JP2006012665A - 冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイ - Google Patents

冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、冷陰極エミッタを備えた冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイに関し、画素間の輝度のばらつきを低減すると共に、解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することのできる冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイを提供することを課題とする。
【解決手段】 ゲート電極57上に開口径R2の開口部58Aを有した誘電体層58と、誘電体層58上に開口径R1の開口部59Aを有した導体59とを備えた冷陰極素子60を複数設けて、電界放出型ディスプレイ50を構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイに係り、特に冷陰極エミッタを備えた冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイに関する。
電界放出型ディスプレイ(FED;Field Emission Display)は、画素毎に設けられた複数の冷陰極素子を複数備えており、冷陰極素子には電子を放出するための冷陰極エミッタが設けられている。
冷陰極素子には、カソード電極上に先端が先鋭な冷陰極エミッタを形成し、カソード電極上に冷陰極エミッタを取り囲むような絶縁層と、絶縁層上にゲート電極とを形成して、冷陰極エミッタとゲート電極との間に電圧を印加して、高電界を発生させて冷陰極エミッタの先端から電子の放出を行うSpindt型や、カソード電極とゲート電極との間に形成された絶縁層に電圧を印加して高電界を発生させて、トンネル効果により電子の放出を行うMIM(Metal Insulator Metal)型や、カソード電極とゲート電極との間に形成された薄膜に微小ギャップを形成し、カソード電極とゲート電極との間に電圧を印加して、微小ギャップから電子の放出を行うSCE(Surface Conduction Emitter)型等の方式が検討されている。
このような冷陰極素子は、微細な構造であるため、電界放出型ディスプレイに設けられた複数の冷陰極エミッタを均一な形状に形成することは困難である。そのため、冷陰極エミッタ間の形状が不均一となり、冷陰極素子間の電子放出特性が異なってしまい、画素間の輝度にばらつきが発生して、画質が劣化するという問題があった。このような問題を解決するため、従来の電界放出型ディスプレイでは、画素毎に複数の冷陰極素子を設けて、画素間の電子放出特性の差を小さくしたものがある。
また、ゲート電極を用いた冷陰極素子を備えた電界放出型ディスプレイでは、冷陰極エミッタから放出された電子ビームがゲート電極に引き寄せられるため、電子ビームの照射角度は広がる傾向にあり、解像度の低下や混色等の画質劣化を引き起こしていた。このような問題を解決するための従来技術として、電子ビームを集束させるためのフォーカス電極を設けた電界放出型ディスプレイや、ゲート電極の厚さを大きくした電界放出型ディスプレイ等がある。
図1は、フォーカス電極を備えた従来の電子放出型ディスプレイの断面図であり、図2は、図1に示した背面板の平面図である。なお、図1に示したBは、カソード電極13とゲート電極15との間に電圧Vgと、カソード電極13とフォーカス電極18との間に電圧Vfとを印加することにより形成された等電位線(以下、等電位線B)を示している。また、図1中に示したDは、冷陰極エミッタ19から放出された電子ビーム(以下、電子ビームD)を示している。
図1に示すように、電界放出型ディスプレイ20は、大略すると複数の冷陰極素子10が設けられた背面板11と、前面板24とを有した構成とされている。冷陰極素子10は、大略すると基板12と、カソード電極13と、絶縁層14と、ゲート電極15と、誘電体層17と、フォーカス電極18と、冷陰極エミッタ19とにより構成されている。基板12上には、カソード電極13が形成されており、カソード電極13上には、絶縁層14と、ゲート電極15と、誘電体層17と、フォーカス電極18とが順次積層され、絶縁層14、ゲート電極15、誘電体層17、及びフォーカス電極18にはカソード電極13を露出する開口部Aが形成されている。
