JP2009098304A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクタ形式データについても高精細化した状態で表示できるようにする。
【解決手段】本発明は、所定の画像解像度を有する映像データD3に対して表示ディスプレイ7の表示解像度に合わせた解像度変換処理を行うことによりアップコンバート映像データD9を生成し、非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクトルフォントデータD7を構成している座標値に対して解像度変換処理に合わせた座標補間処理を施すことにより座標補間ベクトルフォントデータUVD2を生成し、座標補間ベクトルフォントデータUVD2に対して解像度変換処理を行うことによりベクタ形式のフォント部分グラフィックG4を生成し、アップコンバート映像データD9とフォント部分グラフィックG4とを合成してデータ放送付き番組映像データDB2を生成するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関し、例えばテレビジョン受信機等のディスプレイ装置に適用して好適なものである。
近年、地上波ディジタルテレビ放送を受信可能なテレビジョン受信機では、番組の動画像と、データ放送における静止画像、文字、図形、字幕あるいはメニュー画面等の非動画像(以下、これをグラフィックと呼ぶ)とを合成して表示することが一般的に行われている。
一方、表示デバイスの高精細化が進むに連れ、標準以外の高解像度で出力する機会が増えてきた関係上、動画像やグラフィックについても、標準以外の高解像度が求められることも多い。
このような場合に、動画像の解像度を変換し、グラフィックの解像度を変換した後、それぞれを合成するようになされた画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−338991公報
ところでかかる構成の画像表示装置においては、グラフィックのうち解像度に依存したドットの集合体でなるラスタ形式のグラフィック(例えばビットマップデータ)と、解像度に依存しない座標値で示されるベクタ形式のグラフィック(例えばベクトルフォントデータ)とについても区別することなく、表示デバイスの解像度に合わせて画素数を単純に倍密度変換することにより解像度変換処理が行われている。
このため画像表示装置では、解像度に依存しないベクタ形式グラフィックについても、解像度に依存するラスタ形式グラフィックと同様に解像度変換しているだけであり、高精細な表示デバイスに表示した際の表示品質を十分に向上させることが出来ないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクタ形式データについても高精細化した状態で表示し得る画像処理装置及び画像処理方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の画像処理装置及び画像処理方法においては、所定の画像解像度を有する動画像に対して表示手段の表示解像度に合わせた解像度変換処理を行うことにより変換後動画像を生成し、非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクタ形式データを構成している座標値に対して解像度変換処理に合わせた座標補間処理を施すことによりベクタ形式座標補間データを生成し、ベクタ形式座標補間データに対して解像度変換処理を行うことによりベクタ形式の変換後グラフィックを生成し、変換後動画像とベクタ形式の変換後グラフィックとを合成して合成画像を生成することにより、合成画像が表示手段に対して表示されたとき際におけるベクタ形式の変換後グラフィックの品質を従来に比して一段と向上させることができる。
本発明によれば、所定の画像解像度を有する動画像に対して表示手段の表示解像度に合わせた解像度変換処理を行うことにより変換後動画像を生成し、非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクタ形式データを構成している座標値に対して解像度変換処理に合わせた座標補間処理を施すことによりベクタ形式座標補間データを生成し、ベクタ形式座標補間データに対して解像度変換処理を行うことによりベクタ形式の変換後グラフィックを生成し、変換後動画像とベクタ形式の変換後グラフィックとを合成して合成画像を生成することにより、合成画像が表示手段に対して表示されたとき際におけるベクタ形式の変換後グラフィックの品質を従来に比して一段と向上させることができ、かくして非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクタ形式データについても高精細化した状態で表示し得る画像処理装置及び画像処理方法を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本発明におけるテレビジョン受信機の構成
