JP2006015044A - ラック、及び支持桿の取付構造 - Google Patents

ラック、及び支持桿の取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 棚板などを支持する支持桿の高さを簡単に変更することができるラックを提供する。
【解決手段】 立設された左右一対の支柱2と、各支柱2に着脱可能に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱2の前方に延びる一対の支持桿3と、一対の支持桿3間に架設された棚板5とを備えるラックであって、支持桿3は、支柱2に取り付けるための連結部6と、連結部6から前方に突出する桿部7とを備え、連結部6は、桿部7が設けられた連結部本体61と、連結部本体61の後方部から突設され且つ支柱の背面に当接しうる後止め部62と、連結部本体61の前方部であって前記後止め部62よりも前斜め下方位置から突設され且つ支柱2の正面に当接しうる前止め部63aと、支柱2の背面に掛止しうる掛止部64とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、支柱から前方に延びる支持桿に物品を載置する棚板が取り付けられたラック、及び支持桿の取付構造に関する。
商品の陳列や家庭での整理棚等として、各種の組立式ラックが用いられている。
従来、支柱に棚板を取り付けたラックとして、左右一対の支柱と、各支柱に後端部が取り付けられ且つ前端部が支柱の前方に延びる一対の支持桿と、この一対の支持桿間に架設された棚板とを備える正面開放型のラックが知られている。
例えば、特開2001−258658には、長手方向に所定間隔をおいて突状の支持片14が複数突設された左右一対の縦部材12と、この縦部材12の内側の側面及び正背面に当接する断面コの字状の挟着片16を有する左右一対の棚板支持桿18と、この左右一対の棚板支持桿18に架設された棚板20とを備え、棚板支持桿18の挟着片16を縦部材12の内側面方向から嵌め合わせると共に、挟着片16の下方が縦部材12の支持片14にて支承されてなる正面開放型のラックが開示されている。
かかる正面開放型のラックは、挟着片16を縦部材12に挟着させ、挟着片16を縦部材12の支持片14に支承させるだけでネジなどを一切省略して装着できるという効果を奏するというものである。
ところで、この種のラックは、レイアウト変更等のため、棚板の高さを変更することがある。
しかしながら、上記公報記載のラックは、棚板20の高さを変更したい場合、棚板20や棚板支持桿18などを縦部材12から取り外して各部材を解体しなければならない。すなわち、上記ラックは、断面コ字状の挟着片16を縦部材12の側面及び正背面に当接させて挟着すると共に、縦部材12から突設された突状の支持片14にて支承する構成であるため、棚板支持桿18を上下に移動しようとしても、縦部材12の支持片14が棚板支持桿18の挟着片16に当たり、これを移動させることができない。従って、挟着片16を縦部材12に取り付けた状態では、棚板支持桿18の取付位置を変更することができないという問題があり、更に、高さを変更した後には、再度各部材を組み立てなければならず、非常に煩雑である。
また、上記ラックの縦部材12は、背面に突状の支持片14が突設されているため、梱包や組立作業持に、突出した支持片14が引掛かり易いという取扱い上の利便性が悪いという問題がある。
特開2001−258658の[0009]、[0014]及び図2、図3等
本発明は、上記の点に鑑み、棚板などを支持する支持桿の高さを簡単に変更することができるラック及び支持桿の取付構造を提供することを課題とする。さらに、本発明の他の目的は、取扱い性に優れたラック及び支持桿の取付構造を提供することを課題とするものである。
そこで、本発明は、立設された左右一対の支柱と、前記各支柱に着脱可能に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる一対の支持桿と、一対の支持桿間に架設された棚板とを備えるラックであって、支持桿は、支柱に取り付けるための連結部と、連結部から前方に突出する桿部とを備え、連結部は、桿部が設けられた連結部本体と、連結部本体の後方部から突設され且つ支柱の背面に当接しうる後止め部と、連結部本体の前方部であって後止め部よりも前斜め下方位置から突設され且つ支柱の正面に当接しうる前止め部と、支柱に掛止しうる掛止部とを備え、支持桿は、連結部の後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させ且つ掛止部を支柱に掛止させることにより支柱に固定されており、固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、連結部の後止め部又は前止め部の少なくとも一方が支柱の背面又は正面から離反すると共に、掛止部の支柱に対する掛止が解除されることを特徴とするラックに係る。
