JP2006030300A - 演奏装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 演奏制御系の制御レスポンスを向上させて、制御を安定化させる。
【解決手段】 シリアル接続された6つのASIC52がDSP51に接続される。ASIC52におけるシステムクロックSCK(sys)と、DSP51とASIC52との間の通信クロックSCK(com)とは共通とされる。DSP51から、シリアルクロック信号SCK及びワードシンク信号WSが、各ASIC52におけるすべてのA/D変換器53、シフトレジスタ54及びラッチ回路55に個々に供給され、これらの信号に同期して、A/D値のパラレル入力及びPWM値のパラレル出力、さらには、これらのデータの転送がなされる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、演奏情報に従って、ペダルや鍵等の操作子を個別に制御する自動ピアノ等の演奏装置に関する。
従来、演奏情報に基づく制御により操作子を個々に駆動し、自動演奏を実現する自動ピアノ等の演奏装置が知られている。
例えば、下記特許文献1の演奏装置では、演奏データから、鍵駆動用のデータが生成され、そのデータが、鍵に対応したステップを持つシフトレジスタを介してラッチ回路に出力される。ラッチ回路に入力されたデータは、デコーダを経て、3つのパルス幅変調部の出力に応じて、各鍵を駆動するソレノイドに印加される(Fig.1、Fig.7)。パルス幅変調部においては、三角波生成器で発生する三角波とタイミング制御回路からの出力との間でコンパレータによる比較がなされる。
USP5022301
しかしながら、上記特許文献1の演奏装置では、タイミング制御回路は鍵駆動用のデータの転送タイミングを決定するためにクロックの発生手段が必要であり、一方、三角波生成器で所定の周波数の三角波を発生させるためには、クロックの発生手段が必要である。
そのため、自動演奏を行うための制御系において少なくとも2つの別個のクロック発生手段を有しており、演奏制御系の構成が複雑であるという問題があった。
また、別個のクロック情報に基づき自動演奏の制御を行う上で、駆動用データの入力、出力等の動作を同期させるためのバッファが必要となる場合は、演奏制御におけるサンプルの遅れが大きくなり、制御レスポンスが劣って、不安定な制御にも繋がる。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、クロック情報発生手段の数を削減して、演奏制御系の構成を簡単にすることができる演奏装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の演奏装置は、複数の演奏操作子(31)と、前記複数の演奏操作子の各々に対応して設けられ、各々独立に制御されて、対応する演奏操作子を駆動する複数の駆動手段(20)と、演奏情報を入力する演奏情報入力手段(40)と、クロック情報(SCK)を発生させる単一のクロック情報発生手段(51、16)と、前記演奏情報入力手段により入力された演奏情報に基づいて、前記複数の演奏操作子の各々を駆動するための駆動情報(PWM)を生成すると共に、該生成した駆動情報をシリアルに出力する駆動情報生成出力手段(51)と、前記駆動情報生成出力手段とは別個に設けられ、前記駆動情報生成出力手段により出力される駆動情報をシリアルに入力し、該入力された駆動情報を、対応する駆動手段にパラレルに出力する入出力制御手段(52)とを有し、前記駆動情報生成出力手段による前記生成した駆動情報のシリアル出力、及び前記入出力制御手段による前記入力された駆動情報のパラレル出力は、いずれも、前記クロック情報発生手段により発生する同一のクロック情報に基づいてなされることを特徴とする。
この構成によれば、駆動情報の入出力を可能にする上で、クロック情報発生手段の数を削減できる。よって、クロック情報発生手段の数を削減して、演奏制御系の構成を簡単にすることができる。また、入出力制御手段において、駆動情報の入力、出力を同期させるためのバッファを省略できる場合は、演奏制御におけるサンプルの遅れを少なくすることができ、演奏制御系の制御レスポンスを向上させて、制御を安定化させることができる。
