JP2006030353A - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006030353A JP2006030353A JP2004205639A JP2004205639A JP2006030353A JP 2006030353 A JP2006030353 A JP 2006030353A JP 2004205639 A JP2004205639 A JP 2004205639A JP 2004205639 A JP2004205639 A JP 2004205639A JP 2006030353 A JP2006030353 A JP 2006030353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- osd
- image
- moving
- moving image
- resolution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
【課題】画質劣化なくOSD信号を表示させる画像表示装置を提供する。
【解決手段】異なる解像度の動画像及び非動画像を合成して表示する画像表示装置において、前記動画像の解像度を変換する動画像変換手段と、前記非動画像の解像度を変換する非動画像変換手段と、前記非動画像のかわりに非動画を生成する領域外非動画像生成手段と、前記非動画像と前記領域外非動画像生成手段との出力を切り替える切り替え手段と、前記動画像変換手段の出力と前記出力切り替え手段との出力を合成する合成手段とを備えたもので、生成されたOSDデータ以外の領域を領域外OSDにて表示させることにより、画質劣化のないOSDを、違和感なく表示させることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】異なる解像度の動画像及び非動画像を合成して表示する画像表示装置において、前記動画像の解像度を変換する動画像変換手段と、前記非動画像の解像度を変換する非動画像変換手段と、前記非動画像のかわりに非動画を生成する領域外非動画像生成手段と、前記非動画像と前記領域外非動画像生成手段との出力を切り替える切り替え手段と、前記動画像変換手段の出力と前記出力切り替え手段との出力を合成する合成手段とを備えたもので、生成されたOSDデータ以外の領域を領域外OSDにて表示させることにより、画質劣化のないOSDを、違和感なく表示させることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、動画像及び非動画像を表示する画像表示装置において、異なる解像度の動画像及び非動画像を合成し、固定解像度で表示する画像表示装置に関するものである。
BSデジタルテレビ放送や、地上波デジタルテレビ放送などのデジタルテレビ放送が、近年急速に普及しつつあるが、デジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビ放送受信機や、セットトップボックスなどでは、データ放送などにおいて、動画像と、静止画や、文字や図形、字幕などの非動画像(以下グラフィックという)とを合成して表示することがなされている。また、受信機の利便性を高めるものとして、EPG(Electronic Program Guide)などの番組情報もグラフィックとして表示される受信機も普及してきている。
一方、表示デバイスが多様化するにつれて、標準以外の画素数を求められることも多くなってきた。特に、表示デバイスとしてドットマトリクス形式で表示を行う、液晶ディスプレイや、プラズマディスプレイなどでは、固定解像度に変換して表示させる必要があるが、コンピュータ用ディスプレイとの親和性も加味した解像度が採用されることが多い。アスペクト比も考慮した例をあげると、「WXGA(ワイドXGA)用ディスプレイとして、アスペクト比が16:9の場合」には、「水平 1366画素、垂直 768画素」、「水平 1280画素、垂直 720画素」、また「アスペクト比が15:9のディスプレイとして」「水平 1280画素、垂直 768画素」などの解像度のパネルがあり、今後も各種の解像度を持つディスプレイが採用される可能性がある。
このようなディスプレイに対して、入力する動画像フォーマット、グラフィックフォーマットが異なっていると所望の解像度に変換する必要があるが、従来は動画像フォーマットに合わせて動画像及びグラフィック用非動画像の合成を行った上で、所望の解像度への変換を行っていた。この際に、グラフィック用非動画像は、OSD(On Screen Display)として生成された後に、動画像との合成を行っている。
一方、以下の(特許文献1)にあるように、OSD用信号は、エッジが急峻な画像であり、解像度変換などを施すとぼけてしまうという問題があり、(特許文献1)においては、合成手段の前に解像度変換(以降、スケーリングという)手段を持つことで放送事業者やユーザが合成によって発生する画質劣化を最小限に抑えることが出来る表示装置が提供されている。
図4は従来の画像表示装置の構成図である。(特許文献1)を参照すれば、図4において、動画信号、グラフィック(OSD)信号は、スケーリングが必要と判断されれば、それぞれ、動画像変換手段、OSD変換手段において、所望のスケーリングを行った後に合成手段によってα値で指定された比率で合成され出力される。また、OSDの画質を優先する場合には、OSDスケーリングを行わずに出力することが可能である構成となっている。しかしながら、前述したように各種の固定解像度が機器ごとの表示ディスプレイに存在する場合には、画質劣化をおさえるためには、それぞれの固定解像度と同じサイズのOSDを生成するする必要があり、生成用の制御ソフトを個別に作るなど受信機のコスト負担がかかる構成となっている。
特開2003−338991号公報
前述のように、動画像とOSD画像を画質劣化なく所望の解像度に変換して出力する場合に、所望の解像度に変換した後に合成する手段を用いても、解像度と同じサイズのOSDを表示ディスプレイ毎に解像度の異なる各機器毎に生成する必要があるという問題があった。また、解像度変換を施さずに中央位置にOSD信号を表示させると、OSDが表示されない領域に動画像のみが常に表示されることになり、OSD画面などのデザインが制約され、ユーザにとっても見づらい画面となる可能性がある。
