JP2006014023A - スキャナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数を増加させることなく比較的サイズの小さい原稿を所定の位置に載置することのできるスキャナ装置を提供する。
【解決手段】 スキャナ装置1では、スキャナ本体2に原稿を載置するガラス板5が装着されている。そのガラス板5を覆うように開閉可能にカバー部材3が取り付けられている。カバー部材5の周部には、写真サイズ等の比較的サイズの小さい原稿の大きさに対応した切欠き部3aが設けられている。そのような原稿をガラス板5に載置する状態では、切欠き部3aは、ガラス板5において原稿を載置すべき領域を露出する。原稿を読み取る状態では、カバー部材3はガラス板5を覆い切欠き部3aに操作パネル7が嵌合する。カバー部材3は、原稿を載置する状態と読み取る状態との間を、ガラス板5を覆った状態でガラス板5に対して一方向にスライド可能とされる。
【選択図】 図1
【解決手段】 スキャナ装置1では、スキャナ本体2に原稿を載置するガラス板5が装着されている。そのガラス板5を覆うように開閉可能にカバー部材3が取り付けられている。カバー部材5の周部には、写真サイズ等の比較的サイズの小さい原稿の大きさに対応した切欠き部3aが設けられている。そのような原稿をガラス板5に載置する状態では、切欠き部3aは、ガラス板5において原稿を載置すべき領域を露出する。原稿を読み取る状態では、カバー部材3はガラス板5を覆い切欠き部3aに操作パネル7が嵌合する。カバー部材3は、原稿を載置する状態と読み取る状態との間を、ガラス板5を覆った状態でガラス板5に対して一方向にスライド可能とされる。
【選択図】 図1
Description
本発明はスキャナ装置に関し、特に、サイズの異なる原稿を読み取るスキャナ装置に関するものである。
文字や絵などの画像を読み取って電子データとするためにスキャナ装置が使用されている。スキャナ装置では、文字等が書かれた原稿を載置するためのガラス板が配設されている。原稿をスキャンする際には、ガラス板に原稿を載置することになる。このとき、原稿の大きさに応じた所定の位置に原稿を載置する必要がある。原稿のサイズとして、一般的なA4版やB5版の原稿の他に、はがきサイズや写真サイズなどの比較的サイズの小さい原稿がある。特に、このような比較的サイズの小さい原稿をガラス板の上に載置する際には、原稿をガラス板のどの位置に合わせればよいのか戸惑う場合がある。
これを解消するために、ガラス板を覆うカバーにおいて小さいサイズの原稿を載置すべき位置に対応する部分に蓋を設けたスキャナ装置がある。このようなスキャナ装置では、、蓋を開けることによってガラス板において小さいサイズの原稿を載置するべき位置が露出し、原稿を所定の位置に容易に載置することができる。
また、たとえば特許文献1には、ガラス板を覆うカバーとして第1のカバーと第2のカバとを備えたスキャナ装置が提案されている。図9に示すように、スキャナ装置101には、スキャナ本体102に開閉可能に第1のカバー103aが取り付けられ、さらに、この第1のカバー103aに回動可能に第2のカバー103bが取り付けられている。
A4版等の比較的大きいサイズの原稿は、図10に示すように、第1のカバー103aと第2のカバー103bの双方を開けて、ガラス板105に載置されることになる。一方、はがきサイズのような比較的小さいサイズの原稿は、図11に示すように、第2のカバー103bだけを開けてガラス板105に載置されることになる。従来のスキャナ装置は上記のように構成される。
特開2000−224359号公報
しかしながら、従来のスキャナ装置では次のような問題点があった。上述したように、A4版やB5版の原稿を読み取る他に、はがきサイズや写真サイズなどの比較的サイズの小さい原稿を読み取る際に原稿を載置すべき位置を容易にするため、ガラス板を覆うカバーに蓋を設けたり、複数のカバーを設ける必要があった。そのため、部品点数が増えてしまい、生産コストの削減を妨げる要因となっていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、部品点数を増加させることなく比較的サイズの小さい原稿を所定の位置に載置することのできるスキャナ装置を提供することである。
本発明に係るスキャナ装置は、画像を読み取るためのスキャナ本体とガラス板とカバー部材と切欠き部と操作パネル部とを備えている。ガラス板はスキャナ本体に装着され、所定の第1のサイズの原稿と第1のサイズよりも小さい第2のサイズの原稿が載置される。カバー部材はガラス板を覆うように開閉可能に取り付けられるとともに、ガラス板を覆った状態でガラス板に対して一方向にスライド可能にスキャナ本体に取り付けられている。切欠き部はカバー部材の周部に設けられ、第2のサイズの原稿の大きさに対応している。操作パネル部はガラス板の側方に切欠き部に対応する大きさに形成され、スキャナ本体を操作する。カバー部材は、原稿をガラス板上に載置する第1の状態では、第2のサイズの原稿を載置する際のガイドとして切欠き部が第2のサイズの原稿をガラス板における載置すべき領域を閉じた状態で露出するように位置し、載置された原稿を読み取る第2の状態では、載置された第2のサイズの原稿を含めてガラス板の全面を覆うとともに、カバー部材の切欠き部に操作パネルが嵌合するように位置する。そのカバー部材は、第1の状態と第2の状態との間をスライド可能とされている。