上記目的を達成するために本発明の請求項2の演奏装置は、複数の演奏操作子(31)と、前記複数の演奏操作子の各々に対応して設けられ、各演奏操作子の変位に基づく物理情報を検出する物理情報検出手段(37)と、演奏情報を入力する演奏情報入力手段(40)と、クロック情報(SCK)を発生させる単一のクロック情報発生手段(51、16)と、前記物理情報検出手段により検出された物理情報を取り込み、該取り込んだ物理情報を出力する物理情報入出力手段(52)と、前記演奏情報入力手段から前記演奏情報を入力すると共に前記物理情報入出力手段から出力される前記物理情報を入力し、前記入力された演奏情報と前記入力された物理情報とに基づいて、前記複数の演奏操作子の各々を駆動するための駆動情報を生成する駆動情報生成手段(51)とを有し、前記物理情報入出力手段による前記物理情報の取り込み、及び前記駆動情報生成手段による前記物理情報の入力は、いずれも、前記クロック情報発生手段により発生する同一のクロック情報に基づいてなされることを特徴とする。
この構成によれば、物理情報の入出力を可能にする上で、クロック情報発生手段の数を削減できる。よって、クロック情報発生手段の数を削減して、演奏制御系の構成を簡単にすることができる。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明によれば、クロック情報発生手段の数を削減して、演奏制御系の構成を簡単にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る演奏装置の構成を、ある1つの鍵に着目して示した部分断面図である。本演奏装置は、例えば自動演奏ピアノ(以下、「鍵盤装置」と称する)30として構成される。鍵盤装置30は、通常のアコーステックピアノと同様、鍵31の運動をハンマ32に伝達するアクションメカニズム33と、ハンマ32により打撃される弦34と、弦34の振動を止めるためのダンパ36とを備えている。以降、鍵31の奏者側を「前方」と称する。
また、ソレノイドコイル38及びプランジャ39(図2参照)を有するキードライブユニット20が、鍵31ごとに設けられ、鍵31の後端部側の下方に配置されている。また、キーセンサユニット37が各鍵31に対応して設けられる。キーセンサユニット37は、各鍵31の前部下方に配置され、鍵31のストローク中における位置を示すアナログ信号である検出信号SDを出力する。
演奏データ中の発音イベントデータで規定される音高に対応するキードライブユニット20のソレノイドコイル38に駆動信号が供給されると、対応するプランジャ39が上昇し、該プランジャ39の頂部が対応する鍵31の後端部裏面に当接して該鍵31を突き上げる。これにより鍵31が押下され、弦34がハンマ32により叩かれることによりピアノ音が発音されるようになっている。また、各キードライブユニット20には、そのプランジャ39の移動速度を検出する速度センサ(図示せず)が設けられている。
鍵盤装置30にはまた、ダンパ36を駆動するためのペダルPDが設けられる。また、ペダルPDを駆動するためのペダルアクチュエータ26と、ペダルPDの位置を検出する位置センサ27とが設けられている。詳細は図示しないが、ペダルアクチュエータ26は公知の構成のもので、ペダルPDに連結されたプランジャ29と、該プランジャ29に巻装されたソレノイドコイル28とを有し(いずれも図2参照)、駆動信号が供給されると、上記プランジャ29が動作してペダルPDが駆動されるようになっている。
鍵盤装置30はまた、コントロールユニット40、I/O(入出力)ユニット50を備える。コントロールユニット40は、I/Oユニット50との間で各種信号をやりとりし、例えば、I/Oユニット50に、演奏データ、同期信号等を送る。この演奏データは、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)コードで構成され、鍵31及びペダルPDの動作を規定する。
I/Oユニット50には、上述したキーセンサユニット37からの検出信号SDが入力されるほか、位置センサ27の検出信号Py(p)が供給され、各キードライブユニット20の上記速度センサからも、同様に速度検出信号Vy(k)が供給される。本実施の形態では、I/Oユニット50は、上記演奏データと、検出信号Py(p)及び検出信号SDとに基づき励磁電流として電流指示値u(p)、u(k)を生成し、それぞれペダルアクチュエータ26、キードライブユニット20に供給する。これら電流指示値u(p)、u(k)は、実際には、ペダルアクチュエータ26、キードライブユニット20のそれぞれのソレノイドコイル28、38に流すべき平均電流の目標値に応じたデューティ比となるようにパルス幅変調を施したPWM信号である。
