JP2006030355A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yukinori Senju
幸徳 千住
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Abstract

【課題】画像形成装置において、簡単な構成によりトナー濃度を高精度に制御できるようにすることを目的とする。
【解決手段】中間調の濃度レベルを含む濃度パターンを形成するパターン形成手段1と、形成された濃度パターンを検知するパターン検知手段2と、パターン検知手段2の検知結果より最適なべた濃度が得られるプロセス条件を推定するプロセス条件推定手段3と、推定されたプロセス条件にて再度濃度パターン形成手段1により形成した濃度パターンをパターン検知手段2により検出し、検出した濃度情報より画像データを補正する画像データ補正手段4と、を有する構成とを有する構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式により画像形成を行うレーザプリンタ等の画像形成装置に関し、特に画像形成装置におけるトナー濃度の制御に適用して有効な技術に関するものである。
レーザプリンタ等の電子写真方式を用いたカラー画像形成装置では、現像色に応じて設けられた感光体の表面を帯電手段によって一様に帯電し、そこにコントローラで生成された画像データに応じた光照射を露光手段によって行い、各色に対応した静電潜像している。そして、静電潜像を現像手段によって顕像化することによって各色のトナー像がそれぞれの感光体上に形成される。現像されたトナー像は各感光体から中間転写体に重畳転写されてカラー画像が形成された後、搬送された用紙に転写ローラによって一括転写される。
このような画像形成装置では、中間転写体上に各色の濃度パッチ画像を形成し、各画像の反射光強度を濃度検知センサで読み取っている。読み取られたデータは、画像形成条件を制御するCPUで処理されてプロセス形成条件にフィードバックされ、これにより画像濃度の安定化が図られている。
この濃度検知センサは、発光素子として近赤外光のLEDが、受光素子としてフォトダイオードが用いられており、トナー像の載った中間転写体上の正反射光の反射光強度を検出するものである。そして、反射光強度の信号と、あらかじめ決められた検出レベルとの差異により画像濃度を制御している。
すなわち、画像濃度制御では、まず、べた画像のパッチ画像を形成し、その検知レベルに基づき現像バイアス等のプロセス形成条件を調整することで、各色の最大濃度を一定に保つようにしている。次に、ハーフトーン画像の複数のパッチ画像を形成し、その検知結果から画像信号に対して所望の濃度が出るように、コントローラにより画像データを変換する。
なお、このような画像濃度制御については、例えば(特許文献1)に記載がある。
特開2001−100481号公報
しかしながら、正反射光を検知するタイプの濃度検知センサでは、次のような問題がある。
つまり、正反射光を検知する濃度検知センサは、下地面(中間転写体)の法線に対して照射角αと対称となる方向に反射される光を検知する。この反射光量は、下地の屈折率と表面状態により決まる反射率に依存し、光沢と呼ばれる。そして、光沢は下地にトナーが存在しない場合に最大となる。すなわち、濃度パッチのトナー量と反射光量とは、図7に示すようにトナー量の増加につれて反射光量が小さくなる関係にある。したがって、べた画像を検知した場合、トナー量の変化に対するセンサ出力の変化の幅が小さくなってしまい、十分な検知精度が得られなくなる、というものである。
濃度検知センサの感度切替を行うことにより検出精度の改善を行うこともできるが、センサ回路のコストアップにつながるので望ましくない。
そこで、本発明は、簡単な構成によりトナー濃度を高精度に制御することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、中間調の濃度レベルを含む濃度パターンを形成するパターン形成手段と、形成された前記濃度パターンを検知するパターン検知手段と、前記パターン検知手段の検知結果より最適なべた濃度が得られるプロセス条件を推定するプロセス条件推定手段と、推定されたプロセス条件にて再度前記濃度パターン形成手段により形成した濃度パターンを前記パターン検知手段により検出し、検出した濃度情報より画像データを補正する画像データ補正手段と、を有する構成としたものである。
本発明の好ましい形態において、前記画像データ補正手段は、γ特性を打ち消して入出力特性をリニアにする。