開口部Aに露出されたカソード電極13上には、電子を放出するための冷陰極エミッタ19が形成されている。フォーカス電極18は、冷陰極エミッタ19から放出された電子ビームDを集束させるためのものである。図2に示すように、フォーカス電極18は、薄膜状の金属膜であり、複数の冷陰極素子10間で共通の電極とされている。また、フォーカス電極18は、電源と接続されており、通常、ゲート電圧より低い電圧が印加される。
前面板24は、基板21と、アノード電極22と、蛍光体23とを有した構成とされている。基板21上には、アノード電極22と、蛍光体23とが順次形成されている。前面板24は、蛍光体23が冷陰極エミッタ19と対向するよう配置されている。
このような構成の電界放出型ディスプレイ20は、カソード電極13とゲート電極15との間に電圧Vgが印加されると冷陰極エミッタ19から電子ビームDが放出され、電子ビームDは冷陰極エミッタ19の表面に形成された上に凸の等電位線Bと直交する方向(ゲート電極15に向かう方向)に力を受けて発散しようとするが、フォーカス電極18により形成された下に凸んだ等電位線Bにより電子ビームDは集束される(例えば、非特許文献1参照。)。
図3は、ゲート電極の厚さを大きくした従来の電界放出型ディスプレイの断面図である。図3に示したFは、カソード電極13とゲート電極26との間に電圧Vgを印加することにより形成された等電位線(以下、等電位線F)を示しており、Gは冷陰極エミッタ19から放出された電子ビーム(以下、電子ビームG)を示している。なお、図3において、図1に示した電界放出型ディスプレイ20と同一構成部分には同一符号を付す。
図3に示すように、電界放出型ディスプレイ30は、大略すると複数の冷陰極素子25を備えた背面板27と、前面板24とを有した構成とされている。冷陰極素子25は、大略すると基板12と、カソード電極13と、絶縁層14と、厚さの大きいゲート電極26と、冷陰極エミッタ19とを有した構成されている。 基板12上には、カソード電極13が形成されている。カソード電極13上には、絶縁層14と、厚さの大きいゲート電極26とが順次積層され、絶縁層14及びゲート電極26には、カソード電極13を露出する開口部Eが形成されている。このようにゲート電極26の厚さを大きくすることにより、発散する電子ビームGをゲート電極26の側面部26Aで遮断することができる(例えば、非特許文献2参照。)。
Y.W.Jin,et al,"A Study on the Driving Property of Double GatedTriode-Type Field Emission Display using Carbon Nanotube Emitter"Proc.EuroDisplay‘02,pp.229-232,2002 J.E.Jung,et al,"Development of Triode-Type Carbon Nanotube Field-EmitterArrays with Suppression of Diode Emission by Forming Electroplated Ni WallStructure",J.Vac.Sci.Techno.B,Vol.21(1),pp.375-381,2003
しかしながら、近年、ディスプレイには、大画面化、高精細化等が望まれており、ディスプレイの高精細化に伴い、1画素の大きさは小さくなってきており、従来のように画素毎に複数の冷陰極素子を設けることは困難である。
また、フォーカス電極18を備えた電界放出型ディスプレイ20では、フォーカス電極18が複数の冷陰極素子10に対して共通な電極であるため、冷陰極素子10間で放出される電子の量が異なる場合、フォーカス電極18により冷陰極素子10毎に放出される電子の量の調整を行なうことができず、画素間に輝度のばらつきが生じるという問題があった。また、全ての冷陰極素子10に対して共通なフォーカス電極18に負の電圧を印加することで、全ての冷陰極エミッタ19の表面付近の電界強度が一様に弱められるため、全ての冷陰極エミッタ19から電子が放出されにくくなるという問題があった。
ゲート電極26の厚さを大きくした電界放出型ディスプレイ30では、電子ビームGの発散は抑制できるが、電子ビームGがゲート電極26に衝突しやすくなるため、冷陰極エミッタ19の電子放出効率が低下するという問題があった。
