JP2006028050A - 皮膚アレルギー抑制組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属アレルギー及び松脂アレルギーに対して優れた抑制効果を有し、長期間服用しても副作用の心配がなく、安全性の高い皮膚アレルギー抑制組成物を提供する。
【解決手段】 金属や松脂に対する皮膚アレルギー抑制組成物の有効成分として、動物の腸内又は発酵食品から分離される細菌を含有させる。前記細菌が、乳酸及び酢酸を生成するグラム陽性菌であることが好ましく、エンテロコッカス属、ビフィドバクテリウム属、ラクトバシルス属、ストレプトコッカス属、ラクトコッカス属に属する細菌であることがより好ましく、エンテロコッカス・フェカリスであることが最も好ましい。また、前記細菌は、生菌及び/又は死菌体であることが好ましい。更に、本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、前記細菌の生菌及び/又は死菌体を1日当たり1mg〜2g摂取できるように調製されたものであることが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、金属や松脂(まつやに)によるかぶれ等の皮膚アレルギー症状を抑制する組成物に関する。
花粉、ダニ、食物等の数多くのアレルギー源があるが、ピアス、ネックレス、メガネ、時計等の金属装飾品や□腔内の歯科用金属が原因となってアレルギーが引き起こされることもある。このような金属が原因となって引き起こされるアレルギーを金属アレルギーといい、アレルギーになりやすい金属として、コバルト、ニッケル、金、スズ、インジウム、パラジウム、バナジウム、亜鉛、クロム、鉄、アルミニウム、プラチナ、銅、銀等が知られている。
金属アレルギーは、その金属に含まれる金属イオンが汗等で溶け出して体内に入り、抗原として認識された時の拒否反応として皮膚や粘膜がかぶれたり炎症を起こしたりする症状であり、金属アレルギーを持っていない人でも、その金属イオンが蓄積されると突然アレルギーを起こしたりすることがある。そして、特定の金属でアレルギーになった場合、その金属のアレルギーを持ち続けることになり、何度でも発症する。
また、松脂も、皮膚に付着するとかぶれ(松脂アレルギー)を起こすことが知られている。松脂は、様々な用途に用いられており、例えば、バイオリン、チェロ、ビオラ等の弓の音色調節用や、野球、ハンドボール、ビリヤード等のスポーツにおいて使用されるすべり止め、その他化粧品、皮革用の艶出し等に使用されている。そのため、職業上、日常的に松脂に接する楽器奏者やスポーツ選手等においては松脂アレルギーが深刻な問題となっている。
上記のような金属アレルギーや松脂アレルギーに対しては、主にステロイド剤や抗ヒスタミン剤の外用あるいは内服による治療法が行われている。しかし、これらの薬剤は長期服用による強い副作用があるため、その使用には制限があり、これらのアレルギーを治癒することは難しかった。
一方、近年、腸内フローラの研究が進展し、腸内フローラが宿主の健康や疾病に密接に関係していることが明らかとなり、乳酸菌やビフィズス菌等を様々な疾病の予防や症状の改善のために用いる試みが盛んに行われている。
従来より、アレルギー症状の抑制・改善、更には治療を目的とした様々な抗アレルギー剤の開発が行われているが、中でも金属アレルギーを抑制することを主目的としたものとして、例えば、下記特許文献1には、グルタチオンを有効成分として含有することを特徴とする抗金属アレルギー剤が開示されている。
また、下記特許文献2には、ヒトの腸内細菌群より分離された乳酸菌として、エンテロコッカス・フェカリス(AD101株)、ラクトバチルス・ロイテリー(AD0002株)のうち1種類以上の菌体における、ヒスタミン遊離抑制効果を有するI型アレルギー抑制剤、及びIV型アレルギー抑制剤が開示されている。
特開2004−51534号公報 特開2000−95697号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載したような天然物由来のアレルギー抑制剤は、アレルギー源によって効果も変わることが多く、特定のアレルギーに対して効果があっても他のアレルギーに対しては必ずしも有効ではないことがある。
例えば、特許文献2には、エンテロコッカス・フェカリスなどの乳酸菌体を有効成分としているが、その実施例中にはマウスを用いた塩化ピクリルに対する接触性皮膚炎の試験結果が記載されているのみであり、金属に対する接触性皮膚炎に対する効果は確認されていない。
したがって、本発明の目的は、金属アレルギーや松脂アレルギーに対して優れた抑制効果を有し、長期間服用しても副作用の心配がなく、安全性の高い皮膚アレルギー抑制組成物を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究した結果、意外にも乳酸菌等を摂取することにより、金属アレルギー及び松脂アレルギーの症状が大幅に改善されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、動物の腸内又は発酵食品から分離される細菌を有効成分として含有することを特徴とする。
