JP2006030290A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 撮像装置は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーをもつ第1レンズ群G1と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面である正のパワーをもつ第2レンズ群G2と、正のパワーを持つ第3レンズ群G3とから構成される撮像光学系と、該撮影光学系により形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との間は両面が凸面の空気レンズを有し、以下の条件式を満足する。
1.4 ≦|r2R|/IH ≦ 15.0
ただし、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分であり、r2Rは第2レンズ群の最も像面側に配置される面の光軸上での曲率半径である。
【選択図】 図1
Description
この様な半画角が25度以上の画角を狙った従来技術として、特許文献1乃至5に記載のものがある。
しかし、特許文献1の第1実施例に記載の撮像レンズでは、その数値データから、3M(メガピクセル)以上のCCD画素数を使おうとした場合には十分な性能は得られていない。
この撮像レンズによれば、設計像高に対する全長の比が4程度と小さくレンズユニットを小型化できるようになっているものの、性能的には特許文献1に記載の撮像レンズと同じく不十分である。
しかし、特許文献3乃至5に記載の撮影光学系では、設計像高に対する全長の比が4.5以上あるので、例えばCCDのサイズを小さくしてレンズユニットを小型化しようとしても、十分な小型化の効果は得られない。
より具体的には、25度以上の半画角を得やすい単焦点レンズの撮影光学系を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
また、3M以上のCCD画素数を使用しても、なおも良好な結像性能が得やすい撮像光学系を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
また、像高に対するレンズ全長の比を4.5以下に抑えて全長を小型化し、及び構成レンズのレンズ径も小さくできる光学系を備えた撮像装置の提供を目的とする。
更に、レンズの偏心に対する安定性をも確保することが出来る光学系を備えた撮像装置を提供するものである。
前記撮影光学系は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーを持つ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面である正のパワーを持つ第2レンズ群と、正のパワーを持つ第3レンズ群とを備え、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間に両面が凸面の空気レンズを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
1.4 ≦|r2R|/IH ≦ 15.0
ただし、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分であり、r2Rは第2レンズ群の最も像面側に配置される面の光軸上での曲率半径である。
前記撮影光学系は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーをもつ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面の正パワーをもつ第2レンズ群と、正のパワーを持つ第3レンズ群とを備え、
以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.8 ≦ f g2/f all ≦ 5.5
ただし、f g2は第2レンズ群の焦点距離であり、f allは光学系全系の焦点距離である。
以下の条件式を満足することを特徴とする。
r2R/r3F ≦ −1
ただし、r2Rは第2レンズ群の最も像面側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、r3Fは第3レンズ群の最も物体面側に配置される面の光軸上の曲率半径である。
0.3 ≦ |r3F|/IH ≦ 2.5
ただし、|r3F|は第3レンズ群の最も物体側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
0.6 ≦ |r1F|/IH ≦ 4.0
ただし、r1Fは第1レンズ群の最も物体側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
3.0 ≦ |r1L12|/IH
ただし、r1L12は第2レンズの入射側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
前記第2レンズ群は、物体側から順に、正のパワーを持つ第1レンズと負のパワーを持つ第2レンズとからなる接合レンズであり、
前記第3レンズ群は、正のパワーを持つ一枚のメニスカスレンズで構成したことを特徴とする。
0.8≦ f g2/f all ≦ 5.5
ただし、f g2は第2レンズ群の焦点距離であり、f allは全光学系の焦点距離である。
−0.455 ≦ IH/EP ≦ 0.455
