JP2006014529A - ブラシホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダスト粒子がブラシホルダとカーボンブラシとの隙間へ侵入することによって発生する摺動不良を防止する。
【解決手段】ブラシホルダ1aを、カーボンブラシ8の整流子の近傍の所定位置にネジ等で固定されてカーボンブラシ8の下面を保持するベース部12と、そのベース部12上に取り付けられてカーボンブラシ8の他の3面を保持する枠部13とによって構成する。枠部13をベース部12に取り付けることによって、カーボンブラシ8を規定された一方向にのみ摺動可能に案内する案内孔5を区画形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カーボンブラシを一方向に摺動可能に保持するブラシホルダに関する。
従来のブラシホルダは、例えば特許文献1のように、直方体のカーボンブラシを長手方向に摺動可能に案内するため、板材によって4側面からなる矢筒形状に形成されている。4側面の壁には、横方向スリット状の切欠きとして規則的な間隔で形成された中断部と、内方に向けられた6つの波状の突起が形成されている。これらの突起は、複数の中断部を有しカーボンブラシのための線状の長手方向ガイドを形成している。このブラシホルダによれば、壁に長手方向ガイドが形成され多数の中断部を有していることで、ブラシホルダとカーボンブラシとの間にひっかかりの原因となるダスト粒子が侵入した場合であっても、ダスト粒子を問題無く沈積させ、ひっかかり問題を有効に回避でき、カーボンブラシの摺動不良を防止できる。
特開2000−350418号公報
しかし、このブラシホルダでは、壁が板材によって形成される構造上、隣り合う中断部をできるだけ短い間隔で配置することによってガイド領域をできるだけ短く形成したとしても、長手方向ガイドには中断部の形成数に対応したダスト粒子の収容部が相当数形成されることとなる。従って、その収容部に収容可能な量以上侵入したダスト粒子に対しては、依然として沈積によって摺動不良が発生する点で問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ダスト粒子がブラシホルダとカーボンブラシとの隙間へ侵入することによって発生する摺動不良をより確実に防止できるカーボンブラシを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係るブラシホルダは、挿入されたカーボンブラシを一方向へ摺動可能に保持するブラシホルダであって、カーボンブラシを保持する少なくとも一の保持面を、線状体によって形成するように構成される。
請求項2の発明に係るブラシホルダは、線状体を、カーボンブラシの摺動方向に沿って配設するように構成される。
請求項3の発明に係るブラシホルダは、線状体を、板状体からなる一の保持面を除く他の保持面を保持するように、カーボンブラシの摺動方向の軸線に対して左右に二分割される一対の枠体とするように構成される。
請求項4の発明に係るブラシホルダは、板状体からなる一の保持面上に、線状体をカーボンブラシの摺動方向に沿って敷設するように構成される。
請求項1、4の発明によれば、ダスト粒子がブラシホルダとカーボンブラシとの隙間へ侵入することによって発生する摺動不良をより確実に防止できる。
請求項2の発明によれば、線状体をカーボンブラシの摺動方向に沿って配設したので、摺動負荷を低減できる。
請求項3の発明によれば、分割した両側毎に2種類のものを形成する手間を省くことができ、製造コストを削減できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a)〜(c)は、整流子モータに使用されるブラシホルダの一実施形態を示す分解説明図である。整流子モータは、例えばグラインダ等の電動工具に使用されている。このブラシホルダ1aは、四角柱形状のカーボンブラシ8の胴部を、先端が整流子に一定の方向から当接するように、摺動可能に保持する案内孔5を備えるものである。本実施形態において、ブラシホルダ1aは、カーボンブラシ8の整流子の近傍の所定位置にネジ等で固定されてカーボンブラシ8の下面を保持する板状体としてのベース部12と、そのベース部12上に取り付けられてカーボンブラシ8の他の3面を保持する線状体としての枠体13とによって構成されている。
