JP2002262102A - 画像符号化装置、画像符号化方法、及びその記憶媒体 - Google Patents

画像符号化装置、画像符号化方法、及びその記憶媒体

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JP2002262102A
JP2002262102A JP2001059612A JP2001059612A JP2002262102A JP 2002262102 A JP2002262102 A JP 2002262102A JP 2001059612 A JP2001059612 A JP 2001059612A JP 2001059612 A JP2001059612 A JP 2001059612A JP 2002262102 A JP2002262102 A JP 2002262102A
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Masaaki Kobayashi
正明 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データに対して、ロッシー圧縮による画
質劣化の視覚特性を領域毎に考慮し、画質と圧縮率を両
立する画像符号化装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 画像データを複数の領域に分離する領域
分離手段と、ロスレス圧縮、ロッシー圧縮を含む複数の
圧縮方式を備えた圧縮手段と、前記圧縮手段からひとつ
圧縮方式を選択する圧縮方式選択手段とを備えた画像符
号化装置であって、前記圧縮方式選択手段は領域毎に圧
縮方式を切換えて選択し、前記圧縮手段は選択された圧
縮方式を用いて前記画像データを圧縮するようにしたの
で、視覚的に劣化の目立つ領域と目立たない領域を分離
し、それぞれ領域毎にロスレス圧縮とロッシー圧縮を選
択的に行うことができるので、領域毎の視覚特性を十分
考慮することができ、圧縮率と画質を両立した画像符号
化装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データを符号化
する画像符号化方法及び画像符号化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の高
解像度化、高画質化、カラー化に伴って、データ蓄積装
置、ネットワーク通信装置などの記憶容量、伝送時間削
減のためのデータ圧縮技術が重要となってきている。
【0003】プリンタ、複写機などで用いる一般的な画
像データのひとつとして2値画像や4値画像等の多値画
像があり、このような多値画像に対して圧縮を行うこと
が特に重要となってきている。多値画像としては、ディ
ザ画像や誤差拡散画像等があり、自然画像に対してこの
ような方式で多値画像に階調変換した画像は、ドットの
オン/オフが頻繁に発生するため、ロスレス圧縮する場
合、ランレングス符号化のような圧縮方式では長いラン
の発生頻度が低く、圧縮効率が上がらない。
【0004】そこで、マルコフ情報源と見なしてドット
の出現確率を近傍画素から推定して圧縮を行う方法に適
した算術符号化方式が主流である。ロスレス圧縮で国際
標準化されたJBIGなども算術符号化をベースとした
方法のひとつである。
【0005】しかし、自然画像を階調変換した多値画像
をロスレス圧縮する場合、圧縮率の向上に限界があるた
め、ドットのオン/オフの配置を多少変更して圧縮効率
を向上するロッシー圧縮方式なども検討されている。
【0006】ロッシー圧縮はドットのオン/オフの配置
を変更して圧縮効率の向上を図るので画質劣化を伴う。
そこで、圧縮効率の改善と画質劣化のトレードオフによ
ってどの程度のロッシー圧縮を行うかが決定される。
【0007】以下にモノクロ2値画像データに対するロ
スレス圧縮の従来の手法を説明する。図10は従来のロ
スレス圧縮装置を実現するための構成図、図11は従来
のロスレス圧縮装置を実現するためのブロック図であ
る。
【0008】1001は制御手段、1002はデータ入
力手段、1003は出現確率推定手段、1004は算術
符号化手段1005はデータ出力手段、1006は記憶
手段である。
【0009】以上のように構成されたロスレス圧縮装置
について図11のブロック図を用いて処理の流れを説明
する。制御手段1001はデータ入力手段1002から
入力2値画像データを受け取り、出現確率推定手段10
03に転送する。出現確率推定手段1003は周辺画素
値を用いて符号化対象画素値のドットがオンであるかオ
フであるか、またその確率について推定を行う(S11
01)。そして算術符号化手段1004は2値画像デー
タに対して、出現確率推定手段1003の結果を用いて
算術符号化を行う(S1102)。
【0010】最後に出力手段1005からロスレス圧縮
データが出力される。また、これらの動作は記憶手段1
006に記憶された制御プログラムによって制御される
場合もある。
【0011】図12は出現確率推定手段1003の説明
図である。符号化対象画素のドットがオンであるかオフ
であるか、またその確率がどの程度であるかを(a)に
示すように周辺参照画素を用いて推定する。推定方法と
しては(b)に示すように周辺画素値の値からテーブル
を参照して推定値を導く方法等があり、テーブルには出
現確率と優勢シンボル(または劣勢シンボル)を入れて
ある。
【0012】出現確率としては具体的な劣勢シンボルの
出現確率値が入れてある場合や、算術演算用に正規化さ
れた全体の出現確率に対する劣勢シンボルの出現確率を
入れてある場合、あるいはビットシフトによる算術演算
を行う場合は劣勢シンボルの出現確率を求めるためのビ
ットシフト量を入れてある場合などがある。
【0013】周辺の参照画素数が10画素の場合、参照
画素は10ビット(0〜1023)のデータとなるので
その値に対応する出現確率および優勢シンボルの値をテ
ーブルから求める。また、ディザ画像等の周期的な画像
を対象とする場合は参照画素として周辺画素だけでな
く、近隣の符号化対象画素と同一位相の画素を参照する
ためフローティング画素などを用いる場合もある。
【0014】また従来の2値画像に対するロスレス圧縮
として、算術符号化をベースとした方法について説明し
たが、画像によってはランレングス符号化、バイトラン
レングス符号化、LZ等の辞書式符号化を用いる場合も
ある。また、4値等の多値画像に対するロスレス圧縮と
しても、ビットプレーン毎に分離して同様の手法を施す
ことにより実現できる。
【0015】次にモノクロ2値画像データに対するロッ
シー圧縮の従来の手法を説明する。図13にロッシー圧
縮の全体図を示す。図13に示すように、ロッシー圧縮
は画素値の反転を行って圧縮率が上がりやすいような2
値画像を作成し(S1301)、作成された2値画像に
対してロスレス圧縮を行う(S1302)。画素値の反
転を行うことにより圧縮率の向上を図ることができる反
面、原画像とは異なる画像になるため画質劣化を伴う。
【0016】図14は従来のロッシー圧縮装置を実現す
るための構成図、図15は従来のロッシー圧縮装置を実
現するためのブロック図である。1401は制御手段、