演奏データに基づく自動演奏においては、I/Oユニット50が、上記演奏データに応じて生成される各時刻におけるペダルPD及び鍵31の各位置に対応した位置制御データと、検出信号Py(p)、及び検出信号SDのデジタルデータ変換値(後述するA/D値)とをそれぞれ比較し、両者がそれぞれ一致するように電流指示値u(p)、u(k)を随時更新して出力することでサーボ制御を行う。これにより、演奏データに従って、ペダルPD及び鍵31が駆動されて、自動演奏がなされる。なお、本実施の形態では、鍵31のフィードバック駆動制御に検出信号SDを用いるが、これに代えて、あるいはこれに加えて、上記速度検出信号Vy(k)を用いるようにしてもよい。I/Oユニット50の詳細は後述する。
図2は、鍵盤装置30の制御機構の構成を示すブロック図である。
鍵盤装置30の制御機構は、CPU11に、バス15を通じて、上記キードライブユニット20、ペダルアクチュエータ26、位置センサ27、キーセンサユニット37のほか、鍵盤部KB、ROM12、RAM13、MIDIインターフェイス(MIDII/F)14、タイマ16、表示部17、外部記憶装置18、操作部19、音源回路21、効果回路22及び記憶部25が接続されて構成される。音源回路21には効果回路22を介してサウンドシステム23が接続されている。
CPU11は、本装置30全体の制御を司る。ROM12は、CPU11が実行する制御プログラムやテーブルデータ等の各種データを記憶する。RAM13は、演奏データ、テキストデータ等の各種入力情報、各種フラグやバッファデータ及び演算結果等を一時的に記憶する。MIDII/F14は、不図示のMIDI機器等からの演奏データをMIDI信号として入力する。タイマ16は、時刻情報を発し、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各種時間を計時する。表示部17は、例えばLCDを含んで構成され、楽譜等の各種情報を表示する。外部記憶装置18は、フレキシブルディスク等の不図示の可搬記憶媒体に対してアクセス可能に構成され、これら可搬記憶媒体に対して演奏データ等のデータを読み書きすることができる。操作部19は、不図示の各種操作子を有し、自動演奏のスタート/ストップの指示、曲選択等の指示、各種設定等を行う。記憶部25は、フラッシュメモリ等の不揮発メモリで構成され、演奏データ等の各種データを記憶することができる。鍵盤部KBには、上記鍵31が含まれる。
音源回路21は、演奏データを楽音信号に変換する。効果回路22は、音源回路21から入力される楽音信号に各種効果を付与し、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム23が、効果回路22から入力される楽音信号等を音響に変換する。
なお、上記コントロールユニット40及びI/Oユニット50の機能は、実際には、CPU11、タイマ16、ROM12、RAM13等の協働作用によって実現される。
図3は、コントロールユニット40及びI/Oユニット50の構成を示すブロック図である。
I/Oユニット50には、デジタルシグナルプロセッサ(以下、「DSP」と称する)51と、DSP51とは別個に設けられる6個のASIC(Application Specific Integrated Circuit)52(52(1)〜52(6))とが実装されている。
各ASIC52はいずれも同様に構成され、検出信号SDのパラレル入力のための16個の入力端子itm(itm(1)〜itm(16)、図4参照)、及び電流指示値u(p)、u(k)のパラレル出力のための16個の出力端子otm(otm(1)〜otm(16)、図4参照)を有している。以降、駆動情報である電流指示値u(k)を「PWM値」とも称する。鍵31の駆動制御に関し、各入力端子itmは、キーセンサユニット37と配線接続され、各出力端子otmは、キードライブユニット20に配線接続されている。
ASIC52はまた、外部へシリアルデータを出力するデータ送信端子(データエクスクルーシブ)DX、外部からシリアルデータを入力するデータ受信端子(データレシーブ端子)DRを有している。そして、図3に示すように、これら端子DX、端子DRでASIC52同士がカスケード接続されて、6つのASIC52がシリアル接続されている。I/Oユニット50内の接続線は、ISバス等の、デジタル楽音信号の伝送を行う3線式のバスで構成される。ASIC52の詳細は後述する。