異なる解像度の動画像及び非動画像を合成し、固定解像度に変換して表示する画像表示装置において、生成されたOSD信号と、表示される解像度が異なる場合に、生成OSD画像以外の領域を表示するための領域外OSD生成行うことが可能となることを最も主要な特徴とする。
本発明によって、OSD画像を画質劣化させず、かつ違和感なく表示させる画像表示装置の実現に効果がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す、画像表示装置の構成原理図である。1は動画変換手段であり、動画像を機器の動作モードや、接続ディスプレイの解像度などによって、所望の解像度に変換(スケーリング)する。2は、OSD変換手段であり、静止画、字幕、図形、ユーザI/F用の画像などの非動画像に変換し、必要であれば所望のスケーリングも行う。3は領域外OSD生成手段であり、2で表示用に生成された範囲以外のOSD表示領域用の非動画像を生成する。
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す、画像表示装置の構成原理図である。1は動画変換手段であり、動画像を機器の動作モードや、接続ディスプレイの解像度などによって、所望の解像度に変換(スケーリング)する。2は、OSD変換手段であり、静止画、字幕、図形、ユーザI/F用の画像などの非動画像に変換し、必要であれば所望のスケーリングも行う。3は領域外OSD生成手段であり、2で表示用に生成された範囲以外のOSD表示領域用の非動画像を生成する。
4は、前記OSD変換手段及び、領域外OSD生成手段の出力をOSD映像選択制御信号の出力によって切り替えるOSD信号の切り替え手段である。合成手段5は、動画像とOSDをα値などの所望の割合で合成して出力する機能を持つ。
以下、画像表示装置の詳細を説明する。本発明の第1の実施の形態の画像表示装置は、以下に示すようなデジタルテレビ放送を受信するデジタル放送受信機の映像処理部に適用される。
図3は、デジタル放送受信機の概略の構成図である。デジタル放送の電波をアンテナ(図示せず)で受信されたRF信号は、チューナ100において選局され、デジタル復調処理を行った後、トランスポートストリーム(以下TSという)として、TSデコーダ200に与えられる。TSデコーダ200は、指定されたPID(Program ID)を持つトランスポートストリーム信号を選択し、映像、音声のビットストリーム信号を抽出して出力し、MPEG(Motion Picture Experts Group)デコード部300に与えられる。
MPEGデコード部300では、MPEG形式で圧縮された映像および音声の復号化を行った後、音声信号は、付加音声(効果音)などがあれば、合成され出力される。映像信号は、MPEGデコード部300によって復号化され、メモリ500上に格納されたIピクチャ、Pピクチャ等の参照用画像を利用しながら画面毎のMPEGデコード処理を行い、メモリ500内の表示用メモリ領域に格納される。表示用メモリ領域に格納されたデジタル放送受信映像は、画面上の指定された範囲または所望の解像度へのスケーリング処理を映像処理部400内の動画変換手段にて実施される。
OSD用画面データは、システム制御部600によって生成されメモリ500に格納される。OSD用画面データは、映像処理部400内のOSD変換部でIndexデータからα値を含むカラーデータに変換され、合成手段において合成され映像出力される。ここでは、OSD用画面データをIndexデータとしたが、メモリ500上にα値を含むカラーデータとして、展開してもよい。また、OSD生成機能以外にも、システム制御部600はプログラムを格納したROM700、及びメモリ500を使用して、各ブロックを適切に制御する役目を持つ。例えば、受信している放送チャンネルの選択等がある。
以下、図2は、本発明の実施の形態における解像度変換の一例を示すものである。ここでは、一例として入力動画像が、750Pフォーマット(有効画素が水平1280画素、垂直720画素)であり、表示解像度が水平1366画素、垂直768画素である場合の処理を示している。動画像は図に示すようにスケーリング処理によって、水平は1280画素を1366画素に変換し、垂直は720画素を768画素に変換する。
一方、OSD信号は、水平1280画素、垂直720画素で、システム制御部によって生成された後、垂直方向は、720画素領域の外側となる部分、つまり
768−720=48ラインと、水平方向は、1280画素領域の外側となる部分の、
1366−1280=86画素
の領域に関しては、図1に示すように、領域外OSD生成手段によって生成されるOSD信号によって表示される。この際、領域外OSD生成手段から生成されるOSD信号は、システム制御部によって生成されたOSD信号の一番外側(端点画像)の繰り返し画像、あるいはシステム制御部によって指定された一つのカラーデータなどを使用する。
768−720=48ラインと、水平方向は、1280画素領域の外側となる部分の、
1366−1280=86画素
の領域に関しては、図1に示すように、領域外OSD生成手段によって生成されるOSD信号によって表示される。この際、領域外OSD生成手段から生成されるOSD信号は、システム制御部によって生成されたOSD信号の一番外側(端点画像)の繰り返し画像、あるいはシステム制御部によって指定された一つのカラーデータなどを使用する。
図1に示すOSD映像選択制御信号は、OSD用画面データと領域外OSDとを切り替えるために生成されるタイミング信号であるが、映像信号の水平、垂直同期信号を元に簡便に作成可能であるので、ここでは特に説明しない。
端点画像を使用した繰り返し信号、指定されたカラーデータを使用して領域外OSDを表示することにより、単一色のOSD信号が周囲に付加された状態となり、違和感のないOSD信号を表示することが可能となる。また、本来のOSD信号は解像度変換を施さずに表示されているので、画質劣化することなく表示することが可能である。生成すべきOSD信号の解像度としては、使用する機器において、もっとも小さい解像度用にしておくことで他の全ての解像度を持つディスプレイに適用可能である、本発明においては生成すべきOSD信号の解像度を限定でするものではない。
