JP2006027083A - プリント出力管理システム - Google Patents

プリント出力管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006027083A
JP2006027083A JP2004209393A JP2004209393A JP2006027083A JP 2006027083 A JP2006027083 A JP 2006027083A JP 2004209393 A JP2004209393 A JP 2004209393A JP 2004209393 A JP2004209393 A JP 2004209393A JP 2006027083 A JP2006027083 A JP 2006027083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print output
identification data
data
printer
personal computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004209393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Chikada
恭之 近田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2004209393A priority Critical patent/JP2006027083A/ja
Publication of JP2006027083A publication Critical patent/JP2006027083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 プリント出力された用紙に表示された内容が他の者に見られることを防止し、効率的なプリント処理を行なえるようにしたプリント出力管理システムを提供する。
【解決手段】 記憶媒体には、識別データを記憶する手段を有し、パソコンには、プリント出力用データと関係付けて識別データを登録する識別データ登録手段と、プリンタ装置の全てに対して、同一内容のプリント出力用データと識別データとを送信する手段と、記憶媒体に書き込む手段とを有し、プリンタ装置には、受信したプリント出力用データをプリント出力するプリント出力手段と、受信したプリント出力用データと識別データを記憶する記憶手段と、記憶媒体から識別データを読み取る読取手段と、読み取った識別データと、記憶されている識別データとを照合する識別データ照合手段と、照合一致した場合に、該識別データと関係付けられてプリント出力用データをプリント出力させる手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パソコンと、前記パソコンとLANまたは通信ネットワークなどを介して双方向通信に接続された複数のプリンタ装置と、利用者用の記憶媒体とからなるプリント出力管理システムに関する。
従来、パソコンに入力されたデータや、予め記憶されているデータをプリント出力する場合には、パソコンと双方向通信に接続されているプリンタ装置の中から、パソコン側で選択設定したプリンタ装置に対してプリント出力用データを送信し、用紙にプリント出力している。
このようなパソコンとプリンタ装置とからなるプリントシステムでは、パソコンからプリンタ装置に対してプリント出力用データが送信されると、プリンタ装置によりプリント出力処理が行なわれるが、複数の利用者が共有して使用されるプリンタ装置においては、自分よりも先にプリンタ装置に対してプリント出力用データを送信した者がいることもあり、その場合には、他人のプリント出力の処理が終了されるのを待ってから自分のプリント出力が順番に行なわれることとなる。
従来、上記印刷システムに関する技術が提案されている。
例えば、印刷優先順位に基づいてプリンタ装置に印刷実行を依頼する印刷要求を選択する技術が提案されている。(例えば、特許文献1、参照)
しかしながら、このように複数の利用者で共有して使用されるプリンタ装置では、その時々の混み具合に応じて、何時のタイミングにおいて自分が送信したプリント出力用データに基づくプリント出力が行なわれるのかがわからない。
特開2000−250726号公報
したがって、他の者に見られては困る内容のプリント出力用データをプリンタ装置によりプリント出力したい場合には、パソコン側で選択設定したプリンタ装置に対してプリント出力用データを送信した後、直ぐにプリンタ装置が設置された場所に行き、自分が送信したプリント出力用データで出力された用紙が排出されるまで待ち続け、他の者に見られる前に持ち去らなければならないという不便があり、たとえプリンタ装置の前で待っていたとしても、他の者がプリント出力された用紙が自分のものではないかと確認するために印字された内容が見られてしまうこともあり、情報のセキュリティ上においても問題がある。
更に、例えば会社などにおいて、プリンタ装置が1台だけしか備えられていない場合には、他の社員が送信したプリント出力用データの処理を待つことはしかたのないことであるが、複数台のプリンタ装置が備えられている場合においても、たまたま自分のパソコン側で選択設定したプリンタ装置だけが混み合っていることもあり、他のプリンタ装置が空いている場合でも他の社員のプリント出力処理が終了するまで待たなければならないという不便があり、急ぎの仕事で早くプリント出力しなければならない場合には、非常に困るという問題がある。
本発明は、パソコンからプリンタ装置に送信したプリント出力用データに基づき、プリンタ装置でプリント出力処理を行なうタイミングを、パソコンの利用者自身が選択可能にして、プリント出力された用紙に表示された内容が他の者に見られることを防止できるようにする共に、パソコンの利用者自身が複数台のプリンタ装置の中からプリント出力を行なうプリンタ装置を選択可能にして、プリント出力に伴う待ち時間を少なくできるようにし効率的なプリント処理を行なえるようにしたプリント出力管理システムを提供することを目的とする。
本発明のプリント出力管理システムは、パソコンと、前記パソコンと双方向通信で接続された複数のプリンタ装置と、利用者用の記憶媒体とからなるプリンタ出力管理システムであって、前記記憶媒体には、識別データを記憶する手段を有し、前記パソコンには、プリント出力用データと関係付けて識別データを登録する識別データ登録手段と、前記複数のプリンタ装置の全てに対して、同一内容のプリント出力用データと識別データとを送信する手段と、前記送信した識別データと同じ識別データを前記記憶媒体に書き込む手段とを有し、前記プリンタ装置には、前記パソコンから受信したプリント出力用データをプリント出力するプリント出力手段と、前記パソコンから受信したプリント出力用データと識別データを記憶する記憶手段と、前記記憶媒体から識別データを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取った識別データと、前記記憶手段に記憶されている識別データとを照合する識別データ照合手段と、前記識別データ照合手段で照合一致した場合に、該識別データと関係付けられて前記記憶手段に記憶されているプリント出力用データを前記プリント出力手段でプリント出力させる手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のプリント出力管理システムは、前記複数のプリンタ装置は、それぞれ双方向通信で接続されていると共に、前記記憶手段に記憶されたデータを消去させる手段を有し、前記複数のプリンタ装置の1台のプリンタ装置が前記パソコンからプリント出力用データを受信してプリント出力を行なった場合に、前記プリント出力を行なったプリンタ装置から、その他のプリンタ装置に対して記憶手段に記憶されているプリント出力用データの中から、前記プリント出力されたプリント出力用データと同一のプリント出力用データの記憶を消去させるための指示信号を送信する手段を有していることを特徴とする。
更に、本発明のプリント出力管理システムは、前記複数のプリンタ装置は、前記記憶手段に記憶されたプリント出力用データと識別データとが、予め登録された時間を経過してもプリント出力が行なわれない場合に、前記記憶手段から消去する手段を有していることを特徴とする。
また、本発明のプリント出力管理システムは、前記複数のプリンタ装置が、遠隔地の所定場所に備えられていることを特徴とする。
本発明のプリント出力管理システムは、利用者用の記憶媒体に記憶されている識別データと、プリンタ装置に記憶されている識別データとの照合処理で一致しないと、プリント出力用データに基づくプリンタ装置でのプリント出力が行なえないようにしてあるので、利用者がプリンタ装置を用いてプリント出力するタイミングを自由に選択することができるので、他の者に自分のプリント出力用データでプリントされた内容を見られることを防止することができ、情報のセキュリティ保護を図ることができるという効果がある。
また、複数のプリンタ装置の中からプリント出力したプリンタ装置を選択できるので、待ち時間をできるだけ無くすことができ効率的な処理を行うことができるという効果がある。
また、本発明のプリント出力管理システムは、プリンタ装置でのプリント出力が完了された際に、使用しなかったプリンタ装置の記憶手段に記憶されているプリント出力用データの消去を行なうので、情報のセキュリティが漏洩することを防止できるという効果がある。
更に、本発明のプリント出力管理システムは、予め登録された時間を経過した際に、プリンタ装置の記憶手段に記憶されたプリント出力用データと識別データとが消去されるので、情報のセキュリティが漏洩することを防止できるという効果がある。
また、本発明のプリント出力管理システムは、複数のプリンタ装置が、遠隔地の所定場所に備えられているので、出張先などにおいても、複数のプリンタ装置の中からプリント出力させるプリンタ装置を選択することができ、プリント内容の情報セキュリティ保護が図れると共に、効率的な処理を行うことができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムの概要構成を説明する図、図2は、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムにおいて、通信ネットワークを介してパソコンと複数のプリンタ装置とが接続された場合に関する概要構成を説明する図、図3は、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムにおいて、通信ネットワークを介してパソコンと、遠隔地の所定場所に備えられた複数のプリンタ装置とが接続された場合に関する概要構成を説明する図、図4は、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムで使用する記憶媒体である非接触ICカードの平面図、図5は、図4のA−A線断面図、図6は、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムで使用する記憶媒体である非接触ICカードの構成を説明する図、図7は、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムのシステムブロック図、図8は、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムの処理手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムは、図1に示すように、LAN伝送路1によりパソコン2と、3台からなる複数のプリンタ装置4a,4b,4cとが双方向通信で接続され、パソコン2から送信されたデータを複数のプリンタ装置4a,4b,4cで受信してプリント出力できるように構成されている。
特に、パソコン2側には、プリンタ装置4によるプリント出力を制御するプリンタ制御用プログラムが内蔵されていて、パソコン2の利用者が、パソコン2の表示された選択表示の中から選択することで、プリント出力するプリンタ装置を特定したり、またプリント出力するプリンタ装置の特定を行なわないで処理する本発明に方式を選べるようにシステム化されている。
また、パソコン2の利用者は、記憶媒体として非接触ICカード3を所持している。
パソコン2の利用者が所持する記憶媒体は、非接触ICカード3に限らず公知の種々の記憶媒体を用いることができるが、この実施形態においては、非接触ICカード3を使用した場合について説明する。
この非接触ICカード3は、社員証などの身分証明用カードと併用して用いることが好ましい。
そして、パソコン2には、非接触ICカード3に対して、非接触でデータの書き込みや読み取りを行なう機能を有する非接触ICカードリーダライタ5が備えられ、また、各々のプリンタ装置4a,4b,4cには、非接触ICカード3に対して、非接触でデータの書き込みや読み取りを行なう機能を有する非接触ICカードリーダライタ6がそれぞれに備えられている。
この非接触ICカードリーダライタ5,6は、パソコン2及び各々のプリンタ装置4a,4b,4cに外付けで備えてもよいし、パソコン2及び各々のプリンタ装置4a,4b,4cに内蔵させて、非接触ICカード3に対して非接触でデータの書き込みや読み取りを行なう機能を有するように設けるようにしてもよい。
また、図2に示すように、パソコン2と、3台からなる複数のプリンタ装置4a,4b,4cとを通信ネットワーク7を介して双方向通信可能に接続して、パソコン2から送信されたデータを複数のプリンタ装置4d,4e,4fで受信してプリント出力できるように構成するようにしてもよい。
この場合には、例えば社員が東京の本社でパソコン2を用いて企画書などを作成した後に、出張予定の地方の支社に備えられているプリンタ装置4d,4e,4fに対してプリント出力用データを、通信ネットワーク7を介して送信し、その社員が出張先の支社のプリンタ装置を使用して用紙に企画書などの文書や画像をプリント出力でき、出張時に企画書などの資料を持ち運ばないでもすむので手軽な状態で行動ができるという利便性がある。
更に、図3に示すように、パソコン2の設置場所に対して、複数のプリンタ装置を遠隔地の所定場所に備え、パソコン2と、3台からなる複数のプリンタ装置4g,4h,4iとを通信ネットワーク7を介して双方向通信可能に接続して、パソコン2から送信されたデータを複数のプリンタ装置4g,4h,4iで受信してプリント出力できるように構成するようにしてもよい。
この場合には、例えば社員が東京の本社でパソコン2を用いて企画書などを作成した後に、出張予定の地方の支社に備えられている複数のプリンタ装置4g,4h,4iに対してプリント出力用データを、通信ネットワーク7を介して送信し、その社員が出張先の支社に設置されている複数のプリンタ装置の中からプリント出力するプリンタ装置を選択し、用紙に企画書などの文書や画像をプリント出力でき、出張時に企画書などの資料を持ち運ばないでもすむので手軽な状態で行動ができるという利便性がある。
本発明では、上記のいずれの実施形態においても、利用者が、プリンタ装置によりプリント出力用データのプリント出力を行なう場合には、非接触ICカード3などの記憶媒体を使用した識別データによる照合処理を行い、照合一致しないとプリント出力が行なわれないようにしてあり、他人が勝手にプリンタ装置でプリント出力された用紙の内容を見たり、持ち去ったりできないようにしてある。
記憶媒体である非接触ICカード3は、例えば、図3乃至図5に示すように、カード基材3a,3bの内部に非接触ICタグ8が内蔵された構成を有している。
この非接触ICタグ8は、例えば、非接触データキャリアやRFIDともいわれ、図5に示すように、プラスチック等の基材81にコイルパターン88が形成され、当該コイルと容量素子とにより共振回路を形成して一定周波数の電波を受信し送信することができるように構成されている。
また、他の方式として、リーダライタからの搬送波の電磁誘導により電力伝送及びデータ伝送を行うようにしてもよい。
一般的には、135kHz(中波)、13.56MHz、2.45GHz(マイクロ波)の周波数帯が使用される。
図示した例の場合、コイルパターン88は、導通部材84により基材81の裏面でジャンピング回路を形成してコイル接続端子88CによりICチップ82の裏面のバンプに接続している。
ICチップ82には、CPUと、メモリが備えられている。
図示した例では、容量素子はICチップ82に内蔵されている。
このような非接触ICタグ8は、樹脂基材にラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジスト印刷後のエッチングによりコイルパターンを形成し、ICチップ82を装着し、保護用の被覆を設けることにより形成することができる。
その大きさも30mm×30mm程度以下のサイズとすることができる。
非接触ICタグ8に使用する樹脂基材81としては、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等の各種材料を使用することができ、紙であってもよい。
厚みは15〜300μmが使用できるが、強度、加工作業性、コスト等の点から20〜100μmがより好ましい。
金属箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔を使用できるが、コスト、加工性からアルミ箔が好ましく、その厚みは6〜50μm程度が好ましい。
これらの非接触ICタグ8に記録した情報の読み取りや情報の書き込みは、ICカードリーダライタ5から非接触ICタグ8に対して共振する呼び出し信号を発信し、数cmから数十cmの距離で非接触ICタグからの応答信号を読み、且つ非接触ICタグ8のICチップ82のメモリに記録された情報を読み取ったり、情報を書き込んだりすることができる。
尚、記憶媒体としては、上記した非接触ICカード3に限定されるものではなく、例えば、携帯電話、USBメモリー、フレキシブルディスク、磁気カードなどを用いるようにしてもよい。
次に、図6のシステムブロック図に基づいて、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムのシステム構成について説明する。
まず、パソコン2には、通信手段9、表示手段10、記憶手段11、入力手段12、識別データ書込手段13、識別データ登録手段14、プリンタ装置設定手段15、制御手段16などが備えられている。
尚、識別データ書込手段13は、非接触ICカードリーダライタ5からなる。
記憶手段11には、プリンタ出力用の制御プログラムが搭載され、利用者が、入力手段12からプリント指示情報を入力することで、プリンタ出力用の制御プログラムに基づいた処理が行なわれる。
識別データ登録手段14は、利用者がパソコン2の入力手段12からプリンタ装置で出力するプリント出力用データに関する選択情報の入力を行なった場合に、そのプリント出力用データと関係付けて識別データを登録する手段であり、パソコン2からプリンタ装置へ送信されるプリント出力用データ毎にそれぞれ識別データが関係付けられて送信できるようにしてある。
また、識別データ書込手段13は、プリント出力用データ毎に設けられた識別データを、非接触ICカード3のメモリに書き込み記憶させるために送信する機能を有している。
プリンタ装置設定手段15は、利用者の入力手段12からの入力信号により、パソコン2に接続されている複数のプリンタ装置の中から、利用者がプリント出力を望む特定のプリンタ装置を選択してプリンタ装置の設定を行なうのか、または本発明のように予めプリント出力するプリンタ装置の特定を行なわないで、パソコン2に接続されている複数のプリンタ装置に対して、プリント出力用データ及び識別データの送信を行なうようにプリンタ装置の設定を行なうのか、に関して選択してプリンタ装置の設定が行なえるようにしてある。
次に、プリンタ装置に関し、パソコン2に接続されている複数のプリンタ装置は、全て同じシステム構成を備えており、そのシステム構成の説明を行なうためプリンタ装置4cを一例に挙げて説明する。
プリンタ装置4cには、プリント出力手段17、プリンタエンジン18、記憶手段19、識別データ読取手段20、識別データ照合手段21、通信手段22、データ消去手段23、消去指示信号送信制御手段24、制御手段25、などを備えている。
尚、識別データ読取手段20は、非接触ICカードリーダライタ6からなる。
プリント出力手段17は、パソコン2から受信したプリント出力用データをプリント出力する機能を有し、記憶手段19には、パソコン2から受信したプリント出力用データと識別データが記憶される。
プリント出力手段17によりプリント出力用データがプリント出力される媒体としては、例えば、用紙、カードなどがあるが特に限定されるものではない。
識別データ読取手段20は、利用者の非接触ICカード3に記憶されている識別データを非接触で読み取る機能を有している。
また、識別データ照合手段21は、識別データ読取手段20により非接触ICカード3から読み取った識別データと、プリンタ装置4cの記憶手段19に記憶されている識別データとを照合処理すると共に、この照合処理した結果で照合一致した場合に、その識別データと関係付けられて記憶手段19に記憶されているプリント出力用データを、プリント出力手段17によりプリント出力させる指示信号を送る機能を有している。
データ消去手段23は、記憶手段19に記憶されているプリント出力用データと該プリント出力用データに関係付けられて記憶されている識別データとを消去する機能を有しており、プリンタ装置4cが、他のプリンタ装置から送信された消去指示信号を受信した際に、その消去指示信号に基づいて、特定されたプリント出力用データ及び識別データの消去を行なう。
また、消去指示信号送信制御手段24は、プリンタ装置4cでプリント出力が行なわれた場合に、他の全てのプリンタ装置に対して、プリント出力が行なわれたプリント出力用データと該プリント出力用データに関係付けられて記憶されている識別データとを消去させるための指示信号の送信を行なう機能を有している。
図6に示すように、利用者26は、パソコン2から非接触ICカード3に識別データの書き込みを行なった後に、複数のプリント装置の中からプリント出力を行なうプリント装置4cが設置されている場所に移動し、プリント装置4cで非接触ICカード3に記憶されている識別データを読み取らせることで、識別データに基づいた処理をプリント装置4c側で行なえるようにしてある。
上記の例では、利用者26がプリント装置4cによりプリント出力を行なう場合についての説明であるが、図1に示すように、例えば会社などのフロアーに3台からなる複数のプリンタ装置4a,4b,4cが設けられていたとすると、利用者は、その3台のプリンタ装置4a,4b,4cの中から所望のプリンタ装置を任意に選んでプリント出力を行なうことができるので、プリント出力処理で込み合っているプリンタ装置を避けて、直ぐにプリント出力できそうなプリント装置に近寄って、そのプリント装置で非接触ICカード3に記憶されている識別データを読み取らせることで、どのプリント装置からでもプリント出力が行なえるようにしてある。
また、図2に示すような、通信ネットワーク7によりパソコン2と複数のプリンタ装置4a,4b,4cとがそれぞれ遠距離に備えられている場合でも、利用者がプリンタ出力を行ないたいと望むプリンタ装置に非接触ICカードを近づけて、プリント装置で非接触ICカード3に記憶されている識別データを読み取らせることで、どのプリント装置からでもプリント出力が行なえるようにしてあり、複数のプリンタ装置4a,4b,4cがそれぞれ異なる地域に設置してあっても、利用者の都合に応じてどのプリンタ装置からでも、利用者の都合のよい時にプリント出力できるようにしてある。
次に、本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムの処理手順を、図6及び図7に基づいて説明する。
まず、利用者26は、入力するなどしてパソコン2の記憶手段11にデータを記憶させた後に、それらのデータの中からプリンタ装置によりプリント出力させるプリント出力用データの選択情報を入力し、プリント出力用データの特定を行なう。(ステップ1)
プリント出力用データには、識別データ登録手段14により識別データがそのプリント出力用データと関係付けられ、記憶手段11に一時的に登録される。(ステップ2)
次に、表示手段10に表示された印刷指示用画面の中から、プリンタ装置の特定を行なわない方式を選択するクリックを行なう。(ステップ3)
これにより、パソコン2に接続されている全ての複数のプリンタ装置4a,4b,4cに対して、プリント出力用データ及び識別データが送信される。(ステップ4)
送信されたプリント出力用データ及び識別データを受信した複数のプリンタ装置4a,4b,4cの記憶手段には、このプリント出力用データ及び識別データが登録される。(ステップ5)
次に、利用者が所持する非接触ICカード3をパソコン2に近づけることで、パソコン2の識別データ書込手段13から非接触ICカード3にその識別データの書き込みが行なわれる。(ステップ6)
その後、利用者26は、複数のプリンタ装置4a,4b,4cが設置されている場所に非接触ICカード3を所持して移動し、3台のプリンタ装置4a,4b,4cの中から直ぐにプリント出力を行なえそうなプリンタ装置を自由に選んで、そのプリンタ装置4cに非接触ICカード3を近づけることで、非接触ICカード3に記憶されている識別データをプリンタ装置4cの識別データ読取手段20で読み取らせる。(ステップ7)
プリンタ装置4cは、読み取った識別データと、記憶手段19に記憶されている識別データとの照合処理を行う。(ステップ8)
この照合処理で、記憶手段19に照合一致した識別データが見つかった場合には、記憶手段19にその識別データと関係付けられて登録されているプリント出力用データに基づくプリント出力を行なう。(ステップ9)
更に、プリンタ装置4cから、他の2台のプリンタ装置4a,4bに対して、その識別データと消去指示信号の送信が行なわれる。(ステップ10)
他の2台のプリンタ装置4a,4bは、その識別データと消去指示信号を受信すると、それぞれのプリンタ装置4a,4bの記憶手段に記憶されているその識別データと関係付けられて登録されているプリント出力用データをその識別データと共に消去させる。(ステップ11)
以上の処理により、利用者は、非接触ICカード3を用いて、プリントを行ないたいと思うプリンタ装置を選らんで、プリントしたい時にプリントを行なうことができると共に、プリント出力させなかった他のプリンタ装置4a,4bの記憶手段に記憶されたプリント出力用データを自動的に消去させることができる。
本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムの概要構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムにおいて、通信ネットワークを介してパソコンと複数のプリンタ装置とが接続された場合に関する概要構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムにおいて、通信ネットワークを介してパソコンと、遠隔地の所定場所に備えられた複数のプリンタ装置とが接続された場合に関する概要構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムで使用する記憶媒体である非接触ICカードの平面図である。 図4のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムで使用する記憶媒体である非接触ICカードの構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムのシステムブロック図である。 本発明の実施形態に係るプリント出力管理システムの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 LAN伝送路
2 パソコン
3 非接触ICカード
3a,3b カード基材
4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h,4i プリンタ装置
5,6 非接触ICカードリーダライタ
7 通信ネットワーク
8 非接触ICタグ
9,22 通信手段
10 表示手段
11,19 記憶手段
12 入力手段
13 識別データ書込手段
14 識別データ登録手段
15 プリンタ装置設定手段
16,25 制御手段
17 プリント出力手段
18 プリンタエンジン
20 識別データ読取手段
21 識別データ照合手段
23 データ消去手段
24 消去指示信号送信制御手段
26 利用者
81 基材
82 ICチップ
88 コイルパターン
84 導通部材
88C コイル接続端子



Claims (4)

  1. パソコンと、前記パソコンと双方向通信で接続された複数のプリンタ装置と、利用者用の記憶媒体とからなるプリンタ出力管理システムであって、
    前記記憶媒体には、識別データを記憶する手段を有し、
    前記パソコンには、プリント出力用データと関係付けて識別データを登録する識別データ登録手段と、前記複数のプリンタ装置の全てに対して、同一内容のプリント出力用データと識別データとを送信する手段と、前記送信した識別データと同じ識別データを前記記憶媒体に書き込む手段とを有し、
    前記プリンタ装置には、前記パソコンから受信したプリント出力用データをプリント出力するプリント出力手段と、前記パソコンから受信したプリント出力用データと識別データを記憶する記憶手段と、前記記憶媒体から識別データを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取った識別データと、前記記憶手段に記憶されている識別データとを照合する識別データ照合手段と、前記識別データ照合手段で照合一致した場合に、該識別データと関係付けられて前記記憶手段に記憶されているプリント出力用データを前記プリント出力手段でプリント出力させる手段と、
    を備えることを特徴とするプリント出力管理システム。
  2. 前記複数のプリンタ装置は、それぞれ双方向通信で接続されていると共に、前記記憶手段に記憶されたデータを消去させる手段を有し、前記複数のプリンタ装置の1台のプリンタ装置が前記パソコンからプリント出力用データを受信してプリント出力を行なった場合に、前記プリント出力を行なったプリンタ装置から、その他のプリンタ装置に対して記憶手段に記憶されているプリント出力用データの中から、前記プリント出力されたプリント出力用データと同一のプリント出力用データの記憶を消去させるための指示信号を送信する手段を有していることを特徴とする請求項1記載のプリント出力管理システム。
  3. 前記複数のプリンタ装置は、前記記憶手段に記憶されたプリント出力用データと識別データとが、予め登録された時間を経過してもプリント出力が行なわれない場合に、前記記憶手段から消去する手段を有していることを特徴とする請求項1記載のプリント出力管理システム。
  4. 前記複数のプリンタ装置が、遠隔地の所定場所に備えられていることを特徴とする請求項1記載のプリント出力管理システム。
JP2004209393A 2004-07-16 2004-07-16 プリント出力管理システム Pending JP2006027083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004209393A JP2006027083A (ja) 2004-07-16 2004-07-16 プリント出力管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004209393A JP2006027083A (ja) 2004-07-16 2004-07-16 プリント出力管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006027083A true JP2006027083A (ja) 2006-02-02

Family

ID=35893990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004209393A Pending JP2006027083A (ja) 2004-07-16 2004-07-16 プリント出力管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006027083A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8279469B2 (en) 2007-06-28 2012-10-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, image forming method and recording medium storing printing control program

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8279469B2 (en) 2007-06-28 2012-10-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, image forming method and recording medium storing printing control program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1079268B1 (en) A print having attached audio data storage and method of providing same
JP4501241B2 (ja) Icカード及びicカードのデータ通信方法
JP4984327B2 (ja) プリンタ用無線タグ及びプリンタ
JP4984156B2 (ja) タグラベル作成装置、書類処理進捗管理システム
US20060038844A1 (en) Image forming device, image forming method, printing instruction device, printing instruction method and image processing system
JP2007172207A (ja) 電子ペーパーシステム
JP2009187281A (ja) 携帯式情報表示装置及び携帯式情報表示システム
JP2006027083A (ja) プリント出力管理システム
JP2006053686A (ja) 電子情報システム
JP4952392B2 (ja) プリンタ出力管理システム
JP2006058919A (ja) プリント出力管理システム
KR20080093940A (ko) 인쇄 정보 기록 방법
JP2005103924A (ja) プリンタ
JP2007011790A (ja) 電子文書管理システムおよびその方法
JP4989685B2 (ja) 情報記録媒体
JP4853889B2 (ja) 工程管理情報の書換表示システム
JP4575343B2 (ja) ドキュメント管理システム及び受信装置
JP2005004570A (ja) 訪問者管理方法及び訪問者管理システム
JP2016149162A (ja) 情報流通用nfcタグ
JP2004220493A (ja) マルチアプリケーション対応カード型情報記録媒体、このカード型情報記録媒体のための印刷システム、およびカード型情報記録媒体にサービスの内容を表示する方法
KR200334558Y1 (ko) 알에프아이디 칩에 대한 인쇄 정보 기록 기능이 구비된인쇄 장치
JP4831331B2 (ja) 無線タグ並びに無線タグ作成端末及び無線タグ読み取り端末
JP2005352953A (ja) Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム
JP4788911B2 (ja) 情報端末及び無線タグ
KR20050024766A (ko) 알에프아이디 기반 인쇄 정보 기록 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302