2.5 < TL/IH < 4.1
前記撮影光学系は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーを持つ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面である正のパワーを持つ第2レンズ群と、正のパワーを持つ第3レンズ群とを備え、以下の条件式を満足することを特徴とする。
2.5 < TL/IH < 4.1
ただし、TLは撮影光学系の第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
0.03 < TS/TL < 0.4
ただし、TSは第1レンズ群の入射面から第3レンズ群の射出面までの間の光軸上の空気間隔の長さの合計であり、TLは撮影光学系の第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離である。
また、第1レンズ群及び第2レンズ群が正のパワーを持つので、光学系全長の短縮を図ることができる。
また、第1レンズ群の入射面を凹面としたので、入射側に配置されるレンズの外径の小型化を図ることができる。
また、第1レンズ群を入射側が凹面で射出側が凸面の構成とし、第2レンズ群を入射側が凸面で射出側が凹面の構成としたことにより、少ないレンズ枚数でそれぞれのレンズ群内での収差発生を少なくすることが出来、レンズ群間の偏心による性能劣化も抑えやすい。
また、第3レンズ群を正のパワーを持つレンズで構成したので、電子撮像素子に本発明の撮像装置を用いたカメラにおいて、光学系の射出瞳の位置を離すことができ、周辺で生じるシェーディングの影響を小さくすることができ、周辺光量を確保しやすい。
さらに、光学系全長の短縮や外径の小型化を図ることができ、適度な射出瞳の位置を確保しつつ、良好な性能を確保し、製造のばらつきによる性能劣化の少ない光学系を実現できる。
本願発明の基本構成である撮像装置は、撮影光学系と、光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えており、前記撮影光学系は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーを持つ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面である正のパワーを持つ第2レンズ群と、正のパワーを持つ第3レンズ群とを有している。
しかし、レンズ枚数を削減すると、各レンズのパワーは強くなる。特に、半画角が25度を超える様な広角レンズでは、周辺性能である像面湾曲、ディストーション(歪曲収差)や倍率の色などの収差を良好に抑えることが難しくなる。
そこで、本願発明では、上記基本構成において、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である全体として正のパワーを持つ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面であり全体として正のパワーをもつ持つ第2レンズ群とを有することにより、絞りに対して対称に近い形状のレンズ群を配置することが出来る。また、半画角が25度を超えるような広角レンズにおいても、上記した第1レンズ群、開口絞り、第2レンズ群を有する構成としたことにより、第1レンズ群及び第2レンズ群をそれぞれ二枚前後の少ないレンズで構成でき、かつ、このレンズの周辺性能を良好にすることが可能である。
また、第1レンズ群の入射面を凹面とすることにより、入射側レンズの外径の小型化を図ることができる。
また、第1レンズ群の入射側を凹面とし、第1レンズ群の射出側を凸面とし、第2レンズ群の入射側を凸面、第2レンズ群の射出側を凹面としたことにより、少ないレンズ枚数でもそれぞれのレンズ群内での収差発生を少なくすることが出来、レンズ群間の偏心による性能劣化も抑えやすくなる。
また、電子撮像素子を用いたカメラでは、光学系の射出瞳位置が結像面に近付きすぎると、周辺でシエーディングの影響が大きくなり周辺光量の確保が難しくなる。このような電子撮像素子を用いるカメラにおいて、第3レンズ群を正のパワーを持つようにした本発明の撮像装置を用いることで、射出瞳の位置を離すことができる。
1.4 ≦ |r2R|/IH ≦ 15.0 …(1)
ただし、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分であり、r2Rは第2レンズ群の最も像面側に配置された面の光軸上での曲率半径である。
また、第1レンズ群の入射側の面を凹面、射出側の面を凸面とし、第2レンズ群の入射側の面を凸面、射出側の面を凹面として、かつ、第2レンズ群と第3レンズ群との間に両面が凸面の空気レンズを有して、各レンズ群を二枚以下という少ないレンズ枚数とした場合でも、効率的に良好な性能を確保することが可能となる。
また、条件式(1)の下限値を下回ると、射出瞳の位置が結像面に近付きすぎることとなり、周辺光量を確保することが難しくなる。
一方、上記条件式(1)の上限値を超えて光学系全長の短縮を図ると、第2レンズ群における収差を補正する能力が低くなる。この収差補正能力が低い撮像装置において、良好な性能を確保しようとすると、レンズ枚数の増加を招いてしまい、光学系の小型化が難しくなる。
もちろん、上記構成を採用し、かつ、サイズの制約が許される
場合に、各レンズ群を二枚より多い枚数で構成しても、上記効果が得ることができる。