本実施の形態では、鍵31を88個制御することを想定し、6個のASIC52で96チャンネル分に対応できるようになっている。すなわち、ASIC52(1)〜52(6)には、1つのASIC52に対して16鍵が低音域の鍵31から順に割り当てられている。なお、余るチャンネルの一部はペダルPD用に割り当てられ、検出信号Py(p)に基づいてペダルPDが駆動制御されるが、制御態様は鍵31の場合と同様であるので、以下では鍵31についてのみ説明し、ペダルPDの制御の詳細説明は省略する。
コントロールユニット40は、記憶媒体(外部記憶装置18等)に記憶されている、または外部からMIDII/F14を介して入力される演奏データをDSP51に送る。DSP51は、シリアルクロック信号SCK及びワードシンク信号WSを生成し、これらを各ASIC52(1)〜52(6)に個々に送る。
図4は、1つのASIC52の内部構成を示す回路図である。ASIC52は、16段のブロックBL(1)〜BL(16)を有する。1つのブロックBLが、1つの入出力チャンネルに対応し、従って、ブロックBL(1)〜BL(16)が16個の鍵31に対応する。
ASIC52は、上記入力端子itm、出力端子otm、データ送信端子DX、データ受信端子DRのほか、不図示の各種端子を有し、例えば、それぞれワードシンク信号WS、シリアルクロック信号SCKが入力される端子「WS」、端子「SCK」、電源やグランド電位を入力するための端子等を有する。
ブロックBL(1)は、入力端子itm(1)に、A/D変換器53(1)、シフトレジスタ(SHIFT)54(1)、ラッチ回路(PWM)55(1)及び出力端子otm(1)が直列に接続されて構成される。ブロックBL(2)〜BL(16)もブロックBL(1)と同様に構成される。A/D変換器53、シフトレジスタ54、ラッチ回路55は、それぞれ10bit、16bit、9bitのデータを扱えるようになっている。
ブロックBL(2)〜BL(15)においては、隣接するブロックBLのシフトレジスタ54が直列に接続されている。ブロックBL(1)のシフトレジスタ54(1)の入力側はデータ受信端子DRに、ブロックBL(16)のシフトレジスタ54(1)の出力側はデータ送信端子DXに、それぞれ接続されている。
DSP51から各ASIC52に供給されるシリアルクロック信号SCK及びワードシンク信号WSは、各ASIC52におけるすべてのA/D変換器53、シフトレジスタ54及びラッチ回路55に個々に供給される。
シリアルクロック信号SCKの立ち下がりのタイミングで、シフトレジスタ54内でデータが1bitずつシフトし、最後のbitのデータは後続のシフトレジスタ54の先頭bitに転送される。A/D変換器53は、対応する入力端子itmから入力される検出信号SDをA/D変換して保持する。ワードシンク信号WSの立ち下がりのタイミング(所定のタイミング)で、A/D変換器53、シフトレジスタ54が保持しているデータ(全bitのデータ)が、それぞれ対応するシフトレジスタ54、ラッチ回路55に転送されると共に、ラッチ回路55が保持しているデータ(全bitのデータ)が、対応する出力端子otmに出力される。
本実施の形態では、各ASIC52は、シリアル入出力を行うと共に16チャンネルでパラレル入力及びパラレル出力を行う入出力制御を行うようになっている。次に、この入出力制御動作を説明する。
シリアルクロック信号SCKの立ち下がりが16(チャンネル)×6(個)×16(bit)=1536回発生する毎にワードシンク信号WSの立ち下がりが1回発生する。ここで、シリアルクロック信号SCK及びワードシンク信号WSは、実際にはいずれも単一のタイマ16の発振に基づき生成され、従って、ワードシンク信号WSもシリアルクロック信号SCKに同期したものである。シリアルクロック信号SCKは、後述する理由で8(MHz)に設定される。
データの流れは次のようになる。すなわち、図3に示すように、シリアルクロック信号SCKの立ち下がりタイミングに従って、DSP51は、その出力端子dxから、PWM値をASIC52(1)のデータ受信端子DRに1bitずつシリアルに供給すると共に、ASIC52(6)のデータ送信端子DXからの、アナログの物理情報である検出信号SDをA/D変換したデジタルの物理情報(以下、「A/D値」と称する)を1bitずつシリアルに受信端子drで受信する。上述のように、PWM値は、電流指示値u(k)であって、演奏データとA/D値とに基づきDSP51により生成される。このことを、時系列的に説明すると、次のようになる。