上記ラックは、固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、連結部の後止め部又は前止め部の少なくとも一方が支柱の背面又は正面から離反すると共に掛止部の支柱に対する掛止が解除されるので、支持桿の連結部を支柱に対して自由に移動させることができる。従って、各部材を解体することなく、支持桿に取付けられた棚板の高さ変更を簡単に行うことができる。
また、本発明は、立設された左右一対の支柱と、各支柱に着脱可能に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる一対の支持桿と、一対の支持桿間に架設された棚板とを備えるラックであって、支持桿は、支柱に取り付けるための連結部と、連結部から前方に突出する桿部とを備え、連結部は、桿部が設けられた連結部本体と、連結部本体の後方部から突設され且つ支柱の背面に当接しうる後止め部と、連結部本体の前方部であって前記後止め部よりも前斜め下方位置から突設され且つ支柱の正面に当接しうる前止め部と、支柱の背面に掛止しうる掛止部とを備え、支持桿は、連結部の後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させ且つ掛止部を支柱の背面に掛止させることにより支柱に固定されており、固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、連結部の後止め部が支柱の背面から離反すると共に、掛止部の支柱に対する掛止が解除されることを特徴とするラックに係る。
上記ラックは、固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、連結部の後止め部が支柱の背面から離反すると共に、掛止部の支柱に対する掛止が解除されるので、支持桿の連結部を支柱に対して自由に移動させることができる。従って、各部材を解体することなく、支持桿に取付けられた棚板の高さ変更を簡単に行うことができる。
さらに、本発明の好ましい態様のラックは、後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させた際、上記連結具本体には、後止め部を始点として下方に延び且つ支柱の背面に当接する後面部が延設されているものであり、かかるラックは、支柱の背面に当接する後止め部と連続的に後面部が形成されているので、連結部の後方部が支柱に面で接し、よって、支持桿を支柱に頑丈に固定することができる。
また、本発明の好ましい態様のラックは、支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させた際、上記連結具本体には、前止め部を始点として上方に延び且つ支柱の正面に当接する前面部が延設されているものであり、かかるラックは、掛止部の支柱に対する掛止が解除された際に、支柱の正面に前面部が面で接するので、前面部を支柱に対して摺り動かしながら支持桿の連結部を移動させることができる。従って、この前面部が移動用ガイドとなり、スムースに支持桿を移動させることができる。
さらに、本発明の好ましい態様のラックは、支柱の背面に、長手方向に所定間隔をあけて複数の孔部が並設されており、連結部の掛止部が、支柱の孔部に挿入掛止されるものであり、かかるラックは、孔部が支柱の背面に形成されているので、正面側の美観が損なわれることはなく、又、支柱には、支持片などの突起部分を形成する必要がないので、梱包、組立時などの取扱い性に優れている。
さらに、本発明の第2の手段は、立設された左右一対の角状支柱と、各支柱に着脱可能に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる一対の支持桿と、一対の支持桿間に架設された棚板とを備えるラックであって、記支持桿は、支柱に取り付けられる連結部と、連結部から前方に突設された桿部とを備え、連結部は、支柱の内側の側面に当接する基面部を有する連結部本体と、この基面部の後方部から略直角に突設され且つ支柱の背面に当接する後面部と、この基面部の前方部から略直角に突設され且つ支柱の正面に当接する前面部とを備え、支柱は、長手方向に所定間隔をあけて形成された複数の孔部と、孔部に嵌着可能な突起部材とを備えており、支持桿は、連結部の基面部、後面部及び前面部が支柱の側面、背面及び正面の3面に当接されていると共に、支柱の孔部に嵌合された突起部材によって下方にずれないように固定されていることを特徴とするラックに係る。好ましくは、上記孔部が支柱の背面に形成されている。
