JP2006029550A - ピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ - Google Patents

ピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ Download PDF

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Shinobu Kaneko
忍 金子
Yutaka Kobayashi
豊 小林
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Abstract

【課題】 反力爪に摩擦パッドを介して摩擦熱が伝達されることや、制動時に反力爪のディスク周方向外側に応力が集中することを極力抑制し、反力爪によって反作用部側の摩擦パッドを常に安定して押動させる。
【解決手段】 反力爪3eの摩擦パッド当接面3jの一部に、摩擦パッド6と当接しない非当接部を形成する。この非当接部は、摩擦パッド当接面3jのディスク周方向中央部に設けられた凹溝3k,3kであって、該凹溝3kは、ディスクロータ中心O1とピストン押圧中心O2とを結ぶ中心線L1と略平行に形成されるとともに、該中心線L1と直交し、且つ、前記ピストン押圧中心O2を通る押圧中心直交線L2よりディスク外周側から、該押圧中心直交線を超えてディスク内周側に向けて形成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の各種走行車両に用いられるピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディに係り、詳しくは、キャリパボディの反作用部側に設けられる反力爪の構造に関する。
従来、ピンスライド型車両用ディスクブレーキは、ディスクロータを挟んで対向配置される作用部と反作用部とをディスクロータの外側を跨ぐブリッジ部にて一体に連結し、前記反作用部に、ブリッジ部からディスク中心方向に向かって突出する複数の反力爪を設け、該反力爪と前記作用部に設けられたシリンダ孔に内挿されるピストンとの間に一対の摩擦パッドをディスクロータを挟んで対向配置している。
このようなディスクブレーキでは制動時に、まず、シリンダ孔に内挿されたピストンが液圧によって前進し、作用部側の摩擦パッドをディスクロータ側へ押動し、該摩擦パッドをディスクロータの一側面へ押圧する。次に、この反作用によってキャリパボディが作用部方向へ移動し、反力爪が反作用部側の摩擦パッドをディスクロータの他側面へ押圧して制動される(例えば、特許文献1参照)。
実公平7−23630号公報
しかし、上述のものでは、制動操作を頻繁に繰り返すと、ディスクロータと摩擦パッドとの間で発生する高温の摩擦熱が摩擦パッドの裏板を介して反力爪に伝わっていた。特に熱を伝導しやすいアルミニウム製のキャリパボディの場合、反力爪に摩擦熱が伝わりやすく、反力爪が変形しないように、該反力爪を肉厚に形成しなければならなかった。また、制動時に、反力爪のディスク周方向外側に応力が集中し、ブレーキ鳴きを発生させる一因となっていた。
そこで本発明は、反力爪に摩擦パッドを介して摩擦熱が伝達されることや、制動時に反力爪のディスク周方向外側に応力が集中することを極力抑制し、反力爪によって反作用部側の摩擦パッドを常に安定して押動させることができるとともに、ブレーキ鳴きの発生を抑制することができるピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため第1の発明では、ディスクロータを挟んで対向配置される作用部と反作用部とをディスクロータの外側を跨ぐブリッジ部にて一体に連結し、前記反作用部に、ブリッジ部からディスク中心方向に向かって突出する複数の反力爪を設け、該反力爪と前記作用部に設けられたシリンダ孔に内挿されるピストンとの間に一対の摩擦パッドをディスクロータを挟んで対向配置したピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディにおいて、前記反力爪の摩擦パッド当接面の一部に、前記摩擦パッドと当接しない非当接部を形成し、該非当接部は、ディスクロータ中心とピストン押圧中心とを結ぶ中心線と略平行に形成されるとともに、該中心線と直交し、且つ、前記ピストン押圧中心を通る押圧中心直交線よりディスク外周側から、該押圧中心直交線を超えてディスク内周側に向けて形成されることを特徴としている。
