JP2006013767A - 画像圧縮装置、画像伸張装置、画像処理システム、画像圧縮方法、画像伸張方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像圧縮装置、画像伸張装置、画像処理システム、画像圧縮方法、画像伸張方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像の圧縮率を高めると共に、伸張後の画像の品質を高める。
【解決手段】 画像を圧縮した圧縮データを生成する画像圧縮装置は、画像に含まれる複数の領域の中から、画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を検出する境界領域検出部と、画像のうち境界領域でない非境界領域を、予め定められた圧縮方式により圧縮することにより、圧縮データにおける当該非境界領域に対応する部分圧縮データを生成する非境界領域データ生成部と、境界領域から、当該境界領域を圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、圧縮データにおける当該境界領域に対応する部分圧縮データを生成する境界領域データ生成部とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像圧縮装置、画像伸張装置、画像処理システム、画像圧縮方法、画像伸張方法、プログラム、及び記録媒体に関する。特に、本発明は、圧縮対象の画像の特徴に応じて圧縮方式を変更する画像圧縮装置、画像伸張装置、画像処理システム、画像圧縮方法、画像伸張方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、テレビ放送などにおいて、画面上に音声の内容を文字として表示するテロップ画像が頻繁に用いられている。テロップ画像は動画であるので、データサイズが膨大となり問題となる場合がある。このため、テロップ画像を圧縮してデータサイズを減少させる技術が提案されている(特許文献1参照。)。例えば、この技術によると、順次連続して表示すべき複数のフレームが同一である場合に、これらの複数のフレームをまとめて1つのフレームとして記憶装置に記憶する。これにより、画像を時間方向に圧縮して記憶容量を減少させることができる。
また、画像品質及び圧縮率の向上を目的とする他の技術として、テロップ画像に限らず静止画にも応用可能な画像圧縮技術が提案されている(特許文献2参照。)。この技術によると、画像中の各オブジェクトを、そのオブジェクトが、文字、塗りつぶし図形、線図、及びマスク用図形等の何れであるかに応じて、異なる圧縮方式により圧縮する。
特開平9−65265号公報 特開2000−184205号公報
上述のように、特許文献1の技術は、順次連続して表示すべき複数のフレームが同一であることが前提となる。従って、互いに異なる複数のフレームを表示する場合には、圧縮率が低下してしまう。また、特許文献2の技術においては、あるオブジェクトは、そのオブジェクトに対して定められた1つの圧縮方式により圧縮される。しかしながら、1つのオブジェクトが、比較的高い画像品質が要求される部分と、当該部分に比べて低い画像品質でもよい部分との双方を含む場合がある。このような場合には、画像品質の低下又は圧縮率の低下を招くおそれがある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる画像圧縮装置、画像伸張装置、画像処理システム、画像圧縮方法、画像伸張方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、画像を圧縮した圧縮データを生成する画像圧縮装置であって、画像に含まれる複数の領域の中から、画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を検出する境界領域検出部と、画像のうち境界領域でない非境界領域を、予め定められた圧縮方式により圧縮することにより、圧縮データにおける当該非境界領域に対応する部分圧縮データを生成する非境界領域データ生成部と、境界領域から、当該境界領域を圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、圧縮データにおける当該境界領域に対応する部分圧縮データを生成する境界領域データ生成部とを備える画像圧縮装置、当該装置を用いた画像圧縮方法、当該装置としてコンピュータを機能させるプログラム、及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供する。
また、本発明の第2の形態においては、画像を圧縮した圧縮データを伸長する画像伸長装置であって、圧縮データに対応付けて、画像に含まれる複数の領域の各々が、画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域、及び、画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の何れか一方のみを含む非境界領域の何れであるかを示す境界領域指示情報を取得する境界領域指示情報取得部と、圧縮データのうち非境界領域に対応する部分圧縮データを、予め定められた圧縮方式に対応する伸長方式により伸長することにより、非境界領域を復元する非境界領域データ復元部と、圧縮データのうち境界領域に対応する部分圧縮データから、当該部分圧縮データを伸長方式により伸長した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、境界領域を復元する境界領域データ復元部とを備える画像伸長装置、当該装置を用いた画像圧縮方法、当該装置としてコンピュータを機能させるプログラム、及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、画像の圧縮率を高めると共に、伸張後の画像の品質を高めることができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、テロップシステム10の全体構成を示す。テロップシステム10は、本発明に係る画像処理システムの一例であり、画像圧縮装置60と、画像伸張装置70と、画像合成装置80とを備える。画像圧縮装置60は、ネットワーク等のデータ伝送路を介して画像伸張装置70と相互に接続される。画像圧縮装置60は、背景画像20に重ねあわて表示するテロップ画像30を、フィル信号として、外部の装置から入力する。また、画像圧縮装置60は、テロップ画像30の画素毎に、当該画素を透過して背景画像20を表示させる透過率を配列したキー画像40を、キー信号として外部の装置から入力する。
