JP2006024417A - 電池の製造方法 - Google Patents

電池の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006024417A
JP2006024417A JP2004200392A JP2004200392A JP2006024417A JP 2006024417 A JP2006024417 A JP 2006024417A JP 2004200392 A JP2004200392 A JP 2004200392A JP 2004200392 A JP2004200392 A JP 2004200392A JP 2006024417 A JP2006024417 A JP 2006024417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative electrode
battery
film
lithium
examples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004200392A
Other languages
English (en)
Inventor
Gentaro Kano
巌大郎 狩野
Karin Tsuda
果林 津田
Akira Yamamoto
鑑 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004200392A priority Critical patent/JP2006024417A/ja
Publication of JP2006024417A publication Critical patent/JP2006024417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

【課題】 ガスの発生をより抑制することができる電池の製造方法を提供する
【解決手段】 負極を形成したのち、電池を組み立てる前に、負極の表面に被膜形成材を含む反応液を用いて電気化学的に被膜を形成する。被膜形成材としては、1,3−ジオキソール−2−オン、4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オン、あるいはエチレンスルフィドなどが挙げられる。負極とLi金属板よりなる対極とを反応液に浸漬し、通電することにより行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、負極の表面に被膜を有する電池の製造方法に関する。
近年、カメラ一体型VTR(videotape recorder),携帯電話あるいはラップトップコンピュータなどのポータブル電子機器が多く登場し、その小型化および軽量化が図られている。それに伴い、これら電子機器のポータブル電源として、電池、特に二次電池について、エネルギー密度を向上させるための研究開発が活発に進められている。中でも、リチウムイオン二次電池は、従来の非水系電解液二次電池である鉛電池あるいはニッケルカドミウム電池と比較して大きなエネルギー密度が得られるため、非常に期待されている。
このリチウムイオン二次電池では、従来より、電解質に種々の添加剤を添加して、サイクル特性を向上させることが検討されている。添加剤としては、1,3−ジオキソール−2−オンまたは4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オンなどが知られており(例えば、特許文献1〜3参照。)、これらは還元分解により負極の表面に被膜を形成し、それにより電解質の分解反応を抑制するものと考えられている。
特開平8−45545号公報 特開平11−185806号公報 特開平7−122296号公報
しかしながら、従来は電解質にこれらの添加剤を添加して電池を組み立てたのち、初回充電時に負極にそれらの還元分解による被膜を形成するようにしていたので、初回充電時におけるガスの発生を十分に抑制することができないという問題があった。よって、外装部材に缶を用いる場合には電池内圧が上昇してしまい、フィルム状の外装部材を用いる場合には電池が膨れてしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ガスの発生をより抑制することができる電池の製造方法を提供することにある。
本発明による電池の製造方法は、正極および負極と共に電解質を備えた電池を製造するものであって、負極を形成したのち、還元分解により負極の表面に被膜を形成する被膜形成材を含む反応液を用いて電気化学的に反応させることにより、負極の表面に被膜を形成する工程と、負極の表面に被膜を形成したのち、電池を組み立てる工程とを含むものである。
本発明の電池の製造方法によれば、被膜形成材を含む反応液を用いて負極の表面に被膜を形成したのちに電池を組み立てるようにしたので、初回充電時におけるガスの発生量を減少させることができ、電池内圧の上昇または電池の膨れを抑制することができる。また、初回充放電効率を向上させることができ、放電容量を増加させることができる。
