JP2006014017A - 弾性表面波装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一の圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造工程において、一方の電極の膜厚をハーフエッチングによって制御する工法や、リフトオフ工法によって微細電極の形成を制御すると、制御が困難でコスト高となる。
【解決手段】 両フィルタ素子11、12の膜厚差分の厚みの電極膜11bを膜厚が大の方のフィルタ素子11のIDT電極を配置する領域に成膜し、次に、膜厚が小の方のフィルタ素子12の膜厚を有する電極膜12b、12cを全面に成膜し、しかる後、両フィルタ素子11、12のIDT電極11a12aと同一形状のレジスト16をパターニングし、しかる後、電極膜12b、12cを同時にエッチングし、レジスト16を除去する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、弾性表面波装置に関し、特に同一の圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置とその製造方法に関する。
近年、通信機器等において、特に高周波域において優れた伝送特性を示す弾性表面波フィルタは、所望の伝送特性を得るために同一圧電基板上に複数の弾性表面波フィルタ素子を構成したものが用いられている。そして、この個々の弾性表面波フィルタ素子に要求される特性が異なるため、各弾性表面波フィルタ素子を構成する電極の膜厚が弾性表面波フィルタ素子間で異なっている。
図3は、従来の1つの圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造工程を説明するための断面図である。本弾性表面波装置は、同図(e)に示される電極群31aからなる第1の弾性表面波フィルタ(以下、単にフィルタという)素子31と、前者に比して相対的に電極膜厚が薄い電極群32aからなる第2のフィルタ素子32が同一の圧電基板33上に形成されている構造を有する。
フィルタ素子31、32の形成にあたっては、先ず、同図(a)に示すように、圧電基板33上に、第2のフィルタ素子32の電極32aの膜厚に等しい厚みの導電膜34を形成し、この導電膜34上に、レジストを全面塗布し、しかる後、マスクを用いて露光することによりレジスト35をパターニングする。
レジスト35のパターニングは、第1、第2のフィルタ素子31、32の電極と等しい形状となるように行われる。
次に、導電膜34をエッチングし、レジスト35を除去することにより、同図(b)に示すように、第2のフィルタ素子32の電極32aを形成すると共に、第1のフィルタ素子31側については、導電膜34の厚みで構成された電極31a′を形成する。
次に、同図(c)に示すように、第1のフィルタ素子31側については、電極31a′が形成されていない領域にレジスト36を形成すると共に、第2のフィルタ素子32側については、レジスト36′を付与する。この場合、レジスト36は、圧電基板33上にレジストを全面に付与した後フォトリソグラフイによりパターニングすることにより、既に形成されている電極31a′間にレジスト36を残存させる。
しかる後、同図(d)に示すように、蒸着によって圧電基板33上に導電膜を積層して、電極31a′上に電極31a″を形成する。この場合、電極31a′と電極31a″とをあわせた膜厚が第1のフィルタ素子31の電極32aの所定の厚みになるように蒸着される。同時にレジスト36、36′上にも導電膜37が形成される。
次に、上記レジスト36、36′を導電膜37と共にリフトオフし、同図(e)に示す電極31aを完成させる。このようにして、フィルタ素子31、32の膜厚の異なる電極31a、32aが形成される。
しかしながら、上記の製造方法では、最初に形成した電極31a′間にレジスト36を形成し、かつ電極31a′上に正確に電極31a″を積層形成しなければならず、電極幅が例えば1μm程度と非常に細い弾性表面波素子の場合、レジスト36の形成及び電極31a″の積層は、サブミクロンオーダの精度で行う必要があり、製造歩留りが極端に悪化するという問題があった。
上記問題に対して、特許第3189719号公報にその対策となる製造方法が開示されている。
図4は、前記公報の第1の実施例に係わる弾性表面波装置の製造方法を説明する断面図である。この実施例の弾性表面波装置は、同図(e)に示される電極群41aからなる第1の弾性表面波フィルタ(以下、単にフィルタという)素子41と、前者に比して相対的に電極膜厚が薄い電極群42aからなる第2のフィルタ素子42が同一の圧電基板43上に構成されている。
上記弾性表面波装置の製造方法は次のとおりである。フィルタ素子41、42の形成にあたっては、先ず、同図(a)に示すように、圧電基板43上に第1のフィルタ素子41の電極41aの膜厚に等しい厚みの導電膜44を形成し、この導電膜44上にレジストを全面塗布し、マスクを用いて露光することにより、レジスト45をパターニングする。レジスト45のパターニングは、第1のフィルタ素子41の電極41aと等しい形状となるように行われる。