図5は、I/Oユニット50内のデータ処理を示すタイムチャートである。同図(a)〜(f)の各処理は、時間tの進行に従って同図右方に進む。同図(a)はワードシンク信号WSの立ち下がりタイミングを示す。同図(b)はA/D変換器53における処理内容、同図(c)〜(e)はDSP51における処理内容、同図(f)はラッチ回路55における処理内容をそれぞれ示す。図6は、I/Oユニット50におけるデータの流れを示す模式図である。同図において、「A/D」、「SHIFT」、「PWM」はそれぞれ、6個分のASIC52のA/D変換器53、シフトレジスタ54、ラッチ回路55をひとかたまりにした集合要素に相当する。
図5、図6において、n番目のワードシンク信号WSの立ち下がりタイミングにDSP51で制御演算(演奏データとA/D値とに基づくPWM値の生成)の対象となるデータ群を「n」で示す。また、図6において、n等の下の(A/D)、(PWM)の表記はそれぞれ、そのデータ群「n」がA/D値、PWM値であることを示している。
図6(a)に示すように、データ群「n」がDSP51で制御演算されているとき(図5(d)のn)、それと並行して、以下の動作がシリアルクロック信号SCKに同期してなされる。まず、既に制御演算を終えてPWM値となっているデータ群「n−1」が、DSP51の出力端子dxからASIC52(1)のデータ受信端子DRに1bitずつシリアルに転送される(図5(e)のn−1)。データ受信端子DRに受信されたデータ群「n−1」は、シフトレジスタ54内を1bitずつシフトすると共に、シフトレジスタ54に既に保持されていたA/D値であるデータ群「n+1」が、1bitずつシフトしつつASIC52(6)のデータ送信端子DXからDSP51の受信端子drへ1bitずつシリアルに転送される(図5(c)のn+1)。
また、これらと並行して、各ASIC52のA/D変換器53は、対応する入力端子itm(1)〜itm(16)(図4参照)からアナログの検出信号SDをパラレルに一括して受信しつつそれらをA/D変換し、次の(n+1番目の)ワードシンク信号WSの立ち下がりまでにA/D値であるデータ群「n+2」を準備する(図5(b)のn+2)。さらに、各ASIC52のラッチ回路55は、既に保持しているPWM値であるデータ群「n−2」を、対応する出力端子otm(1)〜otm(16)(図4参照)からパラレルに一括して出力している(図5(f)のn−2)。
このようにして、次のワードシンク信号WSの立ち下がりが発生するまでには、図6(b)に示すように、DSP51にデータ群「n」、「n+1」が、A/D変換器53にデータ群「n+2」が、シフトレジスタ54のデータ群「n−1」が、それぞれ保持された状態となる。そして、n+1番目のワードシンク信号WSの立ち下がりのタイミングで、図6(b)、(c)に示すように、シフトレジスタ54のデータ群「n−1」が対応するラッチ回路55に転送されると同時に、A/D変換器53のデータ群「n+2」が対応するシフトレジスタ54に転送される。従って、ワードシンク信号WSの立ち下がり毎に、キードライブユニット20を制御する電流指示値u(k)(のデューティ比)が更新されることになる。
その後は、図6(d)に示すように、処理対象のデータ群が1つ新しくなるだけであり、その次のワードシンク信号WSの立ち下がりまでにおける動作の態様は、図6(a)で説明したのと全く同様である。
ここで、ASIC52におけるA/D値のパラレル入力及びPWM値のパラレル出力の各動作タイミングを規定するシステムクロックの値、並びに、DSP51とASIC52との間のデータ転送のタイミングを規定する通信クロックの値をどのように設定したのかについて説明する。
まず、ノイズの抑制及び制御精度確保の観点から、PWM値を、16(KHz)程度で、且つパルス幅の分解能を9ビット、すなわち2(512段階)にて制御するのが望ましい。そのため、システムクロックSCK(sys)は、下記数式1がほぼ成立するように設定すれば問題ない。
[数1]
SCK(sys)=2×16(KHz)
この式から、システムクロックSCK(sys)は、約8192(KHz)となる。
一方、データ転送に関し、鍵31の連打性を十分に確保する観点から、フレーム数が5000(フレーム/sec)以上であること、すなわち、ワードシンク信号WSの立ち下がりの発生頻度が、5000/sec以上であることが望ましい。また、1つのチャンネルのデータビットとしては、PWM値の分解能である9bit以上が必要であり、8の倍数が一般的であることから、本実施の形態では、1つのチャンネルのデータビットを16bitとする。1フレーム(ワードシンク信号WSの立ち下がり間隔)で対応可能なチャンネル数は、上記のように96チャンネルである。従って、通信クロックSCK(com)は、下記数式2がほぼ成立するように設定すれば問題ない。
