JP2006020060A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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JP2006020060A JP2004195648A JP2004195648A JP2006020060A JP 2006020060 A JP2006020060 A JP 2006020060A JP 2004195648 A JP2004195648 A JP 2004195648A JP 2004195648 A JP2004195648 A JP 2004195648A JP 2006020060 A JP2006020060 A JP 2006020060A
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Naoki Shimizu
直樹 清水
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Abstract

【課題】 遠隔地から受信したファクシミリデータの転送先の設定を簡潔且つ確実に行うことが可能なファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】 回線閉結後にDTMF信号により受信したIDと予め登録されている転送先番号の変更を許可するIDとが一致した場合に、転送先番号をそのとき受信した発呼元電話番号へ変更する機能を有するシステム制御手段4を備えたファクシミリ装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファクシミリ装置に関し、特に、通信前情報通知サービスに対応し、ナンバーディスプレーに契約した回線に接続され、ファクシミリ受信したデータを予め設定されている電話番号へ自動でファクシミリ転送する機能を有するファクシミリ装置に関する。
上記のファクシミリ装置に関連して、以下の(1)ないし(3)に示す通信前情報通知サービスでは、着呼側は着呼時に交換機から送出される情報(通信前情報)を受ける。
(1)発呼元電話番号通知サービス(ナンバーディスプレイサービス)
発呼側の電話番号を通知する。
(2)着番号通知サービス(モデムダイヤルインサービス)
ダイヤルイン番号(着番号)を通知する。
(3)ネームディスプレーサービス
NTTに登録されている発呼側の発信企業名(氏名)を着呼側に通知する。
関連する技術として、例えば特許文献1、2がある。
特開平08−289113号公報 特開平08−251334号公報
ユーザーの自宅や事務所にあるファクシミリ装置が受信したデータ(文書や画像など)を、ユーザーの外出先にあるファクシミリ装置へ自動で転送する機能が存在する。この場合、事前(外出前)に自宅または事務所のファクシミリ装置に外出先のファクシミリ装置の番号を転送先の番号として登録しておく必要がある。
しかし、外出先は必ずしも一箇所であるとは限らず、自宅または事務所に帰ることなく複数箇所を回る可能性もある。また、ユーザーの都合によっては急遽外出先が変更される場合がある。さらに、外出先に設置されているファクシミリ装置の番号を予め(外出前に)知ることができない場合がある。
本発明は、遠隔地から受信したファクシミリデータの転送先の設定を簡潔且つ確実に行うことが可能なファクシミリ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、回線閉結後にDTMF信号により受信したIDと予め登録されている転送先番号の変更を許可するIDとが一致した場合に、転送先番号をそのとき受信した発呼元電話番号へ変更する機能を有するシステム制御手段を備えたファクシミリ装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のファクシミリ装置において、転送先番号として所定の番号を登録することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のファクシミリ装置において、システム制御手段は、記憶手段に、複数のダイヤルイン番号ごとに転送先の番号を登録する機能を有するファクシミリ装置を主要な特徴とする。
本発明のファクシミリ装置によれば、回線閉結後にDTMF信号により受信したIDと予め登録されている転送先番号の変更を許可するID(暗証番号)とが一致した場合、転送先番号をそのとき受信した発呼元電話番号へ変更する機能を有することにより、遠隔地から受信したファクシミリデータの転送先の設定を簡潔且つ確実に行うことができる。
また、転送先番号として所定の番号を登録することによって、ファクシミリ受信したデータを転送しない(転送しない代わりに自機出力などを行う)設定を行うことができる機能を有することにより、ユーザーの状況に合わせて適宜転送機能の有効/無効を切り替えることができる。
さらには、複数のダイヤルイン番号(着番号)ごとに登録できる機能を有することにより、一台のファクシミリ装置が有する上記の機能を複数のユーザーで共有することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るファクシミリ装置のブロック構成図である。
図において、スキャナ1は、原稿画像を読み取り画情報を取り出すものである。プロッタ2は、画像を記録紙に記録するものである。符号化復号部3は、MH方式などの既知の符号化方式により、送信する画情報を符号化によりデータ圧縮を行う一方、受信した画情報を復号化して元の画情報を再生するものである。
システム制御部4は、全体を制御するマイクロコンピュータである。第1の記憶部5は、ファクシミリ受信したデータの転送を禁止する転送先の番号を記憶しておくものである。第2の記憶部6は、受信した発呼元電話番号と着番号を一時的に記憶するものである。
網制御装置7は、電話回線と電話機12が接続されている。そして発着信を行うための回線制御を行う。モデム8は、画情報を変復調して伝送すると共に、伝送制御のための各種手順信号を伝送するものである。操作表示部9は、装置の動作状態を表示する一方、オペレータが各種操作を行うものである。
第3の記憶部10は、当該ファクシミリ装置のユーザーが予め「転送先の番号」と「転送先番号の変更を許可するID(暗証番号)」を登録しておくものである。NTTから割り当てられたダイヤルイン番号の数だけ転送先番号及び変更時の許可IDをそれぞれ登録できる。ダイヤルイン番号、転送先の番号、転送先番号の変更を許可するID(暗証番号)の関係は一対一である。システムバス11は、上記各部が相互間で各種制御信号やデータをやり取りする信号ラインである。