例えば、画像圧縮装置60は、テロップ画像30及びキー画像40を生成するテロッパ装置から、フィル信号及びキー信号を入力してもよいし、テレビカメラ又はビデオカメラ等の撮像装置から、フィル信号及びキー信号を入力してもよい。そして、画像圧縮装置60は、入力したテロップ画像30及びキー画像40を圧縮した圧縮データを生成する。画像圧縮装置60は、生成した圧縮データを、ネットワークを介して画像伸張装置70に送信する。
画像伸張装置70は、入力した圧縮データを伸長してテロップ画像30及びキー画像40を復元する。そして、画像伸張装置70は、復元したテロップ画像30をフィル信号として画像合成装置80に出力する。また、画像伸張装置70は、復元したキー画像40をキー信号として画像合成装置80に出力する。画像合成装置80は、キー画像40に基づいて、テロップ画像30を背景画像20に重ね合わせることにより、合成画像50を生成して出力する。
このように、本実施例におけるテロップシステム10は、テロップ画像30の送信元と画像合成装置80とが遠隔に設けられている場合であっても、ネットワーク等を介してテロップ画像30を適切に送信するシステムである。そして、テロップシステム10は、テロップ画像30及びキー画像40を圧縮する圧縮率を高めてデータ伝送路を効率的に利用すると共に、圧縮前及び伸長後の画像間差分を小さくして合成画像50の画質を高めることを目的とする。
図2は、背景画像20の一例を示す。背景画像20は、表示すべき画像を各画素の画素値として配列したデータである。例えば図2において、背景画像20は、画像下部に山を表示し、画像上部に空と雲を表示する。
図3は、テロップ画像30の一例を示す。テロップ画像30は、背景画像20に重ねあわせ表示する画像である。そして、テロップ画像30は、表示すべきオブジェクトとして、少なくとも1つのテロップ部分を有する。例えば図3において、テロップ画像30は、テロップ部分として、白抜き文字である「テロップ画像」と、赤い円形と、青い正方形とを有する。
図4は、キー画像40の一例を示す。キー画像40は、画素毎に、テロップ画像30を透過して背景画像20を表示させる透過率を示す。より具体的には、キー画像40は、透過率の指示対象であるテロップ画像30の各画素と同一の配列により、各透過率を輝度値として配列している。
例えば図4において、白抜き文字である「テロップ画像」、円形の領域、及び正方形の領域における輝度値は、背景画像20を全く透過させないことを示す最大輝度値である。一方、これらの領域以外の領域の輝度値は、背景画像20を全て透過させることを示す最小輝度値である。このように、輝度値がより小さい場合に、輝度値がより大きい場合と比較して、輝度値が示す背景画像20の透過率は、より高い。
図5は、合成画像50の一例を示す。テロップシステムは、背景画像20にテロップ画像30を重ねあわせて合成画像50として表示する。具体的には、白抜き文字、円形、及び正方形の領域は、背景画像20を透過させずにテロップ画像30のまま合成画像50として表示される。一方、白抜き文字、円形、及び正方形以外の領域においては、テロップ画像30が表示されることなく背景画像20がそのまま表示される。なお、合成画像50が有する部分画像800については、図8において後述する。
図6は、画像圧縮装置60の構成を示す。画像圧縮装置60は、透過率取得部600と、境界領域検出部610と、描画不要領域判断部620と、画像データ圧縮部630と、圧縮指示情報生成部670とを備える。透過率取得部600は、画素毎に定められた、テロップ画像30を透過して背景画像20を表示させる透過率を取得する。具体的には、透過率取得部600は、透過率の指示対象であるテロップ画像30の各画素と同一の配列により当該画素の透過率を輝度値として配列したキー画像40を取得する。
境界領域検出部610は、キー画像40に基づいて、テロップ画像30に含まれる複数の領域の中から、テロップ画像30に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を検出する。例えば境界領域検出部610は、テロップ画像30のある領域が、透過率が予め定められた第1基準透過率より高い画素と、透過率が第1基準透過率以下の画素との双方を含む場合に、その領域を境界領域として検出する。
描画不要領域判断部620は、テロップ画像30に含まれる複数の領域の各々について、その領域に含まれる全ての画素の透過率が、第1基準透過率と比較して背景画像20をより多く透過させる第2基準透過率より高い場合に、その領域を描画が不要な領域と判断する。この領域を描画不要領域と呼ぶ。
画像データ圧縮部630は、テロップ画像30に含まれる各々の領域について、その領域を圧縮する圧縮方式を、その領域に含まれる各々の画素の透過率に基づいて選択し、選択したその圧縮方式によりその領域を圧縮する。更に、画像データ圧縮部630は、キー画像40を圧縮してもよい。そして、画像データ圧縮部630は、テロップ画像30及びキー画像40を圧縮した圧縮データを画像伸張装置70に送る。
より具体的には、画像データ圧縮部630は、境界領域でない非境界領域を圧縮する非境界領域データ生成部640と、境界領域を圧縮する境界領域データ生成部650と、描画不要領域を圧縮する描画不要領域処理部660とを有する。
非境界領域データ生成部640は、非境界領域を、予め定められた第1圧縮方式により圧縮することにより、圧縮データにおけるその非境界領域に対応する部分圧縮データを生成する。境界領域データ生成部650は、境界領域から、その境界領域を第1圧縮方式に圧縮した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、圧縮データにおけるその境界領域に対応する部分圧縮データを生成する。
描画不要領域処理部660は、描画不要領域を示す画像データを、圧縮データから除外する。そして、描画不要領域処理部660は、その領域の描画が不要であることを示す情報を圧縮データに付加する。圧縮指示情報生成部670は、テロップ画像30に含まれる領域毎に、その領域の圧縮方式を示し、かつ、その領域が描画不要領域であるか否かを示す圧縮指示情報を生成する。好ましくは、圧縮指示情報生成部670は、画像に含まれる領域毎にその領域の圧縮方式を示し、かつその領域が描画不要領域であるか否かを示すデータを、可逆圧縮方式で圧縮することにより、圧縮指示情報を生成する。そして、圧縮指示情報生成部670は、圧縮指示情報を画像伸張装置70に送る。