上記発明においては、前記細菌が、乳酸及び酢酸を生成するグラム陽性菌であることが好ましく、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)、ラクトバシルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)、ラクトコッカス属(Lactcoccus)に属する細菌であることがより好ましく、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)であることが最も好ましい。また、前記細菌は、生菌及び/又は死菌体であることが好ましい。
更に、本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、前記細菌の生菌及び/又は死菌体を1日当たり1mg〜2g摂取できるように調製されたものであることが好ましい。
本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、動物の腸内又は発酵食品から分離される細菌を有効成分として含有するので、これを摂取することにより、金属アレルギーや松脂アレルギーの症状を安全かつ効果的に抑制することができる。また、これらの細菌の有する他の様々な生理活性効果も期待できる。
本発明によれば、有効成分として動物の腸内又は発酵食品から分離される細菌を含有させることにより、長期間服用しても副作用の心配がなく、金属アレルギーや松脂アレルギーの症状に対して優れた抑制効果を有する組成物を提供することができる。本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は安全性が高いので、小児や子供等にも好適に用いることができる。
本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、動物の腸内又は発酵食品から分離される細菌を有効成分として含有するものである。ここで、上記細菌は、乳酸及び酢酸を生成するグラム陽性菌であることが好ましく、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)、ラクトバシルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)、ラクトコッカス属(Lactcoccus)に属する細菌であることがより好ましい。
エンテロコッカス属に属する細菌としては、例えば、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)等が挙げられる。
また、ビフィドバクテリウム属に属する細菌としては、例えば、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・ブレーベ(Bifidobacteriumbreve)、ビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)等が挙げられる。
また、ラクトバシルス属に属する細菌としては、ラクトバシルス・アシドフィラス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバシルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバシルス・サリバリウス(Lactobacillussalivarius)等が挙げられる。
また、ストレプトコッカス属に属する細菌としては、例えば、ストレプトコッカス・サーモフィラス(Streptococcus thermophilus)等が挙げられる。
また、ラクトコッカス属に属する細菌としては、例えば、ラクトコッカス・クレモリス(Lactococcus cremoris)、ラクトコッカス・ラクティス(Lactococcuslactis)等が挙げられる。
本発明においては、上記細菌の中でもエンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)が最も好ましく用いられる。エンテロコッカス・フェカリスとしては、例えばATCC 19433、ATCC 14508、ATCC 23655、IFO 16803、IFO 16804等の菌株を利用することができる。
なお、上記細菌は、生菌及び/又は死菌体を用いることができ、好ましくは死菌体が用いられる。上記細菌の死菌体は、上記細菌を例えば加熱処理等の手段で殺菌することにより得ることができる。具体的には、上記細菌を常法に従って培養して得られた培養物から、例えば、濾過、遠心分離等の方法により菌体を回収し、水洗後、水等に懸濁して80〜120℃、3秒〜30分間加熱処理した後、必要に応じて濃縮、乾燥することにより調製できる。
