JP2006016889A - 床下換気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基礎パッキン工法による床下換気に際し、強制換気により換気効率を向上させると共に、排気面積を広く取ることができるようにした床下換気構造の提供。
【解決手段】 基礎90と土台91の隙間に形成した床下換気口93に換気装置1が取り付けられ、換気装置の送風ケーシング2には吸気口21に送風ファン22が取り付けられ、送風ケーシングの前部には、床下換気口内に挿入される前向き延長部23が形成され、前向き延長部には、延長上面板24と、延長下面板25と、前面排気口26と、側面排気口27が形成され、前向き延長部の横幅が床下換気口の横幅よりも狭く形成されて側面排気口と床下換気口の内側面93aとの間に排気隙間Tが保持され、送風ケーシングの側面前端部に、排気隙間を閉塞させるように送風ケーシングの幅方向外方に延長させた側方延長板が取り付けられている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、建物の床板に施工される床下換気構造に関し、特に、基礎と土台の間に受け板を配設した基礎パッキン工法の基礎部に施工される床下換気技術に関する。
基礎パッキン工法は、コンクリート製の基礎とその上に設けられる土台との間に受け板が配置され、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成されたものである(特許文献1参照)。
このように、基礎と土台の隙間を床下換気口に形成させると、基礎自体に欠き込みの換気口を形成したものに比べ、基礎の断面欠損がなくなるため、基礎強度の低下を防止できるという利点がある。
しかしながら、このような基礎パッキン工法による床下換気口は、その上下幅が受け板の厚み分しか取れないため、どうしても換気口形状が扁平形状になり、換気口面積が狭くなって十分な換気効果を得ることができないという問題があった。
特開平10−237877号公報
基礎パッキン工法による床下換気に際し、送風装置を用いた強制換気を行なえば、換気効率を向上できるものであるが、従来、基礎パッキン工法による床下換気は自然通風による換気が主流であり、強制換気を行なうようにしたものは見受けられない。
本発明は、基礎パッキン工法による床下換気に際し、送風装置を用いた強制換気により換気効率を向上させると共に、扁平形状な床下換気口に対し、できるだけ排気面積を広く取ることができるようにした床下換気構造を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明(請求項1)の床下換気構造は、
基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
前記送風ケーシングの前部には、前記床下換気口内に挿入される前向き延長部が形成され、
この前向き延長部には、延長上面板と、延長下面板と、左右の延長側面板とで囲まれた前面排気口が形成されている構成とした。
又、本発明(請求項2)の床下換気構造は、
基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
前記送風ケーシングの前部には、前記床下換気口内に挿入される前向き延長部が形成され、
この前向き延長部には、延長上面板と、延長下面板と、この延長上面板と延長下面板の前端間が開口して屋外に臨むように形成された前面排気口と、延長上面板と延長下面板の左右両側端間が開口して形成された側面排気口が形成され、
前記前向き延長部の横幅が床下換気口の横幅とほぼ同一幅に形成されて、側面排気口が床下換気口の内側面によって閉塞されるように形成されている構成とした。
又、本発明(請求項3)の床下換気構造は、
基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
前記送風ケーシングの前部には、前記床下換気口内に挿入される前向き延長部が形成され、
この前向き延長部には、延長上面板と、延長下面板と、この延長上面板と延長下面板の前端間が開口して屋外に臨むように形成された前面排気口と、延長上面板と延長下面板の左右両側端間が開口して形成された側面排気口が形成され、
前記前向き延長部の横幅が床下換気口の横幅よりも狭く形成されて側面排気口と床下換気口の内側面との間に排気隙間が保持されるように形成され、
前記送風ケーシングの側面前端部に、前記排気隙間を閉塞させるように送風ケーシングの幅方向外方に延長させた側方延長板が取り付けられている構成とした。
又、本発明の(請求項4)の床下換気構造は、前記請求項3記載の床下換気構造において、
前記側面排気口から側方にスライド可能に延出して前面排気口の横幅を拡大させるための排気ガイド部材が装着され、
