JP2006022417A - グロス調微塗工紙とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オンマシンで製造できかつ剛度があるグロス調微塗工紙とその製造方法を提供する。
【解決手段】 古紙パルプを50%以上配合し、内添灰分率を5%以上、15%未満とし、内添紙力増強剤を対パルプ10〜20kg/t添加し、塗工層のバインダーには対顔料5〜10部の澱粉とラテックスを配合することで、オンマシンで生産性良くソフトカレンダー処理しても所要の剛度を有するグロス調微塗工紙が得られるようにした。

Description

本発明はグロス調微塗工紙とその製造方法に関し、特に剛度(紙腰)のあるグロス調微塗工紙とその製造方法に関するものである。
従来、白紙グロス(白紙光沢度)が40%以上あるグロス調微塗工紙は、オンマシンで塗工を行った後、オフマシンでスーパーカレンダー処理を行って製造していた。これは、オンマシンで白紙グロス40%以上ある微塗工紙を得るためには、高ニップ圧でカレンダー処理を行う必要があるが、そうすると剛度(紙腰)が低下し、印刷工程の折り機における折り適性の低下を招くなどの問題があったためである。
また、オンマシンで低ニップ圧のカレンダー処理にてグロス調微塗工紙を製造するために、グロスが出やすい高価な顔料を配合したカラー塗工を行うことも考えられている。
なお、古紙パルプを主成分とし、灰分含有率を25〜45重量%とした原紙を用いることで、古紙の再生利用を図るともにカーボンインキの裏写りを防止した裏カーボン複写用原紙は知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、紙中の灰分率を5〜40重量%とし、コップ法による吸水度を所定範囲とすることで、表面コートによるインク受理層を設けることなく適性なインクジェット適性を持つようにしたインクジェット記録用紙も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、古紙パルプの配合率を65%以上としながら、滑剤成分を含有させることで動摩擦係数を所定範囲としたオフセット印刷用新聞用紙も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2002−137539号公報 特開平8−282094号公報 特開2002−161493号公報
ところが、オフマシンでスーパーカレンダー処理してグロス調微塗工紙を製造する方法では、生産性が低く、コスト高になるという問題があり、また高価な顔料を配合したカラー塗工を行うことで、オンマシンの低ニップ圧のカレンダー処理にて所定以上の白紙グロスを確保しつつ剛度を確保する製造方法もコスト高になるという問題がある。
なお、特許文献1や特許文献3には古紙パルプの配合量を多くした紙が開示され、特許文献1や特許文献2には灰分含有率を多くすることで裏写り防止を図ったり、インク受理性を持たせることが開示されているが、オンマシンでグロス調微塗工紙を製造しかつその剛度向上を図る技術を開示するものではない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、オンマシンで製造されかつ剛度があるグロス調微塗工紙とその製造方法を提供することを課題とする。
本発明のグロス調微塗工紙は、古紙パルプを50%以上配合し、内添灰分率を5%以上、15%未満とし、内添紙力増強剤を対パルプ10〜20kg/t添加し、塗工層のバインダーには対顔料5〜10部の澱粉とラテックスを配合してなるものである。なお、塗工層のバインダーにおけるラテックスの配合量は適量であれば良く、特に限定されないが、標準的には対顔料で8〜15部が好適である。
この構成によれば、古紙パルプを50%以上配合されているので、古紙の再生利用を図れるというだけでなく、硬い古紙パルブを多量に配合していることで剛度を高めることができ、また内添灰分率を5%以上、15%未満としていることで、紙の剛度を確保しつつ、表面平滑性、不透明度、嵩密度の低下を抑制することができ、またカチオン化澱粉などの内添紙力増強剤を、通例の対パルプ10kg/t未満に対して、10〜20kg/tと多量に添加し、さらに塗工層においてもそのバインダーに剛度を高める澱粉を、通例の対顔料3〜5部に対して対顔料5〜10部と多量に配合していることで、オンマシンでソフトカレンダー処理しても所要の剛度を有するグロス調微塗工紙を得ることができる。
また、オンマシンで適当な条件でソフトカレンダー処理を行うことで、白紙グロスが40%以上で、剛度/紙密度が21〜24のグロス調微塗工紙を得ることができる。