特に、反応液における被膜形成材の含有量を0.1質量%以上3質量%以下とするようにすれば、または電流密度を負極活物質1g当たり400mA/g以下とするようにすれば、被膜の量を適正に制御することができる。よって、ガスの発生量を減少させ、初回充放電効率を向上させることができると共に、サイクル特性も向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電池の製造方法の工程を表すものである。また、図2は図1に示した電池の製造方法を用いて製造する二次電池を分解して表すものであり、図3は図2に示した巻回電極体10の断面構造の一部を拡大して表すものである。なお、本実施の形態では、いわゆるラミネートフィルム型といわれる電池を製造する場合について説明する。
まず、例えば、正極活物質と、炭素材料などの導電剤と、ポリフッ化ビニリデンなどの結着剤とを混合して正極合剤を調製し、この正極合剤をN−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の正極合剤スラリーとする。正極活物質としては、例えば、リチウムを吸蔵および離脱することが可能な正極材料の1種または2種以上を用いる。
リチウムを吸蔵および離脱することが可能な正極材料としては、例えば、リチウム酸化物,リチウムリン酸化物,リチウム硫化物あるいはリチウムを含む層間化合物などのリチウム含有化合物が好ましい。特に、エネルギー密度を高くするには、一般式Lix MIO2 あるいはLiy MIIPO4 で表されるリチウム複合酸化物あるいはリチウムリン酸化物が好ましい。なお、式中、MIおよびMIIは1種類以上の遷移金属を表し、例えば、コバルト(Co),ニッケル(Ni),マンガン(Mn),鉄(Fe),アルミニウム(Al),バナジウム(V)およびチタン(Ti)のうちの少なくとも1種が好ましい。xおよびyの値は電池の充放電状態によって異なり、通常、0.05≦x≦1.10、0.05≦y≦1.10の範囲内の値である。Lix MIO2 で表されるリチウム複合酸化物の具体例としては、リチウムコバルト複合酸化物(LiCoO2 )、リチウムニッケル複合酸化物(LiNiO2 )、リチウムニッケルコバルト複合酸化物(Liz Niv Co1-v 2 ;zおよびvは例えば0. 05<z<1、0<v<1である)、あるいはスピネル型結晶構造を有するリチウムマンガン複合酸化物(LiMn2 4 )などが挙げられる。また、Liy MIIPO4 で表されるリチウムリン酸化物の具体例としては、LiFePO4 などが挙げられる。
次いで、この正極合剤スラリーを、例えばアルミニウム箔,ニッケル箔あるいはステンレス箔などの金属箔よりなる正極集電体11Aに塗布し溶剤を乾燥させたのち、圧縮成型して正極活物質層11Bを形成し、正極11を作製する(ステップS101)。
続いて、例えば、負極活物質と、ポリフッ化ビニリデンなどの結着剤とを混合して負極合剤を調製し、この負極合剤をN−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の負極合剤スラリーとする。負極活物質としては、例えば、リチウムを吸蔵および離脱することが可能な負極材料の1種または2種以上を用いる。
リチウムを吸蔵および離脱することが可能な負極材料としては、例えば、黒鉛,難黒鉛化性炭素あるいは易黒鉛化性炭素などの炭素材料が挙げられる。これら炭素材料は、充放電時に生じる結晶構造の変化が非常に少なく、高い充放電容量を得ることができると共に、良好な充放電サイクル特性を得ることができるので好ましい。特に黒鉛は、電気化学当量が大きく、高いエネルギー密度を得ることができるので好ましい。
リチウムを吸蔵および離脱することが可能な負極材料としては、また、リチウムと合金を形成可能な金属元素の単体、合金あるいは化合物、またはリチウムと合金を形成可能な半金属元素の単体、合金あるいは化合物も挙げられる。これらは高いエネルギー密度を得ることができるので好ましく、特に、炭素材料と共に用いるようにすれば、高エネルギー密度を得ることができると共に、優れた充放電サイクル特性を得ることができるのでより好ましい。
このような金属元素あるいは半金属元素としては、スズ(Sn),鉛(Pb),アルミニウム,インジウム(In),ケイ素(Si),亜鉛(Zn),アンチモン(Sb),ビスマス(Bi),カドミウム(Cd),マグネシウム(Mg),ホウ素(B),ガリウム(Ga),ゲルマニウム(Ge),ヒ素(As),銀(Ag),ジルコニウム(Zr),イットリウム(Y)またはハフニウム(Hf)が挙げられる。これらの合金あるいは化合物としては、例えば、化学式Mas Mbt Liu 、あるいは化学式Map Mcq Mdr で表されるものが挙げられる。これら化学式において、Maはリチウムと合金を形成可能な金属元素および半金属元素のうちの少なくとも1種を表し、MbはリチウムおよびMa以外の金属元素および半金属元素のうちの少なくとも1種を表し、Mcは非金属元素の少なくとも1種を表し、MdはMa以外の金属元素および半金属元素のうちの少なくとも1種を表す。また、s、t、u、p、qおよびrの値はそれぞれs>0、t≧0、u≧0、p>0、q>0、r≧0である。