この排気ガイド部材は、外側板で連結された上側板と下側板を備えると共に、前面及び後面及び内側面が開口するように形成され、その後面開口部が前記側方延長板で閉塞されるように形成されている構成とした。
又、本発明(請求項5)の床下換気構造は、
基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
前記送風ケーシングの前部には、上面板と、下面板と、左右の側面板とで囲まれた前面排気口が形成され、
この前面排気口が前記床下換気口に接続されている構成とした。
又、本発明(請求項6)の床下換気構造は、
基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
前記送風ケーシングの前部には、上面板と、下面板と、左右の側面板とで囲まれた前面排気口が形成され、
前記前面排気口の横幅が床下換気口の横幅よりも狭く形成されて送風ケーシングの側端面と床下換気口の内側面との間に排気隙間が保持されるように、前記前面排気口が前記床下換気口に接続され、
前記送風ケーシングの側面前端部に、前記排気隙間を閉塞させるように送風ケーシングの幅方向外方に延長させた側方延長板が取り付けられている構成とした。
又、本発明(請求項7)の床下換気構造は、
基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
前記送風ケーシングの前部には、上面板と下面板の前端間が開口して屋外に臨むように形成された前面排気口と、上面板と下面板の左右両側端間が開口して形成された側面排気口が形成され、
前記前面排気口の横幅が床下換気口の横幅よりも狭く形成されて送風ケーシングの側端面と床下換気口の内側面との間に排気隙間が保持されるように、前記前面排気口が前記床下換気口に接続され、
前記送風ケーシングの側面前端部に、前記排気隙間を閉塞させるように送風ケーシングの幅方向外方に延長させた側方延長板が取り付けられ
前記側面排気口から側方にスライド可能に延出して前面排気口の横幅を拡大させるための排気ガイド部材が装着され、
この排気ガイド部材は、外側板で連結された上側板と下側板を備えると共に、前面及び後面及び内側面が開口するように形成され、その後面開口部が前記側方延長板で閉塞されるように形成されている構成とした。
本発明(請求項1〜7)の床下換気構造では、送風ファンによって床下の淀んだ空気が送風ケーシングの吸気口から吸気され、これが前面排気口から屋外に排気される。
このように、基礎パッキン工法による床下換気に際し、換気装置を用いた強制換気を行なうことができるため、換気効率を向上させることができる。
本発明(請求項3、6)の床下換気構造では、排気隙間を保持させているため、排気面積を広く取ることができる。
このとき、側方延長板によって排気隙間を閉塞させるようにしているため、排気隙間から床下空間に戻る逆流を防止でき、換気効率を向上させることができる。
本発明(請求項4、7)の床下換気構造では、排気ガイド部材によって、換気装置の前面排気口の横幅を、色々な床下換気口の横幅に応じて拡大調整させることができる。
又、側方延長板によって排気ガイド部材の後面開口部を閉塞できるため、排気ガイド部材の後面開口部から床下空間に戻る逆流を防止でき、換気効率を向上させることができる。
以下、本発明の床下換気構造の実施の形態を図面に示す実施例により説明する。なお、以下の各実施例において、同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図1は本発明の請求項1記載の床下換気構造に対応した第1実施例を示す斜視図、図2はこの床下換気構造の平面断面図である。
この床下換気構造は、基礎90と土台91の間に受け板92が配設されると共に、この受け板92が配設されていない基礎90と土台91の隙間が床下換気口93に形成され、この床下換気口93に、床下空間S1の空気を屋外S2に向けて排気させるための換気装置1が取り付けられている。
なお、換気装置1はブラケット(図10で示すブラケット96と同様品)等の支持手段によって土台91に取り付けられ、また、前記床下換気口93には、その屋外面に風向ルーバー94及び防虫ネット95が取り付けられている。
又、前記受け板92には、その板厚内に換気用の通気穴が形成され、この通気穴が床下換気口93の内側面93aに面して開口していることがある。
この場合、換気装置1からの排気が、このような通気穴を通して床下空間S1に逆流することがあるため、床下換気口93の内側面93aを形成する受け板92の端面に板やテープを貼ったり、通気穴をシーリングしたりして、通気穴を塞ぐのが好ましい。
前記換気装置1は、吸気口21に送風ファン22が取り付けられた送風ケーシング2を備えている。
前記送風ケーシング2は、後板に円筒による2個の吸気口21,21が形成され、前記吸気口21,21に軸流ファンによる送風ファン22,22が取り付けられている。
