜厚1μmのn型GaAs層8からなっている。また、従来知られている、フォト工程と蒸着工程を組み合わせで金(Au)からなる主面電極4が多層半導体層3上には主面上にリフトオフ法を用いて形成される。
図3において、多層半導体層3上には主面上の必要な部分に、従来知られているフォト工程によりエッチングマスク(図示せず)を形成し、不必要な多層半導体層3をウェットエッチング法を用いてエッチングし、メサ9を形成する。エッチング液には、例えばクエン酸と過酸化水素水の混合液を用いることができる。
図4において、メサ9を形成した多層半導体層3上に特定の溶媒(例えば鉱油など)に溶解した石油系レジン(商品名:プロテクトリキッド(日化精工株式会社製)等)を例えばスピンコート法で塗布し、必要以外の部分は炭化水素系の溶剤(例えば芳香族炭化水素)で拭き取ることにより、必要な部分のみにエッチングマスク10を形成することができる。続いて、必要な部分のみにエッチングマスク10を形成した半導体基板2を約140℃程度に加熱したホットプレート上に乗せる。エッチングマスク10が十分軟化した後、ポリエチレンテレフタレート製支持基板11をエッチングマスク10上に置く。ポリエチレンテレフタレート製支持基板11が十分にホットプレートの熱が伝わり膨張したのを確認し、ポリエチレンテレフタレート製支持基板11上から一定の圧力をかけエッチングマスク10とポリエチレンテレフタレート製支持基板11を接着する。その後、冷却することにより膨張したポリエチレンテレフタレート製支持基板11は収縮し、支持基板11は、前記半導体基板2および多層半導体層3に対し引張応力を蓄積する。
また、同様の方法で熱可塑性プラスティック材料あるいは半導体基板より熱線膨張係数の大きい材料を使用することにより実現することができる。特に線状構造プラスティックの場合、支持基板の厚さ方向ではなく、平面方向に引張応力を蓄積させることができる。
支持基板11は応力を水平方向に均一に蓄積する必要があるため、水平方向に均一な材料を用いる必要があり、それを多層半導体層3に伝播する必要からエッチングマスク10上には支持基板11が存在することが必要である。この時支持基板の厚さは、引張応力の蓄積により支持基板が折れるのを防止する必要があるため、2−30μm以上の厚さであることが望ましい。
図5において、ポリエチレンテレフタレート製支持基板11と接着した半導体基板2をフッ酸(HF)水溶液12の中に浸漬する。また、ポリエチレンテレフタレート製支持基板11外周部で半導体基板2の重量を支持できるように設置する。このとき、支持基板とフッ酸水溶液の入った容器との接点で、支持基板を固定している。支持基板11は半導体基板2の重量をその外周部のみで支持しているため、さらに引張応力を蓄積させることができる。このとき、フッ酸水溶液12はエッチングマスク10に被覆されていないAlAsエッチング層6をエッチングする。さらにメサ9側面にエッチングにより剥き出したエッチングマスク10の被覆した多層半導体膜3下のAlAsエッチング層でも反応が始まる。多層半導体層3はエッチングマスク10を介し、支持基板11より引張応力の作用を受け、AlAsエッチング層がエッチングされ多層半導体層3に反りが生じる。多層半導体層3が反り湾曲することにより、反応により発生した気泡が、フッ酸水溶液12を介し外部に放出されると共に新鮮なフッ酸水溶液12が剥き出しになったAlAsエッチング層6の外周部に供給されやすくなる。この結果、より高速に大面積の多層半導体層3の薄膜がリフトオフされる。
エッチングが終了すると共に、半導体基板2は、重力により、フッ酸水溶液12の底に落ちる。エッチングが終了した後に、多層半導体層3の裏面に蒸着法により、金(Au)からなる裏面電極5を形成し、炭化水素系の有機溶剤(例えば芳香族炭化水素)に浸漬することにより、エッチングマスク10を溶解させることにより支持基板11と多層半導体膜3を分離し、図1に示すエピタキシャルリフトオフ技術を用いて薄膜化した太陽電池セルが得られる。この太陽電池セルは、例えば、宇宙用太陽電池(人工衛星搭載用)に用いられる。
エピタキシャルリフトオフ技術を用いて薄膜化した太陽電池セルの断面図を図6に示す。太陽電池セル21は、半導体基板上にエピタキシャル成長されると共にリフトオフされた多層半導体層23からなり、電気的な接続を得るために太陽光を受光する主面の多層半導体層23上には主面電極24、主面とは反対の面上には裏面電極25が形成されている。主面電極24の形状は、実施例1と同様に櫛形である。本実施例の太陽電池セル21の断面には、第一のメサ29aと第二のメサ29bが存在し、凸状の形状を有している。
次に、図7〜10を用い、本発明の一実施例の詳細な製造方法に関して説明する。
図7において、半絶縁性GaAs基板22上に例えば有機金属気相積層(MOCVD)法等により、膜厚100nmのGaInPエッチング層26、多層半導体層23がエピタキシャル成長される。また、前記多層膜半導体層23は、膜厚1μmのp型GaAs層27、膜厚1μmのn型GaAs層28からなっている。また、従来知られている、フォト工程と蒸着工程を組み合わせで金(Au)からなる主面電極24が多層半導体層23上には主面上にリフトオフ法を用いて形成される。
図8において、多層半導体層23上には主面上の必要な部分に、従来知られているフォト工程により第一のエッチングマスク(図示せず)を形成し、不必要な多層半導体層23中のp型GaAs層27中までをウェットエッチング法を用いてエッチングし、第一メサ29aを形成する。例えばエッチング液はアンモニア水(NH4OH)と過酸化水素水(H22)の水溶液を用いることができる。
図9において、第一メサ29aを形成した多層半導体層23上に特定の溶媒(例えばイソプロピルアルコール、シクロヘキサンなど)に溶解したテルペンフェノール樹脂(商品名:スカイリキッド(日化精工株式会社製)等)を塗布し、必要以外の部分は炭化水素系の溶剤(例えば脂肪族/脂環式炭化水素、グリコールエーテール)で拭き取ることにより、必要な部分のみにエッチングマスク30を形成することができる。続いて、アンモニア水(NH4OH)と過酸化水素水(H22)の水溶液を用い、GaInPエッチング層26が露出するまでエッチングし第二のメサ29bを形成する。エッチングマスク30を形成した半導体基板22を約140℃程度に加熱したホットプレート上に乗せる。エッチングマスク30が十分軟化した後、サファイア製支持基板31をエッチングマスク30上に置き、サファイア製支持基板31上から一定の圧力をかけ、エッチングマスク30とサファイア製支持基板31を接着する。
