JP2006013196A - 発光ダイオード、発光ダイオードアレイ、光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

発光ダイオード、発光ダイオードアレイ、光書込装置及び画像形成装置

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JP2006013196A JP2004189537A JP2004189537A JP2006013196A JP 2006013196 A JP2006013196 A JP 2006013196A JP 2004189537 A JP2004189537 A JP 2004189537A JP 2004189537 A JP2004189537 A JP 2004189537A JP 2006013196 A JP2006013196 A JP 2006013196A
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Abstract

【課題】 LEDから放射される光の放射角を狭くし、光の利用効率を高める。
【解決手段】 半導体基板15上に発光層16を形成し、発光層16の発光面16a上におけるこの発光面16aの一部を覆う位置に上部電極18を形成し、中央部に位置する開口22とこの開口22の周囲に位置する凹面形状の反射面23とを有する凹面ミラー19を発光層16に対向させて半導体基板15上に設ける。発光層16の発光面16aから放射された光のうち広い放射角で放射された光は凹面ミラー19の反射面23で反射され、その後上部電極18で反射された後に凹面ミラー19の開口22から放射される。これにより、開口22から放射される光量を増加させることができ、光の利用効率を高めることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、発光ダイオード、発光ダイオードアレイ、この発光ダイオードアレイを用いた光書込装置及びこの光書込装置を用いた画像形成装置に関する。
複写機、プリンターなどの電子写真プロセスを応用した画像形成装置では、感光体ドラムや感光体ベルト等の感光体に光を照射することにより静電潜像を形成する光書込装置が設けられている。光書書込装置からの光の照射により感光体上に形成された静電潜像は、現像装置により現像されてトナー画像となり、感光体上のトナー画像が記録媒体に転写される。トナー画像が転写された記録媒体は定着装置で定着処理され、定着処理された記録媒体が排紙トレイ上に排紙される。
このような画像形成装置における静電潜像を形成する光書込装置の光源としては、レーザー、又は、複数の発光ダイオード(以下、LEDと表現する)を直線状に配列したLEDアレイが用いられている。LEDアレイを用いた光書込装置には可動部分がなく、これに対し、レーザーを用いた光書込装置は高速回転するポリゴンミラーを備えている。このため、光源にLEDアレイを用いた光書込装置では、騒音の発生を防止することができ、また、小型化を図ることができる。
しかし、LEDから放射される光は放射角が大きいため、LEDから放射された光を感光体に向けて導くロッドレンズとLEDとの結合効率が低くなり、光の利用効率が低下するという問題がある。光利用効率が低下することに伴い、書込速度を高速化する場合に不利となり、書込速度の高速化が制限される。
そこで、光の利用効率を上げるため、LEDの上にマイクロレンズ配置した発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−36144公報
しかし、LEDの上にマイクロレンズを配置しただけでは、LEDから放射される光の放射角を十分に狭くすることは困難である。
さらに、面発光型のLEDアレイでは、発光面上に金属の電極を作製する必要があり、この電極によって発光面の一部が遮光され、感光体上に結像したスポット内に電極の影が映った状態となってスポット内に光の強弱部分が発生する。
本発明の目的は、LEDから放射される光の放射角を狭くし、光の利用効率を高めることである。
請求項1記載の発明の発光ダイオードは、半導体基板上に形成された発光層と、前記発光層の発光面上におけるこの発光面の一部を覆う位置に形成され、外周面が前記発光層から放射される波長の光を反射する反射面とされた上部電極と、前記発光層に対向させて前記半導体基板上に設けられ、中央部に位置する開口とこの開口の周囲に位置して前記発光層から放射される波長の光を反射する凹面形状の反射面とを有する凹面ミラーと、を具備する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発光ダイオードにおいて、前記上部電極の側面が、前記発光層の前記発光面となす角度が鋭角になる傾斜面とされている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発光ダイオードにおいて、前記上部電極は、断面形状が前記凹面ミラーの前記反射面に向けて凸レンズ形状に形成されている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発光ダイオードにおいて、前記上部電極の表面は、金属微粒子を含むペースト材を塗布することにより形成されている。