また、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)の加熱処理による死菌体粉末は、商品名「EC−12」(コンビ株式会社製)として市販されているので、このような市販品を用いることもできる。
本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、上記細菌の生菌及び/又は死菌体を1日当たり1mg〜2g、より好ましくは10mg〜1g、特に好ましくは50〜800mg摂取できるように調製されていることが好ましい。該菌体の1日当たりの摂取量が上記より少ないと、充分な効果が期待できない。
本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、上記の菌体の他に、必要に応じて、賦形剤、甘味料、酸味料、ビタミン類、ミネラル類、オリゴ糖類、食物繊維等を添加して、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、ペースト状又はゼリー状の飲料として調製することができる。
また、本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、例えば、パン、うどんやラーメン等の各種麺類、納豆、ドリンク剤やゼリー飲料等の各種飲料、ゼリー、グミ、キャンディー、ビスケット、インスタントスープやインスタント味噌汁等の各種インスタント食品、レトルト食品、電子レンジ対応食品等の一般の飲食品に添加することができる。
上記各飲食品における皮膚アレルギー抑制組成物の添加量は、飲食品の種類や上記の有効摂取量に基いて適宜設定できるが、通常、各飲食品の1食分中に上記菌体が1mg〜2g、より好ましくは10mg〜1g、特に好ましくは50〜800mg含有されるように添加することが好ましい。なお、添加方法は、上記菌体の死菌体を用いる場合は、特に制限はなく、各飲食品に用いられる他の原料と一緒に最初から添加することができる。したがって、加熱処理(加熱殺菌、焼成、蒸煮等の菌体が死滅するような温度条件下での処理)が必要な飲食品に添加しても効果が損われることがない。
一方、上記菌体の生菌を用いる場合は、菌が死なないように加熱処理の後に添加することが好ましい。
以下の説明において、特に断りのない限り、「%」は「質量%」を表す。
エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis ATCC 19433)を、酵母エキス4%、ポリペプトン3%、乳糖10%を含む液体培地で、pHスタットを用いてpH6.8〜7.0に苛性ソーダ水溶液で調整しながら37℃、22〜24時間中和培養を行った。
培養終了後、連続遠心機で菌体を分離、回収した後、水を加えて元の液量まで希釈して再度連続遠心機で菌体を分離、回収した。この操作を合計4回繰り返して菌体を洗浄した。次いで、洗浄した菌体を適量の水に懸濁し、100℃、30分間殺菌した後、スプレードライヤーを用いて菌体を乾燥して加熱処理による死菌体粉末を調製した。
上記実施例1と同様の方法で調製された市販のエンテロコッカス・フェカリスの死菌体粉末(商品名「EC−12」、コンビ株式会社製、以下「EC−12」と略称する)を用いて、以下の条件で試験を行った。
金属アレルギーを有する患者(女性:22歳)に、EC−12含有粉末(EC−12:20%、デキストリン:45%、ショ糖:30%、酸味料(クエン酸)等他5%)を、試験期間中1日3g摂取してもらった。試験期間は5ヶ月とし、摂取前と、摂取開始後1、2、3、5ヶ月後に金属パッチテストを行い、その反応を評価した。
具体的には、パッチテスト用絆創膏に、表1に示す金属試薬を一定量滴下あるいは塗布し、被験者の背部皮膚あるいは上腕内側皮膚に貼付した。なお、パッチテスト中は、入浴及び汗をかくようなことを禁止してもらった。











そして、パッチ貼付24時間後、48時間後に、ICDRG(国際接触皮膚炎研究班)基準(−:反応なし、+?:弱い紅斑、+:紅斑・湿潤・時に丘疹、++:紅斑・湿潤、丘疹、小水疱、+++:大水疱)に基いて評価を行った。
その結果を図1に示す。図1から、この患者においては、Co(コバルト)、Pd(パラジウム)、Ni(ニッケル)に対して金属アレルギーによる皮膚の炎症が見られた(Co:+?、Pd:+、Ni:++、図1(a)参照)。しかし、EC−12含有粉末摂取3ヶ月後、5ヶ月後には、Pd(パラジウム)、Ni(ニッケル)に対するアレルギーによる皮膚の炎症が抑制されていることが分かる(Pd:+?、Ni:+、図1(b)、(c)参照)。そして、EC−12含有粉末摂取5ヶ月後よりEC−12含有粉末の摂取を中止して1ヶ月後に再検査したところ、Co(コバルト)、Pt(プラチナ)、Pd(パラジウム)、Ni(ニッケル)に対して金属アレルギーによる皮膚の炎症が再び見られることが分かる(Co:++、Pt:+?、Pd:+、Ni:++、図1(d)参照)。