図1において、1は全体として本発明を適用したテレビジョン受信機を示し、アンテナ2を介してディジタル放送信号S1を受信部3によって受信する。
受信部3は、ディジタル放送信号S1に対して所定の復調処理及び誤り訂正処理等を行うことにより、放送局(図示せず)から送出されたトランスポートストリームデータ(以下、これをTSデータと呼ぶ。)D2を復元し、これをTS分離部4へ送出する。
TS分離部4は、TSデータD2のTSパケットに含まれている映像パケットP1と、データ放送パケットP2とを分離し、映像パケットP1及びデータ放送パケットP2を表示制御部5へ送出する。
表示制御部5は、映像パケットP1をデコードすることにより、例えば解像度が1920×1080画素及び表示周波数が60[FPS(Frame Per Second)]の番組映像データを復元する。
また表示制御部5は、同時に、データ放送パケットP2をデコードすることにより例えば解像度が960×540画素及び表示周波数が60[FPS]のデータ放送画像を復元する。
そして表示制御部5は、その番組映像データに対してデータ放送画像を重畳することにより合成し、その結果得られるデータ放送付き番組映像データDB1を表示ディスプレイ7へ出力する。
これにより表示ディスプレイ7は、当該データ放送付き番組映像データDB1に応じたデータ放送付き番組映像を表示し、そのデータ放送付き番組映像をユーザに目視確認させ得るようになされている。
ところでテレビジョン受信機1では、番組映像データやデータ放送画像よりも、解像度や表示周波数が高い表示ディスプレイ7が搭載されている場合、画像処理部6を介して、番組映像データ及びデータ放送画像を表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数に合わせてアップコンバートする必要がある。
そしてテレビジョン受信機1では、アップコンバートした後の番組映像データに対してアップコンバートした後のデータ放送画像を重畳することにより合成し、その結果得られるデータ放送付き番組映像データDB2を表示ディスプレイ7へ出力することにより、当該データ放送付き番組映像データDB2に応じたデータ放送付き番組映像をユーザに目視確認させ得るようになされている。
(2)表示制御部及び画像処理部の回路構成
ここでは、テレビジョン受信機1が表示制御部5を介してデータ放送付き番組映像データDB1を生成し、これを直接、表示ディスプレイ7へ出力する場合と、テレビジョン受信機1が表示制御部5及び画像処理部6を介してアップコンバートしたデータ放送付き番組映像データDB2を表示ディスプレイ7へ出力する場合とに分けて説明する。
なお表示制御部5及び画像処理部6は、マイクロプロセッサ構成でなり、図示しないROM(Read Only Memory)又はハードディスクに格納された基本プログラム及びアプリケーションプログラムに従って、当該表示制御部5及び当該画像処理部6によるアップコンバート処理をソフトウェア的に実行し得るようになされている。
(2−1)データ放送付き番組映像データDB1を生成する場合
実際上、図2に示すように表示制御部5は、TS分離部4から供給された映像パケットP1を動画像デコーダ11に入力すると共に、データ放送パケットP2をデータ振分回路14に入力する。
動画像デコーダ11は、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2規格に準拠した方法により映像パケットP1に対してMPEGデコード処理を施し、圧縮符号化前の映像データD3を復元し、その映像データD3を合成回路15へ送出する。
データ振分回路14は、データ放送パケットP2をデコードし、その結果得られるデータ放送データD4を描画回路13へ送出する。
描画回路13は、データ放送データD4に基づいて、データ放送画像を構成する静止画、GUI(Graphical User Interface)画像、テキスト及びアイコン等のパーツを描画処理し、その結果得られる描画データD5をグラフィック生成回路12へ送出する。
グラフィック生成回路12は、描画データD5に基づいて上述した複数のパーツを組み合わせる等のグラフィック処理を実行することにより、映像データD3に対応した番組映像に重畳すべきデータ放送グラフィックG1を生成し、これを合成回路15へ送出する。
因みに、表示ディスプレイ7の解像度が例えば1920×1080画素、表示周波数が60[FPS]であった場合、映像データD3の解像度は1920×1080画素、表示周波数は60[FPS]であるため揃うものの、データ放送グラフィックG1の解像度は960×540画素、表示周波数は60[FPS]であって揃っていない。