第2の発明では、前記非当接部は、前記複数の反力爪の摩擦パッド当接面のディスク周方向中央部に設けられた凹溝であって、該凹溝の反力爪突出方向側の端部は、反力爪のディスク中心側端面に開口していることを特徴としている。
第3の発明では、前記非当接部は、前記複数の反力爪の摩擦パッド当接面のディスク周方向外側に設けられた凹部であることを特徴としている。
第4の発明では、前記非当接部は、前記複数の反力爪の摩擦パッド当接面のディスク周方向中央部に設けられた凹溝と、ディスク周方向外側に設けられた凹部であって、前記凹溝の反力爪突出方向側の端部は、反力爪のディスク中心側端面に開口していることを特徴としている。
第5の発明では、前記キャリパボディは、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されることを特徴としている。
第1の発明では、摩擦パッドと反力爪の非当接部との間に形成される空間部によって、ディスクロータと摩擦パッドとの間で発生する高温の摩擦熱を反力爪に伝えにくくするとともに、この摩擦熱を放熱させることができる。また、非当接部は、ディスクロータ中心とピストン押圧中心とを結ぶ中心線と略平行に形成されるとともに、該中心線と直交し、且つ、前記ピストン押圧中心を通る押圧中心直交線よりディスク外周側から、該押圧中心直交線を超えてディスク内周側に向けて形成されることから、ディスク半径方向に所定の長さが確保され、摩擦熱を有効に放熱させることができる。
第2の発明では、ディスク中心側端面に開口する凹溝内に走行風が流通することから、効果的に摩擦熱を放熱させることができる。また、凹溝は反力爪の中央に設けられるので、反力爪の摩擦パッドの抑え幅を狭くすることがなく、凹溝を設けたとしてもブレーキ鳴きを抑制することができる。
第3の発明では、凹部によって摩擦熱を放熱させることができ、また、制動時に反力爪に掛かる応力を反力爪の中心側へ分散させることができ、反作用部側の摩擦パッドを安定して押動させることができる。
第4の発明では、凹溝と凹部によって効果的に摩擦熱を放熱させることができるとともに、凹部によって制動時に反力爪に掛かる応力を反力爪のピストン中心側へ分散させることができる。また、凹溝は反力爪の中央に設けられるので、反力爪の摩擦パッドの抑え幅を狭くすることがなく、凹溝を設けたとしてもブレーキ鳴きを抑制することができる。
第5の発明では、熱や応力の影響を受けやすいアルミニウム又はアルミニウム合金で形成されるキャリパボディの反力爪が、ディスクロータと摩擦パッドとの間で発生する摩擦熱の影響を受けにくくなり、反力爪を肉厚を薄くすることができる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図7は、本発明の第1形態例を示すもので、図1は図2のI−I断面図、図2はディスクブレーキの正面図、図3はディスクブレーキの一部断面平面図、図4はキャリパボディの側面図、図5は図4のV−V断面図、図6はキャリパボディの底面図、図7はキャリパボディの正面図である。
なお、図中の矢印Aは、車両前進走行時のディスクロータの回転方向を示し、以下の説明で用いるディスクブレーキ回入側と回出側とは、車両前進走行時の場合とする。
ピンスライド型車両用ディスクブレーキ1は、ディスクロータ2を挟んで対向配置される作用部3aと反作用部3bとをディスクロータ2の外側を跨ぐブリッジ部3cにて一体に連結したキャリパボディ3を、ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット4に一対のスライドピン5を介してディスク軸方向に移動可能に支持し、前記作用部3aと反作用部3bとの間にディスクロータ2を挟んで一対の摩擦パッド6,6を対向配置している。
キャリパブラケット4は、ディスクロータ2の外側を跨いでディスク軸方向へ突出する一対のキャリパ支持腕4a,4aと、該キャリパ支持腕4a,4aの両端部を連結する連結腕4bとを備えている。連結腕4bは、作用部側にのみ設けられ、正面視略U字状を呈し、中央に作用部側の摩擦パッド6を収容する収容凹部4cが設けられるとともに、ディスク周方向両側で前記キャリパ支持腕4a,4aに連結している。