ベース部12は、例えば金属板によって所要形状に形成されている。ベース部12の略中央には、カーボンブラシ8の摺動方向を規定すると共に枠体13を取り付けるための取付孔が4つ設けられている。これら4つの取付孔は、予め規定した摺動方向の軸線CLに対し所定の間隔を隔てて左右対称位置に設けられており、整流子側の端辺に近い位置に設けられた左右2つの取付孔15La,15Raと、さらに所定の間隔を隔てた端辺から遠い位置に設けられた左右2つの取付孔15Lb,15Rbとによって構成されている。さらにベース部12には、左側の取付孔15La,15Lb及び右側の取付孔15Ra,15Rbの間に平面部19が確保されている。その平面部19には、長方形状の切欠き17が摺動方向の軸線CLに対し長手方向の中心線を一致させるように形成されている。
枠体13は、摺動方向の軸線CLに対して左右両側に2分割してなる一対の左枠体部13Lと右枠体部13Rとによって構成されている。一方の左枠体部13Lは、カーボンブラシ8の胴部における左側面及び上面の左半分の寸法形状に沿うように、例えば金属製の一本の細径の線状体を折り曲げ加工することにより形成されている。すなわち、左枠体部13Lは、線状体の一端を取付孔15Lbに挿着した状態から、胴部の左側面に対して摺動方向に直交して上方へ延設した縦線部14aと、さらに同上面に対して中心線に沿って(摺動方向に沿って)延設した第1横線部14bと、同左側面に対して摺動方向に沿って延設した第2横線部14cと、さらに同左側面に対して第2横線部14cの下方で平行となるように延設した第3横線部14dとを備え、さらに他端を取付孔15Laに挿着した状態となるように、折り曲げて形成されている。これらの第1横線部14b〜第3横線部14dは、カーボンブラシの摺動方向に沿って配設されている。また他方の右枠体部13Rは、同様の一本の線状体を、左枠体部13Lと同一の形状に折り曲げて形成されている。すなわち右枠体部13Rは、左枠体部13Lと同一形状のものの前後を反転させた状態で、ベース部12の右側の取付孔15Ra,15Rbに挿着可能に形成されている。
上記枠体13をベース部12に取り付けることによって組立てられたブラシホルダ1aには、枠体13とベース部12の平面部19とによって、カーボンブラシ8を規定された一方向にのみ摺動可能に保持する案内孔5が区画形成される。案内孔5は、カーボンブラシ8を保持する上下左右の4枚の保持面から形成される。このブラシホルダ1aを整流子近傍の所定位置に固定した状態において、案内孔5に挿入されたカーボンブラシ8は、切欠き17を介して接続された巻きバネ等の付勢手段(図示略)によって、所要の押圧力で整流子側へ付勢される。この時、カーボンブラシ8は、胴部の下面がベース部12の平面部19によって保持され、左側面が左枠体部13Lの第2横線部14c及び第3横線部14dからなる保持面によって、右側面が右枠体部13Rの第2横線部14c及び第3横線部14dからなる保持面によって、そして上面が左枠体部13Lの第1横線部14b及び右枠体部13Rの第1横線部14bからなる保持面によって保持される。
以上の如く構成されたブラシホルダ1aにおいては、カーボンブラシ8を保持する枠体13を第1横線部14b〜第3横線部14dによって枠組みし、ベース部12の平面部19と組み合わせて案内孔5を形成したので、特にカーボンブラシ8の胴部の左右両側面及び上面を、周囲空間に対して開放させることができる。従って、ダスト粒子が沈積する恐れのある閉じた空間は、カーボンブラシ8の下面と平面部19との隙間にのみ形成されることとなって、侵入したダスト粒子の沈積量を低減でき、カーボンブラシ8の摺動不良を効果的に防止できる。もちろん、カーボンブラシ8を第1横線部14b〜第3横線部14dによる線接触によって保持することができ、接触面積を小さくして摺動負荷を低減できる。また、第1横線部14b〜第3横線部14dを、カーボンブラシ8の摺動方向に沿って配設したので、摺動負荷をより低減できる。さらに、枠体13を、摺動方向の軸線CLに対して左右に2分割してなる左枠体部13Lと右枠体部13Rとによって構成し、左枠体部13Lと右枠体部13Rとを同一の形状としたので、左右毎に2種類の枠体部を形成する手間を省くことができ、製造コストを削減できる。さらに、製品使用時に発熱するカーボンブラシの胴部にモーター冷却風を周囲空間から直接あてることができるので、カーボンブラシ及びモーターの発熱が抑えられ耐焼損性を向上させるだけでなく、カーボンブラシの寿命を延ばすことができる。