中でも、長周期型周期表における14族の金属元素あるいは半金属元素の単体、合金または化合物が好ましく、特に好ましいのはケイ素あるいはスズ、またはこれらの合金あるいは化合物である。これらは結晶質のものでもアモルファスのものでもよい。
次いで、この負極合剤スラリーを、例えば、銅箔,ニッケル箔あるいはステンレス箔などの金属箔により構成されている負極集電体12Aに塗布し溶剤を乾燥させたのち、圧縮成型して負極活物質層12Bを形成し、負極12を作製する(ステップS102)。
続いて、作製した負極12の表面、具体的には負極活物質層12Bの表面に、還元分解により被膜を形成可能な被膜形成材を含む反応液を用いて、電気化学的に反応させることにより被膜を形成する(ステップS103)。具体的には、例えば図4に示したように、負極12とリチウム金属からなる対向電極31とを反応液32を入れた電解槽33に挿入し、負極12と対向電極31とを抵抗素子34を挟んで電気的に接続して閉回路30を形成することにより反応させる。
反応液には、例えば、炭酸エステルなどの溶媒にリチウム塩および被膜形成材を添加したものを用いることができる。反応液に用いる溶媒またはリチウム塩は、電池を組み立てる際に用いる溶媒またはリチウム塩と同一のものを用いてもよいが、同一である必要はなく、異なっていてもよい。被膜形成材としては、1,3−ジオキソール−2−オン、4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オン、あるいはエチレンスルフィドなどが挙げられ、これらの2種以上を混合して用いてもよい。
反応液における被膜形成材の含有量は0.1質量%以上3質量%以下とすることが好ましい。含有量が少ないと十分な被膜が形成されない場合があり、多いと被膜が過剰に形成されてしまい、被膜抵抗が増加して、電池特性が低下してしまう場合があるからである。
被膜を形成する際の電流密度は、負極活物質1g当たり400mA/g以下とすることが好ましい。電流密度を大きくすると、反応が激しく起こり、良好な被膜が形成されにくいからである。なお、電流密度は例えば抵抗素子34により調節する。
そののち、作製した正極11および負極12を用いて電池を組み立てる。まず、例えば、正極集電体11Aに正極リード13を取り付けると共に、負極集電体12Aに負極リード14を取り付け、正極11と負極12とをセパレータ15を介して積層し、長手方向に巻回して巻回電極体10を形成する(ステップS104)。セパレータ15には、例えば、ポリプロピレンあるいはポリエチレンなどのポリオレフィン系の材料よりなる多孔質膜、またはセラミックス性の不織布などの無機材料よりなる多孔質膜が用いられ、これら2種以上の多孔質膜を積層しても用いてもよい。
次いで、例えばナイロンフィルム,アルミニウム箔およびポリエチレンフィルムをこの順に張り合わせたラミネートフィルムよりなるフィルム状の外装部材20を用意し、巻回電極体10を外装部材20の間に挟み込んだのち、外装部材20の外縁部同士を1辺を残して貼り合わせ、袋状とする(ステップS105)。その際、正極リード13および負極リード14は外装部材20の外部に導出させる。
続いて、外装部材20の内部に開放辺から液状の電解質である電解液を注入し、セパレータ15に含浸させる(ステップS106)。電解液には、溶媒にリチウム塩などの電解質塩を溶解させたものを用いる。
溶媒としては、従来より用いられている種々の非水溶媒を用いることができる。具体的には、炭酸プロピレン、炭酸エチレン、炭酸ブチレン、炭酸ジエチル、炭酸ジメチル、炭酸エチルメチル、1,3−ジオキソール−2−オン、4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オン、エチレンスルフィド、γ−ブチロラクトン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、プロピオニトリル、酢酸エステル、酪酸エステル、プロピオン酸エステルなどが挙げられる。特に、酸化安定性の点からは、炭酸エステルを用いることが好ましく、中でも炭酸プロピレンを用いるようにすれば高いイオン伝導性を得ることができるので好ましい。
リチウム塩としては、例えば、LiPF6 ,LiAsF6 ,LiBF4 ,LiClO4 ,LiB(C6 5 4 ,LiCH3 SO3 ,LiCF3 SO3 ,LiN(CF3 SO2 2 ,LiN(C2 5 SO2 2 ,LiN(C4 9 SO2 )(CF3 SO2 ),LiC(CF3 SO2 3 ,LiC4 9 SO3 ,LiAlCl4 、LiSiF6 、LiClあるいはLiBrが挙げられ、これらのいずれか1種または2種以上を混合して用いてもよい。中でも、LiPF6 は、高い導電率を得ることができるので好ましい。
そののち、外装部材20の開放辺を貼り合わせ、巻回電極体10を外装部材20の内部に封入する(ステップS107)。これにより、電池の組み立て工程が終了し、図2および図3に示した二次電池が完成する。
このように本実施の形態によれば、被膜形成材を含む反応液32を用いて負極12の表面に被膜を形成したのちに電池を組み立てるようにしたので、負極12の表面に被膜が存在する状態で初回充電を行うことができる。よって、初回充電時におけるガスの発生量を減少させることができ、電池の膨れを抑制することができる。また、初回充放電効率を向上させることができ、放電容量を増加させることができる。