また、送風ケーシング2の前部には、前記床下換気口93内に挿入される前向き延長部23が形成されている。
前記前向き延長部23は、延長上面板24と、延長下面板25と、左右の延長側面板28,28とで囲まれた前面排気口26が形成されている。
従って、この第1実施例の床下換気構造では、送風ファン22によって床下空間S1の淀んだ空気が吸気口21から送風ケーシング2内に吸気され、これが前向き延長部23の前面排気口26から屋外S2に排気される。
このように、基礎パッキン工法による床下換気に際し、換気装置1を用いた強制換気を行なうことができるため、換気効率を向上させることができる。
なお、この第1実施例では、前向き延長部23の横幅を床下換気口93の横幅よりも狭く形成しているが、前向き延長部23の横幅を床下換気口93の横幅とほぼ同一にして、床下換気口93に隙間なく前向き延長部23を挿入させるようにしてもよい。
次に、図3は本発明の請求項2記載の床下換気構造に対応した第2実施例を示す斜視図、図2はこの床下換気構造の平面断面図である。
この床下換気構造では、送風ケーシング2の前向き延長部23に、延長上面板24と延長下面板25の前端間が開口して屋外S2に臨むように形成された前面排気口26と、延長上面板24と延長下面板25の左右両側端間が開口して形成された側面排気口27,27が形成されている。
また、前記前向き延長部23の横幅が床下換気口93の横幅とほぼ同一幅に形成されて、側面排気口27,27が床下換気口93の内側面93a,93aによって閉塞されるように形成されている。
なお、側面排気口27には、図示省略したが、安全性を考慮してパンチングプレート(メッシュプレートやネットでもよい)が取り付けられ、このパンチングプレートの多数の小穴を通して空気を排気させるようになっている。
従って、この第2実施例の床下換気構造では、側面排気口27,27が床下換気口93の内側面93a,93aによって閉塞されるため、側面排気口27,27からの排気が床下空間S1に逆流することがない。
次に、図5は本発明の請求項3記載の床下換気構造に対応した第3実施例を示す斜視図、図6はこの床下換気構造の平面断面図である。
この床下換気構造では、送風ケーシング2の前向き延長部23の横幅が床下換気口93の幅よりも狭く形成されて側面排気口27と床下換気口93の内側面93aとの間に排気隙間Tが保持されるように形成されている。
又、前記送風ケーシング2の側面前端部に、前記排気隙間Tを閉塞させるように送風ケーシング2の幅方向外方に延長させた側方延長板30が取り付けられている。
なお、この側方延長板30の先端は、受け板92の床下側端部にビス留め、釘打ち、接着等によって固定されている。
このような側方延長板30の固定は、側方延長板30自身の固定機能と、換気装置1全体の固定機能を持つものである。
従って、この第3実施例の床下換気構造では、排気隙間Tを形成したことで、前面排気口26に加えて側面排気口27,27からの排気が可能になり、それだけ排気口面積が増大するため排気効率を向上させることができる。
また、側方延長板30によって排気隙間Tの床下空間S1側の開口を閉塞したので、側面排気口27,27からの排気が床下空間S1に逆流することがない。
なお、この第3実施例では、側方延長板30の先端を受け板92の床下側端部に固定したが、側方延長板30の先端を床下換気口93の内側面93aを形成する受け板92の端面に固定させてもよい。
又、側方延長板30の固定について、基礎90や土台91に対して固定させることも可能であり、この場合には、側方延長板30の大きさを、基礎90や土台91に被さるようなサイズに形成する。
次に、図7は本発明の請求項4記載の床下換気構造に対応した第4実施例を示す斜視図、図8はこの床下換気構造の平面断面図、図9はこの床下換気構造の正面図、図10はこの床下換気構造の側面断面図である。
この床下換気構造では、前向き延長部23に形成した側面排気口27から側方にスライド可能に延出して前面排気口26の横幅を拡大させるための排気ガイド部材4が装着されている。
この排気ガイド部材は、外側板4cで連結された上側板4aと下側板4bを備えると共に、前面及び後面及び内側面が開口して、前面開口部40及び後面開口部41及び内側面開口部42が形成されている。
そして、前記排気ガイド部材4は、その後面開口部41が前記側方延長板30で閉塞されるように装着されるもので、この実施例では、延長上面板24と延長下面板25の間に、幅方向にスライド可能に嵌め込まれている。
即ち、前記排気ガイド部材4は前記側方延長板30の内面に沿ってスライドするもので、このスライドに際し、前記側方延長板30によって排気ガイド部材4の後面開口部41を閉塞させるようになっている。