0.8 ≦ f g2/f all ≦ 5.5 …(2)
ただし、f g2は第2レンズ群の焦点距離であり、f allは光学系全系の焦点距離である。
上記条件式(2)の下限値を下回って、第2レンズ群の焦点距離が全光学系の焦点距離に対して短くなると、第2レンズ群における収差の発生を抑える為にレンズ枚数の増加を招くこととなり、光学系全長の短縮が困難になる。
一方、条件式(2)の上限値を超えて第2レンズ群の焦点距離が全光学系の焦点距離に対して長くなると、第2レンズ群による正の作用が減ることで全長の短縮が困難になり、使用する撮影像高に対する全長は長くなる。
また、射出瞳の位置を結像面から離す為に第3レンズ群のパワーを強める必要があるので、第3レンズ群で発生するペッツバール和が増大する。この場合、像面湾曲を良好に補正するには、第1レンズ群中の負のパワーを強める(第1レンズ群の正パワーを緩める)必要があり、更に光学系全長の短縮は難しくなる。
r2R/r3F ≦ −1 …(3)
ただし、r2Rは第2レンズ群の最も像面側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、r3Fは第3レンズ群の最も物体面側に配置される面の光軸上の曲率半径である。
|r2R|が、上記条件式(3)の上限値を超えたために|r3F|より小さくなると、第2レンズ群の射出面での光線の跳ね上げが大きくなる。このため、軸外収差が出やすくなったり、又は、この空気レンズでの十分な球面収差の補正が行い難くなったりすることがある。この場合には、収差を補正する作用を確保するために、レンズ面の数を増やす必要がある。
−15 ≦ r2R/r3F ≦ −1 …(3)´
の範囲とするとよい。
更には、条件式(3)´の下限値を−8、更には−6としてもよく、上限値を−1.01、更には−2としてもよい。このような下限値及び上限値においても、第2レンズ群の射出側面での収差補正効果を持たせることができる。
そこで、第4の撮像装置によれば、第3レンズ群の最も物体側に配置される面を凹面とし、最も像面側に配置される面を凸面としているので、第3レンズ群の入射面での軸外収差の発生を抑えながら第3レンズ群のパワーを強めることが出来、少ないレンズ枚数であっても良好な性能を確保しやすく構成できる。
0.3 ≦ |r3F|/IH ≦ 2.5 …(4)
ただし、|r3F|は第3レンズ群の最も物体側に配置される面の光軸上曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
また、上記条件式(4)の上限値を超えて第3レンズ群の最も物体側に配置される面の曲率半径が大きくなり過ぎると、その面での球面収差の補正効果が少なくなり過ぎて光学系全長の短縮が困難になる。
0.6 ≦ |r1F|/IH ≦ 4.0 …(5)
ただし、r1Fは第1レンズ群の最も物体側に配置される面の光軸上曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
この第7の撮像装置によれば、少ないレンズ枚数で入射側のレンズ外径の小型化し、光学系全長を短縮させつつ、性能を良好に補正する上で好ましい。
一方、条件式(5)の上限値を超えると、入射瞳の位置が像面側に入りやすくなる。そのため、入射側のレンズ外径を小型化が難しくなる。
特に、前記メニスカス形状のレンズを負レンズと正レンズを含む接合レンズとすると、色収差補正が行いやすくなり、より好ましい。
このとき、最も物体側に配置される面の凹面と最も像面側に配置される面の凸面において、特にコマ収差、非点収差、ディストーションの収差を補正する作用を効果的に使うことにより、色収差を良好に補正しやすくなる。
3.0 ≦ |r1L12|/IH …(6)
ただし、r1L12は第二レンズL12の入射側面の光軸上曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
上記条件式(6)の下限値を下回ると、第2レンズの物体側に配置される面で発生する球面収差やコマ収差が大きくなりすぎて、収差のバランス上、第1レンズ群内での各面の収差発生量が大きくなりやすくなる。そのため、偏心による性能劣化が起こりやすくなる。
なお、上記条件式(6)の下限値を、5.0、更には10.0としてもよい。条件式(6)の上限値は無限大とすることができるが、収差補正の効果を面にもたせる場合、上限値を150としてよい。このような上限値及び下限値においても、レンズ偏心による性能劣化を抑えることができる。
また、条件式(6)を満たすことにより第2レンズL12のフチ肉確保が容易になるので、第2レンズL12の肉厚を薄くすることができ、レンズの全長を短くできる効果も得られる。
また、第2レンズ群を二枚のレンズで構成することにより、第2レンズ群の最も物体側に配置される面の凸面と最も像面側に配置される面の凹面において、特にコマ収差、非点収差、ディストーションの収差を補正する作用を効果的に使いながら色収差を良好に補正することができる。
そこで、第13の撮像装置では、第2レンズ群を二枚のレンズ枚数からなる接合レンズで構成することにより、負レンズと正レンズ間で発生する性能劣化を少なく抑えることができる。
−0.455 ≦ IH/EP ≦ 0.455 …(7)
条件式(7)を満足する撮像装置は、周辺光量を確保することができるので好ましい。
なお、上記条件式(7)の上限値及び下限値を越えると、シエーディングの影響が画面周辺でおきやすくなる。
−0.1 < IH/EP ≦ 0.455 …(7)´