1402はデータ入力手段、1403は出現確率推定手
段、1404は劣化度合い測定手段、1405は画素値
反転手段、1406は算術符号化手段、1407はデー
タ出力手段、1408は記憶手段である。
【0017】以上のように構成されたロッシー圧縮装置
について図15のブロック図を用いて処理の流れを説明
する。制御手段1401はデータ入力手段1402から
入力2値画像データを受け取り、出現確率推定手段14
03に転送する。出現確率推定手段1403は周辺画素
値を用いて符号化対象画素値のドットがオンであるかオ
フであるか、またその確率について推定を行う(S15
01)。
【0018】また制御手段1401は入力2値データを
劣化度合い測定手段1404に転送し、劣化度合い測定
手段1404では画素値を反転した場合の劣化度合いを
測定する(S1502)。そして出現確率推定手段14
03と劣化度合い測定手段1404の結果を画素値反転
手段1405に転送し、画素値反転手段1405では出
現確率の低い画素であって劣化度合いの少ないと測定さ
れた画素に対して画素値の反転を行う(S1503)。
【0019】また、画素値の反転が行われたときには、
以降の符号化対象画素の処理を行うときは反転された画
素値を使って出現確率推定や劣化度合い測定を行う。そ
して、算術符号化手段1406は、画素値反転手段14
05の処理を終えた2値画像に対して、出現確率推定手
段1403の結果を用いて算術符号化を行う(S150
4)。最後に出力手段1407からロッシー圧縮データ
が出力される。また、これらの動作は記憶手段1408
に記憶された制御プログラムによって制御される場合も
ある。
【0020】図16は劣化度合い測定手段1404の説
明図である。図16において反転候補画素は、出現確率
推定手段1403において周辺の参照画素から白画素
(画素値:0)である確率が高いと推定されるが、実際
の2値化された値は黒画素(画素値:1)である。
【0021】従って画素値を反転したほうが圧縮効率は
向上する。しかし、画素値を反転するかどうかは画質と
のトレードオフによって決定されるため、画素反転を行
った場合の画質劣化度合いの測定が必要となる。劣化度
合いの測定方法の一つとして以下のようなものがある。
例えばこの場合反転候補画素の2値化閾値は152であ
る。
【0022】従って原画像の値が152以下であれば、
2値化された値は0になる。原画像の値は175である
から、画素値を反転するということは原画像の画素値を
23(=175−152)レベル小さくしたことと同義
である。この値が大きければ大きいほど原画像の対して
忠実な再現を行っていないことになるため画質劣化が大
きいといえる。つまり、原画像の値と2値化閾値の値の
差が、ある定められた閾値より大きいか小さいかで劣化
度合いの大きい画素か小さい画素かを判定する。
【0023】図16においてはディザ画像に対する説明
を行ったが、誤差拡散画像等についても同様の方法を用
いることができる。
【0024】また、4値等の多値画像に対するロッシー
圧縮も、ロスレス圧縮と同様、ビットプレーン毎に分離
して同様の手法を施すことにより実現することができ
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、画像内の全ての領域において同一のルー
ルで劣化度合いを測定してロッシー圧縮するため、領域
毎に劣化度合いの視覚特性が異なるにもかかわらず、画
像データの特徴を十分利用した符号化処理を行うことが
できないという問題点を有していた。
【0026】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、領域毎のロッシー圧縮による画質劣化の視覚特性を
十分考慮し、画質と圧縮率を両立する画像符号化装置を
提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は画像データを複数の領域に分離し、領域毎
にロスレス圧縮、ロッシー圧縮等の複数の圧縮方式を切
換えて圧縮を行うようにしたもので、この方法により、
視覚的に劣化の目立つ領域はロスレス圧縮を、視覚的に
劣化の目立たない領域はロッシー圧縮を行うことができ
るので、領域毎の視覚特性を十分考慮することができ、
圧縮率と画質を両立した画像符号化装置が得られる。
【0028】図17は本発明の概略図である。図17に
示すように本発明はロッシー圧縮を行った際の視覚的な
劣化の度合いに応じて画像データの領域を分離し、領域
毎に劣化が目立たない範囲で最も圧縮率の高い圧縮を行
うようにしたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像データを複数の領域に分離する領域分離手段
と、ロスレス圧縮、ロッシー圧縮を含む複数の圧縮方式
を備えた圧縮手段と、圧縮手段からひとつ圧縮方式を選
択する圧縮方式選択手段とを備えた画像符号化装置であ
って、圧縮方式選択手段は領域毎に圧縮方式を切換えて
選択し、圧縮手段は選択された圧縮方式を用いて画像デ
ータを圧縮することを特徴とする画像符号化装置で、視
覚的に劣化の目立つ領域と目立たない領域を分離し、そ
れぞれ領域毎にロスレス圧縮とロッシー圧縮を選択的に
行うことができるので、領域毎の視覚特性を十分考慮す
ることができ、圧縮率と画質を両立した画像符号化を行
うことができるという作用を有する。
【0030】請求項2に記載の発明は、複数の圧縮方式
を備えた圧縮手段は、高圧縮モード、低圧縮モード等の
複数の圧縮モードに切換えることができるロッシー圧縮
方式を含む圧縮手段であることを特徴とする請求項1記
載の画像符号化装置で、領域毎に異なる圧縮モードのロ
ッシー圧縮を行うことができるので、領域毎にロッシー
圧縮による画質劣化と圧縮率の最適な設定を行うことが
できるという作用を有する。
【0031】請求項3に記載の発明は、画像データはカ
ラー画像データであって、領域分離手段は色プレーン毎
に分離することを特徴とする請求項1または2記載の画
像符号化装置で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画
質劣化の度合いの異なる色プレーン毎に領域を分離し、
色プレーン毎に異なる圧縮モードで画像符号化を行うこ
とができるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧縮率
の両立を行うことができるという作用を有する。
【0032】請求項4に記載の発明は、カラー画像デー
タはCMYK多値データであって、領域分離手段によっ
て色プレーン毎に分離し、圧縮方式選択手段において、
Cプレーン、MプレーンよりYプレーン、Kプレーンの
ほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択することを特徴と
する請求項3記載の画像符号化装置で、ロッシー圧縮を
行う場合に視覚的な画質劣化の大きいCプレーン、Mプ
レーンより、視覚的な画質劣化の少ないYプレーン、K
プレーンのほうが高圧縮モードで画像符号化を行うこと
ができるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧縮率の