図7は、画像伸張装置70の構成を示す。画像伸張装置70は、境界領域指示情報取得部700と、画像データ伸張部705とを有する。境界領域指示情報取得部700は、圧縮データに対応付けて、圧縮指示情報を画像圧縮装置60から取得する。ここで、圧縮指示情報とは、テロップ画像30に含まれる領域毎に、その領域の圧縮方式を示す情報である。なお、圧縮方式は、その領域が境界領域及び非境界領域の何れであるかにより異なる。即ち、圧縮指示情報は、テロップ画像30に含まれる複数の領域の各々が、境界領域及び非境界領域の何れであるかを示す情報、即ち本発明に係る境界領域指示情報の一例である。また、取得した圧縮指示情報が可逆圧縮方式により圧縮されている場合には、境界領域指示情報取得部700は、その圧縮指示情報を可逆圧縮方式に対応する方式で伸長する。
画像データ伸張部705は、圧縮指示情報に基づいて圧縮データを伸張し、伸長したテロップ画像30及びキー画像40を、フィル信号及びキー信号として外部の装置に出力する。より具体的には、画像データ伸張部705は、非境界領域データ復元部710と、境界領域データ復元部720と、描画不要領域処理部730とを有する。非境界領域データ復元部710は、圧縮データのうち非境界領域に対応する部分圧縮データを、上記第1圧縮方式に対応する第1伸長方式により伸長することにより、その非境界領域を復元する。
境界領域データ復元部720は、圧縮データのうち境界領域に対応する部分圧縮データから、その部分圧縮データを第1伸長方式により伸長した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、境界領域を復元する。描画不要領域処理部730は、圧縮データのうち描画不要領域に対応する部分圧縮データを、例えば輝度成分が0の画素からなる部分画像に伸張する。
続いて、図5に示す合成画像50の一部である部分画像800の詳細について説明する。
図8は、部分画像800の拡大図である。部分画像800は、背景画像20と、背景画像20に重ねて描画されるオブジェクトとを含む。また、部分画像800は、行列状に配列された複数の領域を有する。これらの領域を、格子状の点線及び実線により区分して示す。このように、本発明に係る領域とは、オブジェクトの境界とは無関係な体系により区分された部分画像をいう。一例として、本発明に係る領域とは、画像を縦8ドットずつかつ横8ドットずつに区分した複数の領域の各々をいう。
そして、部分画像800は、オブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を含む。境界領域を太い実線により示す。このように、境界領域とは、オブジェクトと背景画像20との境界線を含み、かつ、オブジェクト及び背景画像20の一部ずつを含む領域をいう。
また、部分画像800は、オブジェクトの内部と外部の何れか一方のみを含む非境界領域を含む。非境界領域を太い点線により示す。このように、非境界領域とは、背景画像20とオブジェクトとの境界線を含まない領域である。なお、あるオブジェクト及び他のオブジェクトの境界線を含み、かつ背景画像20を含まない領域は、非境界領域としてもよいし、境界領域としてもよい。
図9は、画像圧縮装置60による画像圧縮処理の一例を示す。透過率取得部600は、キー画像40を取得する(S900)。境界領域検出部610は、境界領域を検出し、描画不要領域判断部620は、描画不要領域を検出する(S910)。画像データ圧縮部630は、テロップ画像30を圧縮して圧縮データを生成する(S920)。そして、画像データ圧縮部630は、キー画像40を圧縮して圧縮データを生成する(S930)。圧縮指示情報生成部670は、圧縮指示情報を生成する(S940)。
図10は、S910における処理の詳細を示す。境界領域検出部610は、キー画像40に含まれる複数の領域の各々について、以下の処理を行う(S1000)。まず、境界領域検出部610は、境界領域及び描画不要領域判定用の変数A、B、及びCを0に初期化する(S1010)。次に、境界領域検出部610は、当該領域において、輝度値が予め定められた値であるα未満の画素の数を、変数Aに代入する(S1020)。ここで、輝度値αとは、本発明に係る第2基準透過率を示す。従って、境界領域検出部610は、第2基準透過率より高い透過率の画素の数を変数Aに代入する。ここで、第2基準透過率を示す輝度値αとは、具体的には、最大輝度の1/8でもよいし、最大輝度の1/16でもよいし、最大輝度の1/32でもよい。
次に、境界領域検出部610は、当該領域において、輝度値がα以上、かつαより大きい値に定められたβ未満の画素の数を、変数Bに代入する(S1030)。ここで、輝度値βとは、本発明に係る第1基準透過率を示す。即ち、境界領域検出部610は、第1基準透過率より高く、かつ第2基準透過率以下の透過率の画素の数を、変数Bに代入する。この結果、変数AとBの和は、透過率が第1基準透過率より高い画素の数となる。ここで、第1基準透過率を示す輝度値βとは、具体的には、最大輝度の1/4でもよいし、最大輝度の1/2でもよい。
次に、境界領域検出部610は、当該領域において、輝度値がβ以上の画素の数を変数Cに代入する(S1040)。即ち、境界領域検出部610は、透過率が第1基準透過率以下の画素の数を変数Cに代入する。B=0かつC=0の場合に(S1050:YES)、描画不要領域判断部620は、当該領域に対応するテロップ画像30の領域を、描画不要領域と判断する(S1060)。即ち、描画不要領域判断部620は、ある領域に含まれる全ての画素の透過率が、第2基準透過率以上である場合に、その領域を描画不要領域と判断する。また、描画不要領域判断部620は、キー画像40の当該領域を描画不要領域と判断してもよい。
一方、B=0かつC=0でない場合に(S1050:NO)、境界領域検出部610は、(A+B>0かつC>0)か否か判断する(S1070)。(A+B>0かつC>0)の場合に(S1070:YES)、境界領域検出部610は、当該領域に対応するテロップ画像30の領域を、境界領域として検出する(S1080)。即ち、境界領域検出部610は、ある領域が、透過率が第1基準透過率より高い画素と、透過率が第1基準透過率以下の画素との双方を含む場合に、その領域を境界領域として検出する。また、境界領域検出部610は、キー画像40の当該領域を境界領域として検出してもよい。
一方、(A+B>0かつC>0)でない場合に(S1070:NO)、境界領域検出部610は、当該領域に対応するテロップ画像30の領域を通常領域として検出する(S1090)。通常領域とは、本発明に係る非境界領域の一例であり、非境界領域であり、かつ、描画不要領域でない領域をいう。また、境界領域検出部610は、キー画像40の当該領域を通常領域として検出してもよい。