[数2]
SCK(com)=16(bit/ch)×96(ch/フレーム)×5000(フレーム/sec)
この式から、通信クロックSCK(com)は、約7680(KHz)となる。この値と、上記システムクロックSCK(sys)の約8192(KHz)という値は近く、8000(KHz)という値に対しても両者共に近いといえる。そこで、本第2の実施の形態では、システムクロックSCK(sys)と通信クロックSCK(com)とを共に8000(KHz)、すなわち8(MHz)に設定し、これに応じて、上記数式1における「16(KHz)」、及び上記数式2における「5000(フレーム/sec)」の値を修正することとした。その結果、PWM値の制御は、15.625(KHz)でされることとされ、フレーム数は5208(フレーム/sec)とされた。
本実施の形態によれば、システムクロックSCK(sys)と通信クロックSCK(com)とを共通とし、PWM値のシリアル転送及びパラレル出力を、共に同じシリアルクロック信号SCKに基づくタイミングで行うようにしたので、両者を別々のクロック信号に基づき動作するように構成する場合に比し、ASIC52用のシステムクロックを設けなくて済む。よって、クロック信号発生手段の数を削減して、演奏制御系の構成を簡単にすることができる。
さらには、仮に、両者を別々のクロック信号に基づき動作するように構成する場合には、PWM値の転送、出力を同期させるためのバッファを、例えば、シフトレジスタ54とラッチ回路55との間に設ける必要が生じ、それによって、構成が複雑になると共に、演奏制御におけるサンプルの遅れが1サンプル増加することになる。すなわち、図5を参照してわかるように、同時期に、I/Oユニット50内において処理対象となっていたデータ群が、時系列で最大5列であったところが、6列となってしまう。そのため、演奏制御系の制御レスポンスが低下する。よって、本実施の形態では、演奏制御におけるサンプルの遅れを少なくすることができ、演奏制御系の制御レスポンスを向上させて、制御を安定化させることができる。
また、システムクロックSCK(sys)と通信クロックSCK(com)とを共通とし、ASIC52におけるA/D値の一括のパラレル入力と、ASIC52からDSP51へのA/D値の入力も、同じシリアルクロック信号SCKに基づくタイミングで行うようにしたので、A/D値の取り込みを行うことに限ってみた場合であっても、ASIC52用のシステムクロックを設けなくて済む。よって、この点からも、演奏制御系の構成を簡単にすることができる。
また、仮に、各ASIC52毎にシステムクロックSCK(sys)を別々に設けた場合は、各ASIC52間でPWM値の立ち上がりタイミングを調節することが困難であるため、該立ち上がりタイミングを多数の各ASIC52間で一致させたくない場合であっても、それを意図的に制御することはできない。しかし、本実施の形態では、全ASIC52間が共通のシステムクロックSCK(sys)で動作するので、例えば、各ASIC52間でPWM値の立ち上がりタイミングを微小にずらしたい場合は、それが可能である。すなわち、各ASIC52間でPWM値の立ち上がりタイミングを所望に調節することが可能である点で有利であり、電圧降下等の弊害の未然防止を可能にすることに繋がる。
本実施の形態によればまた、シリアルクロック信号SCKに同期して、96チャンネル分のシフトレジスタ54に、DSP51からPWM値がシリアル転送されると共に、シフトレジスタ54に保持されていたA/D値が、DSP51に対してシリアル転送され、その一方、ワードシンク信号WSの立ち下がりタイミングでは、シフトレジスタ54に検出信号SDがパラレル入力、すなわち一括して取り込まれると共に、シフトレジスタ54に保持されていたPWM値がパラレル出力、すなわち、一括して出力される。これらにより、シフトレジスタ54におけるA/D値のシリアル/パラレル転送動作が同時にPWM値のシリアル/パラレル転送動作にもなっているので、シフトレジスタ54がA/D値転送とPWM値転送の2機能を兼ねる。従って、A/D値転送用とPWM値転送用とでシフトレジスタ54を別個に設ける構成に比し、回路構成が簡単で済む。また、時分割処理のように、個々の鍵31間で検出、駆動のタイミングのずれが生じないことから、和音同時発音時等、同時制御する操作子数が多数となっても、精度の高いリアルタイム演奏を行うことができる。よって、簡単な構成で、同時制御する操作子数の制約を受けることなく多数の操作子をリアルタイムでフィードバック制御することができる。