キャリパ支持腕4a,4aは、反作用部3b側から作用部3aに亘る長さの直線状に形成されており、キャリパ支持腕4aの内部には、袋状のピン挿通孔4dが作用部側に開口して設けられている。キャリパ支持腕4a,4a外面のピストン側対向面には、摩擦パッド6,6からの制動トルクを支承するコ字状のトルク受け部4e,4eが相対向して設けられている。また、キャリパ支持腕4a,4aには、一対の車体取付部4f,4fが設けられ、この車体取付部4f,4fには、取付ボルトを装着させる取付ボルト装着孔4g,4gが形成されている。キャリパブラケット4は、車体側から挿通される取付ボルト(図示せず)を、この取付ボルト装着孔4g,4gに螺着することによって車体に固着される。
キャリパボディ3はアルミニウム合金で形成されたもので、作用部3aには、ディスクロータ2側が開口した有底のシリンダ孔3dが設けられており、反作用部3bには、反作用部側の摩擦パッド6を押動する一対の反力爪3e,3eが設けられている。ブリッジ部3cは、ディスクロータ外周側に膨出した一対のリブ状部3f,3fを有しており、リブ状部3f,3fの間には、摩擦パッド6の状態を外部から確認するための窓部3gが設けられている。
前記シリンダ孔3d内には、コップ状のピストン7が、ピストンシール8を介して摺動自在に内挿されている。ピストン7は、ピストン7とシリンダ孔3dの底部との間に画成された液圧室9にユニオン孔10を介して供給される圧液により、シリンダ孔3d内をディスクロータ方向へ移動して作用部側の摩擦パッド6をディスクロータ2の一側面に向けて押動する。
前記作用部3aのディスクロータ回入側及び回出側には、一対のスライドピン支持腕3h,3hがディスクロータ2の一側面に沿って直線状に突設されており、各スライドピン支持腕3hの先端には、固定ボルト11によって前記スライドピン5がディスク軸と平行な方向にそれぞれ取り付けられている。各スライドピン5は、前記キャリパ支持腕4aのピン挿通孔4dに摺動可能に挿通され、キャリパボディ3は、これらスライドピン5とピン挿通孔4dとの摺動により、キャリパブラケット4に対してディスク軸方向に移動可能となっている。
前記反作用部3bに設けられる反力爪3e,3eは、シリンダ孔の加工孔3iを挟んでブリッジ部3cから、ディスク中心側に突出するようにそれぞれ形成され、各反力爪3eの摩擦パッド当接面3jのディスク周方向中央部には、反力爪3eのブリッジ部3c側から反力爪3eの突出方向に向かって凹溝3kがそれぞれ形成されている。各凹溝3kは、ディスクロータ中心O1とピストン押圧中心O2とを結ぶ中心線L1と略平行に形成されるとともに、該中心線L1と直交し、且つ、前記ピストン押圧中心O2を通る押圧中心直交線L2よりディスク外周側から、該押圧中心直交線L2を超えてディスク内周側に向けて形成されている。また、各凹溝3kは、摩擦パッド当接面3jのディスク中心側端面3mに開口するように設けられ、ディスク外周側からディスク中心側に向けて溝幅が広くなるように形成されている。また、反力爪3eのディスク中心側端面3mのディスク周方向幅W1は、キャリパボディ3やキャリパブラケット4のレイアウトや、加工孔3iの大きさを考慮した最大の幅に設定されている。
各摩擦パッド6は、ディスクロータ2の側面に摺接するライニング6aと、該ライニング6aを保持する金属製の裏板6bとからなっている。裏板6bには、ディスク回出回入方向に突出するトルク伝達部6c,6cが設けられ、該トルク伝達部6c,6cが前記トルク受け部4e,4eにリテーナ12,12を介して支持されている。
運転者の制動操作によってキャリパボディ3の液圧室9に昇圧した作動液が供給されると、ピストン7がシリンダ孔3d内を開口方向へ前進して作用部3a側の摩擦パッド6を押動し、該摩擦パッド6のライニング6aをディスクロータ2の一側面へ押圧する。次に、この反作用により、キャリパボディ3がスライドピン5,5の案内にて作用部3a方向へ移動し、反作用部3bの反力爪3e,3eが反作用部3b側の摩擦パッド6を押動し、該摩擦パッド6のライニング6aをディスクロータ2の他側面へ押圧する。これにより、ディスクロータ2に制動力が作用する。
