JP2006025472A5 - - Google Patents

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キャビネット用取付金具
本発明は、分電盤、配電盤などのフレーム組立て構造を有するキャビネットのコーナ内側に配置されるキャビネット用取付金具に関するものである。
上記のようなキャビネットは一般的に、同一断面を有する横フレーム、縦フレーム、奥行きフレームをコーナ金具により接続して直方体状の骨格を形成したうえ、天井板、側板、扉、ベースなどを取付けて構成されている。コーナ金具の一例は特許文献1に示されており、互いに直交する3方向に延びる差込み部を各フレームの中空部に挿入して溶接することにより、直方体状の骨格を形成できるようになっている。
このようなキャビネットは設置床面に配置される基台上に固定されるのであるが、特許文献2に示されるようにキャビネットを基台に取付けるために十分な強度のある基台取付用金具を必要とする。この基台取付用金具は強度を出すために板厚を厚くしたうえ補強用の折り曲げ部などを設けており、その結果、基台取付用金具の形状及び加工が複雑になり製造コストがかかるという問題があった。
特開2002−261473号公報 特開平7−177939号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、基台取付用金具を安価に製造できるキャビネット用取付金具を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた第1の本発明のキャビネット用取付金具は、フレームを接合したキャビネットのコーナ内側に配置される取付金具であって、一方のフレームに固定される鋳造構造体であり、キャビネットの基台を取付可能な基台取付孔部又は、キャビネットのベースを取付可能なベース取付孔部の少なくとも一方を備えるとともに、他のフレームに設けられた接続補助金具との接合部を備えたことを特徴とするものである。なお他のフレームが、他のフレームの長手方向と平行に接続補助金具を貫通する締付け固定具により接合部に締付け固定されることが好ましい。また、第2の発明のキャビネット用取付金具はフレームを接合したキャビネットのコーナ内側に配置される取付金具であって、該取付金具はフレームに固定される鋳造構造体であり、キャビネットの基台を取付可能な基台取付孔部と、キャビネットのベースを取付可能なベース取付孔部とを備えたことを特徴とするものである。
第1の本発明のキャビネット用取付金具は、基台取付部またはベース取付孔部の少なくとも一方と、他のフレームに設けられた接続補助金具との接合部とを備えた複数の機能を持ったキャビネット用取付金具であるため、部品点数が削減できるという利点を有する。また、キャビネット用取付金具は、キャビネットコーナ内側の一方のフレームに溶接などにより固定される鋳造構造体であるため、従来のように厚い板厚の鋼材を複雑に折り曲げる必要がなく、安価に製造できるものである。
さらに、また、他のフレーム(例えば奥行きフレーム)に設けられた接続補助金具との接合部を備えているため、現場での設置での組立作業を容易にかつ正確に行なうことができる。また、他のフレームは、他のフレームの長手方向と平行に接続補助金具を貫通する締付け固定具により接合部に締付け固定することにより、より強固に他のフレームを取付けることができるものである。
さらに、第2の本発明のキャビネット用取付金具は、フレームを接合したキャビネットのコーナ内側に配置される取付金具であって、一方のフレームに固定される鋳造構造体であり、キャビネットの基台を取付可能な基台取付孔部と、キャビネットのベースを取付可能なベース取付孔部とを備えたものであるので、安価に製造できるという利点を有する。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1はキャビネットの骨格構造を示す斜視図であり、図2はそのコーナ部の拡大図である。このキャビネットは、同一断面を有する各4本の横フレーム1、縦フレーム2、奥行きフレーム3を図2に示すコーナ金具4により互いに接続し、直方体状の骨格を形成している。
各フレームの構造自体は本発明の要部ではなく、従来から知られている各種の断面形状のフレームを使用できるが、この実施形態では図2に示されるようにキャビネットの内側に面する直交する2面に、四角形の機器取付孔5と、ねじ孔6とを所定ピッチで形成した金属フレームが用いられている。なお機器取付孔5とねじ孔6とは互いに重ならないように千鳥状に配列し、フレーム自体のせん断強度を確保している。
コーナ金具4も従来から知られているものを使用すればよく、この実施形態でも3本の差込み部を備えたコーナ金具4を用い、これらの差込み部を各フレームの中空部に挿入できるようになっている。ただし図2に示すように、この実施形態では横フレーム1と縦フレーム2とをコーナ金具4の差込み部に挿入して溶接して四角形の枠体を構成し、奥行きフレーム3は設置現場において取付けることが可能なようになっている。
本発明のキャビネット用取付金具10は、一方のフレーム(横フレーム1)に溶接又はねじ止め等により固定され、キャビネットのコーナ内側に配置されている。このキャビネット用取付金具10は鋳造構造体であり、図3に示すように水平方向にL字状に屈曲した本体部分の中央部に、垂直方向に貫通する基台取付孔部11を備えている。またL字状に屈曲した本体部分11の内側に張り出したリブ12に、垂直方向に貫通するベース取付孔部13を備えている。これらの使用方法については後述する。