また、制御可能なチャンネル数は、ASIC52におけるブロックBLの段数を変更するか、またはI/Oユニット50に実装されるASIC52の数を変更することで、任意に変更でき、しかも、DSP51における制御アルゴリズムの変更等によっても容易に改変可能であることから、汎用性が高い。このことから、本発明は、鍵盤装置30だけでなく、演奏操作子を有する各種の演奏装置へ適用可能である。
なお、A/D変換器53については、フラッシュ型のものを採用すれば、クロックが不要であるので、そのようにした場合は、シリアルクロック信号SCK及びワードシンク信号WSをA/D変換器53に供給しなくてもよい。
なお、検出信号SDは鍵31の押下位置を示す位置データであるが、フィードバック制御に用いるデータはこれに限られず、例えば、速度、加速度等の、鍵31の変位に基づく物理量のデータであってもよい。また、ASIC52を用いて処理されるデータとして例示した、検出信号SD乃至A/D値、PWM値は一例であり、他のデータについても広く処理対象にすることができる。
本発明の一実施の形態に係る入出力制御回路が適用される鍵盤装置の構成を、ある1つの鍵に着目して示した部分断面図である。 鍵盤装置の制御機構の構成を示すブロック図である。 コントロールユニット及びI/Oユニットの構成を示すブロック図である。 1つのASICの内部構成を示す回路図である。 I/Oユニット内のデータ処理を示すタイムチャートである。 I/Oユニットにおけるデータの流れを示す模式図である。
符号の説明
11 CPU、 16 タイマ(クロック情報発生手段)、 31 鍵(演奏操作子)、 20 キードライブユニット(駆動手段)、 30 鍵盤装置(演奏装置)、 37 キーセンサユニット(物理情報検出手段)、 40 コントロールユニット(演奏情報入力手段)、 50 I/Oユニット、 51 DSP(駆動情報生成出力手段、駆動情報生成手段、クロック情報発生手段)、 52 ASIC(入出力制御手段、物理情報入出力手段)、 53 A/D変換器、 54 シフトレジスタ、 55 ラッチ回路、 u(k) 電流指示値(駆動情報(PWM値))、 SD 検出信号(物理情報)、 SCK シリアルクロック信号(クロック情報)、 WS ワードシンク信号

Claims (2)

  1. 複数の演奏操作子と、
    前記複数の演奏操作子の各々に対応して設けられ、各々独立に制御されて、対応する演奏操作子を駆動する複数の駆動手段と、
    演奏情報を入力する演奏情報入力手段と、
    クロック情報を発生させる単一のクロック情報発生手段と、
    前記演奏情報入力手段により入力された演奏情報に基づいて、前記複数の演奏操作子の各々を駆動するための駆動情報を生成すると共に、該生成した駆動情報をシリアルに出力する駆動情報生成出力手段と、
    前記駆動情報生成出力手段とは別個に設けられ、前記駆動情報生成出力手段により出力される駆動情報をシリアルに入力し、該入力された駆動情報を、対応する駆動手段にパラレルに出力する入出力制御手段とを有し、
    前記駆動情報生成出力手段による前記生成した駆動情報のシリアル出力、及び前記入出力制御手段による前記入力された駆動情報のパラレル出力は、いずれも、前記クロック情報発生手段により発生する同一のクロック情報に基づいてなされることを特徴とする演奏装置。
  2. 複数の演奏操作子と、
    前記複数の演奏操作子の各々に対応して設けられ、各演奏操作子の変位に基づく物理情報を検出する物理情報検出手段と、
    演奏情報を入力する演奏情報入力手段と、
    クロック情報を発生させる単一のクロック情報発生手段と、
    前記物理情報検出手段により検出された物理情報を取り込み、該取り込んだ物理情報を出力する物理情報入出力手段と、
    前記演奏情報入力手段から前記演奏情報を入力すると共に前記物理情報入出力手段から出力される前記物理情報を入力し、前記入力された演奏情報と前記入力された物理情報とに基づいて、前記複数の演奏操作子の各々を駆動するための駆動情報を生成する駆動情報生成手段とを有し、
    前記物理情報入出力手段による前記物理情報の取り込み、及び前記駆動情報生成手段による前記物理情報の入力は、いずれも、前記クロック情報発生手段により発生する同一のクロック情報に基づいてなされることを特徴とする演奏装置。
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