両立を行うことができるという作用を有する。
【0033】請求項5に記載の発明は、画像データは多
値の画像データであって、領域分離手段は画像データの
濃度レベルに応じて領域を分離することを特徴とする請
求項1または2記載の画像符号化装置で、ロッシー圧縮
を行う場合に視覚的な画質劣化の度合いの異なる濃度レ
ベルに応じて領域を分離し、濃度レベル毎に異なる圧縮
モードで画像符号化を行うことができるので、非常に簡
単な方法で画質劣化と圧縮率の両立を行うことができる
という作用を有する。
【0034】請求項6に記載の発明は、領域分離手段に
よって、画像データの濃度レベルに応じて領域を分離
し、圧縮方式選択手段において、低、高濃度領域より中
濃度領域のほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択するこ
とを特徴とする請求項5記載の画像符号化装置で、ロッ
シー圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化の大きい低、高
濃度レベルの領域より、視覚的な画質劣化の少ない中濃
度レベルの領域のほうが高圧縮モードで画像符号化を行
うことができるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧
縮率の両立を行うことができるという作用を有する。
【0035】請求項7に記載の発明は、画像データは多
値の画像データであって、領域分離手段はエッジ領域、
フラット領域、その他の領域に領域を分離することを特
徴とする請求項1または2記載の画像符号化装置で、ロ
ッシー圧縮を行う場合にエッジ領域、フラット領域、そ
の他の領域等の視覚的な画質劣化の度合いの異なる領域
を分離し、領域毎に異なる圧縮モードで画像符号化を行
うことができるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧
縮率の両立を行うことができるという作用を有する。
【0036】請求項8に記載の発明は、領域分離手段に
よって、エッジ領域、フラット領域、その他の領域に領
域を分離し、圧縮方式選択手段において、エッジ領域、
フラット領域よりその他の領域のほうが高圧縮モードの
圧縮方式を選択することを特徴とする請求項7記載の画
像符号化装置で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画
質劣化の大きいエッジ領域、フラット領域より、視覚的
な画質劣化の少ないその他の領域のほうが高圧縮モード
で画像符号化を行うことができるので、非常に簡単な方
法で画質劣化と圧縮率の両立を行うことができるという
作用を有する。
【0037】請求項9に記載の発明は、画像データを複
数の領域に分離するステップと、ロスレス圧縮、ロッシ
ー圧縮を含む複数の圧縮方式からひとつ圧縮方式を選択
するステップと、選択された圧縮方式によって画像デー
タの圧縮を行うステップを有する画象符号化方法であっ
て、圧縮方式を選択するステップにおいて、分離された
領域毎にロスレス圧縮、ロッシー圧縮の選択を切換える
ことを特徴とする画像符号化方法で、視覚的に劣化の目
立つ領域と目立たない領域を分離し、それぞれ領域毎に
ロスレス圧縮とロッシー圧縮を選択的に行うことができ
るので、領域毎の視覚特性を十分考慮することができ、
圧縮率と画質を両立した画像符号化を行うことができる
という作用を有する。
【0038】請求項10に記載の発明は、複数の圧縮方
式には、高圧縮モード、低圧縮モード等の複数の圧縮モ
ードに切換えることができるロッシー圧縮方式を含むこ
とを特徴とする請求項9記載の画像符号化方法で、領域
毎に異なる圧縮モードのロッシー圧縮を行うことができ
るので、領域毎にロッシー圧縮による画質劣化と圧縮率
の最適な設定を行うことができるという作用を有する。
【0039】請求項11に記載の発明は、画像データは
カラー画像データであって、複数の領域に分離するステ
ップは色プレーン毎に領域を分離することを特徴とする
請求項9または10記載の画像符号化方法で、ロッシー
圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化の度合いの異なる色
プレーン毎に領域を分離し、色プレーン毎に異なる圧縮
モードで画像符号化を行うことができるので、非常に簡
単な方法で画質劣化と圧縮率の両立を行うことができる
という作用を有する。
【0040】請求項12に記載の発明は、カラー画像デ
ータはCMYK多値データであって、複数の領域に分離
するステップは色プレーン毎に領域を分離し、圧縮方式
を選択するステップにおいて、Cプレーン、Mプレーン
よりYプレーン、Kプレーンのほうが高圧縮モードの圧
縮方式を選択することを特徴とする請求項11記載の画
像符号化方法で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画
質劣化の大きいCプレーン、Mプレーンより、視覚的な
画質劣化の少ないYプレーン、Kプレーンのほうが高圧
縮モードで画像符号化を行うことができるので、非常に
簡単な方法で画質劣化と圧縮率の両立を行うことができ
るという作用を有する。
【0041】請求項13に記載の発明は、画像データは
多値の画像データであって、複数の領域に分離するステ
ップは、画像データの濃度レベルに応じて領域を分離す
ることを特徴とする請求項9または10記載の画像符号
化方法で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化
の度合いの異なる濃度レベルに応じて領域を分離し、濃
度レベル毎に異なる圧縮モードで画像符号化を行うこと
ができるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧縮率の
両立を行うことができるという作用を有する。
【0042】請求項14に記載の発明は、複数の領域に
分離するステップは濃度レベルに応じて領域を分離し、
圧縮方式を選択するステップにおいて、低、高濃度領域
より中濃度領域のほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択
することを特徴とする請求項13記載の画像符号化方法
で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化の大き
い低、高濃度レベルの領域より、視覚的な画質劣化の少
ない中濃度レベルの領域のほうが高圧縮モードで画像符
号化を行うことができるので、非常に簡単な方法で画質
劣化と圧縮率の両立を行うことができるという作用を有
する。
【0043】請求項15に記載の発明は、画像データは
多値の画像データであって、複数の領域に分離するステ
ップは、エッジ領域、フラット領域、その他の領域に領
域を分離することを特徴とする請求項9または10記載
の画像符号化方法で、ロッシー圧縮を行う場合にエッジ
領域、フラット領域、その他の領域等の視覚的な画質劣
化の度合いの異なる領域を分離し、領域毎に異なる圧縮
モードで画像符号化を行うことができるので、非常に簡
単な方法で画質劣化と圧縮率の両立を行うことができる
という作用を有する。