また、本発明のグロス調微塗工紙の製造方法は、古紙パルプを50%以上配合し、内添灰分率を5%以上、15%未満とし、内添紙力増強剤を対パルプ10〜20kg/t添加して抄造し、顔料と対顔料5〜10部の澱粉とラテックスを配合してなるバインダーとを含む塗工液を塗工し、電磁誘導コイルを利用し金属ロールの表面温度を200〜300℃に制御されたソフトカレンダーを用いてカレンダー処理するものであり、上記のように所要の剛度を有し、かつ高温でのカレンダー処理により高価な塗工カラー顔料を用いることなく白紙グロス40%以上の微塗工紙を製造することができる。
また、塗工液の塗工量は、10〜15g/m2 とするのが好適である。
また、カレンダー処理のニップ圧を、100〜200KN/cmとすることで、紙厚の低下を抑制できて剛度の向上を一層図ることができる。
本発明によれば、硬い古紙パルプを50%以上配合することで剛度を高めることができ、また内添灰分率を5%〜15%未満としていることで、紙の剛度を確保しつつ、表面平滑性、不透明度、嵩密度の低下を抑制することができ、またカチオン化澱粉などの内添紙力増強剤を対パルプ10〜20kg/tと多量に添加し、さらに塗工層においてもそのバインダーに剛度を高める澱粉を対顔料5〜10部と多量に配合していることで、オンマシンでソフトカレンダー処理しても所要の剛度を有するグロス調微塗工紙を得ることができる。
以下、本発明のグロス調微塗工紙とその製造方法の実施形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、抄紙機において基紙を抄造するとともに、その基紙上にオンマシンのサイズプレスにて塗工層を形成し、その後オンマシンのソフトカレンダー装置にてカレンダー処理することで、白紙グロス40%以上でかつ剛度/紙密度が21〜24の剛度の高いグロス調微塗工紙を製造するものである。
基紙は、古紙パルプを50%〜100%配合し、残部としてLBKP、NBKPなどの化学パルプや、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGPなどの機械パルプなどの木材パルプを配合したものが用いられる。原料スラリーは、内添灰分率(JIS P 8128)が5%以上、15%未満に調整され、また内添紙力増強剤としてカチオン化澱粉が対パルプ10kg/t〜20kg/t添加され、さらにその他バインダー、サイズ剤、定着剤、歩留り向上剤、カチオン化剤などの各種添加剤が必要に応じて1種以上添加される。そして、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機などの各種装置で抄造される。
塗工層の顔料としては、炭酸カルシウム、クレー、タルク、カオリン、無定形シリケート、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、ケイ酸、アルミナ、コロイダルシリカ、サチンホワイトなどから適宜に選択した1種又は2種以上を混合したものを用いることができるが、炭酸カルシウムとクレーを50重量%づつ配合したものを標準として、炭酸カルシウムを30〜80%の間で調整し、それ以外をクレーとした配合が好適である。バインダーとしては、対顔料8〜15部のラテックスに、対顔料5〜10部の澱粉を配合したものが好適である。これらの顔料とバインダーを混合して塗工液が調整されている。また、塗工液には、その他の添加剤として、カチオン系染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、潤滑剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、防腐剤、防黴剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤や酸化防止剤などを適宜添加することもできる。この塗工液が、オンマシンのゲートロールコーター、ロッドメタリングサイズプレスなどのサイズプレスにて10〜15g/m2 の塗工量で塗工される。
オンマシンのソフトカレンダー装置は、所定温度に加熱した金属ロールと弾性ロールの組み合わせによって2ロール1ニップの段を構成し、この2ロール1ニップの段を2段設けたタンデムタイプが好適に適用される。また、その金属ロールにロール幅方向に分割制御可能な電磁誘導作用による内部加熱装置を装備し、さらにロール幅方向に分割制御可能な電磁誘導作用による外部加熱装置を金属ロールの外周面近傍に配設し、金属ロールのシェルを内部と外部から電磁誘導加熱によりロール幅方向に分割加熱制御することによって、200〜300℃の高温域においても、ロールプロファイルを悪化させたり、温度応答性の低下を来すことなく、所望の温度に精度良く加熱することができる。また、外部加熱装置に代えて金属ロールの外周面に向けてロール幅方向に分割制御してエアを吹き付けるようにして、同様の作用効果を得ることもできる。かくして、高温域においても、ロールプロファイルの悪化による紙厚プロファイルの制御性の悪化や温度応答性の悪化による歩留り低下を抑制することができる。