従って、この第4実施例の床下換気構造では、幅方向にスライド可能な排気ガイド部材4によって、前向き延長部23の前面排気口26の横幅を、床下換気口93の横幅に応じて拡大調整させることができるし、側方延長板30によって排気ガイド部材4の後面開口部41を閉塞できるため、排気ガイド部材4の後面開口部41から床下空間S1に戻る逆流を防止でき、換気効率を向上させることができる。
次に、図11は換気装置1の送風ケーシング2の他例を示す側面断面図である。
この送風ケーシング2は、底面が前方に向けて上向きに形成された前部傾斜面28と、前方に向けて下向きに形成された後部傾斜面29とで形成され、この後部傾斜面29に吸気口21を形成して、この吸気口21に送風ファン22を設けたものになっている。
このように、送風ケーシング2は、送風ファン22によって吸気口21から空気を吸気し、その空気を前向き延長部23の前面排気口26及び側面排気口27から排気できるように形成されていればよく、その形状、吸気口の位置、吸気口の数に限定はないし、送風ファンについても軸流ファンに限らず、シロッコファンを用いることができる。
また、前記第4実施例では、図12のように、排気ガイド部材4を、上側板4aが延長上面板24の内面に接し、下側板4bが延長下面板25の内面に接するように装着させているが、この排気ガイド部材4の装着構造として図13〜図20に示すような装着構造でもよい。
図13は、排気ガイド部材4を、上側板4aが延長上面板24の外面に接し、下側板4bが延長下面板25の外面に接するように装着させた例である。
図14は、排気ガイド部材4を、上側板4aが延長上面板24の外面に接し、下側板4bが延長下面板25の内面に接するように装着させた例である。
図15は、排気ガイド部材4を、上側板4aが延長上面板24の内面に接し、下側板4bが延長下面板25の外面に接するように装着させた例である。
図16は、排気ガイド部材4の上側板4aが2重に形成されると共に、下側板4bが2重に形成され、前記2重の上側板4aで延長上面板24を挟むと共に、前記2重の下側板4bで延長下面板25を挟むように装着させた例である。
図17は、2重の上側板4aで延長上面板24を挟むと共に、下側板4bが延長下面板25の内面に接するように装着させた例である。
図18は、2重の上側板4aで延長上面板24を挟むと共に、下側板4bが延長下面板25の外面に接するように装着させた例である。
図19は、2重の下側板4bで延長下面板25を挟むと共に、上側板4aが延長上面板24の内面に接するように装着させた例である。
図20は、2重の下側板4bで延長下面板25を挟むと共に、上側板4aが延長上面板24の外面に接するように装着させた例である。
上記した第1実施例(図1、図2)、第2実施例(図3、図4)、第3実施例(図5、図6)、第4実施例(図7、図8、図9、図10)は、送風ケーシング2の前部に前向き延長部23を形成して、この前向き延長部23を床下換気口93内に挿入させるようにした床下換気構造の例であるが、このような前向き延長部23を形成しない送風ケーシング2を用いることも可能であり、以下、前向き延長部23を形成せずに、送風ケーシング2の前面排気口26を床下換気口93に接続させた場合の第5実施例(図21)、第6実施例(図22)、第7実施例(図23)を説明する。
図21は、本発明の請求項5記載の床下換気構造に対応した第5実施例を示す平面断面図である。
この床下換気構造は、送風ケーシング2の前部に、上面板2aと、下面板2bと、左右の側面板2c,2cとで囲まれた前面排気口26が形成され、この前面排気口26が床下換気口93に接続されている例である。
この場合、送風ケーシング2を床下換気口93の横幅とほぼ同一にして、床下換気口93に前面排気口を隙間なく接続させるようにしている。
又、前面排気口26には、外向フランジ26aが形成され、この外向フランジ26aを床下換気口93の周囲に取り付けるようにしている。
したがって、この床下換気構造では、送風ファン22によって床下の淀んだ空気が送風ケーシング2の吸気口21から吸気され、これが前面排気口26から床下換気口93を介して屋外S2に排気される。
図22は、本発明の請求項6記載の床下換気構造に対応した第6実施例を示す平面断面図である。
この床下換気構造は、前面排気口26の横幅が床下換気口93の横幅よりも狭く形成されて送風ケーシング2の側端面と床下換気口93の内側面93との間に排気隙間Tが保持されるように、前記前面排気口26が前記床下換気口93に接続され、前記送風ケーシング2の側面前端部に、前記排気隙間Tを閉塞させるように送風ケーシング2の幅方向外方に延長させた側方延長板30が取り付けられている例である。
従って、この床下換気構造では、前記第3実施例の床下換気構造と同様に、排気隙間Tを形成したことで、それだけ排気口面積が増大し、排気効率を向上させることができる。
また、側方延長板30によって排気隙間Tの床下空間S1側の開口を閉塞したので、排気が床下空間S1に逆流することがない。