そこで本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、画素間の輝度のばらつきを低減すると共に、解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することのできる冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明では、カソード電極とゲート電極との間に電圧を印加して冷陰極エミッタから電子を放出する冷陰極素子であって、前記ゲート電極上に形成され、前記電子を通過させる第1の開口部を有した誘電体層と、該誘電体層上に形成され、前記電子を通過させる第2の開口部を有した導体とを備え、該導体は、他の冷陰極素子の導体とは分離して設けられ、電気的に開放されていることを特徴とする冷陰極素子により、解決できる。
上記発明によれば、ゲート電極上に第1の開口部を有した誘電体層を形成し、誘電体層上に他の冷陰極素子の導体とは分離して設けられ、電気的に開放された導体を設けることにより、冷陰極エミッタから放出された電子の量に応じて、冷陰極素子毎に設けられた導体を負に帯電させ、導体の帯電量に応じて冷陰極エミッタ表面の電界強度を弱めて、冷陰極エミッタ間の電子放出量の差を小さくして、画素間の輝度のばらつきを低減することができる。また、導体を負に帯電させることで、導体の付近に下に凸んだ等電位線を形成して、冷陰極エミッタから放出された電子ビームを集束させて、解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することができる。
請求項2記載の発明では、前記誘電体層に設けられた前記第1の開口部は、前記導体に設けられた前記第2の開口部よりも大きく形成されており、前記第1の開口部の中心と前記第2の開口部の中心とは、略同一であることを特徴とする請求項1に記載の冷陰極素子により、解決できる。
上記発明によれば、誘電体層に設けられた第1の開口部を導体に設けられた第2の開口部よりも大きく形成し、かつ第1の開口部の中心と第2の開口部の中心とを略同一となるよう構成することにより、冷陰極エミッタから放出された電子が導体に到達しやすくなり、導体を電子により負に帯電させやすくすることができる。
請求項3記載の発明では、前記電子が照射されることにより発光する蛍光体と、請求項1または2に記載の冷陰極素子とを備えたことを特徴とする電界放出型ディスプレイにより、解決できる。
上記発明によれば、請求項1または2に記載の冷陰極素子を備えたことで、画素間の輝度のばらつきを低減することができると共に、冷陰極エミッタから放出された電子ビームを集束させ、集束させた電子ビームを所定の蛍光体に照射させて、解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することができる。
上述の如く本発明によれば、画素間の輝度のばらつきを低減すると共に、解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することのできる冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイを提供することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
始めに、図4及び図5を参照して、本実施の形態による電界放出型ディスプレイ50の構成について説明する。図4は、本発明の実施の形態による電界放出型ディスプレイの断面図であり、図5は、図4に示した背面板の平面図である。なお、図4においては、1つの冷陰極素子60のみ図示したが、図5に示すように背面板51には複数の冷陰極素子60が設けられている。
電界放出型ディスプレイ50は、大略すると前面板65と、複数の冷陰極素子60が設けられた背面板51とを有した構成とされている。前面板65は、基板66と、アノード電極67と、蛍光体68とを有した構成とされている。基板66には、アノード電極67と、蛍光体68とが順次積層形成されている。前面板65は、背面板51から離間し、かつ蛍光体68が後述する冷陰極エミッタ54と対向するよう配置されている。
冷陰極素子60は、大略すると基板52と、カソード電極53と、冷陰極エミッタ54と、絶縁層56と、ゲート電極57と、誘電体層58と、導体59とを有した構成とされている。カソード電極53は、基板52上に設けられている。カソード電極53には、例えば、Cr膜,Al膜,Au膜,Ag膜,Ti膜,Ta膜,Mo膜,Zr膜,W膜,Pt膜,Ir膜,Ni膜等の材料を用いることができる。カソード電極53の厚さは、例えば、10nm〜1000nmの範囲内で適宜選択することができる。
冷陰極エミッタ54は、後述する開口部56Aに露出されたカソード電極53上に形成されている。冷陰極エミッタ54には、例えば、電子放出特性に優れた炭素系微細繊維を用いることができる。炭素系微細繊維には、例えば、カーボンナノチューブ、グラファイトナノファイバ、ナノグラファイバ、カーボンナノホーン等を用いることができる。