合成回路15は、映像データD3に対してデータ放送グラフィックG1を重畳することにより合成し、その結果得られるデータ放送付き番組映像データDB1を表示ディスプレイ7へ直接出力するようになされている。
従って表示ディスプレイ7は、映像データD3に応じた番組映像の所定部分に対して、データ放送グラフィックG1に応じたデータ放送画像を重ねた状態で表示するようになされている。
(2−2)アップコンバートしたデータ放送付き番組映像データDB2を生成する場合
この場合の表示制御部5では、動画像デコーダ11により復元した映像データD3を合成回路15へ送出することなく、後段の画像処理部6における倍密度倍速変換回路16へ送出する。
倍密度倍速変換回路16は、表示ディスプレイ7の解像度に合わせて、映像データD3の解像度が倍密度となるようアップコンバートしたり、表示ディスプレイ7の表示周波数に合わせて、映像データD3の表示周波数(リフレッシュレート)を倍速変換し、その結果得られるアップコンバート映像データD9を、次の動画・グラフィック合成回路23へ送出する。
因みに、倍密度倍速変換回路16では、表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数に合わせて、アップコンバート映像データD9における解像度(1920×1080画素)及び表示周波数(60[FPS])を、例えば1920×1080画素及び120[FPS]、3840×2160画素及び60[FPS]、3840×2160画素及び120[FPS]の何れかに設定し得るようになされている。
実際上、倍密度倍速変換回路16は、表示ディスプレイ7の解像度(1920×1080画素)及び表示周波数(120[FPS])に合わせて、アップコンバート映像データD9における解像度(1920×1080画素)及び表示周波数(60[FPS])を、例えば3840×2160画素及び120[FPS]に設定する。
一方、データ振分回路14は、データ放送パケットP2をデコードした結果得られるデータ放送データD4のうち、静止画データ等のラスタ形式でなるビットマップデータD6については、描画回路13へ送出する。
同時にデータ振分回路14は、データ放送データD4のうち解像度に依存しない座標値で示されるベクタ形式の例えばベクトルフォントデータD7については画像処理部6のフォントデータ倍/4倍密度展開回路20へ送出する。
表示制御部5の描画回路13は、データ振分回路14から供給されたビットマップデータD6に基づいてデータ放送画像を構成するビットマップ形式部分のパーツを描画処理し、その結果得られる描画データD8をグラフィック生成回路12へ送出する。
グラフィック生成回路12は、描画データD8に対してグラフィック処理を実行することにより、映像データD3に対応した番組映像に重畳すべきビットマップ形式のデータ放送部分グラフィックG2を生成し、これを後段の画像処理部6における倍/4倍密度倍速変換回路17へ送出する。
倍/4倍密度倍速変換回路17は、表示ディスプレイ7の解像度に合わせて、データ放送部分グラフィックG2の解像度が倍密度又は4倍密度となるようアップコンバートしたり、表示ディスプレイ7の表示周波数に合わせて、データ放送部分グラフィックG2の表示周波数(リフレッシュレート)を倍速変換し、その結果得られるビットマップ形式のデータ放送部分グラフィックG3を、次のグラフィック合成回路22へ送出する。
因みに倍/4倍密度倍速変換回路17は、表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数に合わせて、データ放送部分グラフィックG2における解像度(960×540画素)及び表示周波数(60[FPS])を、例えば1920×1080画素及び120[FPS]、3840×2160画素及び60[FPS]、3840×2160画素及び120[FPS]の何れかに設定し得るようになされている。
実際上、倍/4倍密度倍速変換回路17は、表示ディスプレイ7の解像度(1920×1080画素)及び表示周波数(120[FPS])に合わせて、データ放送部分グラフィックG2における解像度(960×540画素)及び表示周波数(60[FPS])を、例えば3840×2160画素及び120[FPS]に設定する。
画像処理部6のフォントデータ倍/4倍密度展開回路20は、表示ディスプレイ7の解像度に合わせて、ベクトルフォントデータD7の解像度が倍密度又は4倍密度となるようアップコンバートしたり、表示ディスプレイ7の表示周波数に合わせて、ベクトルフォントデータD7の表示周波数(リフレッシュレート)を倍速変換し、その結果得られるアップコンバートベクトルフォントデータUVD1を、次の座標補間回路21へ送出する。