【0044】請求項16に記載の発明は、複数の領域に
分離するステップはエッジ領域、フラット領域、その他
の領域に領域を分離し、エッジ領域、フラット領域より
その他の領域のほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択す
ることを特徴とする請求項15記載の画像符号化方法
で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化の大き
いエッジ領域、フラット領域より、視覚的な画質劣化の
少ないその他の領域のほうが高圧縮モードで画像符号化
を行うことができるので、非常に簡単な方法で画質劣化
と圧縮率の両立を行うことができるという作用を有す
る。
【0045】請求項17に記載の発明は、画像データを
複数の領域に分離するステップと、ロスレス圧縮、ロッ
シー圧縮を含む複数の圧縮方式からひとつ圧縮方式を選
択するステップと、選択された圧縮方式によって画像デ
ータの圧縮を行うステップを有する画象符号化方法であ
って、圧縮方式を選択するステップにおいて、分離され
た領域毎にロスレス圧縮、ロッシー圧縮の選択を切換え
ることを特徴とする制御プログラムを記憶した記憶媒体
で、視覚的に劣化の目立つ領域と目立たない領域を分離
し、それぞれ領域毎にロスレス圧縮とロッシー圧縮を選
択的に行うことができるので、領域毎の視覚特性を十分
考慮することができ、圧縮率と画質を両立した画像符号
化を行うことができるという作用を有する。
【0046】請求項18に記載の発明は、複数の圧縮方
式には、高圧縮モード、低圧縮モード等の複数の圧縮モ
ードに切換えることができるロッシー圧縮方式を含むこ
とを特徴とする請求項17記載の制御プログラムを記憶
した記憶媒体で、領域毎に異なる圧縮モードのロッシー
圧縮を行うことができるので、領域毎にロッシー圧縮に
よる画質劣化と圧縮率の最適な設定を行うことができる
という作用を有する。
【0047】請求項19に記載の発明は、画像データは
カラー画像データであって、複数の領域に分離するステ
ップは色プレーン毎に領域を分離することを特徴とする
請求項17または18記載の制御プログラムを記憶した
記憶媒体で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画質劣
化の度合いの異なる色プレーン毎に領域を分離し、色プ
レーン毎に異なる圧縮モードで画像符号化を行うことが
できるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧縮率の両
立を行うことができるという作用を有する。
【0048】請求項20に記載の発明は、カラー画像デ
ータはCMYK多値データであって、複数の領域に分離
するステップは色プレーン毎に領域を分離し、圧縮方式
を選択するステップにおいて、Cプレーン、Mプレーン
よりYプレーン、Kプレーンのほうが高圧縮モードの圧
縮方式を選択することを特徴とする請求項19記載の制
御プログラムを記憶した記憶媒体で、ロッシー圧縮を行
う場合に視覚的な画質劣化の大きいCプレーン、Mプレ
ーンより、視覚的な画質劣化の少ないYプレーン、Kプ
レーンのほうが高圧縮モードで画像符号化を行うことが
できるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧縮率の両
立を行うことができるという作用を有する。
【0049】請求項21に記載の発明は、画像データは
多値の画像データであって、複数の領域に分離するステ
ップは、画像データの濃度レベルに応じて領域を分離す
ることを特徴とする請求項17または18記載の制御プ
ログラムを記憶した記憶媒体で、ロッシー圧縮を行う場
合に視覚的な画質劣化の度合いの異なる濃度レベルに応
じて領域を分離し、濃度レベル毎に異なる圧縮モードで
画像符号化を行うことができるので、非常に簡単な方法
で画質劣化と圧縮率の両立を行うことができるという作
用を有する。
【0050】請求項22に記載の発明は、複数の領域に
分離するステップは濃度レベルに応じて領域を分離し、
圧縮方式を選択するステップにおいて、低、高濃度領域
より中濃度領域のほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択
することを特徴とする請求項21記載の制御プログラム
を記憶した記憶媒体で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚
的な画質劣化の大きい低、高濃度レベルの領域より、視
覚的な画質劣化の少ない中濃度レベルの領域のほうが高
圧縮モードで画像符号化を行うことができるので、非常
に簡単な方法で画質劣化と圧縮率の両立を行うことがで
きるという作用を有する。
【0051】請求項23に記載の発明は、画像データは
多値の画像データであって、複数の領域に分離するステ
ップは、エッジ領域、フラット領域、その他の領域に領
域を分離することを特徴とする請求項17または18記
載の制御プログラムを記憶した記憶媒体で、ロッシー圧
縮を行う場合にエッジ領域、フラット領域、その他の領
域等の視覚的な画質劣化の度合いの異なる領域を分離
し、領域毎に異なる圧縮モードで画像符号化を行うこと
ができるので、非常に簡単な方法で画質劣化と圧縮率の
両立を行うことができるという作用を有する。
【0052】請求項24に記載の発明は、複数の領域に
分離するステップはエッジ領域、フラット領域、その他
の領域に領域を分離し、エッジ領域、フラット領域より
その他の領域のほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択す
ることを特徴とする請求項23記載の制御プログラムを
記憶した記憶媒体で、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的
な画質劣化の大きいエッジ領域、フラット領域より、視
覚的な画質劣化の少ないその他の領域のほうが高圧縮モ
ードで画像符号化を行うことができるので、非常に簡単
な方法で画質劣化と圧縮率の両立を行うことができると
いう作用を有する。
【0053】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について説明する。図1は本発明の実施の形態1に
おける画像符号化装置を実現するための構成図を、図2
は本発明の実施の形態1における画像符号化装置を実現
するためのブロック図を表している。
【0054】図1において101は画像データに施す処
理を制御する制御手段、102は画像データの入力手
段、103は画像データの領域を分離する領域分離手
段、104は分離された領域に施す圧縮方式を選択する
圧縮方式選択手段、105は圧縮手段であり、圧縮手段
105はロスレス圧縮手段106、ロッシー圧縮手段
(低圧縮モード)107、ロッシー圧縮手段(高圧縮モ
ード)108等の複数の圧縮手段を備える。109は圧
縮データの出力手段、110は制御プログラムを記憶す
る記憶手段である。
【0055】以上のように構成された画像符号化装置に
ついて、以下図2のブロック図を用いて処理の流れを説
明する。最初に制御手段101は入力手段102から入
