JP2006022657A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Kenji Shimada
賢志 嶋田
Yasushi Aeba
靖 饗場
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
Tetsushi Yonekawa
哲史 米川
Toshihiro Nishioka
敏浩 西岡
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Panasonic Holdings Corp
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Abstract

【課題】押除容積小で、高差圧冷媒の為、漏れ損失が大きい。特に小能力時には低速運転での漏れ損失が大きくCOPが悪い。これを改善する。
【解決手段】渦巻き状の基本羽根が鏡板上に立ち上がった固定スクロールと、前記とほぼ同じ渦巻き状の基本羽根が鏡板上に立ち上がった旋回スクロールとを噛み合わせて、双方間に複数の圧縮室を形成し、旋回スクロールを自転させずに固定スクロールに対して速度可変に円軌道運動させるようにするとともに、前記基本羽根どうしは低速運転にて規定の圧縮比を満足する渦巻き長さを有し、この延長羽根の少なくとも一方に羽根の高さを低くさせ、段差を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は主として冷凍空調装置や給湯機等に使用されるスクロール圧縮機に関するものである。
冷凍空調用の電動圧縮機としては、圧縮部がレシプロ式のもの、ロータリー式のもの、スクロール式のものがある。中でもスクロール圧縮機は高効率、低騒音、低振動という特徴を活かして広く実用化されてきた。
その基本構造はよく知られているように、渦巻き状の羽根が鏡板上に立ち上がった固定スクロールと、前記とほぼ同じ渦巻き状の羽根が鏡板上に立ち上がった旋回スクロールとを噛み合わせて、双方間に複数の圧縮室を形成している。旋回スクロールを自転させずに固定スクロールに対して円軌道運動させるとき、圧縮室は鏡板の外周側の開放部で冷媒を吸入した後、鏡板の中心部側に移動しながら閉じるとともに次第に容積を小さくして冷媒を圧縮し最終的に吐出する。
近時では、小型化と運転モードの多様化がますます望まれる中、冷凍空調給湯の圧縮比は通常1.8〜3.5程度に設定されるのを、効率上から低圧縮比側で設計される傾向になっている。
一方、吐出冷媒量の増大を図り、吸入冷媒が圧縮熱により加熱されて体積効率が低下するのを防止するものがある(例えば特許文献1参照)。
このものは、固定スクロール羽根の巻き終わり端部の内側壁面を、旋回スクロール羽根の巻き終わり端部近くに延長するとともに、固定スクロール羽根の巻き終わり端部に対向する旋回スクロール羽根の対向部から巻き終わり部における外側壁面を、巻き終わり端部に向かって連続点に内側面に向かって変位させる一方、固定スクロールの延長部における内側壁面を、旋回スクロールの巻き終わり部における外側壁面の円軌道運動に伴う包絡線で形成している。
このものでは、固定スクロール羽根の延長された部分の内側壁面と、旋回スクロールの外側壁面との間に外側作動空間が余分に形成されて、その分だけ圧縮室の吸入空間が増大するので、冷媒の吐出量を増大させられる。また、冷媒は吸入口から直接圧縮室に吸入されて圧縮熱が伝わっている壁面と接触せず、加熱されないので、熱膨張により体積効率が低下することはない。
特開平5−202871号公報
ところで、運転モードの多様化は、スクロール圧縮機もインバータ制御などによって速度可変に運転することも必要となっている。可変速運転によれば、同一のスクロール圧縮機で見掛け上は大容量での大能力運転から小容量での小能力運転まで幅広い運転状態が得られる。
しかし、このような可変速運転をする場合、高速運転によっても体積効率の大幅な向上は見られず、効率の向上は望めない特許文献1に記載された従来のものでも、包絡線部分が全て圧縮室として作用し、冷媒の吐出量は増大するが、図3(c)に示すように運転速
度にかかわらず圧縮に必要な動力が増加し、効率を大きく向上することはできない。また、特に省エネルギー効果の高い小能力運転時には、さらに運転速度を低下させる必要が生じ、冷媒漏れの増大によって効率が著しく低下する。
本発明の目的は、可変速により小能力から大能力の広い範囲にわたって効率よく運転することができるスクロール圧縮機を提供することを主たる目的とするものである。