上記ラックは、支持桿の連結部が支柱の3面に当接していると共に、支持桿を固定する突起部材が、支柱の孔部に着脱可能に構成されているので、突起部材を取り外すことにより、支持桿を支柱に沿って上下に移動させることができる。従って、各部材を解体することなく、支持桿に取付けられた棚板の高さ変更を簡単に行うことができる。
また、本発明の第3の手段は、立設された支柱と、支柱に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる支持桿とを備えており、支持桿に下向き荷重が加えられる片持ち型の支持桿の取付構造であって、支持桿は、支柱に取り付けるための連結部と、連結部から前方に突出する桿部とを備え、連結部は、桿部が設けられた連結部本体と、連結部本体の後方部から突設され且つ支柱の背面に当接しうる後止め部と、連結部本体の前方部であって後止め部よりも前斜め下方位置から突設され且つ支柱の正面に当接しうる前止め部と、支柱に掛止しうる掛止部とを備え、支持桿は、連結部の後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させ且つ掛止部を支柱に掛止させることにより支柱に固定されており、固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、連結部の後止め部又は前止め部の少なくとも一方が支柱の背面又は正面から離反すると共に、掛止部の支柱に対する掛止が解除されることを特徴とする支持桿の取付構造に係る。
上記支持桿の取付構造は、固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、連結部の後止め部又は前止め部の少なくとも一方が支柱の背面又は正面から離反すると共に掛止部の支柱に対する掛止が解除されるので、支持桿の連結部を支柱に対して自由に移動させることができる。従って、各部材を解体することなく、支持桿の高さ変更を簡単に行うことができる。
本発明のラックは、各部材を取り外して棚板などを解体せずに、棚板の高さを簡単に変更することができる。さらに、本発明のラックは、外観や取扱い性にも優れている。
また、本発明の支持桿の取付構造は、各部材を取り外して解体せずに、支持桿の固定高さを簡単に変更することができる。
以下、本発明を図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係るラックの全体斜視図で、図2は、支柱を背面側から見た図で、図3は、支持桿の上面及び側面図で、図4は、ラックの支柱の一部を水平方向に切断して上面から見た図で、図5は、支持桿と支柱の固定状態を示すため支柱を縦方向に切断した状態に於いて側面から見た図である。
図1〜図5に於いて、1は、左右一対の支柱2,2と、支柱2に後端部が取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱2の前方に延びる一対の支持桿3と、一対の支持桿3,3間に架設された棚板5とを備える正面開放型の組立式ラックを示す。支柱2と支持桿3は、互いに独立した部材であり、ボルトなどの取付具を使用しないで取り付けられており、後端部のみが支柱2に支持された片持ち型である。
支柱2は、図2に示すように、例えば水平断面略長方形の金属製角状パイプからなり、その背面2aには、長手方向に所定間隔をあけて複数の孔部21が形成されている。この孔部21の形成間隔は、棚板5を適宜高さに調整をすることを考慮して設計され、例えば3〜7cmが適当である。孔部21の形状は、例えば水平方向(長手方向に直交する方向)に拡がる横長状に形成されている。尚、支柱2はパイプからなるので、支柱2の背面2a、正面2c、及び内側の側面2bは、上下方向に平坦な面となっている。
さらに、支柱2の下端部には、支柱2を自立させるための脚部22が設けられている。この脚部22は、例えば支柱2と同じ角状パイプからなり、支柱2に対して略直角に前方へ延びるように溶接又は取付具などで固着されている。尚、脚部22下面の前後方部には、アジャスター23がそれぞれ設けられている。