車両走行中に、このような制動操作を頻繁に繰り返すと、ディスクロータ2とライニング6aとの摺接によって高温の摩擦熱が発生するが、各反力爪3eに凹溝3kを形成したことにより、反力爪3eと裏板6bとの接触面積が小さくなり、さらに、走行風が凹溝3kの開口から導入され摩擦熱が放熱されることから、摩擦熱は反力爪3eに伝わりにくい。また、凹溝3kは、反力爪3eの押圧中心直交線L2よりディスク外周側から、該押圧中心直交線L2を超えてディスク内周側に向けて形成されることから、ディスク半径方向に所定の長さが確保され、摩擦熱を有効に放熱させることができ、反力爪3eは常に安定して反作用部側の摩擦パッド6を押動させることができる。さらに、凹溝3kは反力爪3eの中央に設けられるので、反力爪3eが摩擦パッドを抑えるディスク周方向幅W1を狭くすることがなく、凹溝3kを設けたとしてもブレーキ鳴きを抑制することができる。
図8及び図9は、本発明の第2形態例を示すもので、図8はキャリパボディの要部断面図、図9はキャリパボディの要部底面図で、第1形態例と同一の部材には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本形態例の反作用部3bに設けられる反力爪3n,3nは、第1形態例と同様に、シリンダ孔の加工孔3iを挟んでブリッジ部3cから、ディスク中心側に突出するようにそれぞれ形成される。各反力爪3nの摩擦パッド当接面3oのディスク周方向外側には、凹部3pがそれぞれ設けられ、これら凹部3pは、ディスクロータ中心O1とピストン押圧中心O2とを結ぶ中心線L1と略平行に形成されるとともに、該中心線L1と直交し、且つ、前記ピストン押圧中心O2を通る押圧中心直交線L2よりディスク外周側から、該押圧中心直交線L2を超えてディスク内周側に向けて形成される。凹部3pは、ディスク中心側端面3mからディスクロータ外周側に向けて幅が広くなるように形成され、反力爪3nのディスク中心側端面3mのディスク周方向幅W1は、キャリパボディ3やキャリパブラケット4のレイアウトや、加工孔3iの大きさを考慮した最大の幅に設定されている。
上述のキャリパボディ3では、第1形態例と同様に、反力爪3nと裏板6bとの接触面積が小さくなるとともに、凹部3pに走行風が導入されることから、ディスクロータ2とライニング6aとの摺接によって発生する摩擦熱が反力爪3nに伝わりにくくなる。また凹部3pは、押圧中心直交線L2よりディスク外周側から、該押圧中心直交線L2を超えてディスク内周側に向けて形成されることから、ディスク半径方向に所定の長さが確保され、摩擦熱を有効に放熱させることができる。さらに、凹部3pにより、制動時に応力が集中しやすい反力爪3nのディスク周方向外側では、反力爪3nと裏板6bとが当接しないので、応力を反力爪3nの中心側に分散させることができ、ブレーキ鳴きを抑制できる。
図10及び図11は、本発明の第3形態例を示すもので、図10はキャリパボディの要部断面図、図11はキャリパボディの要部底面図で、第1,第2形態例と同一の部材には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本形態例は、前記第1形態例と第2形態例とを組み合わせたものであり、反作用部3bに設けられる反力爪3q,3qは、第1,第2形態例と同様に、シリンダ孔の加工孔3iを挟んでブリッジ部3cから、ディスク中心側に突出するようにそれぞれ形成される。各反力爪3qの摩擦パッド当接面3rのディスク周方向中央部には凹溝3kが、摩擦パッド当接面3rのディスク周方向外側には凹部3pがそれぞれ形成されている。これにより、反力爪3qと裏板6bとの接触面積が更に小さくなるとともに、走行風が凹溝3kや凹部3pに導入され、ディスクロータ2とライニング6aとの摺接によって発生する摩擦熱が放熱されることから、摩擦熱が反力爪3qに伝わりにくい。また、凹溝3kと凹部3pとは、反力爪3eの押圧中心直交線L2よりディスク外周側から、該押圧中心直交線L2を超えてディスク内周側に向けて形成されることから、ディスク半径方向に所定の長さが確保され、摩擦熱を有効に放熱させることができる。さらに、凹部3pにより、制動時に掛かる応力を反力爪3qの中心側に分散させることができ、反力爪3qは常に安定して反作用部側の摩擦パッド6を押動させ、ブレーキ鳴きを抑制することができる。
なお、本発明は上述の各実施例のように、各凹溝同士、各凹部同士が略平行に設けられるものに限らず、反力爪の摩擦パッド当接面の一部に該摩擦パッドと当接しない非当接部を設けたものであれば良く、その形状は特に限定されるものではない。また、本発明は、複数のピストンを備えたピンスライド型のキャリパボディにも適用できる。