請求項1記載のスクロール圧縮機は、渦巻き状の基本羽根が鏡板上に立ち上がった固定スクロールと、前記とほぼ同じ渦巻き状の基本羽根が鏡板上に立ち上がった旋回スクロールとを噛み合わせて、双方間に複数の圧縮室を形成し、旋回スクロールを自転させずに固定スクロールに対して速度可変に円軌道運動させるようにするとともに、前記基本羽根どうしは低速運転にて規定の圧縮比を満足する渦巻き長さを有し、この延長羽根の少なくとも一方に羽根の高さを低くさせ、段差を設けたことを特徴とするものである。
このような構成では、固定スクロールおよび旋回スクロールの各基本羽根は、低速運転時に規定の圧縮比が得られるように設計され、これら基本羽根の少なくとも一方に設けられる延長羽根は渦巻き状でありながら、これと対向する他の羽根との少なくとも一方に羽根の高さを低くさせ、段差設けた渦巻き面によって、段差部の隙間から外部に開放されていて低速運転時は吸入冷媒を逃がしやすく圧縮室への閉じ込み機能を発揮しないので、冷媒の過給はない。従って、前記基本羽根部分だけが有効に働いて、設計通りの閉じ込み容積による運転が高効率に達成される。一方、運転速度が増大するにつれて前記延長羽根部のこれが対向する他の羽根部分との間での冷媒の閉じ込み性が高まっていき、圧縮行程は低速運転時に対する高速度合に応じた過給がなされて実際の冷媒吐出量が増加していく上、互いの渦巻き面どうしが対向した延長羽根により拡大した圧縮領域を経過すると、前記低速運転時の基本羽根により設計閉じ込み容積で圧縮されるのとほぼ同等の変化を行うため、圧縮動力の増加が小さく、低速運転から高速運転までの広い範囲にわたって高い効率が得られる。しかも、どの運転速度域でもそれに見合った高効率な運転が安定して達成される。
この場合、基本羽根が形成する圧縮室を基準よりは小さく設計して、その分だけ基準運転速度よりも高速運転することにより、冷媒の漏れ損失を低減でき高効率が実現できる。また、高速運転時には、延長羽根により大能力、高効率が実現できる。従って、小能力から大能力の広い範囲で高効率が実現する。
請求項2記載のスクロール圧縮機は、前記請求項1記載のスクロール圧縮機で、羽根巻き終わり段差高さを、羽根高さの15%〜25%にすることにより羽根形状を最適化させることが出来ることを特徴としている。
請求項3記載のスクロール圧縮機は、前記請求項1記載のスクロール圧縮機で、羽根巻き終わり段差長さを展開角で5°〜8°にすることにより羽根形状を最適化させることが出来ることを特徴としている。
請求項4記載のスクロール圧縮機は、請求項1〜3記載のスクロール圧縮機において、さらに、チップシールを使用していない圧縮機であることを特徴としている。
請求項5記載のスクロール圧縮機は、請求項1〜4記載のスクロール圧縮機において、冷媒が二酸化炭素であることを特徴としている。
請求項1の発明のスクロール圧縮機によれば、固定スクロールおよび旋回スクロールの基本羽根の少なくとも一方に設けられる延長羽根は渦巻き状でありながら、低速運転時は吸入冷媒を逃がしやすく圧縮室への閉じ込み機能を発揮しないので、冷媒の過給はなく、基本羽根部分だけが有効に働いて、設計通りの閉じ込みによる運転が高効率に達成される。一方、運転速度が増大するにつれて前記延長羽根部のこれが対向する他の羽根部分との間での冷媒の閉じ込み性が高まっていき、圧縮行程は低速運転時に対する高速度合に応じた過給がなされて実際の冷媒吐出量が増加していく上、互いの渦巻き面どうしが対向した延長羽根により拡大した圧縮領域を経過すると、前記低速運転時の基本羽根により設計閉じ込み容積で圧縮されるのとほぼ同等の変化を行うため、圧縮動力の増加が小さく、低速運転から高速運転までの広い範囲にわたって高い効率が得られる。しかも、どの運転速度域でもそれに見合った高効率な運転が安定して達成される。
この場合、基本羽根が形成する圧縮室を基準よりは小さく設計して、その分だけ基準運転速度よりも高速運転することにより、冷媒の漏れ損失を低減でき高効率が実現できる。また、高速運転時には、延長羽根により大能力、高効率が実現できる。従って、小能力から大能力の広い範囲で高効率が実現する。
請求項2の発明のスクロール圧縮機によれば、前記請求項1の羽根巻き終わり部の段差高さは、全羽根高さの15%〜25%であることで、最適な効果を得ることが出来る。
請求項3の発明のスクロール圧縮機によれば、請求項1、2の発明のような構成において延長羽根部の段差長さを、展開角で5°〜8°であること最適な効果を得ることが出来る。
請求項4の発明のスクロール圧縮機によれば、請求項1〜3の発明のいずれか1つに加え、さらに、チップシールがないことで、コスト削減が可能である。
請求項5の発明のスクロール圧縮機によれば、請求項1〜4の発明のいずれか1つに加え、さらに、冷媒がCO2ことを特徴とするスクロール圧縮機である。前記CO2冷媒での圧縮機では、押除容積小で、高差圧冷媒の為、漏れ損失が大きい。特に小能力時には低速運転での漏れ損失が大きくCOPが悪い。という傾向があり、これを改善するために、請求項1〜4の発明は有効である。