図2は、本発明の別の実施の形態を示す分解説明図である。本ブラシホルダ1bは、前述のブラシホルダ1aに対して、ベース部12の平面部19に線状体を新たに敷設してなるものである。線状体は、摺動方向の軸線CLに対し所定の間隔を隔てて左右対称位置に設けられており、左側に設けられた第4横線部14eと、右側に設けられた第5横線部14fとによって構成されている。第4横線部14e及び第5横線部14fは、夫々金属製の線状体からなり、カーボンブラシ8の胴部の下面に沿って、摺動方向に一致する直線状となるように形成されている。尚、本ブラシホルダ1bの他の構成は、ブラシホルダ1aと同様のものである。
このブラシホルダ1bには、枠体13とベース部12の平面部19に敷設した線状体によって、カーボンブラシ8を規定された一方向にのみ摺動可能に案内する案内孔5が区画形成される。この案内孔5に挿入されたカーボンブラシ8は、胴部の下面が平面部19の第4横線部14e及び第5横線部14fによって保持される。他の面は、ブラシホルダ1aと同様に保持される。
以上の如く構成されたブラシホルダ1bにおいては、ベース部12の平面部19にも線状体を敷設したので、カーボンブラシ8の摺動に関わる4面全てについて、線状体による線接触によって保持することができ、接触面積をさらに小さくして摺動負荷をより低減できる。また、カーボンブラシ8の胴部の下面と平面部19との間に、線状体の線径と等しい間隔の隙間を確保することができる。よって、隙間に侵入する可能性のあるダスト粒子を予め想定し、そのダスト粒子の粒径よりも十分に大きい値となるように線状体の線径を設定すれば、隙間にダスト粒子が侵入した場合であっても、沈積させることなく外部空間に排出可能となる。従って、カーボンブラシ8の摺動に関わる4面全てについて、周囲空間に対して開放したことと同等の構成を備えさせることができ、ダスト粒子が沈積する恐れのある閉じた空間を無くして、ダスト粒子の沈積量をさらに低減でき、カーボンブラシ8の摺動不良をより効果的に防止できる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)本発明は、グラインダに限らず、例えば電動ドライバ等、整流子モータを使用する他の製品に適用可能である。
(2)カーボンブラシ8は、直方体形状に限らず、他の多角柱形状のものでも良い。
(3)線状体は、一対の分割した枠体に限らず、一体に形成したもので構成しても良い。
(4)右枠体部13Rは、左枠体部13Lと同一の形状に限らず、別形状に折り曲げて形成しても良い。
(5)保持面は、3本以上の線状体によって形成しても良い。
本発明に係るブラシホルダの一実施形態を示し、(a)〜(c)は分解説明図である。 本発明に係るブラシホルダの別の実施形態を示す分解説明図である。
符号の説明
1a,1b・・ブラシホルダ、5・・案内孔、8・・カーボンブラシ、12・・板状体としてのベース部、13・・枠体、13L・・左枠体部、13R・・右枠体部、14a・・縦線部、14b・・第1横線部、14c・・第2横線部、14d・・第3横線部、14e・・第4横線部、14f・・第5横線部、15La,15Ra,15Lb,15Rb・・取付孔、17・・切欠き、CL・・軸線。

Claims (4)

  1. 挿入されたカーボンブラシを一方向へ摺動可能に保持するブラシホルダであって、
    前記カーボンブラシを保持する少なくとも一の保持面を、線状体によって形成した、
    ことを特徴とするブラシホルダ。
  2. 線状体を、カーボンブラシの摺動方向に沿って配設した、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラシホルダ。
  3. 線状体を、板状体からなる一の保持面を除く他の保持面を保持するように、カーボンブラシの摺動方向の軸線に対して左右に二分割される一対の枠体とした、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシホルダ。
  4. 板状体からなる一の保持面上に、線状体をカーボンブラシの摺動方向に沿って敷設した、
    ことを特徴とする請求項3に記載のブラシホルダ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571070U (ja) * 1980-05-31 1982-01-06
JP2002325398A (ja) * 2001-04-23 2002-11-08 Asmo Co Ltd ブラシ保持装置
JP2005328695A (ja) * 2004-04-30 2005-11-24 Johnson Electric Sa ブラシアセンブリ

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