絶縁層56は、開口部56Aを有しており、カソード電極53上に形成されている。絶縁層56には、例えば、SiO膜,TEOS膜,Si膜,Ta膜,MgO膜,Al膜等を用いることができる。絶縁層56の厚さは、例えば、500nm〜5μmの範囲内で適宜選択することができる。
ゲート電極57は、開口部57Aを有しており、絶縁層56上に形成されている。ゲート電極57には、例えば、Cr膜,Al膜,Au膜,Ag膜,Ti膜,Ta膜,Mo膜,Zr膜,W膜,Pt膜,Ir膜,Ni膜等の材料を用いることができる。ゲート電極57の厚さは、例えば、10nm〜1000nmの範囲内で適宜選択することができる。
誘電体層58は、開口径R2の開口部58A(第1の開口部)を有しており、ゲート電極57上に形成されている。誘電体層58には、例えば、SiO膜,TEOS膜,Si膜,Ta膜,MgO膜,Al膜等を用いることができる。誘電体層58の厚さは、例えば、500nm〜5μmの範囲内で適宜選択することができる。
導体59は、板状の形状をしており、開口径R1の開口部59A(第2の開口部)を有した構成とされている。導体59は、誘電体層58上に形成されている。第2の開口部である開口部59Aの開口径R1は、誘電体層58の開口部58Aの開口径R2よりも小さくなるよう構成されている。また、開口部58Aの中心と開口部59Aの中心とは、略同一となるように構成されている。図5に示すように、導体59は冷陰極素子60毎に独立して設けられており、複数の冷陰極素子60に設けられた導体59はそれぞれ分離されている。また、導体59は、電源に接続されておらず、電気的に開放された状態にある。
このような導体59を冷陰極素子60毎に独立して設けることにより、ゲート電極57とカソード電極53との間に電圧Vgと、アノード電極67とカソード電極53との間に電圧Vaとが印加された際、導体59を冷陰極エミッタ54から放出された電子の量に応じて負に帯電させ、導体59の帯電量に応じてそれぞれの冷陰極エミッタ54表面の電界強度を弱めて、冷陰極エミッタ54間の電子放出量の差を小さくして、画素間の輝度のばらつきを低減することができると共に、下に凸んだ等電位線K(図15参照)を形成して、この下に凸んだ等電位線Kにより電子ビームJを集束させ、画像として表示される解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することができる。
また、導体59に形成された開口部59Aの開口径R1を、誘電体層58の開口部58Aの開口径R2よりも小さくなるよう構成することで、導体59に電子が到達しやすくなり、電子により導体59を負に帯電させやすくすることができる。
導体59には、例えば、Cr膜,Al膜,Au膜,Ag膜,Ti膜,Ta膜,Mo膜,Zr膜,W膜,Pt膜,Ir膜,Ni膜等の材料を用いることができる。導体59の厚さは、例えば、10nm〜1000nmの範囲内で適宜選択することができる。
次に、図6乃至図13を参照して、本実施の形態による電界放出型ディスプレイ50の製造方法ついて説明する。なお、前面板65については、従来の電界放出型ディスプレイと同様な構成とされているのでその製造方法の説明を省略し、ここでは電界放出型ディスプレイ50の背面板51の製造方法についてのみ説明する。
図6乃至図13は、本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図である。なお、図6乃至図13においては、冷陰極エミッタ54に炭素系微細繊維を適用した場合を例に挙げて説明する。
図6に示すように、基板52上にカソード電極53を形成する。カソード電極53は、例えば、スパッタリング法や蒸着法等により形成することができる。カソード電極53は、必要に応じてパターニングする。次に、図7に示すように、カソード電極53上に、触媒金属71を成膜し、触媒金属71をパターニングするためのレジスト膜72を触媒金属71上に形成する。冷陰極エミッタ54として炭素系微細繊維を形成する場合、触媒金属71には、Fe,Ni,Coのうちの少なくとも1つを含む金属を用いることができる。また、触媒金属71の厚さは、例えば、1nm〜50nmの範囲内で適宜選択することができる。
続いて、図8に示すように、レジスト膜72をマスクとしてエッチングを行い、触媒金属71をパターニングする。レジスト膜72は、触媒金属71をパターニング後、レジスト剥離液により除去される。
次に、図9に示すように、触媒金属71上とカソード電極53上とに亘って、絶縁層56を成膜し、続いて、絶縁層56上にゲート電極57と、誘電体層58と、導体59とを順次成膜し、その後、導体59を板状とし、冷陰極素子60毎に導体59を形成するために必要なパターニングされたレジスト膜77を導体59上に形成する。ゲート電極57、誘電体層58、及び導体59は、例えば、スパッタリング法や蒸着法等により成膜することができる。