力画像データを受け取る。次に領域分離手段103は画
像データの領域分離を行う(S201)。そして圧縮方
式選択手段104は領域分離手段103の結果に基づい
て、ロスレス圧縮手段106やロッシー圧縮手段(低圧
縮モード)107、ロッシー圧縮手段(高圧縮モード)
108等の複数の圧縮方式の中から各領域の画像データ
に対して施す圧縮方式の選択を行う(S202)。
【0056】次に圧縮手段105は圧縮方式選択手段1
04によって選択された圧縮方式を用いて画像データの
圧縮を行う(S203)。最後に出力手段109は圧縮
データを出力する。また、各構成手段は制御手段101
によって制御される。そしてこれらの動作を制御するプ
ログラムを記憶する記憶手段110を有し、記憶手段1
10に記憶された制御プログラムを用いて制御手段10
1は各構成手段の動作は制御される。
【0057】図3は本発明の実施の形態1における画像
符号化装置を実現するためのハードウェア構成図を表し
ている。図3において301は外部記憶装置、302は
中央演算処理装置(以下「CPU」と略称する)、303
はリードオンリーメモリ(以下「ROM」と略称する)、
304はランダムアクセスメモリ(以下「RAM」と略称
する)でそれぞれがバス結合されている。ROM303
内にはプログラムの記憶領域があり、RAM304内に
は画像記憶領域がある。
【0058】図3は組込み機器のハードウェア構成図で
あるが、汎用機器で本実施の形態を実現する場合は図4
に示すように外部記憶装置401内にプログラムの記憶
領域がある場合もある。ここで、外部記憶装置としては
ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、
MO等がある。
【0059】図4は本発明の実施の形態1における画像
符号化装置を実現するためのハードウェア構成図、図5
は本発明の実施の形態1における画像符号化方法を実現
するためのフローチャートを表している。以下に図5を
用いて処理の流れを説明する。
【0060】図5において外部記憶装置301等に記憶
されている画像データがRAM304の画像記憶領域に
入力された後、S501では画素番号を0に初期化す
る。次にS502では画素番号に1を加える。そしてS
503では画素毎に画像データの領域分離を行う。
【0061】次にS504では分離された領域に応じて
各領域に施す圧縮方式を選択する。そしてS505では
ROM303に記憶されたプログラムから選択された圧
縮方式を用いて画像データの圧縮を行う。その後、S5
06では全ての画素の圧縮処理が終了したかどうか判定
を行い、画素数より画素番号が小さい場合はS502に
戻り、次の画素に対して同様の処理を施す。S506で
全ての画素に対して処理が終了したと判定されたら全て
の処理を終了し、最後に作成された符号化データは外部
記憶装置301等に記憶される。また、上述の処理はC
PU302を用いて行う。
【0062】以下に各ブロックについて具体的に説明す
る。
【0063】領域分離手段103では入力された画像デ
ータに対して領域の判定を行う。ロッシー圧縮を行った
場合、領域毎に視覚的な劣化の度合いが異なるため、こ
れらの領域を分離し、各領域毎に圧縮率と画質を両立で
きるような圧縮方式を選択して圧縮処理を行うためであ
る。分離する領域の種類としては、入力画像がカラー画
像の場合、色プレーンをひとつの領域と考えて色プレー
ン毎に分離する場合や、入力画像の濃度レベルに応じて
分離する場合、またエッジ領域、フラット領域、その他
の領域等に分離する場合などが考えられる。
【0064】例えばCMYKの画像では各色毎にロッシ
ー圧縮による視覚的な画質劣化度合いが異なるため、色
毎に分離し、それぞれに適したロスレス圧縮またはロッ
シー圧縮を施す。
【0065】また、濃度レベルによってもロッシー圧縮
による視覚的な画質劣化の度合いが異なるため、濃度レ
ベルに応じて領域を分離し、各領域に適したロスレス圧
縮またはロッシー圧縮を施す場合もある。
【0066】図6は濃度レベルを判定するための参照画
素の例示図、図7(a)は周期的な2値画像のエッジ/
フラット領域判定に用いる参照画素の例示図、図7
(b)はフラット領域の例示図、図7(c)はエッジ領
域の例示図、図7(d)はその他の領域の例示図であ
る。
【0067】図6を用いて2値画像の濃度レベルに応じ
て領域を分離する場合の説明をする。図6に示すように
対象画素の周辺10画素を用いて濃度レベルを判定する
場合、周辺10画素中の黒画素数の数(0〜10)によ
って11階調のどのレベルかを判定し、そのレベルによ
っていくつかの領域に分離する方法等が考えられる。ま
た対象画像がディザ画像等の周期的が画像の場合は、1
周期分の位相の異なる近隣画素を参照画素として濃度レ
ベルの判定を行う場合も考えられる。
【0068】また、エッジ領域、フラット領域、その他
の領域によってもロッシー圧縮を行った場合の視覚的な
画質劣化の度合いが異なるため、これらの領域を分離
し、各領域に適したロスレス圧縮またはロッシー圧縮を
施す場合もある。この場合も図6に示すような周辺画素
を参照して周辺の濃度レベルの変化の仕方によって領域
を分離する。
【0069】例えばディザ画像のような周期的な画像で
あって、ディザマトリックスのサイズが4×4(=1
6)画素の場合、図7(a)に示すような2周期分の画
素を参照画素とし、(b)のように同一位相の画素が一
致している割合が閾値より大きい場合はフラット領域、
(c)のように同一位相の画素が一致している割合が閾
値より小さくて不一致画素のレベル変化の方向が同一
(黒画素→白画素)ならエッジ領域、(d)のように同
一位相の画素が一致している割合が閾値より小さくて不
一致画素のレベル変化の方向も一致していない場合はそ
の他の領域とする方法等が考えられる。また、上記方法
では垂直方向のエッジしか抽出することができないの
で、ディザマトリックスの閾値とドットのオン/オフを
画素毎に比較して画素値の変化を推定することにより水
平方向のエッジを抽出する方法も考えられる。
【0070】また、領域分離は画素毎に行う場合やブロ
ック単位で行う場合などが考えられる。圧縮データには
領域を示すフラッグを付加する場合も考えられるが、画
素単位で領域判定を行って分離する場合は特にフラッグ
情報が大きくなり、圧縮効率が上がらなくなる可能性が
あるため、フラッグ情報なしで復号可能とするために符
号化済みの周辺画素のみを用いて領域の判定を行う場合
が一般的である。この場合フラッグ情報なしで復号可能
となる。
【0071】図5のフローチャートは、画素単位で領域
判定を行い、フラッグ情報を付加しない場合の例につい
て説明をしている。
【0072】圧縮方式選択手段104では複数の圧縮方
式を備えた圧縮手段105から、各領域に最適な圧縮方
式を選択する。このとき、画質劣化の視覚特性を考慮し
て、劣化の目立つ領域では低圧縮モードのロッシー圧縮
若しくはロスレス圧縮を、劣化の目立たない領域では高
圧縮モードのロッシー圧縮等を選択する。
【0073】図8に各領域に対して選択する圧縮モード
の例を示す。(a)はCMYKを色プレーン毎に分離し
た場合のそれぞれの領域で選択される圧縮方式の例示図