この条件式(7)´を満たすことにより、第3レンズ群の径が大きくなるのを防げることができる。
更には、第1レンズ群及び第2レンズ群を、それぞれ正レンズと負レンズの二枚で構成し、第3レンズ群を正レンズ一枚で構成するとよい。このような構成とすれば、第1レンズ群と第2レンズ群における収差を良好に補正することができ、第3レンズ群を構成するレンズ枚数を最小枚数とすることができるので、全長の短縮化と収差補正の両立が良好に行える。
更には、第1レンズ群を物体側から順に負レンズと正レンズとで構成し、第2レンズ群を物体側から順に正レンズと負レンズとで構成するとよい。このように構成すれば絞りを挟んで対称な配置となり、広画角化と収差補正を実現でき、小型化のバランスをとりやすい。
2.5 < TL/IH < 4.1 …(8)
ただし、TLは撮影光学系の第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
条件式(8)において、下限値を越えると光学系全長が短くなるが、収差補正が難しくなる。条件式(8)の上限値を越えると光学系の全長が長くなり、撮像装置を小型化しにくくなる。
2.5 < TL/IH < 4.1 …(9)
ただし、TLは撮影光学系の第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。
また、第19の撮像装置によれば、光学系全長の短縮や外径の小型化を実現でき、適度な射出瞳の位置を確保しつつ、良好な性能を確保し、製造バラツキによる性能劣化の少ない光学系を提供できる。
0.03 < TS/TL < 0.4 …(10)
ただし、TSは第1レンズ群の入射面から第3レンズ群の射出面までの間の光軸上における空気間隔の長さの合計であり、TLは撮影光学系の第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離である。
上記条件式(10)の下限値を下回ると、空気レンズによる収差補正が難しくなる。また、条件式(10)の上限値を超えると、空気間隔が大きくなり、撮影光学系の小型化が難しくなる。
図1は本発明の第1実施例に係る撮像装置の概念図であり、図2は第1実施例に係る撮像装置の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図である。
第1実施例の撮像装置1は、図1に示すように、物体側から順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とからなる撮影光学系と、ローパスフィルターLFと、像側に配置されたカバーガラスCG及び撮像面Iを有し、光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCD)とを備えている。
ここで、第1レンズ群G1は、負レンズL11と正レンズL12とからなる接合レンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、正レンズL21と負レンズL22とからなる接合レンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、プラスチック成形された一枚のレンズで構成されている。
なお、非球面形状は、光軸方向をz軸、光軸に直交する方向をy軸にとり、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、・・・としたとき、次の式で表される。
x=(y2/r)/[1+{1−(1+k)(y/r)2}1/2]
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10+…
これらの記号は、後述の各実施例の数値データにおいても共通である。
焦点距離:6.426mm、Fナンバー:3.360、像高:3.60mm、
半画角:29.25°、FB:1.000mm
面番号 曲率半径 面(又は空気)間隔 屈折率 アッベ数
1 -3.695 0.800 1.61772 49.81
2 123.439 1.850 1.72916 54.68
3 -4.694 0.160
4(絞り面) INF 0.000
5 4.367 3.050 1.69680 55.53
6 -3.985 0.800 1.69895 30.13
7 10.562 1.200
8(非球面) -2.803 2.000 1.52542 55.78
9(非球面) -2.985 0.195
10 INF 0.760 1.54771 62.84
11 INF 0.600
12 INF 0.500 1.51633 64.14
13 INF
第8面
曲率半径R=-2.803
k=0
A4=-8.4751×10-3 A6=2.6140×10-3 A8=-3.6971×10-4
A10=0 A12=0 A14=0
A16=0 A18=0 A20=0
第9面
曲率半径R=-2.985
k=0
A4=4.5096×10-3 A6=5.4042×10-4 A8=6.2047×10-5
A10=0 A12=0 A14=0
A16=0 A18=0 A20=0
図3は本発明の第2実施例に係る撮像装置の概念図であり、図4は第2実施例に係る撮像装置の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図である。