境界領域検出部610は、以上の処理を、キー画像40に含まれる複数の領域の各々について行う(S1095)。
以上、本図に示すように、画像圧縮装置60によると、テロップ画像30におけるオブジェクトの境界部分を、キー画像40により判断する。これにより、テロップ画像30のみにより境界部分を判断する場合と比較して、透過率というパラメータを用いることができるので、判断の精度を高めることができる。
これに代えて、境界領域検出部610は、キー画像40を用いることなく、テロップ画像30に含まれる複数の領域の各々について、以上の処理を行ってもよい。この場合、境界領域検出部610は、各領域について、その領域が、予め定められた基準輝度以上の輝度の画素と、基準輝度未満の輝度の画素との双方を含む場合に、その領域を境界領域として検出する。これにより、キー画像40が得られない場合であっても、ある程度の精度で境界領域を検出できる。
図11は、S920及びS930における処理の詳細を示す。まず、S920について説明する。画像データ圧縮部630は、テロップ画像30に含まれる複数の領域の各々について、以下の処理を行う(S1100)。ここで、変数Xは、処理対象の当該領域がテロップ画像30においてX軸方向に配列される順序を示す。また、変数Yは、処理対象の当該領域がテロップ画像30においてY軸方向に配列される順序を示す。即ち、画像データ圧縮部630は、変数X及び変数Yが取り得る値の各々の組について、以下の処理を行う。
まず、当該領域が描画不要領域である場合に(S1110:YES)、描画不要領域処理部660は、当該領域の描画が不要であることを示す値0を、フラグ(X,Y)に代入する(S1120)。ここで、フラグ(X,Y)とは、変数X及びYの各組み合わせ毎に設けられた配列変数である。そして、描画不要領域処理部660は、当該領域を圧縮データから除外する(S1125)。
一方、当該領域が描画不要領域でない場合に(S1110:NO)、描画不要領域処理部660は、当該領域が境界領域であるか否か判断する(S1130)。当該領域が境界領域でない場合に(S1130:NO)、非境界領域データ生成部640は、当該非境界領域を第1圧縮方式により圧縮することを示す値2をフラグ(X,Y)に代入する(S1160)。そして、非境界領域データ生成部640は、当該非境界領域を第1圧縮方式により圧縮する(S1170)。
一方、当該領域が境界領域である場合に(S1130:YES)、境界領域データ生成部650は、当該境界領域を第2圧縮方式により圧縮することを示す値1をフラグ(X,Y)に代入する(S1140)。そして、境界領域データ生成部650は、当該境界領域を、当該境界領域を第1圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい第2圧縮方式により圧縮する(S1150)。
ここで、画像間差分とは、例えば、ノイズ量に対する信号量の大きさを示すS/N(Signal to Noise)比に基づく値である。これに代えて、画像間差分とは、圧縮前の各画素の画素値と、伸長後の各画素の画素値との差分値を算出し、算出した各差分値の絶対値を合計した値であってもよい。
また、第1圧縮方式とは、例えば、伸長によって得られる画像が圧縮前の画像と異なる非可逆圧縮方式である。一例として、第1圧縮方式とは、離散コサイン変換、量子化、及びハフマン圧縮を組み合わせたJPEG圧縮である。この場合、第2圧縮方式とは、例えば、伸長により圧縮前の画像を得ることのできる可逆圧縮方式である。一例として、第2圧縮方式とは、ハフマン圧縮等のGIF圧縮である。
また、第1圧縮方式により圧縮した方が、同一の画像を第2圧縮方式により圧縮した場合と比較して、圧縮後の部分圧縮データのサイズがより小さくてもよい。即ち、非境界領域データ生成部640は、非境界領域を、当該非境界領域を第2圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮後の部分圧縮データのサイズがより大きくなる第2圧縮方式により圧縮してもよい。これにより、非境界領域の占める割合が大きい場合には、圧縮データのサイズを小さくできる。
更に、第1圧縮方式とは、連続して配列された画素の画素値の差分の周波数成分に基づく方式であってもよい。また、第2圧縮方式とは、当該周波数成分に基づかない他の方式であってもよい。これにより、画像全体の圧縮率を維持しつつ、画素値の急激な変化を伴う境界領域の画像品質を高めることができる。
これに代えて、境界領域データ生成部650は、境界領域を圧縮せずに、その境界領域を示すデータをそのまま部分圧縮データとして生成してもよい。これにより、伸張後の画質を維持したまま、圧縮及び伸張に要する時間を短縮できる。
画像データ圧縮部630は、以上の処理を、テロップ画像30に含まれる複数の領域の各々について行う(S1180)。最後に、圧縮指示情報生成部670は、フラグ(X,Y)から圧縮指示情報を生成する(S1190)。例えば、圧縮指示情報生成部670は、配列変数であるフラグ(X,Y)を、可逆圧縮方式で圧縮することにより圧縮指示情報を生成してもよい。画像圧縮装置60は、以上のように生成した圧縮データ及び圧縮指示情報を、メモリ又はハードディスクドライブ等の記録装置に記憶させてもよいし、ネットワークを介して画像伸張装置70に送信してもよい。
続いて、画像データ圧縮部630は、キー画像40について、上記テロップ画像30に対する処理と略同一の処理を行う(S930)。より具体的には、非境界領域データ生成部640は、テロップ画像30における非境界領域に対応するキー画像40の領域を、テロップ画像30においてその非境界領域に対する圧縮方式と同一の圧縮方式により圧縮する。同様に、境界領域データ生成部650は、テロップ画像30における境界領域に対応するキー画像40の領域を、テロップ画像30においてその境界領域に対する圧縮方式と同一の圧縮方式により圧縮する。また、描画不要領域処理部660は、テロップ画像30における描画不要領域に対応するキー画像40の領域を、圧縮データから除外する。キー画像40に対する他の処理は、テロップ画像30に対する上記の処理と略同一であるので、説明を省略する。