特に、反応液32における被膜形成材の含有量を0.1質量%以上3質量%以下とするようにすれば、または電流密度を負極活物質1g当たり400mA/g以下とするようにすれば、被膜の量を適正に制御することができる。よって、ガスの発生量を減少させ、初回充放電効率を向上させることができると共に、サイクル特性も向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図5は本発明の第2の実施の形態に係る電池の製造方法の工程を表すものである。図6はこの製造方法を用いて製造する二次電池の一部を拡大して表すものであり、図2に示したI−I線に沿った断面構造を表している。この製造方法は、組み立ての際に電解液に代えてゲル状の電解質を用いて二次電池を作製するものである。なお、それぞれの構成要素の材料については、第1の実施の形態と同一のものはその説明を省略する。
まず、第1の実施の形態と同様にして正極11および負極12を作製したのち(ステップS101,S102)、負極12の表面に被膜を形成する(ステップS103)。次いで、電池を組み立てる。例えば、まず、正極集電体11Aに正極リード13を取り付けると共に、負極集電体12Aに負極リード14を取り付けたのち、正極活物質層11Bおよび負極活物質層12Bの上に電解質層41を形成する(ステップS204)。電解質層41は、例えば、電解液と、高分子化合物と、この高分子化合物の溶剤であるジメチルカーボネートとを混合して、この混合物を正極活物質層11Bおよび負極活物質層12Bの上に塗布して乾燥させ、溶剤を揮発させることにより形成する。
高分子材料としては、例えばポリフッ化ビニリデンおよびフッ化ビニリデンの共重合体が挙げられ、その共重合体モノマーとしてはヘキサフルオロプロピレンあるいはテトラフルオロエチレンなどが挙げられる。これらは高い電池特性を得ることができるので好ましく、中でも、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体は特に好ましい。
高分子材料としては、他にも、例えばポリアクリロニトリルおよびアクリロニトリルの共重合体を用いることができ、その共重合体モノマー、例えばビニル系モノマーとしては酢酸ビニル,メタクリル酸メチル,メタクリル酸ブチル,アクリル酸メチル,アクリル酸ブチル,イタコン酸,水素化メチルアクリレート,水素化エチルアクリレート,アクリルアミド,塩化ビニル,フッ化ビニリデンあるいは塩化ビニリデンなどが挙げられる。また他にも、アクリロニトリルブタジエンゴム,アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂,アクリロニトリル塩化ポリエチレンプロピレンジエンスチレン樹脂,アクリロニトリル塩化ポリエチレンプロピレンジエンスチレン樹脂,アクリロニトリル塩化ビニル樹脂,アクリロニトリルメタアクリレート樹脂あるいはアクリロニトリルアクリレート樹脂などを用いてもよい。
高分子材料としては、更に、例えばポリエチレンオキサイドおよびエチレンオキサイドの共重合体を用いてもよく、その共重合モノマーとしては、プロピレンオキサイド,メタクリル酸メチル,メタクリル酸ブチル,アクリル酸メチルあるいはアクリル酸ブチルなどが挙げられる。また他にも、ポリエーテル変性シロキサンおよびその共重合体を用いてもよい。
続いて、正極11と負極12とをセパレータ15を介して積層し、長手方向に巻回して巻回電極体10を形成する(ステップS205)。そののち、この巻回電極体10をフィルム状の外装部材20の間に挟み込み、外縁部同士を貼り合わせて封入する(ステップS206)。これにより、電池の組み立て工程が終了し、図2および図6に示した二次電池が完成する。
また、図示はしないが、電池の組み立てにおいては、正極11と負極12とをセパレータ15を介して積層し、巻回して、フィルム状の外装部材20の間に挟み込んだのち、外装部材20の内部に電解液と高分子化合物のモノマーとを含む電解質組成物を注入し、外装部材20を密閉してモノマーを重合させるようにしてもよい。
本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
更に、本発明の具体的な実施例について図1〜6を参照して詳細に説明する。
(実施例1−1〜1−4)
まず、炭酸リチウム(Li2 CO3 )と炭酸コバルト(CoCO3 )とを、Li2 CO3 :CoCO3 =0.5:1(モル比)の割合で混合し、空気中において900℃で5時間焼成して焼成物を得た。得られた焼成物についてX線回折測定を行った結果、JCPDSファイルに登録されたLiCoO2 のスペクトルと良く一致していることが確かめられた。次いで、この焼成物を粉砕してレーザ回折法で得られる累積50%粒径が15μmのLiCoO2 粉末とした。続いて、LiCoO2 粉末94質量%と、導電剤であるケッチェンブラック3質量%と、結着剤であるポリフッ化ビニリデン3質量%とを混合して正極合剤を調整した。そののち、この正極合剤を溶剤であるN−メチル−2−ピロリドンに分散して正極合剤スラリーとし、厚み20μmの帯状アルミニウム箔よりなる正極集電体11Aの両面に均一に塗布して乾燥させ、ロールプレス機で圧縮成型して正極活物質層11Bを形成し、総厚み150μmの正極11を作製した(ステップS101)。