具体的には、金属ロールは、回転駆動されるシェルの内部の非回転部に鉄心を配設し、鉄心の周囲に配設した誘導コイルに交流電流を流すことで磁束を発生させ、シェルの内部に誘導電流を誘起させ、その抵抗熱によってシェル自身を自己発熱させるように構成されている。また、誘導コイルはロール幅方向に3〜6分割され、シールに配設された温度センサからの温度信号に基づいて対応する誘導コイルに流す電流量を制御することで、ロール幅方向の温度制御を高精度に行えるように構成されている。さらに、シェルの内部に長手方向に延びるジャケット路が周方向に間隔をあけて多数本(10〜90本程度)設けられ、これらを相互に連通させるとともに内部に熱媒体を封入してあり、これによってロール表面温度を全体に均一化するように構成されている。
また、外部加熱装置は、ワークコイルにインバータから3〜20kHzの高周波電流を流し、磁界を発生させてシェルの表面部に渦電流を発生させ、自己発熱させるもので、ワークコイルとシェルの離間距離は2〜20mm、好適には2〜5mm程度に設定される。また、単位ワークコイルはロール幅方向の制御ピッチが75〜150mm程度となるように配置されるとともに、ロール軸心に対して斜めに交差するように配置され、加熱プロフィルの均一化が図られている。
また、弾性ロールは、耐熱性に優れる変性ウレタン系、エポキシ系、ポリエーテル系等のプラスチックにて構成され、ショア硬度が85〜93程度に設定されている。
以上のオンマシンのソフトカレンダー装置を用いて、200〜300℃の高温域で、かつニップ線圧の合計を100〜200KN/mの低ニップ圧としてソフトカレンダー処理を行うことで、紙厚の低下を最小限にして剛度/紙密度が21〜24の高い剛度を有し、かつ高価な塗工カラー顔料を用いることなく白紙グロス40%以上を確保した微塗工紙を製造することができる。
次に、本発明のいくつかの実施例と比較例を説明する。
試料のグロス調微塗工紙は、次のようにして作製した。実施例1として、古紙(DIP)パルプの配合量を75%とし、残部をLBKPなどの木材パルプとし、内添灰分率を7%とするとともに、内添加紙力増強剤としてカチオン化澱粉を対パルプで15kg/t添加して調整した原料スラリーを抄紙機に供給して米坪64g/m2 の基紙を抄造した。また、サイズプレスによる塗工においては、顔料として炭酸カルシウムとクレーを50:50で配合したものを顔料とし、ラテックスに対顔料8部の澱粉を配合したものをバインダーとして塗工液を調整し、塗工量12g/m2 で塗工した。また、ソフトカレンダー装置によるカレンダー処理においては250℃で、ニップ圧を150KN/mとして、抄速1300m/分でカレンダー処理を行った。
また、上記実施例1を基準として、実施例2、3では古紙(DIP)パルプの配合量を50%、100%に変化させ、実施例4、5では内添灰分率を5%、14%に変化させ、実施例6、7ではカチオン化澱粉の添加量を10kg/t、20kg/tに変化させた。また、実施例8、9では塗工液のバインダーヘの澱粉配合量を対顔料5部、10部に変化させた。また、実施例10、11では塗工量を10g/m2 と15g/m2 に変化させた。また、実施例12、13では、カレンダー処理温度を200℃、300℃に変化させ、実施例14、15ではニップ圧を100KN/m、200KN/mに変化させた。
また、比較例1として古紙(DIP)パルプの配合量を45%とし、比較例2、3では内添灰分率を4%、、15%に変化させ、比較例4、5ではカチオン化澱粉の添加量を8kg/t、25kg/tに変化させた。また、比較例6、7では塗工液のバインダーヘの澱粉配合量を対顔料4部、12部に変化させた。また、比較例8、9では、塗工量を8g/m2 と20g/m2 に変化させた。また、比較例10、11では、カレンダー処理温度を150℃、330℃に変化させ、比較例12、13ではニップ圧を75KN/m、210KN/mに変化させた。
以上の実施例1〜15、比較例1〜13について、白紙光沢度と剛度/紙密度を測定し、また面感の評価を行い、これらの評価項目から総合評価を行った。
白紙光沢度は、JIS P 8142 の方法に準拠し、塗工面の75度光沢度を測定した。グロス調微塗工紙においては、40%以上が求められている。
剛度は、JIS P 8143 の方法に準拠して縦方向のクラークこわさを測定し、紙密度は、JIS P 8118 の方法に準拠して嵩密度(g/cm3 )を測定し、剛度/紙密度を求めた。この剛度/紙密度としては、21〜24が適切である。
面感については、目視により評価し、塗工面の塗工むらを良いものから、○と△と×で相対評価した。
また、総合評価は以上の評価項目に基づいて、○と△と×の3段階に相対評価した。
Figure 2006022417
各実施例及び比較例における組成や処理条件と白紙光沢度と剛度/紙密度と面感、及び総合評価の評価結果を表1に示した。