しかる後、導電膜44をエッチングし、レジスト45を除去することにより、同図(b)に示すように、第1のフィルタ素子41の電極41aを形成する。
次に、圧電基板43上全面にレジストを塗布し、しかる後、マスクを用いて露光し、露光部のレジストを除去することにより、同図(c)に示されるように、レジスト46をパターニングする。レジスト46のパターニングは、第2のフィルタ素子42の電極42aと等しい形状部分が開口部となるように行われる。なお、第1のフィルタ素子41の電極41aは、レジスト46′により保護されている。
次に、圧電基板43上全面に第2のフィルタ素子42の電極42aの膜厚に等しい厚みの導電膜を蒸着等によって形成する。このようにして、同図(d)に示すように、第2のフィルタ素子42の電極42aが形成される。しかる後、レジスト46、46′上に形成されている導電膜47をレジスト46、46′と共にリフトオフし、同図(e)に示すフィルタ素子41、42の膜厚の異なる電極41a、42aが形成される。
また、前記公報の第2、第3の実施例の製造方法の概要は次のとおりである。
第2の実施例においては、先ず、圧電基板上全面に膜厚が厚い方の第1のフィルタ素子の電極に等しい厚みの導電膜を形成し、その導電膜の膜厚が薄い方の第2のフィルタ素子の電極配置領域全体をハーフエッチングによって第2のフィルタ素子の電極の膜厚となるように整形する。しかる後、第1のフィルタ素子及び第2のフィルタ素子の電極をエッチングにて形成する。
また、第3の実施例においては、圧電基板上に、第1のフィルタ素子の電極に等しい厚みの導電膜を形成し、次に、エッチングによって第1のフィルタ素子の電極と第2のフィルタ素子の電極より膜厚の大きな電極を形成する。しかる後、第2のフィルタ素子の電極のみをハーフエッチングによって所定の膜厚となるように整形する。
特許第3189719号公報
しかしながら、上記いずれの方法においても、一方のフィルタ素子の膜厚制御が困難であるという問題がある。
即ち、図4(前記公報の第1の実施例)の製造方法は、一方のフィルタ素子のIDT電極をリフトオフで形成しているが、微細電極のリフトオフでは、成膜の際、垂直からずれた方向成分を持って入射する蒸着金属分子の一部がレジストの影となるため、レジストがない状態よりも膜厚が薄くなるという問題がある。
この場合、理想的な垂直方向の成膜を行えば良いが、生産性との両立は困難であり、また、リフトオフするレジストの膜厚は、通常、電極膜厚の2〜3倍以上必要である上、パターニング後のレジストの断面が逆テーパ形状であるため、電極幅及び電極間隔が極めて狭い弾性表面波装置の成膜においては不向きである。
図3の製造方法は、上記微細電極のリフトオフに伴う問題と、既述のようにサブミクロンオーダーの精度での重ね合せ露光が必要であるという問題がある。
また、前記公報の第2、第3の実施例に示される製造方法においては、いずれも一旦、膜厚が厚い方のフィルタ素子の電極の膜厚をもつ導電膜を成膜して、その後、ハーフエッチングにより膜厚が薄い方のフィルタ素子の電極の膜厚に厚みを整形する方法がとられている。
しかしながら、ハーフエッチングによる膜厚制御は、成膜工程による膜厚制御と比較して制御要素が多く工程が複雑になるという問題があった。
また、エッチングの終点検出には、例えば、分光分析や、光反射(透過)による検出が行われるが、ハーフエッチングの場合は、この方法を用いることができず、レーザー測距装置を用いて膜厚を確認する方法がとられるが、誤差が大きく大量生産には不向きであるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、リフトオフ工法を用いることなく、また、電極の膜厚をハーフエッチングによって制御する工法を用いることなく、一般的な成膜工程だけで同一圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明においては、圧電基板上に膜厚の異なる2つの弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造方法であって、前記両フィルタ素子の膜厚差分の厚みを有する電極膜を成膜する工程と、前記圧電基板上の少なくとも膜厚大の方のフィルタ素子のIDT電極を配置する領域を残して前記電極膜をエッチングする工程と、膜厚小の方のフィルタ素子の膜厚分の電極膜を成膜する工程と、両フィルタ素子のIDT電極を同時にエッチングにて形成する工程とを備たことを特徴とする。
請求項2の発明においては、圧電基板上に膜厚の異なる2つの弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造方法であって、前記両フィルタ素子の膜厚差分の厚みを有する電極膜を成膜する工程と、前記圧電基板上の少なくとも膜厚大の方のフィルタ素子のIDT電極を配置する領域を残して前記電極膜をエッチングする工程と、膜厚小の方のフィルタ素子の膜厚分の電極膜を成膜する工程と、前記膜厚大の方のフィルタ素子のIDT電極をエッチングにて形成する工程と、前記膜厚の小さい方のフィルタ素子のIDT電極をエッチングにて形成する工程とを備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の弾性表面波装置は、請求項1または請求項2に記載の製造方法で製造されたことを特徴とする。