本ファクシミリ装置のユーザーは、着呼時に取得する着番号に対して転送先となる番号を第3の記憶部10へ登録しておく。また本ファクシミリ装置のユーザーは、転送先の番号の変更を許可するID(暗証番号)を第3の記憶部10へ登録しておく。
また、ダイヤルイン番号を割り当てられたユーザーは、そのダイヤルイン番号に対応する上記したID(暗証番号)を第3の記憶部10へ登録しておく。つまり、転送先番号とID(暗証番号)は対になっており、ダイヤルイン番号数分だけ登録されることになる。
また本ファクシミリ装置の管理者は、ファクシミリ受信したデータの転送を禁止する転送先番号を第1の記憶部5へ登録しておく。例えば、00−0000−0000や99−9999−9999など実在しない電話番号が望ましい。
図2、図3は本発明のファクシミリ装置における制御動作を示すフローチャートである。この制御はシステム制御部4によって司られる。
本発明のファクシミリ装置は、受信待機中に回線から送られてくる情報受信端末起動信号を監視する(S101)。情報受信端末起動信号を受信すると(S101のはい)、回線を閉結し(S102)、通信前情報(V.23モデム信号)を受信し、同信号から発呼元電話番号及び着番号を取り出し、第2の記憶部6に記憶する(S103)。
請求項1記載の発明においては、発呼元電話番号だけを受信し、これを第2の記憶部6へ記憶する。請求項3記載の発明においては、発呼元電話番号に加えて着番号も受信し両方を第2の記憶部6へ記憶する。回線を解放することで、NTT交換機へ受信完了信号を送出する(S104)。
交換機から発生される呼び出し信号(16Hz信号)を監視し(S105)、これを受信したところで回線から送られてくるDTMF信号を監視、検出する(S106)。S106の処理において発呼元からDTMF信号を受信した場合(S107のはい)、下記の処理へ続く。
一方、S106の処理において発呼元からDTMF信号を受信しなかった場合(S107のいいえ)、通常のファクシミリ受信及び受信したファクシミリデータの転送処理が行われる(S112〜S116)。これについては、後述する。
発呼元からDTMF信号を受信すると、第2記憶部6から受信した着番号を読み込み、第3の記憶部10から同着番号に対応する「転送先番号の変更を許可するID(暗証番号)」を検索、取得する(S108)。
請求項1記載の発明においては「転送を許可するID(暗証番号)」は唯一であるため、受信したDTMF信号による番号をこれと比較するだけの処理となる。請求項3記載の発明においては「転送を許可するID(暗証番号)」はNTTから割り当てられたダイヤルイン番号ごとに異なるものが登録されているため、受信した着番号(=ダイヤルイン番号)から該当するID(暗証番号)を検索する。
受信したDTMF信号による番号とS108の処理で取得したID(暗証番号)が一致するか否かをチェックする(S109)。不一致であった場合(S109のいいえ)、通常のファクシミリ受信と、受信後受信したファクシミリデータの転送処理が行われる(S112−S116)。これについては後述する。
一方、受信したDTMF信号による番号とS108の処理で取得したID(暗証番号)が一致した場合(S109のはい)、回線を開放し(S110)、第2の記憶部6から受信した発呼元電話番号を読み込み、これを第3の記憶部10へ転送先の番号として登録する(S111)。
回線を閉結してファクシミリ受信を行った場合(S112)、回線開放後に受信したファクシミリデータの転送を行う。ただし、請求項2記載の発明の機能が有効となった場合、ファクシミリデータの転送は行わない。ファクシミリ受信(S112)後は転送先の番号を取得するが(S113)、この処理は請求項1記載の発明と請求項3記載の発明で下記のように異なる。
請求項1記載の発明においては、「転送を許可するID(暗証番号)」は唯一であるため、第3記憶部10から転送先の番号を読み込むだけの処理となる(S113)。
一方、請求項3記載の発明においては、「転送を許可するID(暗証番号)」はNTTから割り当てられたダイヤルイン番号ごとに異なるものが登録されているため、受信した着番号(=ダイヤルイン番号)から該当する転送先の番号を第3の記憶部10から検索して取得する(S113)。
S113の処理で取得した転送先番号が、第1の記憶部5に登録されている「転送を禁止する番号」と一致しているか否かをチェックする(S114)。S113で取得した転送先番号が「転送を禁止する番号」と一致した場合(S115の一致)、ファクシミリ受信したデータは転送せず自機出力するなどして一連の動作を終了する(S117)。
一方、S113で取得した転送先番号が「転送を禁止する番号」と一致しなかった場合(S115の不一致)、ファクシミリ受信したデータをS113の処理で取得した転送先の番号へファクシミリ送信して(S116)一連の動作を終了する。
本発明の実施形態に係るファクシミリ装置のブロック構成図。 本発明のファクシミリ装置における制御動作を示すフローチャート。 本発明のファクシミリ装置における制御動作を示すフローチャート。
符号の説明
4 システム制御部(システム制御手段)、5 第1の記憶部(記憶手段)、6 第2の記憶部(記憶手段)、10 第3の記憶部(記憶手段)

Claims (3)

  1. 回線閉結後にDTMF信号により受信したIDと予め登録されている転送先番号の変更を許可するIDとが一致した場合に、前記転送先番号をそのとき受信した発呼元電話番号へ変更する機能を有するシステム制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 請求項1記載のファクシミリ装置において、転送先番号として所定の番号を登録することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 請求項1記載のファクシミリ装置において、前記システム制御手段は、記憶手段に、複数のダイヤルイン番号ごとに転送先の番号を登録する機能を有することを特徴とするファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014192601A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 中継装置、通信システム及びプログラム

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