本発明によれば、中間調の濃度レベルを含む検出値をもとにべた濃度が得られるプロセス条件を推定しているので、簡単な構成によりトナー濃度を高精度に制御することが可能になるという有効な効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、中間調の濃度レベルを含む濃度パターンを形成するパターン形成手段と、形成された濃度パターンを検知するパターン検知手段と、パターン検知手段の検知結果より最適なべた濃度が得られるプロセス条件を推定するプロセス条件推定手段と、推定されたプロセス条件にて再度濃度パターン形成手段により形成した濃度パターンをパターン検知手段により検出し、検出した濃度情報より画像データを補正する画像データ補正手段と、を有することを特徴とする画像形成装置であり、中間調の濃度レベルを含む検出値をもとにべた濃度が得られるプロセス条件を推定しているので、簡単な構成によりトナー濃度を高精度に制御することが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、画像データ補正手段は、γ特性を打ち消して入出力特性をリニアにする画像形成装置であり、簡単な構成によりトナー濃度を高精度に制御することが可能になるという作用を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における画像形成装置を示す概略図、図2は図1の画像形成装置に用いられた濃度検知センサを示す説明図、図3は図1の画像形成装置における画像濃度制御部の構成を示すブロック図、図4は図3の画像濃度制御部におけるパターン検知手段の構成を示すブロック図、図5は図4のパターン検知手段におけるCPUのLUTのデータ構成を示す図、図6は本発明の実施の形態1における画像データ補正の処理を示すフローチャートである。
図1において、本実施の形態の画像形成装置は、像担持体としての感光体ドラム(感光体)5,6,7,8が現像色に対応して設けられている。その回りには、感光体ドラム5
〜8の表面を一様に帯電させる帯電手段9,10,11,12、静電潜像を顕像化する現像手段15,16,17,18が配置されている。また、このような画像形成装置は、画像情報に応じた光を各々の感光体ドラム5〜8に照射する走査光学系の露光手段14、露光手段が照射する画像データを生成するコントローラ13、感光体ドラム5〜8に形成されたトナー像が重畳転写されてカラーのトナー像が形成される無端ベルト状の中間転写体19、中間転写体19に形成されたカラートナー像を用紙に一括転写する転写ローラ20、中間転写体19上に形成された各色の濃度パッチ画像の濃度を検知する濃度検知センサ21、濃度検知センサ21で読み取られたデータに基づいて画像形成条件を制御するCPU22を有している。
以上のような構成の画像形成装置では、まず帯電手段12および露光手段14等を用いた公知の電子写真プロセス手段により感光体ドラム8上に画像情報であるブラック成分色の潜像が形成される。その後、現像手段18でブラックトナーを有する現像材によりブラックトナー像として可視像化され、中間転写体19にブラックトナー像が転写される。
一方、ブラックトナー像が中間転写体19に転写されている間に、感光体ドラム7上にシアン成分色の潜像が形成され、現像手段17でシアントナーによるシアントナー像が可視像化されて、これが先に中間転写体19上に転写されたブラックトナー像と重ね合わされる。
以下、マゼンタトナー像、イエロートナー像についても同様にして画像形成が行われ、中間転写体19上に4色のトナー像の重ね合わせが終了すると、給紙カセット(図示せず)から給紙された用紙P上に転写ローラ20によって4色のトナー像が一括転写される。その後、定着手段(図示せず)でトナー像が用紙Pに加熱定着され、用紙P上にフルカラー画像が得られる。
このような画像形成装置において、中間転写体19上に各色の濃度パッチ画像を形成し、各画像の反射光強度が濃度検知センサ21で読み取られる。読み取られたデータはCPU22で処理されてプロセス形成条件にフィードバックされ、これにより画像濃度の安定化が図られる。
この濃度検知センサ21は、図2に示すように、発光素子23として近赤外光のLEDが、受光素子24としてフォトダイオードが用いられている。そして、CPU22では、トナー像の載った中間転写体19上の正反射光の反射光強度と、あらかじめ決められた検出レベルとの差異により画像濃度を制御している。
ここで、画像形成装置に設けられた画像濃度制御部は、図3に示すように、中間調の濃度レベルを含む濃度パターンを形成するパターン形成手段1と、形成された濃度パターンを検知するパターン検知手段2と、パターン検知手段2の検知結果より最適なべた濃度が得られるプロセス条件を推定するプロセス条件推定手段3と、推定されたプロセス条件にて再度濃度パターン形成手段1により形成した濃度パターンをパターン検知手段2により検出し、検出した濃度情報より画像データを補正する画像データ補正手段4により構成されている。
パターン形成手段1は、本実施の形態では、画像信号は8ビットであるので00(h)〜FF(h)(hは16進数を示す)の256レベルの画像信号が発生可能であり、FF(h)が100%のべた画像となる。そして、高濃度部での濃度検知センサ21の検出精度が低いため、中間のレベルとして、60%となる99(h)の濃度パターンを出力する。この濃度パターンをプロセス条件(本実施の形態では現像バイアス)を変えて中間転写体19上に印字する。具体的には、範囲内で濃度の最適値が得られる現像バイアスAと現