L字状に屈曲した本体部分11の両端部には、他のフレーム(奥行きフレーム3)に設けられた接続補助金具14との接合部15が形成されている。図2に示すように、この接続補助金具14は他のフレームの内側面に溶接されたL字片であり、その貫通孔16に締付固定具であるボルト17が他のフレームの長手方向と平行に貫通される。接合部15はU字溝であり、その内側には上方からナット18を落とし込んで回転不能に保持できるナット保持穴19を備えている。U字溝の前端部はボルト17を貫通させることができるがナット18は通らないサイズとなっている。
このため、奥行きフレーム3の端部をコーナ金具4の差込み部に差し込んだうえ、接続補助金具14のL字片をキャビネット用取付金具10の接合部15の前端部に接触させ、貫通孔16にボルト17を通してナット保持穴19内部のナット18に螺合させて締め付ければ、奥行きフレーム3を横フレーム1及び縦フレーム2に対して垂直にかつ強固に固定することができる。このため、溶接作業を行うことなく現場において直方体状の骨格を形成することができる。またナット18はナット保持穴19内部に回転しないように保持されているため、ボルト17を回転させるだけで容易に固定することができる。
次に図4と図5を参照しつつ、キャビネットの下部構造を説明する。
図4に示すように、キャビネットの下部には枠状のベース20が取付けられ、基台30の上に設置される。図5に示すように、ベース20のコーナ部には平板状のコーナ部材21が溶接されており、図6に示すようにその端部の一部をコ字状に折曲形成した板片上に取付孔22が形成されている。本発明のキャビネット用取付金具10はキャビネットの下部コーナ部にも設置されているので、そのベース取付孔部13からボルト等をこの取付孔22に貫通させることにより、キャビネットの下部に枠状のベース20を容易に固定することができる。なお、図5に示すようにベース20がフレームと接触する部分にはパッキン23を設け、この部分のシール性を確保することが好ましい。
また、図5に示すように基台30のコーナ部にも取付孔31が形成されており、本発明のキャビネット用取付金具10の基台取付孔部11と一致するようになっている。このためボルト等を基台取付孔部11と取付孔31とに貫通させて締め付ければ、キャビネットの下部に基台30を容易に固定することができる。なお、キャビネットの下部と基台30との間にはベース20が介在するため、基台固定用のボルトを貫通させるための貫通孔24をベース20に形成しておくものとする。
上記したように、第1の本発明のキャビネット用取付金具を用いれば、1つの部品で基台又はベースの取付孔とフレームの取付金具を兼用でき、部品点数を削減でき、従来のように鋼材を複雑に折り曲げる必要がなく、安価に製造できるものである。さらに、接続補助金具との接合部を備えているため、搬入経路や搬入口が狭く、直方体状の骨格フレームを搬入できない場合に、奥行きフレームの現場での組立作業を容易にかつ正確に行なうことができるなどの利点がある。
また、第2の本発明のキャビネット用取付金具を用いれば、1つの部品で基台取付孔部とベース取付孔部の取付金具を兼用でき、部品点数を削減でき、従来のように鋼材を複雑に折り曲げる必要がなく、安価に製造できるものである。
キャビネットの骨格構造を示す斜視図である。 コーナ部の拡大図である。 キャビネット用取付金具の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。 キャビネットとベース及び基台との関係を示す分解斜視図である。 キャビネット下部の拡大図である。 コーナ部材の図面であり、(A)は平面図、(B)はそのA−A断面図である。
符号の説明
1 横フレーム
2 縦フレーム
3 奥行きフレーム
4 コーナ金具
5 機器取付孔
6 ねじ孔
10 キャビネット用取付金具
11 基台取付孔部
12 リブ
13 ベース取付孔部
14 接続補助金具
15 接合部
16 貫通孔
17 ボルト
18 ナット
19 ナット保持穴
20 ベース
21 コーナ部材
22 取付孔
23 パッキン
24 貫通孔
30 基台
31 取付孔

Claims (3)

  1. フレームを接合したキャビネットのコーナ内側に配置される取付金具であって、一方のフレームに固定される鋳造構造体であり、キャビネットの基台を取付可能な基台取付孔部又は、キャビネットのベースを取付可能なベース取付孔部の少なくとも一方を備えるとともに、他のフレームに設けられた接続補助金具との接合部を備えたことを特徴とするキャビネット用取付金具。
  2. 他のフレームが、他のフレームの長手方向と平行に接続補助金具を貫通する締付け固定具により接合部に締付け固定されることを特徴とする請求項1記載のキャビネット用取付金具。
  3. フレームを接合したキャビネットのコーナ内側に配置される取付金具であって、該取付金具はフレームに固定される鋳造構造体であり、キャビネットの基台を取付可能な基台取付孔部と、キャビネットのベースを取付可能なベース取付孔部とを備えたことを特徴とするキャビネット用取付金具。
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