図12は、画像伸張装置70による画像伸長処理の一例を示す。境界領域指示情報取得部700は、圧縮データに対応付けて圧縮指示情報を取得する(S1200)。取得した圧縮指示情報が可逆圧縮方式により圧縮されている場合には、境界領域指示情報取得部700は、その圧縮指示情報をその可逆圧縮方式に対応する方式で伸長する。次に、画像データ伸張部705は、圧縮指示情報に基づいて、テロップ画像30を示す圧縮データを伸張してテロップ画像30を復元する(S1210)。次に、画像データ伸張部705は、圧縮指示情報に基づいて、キー画像40を示す圧縮データを伸張してキー画像40を復元する(S1220)。
図13は、S1210及びS1220における処理の詳細を示す。まず、S1210について説明する。画像伸張装置70は、テロップ画像30として伸張すべき複数の領域の各々について、以下の処理を繰り返し行う(S1300)。非境界領域データ復元部710は、当該領域が、描画不要領域か否か判断する(S1310)。具体的には、非境界領域データ復元部710は、圧縮指示情報におけるその領域に対応するフラグ(X,Y)の値が0の場合に、その領域が描画不要領域であると判断する。
描画不要領域である場合に(S1310:YES)、描画不要領域処理部730は、その領域として黒ブロックを生成する(S1320)。具体的には、描画不要領域処理部730は、その領域として、輝度が0かつ色差が0の画素を配列した部分画像を生成してもよい。一方、描画不要領域でない場合に(S1310:NO)、非境界領域データ復元部710は、その領域が境界領域か否か判断する(S1330)。境界領域でない場合に(S1330:NO)、非境界領域データ復元部710は、その領域に対応する部分圧縮データを、第1圧縮方式に対応する第1伸長方式により伸張することにより、非境界領域を復元する(S1340)。
一方、境界領域である場合に(S1330:YES)、境界領域データ復元部720は、その領域に対応する部分圧縮データを、第2圧縮方式に対応する第2伸張方式により伸張することにより、境界領域を復元する(S1350)。画像伸張装置70は、テロップ画像30として伸張すべき複数の領域の各々について、以上の処理を繰り返し行う(S1360)。
続いて、画像伸張装置70は、キー画像40について、上記テロップ画像30に対する処理と略同一の処理を行う(S1220)。より具体的には、非境界領域データ復元部710は、テロップ画像30における非境界領域に対応するキー画像40の領域を、テロップ画像30においてその非境界領域に対する伸張方式と同一の伸張方式により復元する。同様に、境界領域データ復元部720は、テロップ画像30における境界領域に対応するキー画像40の領域を、テロップ画像30においてその境界領域に対する伸張方式と同一の伸張方式により伸張する。キー画像40に対する他の処理は、テロップ画像30に対する上記の処理と略同一であるので、説明を省略する。
図14は、S920における処理の変形例を示す。非境界領域データ生成部640は、テロップ画像30に含まれる全ての領域の各々を、第1圧縮方式で圧縮することにより、第1部分圧縮データを生成する(S1400)。そして、画像圧縮装置60は、複数の領域の各々について、以下の処理を繰り返し行う(S1410)。処理対象の領域が境界領域でない場合に(S1420:NO)、非境界領域データ生成部640は、その領域を第1圧縮方式のみによって圧縮する旨を示す値0を、フラグ(X,Y)に代入する(S1430)。
一方、処理対象の領域が境界領域である場合に(S1420:YES)、境界領域データ生成部650は、その領域を第2圧縮方式によって更に圧縮する旨を示す値1を、フラグ(X,Y)に代入する(S1440)。そして、境界領域データ生成部650は、その領域を第2圧縮方式で圧縮することにより、第2部分圧縮データを生成する(S1450)。画像圧縮装置60は、複数の領域の各々について、以上の処理を繰り返し行う(S1460)。
圧縮指示情報生成部670は、フラグから圧縮指示情報を生成する(S1470)。例えば、圧縮指示情報生成部670は、配列変数であるフラグを可逆圧縮方式により圧縮して圧縮指示情報を生成する。これに代えて、圧縮指示情報生成部670は、第2圧縮方式で圧縮した領域がテロップ画像30に配列される順序を示す座標情報を、圧縮指示情報として生成してもよい。これにより、第2圧縮方式で圧縮した領域が少ない場合においては、圧縮指示情報のサイズを小さくできる。
また、境界領域データ生成部650は、第1部分圧縮データの各々に、第2部分圧縮データの各々を付加したファイルを生成する(S1480)。更に、境界領域データ生成部650は、当該ファイルにおける画像の属性情報を格納するヘッダ部分に、第2部分圧縮データが付加された旨のデータ付加情報を記録する。
以上、本図に示す変形例によると、第1圧縮方式により画像全体を圧縮する既存のシステムとの親和性を高めることができる。これにより、画像圧縮装置60を容易に設計・実装できるばかりでなく、既存のシステムの改良・修正等のメリットを受けやすくすることができる。なお、S930における処理についても、本図に示すS920と同様の変形が可能である。
図15は、S1210における処理の変形例を示す。本図の処理は、図14に示す処理に対応する。非境界領域データ復元部710は、画像圧縮装置60から受け取った、圧縮画像データを格納したファイルについて、そのファイルのヘッダ部分を読み出す(S1500)。そして、非境界領域データ復元部710は、ヘッダ部分からデータ付加情報を検出できなかった場合に、伸張すべき全ての領域の各々を、第1伸張方式により伸張する(S1520)。
一方、ヘッダ部分からデータ付加情報を検出した場合に(S1510:YES)、非境界領域データ復元部710は、伸張すべき全ての領域の各々を、第1伸張方式により伸張する(S1530)。このように、非境界領域データ復元部710は、画像のファイルのヘッダ部分にデータ付加情報を検出したか否かに関わらず、第1部分圧縮データを第1伸張方式により伸張する。
次に、境界領域データ復元部720は、伸張すべきテロップ画像30の複数の領域の各々について、以下の処理を繰り返し行う(S1540)。まず、境界領域データ復元部720は、その領域が境界領域か否かを判断する(S1550)。境界領域である場合に(S1550:YES)、境界領域データ復元部720は、その領域に対応する第2部分圧縮データを、第2伸長方式により伸張する(S1560)。
そして、境界領域データ復元部720は、S1530において第1部分圧縮データから伸張された画像に、第2部分圧縮データから伸張された当該画像を上書きする(S1570)。境界領域データ復元部720は、伸張すべきテロップ画像30の複数の領域の各々について、以上の処理を繰り返し行う(S1580)。なお、S1220における処理についても、本図に示すS1210と同様の変形が可能である。
