JP2006027322A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両用空調装置は、通常の冷凍サイクルを行う冷媒閉回路とエンジン冷却水を利用して暖房を行う冷却水閉回路とを有していて、冷媒閉回路には、高圧側放熱器4を迂回して切替弁3の入口側から、低圧側吸熱器6とアキュムレータ7とを結ぶ経路12に接続するバイパス路9を設け、エンジン11とヒータコア10間に圧縮機1から吐出される冷媒とエンジンから排出される冷却水とを熱交換する水冷媒熱交換器2を設けて、両閉回路の熱交換を行えるようにしている。暖房運転時、バイパス路を利用して低圧側吸熱器を迂回するようにする。
【選択図】 図1
Description
請求項1に記載の車両用空調装置は、通常の冷凍サイクルを行う冷媒閉回路とエンジン冷却水を利用して暖房を行う冷却水閉回路とを有していて、冷媒閉回路には、高圧側放熱器を迂回して切替手段の入口側から、低圧側吸熱器とアキュムレータとを結ぶ経路に接続されるバイパス路を設けると共に、両閉回路で熱交換を行わせるために、エンジンと主暖房装置間であって、主暖房装置の冷却水上流側に、圧縮機から吐出される冷媒とエンジンから排出される冷却水とを熱交換する水冷媒熱交換器を設け、暖房(ホットガス)運転時に、バイパス路を利用して水冷媒熱交換器のみに冷媒を流して、低圧側吸熱器に冷媒を流さないようにしたものである。これにより、低外気温時にエンジン冷却水の温度上昇を補助し、室内が快適温度に達するまでの時間を短くする補助暖房機能を果たすと共に、低圧側吸熱器の凝縮水が蒸発して窓ガラスの曇りが発生するのを防止することができる。
請求項3の車両用空調装置は、圧縮機の駆動をエンジンによって行うことを規定したものである。
また、特許文献2に示されるような従来のホットガスヒータに比較して、次のような利点がある。
(1)例えば外気温0℃付近のように冷房モードでの運転を除湿として作動させながら、エンジン冷却水の水温を早く立ち上がらせたいような場合にも、本実施形態では、吐出冷媒を水冷媒熱交換器に通すことで補助ヒータとして使用することができる。
(2)また、例えば外気温0℃付近のように冷房モードでの運転を除湿として作動させた場合、従来においては、蒸発器での凝縮水が蒸発して窓ガラスの曇りが発生するのを防止するために補助暖房性能を抑制していたが、本実施形態では、暖房運転時に低圧側吸熱器(蒸発器)をバイパスさせて使用しないため、そのような補助暖房性能を抑制する必要もなく、いつでも最大の補助暖房性能を発揮できる。
(3)更に、暖房運転においては、従来ではガス冷媒が循環するために冷媒の流れる音が車室内で聞こえ易かったが、本実施形態では、低圧側吸熱器をバイパスして、車室内に冷媒を循環させないため、冷媒の流れる音が聞こえにくい。
(1)エンジン回転数が高回転のときの吐出冷媒の吐出温度を下げることができる。これは、エンジン冷却水の水温が80℃程度であるのに対し、圧縮機からの吐出ガス冷媒の温度が120℃程度であるためである。
(2)エンジン冷却水の水温が低い時のクールダウン初期には、冷房性能を向上することができる。
という効果を奏する。
2 水冷媒熱交換器
3 切替弁(切替手段)
4 高圧側放熱器(凝縮器、室外熱交換器)
5 膨張弁(第1減圧手段)
6 低圧側吸熱器(蒸発器、室内熱交換器)
7 アキュムレータ
8 絞り(第2減圧手段)
9 バイパス路
10 ヒータコア(主暖房装置)
11 エンジン(車両エンジン)
Claims (3)
- エンジン冷却水を利用して車室内を暖房する主暖房装置を備えた車両用空調装置であって、
圧縮機と、
前記圧縮機の吐出側に接続される高圧側放熱器と、
前記圧縮機の吸入側に接続される低圧側吸熱器であって、車室内に空気を送るためのダクト内において前記主暖房装置の上流側に配置された低圧側吸熱器と、
前記低圧側吸熱器の入口側に設けられる第1減圧手段と、
前記低圧側吸熱器の排出側と前記圧縮機の吸入側とを接続する経路に設けられるアキュムレータと、
前記圧縮機と前記高圧側放熱器とを結ぶ経路に設けられる切替手段と、
前記高圧側放熱器を迂回して前記切替手段の入口側から、前記低圧側吸熱器と前記アキュムレータとを結ぶ経路に接続されるバイパス路と、
前記バイパス路に設けられる第2減圧手段と、
エンジンと前記主暖房装置間であって前記主暖房装置の冷却水上流側に設けられ、前記圧縮機から吐出される冷媒と前記エンジンから排出される冷却水とを熱交換する水冷媒熱交換器と、
を備えていて、
冷房運転時には、前記圧縮機からの冷媒を前記水冷媒熱交換器、前記切替手段、前記高圧側放熱器、前記第1減圧手段、前記低圧側吸熱器、前記アキュムレータの順に流して前記圧縮機に戻し、
暖房運転時には、前記圧縮機からの冷媒を前記水冷媒熱交換器、前記切替手段、前記第2減圧手段、前記アキュムレータの順に流して前記圧縮機に戻すことで、暖房運転時に前記低圧側吸熱器をバイパスさせることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記水冷媒熱交換器を前記主暖房装置の冷却水上流側に代えて、冷却水下流側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記圧縮機がエンジンにより駆動されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004205089A JP2006027322A (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | 車両用空調装置 |
DE102005032277.8A DE102005032277B4 (de) | 2004-07-12 | 2005-07-11 | Dampfkompressionskälteerzeuger |
US11/179,964 US7152422B2 (en) | 2004-07-12 | 2005-07-12 | Vapor compression refrigerator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004205089A JP2006027322A (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006027322A true JP2006027322A (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=35894194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004205089A Pending JP2006027322A (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006027322A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1978435A1 (en) | 2007-04-02 | 2008-10-08 | Sony Corporation | Control unit |
WO2011078105A1 (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用空調装置 |
-
2004
- 2004-07-12 JP JP2004205089A patent/JP2006027322A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1978435A1 (en) | 2007-04-02 | 2008-10-08 | Sony Corporation | Control unit |
WO2011078105A1 (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用空調装置 |
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