座標補間回路21は、アップコンバートベクトルフォントデータUVD1の座標値に対して、フォントデータ倍/4倍密度展開回路20によるアップコンバートの倍率に応じた中間の座標値を適宜補間することにより座標補間ベクトルフォントデータUVD2を生成し、これを描画回路19へ送出するようになされている。
なおデータ振分回路14は、ベクトルフォントデータD7の座標値を補間することなく単純に描画処理する場合には、画像処理部6のフォントデータ倍/4倍密度展開回路20を介することなく画像処理部6の描画回路19へ当該ベクトルフォントデータD7を直接供給するようになされている。
描画回路19は、座標補間ベクトルフォントデータUVD2又はベクトルフォントデータD7に対して、番組映像に重畳すべきデータ放送画像を構成するための描画処理を施し、その結果得られる描画データD10をグラフィック倍/4倍密度倍速処理回路18へ送出する。
グラフィック倍/4倍密度倍速処理回路18は、描画データD10に対してグラフィック処理を実行することにより、倍/4倍密度倍速変換回路17から供給されたデータ放送部分グラフィックG3に対して合成すべきベクタ形式のフォント部分グラフィックG4を生成し、これをグラフィック合成回路22へ送出する。
グラフィック合成回路22は、倍/4倍密度倍速変換回路17から供給されたデータ放送部分グラフィックG3とグラフィック倍/4倍密度倍速処理回路18から供給されたフォント部分グラフィックG4とを合成することにより、倍密度倍速変換回路16から供給されたアップコンバート映像データD9に対して重畳すべきデータ放送グラフィックG5を生成し、これを動画・グラフィック合成回路23へ送出する。
動画・グラフィック合成回路22は、倍密度倍速変換回路16から供給されたアップコンバート映像データD9に対してグラフィック合成回路22から供給されたデータ放送グラフィックG5を重畳することにより合成し、その結果得られるデータ放送付き番組映像データDB2を表示ディスプレイ7へ出力するようになされている。
従って表示ディスプレイ7は、当該表示ディスプレイ7に合わせて解像度のアップコンバート及び表示周波数(リフレッシュレート)の倍速変換が行われたアップコンバート映像データD9に応じた高精細な番組映像に対して、データ放送グラフィックG5に対応したデータ放送画像を重ねた状態で表示し得るようになされている。
(3)動作及び効果
以上の構成において、テレビジョン受信機1では、データ振分回路14によってデコードされた結果のデータ放送データD4のうち、ベクタ形式のベクトルフォントデータD7については、画像処理部6のフォントデータ倍/4倍密度展開回路20により、倍密度倍速変換回路16による映像データD3に対するアップコンバートの倍率に合わせてアップコンバートし、表示周波数についても同様に倍速変換することによりアップコンバートベクトルフォントデータUVD1を生成する。
そしてテレビジョン受信機1は、座標補間回路21によりアップコンバートベクトルフォントデータUVD1に対して中間の座標値を適宜補間することにより座標補間ベクトルフォントデータUVD2を生成する。
これによりテレビジョン受信機1は、標準の解像度(例えば1920×1080画素)よりも高精細な表示ディスプレイ7の解像度に合わせた高精細な座標補間ベクトルフォントデータUVD2を生成することができる。
その後テレビジョン受信機1は、座標補間ベクトルフォントデータUVD2を、描画回路19及びグラフィック倍/4倍密度倍速処理回路18を介して表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数に合わせたフォント部分グラフィックG4を生成し、グラフィック合成回路22によりデータ放送部分グラフィックG3とフォント部分グラフィックG4とを合成することにより、番組映像に重畳すべきデータ放送グラフィックG5を生成することができる。
実際上、テレビジョン受信機1が描画回路19、グラフィック倍/4倍密度倍速処理回路18及びグラフィック合成回路22を介して生成したデータ放送グラフィックG5を表示ディスプレイ7に表示した場合、図3(A)及び(B)に示すように、高解像度化処理前と高解像度化後との間で、ベクタ形式のフォントの精細さについては大きな変化が生じていることが分かる。
すなわちテレビジョン受信機1は、ベクタ形式のベクトルフォントデータD7に対してフォントデータ倍/4倍密度展開回路20による倍密度変換処理を行い、座標補間回路21により当該倍密度変換に合わせた座標値の補間処理を施したことにより、その座標値に基づいて解像度の高い表示ディスプレイ7に高精細なフォント表示を行うことができるので、データ放送グラフィックG5におけるベクタ形式のフォントを一段と滑らかに表現することができる。
またテレビジョン受信機1は、図4に示すように、データ放送グラフィックG5の表示周波数についても表示ディスプレイ7に合わせて60[FPS]から120[FPS]へ倍速変換し、フレーム間補間処理を行っているため、図5に示すように、データ放送画像のフォントが動く場合にも、斜線で示す補間した座標値を用いて滑らかな動きを表現することができる、