一方、支柱2の上端部には、昇降可能な突張り桿24が設けられている。この突張り桿24を上昇させながら天井などに押し付け、支柱2に対してネジなどで固定することにより、支柱2を安定的に立設することができる。尚、一対の支柱2,2の間には、間隔保持用の補助桿25がボルトなどの取付具を用いて着脱可能に取り付けられている。
支持桿3は、支柱2に取り付けられる連結部6と、この連結部6から前方に突設された棒状の桿部7を備えている。
連結部6は、支柱2の内側の側面2bに面当接しうる基面部61aを有する連結部本体61と、この連結部本体61の後方部から突設され、且つ支柱2の背面2aに面当接しうる後面部62と、連結部本体61の前方部から突設され、且つ支柱2の正面2cに面当接しうる前面部63と、前記後面部62の上方部に形成された掛止部64とを備えている。
具体的には、連結部本体61は、略長方形の板状体からなり、連結部本体61の外側には桿部7の後端部が固着されている。後面部62は、平面状を成し、連結具本体61の基面部61aに対して略直角に突設されており、桿部7に対しても略直角とされている。この後面部62の上方部には、支柱2の孔部21に挿入可能で且つ孔部21の下縁に掛止可能な掛止部64が設けられている。この掛止部64は、後面部62から前方に延びる挿入部64aとこの挿入部64aの先端から下方に延びる鉤部64bとからなる。前面部63は、平面状を成し、連結具本体61の基面部61aに対して略直角に突設されているが、後面部62に対しては非平行となっている。すなわち、前面部63は、その下端部63a(前止め部に相当する)と後面部62の下端部62aとの間隔が支柱2の厚みに対応しており(背面2aから正面2cまでの長さより僅かに長く、支柱2に沿って摺動させることができる程度)、下端部63aを始点として前斜め上方に延設されている。従って、前面部63は、後面部62に対して僅かに上開き傾斜して突設されている。
上記支持桿3は、その後面部62を支柱2の背面2aに面当接させ且つ掛止部64を孔部21に挿入掛止させると共に、前面部63の下端部63aを支柱2の正面2cに当接させることにより、支柱2に固定されている。
棚板5は、矩形状の板状体からなり、支持桿3の桿部7にボルトなどの取付具を介して着脱可能に取付られている。また、棚板5の中央部は、一対の桿部7,7間に設けられた補助桿71にて下方から支持されている。この補助桿71は、左右の支持桿3,3を連結する機能もあり、左右の桿部7,7の中央部にボルトなどの取付具を用いて着脱可能に取り付けられている。
上記構成からなるラック1の組立て手順は、左右一対の支柱2,2を立設し、その間に補助桿25を適宜位置に架設する。次に、左右の支柱2,2の内側の側面2b側から、支持桿3の連結部6を各々嵌め、同じ高さの孔部21に掛止部64をそれぞれ挿入掛止することにより、後面部62が支柱2の背面2aに面で接し且つ前面部63の下端部63aが支柱2の正面2cに点で接し、連結部6が支柱2の正背面2c,2aに挟着し、これによって支持桿3が支柱2に固定される。この左右の支持桿3,3の間に補助桿71を架設し、最後に、支持桿3の桿部7に棚板5を取り付けることにより、ラック1の組立てが完了する。
上記構成からなるラック1は、棚板5に物品などを載置して使用される。この棚板5を支持する支持桿3の取付構造は、連結部6の後面部62が支柱2の背面2aに面で接し且つ前面部63の下端部63aが支柱2の正面2cに当たっているので、棚板5に下向き荷重が加わると、後面部62が支柱2の背面2aに強く圧着され、他方、前面部63の下端部63aが支柱2の正面2cに強く圧着される。従って、支持桿3は支柱2に頑丈に取り付けられることとなる。さらに、掛止部64は、支柱2の孔部21の縁に上方から引掛けているので、連結部6が不用意に外れる虞がない。
また、孔部21は支柱2の背面2aに形成されているので、ラック1の正面に於ける美観を損ねることがなく、また、支柱2には、各面2a,…が平坦状であって突起部分が形成されていないので、流通、組立、使用時などに衣服などに引掛かる虞はない。
次に、棚板5の高さを変更したい場合には、左右の桿部7,7を下方から少し持ち上げて掛止部64の掛止を解除させながら、桿部7を支柱2側に回動させる(図5の矢印で示す)。この動作により、図6に示すように、掛止部64が支柱2の孔部21から抜けると共に、連結部6の後面部62が支柱2から離れ、他方、前面部63が支柱2の正面2cに面で接する。この状態で桿部7を上下に移動させることにより、前面部63が支柱2の正面2cに沿ってスムースに摺動し、棚板5を所望の高さ位置まで簡単に移動できる。そして、桿部7を手前に引いて掛止部64を孔部21に掛止させることにより、棚板5の高さ変更を行うことができる。