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか一記載の発光ダイオードにおいて、前記上部電極は、前記発光層の前記発光面の中心付近を横断する位置に幅寸法が均一な形状に形成されている。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一記載の発光ダイオードにおいて、前記凹面ミラーは、凹面部が形成された透明基板を有し、前記凹面部の表面に前記開口と前記反射面とが形成されている。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一記載の発光ダイオードにおいて、前記凹面ミラーは、前記発光層と前記上部電極とを囲む位置に位置付けられて前記半導体基盤上に透明樹脂材料で形成された凸レンズ形状体を有し、前記凸レンズ形状体の表面に前記開口と前記反射面とが形成されている。
請求項8記載の発明の発光ダイオードアレイは、請求項1ないし7のいずれか一記載の発光ダイオードが前記半導体基板上に複数配列されている。
請求項9記載の発明の光書込装置は、請求項8記載の発光ダイオードアレイと、前記発光ダイオードアレイの個々の前記発光ダイオードを点滅制御する駆動回路とを具備する。
請求項10記載の発明の画像形成装置は、感光体と、前記感光体の表面を帯電する帯電装置と、帯電された前記感光体の外周面に光を照射して静電潜像を形成する請求項9記載の光書込装置と、前記感光体に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置と、前記感光体上のトナー画像を記録媒体に転写する転写装置と、を具備する。
請求項1記載の発明によれば、発光層の発光面から放射された光のうち広い放射角で放射された光は凹面ミラーの反射面で反射され、その後上部電極の反射面で反射された後に凹面ミラーの開口から放射される。これにより、発光層の発光面から放射された光を開口から狭い放射角で放射することができ、光の利用効率を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、上部電極の傾斜面で反射した光を効率よく開口に向けて進行させることができ、開口から放射される光量を増加させることができる。
請求項3記載の発明によれば、上部電極の外周面で反射した光を効率よく開口に向けて進行させることができ、開口から放射される光量を増加させることができる。
請求項4記載の発明によれば、ペースト材の表面張力によって上部電極の断面形状を反射面に向けて凸レンズ形状とすることができる。
請求項5記載の発明によれば、上部電極の周囲に発光面の発光領域を確保しつつ発光面の狭小化を図ることが可能となり、発光ダイオードの小型化を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、凹面ミラーを容易に作製することができる。
請求項7記載の発明によれば、凹面ミラーを半導体基板上に直接作製できるので、発光層と凹面ミラーとを高精度に位置合わせすることができる。
請求項8記載の発明によれば、光利用効率の高い発光ダイオードアレイを得ることができる。
請求項9記載の発明によれば、発光ダイオードアレイの光利用効率が高くなるので、高速書込が可能な光書込装置を得ることができる。
請求項10記載の発明によれば、高速で画像形成を行うことができる画像形成装置を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は本実施の形態の画像形成装置を示す概略構成図、図2は光書込装置の駆動系の概略構成を模式的に示すブロック図、図3はLEDアレイと屈折率分布形レンズアレイと感光体ドラムとの位置関係を示す正面図、図4はLEDを示す縦断正面図、図5はその平面図である。
図1に示すように、この画像形成装置には矢印方向に回転駆動される感光体である感光体ドラム1が設けられている。この感光体ドラム1の周囲には、電子写真法によるプロセス順に、帯電装置2、光書込装置3、現像装置4、転写装置5、クリーニング装置6等が対向配置されている。