である。C、Mプレーンに比べY、Kプレーンでの画質
劣化は視覚的に目立たないので、劣化の目立たない領域
に対しては高圧縮モードで圧縮を施すようにする。
(b)は濃度レベルに応じて領域分離した場合のそれぞ
れの領域で選択される圧縮方式の例示図である。低、高
濃度領域に比べ中濃度領域の画質劣化は視覚的に目立た
ないので、劣化の目立たない領域に対しては高圧縮モー
ドで圧縮を施す。また(c)はエッジ/フラット/その
他の領域に分離した場合のそれぞれの領域で選択される
圧縮方式の例示図である。エッジ領域では解像度の視覚
的な劣化が目立ち、フラット領域では階調性の視覚的な
劣化が目立つが、その他の領域での画質劣化は視覚的に
目立たないので、劣化の目立たない領域に対しては高圧
縮モードで圧縮を施す。各領域で選択する圧縮方式は図
8の例に限ったものではなく、劣化の目立つ領域が劣化
の目立たない領域に比べ高い圧縮モードを選択する全て
のパターンを包含する。選択する圧縮モードは圧縮率と
画質のトレードオフによって決定される。
【0074】圧縮手段105では、圧縮方式選択手段1
04によって選択された圧縮方式を用いて画像データの
圧縮を行う。圧縮手段105はロスレス圧縮手段10
6、ロッシー圧縮手段(低圧縮モード)107、ロッシ
ー圧縮手段(高圧縮モード)108などの複数の圧縮方
式を備えている。ロッシー圧縮手段としては低圧縮モー
ドと高圧縮モードの2種類に限定するものではなく、複
数のモードを備えた場合も考えられる。また例えば領域
分離手段103において濃度レベルに応じて領域を分離
した場合、ロッシー圧縮における画素反転ルールを制御
するパラメータを濃度レベルの関数として取り扱うこと
により、同一の圧縮手段をロッシー圧縮からロスレス圧
縮まで可変の圧縮手段として見なすこともできる。
【0075】また、ロッシー圧縮手段として複数のモー
ドを備える場合、それぞれのロッシー圧縮手段は同一の
ルールで圧縮を行い、圧縮率の調整はパラメータの変更
によって行うようにするのが望ましい。ルールそのもの
を変えると階調パターンが変わってしまい、境界での劣
化が激しくなるためである。
【0076】ロスレス圧縮手段106では、劣化のない
ロスレス圧縮を行う。ロスレス圧縮としては、バイトラ
ンレングス符号化やLZ等の辞書式の方法がある。また
国際標準化されているJBIG等にも採用されている算
術符号化をベースとした方式等もある。自然画像を対象
としたロスレス圧縮としては、算術符号化をベースとし
た方法の効率が高いが、計算時間を若干要するという問
題もある。
【0077】ロッシー圧縮手段(低圧縮モード)10
7、ロッシー圧縮手段(高圧縮モード)108では、劣
化のあるロッシー圧縮を行う。図11の例で示したよう
に、画素値を反転することによって圧縮率の高いロッシ
ー圧縮を実現するが、画素値の反転による画質劣化の度
合いと圧縮率がどの程度改善されるかのトレードオフに
よって、どの程度画素値を反転するかが決定される。画
素値の反転する割合によって低圧縮モード、高圧縮モー
ド等の複数のモードを作ることが可能となる。
【0078】また、図11の例では反転処理を行った後
の画像に対して算術符号化を行うようにしているが、算
術符号化の代りにコンテクストを用いたハフマン符号化
等を用いることができることは言うまでもない。また、
バイトランレングス符号化を用いる場合は、長いランの
発生頻度が高くなるように画素値の反転を行う方法もあ
る。
【0079】また、図9は、各種データ処理プログラム
を格納する記憶媒体のメモリマップの説明図である。
【0080】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報、作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0081】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0082】実施の形態1における図5に示す機能が外
部からインストールされるプログラムによって、ホスト
コンピュータにより遂行されていてもよい。そして、そ
の場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記
憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記
憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給
される場合でも本発明は適用されるものである。
【0083】以上のように、前述した実施の形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0084】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0085】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROM、EEPROM等を用いることができ
る。
【0086】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機
能が実施される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像デー
タを複数の領域に分離する領域分離手段と、ロスレス圧
縮、ロッシー圧縮を含む複数の圧縮方式を備えた圧縮手
段と、前記圧縮手段からひとつ圧縮方式を選択する圧縮
方式選択手段とを備えた画像符号化装置であって、前記
圧縮方式選択手段は領域毎に圧縮方式を切換えて選択
し、前記圧縮手段は選択された圧縮方式を用いて前記画
像データを圧縮するようにしたので、視覚的に劣化の目
立つ領域と目立たない領域を分離し、それぞれ領域毎に
ロスレス圧縮とロッシー圧縮を選択的に行うことができ
るので、領域毎の視覚特性を十分考慮することができ、
圧縮率と画質を両立した画像符号化装置を実現すること
ができる。
【0089】また、前記複数の圧縮方式を備えた圧縮手
段は、高圧縮モード、低圧縮モード等の複数の圧縮モー
ドに切換えることができるロッシー圧縮方式を含むよう
にしたので、領域毎に異なる圧縮モードのロッシー圧縮
を行うことができ、領域毎にロッシー圧縮による画質劣
化と圧縮率の最適な設定を行うことによる高圧縮高画質
の画像符号化装置を実現することができる。
【0090】また、前記画像データはカラー画像データ
であって、前記領域分離手段は色プレーン毎に分離する
ようにしたので、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画
質劣化の度合いの異なる色プレーン毎に領域を分離し、
色プレーン毎に異なる圧縮モードで画像符号化を行うこ
とができるので、非常に簡単な方法で高圧縮高画質の画
像符号化装置を実現することができる。
【0091】さらに、前記カラー画像データはCMYK
多値データであって、前記領域分離手段によって色プレ
ーン毎に分離し、前記圧縮方式選択手段において、Cプ
レーン、MプレーンよりYプレーン、Kプレーンのほう
が高圧縮モードの圧縮方式を選択するようにしたので、
ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化の大きいC
プレーン、Mプレーンより、視覚的な画質劣化の少ない
Yプレーン、Kプレーンのほうが高圧縮モードで画像符
号化を行うことができるので、非常に簡単な方法で高圧
縮高画質の画像符号化装置を実現することができる。
【0092】また、前記画像データは多値の画像データ
であって、前記領域分離手段は前記画像データの濃度レ
ベルに応じて領域を分離するようにしたので、ロッシー
圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化の度合いの異なる濃
度レベルに応じて領域を分離し、濃度レベル毎に異なる
圧縮モードで画像符号化を行うことができるので、非常
に簡単な方法で高圧縮高画質の画像符号化装置を実現す
ることができる。
【0093】さらに、前記領域分離手段によって、前記
画像データの濃度レベルに応じて領域を分離し、前記圧
縮方式選択手段において、低、高濃度領域より中濃度領
域のほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択するようにし
たので、ロッシー圧縮を行う場合に視覚的な画質劣化の
大きい低、高濃度レベルの領域より、視覚的な画質劣化
の少ない中濃度レベルの領域のほうが高圧縮モードで画
像符号化を行うことができるので、非常に簡単な方法で
高圧縮高画質の画像符号化装置を実現することができ
る。
【0094】また、前記画像データは多値の画像データ
であって、前記領域分離手段はエッジ領域、フラット領
域、その他の領域に領域を分離するようにしたので、ロ
ッシー圧縮を行う場合にエッジ領域、フラット領域、そ
の他の領域等の視覚的な画質劣化の度合いの異なる領域
を分離し、領域毎に異なる圧縮モードで画像符号化を行
うことができるので、非常に簡単な方法で高圧縮高画質
の画像符号化装置を実現することができる。
【0095】そして、前記領域分離手段によって、エッ
ジ領域、フラット領域、その他の領域に領域を分離し、
前記圧縮方式選択手段において、エッジ領域、フラット
領域よりその他の領域のほうが高圧縮モードの圧縮方式
を選択するようにしたので、ロッシー圧縮を行う場合に
視覚的な画質劣化の大きいエッジ領域、フラット領域よ
り、視覚的な画質劣化の少ないその他の領域のほうが高
圧縮モードで画像符号化を行うことができるので、非常
に簡単な方法で高圧縮高画質の画像符号化装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像符号化装置
を実現するための構成図
【図2】本発明の実施の形態1における画像符号化装置
を実現するためのブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における画像符号化装置
を実現するためのハードウェア構成図
【図4】本発明の実施の形態1における画像符号化装置
を実現するためのハードウェア構成図
【図5】本発明の実施の形態1における画像符号化方法
を実現するためのフローチャート
【図6】濃度レベルを判定するための参照画素の例示図
【図7】(a)周期的な2値画像のエッジ/フラット領
域判定に用いる参照画素の例示図 (b)フラット領域の例示図 (c)エッジ領域の例示図 (d)その他の領域の例示図
【図8】(a)CMYKを色プレーン毎に分離した場合
のそれぞれの領域で選択される圧縮方式の例示図 (b)濃度レベルに応じて領域分離した場合のそれぞれ
の領域で選択される圧縮方式の例示図 (c)エッジ/フラット/その他の領域に分離した場合
のそれぞれの領域で選択される圧縮方式の例示図
【図9】各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体
のメモリマップの説明図
【図10】従来のロスレス圧縮装置を実現するための構
成図
【図11】従来のロスレス圧縮装置を実現するためのブ
ロック図
【図12】(a)出現確率推定を行うための参照画素の
例示図 (b)出現確率及び優勢シンボルを推定するためのテー
ブルの例示図
【図13】従来のロッシー圧縮の全体図
【図14】従来のロッシー圧縮装置を実現するための構
成図
【図15】従来のロッシー圧縮装置を実現するためのブ
ロック図
【図16】劣化度合い測定手段の説明図
【図17】本発明の概略図
【符号の説明】
101 制御手段 102 入力手段 103 領域分離手段 104 圧縮方式選択手段 105 圧縮手段 106 ロスレス圧縮手段 107 ロッシー圧縮手段(低圧縮モード) 108 ロッシー圧縮手段(高圧縮モード) 109 出力手段 110 記憶手段 301 外部記憶装置 302 中央演算処理装置 303 リードオンリーメモリ(ROM) 304 ランダムアクセスメモリ(RAM) 401 外部記憶装置 402 中央演算処理装置 403 リードオンリーメモリ 404 ランダムアクセスメモリ 1001 制御手段 1002 入力手段 1003 出現確率推定手段 1004 算術符号化手段 1005 出力手段 1006 記憶手段 1401 制御手段 1402 入力手段 1403 出現確率推定手段 1404 劣化度合い測定手段 1405 画素値反転手段 1406 算術符号化手段 1407 出力手段 1408 記憶手段

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを複数の領域に分離する領域分
    離手段と、ロスレス圧縮、ロッシー圧縮を含む複数の圧
    縮方式を備えた圧縮手段と、前記圧縮手段からひとつ圧
    縮方式を選択する圧縮方式選択手段とを備えた画像符号
    化装置であって、前記圧縮方式選択手段は領域毎に圧縮
    方式を切換えて選択し、前記圧縮手段は選択された圧縮
    方式を用いて前記画像データを圧縮することを特徴とす
    る画像符号化装置。
  2. 【請求項2】前記複数の圧縮方式を備えた圧縮手段は、
    高圧縮モード、低圧縮モード等の複数の圧縮モードに切
    換えることができるロッシー圧縮方式を含む圧縮手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】前記画像データはカラー画像データであっ
    て、前記領域分離手段は色プレーン毎に分離することを
    特徴とする請求項1または2記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】前記カラー画像データはCMYK多値デー
    タであって、前記領域分離手段によって色プレーン毎に
    分離し、前記圧縮方式選択手段において、Cプレーン、
    MプレーンよりYプレーン、Kプレーンのほうが高圧縮
    モードの圧縮方式を選択することを特徴とする請求項3
    記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】前記画像データは多値の画像データであっ
    て、前記領域分離手段は前記画像データの濃度レベルに
    応じて領域を分離することを特徴とする請求項1または