続いて、図10に示すように、レジスト膜77をマスクとして、誘電体層58が露出するまでエッチングを行って、板状の導体59を冷陰極素子60毎に形成する。レジスト膜77は、エッチング後にレジスト剥離液により除去する。
次に、図11に示すように、板状の導体59上及び誘電体層58上に、開口部56A〜59Aを形成するためのレジスト膜74をパターニングする。レジスト膜74には、開口径R1の開口部74Aが形成されている。
続いて、図12に示すように、レジスト膜74をマスクとして、等方性エッチング或いは異方性エッチングを用いて、導体59、誘電体層58、ゲート電極57、及び絶縁層56のエッチングを行う。このエッチングは、触媒金属71と、触媒金属71の周辺のカソード電極53とが露出されるまで行う。このエッチングにより、導体59には開口径R1の開口部59A、誘電体層58には開口径R2の開口部58A、ゲート電極57には導体59に形成された開口部59Aと略同じ大きさの開口径を有した開口部57A、絶縁層56には誘電体層58に形成された開口部58Aと略同じ大きさの開口径を有した開口部56Aがそれぞれ形成される。レジスト膜74は、開口部56A〜59Aを形成後に、レジスト剥離液により除去される。
続いて、図13に示すように、熱CVD法、又はプラズマCVD法を用いて、触媒金属71から冷陰極エミッタ54となる炭素系微細繊維を析出成長させる。
熱CVD法を用いて炭素系微細繊維を析出成長させる場合には、炭素を含むガス中において、赤外線ランプやヒータ等を用いて、基板52を450〜600℃の範囲内で加熱して、触媒金属71と炭素を含むガスとを反応させることで、炭素系微細繊維を析出成長させることができる。
また、プラズマCVD法を用いて炭素系微細繊維を析出成長させる場合には、炭素を含むガス中において、基板52を加熱した上でプラズマを発生させることで、炭素系微細繊維を析出成長させることができる。炭素を含むガスには、例えば、一酸化炭素、アセチレン、メタン、エチレン等を含むガスを用いることができる。また、上記炭素を含むガスに、ヘリウム、アルゴン、水素、酸素等の希ガスを混合させても良い。
以上説明したような製造工程を行うことで、複数の冷陰極素子60を備えた背面板51が製造される。
次に、図14及び図15を参照して、電界放出型ディスプレイ50に設けられた導体59の帯電方法について説明する。図14は、電子放出開始直後(導体が帯電する前)の電界放出型ディスプレイの状態を模式的に示した図であり、図15は、導体が帯電した後の電界放出型ディスプレイの状態を模式的に示した図である。なお、図14及び図15において、Jは電子ビーム(以下、電子ビームJ)、Kは等電位線(以下、等電位線K)、Iは等電位線(以下、等電位線I)をそれぞれ示している。
図14に示すように、ゲート電極57とカソード電極53との間に電圧Vgと、カソード電極53とアノード電極67との間に電圧Vaとを印加した直後は、上に凸んだ等電位線Iが形成されると共に、冷陰極エミッタ54から電子が放出される。放出された電子は、等電位線Iと直交する方向に力を受けて進行し、蛍光体68或いは導体59に到達する。導体59は、導体59に到達した電子により負に帯電する。
この際、導体59から冷陰極エミッタ54に電流Iが流れる。また、導体59に帯電した電子の一部もリークするため、ゲート電極57と導体59との間にリーク電流Iが流れる。そのため、電流Iからリーク電流Iを引いた分の電流に相当する電子により、導体59は負に帯電する。このように、電子により導体59が負に帯電すると、導体59の電位が下がり、導体59の帯電量に応じて冷陰極エミッタ54の電界強度が弱められ、冷陰極エミッタ54から放出される電子の量は少なくなり、電流Iの値も小さくなる。導体59の電位は、電流Iとリーク電流Iとの大きさが等しくなった平衡状態において決定され、これにより冷陰極エミッタ54から放出される電子の量が決定される。
また、導体59が負に帯電することで、図15に示すように、導体59の上方に下に凸んだ等電位線Kが形成され、この等電位線Kにより冷陰極エミッタ54から放出された電子ビームJは集束させられる。
次に、図16及び図17を参照して、電界放出型ディスプレイ50が電子の放出量の多い冷陰極素子60Bと、電子の放出量の少ない冷陰極素子60Cとを有していた場合の導体59B,59Cの機能について説明する。なお、冷陰極エミッタ54Bに流れる電流のうち導体59Bから冷陰極エミッタ54Bに流れ込む電流IDBの割合と、冷陰極エミッタ54Cに流れる電流のうち導体59Cから冷陰極エミッタ54Cに流れ込む電流IDCの割合とは略等しく、リーク電流ILBとリーク電流ILCとは略等しいことを前提として以下の説明をする。