このように棚板5を支持桿3から取り外すことなく、非常に簡単に棚板5の固定位置を変更することができる。
次に、図7は、何れも支持桿の取付構造の変形例を示す側面図(支柱2のみを縦断面で示す)である。
図7(a)に示すものは、支持桿3の連結部本体61の前方部に、(前面部63が設けられておらず)支柱2の正面2cに当接しうる前止め部63bが突設されている。この前止め部63bは、連結部本体61の基面部61aに対して略直角に突設されている。また、この前止め部63bは、上記前面部63の下端部63aと同様の位置に形成されている、即ち、前止め部63bと後面部62の下端部62aとの間隔は支柱2の厚みに対応している。かかる支持桿3も連結部6の後面部62が支柱2の背面2aに面で接し且つ前面部63の前止め部63bが支柱2の正面2cに当たるので、支柱2に頑丈に固定され、他方、桿部7を下方から少し持ち上げて支柱2側に回動させることにより、掛止部64の掛止が解除され、各部材を解体することなく支持桿3を上下に簡単に移動させることができる。
図7(b)に示すものは、支持桿3の連結部本体61の後方部に、(後面部62が設けられておらず)支柱2の背面2cに当接しうる後止め部62bが突設されており、この後止め部62bの前斜め下方位置から支柱2の正面2cに当接しうる前止め部63bが突設されている。かかる支持桿7も支柱2に固定でき、支柱2側へと回動させることにより、掛止部64の掛止が解除されると共に、後止め部62bが支柱2の背面2aから離れるので、各部材を解体せずに支持桿3を上下に移動させることができる。
図7(c)に示すものは、前面部63が、桿部7に対して略直角となるように突設されていると共に、その下方部には、支柱2の孔部21に挿入掛止可能な掛止部64が設けられている。一方、後面部62は、後面部62の上端部と前面部63の上端部との間隔が支柱2の厚みに対応しており、上端部を始点として後斜め下方に延びて突設されているものである。この場合には、正面2cに複数の孔部21が形成された支柱2が用いられる。かかる変形例も同様に、支持桿3を支柱2に固定でき、支柱2側へと回動させることにより、掛止部64の掛止が解除されるので、各部材を解体せずに支持桿3を上下移動させることができる。
図8は、支持桿の取付構造の変形例を示す上面図(支柱のみを横断面で示す)である。
図8に示すものは、支持桿3の連結部本体61が、支柱2の両側の側面2b,2bを挟み込むように、対面する一対の基面部61a,61aで構成されているものである。
また、図9に示すものは、連結部6の掛止部64が、(鉤部が設けられておらず)支柱2の孔部21に挿入脱可能な挿入部64aからなるものである。かかる掛止部64が設けられた連結部6は、係止部6を孔部21に挿入することによって止められる。尚、かかる掛止部64の場合、桿部7に下方から支柱方向へと不用意に力が加わった際に外れる虞があるため、図示したように、支柱2の正面2cと連結部6の前面部63の間に楔状の詰め部材9を嵌入することが好ましい。
図10(a)は、支柱2に形成された孔部21の形状の変形例を示す斜視図である。この孔部21は、上縁中央が上方に拡がった山型状の上縁部21aが形成されている。かかる変形例の孔部21は、上縁中央が上方に拡がっているので、掛止部64を孔部21に簡易に挿入脱することができる。
図10(b)は、掛止部64の変形例を示す斜視図である。この掛止部64は、挿入部64a及び鉤部64bが先端に向かうに従い幅狭に形成されている。かかる変形例の掛止部64は、先端に向かうに従い幅狭に形成されているので、掛止部64を支柱2の孔部21にスムースに挿入することができる。尚、特に図示しないが、掛止部64の鉤部64bのみが先端に向かうに従い幅狭に形成されているものでも同様の効果がある。
その他、特に図示しないが、支柱2は角状のものに限定されず、例えば水平断面略円形の円状支柱を使用することもできる。さらに、連結部6と竿部7とを一体的に成形して支持桿3を構成することも可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態は、支持桿を固定するため、支柱に着脱可能な突起部材を設けた点を特徴とする。以下、主として上記各実施形態と異なる部分を説明し、同様の構成については、用語及び図番を援用し、その説明を省略する。
図11は、支持桿の上面及び側面図で、図12は、支持桿と支柱の固定状態を示すため支柱を縦方向に切断した状態に於いて側面から見た図である。