図23は、本発明の請求項7記載の床下換気構造に対応した第7実施例を示す平面断面図、図24は排気ガイド部材と側方延長板の連結構造を示す斜視図である。
この床下換気構造は、送風ケーシング2の前部に、上面板2aと下面板2bの前端間が開口して屋外に臨むように形成された前面排気口26と、上面板2aと下面板2bの左右両側端間が開口して形成された側面排気口27が形成されている。
又、送風ケーシング2の側端面と床下換気口93の内側面との間に排気隙間Tが保持されるように、前記前面排気口26が前記床下換気口93に接続され、かつ送風ケーシング2の側面前端部に、前記排気隙間Tを閉塞させるように送風ケーシング2の幅方向外方に延長させた側方延長板30が取り付けられると共に、前記側面排気口27から側方にスライド可能に延出して前面排気口26の横幅を拡大させるための排気ガイド部材4が装着されている例である。
前記排気ガイド部材4は、外側板4cで連結された上側板4aと下側板4bを備えると共に、前面及び後面及び内側面が開口するように形成され、その後面開口部41が前記側方延長板30で閉塞されるように形成されている。
又、図24で示すように、前記排気ガイド部材4の外側板4cの後端部には延長突片4dが形成され、この延長突片4dに形成したガイド穴4eに側方延長板30がスライド可能に嵌め込まれて、この側方延長板30によって排気ガイド部材4の後側を支えるように形成されている。
従って、この床下換気構造では、排気ガイド部材4によって、前面排気口26の横幅を、床下換気口93の横幅に応じて拡大調整させることができるし、側方延長板30によって排気ガイド部材4の後面開口部41を閉塞できるため、排気ガイド部材4の後面開口部41から床下空間S1に戻る逆流を防止でき、換気効率を向上させることができる。
なお、前記図11は、送風ケーシング2の前部に前向き延長部23を形成した場合の例であるが、第5実施例〜第7実施例のように、前部に前向き延長部23を形成しない送風ケーシング2についても、この図11と同様に構成できるのは勿論である。
又、前記第7実施例において、排気ガイド部材4の装着構造として図13〜図20に示すような装着構造を適用できるのも勿論である。
本発明の請求項1記載の床下換気構造に対応した第1実施例を示す斜視図である。 この床下換気構造の平面断面図である。 本発明の請求項2記載の床下換気構造に対応した第2実施例を示す斜視図である。 この床下換気構造の平面断面図である。 本発明の請求項3記載の床下換気構造に対応した第3実施例を示す斜視図である。 この床下換気構造の平面断面図である。 本発明の請求項4記載の床下換気構造に対応した第4実施例を示す斜視図である。 この床下換気構造の平面断面図である。 この床下換気構造の正面図である。 この床下換気構造の側面断面図である。 送風ケーシングの他例を示す側面断面図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 排気ガイド部材の装着構造の例を示す説明図である。 本発明の請求項5記載の床下換気構造に対応した第5実施例を示す平面断面図である。 本発明の請求項6記載の床下換気構造に対応した第6実施例を示す平面断面図である。 本発明の請求項7記載の床下換気構造に対応した第7実施例を示す平面断面図である。 排気ガイド部材と側方延長板の連結構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 換気装置
2 送風ケーシング
2a 上面板
2b 下面板
2c 側面板
21 吸気口
22 送風ファン
23 前向き延長部
24 延長上面板
25 延長下面板
26 前面排気口
26a 外向フランジ
27 側面排気口
28 延長側面板
29a 前部傾斜面
29b 後部傾斜面
4 排気ガイド部材
4a 上側板
4b 下側板
4c 外側板
4d 延長突片
4e ガイド穴
30 側方延長板
40 前面開口部
41 後面開口部
42 内側面開口部
90 基礎
91 土台
92 受け板
93 床下換気口
93a 内側面
94 風向ルーバー
95 防虫ネット
96 ブラケット
S1 床下空間
S2 屋外
T 排気隙間

Claims (7)

  1. 基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
    前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
    前記送風ケーシングの前部には、前記床下換気口内に挿入される前向き延長部が形成され、
    この前向き延長部には、延長上面板と、延長下面板と、左右の延長側面板とで囲まれた前面排気口が形成されていることを特徴とした床下換気構造。
  2. 基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