本発明の画像表示装置は、生成されたOSD信号と、表示される解像度が異なる場合に、生成OSD画像以外の領域用の領域外OSD生成手段を持つことで、OSD画像を画質劣化させず、かつ違和感なく表示させる画像表示装置の実現が可能となる。
1 動画変換手段
2 OSD変換手段
3 領域外OSD生成手段
4 OSD選択手段
5 合成手段
100 チューナ
200 TSデコーダ
300 MPEGデコーダ
400 画像表示処理部
500 メモリ
600 システム制御部(CPU)
700 ROM
2 OSD変換手段
3 領域外OSD生成手段
4 OSD選択手段
5 合成手段
100 チューナ
200 TSデコーダ
300 MPEGデコーダ
400 画像表示処理部
500 メモリ
600 システム制御部(CPU)
700 ROM
Claims (3)
- 異なる解像度の動画像及び非動画像を合成して表示する画像表示装置において、前記動画像の解像度を変換する動画像変換手段と、前記非動画像の解像度を変換する非動画像変換手段と、前記非動画像のかわりに非動画を生成する領域外非動画像生成手段と、前記非動画像と前記領域外非動画像生成手段との出力を切り替える切り替え手段と、前記動画像変換手段の出力と前記出力切り替え手段との出力を合成する合成手段とを備える画像表示装置。
- 領域外非動画像生成手段における生成画像が非動画像信号の端点画像であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 領域外非動画像生成手段における生成画像が指定された一つの色信号であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004205639A JP2006030353A (ja) | 2004-07-13 | 2004-07-13 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004205639A JP2006030353A (ja) | 2004-07-13 | 2004-07-13 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006030353A true JP2006030353A (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=35896821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004205639A Pending JP2006030353A (ja) | 2004-07-13 | 2004-07-13 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006030353A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2285123A3 (en) * | 2009-08-06 | 2015-09-09 | Panasonic Corporation | Video processing apparatus |
-
2004
- 2004-07-13 JP JP2004205639A patent/JP2006030353A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2285123A3 (en) * | 2009-08-06 | 2015-09-09 | Panasonic Corporation | Video processing apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5124618B2 (ja) | Tvの副画面処理方法 | |
JP2005217971A (ja) | オンスクリーン重畳装置 | |
JP2010130544A (ja) | 画像処理装置、受信装置および表示装置 | |
JP2007282082A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP2007279220A (ja) | 画像表示装置 | |
JP6045405B2 (ja) | 映像処理装置、表示装置、テレビジョン受信機及び映像処理方法 | |
JP2008085614A (ja) | デジタルテレビジョン受信機及びデジタルテレビジョン受信システム | |
JP2005033741A (ja) | テレビジョン用文字情報表示装置およびテレビジョン用文字情報表示方法 | |
US20100251294A1 (en) | Moving image processor and moving image processing method | |
JP2011182008A (ja) | 字幕合成装置 | |
JP3800505B2 (ja) | 映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム | |
JP2005328150A (ja) | 放送受信装置及び放送受信方法 | |
JP4298076B2 (ja) | 受信装置及び受信方法 | |
JP2006030353A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2011048040A (ja) | 映像信号処理装置、映像信号処理方法およびプログラム | |
JP4454645B2 (ja) | ディジタル放送受信機 | |
JP4570634B2 (ja) | ディジタル放送受信機 | |
JP2009116421A (ja) | 映像再生装置 | |
JP2011040974A (ja) | 表示制御装置及びその制御方法 | |
JP2010273051A (ja) | 映像処理装置、映像表示装置及び映像処理方法 | |
JP5743540B2 (ja) | 映像処理装置及びその制御方法 | |
JP4960433B2 (ja) | 画像処理装置、受信装置および表示装置 | |
JP4551711B2 (ja) | コンピュータシステム | |
JP2009098304A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2004349949A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム |