JP2005352953A - Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム - Google Patents

Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005352953A
JP2005352953A JP2004175380A JP2004175380A JP2005352953A JP 2005352953 A JP2005352953 A JP 2005352953A JP 2004175380 A JP2004175380 A JP 2004175380A JP 2004175380 A JP2004175380 A JP 2004175380A JP 2005352953 A JP2005352953 A JP 2005352953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
library
books
lending
book
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004175380A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoku Sakuma
廣徳 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRC Library Service Inc
Original Assignee
TRC Library Service Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRC Library Service Inc filed Critical TRC Library Service Inc
Priority to JP2004175380A priority Critical patent/JP2005352953A/ja
Publication of JP2005352953A publication Critical patent/JP2005352953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 従来の図書館管理システムを改良する。
【解決手段】 図書館管理システム利用者貸出機が携帯電話機にICタグ用のリーダライタ機能を備えたこと、また携帯端末機を介して借りた書籍類をスキャンして貸し出し処理を完了させかつ携帯電話機を介して図書館コンピュータシステムのホストコンピュータの端末機代りにしてリアルタイム処理を行うこと、また利用者認証及び携帯端末機能を活用して実現を可能にした利用者カードを不要にしたこと、また携帯電話にダイポール型アンテナによるICタグスキャン方式を利用しタグ組込型及びCD/DVDラベルのICタグと組み合わせて確実に自分の書籍類のみをスキャンする携帯電話機を活用した利用者貸出システムの提供。
【選択図】 図1

Description

本発明は図書館管理システムに関するが、詳しくICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムに関するものである。
従来のICタグを利用した書籍類管理システムとしては、例えば特開2003−85329号の非接触ICタグを利用した図書管理システムが開示されている。この従来システムは、図書館等における図書管理システムに関する発明であり、非接触ICタグを図書や図書館利用カードに貼着することにより、図書の貸出管理をはじめ諸般の管理を容易かつ確実にすることを目的とするものであり、その特徴はあらかじめ貸出する図書及び図書館利用カードに非抵触通信機能を有する非接触ICタグを装着し貸出又は返却の際に図書管理装置により、当該貸出又は返却にかかる図書及び図書館利用カードの双方の非接触ICタグを当該図書館の管理装置の一つのリーダライタにより実質的に同時に読み取らせて図書及び図書館利用カードの識別IDを認識し、当該識別IDとデータベース上の図書内容及び利用者を対応させることにより、貸出又は返却にかかる図書及び利用者を特定し記録又はディスプレイ表示するところにある。
特開2003−85329号公報 この従来公知の具体的な処理システムは、図1乃至図3に示すように図書館等の在庫図書及び図書館利用カードに非接触ICタグを装着し、それに識別IDを記録して図書管理装置に読み取らせることにより、図書の貸出、返却処理、購入図書の受け入れ、返却図書の仕分け等の諸般の管理を確実かつ効率的に行おうとするシステムに関するものである。そして、図1は非接触ICタグを利用した図書管理システムの例を示すブロック図で、図2は図書管理装置で非接触ICタグを読み取っている状況を示す図である。図書管理システムは、他に非接触ICタグを装着した図書及び図書館利用カード等が含まれて構成されている。図中11は主制御部であり、中央演算装置を含みシステム全体の制御や情報管理を行なう。12は非接触ICタグ用プリンタ装置であり、図書及び図書館利用カードの非接触ICタグラベル4への情報のエンコードを行い、必要により可視情報の書き込みを行なう。また、13は貸出用で14は返却用図書あるいは図書館利用カードの非接触ICタグを読み取るリーダライタであって、アンテナ部13a、14aと表示及び入力部13d、14dとからなっている。このように構成された非接触ICタグラベルに、記録されている図書や利用者の識別IDの読み取りを行う。また、図1のように貸出用又は返却用として各別に設けて共用しても良く、それぞれ複数設けるのも自由である。貸出や返却用のリーダライタ13、14は、データの訂正や補充あるいは貸出フラグのセットやリセットの必要があるので書込み機能を備えることが好ましい。また主制御部11には、図書館の蔵書図書データベース15や登録利用者データベース16が接続されている。主制御部11は、管理用ソフトウェア17を使用しており、これにより図書用非接触ICタグや図書館利用カードへのエンコードや印字と非接触ICタグを読み取り、データベースの蓄積やデータベースの呼出しの作業を主制御部11と協動して行なう。
次に図書管理装置は、主制御部11とデータベース15、16及び貸出及び返却用の読み取り用アンテナ13a、14a及び表示及び入力部13d、14d又は必要により出力用プリンタを含む装置とが考えられる、また非接触ICタグプリンタ装置12は、図書用抵触ICタグに識別ID又は管理番号又は必要な書誌的事項の一部をエンコードする。識別ID又は管理番号には、蔵書図書館の区別や図書分類が記録されるのが通例である。なお、大量の非接触ICタグにエンコードする場合は図書情報を蓄積したデータベースを使用して、非接触ICタグの連続ラベル状体に対して連続的にデータをエンコードすることができる。また図書館利用カードに対しては、利用者の識別IDをエンコードし氏名等を印字できるが、紙カード等簡易カードとする場合は氏名等は手書きで記入してもよい。また図書館の在庫図書に関するデータベース15は、図書識別ID・管理番号・書名・発行所名・発行日・著者名・版数・売価等の通常の蔵書目録に記載する事項の他に帯出制限等を蓄積するが、これらの項目は目的に応じて自由に設定する。また登録利用者に関するデータベース16は、利用者識別ID・氏名・性別・年齢・住所・利用有効期間等であるが項目の設定は同様に自由にできるが、更に貸出や返却図書に関する履歴データベースを設けることもでき利用者識別IDと共に貸出した図書の識別IDの記録がされる。
また、図2のように図書管理装置で非接触ICタグを読み取る場合は、非接触ICタグ読み取り用アンテナ13a上に数冊の図書2と図書館利用カード3を記載させて双方を同時に読み取りする。また読み取り用アンテナ13aは、平面な板状に形成されているが内部にアンテナと送受信用モジュールを備えている。そして、所定周波数の電波を送信して応答する信号のうち、特に図書や図書館利用カードの識別IDの読み取りを行なう。更に、図書の非接触ICタグに帯出禁止処理や貸出制限の条件が記録されている場合は、それらを読み取っても良く利用カードに利用の有効期間や利用者の年齢等が記録されている場合も同様である。こららのデータは、データベースに蓄積するものであっても良く、更にいずれか又は双方にするかはシステム使用者が考慮して決定することができる。なお、読取用のアンテナ13aが読み取った内容は表示用ディスプレイ13dに表示され、扱い者は利用者と図書の現物と表示内容の一致を確認することができる。このように非接触ICタグの場合は、バーコードの読み取りと異なり人為的な読み取り動作が不要であって、載置した図書から自動的に読み取りできる利便性がある。またアンテナ13aは、20〜30cmの距離の読み取りができるので山積みした図書のそれぞれの非接触ICタグデータを漏れなく順次読み取ることも可能であるが、図書館での貸出の場合は数冊の範囲であるから殆ど瞬間的に正確な読み取りが可能である。このように構成される図書管理装置は、貸出図書に対して貸出時にICタグのメモリに貸出フラグのセット(1)を行なう。また、返却時には利用者カードが添付されない場合でも返却処理できるようにするためである。また、非抵触ICタグのICチップにはチップ毎に「ユニークID」が記録されているので、リーダライタは図書と図書館利用カードのICチップを区別することができ、図書に付されたICタグに対してのみ貸出フラグをセットすることができる。同様に、図書が返却された場合はフラグがリセット(O)される。このように図書に貸出フラグが記録されることで、例えばA図書館から貸出された図書が区域内のB図書館に返却されても、A図書館から不正持ち出ししたものと間違えることはなくなる。
また、読取用のアンテナ13は非接触ICタグに対して共振周波数の電波を送信する。通常、135kHz(中波)、13.56MHz、2.45GHz(マイクロ波)の周波数帯で使用される。13.56MHzは、非接触ICタグやICカードに多用されるが同一波数であっても通信方法が各社によって異なるために共用できるとは限らない。また、読取用のアンテナ13aが読み取った識別IDはデータベース15、16に蓄積しているデータとの対応付けを識別IDを基にして行なわれ、貸出管理装置に図書名や利用者等がディスプレイ表示される。データベース15に、図面のカバー、表紙、裏表紙の外観に関する画像データを蓄積する場合は、当該画像をディスプレイに表示して現物の貸出図書とデータ上の図書が一致するものであることを肉眼で確認することができる。なお、図書の返却の際は同様に読取装置で返却図書の識別IDの読み取りをするが、返却する利用者の主体を厳密に問わない場合は図書館利用カードとは別に返却図書だけを返却ボックスに投入するものであってもよく、無人の図書返却扱いが可能となる。このようなシステムでは、図書を区域内の複数の図書館で管理する場合には他の図書館で貸出した図書の返却を別の図書館で返却の処理をすることもできる。
また、履歴データベースを設ける場合には図書を貸出した内容及び利用者は当該貸出をした日付と共にデータベベースに記録し保管する。これらのデータは、貸出期限が過ぎた図書の返却督促に利用できるのは通常の貸出システムと同様であり、図書の利用頻度等の調査にも活用できる。なお、図書管理システムとして利用者に貸出した図書の明細を渡す場合は、出力用プリンタにより貸出明細リストを出力し渡すことになる。このように、返却図書の仕分けを非接触ICタグを読み取って行なうことができる。図書館では、図書の管理を図書分類に従い管理番号を読み取って所定の位置に戻すのに大変な労力が必要となる。そこで、非接触ICタグの識別ID(または管理番号)を読み取り、搬送路上においてコンベアと仕分け機械により自動仕分け操作を行なえば、人手を要さず大まかな分類が可能となるものである。
更に、システムで使用する非接触ICタグについては図3で説明すれば、図3は図書館利用カードにおける非接触ICタグの例を示す図であり、反対側の表面には図書館の名称や利用者の氏名の表示が設けられている。そこで、図書館利用カード3の場合はプラスチック等の基材に非接触ICタグラベル4をプレスレミネートした構成とするのが一般的であるが、カードを簡易な構成する場合は紙基材に非接触ICタグラベル4を貼着した形態であってもよい。また、紙基材に導電柱インキで印刷したアンテナ面にインターポーザ形態のICチップラベルを貼着した形態であってもよく、またICチップラベルの場合はモトローラ社製のBisatixを使用することが多い。更に、非接触ICタグラベル4はプラスチック等の基材にコイルパターン42を形成し、当該コイルと容量素子とにより共振回路を形成して一定周波数の電波を受信し送信するようにされている。またコイルパターン42は、ほぼカード全面の大きさに形成されコイルパターンの一端は導通部材44により基材の裏面で、ジャンピング回路を形成してコイル接続端子42CによりICチップ41の裏面のバンプに接続している。容量素子は、ICチップに内蔵されるか浮遊容量を利用することになる。このような非接触ICタグラベルは樹脂基材にラミネートしたアルミ箔等の金属箱をフォトエッチングやレジスト印刷後のエッチングによりコイルパターンを形成し、ICチップ41を装着し保護用の被覆及び粘着剤層を設けることにより形成することができる。また、図書には非接触ICタグラベル4を直接貼着した形態が採用される。非接触ICタグラベル4は、表紙とか裏表紙とか図書の外面部分に貼着しても良いが、他の図書との接触や取り扱い時の物理的外力により剥離することもあるので直接外面に表れない部分が好ましいとも考えられる。実際には、表紙面や表紙の内面や裏表紙面や裏表紙の内面や奥付け部、その他の図書内の任意なページ面に貼着することになる。図書館利用カードと同一特性とするためには、同一のアンテナ形状やサイズとし同一特性のICチップを使用する必要がある。
このような従来公知の図書館管理システムに改良を加えて従来システムよりも優れたシステムにするところに、本発明が解決しようとする課題を有している。
本発明は上記の如き課題を解決するために開発したものであり、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の図書館管理システムであって、前記図書館管理システム利用者貸出機が携帯電話機にICタグ用のリーダライタ機能を備えたことを特徴とするICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムの提供にあり、また前記の利用者貸出システムにおいて携帯端末機を介して借りた書籍類をスキャンして貸し出し処理を完了させかつ携帯電話機を介して図書館コンピュータシステムのホストコンピュータの端末機代りにしてリアルタイム処理を行うICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムの提供にあり、また前記の利用者貸出システムにおいて利用者認証及び携帯端末機能を活用して実現を可能にした利用者カードを不要にしたICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムの提供にあり、また前記の利用者貸出システムにおいて携帯電話にダイポール型アンテナによるICタグスキャン方式を利用しタグ組込型及びCD/DVDラベルのICタグと組み合わせて確実に自分の本のみをスキャンする請求項1及び2記載のICタグを用いて図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムの提供にある。
また本発明は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の図書館管理システムであって、前記図書館管理システムに図書館で管理される書籍類その他の資料に貼付するICタグ及びリーダライター装置において、前記図書館の書籍類貸出・返却と蔵書の点検作業にRFIDを活用してなるこを特徴とするICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムの提供にあり、また前記の図書館管理システムにおいて書籍類が重なり合った場合にもタグ同士が重り合わないようにするために書籍類の背部分に貼付を可能な形状にしたICタグを設け、該ICタグ同士の重り合いを避けて読み抜けを防ぐICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムの提供にあり、また前記の図書館管理システムにおいて図書館の書籍類に貼り付ることが必要になっている背ラベルにICタグの組み込みを一体化させ、該背ラベルとICタグとを共用しかつ重り合いを防いで対読み抜けの性能を向上させるICタグを用いた図書館管理システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムの提供にあり、また前記の図書館管理システムにおいて書籍類の背に近いページの間に貼り付けて使用する細長形状のICタグを設け、該ICタグを書籍類の背部分に差し込み若しくは書籍類の背部に近いページの間に貼り付けて使用するICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムの提供にあり、また前記の図書館管理システムにおいて細長形状のICタグのベース素材を透明にしかつアンテナ色も目に付きにくい色彩にしたICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムの提供にある。
また本発明は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の書籍類管理システムにおいて、各種書籍類に付されているICタグとコピー機の読取装置が連動しかつコピー権の許可又は不許可を付与し、更にICデータの中にコピー権を記録させて前記コピー機の読取装置がそれぞれ判断をし、その一部コピーの繰り返しによる管理を行うIC及びコピー機の連携によるコピー防止システムと、UHF帯を介してダイポールアンテナにより飛距離を制限しかつ書籍類に付したタグに前記アンテナを近接させてICタグの読み抜けを防止して安全かつ確実な読み取りを可能にし、更に狭い範囲のICタグに集中的に電波を当て1枚当りのICの起電力を確保して読み抜けを防止するポール型アンテナによるICタグスキャンシステムと、背ラベルにICを読み込み一体化させて書籍類に付けられているICタグを表面に出さずに書籍類の印刷面隠しを未然に防止しかつICタグの妨害を防ぐICタグの組込型背ラベルと、前記ICタグに透明素材を用いかつアンテナ金属面も目立たない色彩又はデザインを用いてカモフラージュしてなる透明ラベルとから構成されることを特徴とするICタグを利用した図書館における書籍類管理システムの提供にあり、また前記の書籍類管理システムにおいて書籍類の納入ルートが受入作業→配架作業→貸出作業→持帰→ブックポスト返却→返却作業→配架作業と、該配架作業→←館内閲覧・書籍類点検とから構成されるICタグを利用した図書館における書籍類管理システムの提供にあり、また前記の書籍類の管理システムにおける受入作業がスキャンしかつ管理データをIC登録するシステムとからなり、また貸出作業が貸出をスキャンしてICにゲート通過フラグを書き込ませICタグを利用した図書館における書籍類管理システムの提供にあり、また前記の書籍類管理システムにおける返却作業が返却書籍類のICを連続スキャンしかつICにゲード通過フラグを書き込むICタグを利用した図書館における書籍類管理システムの提供にあり、また前記の書籍類管理システムにおける館内閲覧が通過書籍類のICゲード通過フラグを読み取りかつ通過不可フラグの場合はアラームを鳴動し、更に通過フラグをICに格納して瞬時に読み取るICタグを利用した図書館における書籍類管理システムの提供にあり、また前記の書籍類管理システムにおける書籍類の点検が全ての書籍類を連続スキャンしてIC管理データを読み取りかつ必要データを書き込み、更にサーバ情報処理にIC管理データを利用したICタグを利用した図書館における図書管理システムの提供により、また前記の書籍類管理システムの図書館内にカウンターまわりに貸出カウンターを設け、該貸出カウンターで埋込式のリーダライタに書籍類と一緒に利用券のICカードを載せ、更に前記カウンターの延長線上に自動貸出機を配設し該自動貸出機を利用してIC利用者カードと書籍類とを一緒に載せて利用者が自らが復数の書籍類を同時に貸出処理し、更に盗難防止ゲートを介し書籍類の点検を行うICタグを利用した図書館における書籍類管理システムの提供にある。
本発明は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の図書館管理システムであって、前記図書館管理システム利用者貸出機が携帯電話機にICタグ用のリーダライタ機能を備えたことを特徴とするICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであり、また前記の利用者貸出システムにおいて携帯端末機を介して借りた書籍類をスキャンして貸し出し処理を完了させかつ携帯電話機を介して図書館コンピュータシステムのホストコンピュータの端末機代りにしてリアルタイム処理を行うICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであり、また前記の利用者貸出システムにおいて利用者認証及び携帯端末機能を活用して実現を可能にした利用者カードを不要にしたICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであり、また前記の利用者貸出システムにおいて携帯電話にダイポール型アンテナによるICタグスキャン方式を利用しタグ組込型及びCD/DVDラベルのICタグと組み合わせて確実に自分の書籍類のみをスキャンするICタグを用いて図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであるから、従来の図書館ではカウンター端末機又は利用者貸出端末機のICリーダライター装置を使用して書籍類を借りているので、混雑時には利用者数に対して端末数が不足のために持ち行列が発生しやすく、またその解消のために端末数を増やすと閑散期の稼働率が低いため費用対効果が低くなってしまう難点があったが、本発明システムによれば携帯電話機にICタグ用リーダライタ機能を持たせているので、携帯端末機で借りたい書籍類をスキャンすることにより貸し出し処理を完了することができる。また本発明システムによれば、携帯電話機にはダイポール型アンテナによるICタグスキャン方式を採用しているので、タグ組込型背ラベル及びCD/DVDラベルのICタグとの組み合わせにより、混雑時にも確実に自分の本のみをスキャンすることができる。
また本発明は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の図書館管理システムであって、前記図書館管理システムに図書館で管理される書籍類その他の資料に貼付するICタグ及びリーダライター装置において、前記図書館の書籍類貸出・返却と書籍類の点検作業にRFIDを活用してなるこを特徴とするICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館管理システムにおいて書籍類が重なり合った場合にもタグ同士が重り合わないようにするために書籍類の背部分に貼付を可能な形状にしたICタグを設け、該ICタグ同士の重り合いを避けて読み抜けを防ぐICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館管理システムにおいて図書館の書籍類に貼り付ることが必要になっている背ラベルにICタグの組み込みを一体化させ、該背ラベルとICタグとを共用しかつ重り合いを防いで対読み抜けの性能を向上させるICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館管理システムにおいて書籍類の背に近いページの間に貼り付けて使用する細長形状のICタグを設け、該ICタグを書籍類の背部分に差し込み若しくは書籍類の背部に近いページの間に貼り付けて使用するICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館管理システムにおいて細長形状のICタグのベース素材を透明にしかつアンテナ色も目に付きにくい色彩にしたICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであるから、次のような従来システムでは得られない多くの効果が得られる。
ア、本発明システムによれば、図書館においてRFIDを導入し書籍類の貸出・返却・書籍類点検作業を行う際に確実な動作と効率化を図ることができる。
イ、従来システムは、ICタグ間において相互干渉が起きタグアンテナでの起電力が低下してICチップの起動に必要な電力を得ることができないばかりか、ICタグが動作できない状況が生じてしまうのでICタグが重なった場合に生じやすい「読み抜け」の発生原因となっていたが、本発明システムによればICタグが重ならず結果として相互干渉を避けることが「読み抜け」を防止するのに有効な手段となる。
ウ、また本発明システムによれば、背ラベルにICを組み込み一体化することによって図書館の書籍類において必須で貼付される背ラベルとICタグを共用でき、しかも重なり合いを防ぐことにより「対読み抜け性能」を向上させながら材料費・貼付作業費等のトータルコストダウンを図ることができる。
エ、また本発明システムによれば、細長い形状のICタグを用いることによって書籍類の背に差し込むか若しくは書籍類の背に近いページの間に貼り付けて使用することにより重なり合いを防ぐことができ、その結果「対読み抜け性能」を向上させることができる。なお、タグ本体が表面に出ないために外的いたずらからタグを防ぐこともできる。
オ、更に、上記の細長い形状のもののベース素材を透明にするとともにアンテナ色も目に付きにくいものとすることによって、タグを書籍類の表面に貼付する場合に外部から認識しずらくして外的いたずらからタグを防ぐことが可能となる。
また本発明は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の書籍類管理システムにおいて、各種書籍に付されているICタグとコピー機の読取装置が連動しかつコピー権の許可又は不許可を付与し、更にICデータの中にコピー権を記録させて前記コピー機の読取装置がそれぞれ判断をし、その一部コピーの繰り返しによる管理を行うIC及びコピー機の連携によるコピー防止システムと、UHF帯を介してダイボールアンテナにより飛距離を制限しかつ書籍類に付したタグに前記アンテナを近接させてICタグの読み抜けを防止して安全かつ確実な読み取りを可能にし、更に狭い範囲のICタグに集中的に電波を当て1枚当りのICの起電力を確保して読み抜けを防止するポール型アンテナによるICタグスキャンシステムと、背ラベルにICを読み込み一体化させて書籍類に付けられているICタグを表面に出さずに書籍類の印刷面隠しを未然に防止しかつICタグの妨害を防ぐICタグの組込型背ラベルと、前記ICタグに透明素材を用いかつアンテナ金属面も目立たない色彩又はデザインを用いてカモフラージュしてなる透明ラベルとから構成されることを特徴とするICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、また前記の書籍類管理システムにおいて図書納入ルートが受入作業→配架作業→貸出作業→持帰→ブックポスト返却→返却作業→配架作業と、該配架作業→←館内閲覧・書籍類点検とから構成されるICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、また前記の書籍類管理システムにおける受入作業スキャンしかつ管理データをIC登録するシステムとからなり、また貸出作業が貸出をスキャンしてICにゲート通過フラグを書き込ませた図書館における書籍類管理システムであり、また前記の書籍類管理システムにおける返却作業が返却書籍類のICを連続スキャンしかつICにゲード通過フラグを書き込むICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、また前記の書籍類管理システムにおける館内閲覧が通過書籍類のICゲード通過フラグを読み取りかつ通過不可フラグの場合はアラームを鳴動し更に通過フラグをICに格納して瞬時に読み取るICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、また前記の書籍類管理システムにおける書籍類の点検が全ての書籍類を連続スキャンしてIC管理データを読み取りかつ必要データを書き込み更にサーバ情報処理にIC管理データを利用したICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、更に前記の書籍類管理システムの図書館内にカウンターまわりに貸出カウンターを設け、該貸出カウンターで埋込式のリーダライタに書籍類と一緒に利用券のICカードを載せ、更に前記カウンターの延長線上に自動貸出機を配設し、該自動貸出機を利用してIC利用者カードと書籍類とを一緒に載せて利用者が自らが復数の書籍類を同時に貸出処理し、更に盗難防止ゲートを介し書籍類の点検を行うICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであるから、次のような従来システムには得られない多くの効果が得られる。
ア、本発明システムによれば、ICとコピー機の連携によるコピー防止機能を有しているので、図書館での繰り返しコピーの制限や企業内での不正コピーを未然に防止することができる。
イ、また本発明システムによれば、ポール型アンテナによるICタグスキャン方式を採用しているので、ポールアンテナと背に貼ったタグの組み合わせによって複数の連続したICタグを安全かつ確実に読める。
ウ、また本発明システムによれば、透明ラベルを使用しているのでICタグを視認しにくくなりタグ付の自由度を高くすることが可能となる。
更に本発明システムは、従来公知のシステムで得られた次のような効果も得られる。
a、書籍類及び図書館利用カードに非接触ICタグが貼着されているから、書籍類管理装置により書籍類及び利用者の識別IDを非接触で交信してデータを読み取り表示及び記録することができるので、データベースとの対応により利用者および貸出や返却書籍類の内容を瞬時に把握することができる。
b、また返却書籍類を図書館や書架別又は分類別に仕分けすることも容易であり、省力や作業の迅速化に貢献することができる。
本発明の最良な実施携帯は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の図書館管理システムであって、前記図書館管理システム利用者貸出機が携帯電話機にICタグ用のリーダライタ機能を備えたことを特徴とするICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであり、また前記の利用者貸出システムにおいて携帯端末機を介して借りた書籍類をスキャンして貸し出し処理を完了させかつ携帯電話機を介して図書館コンピュータシステムのホストコンピュータの端末機代りにしてリアルタイム処理を行うICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであり、また前記の利用者貸出システムにおいて利用者認証及び携帯端末機能を活用して実現を可能にした利用者カードを不要にしたICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであり、また前記の利用者貸出システムにおいて携帯電話にダイポール型アンテナによるICタグスキャン方式を利用しタグ組込型及びCD/DVDラベルのICタグと組み合わせて確実に自分の書籍類のみをスキャンするICタグを用いて図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システムであるから、従来システムでは得られない優れたシステムを提供することができる。
また本発明の最良な実施形態は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の図書館管理システムであって、前記図書館管理システムに図書館で管理される書籍類その他の資料に貼付するICタグ及びリーダライター装置において、前記図書館の書籍類貸出・返却と書籍類の点検作業にRFIDを活用してなるこを特徴とするICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館システムにおいて書籍類が重なり合った場合にもタグ同士が重り合わないようにするために書籍類の背部分に貼付を可能な形状にしたICタグを設け、該ICタグ同士の重り合いを避けて読み抜けを防ぐICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館管理システムにおいて図書館の書籍類に貼り付ることが必要になっている背ラベルにICタグの組み込みを一体化させ該背ラベルとICタグとを共用しかつ重り合いを防いで対読み抜けの性能を向上させるICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館管理システムにおいて書籍類の背に追いページの間に貼り付けて使用する細長形状のICタグを設け、該ICタグを書籍類の背部分に差し込み若しくは書籍類の背部に近いページの間に貼り付けて使用するICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであり、また前記の図書館管理システムにおいて細長形状のICタグのベース素材を透明にしかつアンテナ色も目に付きにくい色彩にしたのICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館管理システムであるから、従来システムよりも作動面や効率面においても優れたシステムといえる。
また本発明の最良な実施形態は、ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の書籍類管理システムにおいて、各種書籍類に付されているICタグとコピー機の読取装置が連動しかつコピー権の許可又は不許可を付与し、更にICデータの中にコピー権を記録させて前記コピー機の読取装置がそれぞれ判断をし、その一部コピーの繰り返しによる合計頁の管理を行うIC及びコピー機の連携によるコピー防止システムと、UHF帯を介してダイボールアンテナにより飛距離を制限しかつ書籍類に付したタグに前記アンテナを近接させてICタグの読み抜けを防止して安全かつ確実な読み取りを可能にし、更に狭い範囲のICタグに集中的に電波を当て1枚当りのICの起電力を確保して読み抜けを防止するポール型アンテナによるICタグスキャンシステムと、背ラベルにICを読み込み一体化させて書籍類に付けられているICタグを表面に出さずに書籍類の印刷面隠しを未然に防止しかつICタグの妨害を防ぐICタグの組込型背ラベルと、前記ICタグに透明素材を用いかつアンテナ金属面も目立たない色彩又はデザインを用いてカモフラージュしてなる透明ラベルとから構成されることを特徴とするICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであるから、書籍類に貼付されたICタグとコピー機の読み取り装置が連動されてコピー機の許可及び不許可を容易に与えることができる。
また本発明の最良な実施形態は、図書管理システムにおいて書籍類の納入ルートが受入作業→配架作業→貸出作業→持帰→ブックポスト返却→返却作業→配架作業と、該配架作業→←館内閲覧・書籍類点検とから構成されるICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、更に前記の書籍類管理システムにおける受入作業スキャンしかつ管理データをIC登録するシステムとからなり、また貸出作業が貸出をスキャンしてICにゲート通過フラグを書き込ませICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、更に前記の書籍類管理システムにおける返却作業が返却本のICを連続スキャンしかつICにゲード通過フラグを書き込むICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、また前記の書籍類管理システムにおける館内閲覧が通過書籍類のICゲート通過フラグを読み取りかつ通過不可フラグの場合はアラームを鳴動し更に通過フラグをICに格納して瞬時に読み取るICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであり、また前記の書籍類管理システムにおける書籍類の点検が全ての書籍類を連続スキャンしてIC管理データを読み取りかつ必要データを書き込み、更にサーバ情報処理にIC管理データを利用したICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであるから、各システムにおいてIC管理データを使用することによって簡単容易に書籍類の管理が可能となる。
更に、本発明の最良な実施形態は、前記の書籍類管理システムの図書館内にカウンターまわりに貸出カウンターを設け、該貸出カウンターで埋込式のリーダライターに書籍類と一緒に利用券のICカードを載せ、更に前記カウンターの延長線上に自動貸出機を配設し、該自動貸出機を利用してIC利用者カードと書籍類とを一緒に載せて利用者が自らが復数冊を同時に貸出処理し、更に盗難防止ゲートを介し書籍類の点検を行うICタグを利用した図書館における書籍類管理システムであるから、通過書籍類のICゲート通過フラグを読み取り一方通過不可の場合はアラームが鳴動するとともに、通過フラグをICに格納することによって瞬時に読み取ることができる。
以下、本発明の管理システムについて説明する。本発明の基本的なシステムは前述した従来公知の管理システムと同様な構想によるシステムであるから、その基本システムの説明は省略しここでは改良点のみについて説明する。
ICとコピー機の連携によるコピー防止機能にした点
(1)従来システムは、図書館での書籍類のコピーには制限があるが、機械的な制約がかけられないために事実上は野放し状態になっている。
(2)この問題を解決するためには、書籍類に貼付されたICタグとコピー機の読取装置が連動してコピー権の許可・不許可を与える一方、ICデータの中にコピー権を記録させてコピー機の読取装置でそれを判断し、更に一部コピーの繰返しによる管理も同時に行う必要がある。
(3)そこで本発明システムによることによって、図書館での繰返しコピーの制限及び企業内の不正コピーを未然に防止することが可能となる。
ポール型アンテナによるICタグスキャン方式にした点
(1)従来システムは平面アンテナが一般的であり、その電波照射が広範囲にわたるために目的外のICタグまで読み取ってしまう危険性があり、また広い範囲のICタグに電波を当てるために1枚当たりのICの起電力がばらつきやすくなって読み抜けが起きやすい問題があった。
(2)この問題点を解決するためにUHF帯でダイポールアンテナにより飛距離を制限するとともに、書籍類の背に貼ったICタグにアンテナを近接させることにより安全で確実な読み取ることが可能となり、更に狭い範囲のICタグに集中的に電波を当てることができるために1枚当たりのICの起電力を確保しやすくなるので読み抜けを防止しやすくなる。
(3)そこで本発明システムにすることによって、ポールアンテナと背に貼ったICタグの組み合わせて複数の連続したICタグを容易で安全・確実でしかも効率的な読み取りができる。
ICタグ組込型背ラベルにした点
(1)従来システムは、現状にICタグを書籍類の裏表紙等に貼ると複数の書籍類が重ねられた状態でアンテナ面からの電波の照射角度に対してICタグが重ね合わせ方向になり、またICタグ間において相互干渉が起き起電力が低下して読み抜けが発生する可能性が高くなる一方、書籍類の背に貼る場合タグが表面に出てしまい本の印刷面を隠してしまったりICタグそのものがはがされてしまう危険性が高くなる問題点が生じていた。
(2)このような問題点を解決するためには、背ラベルにICを組み込み一体化する必要がある。
(3)そこで本発明システムにすることによって、表面上は従来の背ラベルとしか見えないために新たな印刷面を隠すことがなくなり、またICタグそのものへのいたずら妨害を防止することができる。
透明ラベルにした点
(1)従来システムは、前記ICタグ組込型背ラベルにしたのと同様にしているがUHF帯タグでは全長10cm程度の細長のものが一般的に使われるために、この方法では解決しきれない問題がある。
(2)このような問題点を解決するためにはICタグのベース素材を透明素材とするとともに、アンテナ金属面も目立たない色やデザインにしてカモフラージュする必要がある。(3)そこで本発明システムによって、ICタグが視認しにくくなりタグ貼付の自由度が高くすることが可能となる。
更に、本発明システムにおけるICを利用した図書館ワークフロを表1に示す。表1は、表2に示した公共図書館においてIC導入した場合について表示したものである。
Figure 2005352953
Figure 2005352953
Figure 2005352953
Figure 2005352953
Figure 2005352953
Figure 2005352953
表1と表2からも明らかのように、図書管理システムにおいて書籍類の納入ルートが受入作業→配架作業→貸出作業→持帰→ブックポスト返却→返却作業→配架作業と、該配架作業→←館内閲覧・書籍類点検とから構成されるICタグを利用した図書館における書籍類管理システムになっており、また書籍類管理システムにおける受入作業がスキャンしかつ管理データをIC登録するシステムとからなり、また貸出作業が複数冊の貸出本をスキャンしICにゲート通過フラグを書き込ませたICタグを利用した図書館における書籍類管理システムとなっており、また書籍類理システムにおける返却作業が返却書籍類のICを連続スキャンしかつICにゲード通過フラグを書き込むICタグを利用した図書館における書籍類管理システムとなっており、また書籍類管理システムにおける館内閲覧が通過本のICゲード通過フラグを読み取りかつ通過不可フラグの場合はアラームを鳴動し、更に通過フラグをICに格納して瞬時に読み取るICタグを利用した図書館における書籍類管理システムとなっており、また書籍類管理システムにおける書籍類の点検が全ての書籍類を連続スキャンしてIC管理データを読み取りかつ必要データを書き込み、更にサーバ情報処理にIC管理データを利用したICタグを利用した図書館における書籍類管理システムとなっており、更に書籍類管理システムの図書館内にカウンターまわりに貸出カウンターを設け、該貸出カウンターで埋込式のリーダライタに書籍類と一緒に利用券のICカードを載せ、更に前記カウンターの延長線上に自動貸出機を配設し、該自動貸出機を利用してIC利用者カードと書籍類とを一緒に載せて利用者が自らが復数の書籍類を同時に貸出処理し、更に盗難防止ゲートを介し書籍類の点検を行うICタグを利用した図書館における図書管理システムとなっている。
更に本発明システムについて説明すれば、まず本発明システムはICタグを用いた図書館システムにおいてRFIDを活用した図書館システムである。このRFIDを導入して書籍類の貸出・返却・点検作業を行うことによって、確実な動作と効率化を図ることができる。すなわち、本発明システムは図書館で管理される書籍類その他の使用に貼付するための最適なICタグ及びリーダライター装置により、図書館で運用するための最適な手段を提供するものであるとともに、そのRFIDを活用したサービスを提供するものである。
また本発明システムは、携帯電話機にICタグ用リーダライタ機能を持たせているので、次のような特徴を有している。
a.携帯端末機で借りたい本をスキャンすることにより、貸し出し処理が完了してしまう ことになる。
b.携帯電話機は図書館コンピュータシステムのホストコンピュータの端末機となり、リ アルタイム処理が行われることになる。
c.利用者認証も携帯端末機能を活用して実現でき、結果として利用者カードも不要にな る。
d.携帯電話機にはダイポール型アンテナが使用されているため、タグ組込型背ラベル及 びCD/DVDラベルのICタグとの組み合わせにより、混雑時にも確実に自分の本の みをスキャンすることができる。
本発明の非接触ICタグを利用した書籍類管理システムのブロック図。 書籍類管理装置で非接触ICタグを読み取っている状況図。 図書館利用カードにおける非接触ICタグの概要図。
符号の説明
1 書籍類管理システム
2 図書
3 図書館利用カード
4 非接触ICタグラベル
5、7 粘着剤層
6 受像層紙面
8 セパレート紙
11 主制御部
12 非接触ICタグ用プリンタ装置
13 貸出用リーダライタ
14 返却用リーダライタ
15 蔵書図書データベース
16 利用者データベース
17 管理用ソフトウェア

Claims (11)

  1. ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の図書館管理システムであって、前記図書館管理システム利用者貸出機が携帯電話機にICタグ用のリーダライタ機能を備えたことを特徴とするICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム。
  2. 前項の利用者貸出システムにおいて、携帯端末機を介して借りた書籍類をスキャンして貸し出し処理を完了させ、かつ携帯電話機を介して図書館コンピュータシステムのホストコンピュータの端末機代りにしてリアルタイム処理を行う請求項1記載のICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム。
  3. 請求項1記載の利用者貸出システムにおいて、利用者認証及び携帯端末機能を活用して実現を可能にした利用者カードを不要にした請求項1及び2記載のICタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム。
  4. 請求項1記載の利用者貸出システムにおいて、携帯電話にダイポール型アンテナによるICタグスキャン方式を利用し、タグ組込型及びCD/DVDラベルのICタグと組み合わせて確実に自分の本のみをスキャンする請求項1及び2記載のICタグを用いて図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム。
  5. ICタグを利用した図書館における書籍類の貸出及び返却等の書籍類管理システムにおいて、各種書籍類に付されているICタグとコピー機の読取装置が連動しかつコピー権の許可又は不許可を付与し、更にICデータの中にコピー権を記録させて前記コピー機の読取装置がそれぞれ判断をし、その一部コピーの繰り返しによる管理を行うIC及びコピー機の連携によるコピー防止システムと、UHF帯を介してダイポールアンテナにより飛距離を制限しかつ書籍類に付したタグに前記アンテナを近接させてICタグの読み抜けを防止して安全かつ確実な読み取りを可能にし、更に狭い範囲のICタグに集中的に電波を当て1枚当りのICの起電力を確保して読み抜けを防止するポール型アンテナによるICタグスキャンシステムと、背ラベルにICを読み込み一体化させて書籍類に付けられているICタグを表面に出さずに書籍類の印刷面隠しを未然に防止しかつICタグの妨害を防ぐICタグの組込型背ラベルと、前記ICタグに透明素材を用いかつアンテナ金属面も目立たない色彩又はデザインを用いてカモフラージュしてなる透明ラベルと、から構成されることを特徴とするICタグを利用した図書館における書籍類管理システム。
  6. 請求項5記載の書籍類管理システムにおいて、書籍類の納入ルートが、受入作業→配架作業→貸出作業→持帰→ブックポスト返却→返却作業→配架作業と、該配架作業→←館内閲覧・書籍類点検と、から構成される請求項5記載のICタグを利用した図書館における書籍類管理システム。
  7. 請求項5記載の書籍類管理システムにおける受入作業が、スキャンしかつ管理データをIC登録するシステムとからなり、また貸出作業が貸出本をスキャンしてICにゲート通過フラグを書き込ませた請求項5及び6記載のICタグを利用した書籍類における書籍類管理システム。
  8. 請求項5記載の書籍類管理システムにおける返却作業が、返却書籍類のICを連続スキャンしかつICにゲード通過フラグを書き込む請求項5及び6記載のICタグを利用した図書館における書籍類管理システム。
  9. 請求項5記載の図書管理システムにおける館内閲覧が、通過書籍類のICゲード通過フラグを読み取りかつ通過不可フラグの場合はアラームを鳴動し、更に通過フラグをICに格納して瞬時に読み取る請求項1及び2記載のICタグを利用した図書館における書籍類管理システム。
  10. 請求項5記載の書籍類管理システムにおける書籍類の点検が、全ての書籍類を連続スキャンしてIC管理データを読み取りかつ必要データを書き込み、更にサーバ情報処理にIC管理データを利用した請求項5及び6記載のICタグを利用した図書館における書籍類管理システム。
  11. 請求項5記載の図書管理システムの図書館内にカウンターまわりに貸出カウンターを設け、該貸出カウンターで埋込式のリーダライタに書籍類と一緒に利用券のICカードを載せ、更に前記カウンターの延長線上に自動貸出機を配設し、該自動貸出機を利用してIC利用者カードと書籍類とを一緒に載せて利用者が自らが復数の書籍類を同時に貸出処理し、更に盗難防止ゲートを介し書籍類の点検を行う請求項5乃至10記載のICタグを利用した図書館における書籍類管理システム。
JP2004175380A 2004-06-14 2004-06-14 Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム Pending JP2005352953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175380A JP2005352953A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175380A JP2005352953A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005352953A true JP2005352953A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35587365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004175380A Pending JP2005352953A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005352953A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101184192B1 (ko) * 2011-12-20 2012-09-26 (주)비알네트콤 개인 휴대용 단말기를 이용한 도서 탐색 및 대출 방법
WO2016003042A1 (ko) * 2014-07-02 2016-01-07 학교법인 한동대학교 스마트폰을 이용한 무인 도서 대출 방법
CN105335770A (zh) * 2015-10-27 2016-02-17 成都贝发信息技术有限公司 生产异常事件实时管理系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101184192B1 (ko) * 2011-12-20 2012-09-26 (주)비알네트콤 개인 휴대용 단말기를 이용한 도서 탐색 및 대출 방법
WO2016003042A1 (ko) * 2014-07-02 2016-01-07 학교법인 한동대학교 스마트폰을 이용한 무인 도서 대출 방법
CN105335770A (zh) * 2015-10-27 2016-02-17 成都贝发信息技术有限公司 生产异常事件实时管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Finkenzeller RFID handbook: fundamentals and applications in contactless smart cards, radio frequency identification and near-field communication
Stanford Pervasive computing goes the last hundred feet with RFID systems
US6873259B2 (en) Electronic device with ID tag, central processing unit with ID tag, and ID tag for electronic device
US7508305B2 (en) Packing material, tag, certificate, paper money, and securities
US6259367B1 (en) Lost and found system and method
US20050228821A1 (en) Stand-alone system for storing books in electronic memory
EP3075364B1 (en) Trading card and trading card set
US20040044956A1 (en) Intelligent document
CN1469673A (zh) 便携式信息处理装置
JP2003085329A (ja) 非接触icタグを利用した図書管理システム
JP2003182848A (ja) Icタグを利用した物品の貸出し管理支援システム
KR100682590B1 (ko) 주파수 간섭현상을 제거한 이종의 알에프아이디 태그가혼재된 아이에스오 카드
KR100839356B1 (ko) 전자 칩을 구비한 인장과 그에 따른 인장 인증 시스템 및인장인증 방법
JP2005352953A (ja) Icタグを用いた図書館システムにおける携帯電話機を活用した利用者貸出システム
JP2005352951A (ja) Icタグを用いた図書館システムにおいてrfidを活用した図書館管理システム
JP4408061B2 (ja) Icタグを用いた図書館システムにおけるダイポール型アンテナによるicタグスキャンシステム
JP2006031675A (ja) Icタグを用いた図書館システムにおけるcd/dvdラベルとそのcd/dvdラベルを用いた書籍類管理システム
JP2005352952A (ja) Icタグを用いた図書館システムにおいて図書館管理システムにおける書籍類サーチシステム
JP4570131B2 (ja) Icタグを利用した図書館における書籍類管理システム
JP3749728B2 (ja) 図書類の保管管理システム
JP2005352954A (ja) Icタグを用いた図書館システムにおけるicタグ及びコピー機の連携によるコピー防止システム
KR101388156B1 (ko) 반도체장치
JP2004059320A (ja) 図書類の保管管理システム及びその使用方法
US20050231467A1 (en) Stand alone system for storing and displaying books in electronic memory form
JP2004192369A (ja) 電子書籍情報配信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090917

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091125