本実施形態の支持桿3は、連結部本体61の後面部62及び前面部63が平行に且つ支柱2の厚みに対応して(背面から正面までの長さより僅かに長い程度)突設されており、従って、連結部6は、全体として上面略コの字状に形成されている。尚、連結部6には、掛止部64が設けられていない。さらに、支柱2の孔部21には、着脱可能な突起部材8が取り付けられている。この突起部材8は、例えば支柱2の孔部21に強く圧入することにより、一端部が孔部21に嵌着できるようになっている。この突起部材8の上縁に支持桿3の連結部6を載せることにより、支持桿3は下方から支えられ、支柱2の所定位置で固定されている。
本実施形態に係るラック1は、突起部材8が、支柱2に対して着脱可能であるため、この突起部材8を取り外して支持桿3の連結部6を支柱2に沿って上下に移動させ、所望位置で再び突起部材8を取り付けることにより、棚板5の高さを簡易に変更することができる。
(他実施形態)
尚、本発明の支持桿の取付構造は、棚板5を設けたラック1に適用されるだけでなく、例えば図13(a)に示すように、左右一対の支柱2に左右一対の支持桿3を設け、この桿部7に横棒72を架設することにより、衣服などを吊り下げるハンガー装置10に適用することもできる。また、同図(b)に示すように、支持桿3の桿部7の適宜位置に、上方に突出する凸部73を設けることにより、桿部7に直接衣服を吊り下げるハンガー装置10に適用することもでき、この場合には、図8に示すような、支持桿3の連結部本体61が支柱2の両側の側面2b,2bを挟み込むような連結部6を備える支持桿3を用いることが好ましい。
本発明のラックの一実施形態を示す斜視図。 支柱を背面から見た状態を示す一部省略斜視図。 (a)は、支持桿の上面図、(b)は、同側面図。 図1のA−A線に於ける中央部省略横断面図。但し中央部を省略し、棚板を仮想二点鎖線で示す。 図1のB−B線に於ける一部省略縦断面図。 図5の支持桿を回動させた状態を示す一部省略縦断面図。 (a)〜(c)共に、支持桿の取付構造の他の実施形態を示す一部省略縦断面を含む側面図。 支持桿の取付構造の他の実施形態を示す横断面を含む上面図。 支持桿の取付構造の他の実施形態を示す一部省略縦断面を含む側面図。 (a)は、支柱の孔部の他の実施形態を示す一部省略斜視図、(b)は、掛止部の他の実施形態を示す一部省略斜視図。 (a)は、本発明の他の実施形態に係るラックに使用される支持桿の上面図、(b)は、同側面図。 (a)は、他の実施形態に係るラックを示す一部省略縦断面を含む側面図、(b)は、支持桿を移動させた状態を示す一部省略縦断面を含む側面図。 (a)、(b)共に、支持桿の取付構造の他の用途を示す斜視図。
符号の説明
1…ラック
2…支柱
2a…支柱の背面
2b…支柱の側面
2c…支柱の正面
21…孔部
22…脚部
23…アジャスター
24…突張り棒
25…補助桿
3…支持桿
5…棚板
6…連結部
61…連結部本体
61a…連結部本体の基面部
62…後面部
62a…後面部の下端部
62b…後止め部
63…前面部
63a…前面部の下端部
63b…前止め部
64…掛止部
64a…掛止部の挿入部
64b…掛止部の鉤部
7…桿部
71…補助桿
72…横棒
73…凸部
8…突起部材
9…詰め部材
10…ハンガー装置

Claims (8)

  1. 立設された左右一対の支柱と、前記各支柱に着脱可能に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる一対の支持桿と、前記一対の支持桿間に架設された棚板と、を備えるラックであって、
    前記支持桿は、支柱に取り付けるための連結部と、前記連結部から前方に突出する桿部とを備え、
    前記連結部は、前記桿部が設けられた連結部本体と、前記連結部本体の後方部から突設され且つ支柱の背面に当接しうる後止め部と、前記連結部本体の前方部であって前記後止め部よりも前斜め下方位置から突設され且つ支柱の正面に当接しうる前止め部と、前記支柱に掛止しうる掛止部とを備え、
    前記支持桿は、前記連結部の後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させ且つ掛止部を支柱に掛止させることにより支柱に固定されており、
    前記固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、前記連結部の後止め部又は前止め部の少なくとも一方が支柱の背面又は正面から離反すると共に、前記掛止部の支柱に対する掛止が解除されることを特徴とするラック。
  2. 立設された左右一対の支柱と、前記各支柱に着脱可能に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる一対の支持桿と、前記一対の支持桿間に架設された棚板と、を備えるラックであって、