帯電装置2は感光体ドラム1の表面を所定極性の電位となるように一様に帯電する。光書込装置3は画像信号に基づき一様に帯電された感光体ドラム1の外周面上を露光することにより静電潜像を形成する。現像装置4は感光体ドラム1上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像し、トナー画像を形成する。転写装置5は感光体ドラム1上のトナー画像を記録媒体P上に転写する。クリーニング装置6は、転写工程後に感光体ドラム1上に残ったトナー等を除去する。なお、この他、トナー画像が転写された記録媒体Pを定着す処理する定着装置等が適宜設けられている。
光書込装置3は、図2、図3に示すように、複数の発光ダイオード(以下、LEDと表わす)10を直線状に配列したLEDアレイ11、LEDアレイ11の個々のLED10を駆動する駆動回路12等により構成されている。駆動回路12に対して画像信号が与えられることにより、その画像信号に応じて個々のLED10が点滅制御される。各LED10から放射された光は、屈折率分布形レンズアレイ13を構成する個々の屈折率分布形レンズ14を介して感光体ドラム1の外周面に照射される。
LED10は、図4及び図5に示すように、半導体基板15、発光層16、絶縁層17、上部電極18、凹面ミラー19等により形成されている。
発光層16はダブルへテロ型で、エッチングにより平面視が正方形となるように形成されている。発光層16の上面部分が光が放射される発光面16aとされている。
絶縁層17は、発光面16aの周縁部、発光層16の側面部、半導体基板15の上面部を覆うように形成されている。半導体基板15上に発光層16を形成した後、半導体基板15の上面と発光層16の全体とを覆うように絶縁層17を形成し、発光層16の上面部分を覆っている絶縁層17をエッチングで除去することにより発光面16aが露出されている。
上部電極18は、絶縁層17をエッチングして発光面16aを露出させた後、発光面16a上におけるこの発光面16aの一部を覆う位置に形成されている。上部電極18はスパッタリングで成膜したアルミニウムで形成されており、上部電極18の外周面は発光層16の発光面16aから放射される波長の光を反射する反射面とされている。
凹面ミラー19は、石英などを用いた透明基板20に凹面部21を形成し、この凹面部21の内周面に開口22と反射面23とが形成されている。開口22は、凹面部21の中央に位置して円形に形成され、反射面23は開口22の周囲を囲む位置に形成されている。反射面23は、金属膜をスパッタリングや蒸着で成膜することにより形成され、発光層16の発光面16aから放射される波長の光を反射する。また、開口22は、凹面部21の全体に金属膜を成膜した後、その金属膜をフォトリソグラフィーとエッチングとで取り除くことにより形成されている。
凹面部21に開口22と反射面23とを形成した後、凹面ミラー19は凹面部21を発光層16に対向させる向きに半導体基板15上に取り付けられている。
このような構成において、LED10では、上部電極18と半導体基板15の底面側に配置される図示しない下部電極との間に電圧を印加することにより発光層16の発光面16aから光が放射される。発光面16aから放射される光は広がりをもっており、例えば、或る点(A点)からはB、C、Dの3方向に放射される光が含まれる。このとき、B方向に放射された光は開口22を通過して凹面ミラー19の外部に放射される。また、C方向、D方向に放射された光は反射面23で反射される。反射面23で反射された光の一部は発光層16側へ反射され、発光層16側へ反射された光の一部は上部電極18の外周面で反射され、上部電極18の外周面で反射された光の一部が開口22を通過して凹面ミラー19の外部に放射される。
したがって、凹面ミラー19を設けない場合に比べて、凹面ミラー19の開口22の領域から放射される光量を増やすことができ、光の利用効率を高めることができる。また、凹面ミラー19を設けない場合には、上部電極18に覆われた部分の発光面16aから光が放射されず、発光面16aの一部に暗部が発生する。しかし、凹面ミラー19を設けることにより、凹面ミラー19の反射面23で反射された後に上部電極18の表面で反射された光が開口22から放射されるので、あたかも、発光面16aにおける上部電極18で覆われている部分から光が放射されているような状態となり、開口22から放射された光により形成される光スポット内に上部電極18の影が映るということがなく、光スポット内に光の強度ムラの発生を抑制することができる。
このような凹面ミラー19を備えたLED10をアレイ状に配列したLEDアレイ11を光書込装置3の一部として用い、LEDアレイ11から放射された光を屈折率分布形レンズアレイ13などの等倍結像系を通って感光体ドラム1上に集光させると、各LED10から放射された光が開口22を通過して狭い角度に集まるようになるので、LED10から放射された光の屈折率分布形レンズ14との結合効率が高まり、焦点での光強度を大きくすることができる。したがって、上部電極18と下部電極との間に印加する電圧を同じにした場合には、凹面ミラー19を設けない場合と比べて感光体ドラム1に集光される光の強度を高めることができ、高速で書き込みが可能な光書込装置3を得ることが可能となる。