以上、本変形例における画像伸張装置70によれば、第2部分圧縮データが付加されたファイルのみならず、第1圧縮方式のみにより圧縮された通常ファイルを適切に伸張できる。これにより、既存の圧縮装置との親和性を高めることができる。
図16は、画像圧縮装置60として機能するコンピュータ500のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ500は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、及びグラフィックコントローラ1075を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるBIOS1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、BIOS1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、コンピュータ500が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介して入出力チップ1070に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、BIOS1010と、フレキシブルディスクドライブ1050や入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。BIOS1010は、コンピュータ500の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、コンピュータ500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介して入出力チップ1070に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
コンピュータ500に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を介して、記録媒体から読み出されコンピュータ500にインストールされて実行される。また、読み出されたプログラムは、ネットワーク等を介して画像伸張装置70に提供され、画像伸張装置70において実行されてもよい。画像圧縮装置60及び画像伸張装置70において実行されるプログラムがコンピュータ500等に働きかけて行わせる動作は、図1から図15において説明した画像圧縮装置60及び画像伸張装置70における動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ500に提供してもよい。
図17は、合成画像の他の例を示す。本例において、画像データ圧縮部630は、テロップ画像の各領域について、その領域が境界領域か否かに関わらず、その領域を非可逆圧縮する。このため、オブジェクトの境界部分に画像の乱れが生じている。この画像の乱れは、離散コサイン変換の誤差又は量子化による周波数成分の切捨に起因する。このように、オブジェクトの境界部分のように画素値が急激に変化する部分においては、非可逆圧縮による画像間差分が大きくなってしまう場合が多い。
これに対し、本実施例に係る画像圧縮装置60によれば、非境界領域については圧縮率を維持しつつ、境界領域を可逆圧縮することにより伸張後の画像品質を高めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、テロップシステム10の全体構成を示す。 図2は、背景画像20の一例を示す。 図3は、テロップ画像30の一例を示す。 図4は、キー画像40の一例を示す。 図5は、合成画像50の一例を示す。 図6は、画像圧縮装置60の構成を示す。 図7は、画像伸張装置70の構成を示す。 図8は、部分画像800の拡大図である。 図9は、画像圧縮装置60による画像圧縮処理の一例を示す。 図10は、S910における処理の詳細を示す。 図11は、S920及びS930における処理の詳細を示す。 図12は、画像伸張装置70による画像伸長処理の一例を示す。 図13は、S1210及びS1220における処理の詳細を示す。 図14は、S920における処理の変形例を示す。 図15は、S1210における処理の変形例を示す。 図16は、画像圧縮装置60として機能するコンピュータ500のハードウェア構成の一例を示す。 図17は、合成画像の他の例を示す。
符号の説明
10 テロップシステム
20 背景画像
30 テロップ画像
40 キー画像
50 合成画像
60 画像圧縮装置
70 画像伸張装置
80 画像合成装置
600 透過率取得部
610 境界領域検出部
620 描画不要領域判断部
630 画像データ圧縮部
640 非境界領域データ生成部
650 境界領域データ生成部
660 描画不要領域処理部
670 圧縮指示情報生成部
700 境界領域指示情報取得部
705 画像データ伸張部
710 非境界領域データ復元部
720 境界領域データ復元部
730 描画不要領域処理部
500 コンピュータ
800 部分画像

Claims (23)

  1. 画像を圧縮した圧縮データを生成する画像圧縮装置であって、
    前記画像に含まれる複数の領域の中から、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を検出する境界領域検出部と、
    前記画像のうち前記境界領域でない非境界領域を、予め定められた圧縮方式により圧縮することにより、前記圧縮データにおける当該非境界領域に対応する部分圧縮データを生成する非境界領域データ生成部と、
    前記境界領域から、当該境界領域を前記圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、前記圧縮データにおける当該境界領域に対応する部分圧縮データを生成する境界領域データ生成部と
    を備える画像圧縮装置。
  2. 前記非境界領域データ生成部は、前記非境界領域を、予め定められた第1圧縮方式により圧縮し、
    前記境界領域データ生成部は、前記境界領域を、当該境界領域を前記第1圧縮方式により圧縮した場合と比較して前記画像間差分がより小さい第2圧縮方式により圧縮する
    請求項1記載の画像圧縮装置。
  3. 前記非境界領域データ生成部は、前記非境界領域を、伸長によって得られる画像が圧縮前の画像と異なる非可逆圧縮方式により圧縮し、
    前記境界領域データ生成部は、前記境界領域を、伸長により圧縮前の画像を得ることのできる可逆圧縮方式により圧縮する
    請求項2記載の画像圧縮装置。