一方、負極活物質として平均粒径25μmの粒状黒鉛粉末90質量%と、結着剤としてポリフッ化ビニリデン10質量%とを混合して負極合剤を調製した。次いで、この負極合剤を溶剤であるN−メチル−2−ピロリドンに分散して負極合剤スラリーとし、厚み15μmの帯状銅箔よりなる負極集電体12Aの両面に均一に塗布して乾燥させ、ロールプレス機で圧縮成型して負極活物質層12Bを形成し、総厚み160μmの負極12を作製した(ステップS102)。
続いて、図4に示したように、負極12とリチウム金属よりなる対向電極31とを反応液32に浸漬し、通電して負極12の表面に被膜を形成した(ステップS103)。その際、反応液32には、炭酸エチレンと炭酸ジメチルとを同体積で混合した溶媒に、電解質塩としてLiPF6 を0.1mol/dm3 の濃度で溶解させると共に、被膜形成材として1,3−ジオキソール−2−オンを添加したものを用いた。1,3−ジオキソール−2−オンの含有量は、実施例1−1が0.1質量%、実施例1−2が1質量%、実施例1−3が3質量%、実施例1−4が3.5質量%とした。電流密度は負極活物質1gに対して100mA/gとした。被膜の形成は、負極12の電位が対リチウム電位で0.3Vになるまで行った。そののち、被膜を形成した負極12を炭酸ジメチルで洗浄し、室温にて真空乾燥した。
次いで、正極集電体11Aにアルミニウム製の正極リード13を取り付けると共に、負極集電体12Aにニッケル製の負極リード14を取り付け、厚み25μmの微多孔性ポリエチレン延伸フィルムよりなるセパレータ15を用意し、セパレータ15,正極11,セパレータ15,負極12を順に積層して巻回して巻回電極体10とした(ステップS104)。
続いて、正極リード13および負極リード14を外部へ導出しつつ、巻回電極体10をラミネートフィルムよりなる外装部材20の間に挟み込み(ステップS105)、外装部材20の内部に電解液を注入した(ステップS106)。電解液には、炭酸エチレンと炭酸プロピレンとを同体積で混合した溶媒に、電解質塩としてLiPF6 を1mol/dm3 の濃度で溶解させると共に、1,3−ジオキソール−2−オンを電解液に対して1質量%の含有量で混合したものを用いた。そののち、外装部材20の開放辺を貼り合わせ(ステップS107)、実施例1−1〜1−4の二次電池を作製した。
実施例1−1〜1−4に対する比較例1−1,1−2として、負極に被膜を形成する工程(ステップS103)を行わなかったことを除き、他は実施例1−1〜1−4と同様にして二次電池を作製した。なお、比較例1−1はステップS103を行わずに作製した負極をそのまま用いて電池を組み立てたものであり、比較例1−2は負極を作製したのち、被膜形成材を添加していない反応液、すなわち溶媒にリチウム塩を溶解させたものに負極を浸漬させて通電処理を行ったものを用いて電池を組み立てたものである。
得られた実施例1−1〜1−4および比較例1−1,1−2の二次電池について、充放電を行い、次のようにして初回充放電効率、サイクル特性および初回充電前後の電池の膨張変化をそれぞれ調べた。表1に得られた結果を示す。
初回充放電効率は、23℃、上限電圧4.2V、電流0.2C、総充電時間10時間とする定電流定電圧充電を行ったのち、23℃、電流0.2C、終止電圧3.0Vまでの定電流放電を行い、その際の初回充電容量と初回放電容量とから次式により求めた。0.2Cは理論容量を10時間で放電しきる電流値である。
初回充放電効率(%)=(初回放電容量/初回充電容量)×100
サイクル特性は、23℃、上限電圧4.2V、電流1C、総充電時間3時間とする定電流定電圧充電と、23℃、電流1C、終止電圧3.0Vまでの定電流放電とを繰り返し、初回の放電容量と300サイクル目の放電容量とから次式により求めた。1Cは理論容量を1時間で放電しきる電流値である。
容量維持率(%)=(300サイクル目の放電容量/初回放電容量)×100
電池の膨張変化は、電池を組み立てたのち初回の充電を行う前に電池の厚みを測定し、初回の充電を23℃、上限電圧4.2V、電流0.5C、総充電時間5時間とする定電流定電圧で行い、この初回充電後の電池の厚みを測定することにより求めた。
Figure 2006024417
表1に示したように、実施例1−1〜1−4によれば、被膜を形成していない比較例1−1,1−2に比べて、初回充放電効率が向上し、電池の膨れ量も小さくなった。すなわち、電池を組み立てる前に負極12に被膜を形成するようにすれば、初回充放電効率を向上させることができると共に、電池の膨れを抑制することができることが分かった。
また、実施例1−1〜1−4を比較すれば分かるように、被膜形成材の含有量を増加させると容量維持率は向上したのち低下する傾向がみられた。よって、反応液32における被膜形成材の含有量は、0.1質量%以上3質量%以下が好ましいことも分かった。
(実施例2−1〜2−4)