    2記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】前記領域分離手段によって、前記画像デー
    タの濃度レベルに応じて領域を分離し、前記圧縮方式選
    択手段において、低、高濃度領域より中濃度領域のほう
    が高圧縮モードの圧縮方式を選択することを特徴とする
    請求項5記載の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】前記画像データは多値の画像データであっ
    て、前記領域分離手段はエッジ領域、フラット領域、そ
    の他の領域に領域を分離することを特徴とする請求項1
    または2記載の画像符号化装置。
  8. 【請求項8】前記領域分離手段によって、エッジ領域、
    フラット領域、その他の領域に領域を分離し、前記圧縮
    方式選択手段において、エッジ領域、フラット領域より
    その他の領域のほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択す
    ることを特徴とする請求項7記載の画像符号化装置。
  9. 【請求項9】画像データを複数の領域に分離するステッ
    プと、ロスレス圧縮、ロッシー圧縮を含む複数の圧縮方
    式からひとつ圧縮方式を選択するステップと、前記選択
    された圧縮方式によって前記画像データの圧縮を行うス
    テップを有する画象符号化方法であって、前記圧縮方式
    を選択するステップにおいて、前記分離された領域毎に
    ロスレス圧縮、ロッシー圧縮の選択を切換えることを特
    徴とする画像符号化方法。
  10. 【請求項10】前記複数の圧縮方式には、高圧縮モー
    ド、低圧縮モード等の複数の圧縮モードに切換えること
    ができるロッシー圧縮方式を含むことを特徴とする請求
    項9記載の画像符号化方法。
  11. 【請求項11】前記画像データはカラー画像データであ
    って、前記複数の領域に分離するステップは色プレーン
    毎に領域を分離することを特徴とする請求項9または1
    0記載の画像符号化方法。
  12. 【請求項12】前記カラー画像データはCMYK多値デ
    ータであって、前記複数の領域に分離するステップは色
    プレーン毎に領域を分離し、前記圧縮方式を選択するス
    テップにおいて、Cプレーン、MプレーンよりYプレー
    ン、Kプレーンのほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択
    することを特徴とする請求項11記載の画像符号化方
    法。
  13. 【請求項13】前記画像データは多値の画像データであ
    って、前記複数の領域に分離するステップは、前記画像
    データの濃度レベルに応じて領域を分離することを特徴
    とする請求項9または10記載の画像符号化方法。
  14. 【請求項14】前記複数の領域に分離するステップは濃
    度レベルに応じて領域を分離し、前記圧縮方式を選択す
    るステップにおいて、低、高濃度領域より中濃度領域の
    ほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択することを特徴と
    する請求項13記載の画像符号化方法。
  15. 【請求項15】前記画像データは多値の画像データであ
    って、前記複数の領域に分離するステップは、エッジ領
    域、フラット領域、その他の領域に領域を分離すること
    を特徴とする請求項9または10記載の画像符号化方
    法。
  16. 【請求項16】前記複数の領域に分離するステップはエ
    ッジ領域、フラット領域、その他の領域に領域を分離
    し、エッジ領域、フラット領域よりその他の領域のほう
    が高圧縮モードの圧縮方式を選択することを特徴とする
    請求項15記載の画像符号化方法。
  17. 【請求項17】画像データを複数の領域に分離するステ
    ップと、ロスレス圧縮、ロッシー圧縮を含む複数の圧縮
    方式からひとつ圧縮方式を選択するステップと、前記選
    択された圧縮方式によって前記画像データの圧縮を行う
    ステップを有する画象符号化方法であって、前記圧縮方
    式を選択するステップにおいて、前記分離された領域毎
    にロスレス圧縮、ロッシー圧縮の選択を切換えることを
    特徴とする制御プログラムを記憶した記憶媒体。
  18. 【請求項18】前記複数の圧縮方式には、高圧縮モー
    ド、低圧縮モード等の複数の圧縮モードに切換えること
    ができるロッシー圧縮方式を含むことを特徴とする請求
    項17記載の制御プログラムを記憶した記憶媒体。
  19. 【請求項19】前記画像データはカラー画像データであ
    って、前記複数の領域に分離するステップは色プレーン
    毎に領域を分離することを特徴とする請求項17または
    18記載の制御プログラムを記憶した記憶媒体。
  20. 【請求項20】前記カラー画像データはCMYK多値デ
    ータであって、前記複数の領域に分離するステップは色
    プレーン毎に領域を分離し、前記圧縮方式を選択するス
    テップにおいて、Cプレーン、MプレーンよりYプレー
    ン、Kプレーンのほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択
    することを特徴とする請求項19記載の制御プログラム
    を記憶した記憶媒体。
  21. 【請求項21】前記画像データは多値の画像データであ
    って、前記複数の領域に分離するステップは、前記画像
    データの濃度レベルに応じて領域を分離することを特徴
    とする請求項17または18記載の制御プログラムを記
    憶した記憶媒体。
  22. 【請求項22】前記複数の領域に分離するステップは濃
    度レベルに応じて領域を分離し、前記圧縮方式を選択す
    るステップにおいて、低、高濃度領域より中濃度領域の
    ほうが高圧縮モードの圧縮方式を選択することを特徴と
    する請求項21記載の制御プログラムを記憶した記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】前記画像データは多値の画像データであ
    って、前記複数の領域に分離するステップは、エッジ領
    域、フラット領域、その他の領域に領域を分離すること
    を特徴とする請求項17または18記載の制御プログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
  24. 【請求項24】前記複数の領域に分離するステップはエ
    ッジ領域、フラット領域、その他の領域に領域を分離
    し、エッジ領域、フラット領域よりその他の領域のほう
    が高圧縮モードの圧縮方式を選択することを特徴とする
    請求項23記載の制御プログラムを記憶した記憶媒体。
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