この構成によれば、カバー部材の周部には、より小さい第2のサイズの原稿の大きさに対応した切欠き部が設けられ、そのような原稿をガラス板に載置する第1の状態では、切欠き部は、その原稿を載置する際のガイドとしてガラス板において原稿を載置すべき領域を露出することになる。これにより、より小さい第2のサイズの原稿をガラス板における所定の位置に容易に載置することができる。しかも、これをカバー部材に第2のサイズの原稿の大きさに対応した切欠き部を設けるだけで達成することができ、生産コストの上昇を抑えることができる。
本発明に係る他のスキャナ装置は、画像を読み取るためのスキャナ本体と原稿載置板とカバー部材と切欠き部とを備えている。原稿載置板はスキャナ本体に装着され、所定の第1のサイズおよび第1のサイズよりも小さい第2のサイズの原稿をそれぞれ所定の位置に載置する。カバー部材は、原稿載置板を覆うように開閉可能にスキャナ本体に取り付けられている。切欠き部はカバー部材に設けられている。カバー部材は、第2のサイズの原稿を載置する第1の状態では、閉じられた状態で第2のサイズの原稿を載置する際のガイドとして切欠き部が第2のサイズの原稿を原稿載置板における載置すべき領域を露出するように位置する。
この構成によれば、カバー部材に切欠き部が設けられ、より小さい第2のサイズの原稿をガラス板に載置する第1の状態では、切欠き部は、その原稿を載置する際のガイドとしてガラス板において原稿を載置すべき領域をカバー部材が閉じられた状態で露出することになる。これにより、より小さい第2のサイズの原稿をガラス板における所定の位置に容易に載置することができる。しかも、これをカバー部材に切欠き部を設けるだけで達成することができ、生産コストの上昇を抑えることができる。
そのカバー部材は、載置された第2のサイズの原稿を読み取る第2の状態では、原稿載置板の全面を覆うように位置し、カバー部材は、閉じられた状態で第1の状態と第2の状態との間を一方向にスライド可能にスキャナに取り付けられていることが好ましい。
これにより、カバー部材をスライドさせるだけで第2のサイズの原稿を原稿載置板に載置して読み取ることができる。
また、スキャナ本体を操作するための操作パネル部を備え、その操作パネル部は、第2の状態において切欠き部に嵌合するようにガラス板の側方に配設されていることが好ましい。
これにより、カバー部材に切欠き部を設けたことによるデザイン上の違和感が少なくなる。
なお、スキャナ装置では、第1のサイズの原稿を載置する第3の状態では、カバー部材は開けられた状態で載置されることが好ましい。
本発明の実施の形態に係るスキャナ装置について説明する。図1および図2に示すように、スキャナ装置1では、画像を読み取るためのスキャナ本体2に原稿を載置するガラス板5が装着されている。スキャナ本体2には、そのガラス板5を覆うように開閉可能にカバー部材3が取り付けられている。そのカバー部材3は、後述するように、原稿をガラス板5上に載置する状態と載置された原稿を読み取る状態との間を、ガラス板5を覆った状態でガラス板5に対して一方向にスライド可能にスキャナ本体2に取付けられている。カバー部材5の周部には、写真サイズ等の比較的サイズの小さい原稿の大きさに対応した切欠き部3aが設けられている。
ガラス基板5の側方には、スキャナ本体2を操作するための操作パネル7が設けられている。操作パネル7は切欠き部3aに対応する大きさに形成されている。スタンバイや原稿を読み取る状態では、操作パネル7は切欠き部3aに嵌合している。一方、比較的サイズの小さい原稿をガラス板5に載置する状態では、切欠き部3aは、その原稿を載置する際のガイドとしてガラス板5において原稿を載置すべき領域5aを露出することになる。
次に、上述したスキャナ装置1の動作について説明する。まず、スタンバイ状態では、図3および図4に示すように、カバー部材3はガラス板5の前面を覆うように閉じられている。また、カバー部材3の切欠き部3aと操作パネル7とが互いに嵌合している。次に、比較的サイズの小さい原稿を読み取るために、図5および図6に示すように、カバー部材3を矢印11に示す方向にスライドさせる。カバー部材3をスライドさせることで、切欠き部3aによってガラス板5において原稿を載置すべき領域5aが露出する。露出したガラス板5の領域5aに、切欠き部3aをガイドとして原稿9を載置する。
次に、図7に示すように、カバー部材3を矢印12に示す方向にスライドさせて、ガラス板5に載置された原稿9を含むガラス板5の全体を覆うようにする。この状態で、操作パネル7によって原稿9の読み取り(スキャン)を開始する。
原稿の読み取りが完了すると、図8に示すように、カバー部材3を矢印11に示す方向にスライドさせてガラス板5に載置された原稿9を露出させ、原稿9をガラス板5から取り除く。原稿を取り除いた後、新たな原稿があれば、上述した操作を繰り返すことで原稿の読み取りを行なうことができる。すべての原稿の読み取りが完了すると、カバー部材3をスライドさせて図3に示すスタンバイ状態とする。このようにして一連の原稿読み取り動作が完了する。
上述したスキャナ装置では、カバー部材5の周部には、写真サイズ等の比較的サイズの小さい原稿の大きさに対応した切欠き部3aが設けられている。そのような原稿をガラス板5に載置する状態では、切欠き部3aは、その原稿を載置する際のガイドとしてガラス板5において原稿を載置すべき領域を露出することになる。