負極12に被膜を形成する際の電流密度を変化させたことを除き、他は実施例1−2と同様にして二次電池を作製した。負極活物質1g当りの電流密度は、実施例2−1が10mA、実施例2−2が400mA、実施例2−3が500mA、実施例2−4が800mAとした。
実施例2−1〜2−4の二次電池についても、実施例1−2と同様にして、初回充放電効率、サイクル特性、および初回充電前後の電池の膨張変化をそれぞれ調べた。表2に得られた結果を実施例1−2および比較例1−1,1−2の結果と共に示す。
Figure 2006024417
表2に示したように、電流密度を増加させると初回充放電効率およびサイクル特性は向上したのち低下する傾向が見られ、また、初回充電前後の電池の膨張変化は減少したのち増加する傾向が見られた。すなわち、負極活物質1g当りの電流密度は500mA以下、更には400mA以下とすればより好ましいことが分かった。
(実施例3−1〜3−4,4−1〜4−4)
被膜形成材として1,3−ジオキソール−2−オンに代えて4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オンを用いたことを除き、他は実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様にして二次電池を作製した。
実施例3−1〜3−4,4−1〜4−4の二次電池についても、実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様にして、初回充放電効率、サイクル特性、および初回充電前後の電池の膨張変化をそれぞれ調べた。表3,4に得られた結果を比較例1−1,1−2の結果と共に示す。
Figure 2006024417
Figure 2006024417
表3,4に示したように、4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オンを用いた場合においても、1,3−ジオキソール−2−オンを用いた実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様の結果が得られた。
(実施例5−1〜5−4,6−1〜6−4)
被膜形成材として1,3−ジオキソール−2−オンに代えてエチレンスルフィドを用いたことを除き、他は実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様にして二次電池を作製した。
実施例5−1〜5−4,6−1〜6−4の二次電池についても、実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様にして、初回充放電効率、サイクル特性、および初回充電前後の電池の膨張変化をそれぞれ調べた。表5,6に得られた結果を比較例1−1,1−2の結果と共に示す。
Figure 2006024417
Figure 2006024417
表5,6に示したように、エチレンスルフィドを用いた場合においても、1,3−ジオキソール−2−オンを用いた実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様の結果が得られた。
(実施例7−1〜7−4,8−1〜8−4)
電解液に代えて、電解液を高分子化合物に保持させたゲル状の電解質を用いたことを除き、他は実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様にして二次電池を作製した。その際、高分子化合物にはポリフッ化ビニリデンとポリヘキサフルオロプロピレンの共重合体を用いた。
実施例7−1〜7−4,8−1〜8−4に対する比較例7−1,7−2として、負極に被膜を形成する工程(ステップS103)を行わなかったことを除き、他は実施例7−1〜7−4,8−1〜8−4と同様にして二次電池を作製した。なお、比較例7−1はステップS103を行わずに作製した負極をそのまま用いて電池を組み立てたものであり、比較例7−2は負極を作製したのち、被膜形成材を添加していない反応液、すなわち溶媒にリチウム塩を溶解させたものに負極を浸漬させて通電処理を行ったものを用いて電池を組み立てたものである。
得られた実施例7−1〜7−4,8−1〜8−4および比較例7−1,7−2の二次電池についても、実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様にして、初回充放電効率、サイクル特性、および初回充電前後の電池の膨張変化をそれぞれ調べた。表7,8に得られた結果を示す。
Figure 2006024417
Figure 2006024417
表7,8に示したように、ゲル状の電解質を用いた場合においても、電解液を用いた実施例1−1〜1−4,2−1〜2−4と同様の結果が得られた。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態および実施例では、保持体として高分子材料を挙げて説明したが、窒化リチウム,ヨウ化リチウムあるいは水酸化リチウムの多結晶,ヨウ化リチウムと三酸化二クロムとの混合物,またはヨウ化リチウムと硫化チリウムと亜硫化二リンとの混合物などの無機伝導体を保持体として用いてもよく、高分子材料と無機伝導体とを混合して用いてもよい。