図16は、電子の放出量の異なる冷陰極素子を備えた電界放出型ディスプレイの電子放出開始直後(導体が帯電する前)の状態を模式的に示した図であり、図17は、図16に示した電界放出型ディスプレイの導体が負に帯電した状態を模式的に示した図である。なお、図16及び図17において、説明の便宜上、電子の放出量の多い冷陰極素子60Bには符号Bを付し、冷陰極素子60Bよりも電子の放出量の少ない冷陰極素子60Cには符号Cを付す。また、冷陰極素子60B,60Cは、冷陰極素子60と同様な構成とされている。
図16及び図17において、電流IDBは、冷陰極エミッタ54Bへの流入電流のうち、導体59Bから冷陰極エミッタ54Bに流れ込む電流を示しており、電流IDCは、冷陰極エミッタ54Cへの流入電流のうち、導体59Cから冷陰極エミッタ54Cに流れ込む電流を示している。さらに、電流IDB及び電流IDCを示した矢印の線の太さは、電流の大きさを示している(例えば、矢印の線が太い場合は、電流値が大きいことを示し、矢印の線が細い場合は、電流値が小さいことを示す。)。
図16に示すように、電子放出開始直後において、電子の放出量の多い冷陰極素子60Bの冷陰極エミッタ54Bからは、冷陰極素子60Cの冷陰極エミッタ54Cから放出される電子よりも多くの電子が放出され、導体59Bから冷陰極エミッタ54Bに流れ込む電流IDBは、導体59Cから冷陰極エミッタ54Cに流れ込む電流IDCよりも大きくなる。
また、冷陰極エミッタ54Bから放出された電子が導体59Bに到達すると、導体59Bは電流IDBからリーク電流ILBを引いた電流値(IDB−ILB)に相当する量の電子により負に帯電し、冷陰極エミッタ54Cから放出された電子が導体59Cに到達すると、導体59Cは電流IDCからリーク電流ILCを引いた電流値(IDC−ILC)に相当する量の電子により負に帯電する。
上記説明したように、電流IDB>電流IDC、リーク電流ILB=リーク電流ILCであることから、図17に示すように、導体59Bの帯電量は、導体59Cの帯電量よりも大きくなり、冷陰極エミッタ54B表面の電界強度は、冷陰極エミッタ54C表面の電界強度よりも弱められる。
これにより、冷陰極エミッタ54Bから放出される電子の量が減少して、冷陰極エミッタ54Bから放出される電子の量と、冷陰極エミッタ54Cから放出される電子の量との差が小さくなり、画素間の輝度のばらつきを低減できる。また、導体59B,59Cが負に帯電することで、下に凸んだ等電位線Kが導体59B,59Cとアノード電極67との間に形成され、この下に凸んだ等電位線Kにより電子ビームJ,Jを集束させ、集束された電子ビームJ,Jを所定の蛍光体68B,68Cに照射することで、画像として表示される解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することができる。
上記説明した電界放出型ディスプレイ50は、従来の電界放出型ディスプレイと同様な駆動方法により駆動され、例えば、複数のゲート電極57に走査パルスに応じた所定の正のゲート電圧を印加し、複数のカソード電極53に画像信号に応じた所定の負のカソード電圧を印加し、アノード電極67に常時所定の正のアノード電圧を印加することで駆動することができる。
なお、導体59に衝突する電子の電子エネルギーが、導体59の二次電子放出係数1を超えるとき、導体59からは二次電子が放出され、導体59は正に帯電する。このように、導体59が正に帯電すると冷陰極エミッタ54表面の電界強度が強められるため、冷陰極素子60間の放出される電子の量の差を小さくすることができないと共に、電子ビームJを集束させることもできない。従って、導体59から二次電子が放出されないように、ゲート電圧、カソード電圧、アノード電圧、導体59とアノード電極67との間の距離、導体59とゲート電極57との間の距離、ゲート電極57とカソード電極53との間の距離、導体59の材料等を適宜選択する。
(実施例)
本実施例の電界放出型ディスプレイ50の背面板51を以下のように形成した。基板52であるガラス基板上に、カソード電極53であるCr膜(200nm)と、開口径7μmの開口部56Aを有した絶縁層56であるSiO膜(3μm)と、開口径5μmの開口部57Aを有したゲート電極57であるCr膜(200nm)と、開口径7μmの開口部58Aを有した誘電体層58であるSiO膜(2μm)と、開口径5μmの開口部59Aを有した板状の導体59であるCr膜(200nm)とを順次積層形成し、開口部56Aに露出されたカソード電極53上に冷陰極エミッタ54であるグラファイトナノファイバーを形成した。また、板状の導体59は、平面視した状態において10μm×10μmの四角形に構成されている。この背面板51には、複数の冷陰極素子60が形成されている。