本発明においては、一つの圧電基板上に電極膜厚の異なる複数のフィルタのIDT電極を形成する方法を、請求項1においては、両フィルタ素子の膜厚差分の厚みの電極膜を膜厚が大の方のフィルタ素子のIDT電極を配置する領域に成膜し、次に、膜厚が小の方のフィルタ素子の膜厚を有する電極膜を全面に成膜し、しかる後、両フィルタ素子のIDT電極を同時にエッチングによって形成するようにした。
また、請求項2においては、先ず、両フィルタ素子の膜厚差分の厚みを有する電極膜を膜厚が大の方のフィルタ素子のIDT電極を配置する領域に成膜し、次に、全面に膜厚が小の方のフィルタ素子の膜厚を有する電極膜を成膜し、しかる後、膜厚が大の方のフィルタ素子のIDT電極をエッチングによって形成し、次に、膜厚が小の方のフィルタ素子のIDT電極をエッチングによって形成するようにした。
その結果、本発明によれば、一つの圧電基板上に形成される複数のフィルタ素子のIDT電極を、リフトオフ工法を用いることなく形成し、また、電極膜厚の制御を電極膜のエッチングによらずして行い、各々のフィルタ素子のIDT電極を単独で形成した時と同等の高い精度で形成することが可能である。
したがって、本発明の製造方法は、優れた性能をもった1つの圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置を提供する上で顕著な効果を有する。
本発明を図面に示した実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる1つの圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタを有する弾性表面波装置の製造工程の実施例を説明する断面図である。
本例の弾性表面波装置10は、同図(e)に示すように、所定の膜厚の電極群11aからなる第1の弾性表面波フィルタ(以下、単にフィルタという)素子11と、前記第1のフィルタ素子11に比して膜厚が相対的に薄い電極群12aからなる第2のフィルタ素子12が同一の圧電基板13上に構成されている。
フィルタ素子11、12の形成にあたっては、先ず、同図(a)に示すように、圧電基板13上に第1のフィルタ素子11と第2のフィルタ素子12の両フィルタの電極11a、12aの膜厚差分の導電膜14を、蒸着あるいはスバッタ等で成膜し、その上にレジストを全面塗布し、マスクを用いて露光して不要部分のレジストを除去することによって、フィルタ素子11のIDT電極配置領域部分を覆うレジスト15を残す。
その後、エッチングすることによって、同図(b)に示すように、フィルタ素子11のIDT電極配置領域の導電膜11bを得る。なお、本工程のエッチングは圧電基板へのダメージを考慮してウェットエッチングで行うことが望ましいが、これに限るものではない。
次に、同図(c)に示すように、フィルタ素子2の電極12aの膜厚の導電膜12b、12cを全面に成膜する。なお、この工程での成膜方法はスパッタとし、成膜に先立ち圧電基板13を逆スパッタして、同図(b)で形成した電極膜11bの表面酸化膜を除去する方が望ましいが、これに限るものではない。
次に、前記電極膜12b、12c上全面にレジストを塗布し、マスクを用いて露光し、不要部分のレジストを除去することによって同図(d)に示すように、フィルタ素子1、2の電極11a、12aと等しい形状となるレジスト16をパターニングする。
しかる後、導電膜12b、12cをエッチングし、レジスト16を除去することによって、同図(e)に示すように、圧電基板13上に第1のフィルタ素子11の電極11aと第2のフィルタ素子12の電極12aが完成する。
上記のようにして、膜厚の異なる電極11a、12aでそれぞれ構成されるフィルタ素子11、12が形成される。
図2は、本発明に係わる1つの圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタを有する弾性表面波装置の製造工程の変形実施例を説明する断面図である。
本例の弾性表面波装置20は、同図(e)に示すように、所定の膜厚の電極群21aからなる第1の弾性表面波フィルタ(以下、単にフィルタという)素子21と、前記第1のフィルタ素子21に比して膜厚が相対的に薄い電極群22aからなる第2のフィルタ素子22が同一の圧電基板23上に構成されている。
同図(a)に示すように、圧電基板23上の第1のフィルタ素子21の領域には、第1のフィルタ素子21と第2のフィルタ素子22の両フィルタの電極21a、22aの膜厚差分の導電膜21bと第2のフィルタ素子12の電極12aの膜厚をもつ導電膜22cとが積層された導電膜が、また、第2のフィルタ素子22の領域には、第2のフィルタ素子22の電極22aの膜厚をもつ電極膜22bが、それぞれ図1(a)〜(c)と同様の方法によって形成される。
次に、圧電基板23上にレジストを全面に塗布した後、フォトリソグラフイによりパターニングすることにより、同図(b)に示すように、フィルタ素子21の領域の電極21aと等しい形状のレジスト24とフィルタ素子22の領域全面を覆うレジスト24′を残存させる。