本発明の第2の実施の形態を図6及び図7に基づいて説明する。なお、図1ないし図5において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
本実施の形態のLED10Aでは、発光層16の発光面16a上に形成された上部電極18Aの側面18aが、発光面16aとなす角度が鋭角となる傾斜面とされている。他の部分の構成は第1の実施の形態と同じである。
したがって、反射面23で反射された光が発光層16側に進行して上部電極18Aに当った場合に、傾斜面とされている側面18aに当った光を効率よく開口22に向けて進行させることができる。このため、開口22を通過して凹面ミラー19の外部に放射される光量を増加させることができ、光の利用効率を高めることができる。
ここで、上部電極18Aにおける側面18aの形成は、例えば、リフトオフ法を用いて行うことができる。このリフトオフ法で傾斜した側面18aを形成できる原理を図7に示す。
発光層16における発光面16aを挟んだ位置に厚めのレジスト層Rを形成する。このレジスト層Rは、発光面16a上の側壁が発光面16aに対して垂直となるように形成する。そして、レジスト層Rの上方からスパッタリングによりアルミニウム等の金属を付着させる。すると、レジスト層Rの開口部分に付着するアルミニウムにより開口径が徐々に小さくなるため、発光面16a上に付着されるアルミニウムの幅は徐々に細くなり、山型に傾斜した側面18aをもつ上部電極18Aを形成することができる。
本発明の第3の実施の形態を図8及び図9に基づいて説明する。
本実施の形態のLED10Bでは、上部電極18Bは発光面16aの中心付近を横断する位置に形成され、幅寸法が均一な形状に形成されている。さらに、上部電極18は、断面形状が凹面ミラー19の凹面部21(反射面23及び開口22)に向けて凸レンズ形状に形成されている。他の部分の構成は第1の実施の形態と同じである。
したがって、反射面23で反射された光が発光層16側に進行して上部電極18Bに当った場合に、断面形状が凸レンズ形状に形成されている上部電極18Bの外周面に当った光を効率よく開口22に向けて進行させることができる。このため、開口22を通過して凹面ミラー19の外部に放射される光量を増加させることができ、光の利用効率を高めることができる。
また、上部電極18Bは、幅寸法が部分的に広くなった部分を有さず、幅寸法が全体として均一な形状に形成されて発光面16aの中心付近を横断して形成されているため、上部電極18Bの周囲に発光面16aの発光領域を確保しつつ発光面16aの狭小化を図ることができ、LED10Bの小型化を図ることができる。そして、LED10Bを狭いピッチで配列したLEDアレイの作製が容易になる。
ここで、断面形状が凸レンズ形状の上部電極18Bを形成する場合には、以下のような方法を採用することができる。上部電極18Bがドライエッチングで作製できる場合は、発光層16と絶縁層17とを作製した半導体基板15に上部電極用の金属膜を成膜し、金属膜上に凸レンズ形状の断面を持つレジストパターンを作製し、低い選択比でエッチングを行えばよい。凸レンズ形状の断面を持つレジストパターンの作製方法としては、レジストを加熱してリフローさせるリフロー法や、マスクに透過率分布を与えておくグレイスケールマスクを利用した方法などがある。
本発明の第4の実施の形態を図10に基づいて説明する。
本実施の形態のLED10Cでは、第3の実施の形態で説明したような断面形状が凸レンズ形状である上部電極18Cを作製する場合に、断面形状を矩形状に形成した上部電極の上に銀などの金属微粒子を含む流動性のあるペースト材を塗布することにより形成したものである。ペースト材の塗布は、インクジェットなどからペースト材を吐出させることにより行うことができる。
塗布したペースト材を硬化させると、その硬化の過程で表面張力によりペースト材の表面が湾曲し、断面形状が凸レンズ形状となった上部電極18Cを作製することができる。これにより、断面形状が凸レンズ形状となった上部電極18Cの作製を容易に行うことができる。
本発明の第5の実施の形態を図11に基づいて説明する。
本実施の形態のLED10Dでは、凹面ミラー30が、半導体基板15上における発光層16と上部電極18Aとを囲む位置に透光性樹脂材料で形成された凸レンズ形状体31と、この凸レンズ形状体31の表面に形成された反射面32とにより形成されている。凸レンズ形状体31における頂上部分には反射面32が形成されずに光の透過を許容する開口33が形成されている。反射面32は、アルミニウム等の金属を蒸着することにより形成されている。