図3に示す第2実施例の撮像装置1は、第1実施例の撮像装置1同様に、物体側から順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とからなる撮影光学系と、ローパスフィルターLFと、像側に配置されたカバーガラスCG及び撮像面Iを有し、光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCD)とを備えている。
ここで、第1レンズ群は、負レンズと正レンズとからなる接合レンズで構成されている。
第2レンズ群は、正レンズと負レンズとからなる接合レンズで構成されている。
第3レンズ群は、ガラスで作製される一枚の非球面レンズで構成されている。
数値データ2
焦点距離:6.578mm、Fナンバー:2.863、像高:3.60mm、
半画角:29.35°、FB:0.999mm
面番号 曲率半径 面(又は空気)間隔 屈折率 アッベ数
1 -4.010 0.700 1.60562 43.70
2 25.258 1.700 1.88300 40.76
3 -5.757 1.176
4(絞り面) INF 0.300
5 6.158 2.300 1.78590 44.20
6 -4.335 0.700 1.80810 22.76
7 17.438 1.700
8 -3.139 1.700 1.80610 40.92
9(非球面) -3.001 1.330
10 INF 0.760 1.54771 62.84
11 INF 0.600
12 INF 0.500 1.51633 64.14
13 INF
第9面
曲率半径R=-3.001
k=0
A4=4.5351×10-3 A6=-1.7689×10-4 A8=1.6590×10-4
A10=-2.5105×10-5 A12=2.0021×10-6 A14=0
A16=0 A18=0 A20=0
図5は本発明の第3実施例に係る撮像装置の概念図であり、図6は第3実施例に係る撮像装置の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図である。
図5に示す第3実施例に係る撮像装置1は、第1実施例の撮像装置1同様に、物体側から順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とからなる撮影光学系と、ローパスフィルターLFと、像側に配置されたカバーガラスCG及び撮像面Iを有し、光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCD)とを備えている。
第1レンズ群G1は、正のパワーを持つメニスカス単レンズにて構成されている。
第2レンズ群G2は、正レンズL21と負レンズL22との接合レンズで構成されている。 第3レンズ群G3は、ガラスで作製される一枚の非球面レンズで構成されている。
数値データ3
焦点距離:6.199mm、Fナンバー:2.855、像高:3.60mm、
半画角:30.45°、FB:1.000mm
面番号 曲率半径 面(又は空気)間隔 屈折率 アッベ数
1(非球面) -3.972 1.800 1.80610 40.92
2 -3.474 1.000
3(絞り面) INF 0.000
4 8.414 2.300 1.88300 40.76
5 -3.900 0.700 1.80810 22.76
6 8.308 1.300
7 -3.133 1.700 1.80610 40.92
8(非球面) -2.787 1.693
9 INF 0.760 1.54771 62.84
10 INF 0.600
11 INF 0.500 1.51633 64.14
12 INF
第1面
曲率半径R=-3.972
k=0
A4=-4.9641×10-3 A6=-1.3883×10-4 A8=-9.0582×10-5
A10=0 A12=0 A14=0
A16=0 A18=0 A20=0
第8面
曲率半径R=-2.787
k=0
A4=4.0516×10-3 A6=4.8262×10-4 A8=-1.3587×10-4
A10=6.3935×10-5 A12=-1.0789×10-5 A14=8.1313×10-7
A16=0 A18=0 A20=0
図7は本発明の第4実施例に係る撮像装置の概念図であり、図8は第4実施例に係る撮像装置の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図である。
図7に示す第4実施例に係る撮像装置1は、第1実施例の撮像装置1と同様に、物体側から順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とからなる撮影光学系と、ローパスフィルターLFと、像側に配置されたカバーガラスCG及び撮像面Iを有し、光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCD)とを備えている。
第1レンズ群G1は負レンズL11と正レンズL12とからなる接合レンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、正レンズL11と負レンズL12とからなる接合レンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、ガラスで作製される一枚の非球面レンズで構成されている。
数値データ4
焦点距離:6.336mm、Fナンバー:2.894、像高:3.60mm、
半画角:29.35°、FB:1.000mm
面番号 曲率半径 面(又は空気)間隔 屈折率 アッベ数
1 -3.982 0.700 1.70000 48.08