    前記支持桿は、支柱に取り付けるための連結部と、前記連結部から前方に突出する桿部とを備え、
    前記連結部は、前記桿部が設けられた連結部本体と、前記連結部本体の後方部から突設され且つ支柱の背面に当接しうる後止め部と、前記連結部本体の前方部であって前記後止め部よりも前斜め下方位置から突設され且つ支柱の正面に当接しうる前止め部と、前記支柱の背面に掛止しうる掛止部とを備え、
    前記支持桿は、前記連結部の後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させ且つ掛止部を支柱の背面に掛止させることにより支柱に固定されており、
    前記固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、前記連結部の後止め部が支柱の背面から離反すると共に、前記掛止部の支柱に対する掛止が解除されることを特徴とするラック。
  3. 前記連結具本体には、前記後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させた際、前記後止め部を始点として下方に延び且つ前記支柱の背面に当接する後面部が延設されている請求項2記載のラック。
  4. 前記連結具本体には、前記支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させた際、前記前止め部を始点として上方に延び且つ前記支柱の正面に当接する前面部が延設されている請求項2又は3記載のラック。
  5. 前記支柱の背面には、長手方向に所定間隔をあけて複数の孔部が並設されており、前記連結部の掛止部が、前記支柱の孔部に挿入掛止される請求項2〜4の何れかに記載のラック。
  6. 立設された左右一対の角状支柱と、前記各支柱に着脱可能に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる一対の支持桿と、前記一対の支持桿間に架設された棚板と、を備えるラックであって、
    前記支持桿は、支柱に取り付けられる連結部と、前記連結部から前方に突設された桿部とを備え、
    前記連結部は、支柱の内側の側面に当接する基面部を有する連結部本体と、前記基面部の後方部から略直角に突設され且つ支柱の背面に当接する後面部と、前記基面部の前方部から略直角に突設され且つ支柱の正面に当接する前面部とを備え、
    前記支柱は、長手方向に所定間隔をあけて形成された複数の孔部と、前記孔部に嵌着可能な突起部材とを備えており、
    前記支持桿は、連結部の基面部、後面部及び前面部が支柱の側面、背面及び正面の3面に当接されていると共に、支柱の孔部に嵌合された突起部材によって下方にずれないように固定されていることを特徴とするラック。
  7. 前記孔部は、支柱の背面に形成されている請求項6記載のラック。
  8. 立設された支柱と、前記支柱に取り付けられ且つ自由端である前端部が支柱の前方に延びる支持桿とを備えており、前記支持桿に下向き荷重が加えられる片持ち型の支持桿の取付構造であって、
    前記支持桿は、支柱に取り付けるための連結部と、前記連結部から前方に突出する桿部とを備え、
    前記連結部は、前記桿部が設けられた連結部本体と、前記連結部本体の後方部から突設され且つ支柱の背面に当接しうる後止め部と、前記連結部本体の前方部であって前記後止め部よりも前斜め下方位置から突設され且つ支柱の正面に当接しうる前止め部と、前記支柱に掛止しうる掛止部とを備え、
    前記支持桿は、前記連結部の後止め部及び前止め部を支柱の背面及び正面に当接させ且つ掛止部を支柱に掛止させることにより支柱に固定されており、
    前記固定状態の支持桿の桿部を下方から支柱側へと回動させることにより、前記連結部の後止め部又は前止め部の少なくとも一方が支柱の背面又は正面から離反すると共に、前記掛止部の支柱に対する掛止が解除されることを特徴とする支持桿の取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101074734B1 (ko) * 2009-08-27 2011-10-18 양학부 이형관 접속구
JP2016528115A (ja) * 2013-06-28 2016-09-15 セラニーズ アセテート,エルエルシー 多孔質塊のフィルタロッド用の修飾された供給トレイ

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