    前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
    前記送風ケーシングの前部には、前記床下換気口内に挿入される前向き延長部が形成され、
    この前向き延長部には、延長上面板と、延長下面板と、この延長上面板と延長下面板の前端間が開口して屋外に臨むように形成された前面排気口と、延長上面板と延長下面板の左右両側端間が開口して形成された側面排気口が形成され、
    前記前向き延長部の横幅が床下換気口の横幅とほぼ同一幅に形成されて、側面排気口が床下換気口の内側面によって閉塞されるように形成されていることを特徴とした床下換気構造。
  3. 基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
    前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
    前記送風ケーシングの前部には、前記床下換気口内に挿入される前向き延長部が形成され、
    この前向き延長部には、延長上面板と、延長下面板と、この延長上面板と延長下面板の前端間が開口して屋外に臨むように形成された前面排気口と、延長上面板と延長下面板の左右両側端間が開口して形成された側面排気口が形成され、
    前記前向き延長部の横幅が床下換気口の横幅よりも狭く形成されて側面排気口と床下換気口の内側面との間に排気隙間が保持されるように形成され、
    前記送風ケーシングの側面前端部に、前記排気隙間を閉塞させるように送風ケーシングの幅方向外方に延長させた側方延長板が取り付けられていることを特徴とした床下換気構造。
  4. 請求項3記載の床下換気構造において、
    前記側面排気口から側方にスライド可能に延出して前面排気口の横幅を拡大させるための排気ガイド部材が装着され、
    この排気ガイド部材は、外側板で連結された上側板と下側板を備えると共に、前面及び後面及び内側面が開口するように形成され、その後面開口部が前記側方延長板で閉塞されるように形成されている床下換気構造。
  5. 基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
    前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
    前記送風ケーシングの前部には、上面板と、下面板と、左右の側面板とで囲まれた前面排気口が形成され、
    この前面排気口が前記床下換気口に接続されていることを特徴とした床下換気構造。
  6. 基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
    前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
    前記送風ケーシングの前部には、上面板と、下面板と、左右の側面板とで囲まれた前面排気口が形成され、
    前記前面排気口の横幅が床下換気口の横幅よりも狭く形成されて送風ケーシングの側端面と床下換気口の内側面との間に排気隙間が保持されるように、前記前面排気口が前記床下換気口に接続され、
    前記送風ケーシングの側面前端部に、前記排気隙間を閉塞させるように送風ケーシングの幅方向外方に延長させた側方延長板が取り付けられていることを特徴とした床下換気構造。
  7. 基礎と土台の間に受け板が配設されると共に、この受け板が配設されていない基礎と土台の隙間が床下換気口に形成され、この床下換気口に、床下空間の空気を屋外に向けて排気させるための換気装置が取り付けられている床下換気構造であって、
    前記換気装置は、吸気口に送風ファンが取り付けられた送風ケーシングを備え、
    前記送風ケーシングの前部には、上面板と下面板の前端間が開口して屋外に臨むように形成された前面排気口と、上面板と下面板の左右両側端間が開口して形成された側面排気口が形成され、
    前記前面排気口の横幅が床下換気口の横幅よりも狭く形成されて送風ケーシングの側端面と床下換気口の内側面との間に排気隙間が保持されるように、前記前面排気口が前記床下換気口に接続され、
    前記送風ケーシングの側面前端部に、前記排気隙間を閉塞させるように送風ケーシングの幅方向外方に延長させた側方延長板が取り付けられ
    前記側面排気口から側方にスライド可能に延出して前面排気口の横幅を拡大させるための排気ガイド部材が装着され、
    この排気ガイド部材は、外側板で連結された上側板と下側板を備えると共に、前面及び後面及び内側面が開口するように形成され、その後面開口部が前記側方延長板で閉塞されるように形成されていることを特徴とした床下換気構造。
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