従ってテレビジョン受信機1では、同様に、図6に示すように、データ放送画像のフォントの動きに角度がある場合でも、元々の座標値に対応した画素PX1〜PX4に、補間した座標値に対応した新たな補間画素NPX1〜NPX3を介して滑らかな動きを表現することができる。
以上の構成によれば、テレビジョン受信機1は、表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数が上がる一方、番組映像に重畳すべきデータ放送グラフィック画像G2の解像度及び表示周波数が追従できていない場合でも、表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数に合わせてアップコンバートしたデータ放送グラフィックG5のベクタ形式のフォント(図3(B))については高精細に表示することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、倍密度倍速変換回路16により、表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数に合わせて、アップコンバート映像データD9における解像度(1920×1080画素)及び表示周波数(60[FPS])を、例えば1920×1080画素及び120[FPS]、3840×2160画素及び60[FPS]、3840×2160画素及び120[FPS]の何れかに設定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら以外の種々の解像度及び表示周波数に設定するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、倍/4倍密度倍速変換回路17により、表示ディスプレイ7の解像度及び表示周波数に合わせて、データ放送部分グラフィックG2における解像度(960×540画素)及び表示周波数(60[FPS])を、例えば1920×1080画素及び120[FPS]、3840×2160画素及び60[FPS]、3840×2160画素及び120[FPS]の何れかに設定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら以外の種々の解像度及び表示周波数に設定するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、ベクタ形式のベクトルフォントデータD7に対してフォントデータ倍/4倍密度展開回路20による倍密度変換処理を行い、座標補間回路21により当該倍密度変換に合わせた座標値の補間処理を施すようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ベクタ形式のアイコンやカーソルに対して倍密度変換処理を行い、座標値の補間処理を施すようにしても良い。この場合もアイコン表示及びカーソル表示を滑らかに表現することができる。
さらに上述の実施の形態においては、テレビジョン受信機1の表示制御部5及び画像処理部6が予めインストールされたアプリケーションプログラムに従って上述のアップコンバートによるデータ放送付き番組映像データDB2の生成処理を行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、記録媒体からインストールしたアプリケーションプログラム、その他種々のルートによってインストールしたアプリケーションプログラムに従って上述のアップコンバートによるデータ放送付き番組映像データDB2の生成処理を行うようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、ディジタル放送信号S1から復元したデータ放送データD4に含まれるベクタ形式のベクトルフォントデータD7に対して、フォントデータ倍/4倍密度展開回路20によるアップコンバート及び座標補間回路21による座標補間処理を行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、テレビジョン受信機1自身が生成したメニュー画面等に含まれるベクタ形式のベクトルフォントデータに対してフォントデータ倍/4倍密度展開回路20によるアップコンバート及び座標補間回路21による座標補間処理を行うようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、マイクロプロセッサ構成でなる表示制御部5及び画像処理部6により上述したアップコンバート処理をソフトウェア的に実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アップコンバート処理を