以下、本発明の幾つかの実施の形態について幾つかの実施例とともに図を参照しながら説明する。
本実施の形態は縦型でスクロール式の圧縮機構を内蔵した冷凍サイクル用の密閉型圧縮機の場合の一例であり、圧縮対象は冷媒ガスである。しかし、本発明はこれに限られることはなく、ロータリ式の圧縮機構など各種の圧縮機構、それを駆動する電動機とともに密閉容器内に内蔵したガス一般を対象として圧縮し、圧縮機構が密閉容器内を上下に仕切り、その下部に電動機を収容する密閉型圧縮機であればその全般に適用して有効であり、本発明の範疇に属する。
本実施の形態の密閉型圧縮機は図1に示すように、密閉容器1内に溶接や焼き嵌めなどして固定したクランク軸4の主軸受部材11と、この主軸受部材11上にボルト止めした固定スクロール12との間に、前記固定スクロール12と噛み合う旋回スクロール13を挟み込んでスクロール式の圧縮機構2を構成し、前記旋回スクロール13と前記主軸受部材11との間に前記旋回スクロール13の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転規制機構14を設けて、前記クランク軸4の上端にある主
軸部4aにて前記旋回スクロール13を偏心駆動することにより前記旋回スクロール13を円軌道運動させ、これにより前記固定スクロール12と前記旋回スクロール13との間に形成している圧縮室15が外周側から中央部に移動しながら小さくなるのを利用して、密閉容器1外に通じた吸入パイプ16および前記固定スクロール12の外周部の吸入口17から冷媒ガス27を吸入して圧縮していき所定圧以上になった冷媒ガスは前記固定スクロール12の中央部の吐出口18からリード弁19を押し開いて密閉容器1内に吐出させることを繰り返す。
前記クランク軸4の下端は前記密閉容器1の下端部のオイル溜め20に達して、前記密閉容器1内に溶接や焼き嵌めして固定された副軸受21により軸受され、安定に回転することができる。電動機3は前記主軸受部材11と前記副軸受21との間に位置して、前記密閉容器1に溶接や焼き嵌めなどして固定された固定子3aと、前記クランク軸4の途中の外まわりに一体に結合された回転子3bとで構成され、前記回転子3bの上下端面の外周部分にはピン22により止め付けられたバランスウエイト23、24が設けられ、これにより前記回転子3bおよび前記クランク軸4が安定して回転し、前記旋回スクロール13を安定して円軌道運動させることができる。
しかし、本発明はこのような縦置きのものに限定されず、タイプ横置きタイプのものなど種々な姿勢で用いられるものでもよいし、固定スクロール12と旋回スクロール13とを噛み合わせて圧縮室15を形成し、低速運転から高速運転まで可変速に駆動されるものであれば、その支持構造や駆動構造、駆動の制御方式などは種々に選択されてよい。
本実施の形態のスクロール圧縮機が低速運転から高速運転まで速度可変に運転されるものであることに対応して、図4の羽根100の基本羽根100aは低速駆動域にて規定の圧縮比を満足する渦巻き長さを有し、これら基本羽根100aにその巻き終わり位置からその渦巻き形状に沿ってさらに延ばした図5に斜線を施して示した渦巻き状の延長羽根100bを設け、この延長羽根100bの羽根の高さを低くさせ、図6に示すような段差120を設けてある。
これにより、固定スクロール12および旋回スクロール13の各基本羽根100a、110aは、低速運転時に規定の閉じ込み容積が得られるように設計され、これら基本羽根100a、110aの双方に設けられる延長羽根100bは渦巻き状でありながら羽根の高さを低くさせ、段差を設けた渦巻き状の変位面120によって、大きな羽根先端隙間にて外部に開放されていて、低速運転時は圧縮室の容積変化速度が遅いことにより吸入冷媒を逃がしやすく圧縮室15への閉じ込み機能を発揮しないので、冷媒の過給はない。従って、前記基本羽根100だけが有効に働いて、設計通りの閉じ込み容積による運転が高効率に達成される。
一方、運転速度が増大するにつれて前記延長羽根100b部のこれが対向する他の羽根部分との間での冷媒の閉じ込み性が高まっていき、圧縮行程は低速運転時に対する高速度合に応じた過給がなされて見掛け上の冷媒吐出量が増加していく上、互いの渦巻き面どうしが対向した延長羽根100bにより拡大した圧縮領域を経過すると、前記低速運転時の基本羽根100aによる前記設計閉じ込み容積で圧縮されるのとほぼ同等の変化を行うため、圧縮動力の増加が小さく、低速運転から高速運転までの広い範囲にわたって高い効率が得られる。
本実施の形態1の1つの実施例を示せば、延長羽根の羽根の段差長さを、展開角で5°〜8°、段差高さは、全羽根高さの15%〜25%程度が好適である。