このような構成において、発光面16a上の或る点(A点)からB、C、Dの3方向に放射された光のうち、B方向に放射された光は凸レンズ形状体31内を進行して開口33から凹面ミラー30の外部に放射される。また、C方向、D方向に放射された光は凸レンズ形状体31内を進行した後に反射面32で反射され、反射面32で反射された光の一部は発光層16側へ反射され、発光層16側へ反射された光の一部は上部電極18Aの外周面(側面18a、上面)で反射され、上部電極18Aの外周面で反射された光の一部が凸レンズ形状体31内を進行して開口33から凹面ミラー30の外部に放射される。
これにより、上述した各実施の形態の場合と同じように、開口33から凹面ミラー30の外部に放射される光量を増加させることができ、光の利用効率を高めることができる。
また、本実施の形態では、半導体基板15上に凹面ミラー30を直接形成しているため、発光層16と凹面ミラー30との位置合わせを高精度に行うことができる。また、半導体基板15と凸レンズ形状体31との熱膨張率の違いによる発光層16と開口33との位置ズレの発生を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態の画像形成装置を示す概略構成図である。 光書込装置の駆動系の概略構成を模式的に示すブロック図である。 LEDアレイと屈折率分布形レンズアレイと感光体ドラムとの位置関係を示す正面図である。 LEDを示す縦断正面図である。 その平面図である。 本発明の第2の実施の形態のLEDを示す縦断正面図である。 上部電極の側面に傾斜面をリフトオフ法で形成する原理を説明する縦断正面図である。 本発明の第3の実施の形態のLEDを示す縦断正面図である。 その平面図である。 本発明の第4の実施の形態のLEDを示す縦断正面図である。 本発明の第5の実施の形態のLEDを示す縦断正面図である。
符号の説明
1 感光体
2 帯電装置
3 光書込装置
4 現像装置
5 転写装置
10 発光ダイオード
10A 発光ダイオード
10B 発光ダイオード
10C 発光ダイオード
10D 発光ダイオード
11 発光ダイオードアレイ
12 駆動回路
15 半導体基板
16 発光層
16a 発光面
18 上部電極
18a 側面
18A 上部電極
18B 上部電極
18C 上部電極
19 凹面ミラー
20 透明基板
21 凹面部
22 開口
23 反射面
30 凹面ミラー
31 凸レンズ形状体
32 反射面
33 開口

Claims (10)

  1. 半導体基板上に形成された発光層と、
    前記発光層の発光面上におけるこの発光面の一部を覆う位置に形成され、外周面が前記発光層から放射される波長の光を反射する反射面とされた上部電極と、
    前記発光層に対向させて前記半導体基板上に設けられ、中央部に位置する開口とこの開口の周囲に位置して前記発光層から放射される波長の光を反射する凹面形状の反射面とを有する凹面ミラーと、
    を具備する発光ダイオード。
  2. 前記上部電極の側面が、前記発光層の前記発光面となす角度が鋭角になる傾斜面とされている請求項1記載の発光ダイオード。
  3. 前記上部電極は、断面形状が前記凹面ミラーの前記反射面に向けて凸レンズ形状に形成されている請求項1記載の発光ダイオード。
  4. 前記上部電極の表面は、金属微粒子を含むペースト材を塗布することにより形成されている請求項3記載の発光ダイオード。
  5. 前記上部電極は、前記発光層の前記発光面の中心付近を横断する位置に幅寸法が均一な形状に形成されている請求項1ないし4のいずれか一記載の発光ダイオード。
  6. 前記凹面ミラーは、凹面部が形成された透明基板を有し、前記凹面部の表面に前記開口と前記反射面とが形成されている請求項1ないし5のいずれか一記載の発光ダイオード。
  7. 前記凹面ミラーは、前記発光層と前記上部電極とを囲む位置に位置付けられて前記半導体基盤上に透明樹脂材料で形成された凸レンズ形状体を有し、前記凸レンズ形状体の表面に前記開口と前記反射面とが形成されている請求項1ないし5のいずれか一記載の発光ダイオード。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一記載の発光ダイオードが前記半導体基板上に複数配列されている発光ダイオードアレイ。
  9. 請求項8記載の発光ダイオードアレイと、前記発光ダイオードアレイの個々の前記発光ダイオードを点滅制御する駆動回路とを具備する光書込装置。
  10. 感光体と、
    前記感光体の表面を帯電する帯電装置と、
    帯電された前記感光体の外周面に光を照射して静電潜像を形成する請求項9記載の光書込装置と、
    前記感光体に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置と、
    前記感光体上のトナー画像を記録媒体に転写する転写装置と、
    を具備する画像形成装置。

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