このような背面板51を電界放出型ディスプレイ50に設けることで、画素間の輝度のばらつきを低減できると共に、下に凸んだ等電位線Kを形成して、電子ビームJを集束させて、画像として表示される解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することができた。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、画素間の輝度のばらつきを低減すると共に、解像度の低下や混色等の画質劣化を抑制することのできる冷陰極素子及び電界放出型ディスプレイに適用できる。
フォーカス電極を備えた従来の電子放出型ディスプレイの断面図である。 図1に示した背面板の平面図である。 ゲート電極の厚さを大きくした従来の電界放出型ディスプレイの断面図である。 本発明の実施の形態による電界放出型ディスプレイの断面図である。 図4に示した背面板の平面図である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その1)である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その2)である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その3)である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その4)である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その5)である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その6)である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その7)である。 本実施の形態の電界放出型ディスプレイに設けられた背面板の製造工程を示した図(その8)である。 電子放出開始直後(導体が帯電する前)の電界放出型ディスプレイの状態を模式的に示した図である。 導体が帯電した後の電界放出型ディスプレイの状態を模式的に示した図である。 電子の放出量の異なる冷陰極素子を備えた電界放出型ディスプレイの電子放出開始直後(導体が帯電する前)の状態を模式的に示した図である。 図16に示した電界放出型ディスプレイの導体が負に帯電した状態を模式的に示した図である。
符号の説明
10,25,60,60B,60C 冷陰極素子
11,27,51 背面板
12,21,52,66 基板
13,53,53B,53C カソード電極
14,56,56B,56C 絶縁層
15,26,57,57B,57C ゲート電極
17,58,58B,58C 誘電体層
18 フォーカス電極
19,54,54B,54C 冷陰極エミッタ
20,30,50 電界放出型ディスプレイ
22,67 アノード電極
23,68,68B,68C 蛍光体
24,65 前面板
26A 側面部
59,59B,59C 導体
71 触媒金属
72,74,77 レジスト膜
A,E,56A〜59A 開口部
B,F,K,I 等電位線
D,G,J,J,J 電子ビーム
R1,R2 開口径
DB,IDC 電流
LB,ILC リーク電流

Claims (3)

  1. カソード電極とゲート電極との間に電圧を印加して冷陰極エミッタから電子を放出する冷陰極素子であって、
    前記ゲート電極上に形成され、前記電子を通過させる第1の開口部を有した誘電体層と、
    該誘電体層上に形成され、前記電子を通過させる第2の開口部を有した導体とを備え、
    該導体は、他の冷陰極素子の導体とは分離して設けられ、電気的に開放されていることを特徴とする冷陰極素子。
  2. 前記誘電体層に設けられた前記第1の開口部は、前記導体に設けられた前記第2の開口部よりも大きく形成されており、
    前記第1の開口部の中心と前記第2の開口部の中心とは、略同一であることを特徴とする請求項1に記載の冷陰極素子。
  3. 前記電子が照射されることにより発光する蛍光体と、
    請求項1または2に記載の冷陰極素子とを備えたことを特徴とする電界放出型ディスプレイ。
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