しかる後、導電膜をエッチングし、レジスト24、24′を除去することによって、同図(c)に示すように、圧電基板23上に第1のフィルタ素子21の電極21aと第2のフィルタ素子12の電極12aの膜厚をもつ電極膜22が形成される。
次に、圧電基板23上にレジストを全面に塗布した後、フォトリソグラフイによりパターニングすることにより、同図(d)に示すように、フィルタ素子22の領域の電極22aと等しい形状のレジスト25とフィルタ素子21の領域全面を覆うレジスト25′を残存させる。
しかる後、エッチングし、レジスト25、25′を除去することによって、同図(e)に示すように、圧電基板23上に第1のフィルタ素子21の電極21aと第2のフィルタ素子22の電極22aが完成する。このようにして、膜厚の異なる電極21a、22aでそれぞれ構成されるフィルタ素子21、22が形成される。
上述の方法によれば、リフトオフの工法やハーフエッチングによって膜厚を制御する工法を用いることなく、同一の圧電基板上に膜厚の異なる電極で構成される弾性表面波装置を構成することができる。
本発明に係わる1つの圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタを有する弾性表面波装置の製造工程の実施例を説明する断面図。 本発明に係わる1つの圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタを有する弾性表面波装置の製造工程の変形実施例を説明する断面図。 従来の1つの圧電基板上に膜厚の異なる複数の弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造工程を説明するための断面図。 特許第3189719号公報の第1の実施例に係わる弾性表面波装置の製造方法を説明する断面図。
符号の説明
10・・弾性表面波装置、 11・・第1の弾性表面波フィルタ素子、 11a・・電極、
11b・・導電膜、 12・・第2の弾性表面波フィルタ素子、 12a・・電極、
12b、12c・・導電膜、13・・圧電基板、14・・導電膜、15、16・・レジスト、
20・・弾性表面波装置、21・・第1の弾性表面波フィルタ素子、 21a・・電極、
21b・・導電膜、 22・・第2の弾性表面波フィルタ素子、 22a・・電極、
22b、22c・・導電膜、23・・圧電基板、24、24′、25、25′・・レジスト、
31・・第1の弾性表面波フィルタ素子、31a、31a′、31a″・・・・電極、
32・・第2の弾性表面波フィルタ素子、32a・・電極、 33・・圧電基板、
34・・導電膜、 35・・レジスト、36、36′・・レジスト、37・・導電膜、
41・・第1の弾性表面波フィルタ素子、 41a・・電極、
42・・第2の弾性表面波フィルタ素子、42a・・電極、43・・圧電基板、44・・導電膜、
45、46、46′・・レジスト、 47・・導電膜

Claims (3)

  1. 圧電基板上に膜厚の異なる2つの弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造方法であって、
    前記両フィルタ素子の膜厚差分の厚みを有する電極膜を成膜する工程と、前記圧電基板上の少なくとも膜厚大の方のフィルタ素子のIDT電極を配置する領域を残して前記電極膜をエッチングする工程と、膜厚小の方のフィルタ素子の膜厚分の電極膜を成膜する工程と、両フィルタ素子のIDT電極を同時にエッチングにて形成する工程とを備たことを特徴とする弾性表面波装置及びその製造方法。
  2. 圧電基板上に膜厚の異なる2つの弾性表面波フィルタ素子を有する弾性表面波装置の製造方法であって、
    前記両フィルタ素子の膜厚差分の厚みを有する電極膜を成膜する工程と、前記圧電基板上の少なくとも膜厚大の方のフィルタ素子のIDT電極を配置する領域を残して前記電極膜をエッチングする工程と、膜厚小の方のフィルタ素子の膜厚分の電極膜を成膜する工程と、前記膜厚大の方のフィルタ素子のIDT電極をエッチングにて形成する工程と、前記膜厚の小さい方のフィルタ素子のIDT電極をエッチングにて形成する工程とを備えたことを特徴とする弾性表面波装置の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の製造方法で製造されたことを特徴とする弾性表面波装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011009882A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Taiyo Yuden Co Ltd 弾性波デバイスの製造方法
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KR101919389B1 (ko) * 2012-05-25 2018-11-16 (주)와이솔 듀얼 밴드 saw 필터 및 그 제조 공법

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