また、上記実施の形態および実施例では、正極11および負極12を巻回する場合について説明したが、正極と負極とを複数積層するようにしてもよく、また、折り畳むようにしてもよい。更に、本発明は、外装部材に缶を用いた円筒型、角型、コイン型、ボタン型などの電池にも適用することができる。
更に、上記実施の形態では、負極12の容量がリチウムの吸蔵・離脱による容量成分で表されるいわゆるリチウムイオン二次電池を例に挙げて説明したが、他の電極反応を利用した電池についても本発明を適用することができ、同様の効果を得ることができる。他の電池としては、例えば、負極の容量がリチウムの吸蔵・離脱による容量成分と、リチウムの析出・溶解による容量成分との和により表される電池が挙げられる。
この負極の容量がリチウムの吸蔵・離脱による容量成分と、リチウムの析出・溶解による容量成分との和により表される電池は、例えば、リチウムを吸蔵および離脱可能な負極材料の充電容量が、正極の充電容量よりも小さくなるように調節されることにより、充電の途中において負極にリチウム金属が析出することを除き、他は上述したリチウムイオン二次電池と同様の構成を有し、同様にして製造することができる。
加えて、上記実施の形態および実施例では、電極反応物質としてリチウムを用いる場合について説明したが、ナトリウム(Na)あるいはカリウム(K)などの他のアルカリ金属、またはマグネシウムあるいはカルシウム(Ca)などのアルカリ土類金属、またはアルミニウムなどの他の軽金属を用いる場合についても、本発明を適用することができ、同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電池の製造工程を表す流れ図である。 図1に示した製造方法を用いて製造する二次電池の構成を表す分解斜視図である。 図2に示した二次電池のI−I線に沿った断面図である。 図1に示した製造方法のS103を説明するための構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電池の製造方法を表す流れ図である。 図5に示した製造方法を用いて製造する二次電池の構成を表す断面図である。
符号の説明
10…巻回電極体、11…正極、11A…正極集電体、11B…正極活物質層、12…負極、12A…負極集電体、12B…負極活物質層、13…正極リード、14…負極リード、15…セパレータ、20…外装部材、30…閉回路、31…対向電極(Li金属)、32…反応液、33…電解液槽、34…抵抗素子、41…電解質層。

Claims (6)

  1. 正極および負極と共に電解質を備えた電池の製造方法であって、
    負極を形成したのち、還元分解により負極の表面に被膜を形成する被膜形成材を含む反応液を用いて電気化学的に反応させることにより、負極の表面に被膜を形成する工程と、
    負極の表面に被膜を形成したのち、電池を組み立てる工程と
    を含むことを特徴とする電池の製造方法。
  2. 前記被膜形成材として、1,3−ジオキソール−2−オン、4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オンおよびエチレンスルフィドからなる群のうちの少なくとも1種を用いることを特徴とする請求項1記載の電池の製造方法。
  3. 前記反応液における前記被膜形成材の含有量を、0.1質量%以上3質量%以下とすることを特徴とする請求項1記載の電池の製造方法。
  4. 前記被膜を形成する際の電流密度を、負極活物質1g当たり400mA/g以下とすることを特徴とする請求項1記載の電池の製造方法。
  5. 炭酸プロピレンを含む電解質を用いることを特徴とする請求項1記載の電池の製造方法。
  6. 電池の組み立てにおいて、正極,負極および電解質をフィルム状の外装部材の内部に収納することを特徴とする請求項1記載の電池の製造方法。
JP2004200392A 2004-07-07 2004-07-07 電池の製造方法 Pending JP2006024417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004200392A JP2006024417A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 電池の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004200392A JP2006024417A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 電池の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006024417A true JP2006024417A (ja) 2006-01-26

Family