図10において、サファイア製支持基板31と接着した半導体基板22を塩酸(HCl)水溶液32の中に浸漬する。また、サファイア製支持基板31外周部で半導体基板22の重量を支持できるように設置する。
サファイア支持基板31は半導体基板22の重量をその外周部のみで支持しているため、反らせることができる。この時サファイア基板の厚さは100μm以下であることが好ましい。サファイア支持基板31の厚さが100μm以下であれば、半導体基板22の重量のみで十分にサファイア支持基板31を反らせることができる。
この時塩酸水溶液32は、エッチングマスク30に被覆されていない、GaInPエッチング層26をエッチングする。さらに第二のメサ29b側面にエッチングにより剥き出したエッチングマスク30の被覆した多層半導体膜23下のGaInPエッチング層26でも反応が始まる。多層半導体層23はエッチングマスク30を介し、支持基板31の反りの作用を受け、GaInPエッチング層26がエッチングされ多層半導体層23に反り湾曲が生じる。多層半導体層23が反ることにより、反応により発生した気泡が、塩酸水溶液32を介し外部に放出されると共に新鮮な塩酸水溶液32が剥き出しになったGaInPエッチング層26の外周部に供給されやすくなる。特に多層半導体層23の外周部は、その中心部よりも厚さが薄いので、多層半導体層23の外周部には、容易に反りが生じることとなり、特にエピタキシャルリフトオフによるエッチング初期段階において、より高速にGaInPエッチング層26がエッチングされる。エッチングの初期段階において、より大きく多層半導体層23を反らすことが可能なため、初期段階から反りの絶対量が大きいので、気泡の離脱・エッチング液の循環がより良いためにより高速に多層半導体層23をリフトオフすることが可能となる。
エッチングが終了すると共に、半導体基板22は、重力により、塩酸水溶液32の底に落ちる。エッチングが終了した後に、多層半導体層23の裏面に蒸着法により、金(Au)からなる裏面電極25を形成し、炭化水素系の有機溶剤(例えば脂肪族/脂環式炭化水素、グリコールエーテール)に浸漬することにより、エッチングマスク30を溶解させることにより支持基板31と多層半導体膜23を分離し、図6に示すエピタキシャルリフトオフ技術を用いて薄膜化した太陽電池セルが得られる。
(a)本発明の実施例1に係る半導体装置の構造を示す断面図である。(b)主面電極を示す平面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 従来の半導体装置の製造工程を示す断面図である。
符号の説明
1,11 太陽電池セル、2,22半導体基板、3,23多層半導体層、4,24 主面電極、5,25 裏面電極、6,26 エッチング層、7,27 p型GaAs層、8,28 n型GaAs層、9,29a,29b メサ部、10,30 エッチングマスク、11,31 支持基板、12,32 エッチング液

Claims (14)

  1. 半導体基板上にエッチング層を介して半導体層を形成する工程と、半導体層上にエッチングマスクを形成する工程と、エッチングマスク上に支持基板を接着する工程と、エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程とを含み、エッチング層を除去する際に、支持基板は、半導体基板および半導体層に対して引張応力を加えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板上にエッチング層を介して半導体層を形成する工程と、半導体層に凸状のメサを形成する工程と、半導体層上及びメサ側面にエッチングマスクを形成する工程と、エッチングマスク上に支持基板を接着する工程と、エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程とを含み、エッチング層を除去する際に、支持基板は、半導体基板および半導体層に対して引張応力を加えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 支持基板は、エッチングマスク上面の実質的全面に接着される請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 支持基板は、半導体基板及び半導体層より熱線膨張係数の大きい材料からなり、支持基板は、支持基板が熱膨張した状態でエッチングマスク上に接着されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 支持基板は、線状構造プラスティックからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 支持基板は半導体基板より面積が大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  7. エッチング層を除去することにより半導体層をリフトオフする工程では、支持基板外周部近傍で半導体基板の重量を支持するように配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  8. エッチングマスクをマスクとして半導体層をエッチングすることによりエッチング層の主面を露出させる工程をさらに備える請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  9. エッチング層は、AlAs層を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  10. エッチング層は、GaInP層を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  11. エッチングマスクはフェノール系樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  12. フェノール系樹脂は、テルペンフェノール樹脂からなることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 支持基板はサファイアからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 請求項1乃至13の何れか1つに記載の半導体装置の製造方法により製造された半導体装置。
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