  4. 前記非境界領域データ生成部は、前記非境界領域を、当該非境界領域を前記第2圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮後の部分圧縮データのサイズがより小さくなる前記第1圧縮方式により圧縮する
    請求項2記載の画像圧縮装置。
  5. 前記非境界領域データ生成部は、前記画像の全ての領域を前記第1圧縮方式により圧縮し、
    前記境界領域データ生成部は、前記境界領域を、前記第1圧縮方式と比較して画像間差分がより小さい前記第2圧縮方式により圧縮する
    請求項2記載の画像圧縮装置。
  6. 前記境界領域データ生成部は、前記境界領域を圧縮せずに、当該境界領域を示すデータを部分圧縮データとして生成する
    請求項1記載の画像圧縮装置。
  7. 前記境界領域検出部は、予め定められた基準輝度値以上の輝度の画素と、前記基準輝度値より輝度の低い画素との双方を含む領域を、前記境界領域として検出する
    請求項1記載の画像圧縮装置。
  8. 前記画像は、背景画像に重ね合わせて表示するテロップ画像であり、前記オブジェクトは、前記テロップ画像のテロップ部分であり、
    画素毎に定められた、前記テロップ画像を透過して前記背景画像を表示させる透過率を取得する透過率取得部を更に備え、
    前記境界領域検出部は、前記テロップ画像に含まれる複数の領域の各々について、当該領域が、透過率が予め定められた第1基準透過率より高い画素と、透過率が前記第1基準透過率以下の画素との双方を含む場合に、当該領域を前記境界領域として検出する
    請求項1記載の画像圧縮装置。
  9. 前記透過率取得部は、透過率の指示対象であるテロップ画像の各画素と同一の配列により、テロップ画像の各画素の透過率を輝度値として配列したキー画像を取得し、
    前記境界領域データ生成部は、前記テロップ画像において前記境界領域に対応する、前記キー画像の領域を、前記テロップ画像の当該境界領域に対する圧縮方式と同一の圧縮方式により更に圧縮する
    請求項8記載の画像圧縮装置。
  10. 前記テロップ画像に含まれる複数の領域の各々について、当該領域に含まれる全ての画素の透過率が、前記第1基準透過率と比較して前記背景画像をより多く透過させる第2基準透過率より高い場合に、当該領域を描画が不要な領域と判断する描画不要領域判断部と、
    描画が不要と判断された前記領域を示す画像データを、前記圧縮データから除外して、当該領域の描画が不要であることを示す情報を前記圧縮データに付加することにより、前記画像を圧縮する描画不要領域処理部と
    を更に備える請求項8記載の画像圧縮装置。
  11. 前記画像に含まれる領域毎に、当該領域の圧縮方式を示す圧縮指示情報を生成する圧縮指示情報生成部を更に備える請求項1記載の画像圧縮装置。
  12. 前記圧縮指示情報生成部は、前記画像に含まれる領域毎に当該領域の圧縮方式を示すデータを、伸長により圧縮前のデータが得られる可逆圧縮方式で圧縮することにより、前記圧縮指示情報を生成する
    請求項11記載の画像圧縮装置。
  13. 背景画像にテロップ画像を重ね合わせて表示するテロップシステムにおいて、画像を圧縮する画像圧縮装置であって、
    画素毎に定められた、前記テロップ画像を透過して前記背景画像を表示させる透過率を取得する透過率取得部と、
    前記テロップ画像に含まれる各々の領域について、当該領域を圧縮する圧縮方式を、当該領域に含まれる各々の画素の透過率に基づいて選択し、選択した当該圧縮方式により、当該領域を圧縮する画像データ圧縮部と
    を備える画像圧縮装置。
  14. 画像を圧縮した圧縮データを伸長する画像伸長装置であって、
    前記圧縮データに対応付けて、前記画像に含まれる複数の領域の各々が、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域、及び、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の何れか一方のみを含む非境界領域の何れであるかを示す境界領域指示情報を取得する境界領域指示情報取得部と、
    前記圧縮データのうち前記非境界領域に対応する部分圧縮データを、予め定められた圧縮方式に対応する伸長方式により伸長することにより、前記非境界領域を復元する非境界領域データ復元部と、
    前記圧縮データのうち前記境界領域に対応する部分圧縮データから、当該部分圧縮データを前記伸長方式により伸長した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、前記境界領域を復元する境界領域データ復元部と
    を備える画像伸長装置。
  15. 画像を圧縮して圧縮データを生成すると共に、前記圧縮データを伸長して画像を生成する画像処理システムであって、
    前記画像に含まれる複数の領域の中から、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を検出する境界領域検出部と、
    前記非境界領域を、予め定められた圧縮方式により圧縮することにより、前記圧縮データにおける当該非境界領域に対応する部分圧縮データを生成する非境界領域データ生成部と、
    前記境界領域から、当該境界領域を前記圧縮方式により圧縮した場合と比較して前記画像間差分がより小さい方式により、前記圧縮データにおける当該境界領域に対応する部分圧縮データを生成する境界領域データ生成部と
    を有する画像圧縮装置と、
    前記圧縮データに対応付けて、前記画像に含まれる複数の領域の各々が、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域、及び、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の何れか一方のみを含む非境界領域の何れであるかを示す境界領域指示情報を取得する境界領域指示情報取得部と、
    前記圧縮データのうち前記非境界領域に対応する部分圧縮データを、予め定められた圧縮方式に対応する伸長方式により伸長することにより、前記非境界領域を復元する非境界領域データ復元部と、
    前記圧縮データのうち前記境界領域に対応する部分圧縮データから、前記圧縮方式により当該部分圧縮データが圧縮されている場合において当該部分圧縮データを前記伸長方式により伸長した場合と比較して前記画像間差分がより小さい方式により、前記境界領域を復元する境界領域データ復元部と
    を有する画像伸長装置と