予め、実施例2と同様の方法で金属パッチテスト(パッチ貼付48時間)を行い、Au(金)に対して比較的強い炎症反応(+又は++)を示した患者(女性:56歳)に、実施例2と同様のEC−12含有粉末を、1日3g継続的に摂取してもらった。そして、摂取開始後3週間目と4ヶ月後に、金属パッチテスト(Au(金))を行い、パッチ貼付48時間後、1週間後に、ICDRG(国際接触皮膚炎研究班)基準に基いて評価を行った。その結果を表2に示す。




表2から、この患者においては、EC−12含有粉末を摂取することにより、Au(金)に対する金属アレルギーによる皮膚炎が抑制されていることが分かる。
実施例3と同様にして予め金属パッチテストを行い、Ni(ニッケル)に対して比較的強い炎症反応(+又は++)を示した患者(女性:56歳)に、実施例2と同様のEC−12含有粉末を、1日3g継続的に摂取してもらった。そして、摂取開始後3週間目と3ヶ月後に、金属パッチテスト(Ni(ニッケル))を行い、パッチ貼付48時間後に、ICDRG(国際接触皮膚炎研究班)基準に基いて評価を行った。その結果を表3に示す。
表3から、この患者においては、EC−12含有粉末を摂取することにより、Ni(ニッケル)に対する金属アレルギーによる皮膚炎が抑制される傾向にあることが分かる。なお、EC−12含有粉末摂取3週間後でスコアが−になっているものの、摂取3ヶ月後にスコアが+?になり、やや悪くなっているが、3週間後から被験者はEC−12含有粉末を規定通りに毎日摂取していなかったことが分かった。
松脂アレルギーの患者(女性:52歳)に、実施例2と同様のEC−12含有粉末を、試験期間中1日3g摂取してもらった。試験期間は2ヶ月とし、摂取前と、摂取開始後1、2ヶ月後にパッチテストを行い、その反応を評価した。
具体的には、パッチテスト用絆創膏に、表4に示す被験物質を一定量滴下あるいは塗布し、被験者の背部皮膚あるいは上腕内側皮膚に貼付した。なお、パッチテスト中は、入浴及び汗をかくようなことを禁止してもらった。
そして、パッチ貼付24時間後、48時間後に、実施例2と同様の基準に基いて評価を行った。
その結果を図2に示す。図2から、この患者においては、松脂対してアレルギーによる皮膚の炎症が見られたが(松脂:+++、図2(a)参照)、EC−12含有粉末摂取1ヶ月後には、松脂よる皮膚の炎症が顕著に抑制され(松脂:+、図2(b)参照)、EC−12含有粉末摂取2ヶ月後には、松脂よる皮膚の炎症がほとんど抑制されていることが分かる(松脂:+?、図2(c)参照)。
本発明の皮膚アレルギー抑制組成物は、健康食品として直接摂取できるだけでなく、様々な飲食品に容易に添加することができる機能性食品素材として利用することができる。また、本皮膚アレルギー抑制組成物は、副作用の心配がないので、特に小児や子供の金属アレルギーや松脂アレルギーの患者に対して好適に用いることができる。
女性(22歳)の金属アレルギー患者の症例を示すものであり、(a)EC−12含有粉末摂取前、(b)EC−12含有粉末摂取3ヶ月後、(c)EC−12含有粉末摂取5ヶ月後、(d)EC−12含有粉末摂取5ヶ月後よりEC−12含有粉末の摂取を中止してから1ヶ月後における金属パッチテスト(いずれもパッチ貼付48時間後)の結果を示す写真である。 女性(52歳)の松脂アレルギー患者の症例を示すものであり、(a)EC−12含有粉末摂取前、(b)EC−12含有粉末摂取1ヶ月後、(c)EC−12含有粉末摂取2ヶ月後におけるパッチテスト(いずれもパッチ貼付48時間後)の結果を示す写真である。

Claims (7)

  1. 動物の腸内又は発酵食品から分離される細菌を有効成分として含有することを特徴とする金属に対する皮膚アレルギー抑制組成物。
  2. 動物の腸内又は発酵食品から分離される細菌を有効成分として含有することを特徴とする松脂に対する皮膚アレルギー抑制組成物。
  3. 前記細菌が、乳酸及び酢酸を生成するグラム陽性菌である請求項1又は2記載の皮膚アレルギー抑制組成物。
  4. 前記細菌が、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)、ラクトバシルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)、ラクトコッカス属(Lactcoccus)に属する細菌である請求項3記載の皮膚アレルギー抑制組成物。
  5. 前記細菌が、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)である請求項4記載の皮膚アレルギー抑制組成物。
  6. 前記細菌は、生菌及び/又は死菌体である請求項1〜5のいずれか一つに記載の皮膚アレルギー抑制組成物。
  7. 前記細菌の生菌及び/又は死菌体を1日当たり1mg〜2g摂取できるように調製された、請求項1〜6のいずれか一つに記載の皮膚アレルギー抑制組成物。
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