ID=35797538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004200392A Pending JP2006024417A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 電池の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006024417A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176433A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Furukawa Battery Co Ltd:The 非水電解液二次電池用負極活物質の製造方法および非水電解液二次電池。
JP2010010080A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Sony Corp 負極、二次電池およびそれらの製造方法
WO2014092016A1 (ja) * 2012-12-11 2014-06-19 日本電気株式会社 蓄電デバイス
WO2014119368A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 トヨタ自動車株式会社 リチウムイオン二次電池の製造方法
KR101919812B1 (ko) * 2015-09-18 2018-11-20 순천향대학교 산학협력단 탄산프로필렌계 전해질을 가지는 이차전지의 제조방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176433A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Furukawa Battery Co Ltd:The 非水電解液二次電池用負極活物質の製造方法および非水電解液二次電池。
JP2010010080A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Sony Corp 負極、二次電池およびそれらの製造方法
WO2014092016A1 (ja) * 2012-12-11 2014-06-19 日本電気株式会社 蓄電デバイス
WO2014119368A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 トヨタ自動車株式会社 リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2014150027A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Toyota Motor Corp リチウムイオン二次電池の製造方法
KR101919812B1 (ko) * 2015-09-18 2018-11-20 순천향대학교 산학협력단 탄산프로필렌계 전해질을 가지는 이차전지의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8697288B2 (en) High energy lithium ion secondary batteries
US9972835B2 (en) Positive active material for rechargeable lithium battery, method for manufacturing the same, and rechargeable lithium battery including the same
JP4793378B2 (ja) 非水電解質電池
KR101318522B1 (ko) 전해액 및 전지
JP4967321B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP2007194202A (ja) リチウムイオン二次電池
JP2007123097A (ja) 電池
WO2006082719A1 (ja) 正極および非水電解質二次電池
JP2003282055A (ja) 非水電解液二次電池
JP2004047180A (ja) 非水電解質電池
JP2010080407A (ja) 正極活物質、正極および非水電解質二次電池に関する。
JP4310646B2 (ja) 負極およびそれを用いた電池
JP2008147117A (ja) 電解質および電池
JP2005071678A (ja) 電池
JP2006216451A (ja) 電池の製造方法
JP4993159B2 (ja) 二次電池
JP2005317446A (ja) 電解質およびそれを用いた電池
JP2007012559A (ja) 電池
JP2009206091A (ja) 非水電解質電池および負極ならびにこれらの製造方法
JP2007035391A (ja) 正極材料,正極および電池
JP5626035B2 (ja) リチウムイオン二次電池の前処理方法及び使用方法
JP2005347222A (ja) 電解液および電池
JP3050885B2 (ja) 非水溶媒二次電池及びその製造方法
JPWO2019065196A1 (ja) 非水電解質二次電池
JP2006024417A (ja) 電池の製造方法