図2のI−I断面図である。 本発明の第1形態例を示すディスクブレーキの正面図である。 同じくディスクブレーキの一部断面平面図である。 同じくキャリパボディの側面図である。 図4のV−V断面図である。 同じくキャリパボディの底面図である。 同じくキャリパボディの正面図である。 本発明の第2形態例を示すキャリパボディの要部断面図である。 同じくキャリパボディの要部底面図である。 本発明の第3形態例を示すキャリパボディの要部断面図である。 同じくキャリパボディの要部底面図である。
符号の説明
1…ピンスライド型車両用ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパボディ、3a…作用部、3b…反作用部、3c…ブリッジ部、3d…シリンダ孔、3e,3n,3q…反力爪、3f…リブ状部、3g…窓部、3h…スライドピン支持腕、3i…加工孔、3j,3o,3r…摩擦パッド当接面、3k…凹溝、3m…ディスク中心側端面、3p…凹部、4…キャリパブラケット、4a…キャリパ支持腕、4b…連結腕、4e…収容凹部、5…スライドピン、6…摩擦パッド、6a…ライニング、6b…裏板、6c…トルク伝達部、7…ピストン、8…ピストンシール、9…液圧室、10…ユニオン孔、11…固定ボルト、12…リテーナ、O1…ディスクロータ中心、O2…ピストン押圧中心、L1…中心線、L2…押圧中心直交線

Claims (5)

  1. ディスクロータを挟んで対向配置される作用部と反作用部とをディスクロータの外側を跨ぐブリッジ部にて一体に連結し、前記反作用部に、ブリッジ部からディスク中心方向に向かって突出する複数の反力爪を設け、該反力爪と前記作用部に設けられたシリンダ孔に内挿されるピストンとの間に一対の摩擦パッドをディスクロータを挟んで対向配置したピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディにおいて、前記反力爪の摩擦パッド当接面の一部に、前記摩擦パッドと当接しない非当接部を形成し、該非当接部は、ディスクロータ中心とピストン押圧中心とを結ぶ中心線と略平行に形成されるとともに、該中心線と直交し、且つ、前記ピストン押圧中心を通る押圧中心直交線よりディスク外周側から、該押圧中心直交線を超えてディスク内周側に向けて形成されることを特徴とするピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  2. 前記非当接部は、前記複数の反力爪の摩擦パッド当接面のディスク周方向中央部に設けられた凹溝であって、該凹溝の反力爪突出方向側の端部は、反力爪のディスク中心側端面に開口していることを特徴とする請求項1記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  3. 前記非当接部は、前記複数の反力爪の摩擦パッド当接面のディスク周方向外側に設けられた凹部であることを特徴とする請求項1記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  4. 前記非当接部は、前記複数の反力爪の摩擦パッド当接面のディスク周方向中央部に設けられた凹溝と、ディスク周方向外側に設けられた凹部であって、前記凹溝の反力爪突出方向側の端部は、反力爪のディスク中心側端面に開口していることを特徴とする請求項1記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  5. 前記キャリパボディは、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されることを特徴とする請求項1乃至4記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014126093A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Nissin Kogyo Co Ltd ピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ及びその製造方法

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