2 20.468 1.700 1.88300 40.76
3 -5.387 1.000
4(絞り面) INF 0.000
5 5.542 2.300 1.78590 44.20
6 -4.441 0.700 1.80810 22.76
7 16.832 1.700
8 -3.019 1.700 1.80610 40.92
9(非球面) -3.000 1.266
10 INF 0.760 1.54771 62.84
11 INF 0.600
12 INF 0.500 1.51633 64.14
13 INF
第9面
曲率半径R=-3.000
k=0
A4=4.1051×10-3 A6=2.1754×10-4 A8=4.2309×10-5
A10=-5.5958×10-6 A12=8.6307×10-7 A14=00
A16=0 A18=0 A20=0
図9は本発明の第5実施例に係る撮像装置の概念図であり、図10は第5実施例に係る撮像装置の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図である。
図9に示す第5実施例に係る撮像装置1は、第1実施例の撮像装置1同様に、物体側から順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とからなる撮影光学系と、ローパスフィルターLFと、像側に配置されたカバーガラスCG及び撮像面Iを有し、光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCD)とを備えている。
第1レンズ群G1は、負レンズL11と正レンズL12とからなる接合レンズで構成されている。
第2レンズ群は正レンズL21と負レンズL22との接合レンズで構成されている。
また、第3レンズ群は、ガラスで作製される一枚の非球面レンズで構成されている。
数値データ5
焦点距離:6.491mm、Fナンバー:3.460、像高:3.60mm、
半画角:29.80°、FB:1.000mm
面番号 曲率半径 面(又は空気)間隔 屈折率 アッベ数
1 -3.687 0.800 1.48749 70.23
2 41.441 1.650 1.73400 51.47
3 -4.858 0.300
4(絞り面) INF 0.050
5 5.184 2.000 1.69350 53.21
6 -2.650 0.800 1.69895 30.13
7 11.495 1.142
8 -3.089 2.000 1.69350 53.21
9(非球面) -3.110 1.644
10 INF 0.760 1.54771 62.84
11 INF 0.600
12 INF 0.500 1.51633 64.14
13 INF
第9面
曲率半径R=-3.110
k=0
A4=4.2987×10-3 A6=8.9180×10-5 A8=4.0294×10-5
A10=0 A12=0 A14=0
A16=0 A18=0 A20=0
図11は本発明の第6実施例に係る撮像装置の概念図であり、図12は第6実施例に係る撮像装置の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図である。
図11に示す第6実施例に係る撮像装置1は、第1実施例の撮像装置1と同様に、物体側から順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とからなる撮影光学系と、ローパスフィルターLFと、像側に配置されたカバーガラスCG及び撮像面Iを有し、光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCD)とを備えている。
第1レンズ群G1は、負レンズL11と正レンズL12との二枚で構成されている。
第2レンズ群G2は、正レンズL21と負レンズL22との接合レンズで構成されている。
第3レンズ群は、ガラスで作製される一枚の非球面レンズで構成されている。
数値データ6
焦点距離:6.479mm、Fナンバー:3.511、像高:3.60mm、
半画角:29.80°、FB:1.000mm
面番号 曲率半径 面(又は空気)間隔 屈折率 アッベ数
1 -4.924 0.800 1.56384 60.67
2 6.803 0.200
3 437.194 1.850 1.72916 54.68
4 -4.640 0.160
5(絞り面) INF 0.000
6 4.767 3.050 1.69350 53.21
7 -3.543 0.800 1.68893 31.07
8 6.808 0.800
9 -6.700 2.000 1.52542 55.78
10(非球面)-3.572 2.179
11 INF 0.760 1.54771 62.84
12 INF 0.600
13 INF 0.500 1.51633 64.14
14 INF
第10面
曲率半径R=-3.572
k=0
A4=3.5047×10-3 A6=1.9730×10-4 A8=2.1670×10-5
A10=0 A12=0 A14=0
A16=0 A18=0 A20=0
以下に、その実施形態を例示する。
そして、撮影光学系41によって形成された物体像が、近赤外カットフィルター、又はCCDカバーガラス又はその他のレンズに施された近赤外カットコートを経てCCD49の撮像面上に形成される。
また、この処理手段51には記録手段52が接続され、撮影された電子画像を記録することもできる。