上述した回路ブロックに相当するハード構成によりハードウェア的に実行するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、解像度変換手段としての倍密度倍速変換回路16、補間手段としての座標補間回路21、グラフィック変換手段としてのグラフィック倍/4倍密度倍速処理回路18、合成手段としての動画・グラフィック合成回路23によって本発明の画像処理装置を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々のソフトウェア又はハードウェアによる構成でなる解像度変換手段、補間手段、グラフィック変換手段及び合成手段によって本発明の画像処理装置を構成するようにしても良い。
本発明の画像処理装置及び画像処理方法は、例えばテレビジョン受信機以外にもパーソナルコンピュータのモニター、携帯電話機のディスプレイ、ゲーム機器のディスプレイ等のその他種々の表示機器に適用することができる。
本発明のテレビジョン受信機の回路構成を示す略線的ブロック図である。 表示制御部及び画像処理部の回路構成を示す略線的ブロック図である。 フォントの高解像度化例を示す略線図である。 フレーム間補間の説明に供する略線図である。 位置座標補間例(1)を示す略線図である。 位置座標補間例(2)を示す略線図である。
符号の説明
1……テレビジョン受信機、2……アンテナ、3……受信部、4……TS分離部、5……表示制御部、6……画像処理部、7……表示ディスプレイ、11……動画像デコーダ、12、18……グラフィック生成回路、13、19……描画回路、14……データ振分回路、15……合成回路、16……倍密度倍速変換回路、17……倍/4倍密度倍速変換回路、20……フォントデータ倍/4倍密度展開回路、21……座標補間回路、22……グラフィック合成回路、23……動画・グラフィック合成回路。

Claims (4)

  1. 所定の画像解像度を有する動画像に対して表示手段の表示解像度に合わせた解像度変換処理を行うことにより変換後動画像を生成する解像度変換手段と、
    非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクタ形式データを構成している座標値に対して上記解像度変換処理に合わせた座標補間処理を施すことによりベクタ形式座標補間データを生成する補間手段と、
    上記ベクタ形式座標補間データに対して上記解像度変換処理を行うことによりベクタ形式の変換後グラフィックを生成するグラフィック変換手段と、
    上記変換後動画像と上記ベクタ形式の変換後グラフィックとを合成することにより合成画像を生成する合成手段と
    を具えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記解像度変換手段は、上記表示手段の表示周波数に合わせて上記変換後動画像の表示周波数を変換し、
    上記グラフィック変換手段は、上記表示周波数に合わせて上記ベクタ形式の変換後グラフィックの表示周波数を変換する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記グラフィック変換手段は、上記グラフィックのうち解像度依存型のラスタ形式データを上記表示解像度に合わせて解像度変換することによりラスタ形式の変換後グラフィックを生成した後、当該ラスタ形式の変換後グラフィックと上記ベクタ形式の変換後グラフィックとを合成することにより変換後合成グラフィックを生成し、
    上記合成手段は、上記変換後動画像と上記変換後合成グラフィックとを合成することにより上記合成画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 所定の画像解像度を有する動画像に対して表示手段の表示解像度に合わせた解像度変換処理を行うことにより変換後動画像を生成する解像度変換ステップと、
    非動画像でなるグラフィックのうち解像度非依存型のベクタ形式データを構成している座標値に対して上記解像度変換処理に合わせた座標補間処理を施すことによりベクタ形式座標補間データを生成する補間ステップと、
    上記ベクタ形式座標補間データに対して上記解像度変換処理を行うことによりベクタ形式の変換後グラフィックを生成するグラフィック変換ステップと、
    上記変換後動画像と上記ベクタ形式の変換後グラフィックとを合成することにより合成画像を生成する合成ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101560410B1 (ko) * 2009-06-08 2015-10-15 엘지디스플레이 주식회사 화상표시 시스템

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