これにより、比較的サイズの小さい原稿をガラス板5における所定の位置に容易に載置することができる。しかも、従来のスキャナ装置のような付加的な蓋やカバー部材を設ける必要がなく、カバー部材3に小さい原稿のサイズに対応した切欠き部3aを設けるだけで生産コストの上昇を抑えることができる。
また、スタンバイや原稿を読み取る状態では、カバー部材3に設けた切欠き部3aに操作パネル7が嵌合することで、カバー部材3に切欠き部3aを設けたことによるデザイン上の違和感も少なくなる。
なお、上述したスキャナ装置1では、A4版やB5版等のサイズの原稿については、特にカバー部材3をスライドさせることなく、カバー部材3を開けた状態で原稿がガラス基板5に載置され、載置された原稿を覆うようにカバー部材3を閉じた状態で原稿の読み取りが行なわれる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 スキャナ装置、2 スキャナ本体、3 カバー部材、3a 切欠き部、5 ガラス板、5a 領域、7 操作パネル、9 原稿。
Claims (5)
- 画像を読み取るためのスキャナ本体と、
前記スキャナ本体に装着され、所定の第1のサイズの原稿と前記第1のサイズよりも小さい第2のサイズの原稿を載置するためのガラス板と、
前記ガラス板を覆うように開閉可能に取り付けられるとともに、前記ガラス板を覆った状態で前記ガラス板に対して一方向にスライド可能に前記スキャナ本体に取り付けられたカバー部材と、
前記カバー部材の周部に設けられ、前記第2のサイズの原稿の大きさに対応した切欠き部と、
前記ガラス板の側方に前記切欠き部に対応する大きさに形成され、前記スキャナ本体を操作するための操作パネル部と
を備え、
前記カバー部材は、
原稿を前記ガラス板上に載置する第1の状態では、前記第2のサイズの原稿を載置する際のガイドとして前記切欠き部が前記第2のサイズの原稿を前記ガラス板における載置すべき領域を閉じた状態で露出するように位置し、
載置された原稿を読み取る第2の状態では、載置された前記第2のサイズの原稿を含めて前記ガラス板の全面を覆うとともに、前記カバー部材の前記切欠き部に前記操作パネルが嵌合するように位置し、
前記カバー部材は、前記第1の状態と前記第2の状態との間をスライド可能とされた、スキャナ装置。 - 画像を読み取るためのスキャナ本体と、
前記スキャナ本体に装着され、所定の第1のサイズおよび前記第1のサイズよりも小さい第2のサイズの原稿をそれぞれ所定の位置に載置するための原稿載置板と、
前記原稿載置板を覆うように開閉可能に前記スキャナ本体に取り付けられたカバー部材と、
前記カバー部材に設けられた切欠き部と
を備え、
前記カバー部材は、前記第2のサイズの原稿を載置する第1の状態では、閉じられた状態で前記第2のサイズの原稿を載置する際のガイドとして前記切欠き部が前記第2のサイズの原稿を前記原稿載置板における載置すべき領域を露出するように位置する、スキャナ装置。 - 前記カバー部材は、載置された前記第2のサイズの原稿を読み取る第2の状態では、前記原稿載置板の全面を覆うように位置し、
前記カバー部材は、閉じられた状態で前記第1の状態と前記第2の状態との間を一方向にスライド可能に前記スキャナに取り付けられた、請求項2記載のスキャナ装置。 - 前記スキャナ本体を操作するための操作パネル部を備え、
前記操作パネル部は、前記第2の状態において前記切欠き部に嵌合するように前記ガラス板の側方に配設された、請求項2または3に記載のスキャナ装置。 - 前記カバー部材は、前記第1のサイズの原稿を前記原稿載置板に載置する第3の状態では開けられた状態とされる、請求項2〜4のいずれかに記載のスキャナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189708A JP2006014023A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | スキャナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189708A JP2006014023A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | スキャナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006014023A true JP2006014023A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35780698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004189708A Withdrawn JP2006014023A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | スキャナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006014023A (ja) |
-
2004
- 2004-06-28 JP JP2004189708A patent/JP2006014023A/ja not_active Withdrawn
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