なお、この記録手段52は処理手段51と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。
また、CCD49に代わってCMOSを配置したデジタルカメラとして構成してもよい。
なお、撮影光学系41及びファインダー用対物光学系53の入射側、接眼光学系59の射出側にそれぞれカバー部材50が配置されている。
図16はパソコン300のカバーを開いた前方斜視図、図17はパソコン300の撮影光学系303の断面図、図18は図16に示すパソコン300の側面図である。
ここで、モニター302は、図示しないバックライトにより背面から照明する透過型液晶表示素子や、前面からの光を反射して表示する反射型液晶表示素子や、CRTディスプレイ等であってよい。また、図中、撮影光学系303は、モニター302の右上に内蔵されているが、その場所に限らず、モニター302の周囲や、キーボード301の周囲のどこであってもよい。
この撮影光学系303は、撮影光路304上に、本発明による例えば第1実施例の撮像装置で記載した撮影光学系を用い、像を受光する撮像素子チップ162を撮影光学系303の像面側に配している。これらは撮像装置であるパソコン300に内蔵されている。
図19(a)乃至(c)に示すように、携帯電話400は、操作者の声を情報として入力するマイク部401と、通話相手の声を出力するスピーカ部402と、操作者が情報を入力する入力ダイアル403と、操作者自身や通話相手等の撮影像と電話番号等の情報を表示するモニター404と、撮影光学系405と、通信電波の送信と受信を行うアンテナ406と、画像情報や通信情報、入力信号等の処理を行う処理手段(図示せず)とを有している。
ここで、モニター404は液晶表示素子である。また、図中、各構成の配置位置は、図示した配置に限られない。
この撮影光学系405は、撮影光路407上に配置された本発明による例えば第1実施例の撮像装置で記載した撮影光学系を用い、物体像を受光する撮像素子チップ162を撮影光学系303の像側に配している。これらは、撮像装置である携帯電話400に内蔵されている。
また、通信相手に画像を送信する場合、撮像素子チップ162で受光された物体像の情報を、送信可能な信号へと変換する信号処理機能が処理手段には含まれている。
CG カバーガラス
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L11、L21 第1レンズ
L12、L22 第2レンズ
LF ローパスフィルター
Claims (20)
- 撮影光学系と、該撮影光学系により形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
前記撮影光学系は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーを持つ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面である正のパワーを持つ第2レンズ群と、正のパワーを持つ第3レンズ群とを備え、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間に両面が凸面の空気レンズを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする撮像装置。
1.4 ≦|r2R|/IH ≦ 15.0
ただし、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分であり、r2Rは第2レンズ群の最も像面側に配置される面の光軸上での曲率半径である。 - 撮影光学系と、該撮影光学系により形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
前記撮影光学系は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーをもつ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面の正パワーをもつ第2レンズ群と、正のパワーを持つ第3レンズ群とを備え、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像装置。
0.8 ≦ f g2/f all ≦ 5.5
ただし、f g2は第2レンズ群の焦点距離であり、f allは光学系全系の焦点距離である。 - 前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間に両面が凸面の空気レンズを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
r2R/r3F ≦ −1
ただし、r2Rは第2レンズ群の最も像面側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、r3Fは第3レンズ群の最も物体面側に配置される面の光軸上の曲率半径である。 - 前記第3レンズ群は、最も物体側に配置される面が凹面で、最も像面側に配置される面が凸面で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
0.3 ≦ |r3F|/IH ≦ 2.5
ただし、|r3F|は第3レンズ群の最も物体側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。 - 前記第3レンズ群は、レンズ中心に対するレンズ周辺の正のパワーが緩くなる形状の非球面を有し、物体側の面が凹面である一枚の正メニスカスレンズから構成されることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