表1において、実施例1では、上記のように基紙を抄造して塗工層を形成し、ソフトカレンダー処理を行うことによって、白紙光沢度が54%、剛度/紙密度が23.0で、面感も良好な微塗工紙が得られ、総合評価は良好であった。また、古紙パルプの配合割合を50%と100%に変化させた実施例2と実施例3でも、それぞれ白紙光沢度が52%と58%、剛度/紙密度が23.5と21.3となり、共に面感も良好で、総合評価は良好であった。一方、古紙パルプの配合割合を45%とした比較例1では、剛度/紙密度が19.2と低くなってしまい、総合評価は不良となった。
また、灰分含有率を5%と14%に変化させた実施例4と実施例5では、それぞれ白紙光沢度が54%と56%、剛度/紙密度が23.2と21.7となり、共に面感も良好で、総合評価は良好であった。一方、灰分含有率を4%と15%に変化させた比較例2と比較例3では、それぞれ剛度/紙密度が24.5と20.9と適正値の上下限を越えてしまい、総合評価は不良となった。
また、内添紙力増強剤の添加量を10kg/tと20kg/tに変化させた実施例6と実施例7では、それぞれ白紙光沢度が56%と58%、剛度/紙密度が22.8と22.5となり、共に面感も良好で、総合評価は良好であった。一方、内添紙力増強剤の添加量を8kg/tと25kg/tに変化させた比較例4と比較例5では、それぞれ剛度/紙密度が20.8と27.5と適正値の上下限を越えてしまい、総合評価は不良となった。
また、塗工層の澱粉の対顔料添加量を5部と10部に変化させた実施例8と実施例9では、それぞれ白紙光沢度が48%と52%、剛度/紙密度が23.5と22.5となり、共に面感も良好で、総合評価は良好であった。一方、澱粉の対顔料添加量を4部と12部に変化させた比較例6と比較例7では、それぞれ剛度/紙密度が26.5と高くなり、総合評価は不良となった。
また、塗工層の塗工量を10g/m2 と15g/m2 に変化させた実施例10と実施例11では、それぞれ白紙光沢度が50%と58%、剛度/紙密度が22.8と23.2となり、共に面感も良好で、総合評価は良好であった。一方、塗工量を8g/m2 とした比較例8では、白紙光沢度が38%と所望値より低くなるとともに、面感が△に悪化し、また塗工量を20g/m2 とした比較例9では、剛度/紙密度が24.2と高くなり、何れも総合評価は不良となった。
また、ソフトカレンダーのロール温度を200℃と300℃に変化させた実施例12と実施例13では、それぞれ白紙光沢度が54%と58%、剛度/紙密度が24.0と22.0となり、共に面感も良好で、総合評価は良好であった。一方、ロール温度を180℃とした比較例10では、剛度/紙密度が16.4と低くなるともに面感も△に悪化し、ロール温度を330℃とした比較例11では、面感が×と著しく悪化し、何れも総合評価は不良となった。
また、ソフトカレンダーのニップ圧を100KN/mと200KN/mに変化させた実施例14と実施例15では、それぞれ白紙光沢度が41%と60%、剛度/紙密度が23.7と21.1となり、共に面感も良好で、総合評価は良好であった。一方、ニップ圧を75KN/mと210KN/mに変化させた比較例12と実施例13では、剛度/紙密度が25.0と19.2と適正値の上下限を越えてしまうとともに、面感も△と悪化し、何れも総合評価は不良となった。
本発明のグロス調微塗工紙は、古紙パルプを50%以上配合し、内添灰分率を5%以上、15%未満とし、内添紙力増強剤を対パルプ10〜20kg/t添加し、塗工層のバインダーには対顔料5〜10部の澱粉とラテックスを配合していることにより、剛度の高い微塗工紙を得ることができ、グロス調微塗工紙をオンマシンで生産性良く製造するのに有用である。

Claims (5)

  1. 古紙パルプを50%以上配合し、内添灰分率を5%以上、15%未満とし、内添紙力増強剤を対パルプ10〜20kg/t添加し、塗工層のバインダーには対顔料5〜10部の澱粉とラテックスを配合してなることを特徴とするグロス調微塗工紙。
  2. 白紙グロスが40%以上で、剛度/紙密度が21〜24であることを特徴とする請求項1記載のグロス調微塗工紙。
  3. 古紙パルプを50%以上配合し、内添灰分率を5%以上、15%未満とし、内添紙力増強剤を対パルプ10〜20kg/t添加して抄造し、顔料と対顔料5〜10部の澱粉とラテックスを配合してなるバインダーとを含む塗工液を塗工し、電磁誘導コイルを利用し金属ロールの表面温度を200〜300℃に制御されたソフトカレンダーを用いてカレンダー処理することを特徴とするグロス調微塗工紙の製造方法。
  4. 塗工液の塗工量は、10〜15g/m2 であることを特徴とする請求項3記載のグロス調微塗工紙の製造方法。
  5. カレンダー処理のニップ圧は、100〜200KN/cmであることを特徴とする請求項3又は4記載のグロス調微塗工紙の製造方法。
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