このようにした圧縮機構2の場合の、低速運転から高速運転に至る間の体積効率の変化
と、低速運転時と高速運転時との圧力−圧縮室容積の関係の違いにつき、本実施の形態1のような改良しない従来通りの構造の圧縮機を比較例として示せば、図2、図3(a)(b)に示す通りであり、図3(a)で示す本実施の形態1の方が、図3(b)で示す従来例よりも高速運転時に閉じ込み容積が増大し効率が向上している。
しかも、低速運転時には、基本羽根100aが形成する圧縮室15を基準よりは小さく設計して、その分だけ基準運転速度よりも高速運転することにより、漏れ損失を低減でき高効率が実現できる。また、高速運転時には、延長羽根により大能力、高効率が実現できる。従って、小能力から大能力の広い範囲でさらなる高効率が実現する。
なお、本実施の形態1では、旋回スクロール13の双方の基本羽根100aに延長羽根100bを設けたが、どちらか固定スクロールにも同様の段差を設けても有効であり、また双方に設けることもできる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、圧縮動力の増加が小さく、低速運転から高速運転までの広い範囲にわたって高い効率を得ることが可能となるので、冷凍空調装置や給湯機等の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1を示すスクロール圧縮機の全体の縦断面図 本発明の一実施の形態における改良前とのCOPの差を比較して示した特性図 (a)実施の形態1の低速運転および高速運転での容積変化と圧力変化とを比較して示した特性図(b)改良前の場合における低速運転および高速運転での容積変化と圧力変化とを比較して示した特性図(c)従来例での低速運転および高速運転での容積変化と圧力変化とを比較して示した特性図 本発明一実施の形態における圧縮機構部断面図 図4のスクロール羽根を示す図 図5の羽根巻き終り部斜視図
符号の説明
1 密閉容器
2 圧縮機構
3 電動機
3a 固定子
3b 回転子
4 クランク軸
4a 主軸部
6 オイル
7 給油機構
11 主軸受部材
12 固定スクロール
13 旋回スクロール
14 自転規制機構
15 圧縮室
16 吸入パイプ
17 吸入口
18 吐出口
20 オイル溜め
21 副軸受
22 ピン
23、24 バランスウエイト
25 ポンプ
26 オイル供給穴
27 冷媒ガス
31 容器内吐出室
32 圧縮機構連通路
33 回転子上部室
34 連絡路
35 回転子下部室
36 回転子通路
37 固定子通路
38 固定子上部室
39 外部吐出パイプ
66 軸受部
100 羽根
100a 基本羽根
100b 延長羽根
120 段差

Claims (5)

  1. 渦巻き状の基本羽根が鏡板上に立ち上がった固定スクロールと、前記とほぼ同じ渦巻き状の基本羽根が鏡板上に立ち上がった旋回スクロールとを噛み合わせて、双方間に複数の圧縮室を形成し、旋回スクロールを自転させずに固定スクロールに対して速度可変に円軌道運動させるようにするとともに、前記基本羽根どうしは低速運転にて規定の圧縮比を満足する渦巻き長さを有し、これら各基本羽根の少なくとも一方にその巻き終わり位置からその渦巻き形状に沿ってさらに延ばした延長羽根を設け、この延長羽根の少なくとも一方に羽根の高さを低くさせ、段差を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 延長羽根部の段差高さは、全羽根高さの15%〜25%であることを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 延長羽根部の段差長さは、展開角で5°〜8°であることを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  4. チップシールがないことを特徴とする請求項1乃至3記載のスクロール圧縮機。
  5. 冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項1乃至4記載のスクロール圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016079873A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 ダイキン工業株式会社 スクロール圧縮機
WO2023100271A1 (ja) * 2021-12-01 2023-06-08 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機および冷凍サイクル装置

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