0.6 ≦ |r1F|/IH ≦ 4.0
ただし、r1Fは第1レンズ群の最も物体側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。 - 前記第1レンズ群は、該第1レンズ群の入射面と射出面との間に空気間隔がないメニスカスレンズ形状のレンズで構成されたことを特徴とする請求項1、2又は7の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記第1レンズ群が、物体側から順に、負のパワーを持つ第1レンズと正のパワーを持つ第2レンズとで構成されていることを特徴とする請求項1、2又は7の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記第2レンズの入射側に配置される面が以下の条件式を満足することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
3.0 ≦ |r1L12|/IH
ただし、r1L12は第2レンズの入射側に配置される面の光軸上の曲率半径であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。 - 前記第1レンズ群は、負のパワーを持つ前記第1レンズと正のパワーを持つ前記第2レンズとを接合して構成したことを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像装置。
- 前記第2レンズ群は、物体側から順に、正のパワーを持つ第1レンズと負のパワーを持つ第2レンズとで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記第2レンズ群は、正のパワーを持つ前記第1レンズと負のパワーを持つ前記第2レンズとを接合して構成したことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
- 前記第1レンズ群は、物体側から順に、負のパワーを持つ第1レンズと正のパワーを持つ第2レンズとからなる接合レンズであり、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、正のパワーを持つ第1レンズと負のパワーを持つ第2レンズとからなる接合レンズであり、
前記第3レンズ群は、正のパワーを持つ一枚のメニスカスレンズで構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
0.8≦ f g2/f all ≦ 5.5
ただし、f g2は第2レンズ群の焦点距離であり、f allは光学系全系の焦点距離である。 - 撮影光学系の射出瞳の位置から結像面までの距離をEP、最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分をIHとするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至15の何れか一項に記載の撮像装置。
−0.455 ≦ IH/EP ≦ 0.455 - 前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は、それぞれ、レンズ枚数が二枚以下で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記撮影光学系の前記第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離をTLとし、最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分をIHとするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至17の何れか一項に記載の撮像装置。
2.5 < TL/IH < 4.1 - 撮影光学系と、該撮影光学系により形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
前記撮影光学系は、物体側から順に、最も物体側に配置される面が凹面で最も像面側に配置される面が凸面である正のパワーを持つ第1レンズ群と、開口絞りと、最も物体側に配置される面が凸面で最も像面側に配置される面が凹面である正のパワーを持つ第2レンズ群と、正のパワーを持つ第3レンズ群とを備え、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像装置。
2.5 < TL/IH < 4.1
ただし、TLは撮影光学系の第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離であり、IHは最大撮影像高であって撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至19の何れか一項に記載の撮像装置。
0.03 < TS/TL < 0.4
ただし、TSは第1レンズ群の入射面から第3レンズ群の射出面までの間の光軸上の空気間隔の長さの合計であり、TLは撮影光学系の第1レンズ群の入射面から撮像面までの距離である。
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