像バイアスB(A<B)で、それぞれ濃度パターンを印字する。なお、現像バイアス値Aおよび現像バイアス値Bは、環境および経時変化に対応して決められたLUT(ルック・アップ・テーブル)として、CPU22に内蔵されたROMにあらかじめ書き込まれている。
次に、パターン検知手段2は、図4に示すように、前述した濃度検知センサ21とCPU22とで構成されている。濃度検知センサ21は、LEDなどの発光素子23と、フォトダイオードなどの受光素子24からなる。そして、発光素子23による照射光は、中間転写体19に対して例えば20度の角度で入射してその表面で反射される。なお、この入射角は20度以外の角度であっても良い。受光素子24は反射光の照射光と同じ角度で反射された反射光を検知する位置に設けられている。中間転写体19上に形成された濃度パターンが濃度検知センサ21の位置に到達するとこのようにして濃度が検知される。そして、濃度検知センサ21の出力信号はCPU22のA/D変換用の専用ポートに入力され、CPU22に内蔵されたA/D変換回路でデジタル値に変換される。
プロセス条件推定手段3は、CPU22のLUTで構成される。すなわち、CPU22に内蔵されたROMには、あらかじめ環境および経時変化に対応して決められた現像バイアスAと現像バイアスBで印字された濃度パターンのセンサ出力値と、現像バイアスAと現像バイアスBとの間で100%のべた画像における最適な濃度が得られるバイアス値が書き込まれている。そして、CPU22は現像バイアスA、現像バイアスBで検知した濃度パターンの検出値によってLUTを参照し、最適なべた濃度を印字する現像バイアスを求める。
図5にLUTのデータ例を示す。本実施の形態では、現像バイアスAを500V、現像バイアスBを800Vとして設定している。
図6に画像データ補正手段4での処理フローを示す。画像データ補正手段4では、電子写真特有の非線形な入出力特性(γ特性)によって、出力濃度がずれて自然な画像が形成できないことを防止するため、コントローラ13によってγ特性を打ち消して入出力特性をリニアに保つような画像処理(γ補正)を行う。
すなわち、プロセス条件推定手段4によって求められた現像バイアスで、パターン形成手段1によって10%、20%、40%、60%、80%の濃度パッチが形成される(ステップS1)。中間転写体19上に形成されたこれらの濃度パッチが濃度検知センサ21の位置に到達すると濃度検知センサ21により濃度が検知され、このセンサ出力値がCPU22のA/D変換用の専用ポートに取り込まれる(ステップS2)。そして、CPU22に内蔵されたA/D変換回路でデジタル値に変換される。
次に、CPU22よりコントローラ13に濃度検知センサ21のデータが入力され、ここで入力されたデータが濃度値に変換され(ステップS3)、入力画像信号と濃度の関係をリニアにするための濃度補正テーブル(γテーブル)が作成される(ステップS4)。
そして、入力画像データが作成されたγテーブルよりγ補正され出力される(ステップS5)。
このように、本実施の形態の画像形成装置によれば、中間調の濃度レベルを含む検出値をもとにべた濃度が得られるプロセス条件を推定しているので、簡単な構成によりトナー濃度を高精度に制御することが可能になる。
本発明は、カラー画像形成装置のみではなく、モノクロ画像を形成する画像形成装置にも適用することが可能である。
本発明の実施の形態1における画像形成装置を示す概略図 図1の画像形成装置に用いられた濃度検知センサを示す説明図 図1の画像形成装置における画像濃度制御部の構成を示すブロック図 図3の画像濃度制御部におけるパターン検知手段の構成を示すブロック図 図4のパターン検知手段におけるCPUのLUTのデータ構成を示す図 本実施の形態における画像データ補正の処理を示すフローチャート 画像形成装置における正反射光量とトナー量との関係を示すグラフ
符号の説明
1 パターン形成手段
2 パターン検知手段
3 プロセス条件推定手段
4 画像データ補正手段
5、6、7、8 感光体(感光体ドラム)
9、10、11、12 帯電手段
13 コントローラ
14 露光手段
15、16、17、18 現像手段
19 中間転写体
20 転写ローラ
21 濃度検知センサ
22 CPU
23 発光素子
24 受光素子

Claims (2)

  1. 中間調の濃度レベルを含む濃度パターンを形成するパターン形成手段と、
    形成された前記濃度パターンを検知するパターン検知手段と、
    前記パターン検知手段の検知結果より最適なべた濃度が得られるプロセス条件を推定するプロセス条件推定手段と、
    推定されたプロセス条件にて再度前記濃度パターン形成手段により形成した濃度パターンを前記パターン検知手段により検出し、検出した濃度情報より画像データを補正する画像データ補正手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像データ補正手段は、γ特性を打ち消して入出力特性をリニアにすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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