    を備える画像処理システム。
  16. 前記非境界領域データ生成部は、前記画像の全ての領域の各々を、前記画像間差分がより大きい第1圧縮方式で圧縮することにより第1部分圧縮データを生成し、
    前記境界領域データ生成部は、前記境界領域を、前記第1圧縮方式と比較して画像間差分がより小さい第2圧縮方式で圧縮することにより第2部分圧縮データを生成し、前記第1部分圧縮データに前記第2部分圧縮データを付加したファイルを生成し、当該ファイルにおける画像の属性情報を格納するヘッダ部分に、前記第2部分圧縮データが付加された旨のデータ付加情報を記録し、
    前記非境界領域データ復元部は、前記画像のファイルのヘッダ部分に前記データ付加情報を検出したか否かに関わらず、前記第1部分圧縮データを前記第1圧縮方式に対応する伸長方式により伸長し、
    前記境界領域データ復元部は、前記画像のファイルのヘッダ部分に前記データ付加情報を検出した場合に、前記第2部分圧縮データを前記第2圧縮方式に対応する伸長方式により伸長し、前記第1部分圧縮データから伸長された画像に、前記第2部分圧縮データから伸長された画像を上書きする
    請求項15記載の画像処理システム。
  17. 画像を圧縮した圧縮データを生成する画像圧縮方法であって、
    前記画像に含まれる複数の領域の中から、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を検出する境界領域検出段階と、
    前記画像のうち前記境界領域でない非境界領域を、予め定められた圧縮方式により圧縮することにより、前記圧縮データにおける当該非境界領域に対応する部分圧縮データを生成する非境界領域データ生成段階と、
    前記境界領域から、当該境界領域を前記圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、前記圧縮データにおける当該境界領域に対応する部分圧縮データを生成する境界領域データ生成段階と
    を備える画像圧縮方法。
  18. 背景画像にテロップ画像を重ね合わせて表示するテロップシステムにおいて、画像を圧縮する画像圧縮方法であって、
    画素毎に定められた、前記テロップ画像を透過して前記背景画像を表示させる透過率を取得する透過率取得段階と、
    前記テロップ画像に含まれる各々の領域について、当該領域を圧縮する圧縮方式を、当該領域に含まれる各々の画素の透過率に基づいて選択し、選択した当該圧縮方式により、当該領域を圧縮する画像データ圧縮段階と
    を備える画像圧縮方法。
  19. 画像を圧縮した圧縮データを伸長する画像伸長方法であって、
    前記圧縮データに対応付けて、前記画像に含まれる複数の領域の各々が、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域、及び、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の何れか一方のみを含む非境界領域の何れであるかを示す境界領域指示情報を取得する境界領域指示情報取得段階と、
    前記圧縮データのうち前記非境界領域に対応する部分圧縮データを、予め定められた圧縮方式に対応する伸長方式により伸長することにより、前記非境界領域を復元する非境界領域データ復元段階と、
    前記圧縮データのうち前記境界領域に対応する部分圧縮データから、当該部分圧縮データを前記伸長方式により伸長した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、前記境界領域を復元する境界領域データ復元段階と
    を備える画像伸長方法。
  20. 画像を圧縮した圧縮データを生成する画像圧縮装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記画像に含まれる複数の領域の中から、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域を検出する境界領域検出部と、
    前記画像のうち前記境界領域でない非境界領域を、予め定められた圧縮方式により圧縮することにより、前記圧縮データにおける当該非境界領域に対応する部分圧縮データを生成する非境界領域データ生成部と、
    前記境界領域から、当該境界領域を前記圧縮方式により圧縮した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、前記圧縮データにおける当該境界領域に対応する部分圧縮データを生成する境界領域データ生成部と
    して機能させるプログラム。
  21. 背景画像にテロップ画像を重ね合わせて表示するテロップシステムにおいて、画像を圧縮する画像圧縮装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    画素毎に定められた、前記テロップ画像を透過して前記背景画像を表示させる透過率を取得する透過率取得部と、
    前記テロップ画像に含まれる各々の領域について、当該領域を圧縮する圧縮方式を、当該領域に含まれる各々の画素の透過率に基づいて選択し、選択した当該圧縮方式により、当該領域を圧縮する画像データ圧縮部と
    して機能させるプログラム。
  22. 画像を圧縮した圧縮データを伸長する画像伸長装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記圧縮データに対応付けて、前記画像に含まれる複数の領域の各々が、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の双方を含む境界領域、及び、前記画像に描画されたオブジェクトの内部と外部の何れか一方のみを含む非境界領域の何れであるかを示す境界領域指示情報を取得する境界領域指示情報取得部と、
    前記圧縮データのうち前記非境界領域に対応する部分圧縮データを、予め定められた圧縮方式に対応する伸長方式により伸長することにより、前記非境界領域を復元する非境界領域データ復元部と、
    前記圧縮データのうち前記境界領域に対応する部分圧縮データから、当該部分圧縮データを前記伸長方式により伸長した場合と比較して圧縮前及び伸長後の画像間差分がより小さい方式により、前記境界領域を復元する境界領域データ復元部と
    して機能させるプログラム。
  23. 請求項20から請求項22の何れかに記載のプログラムを記録した記録媒体。
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