JP2006012544A - 水系電解液リチウム二次電池 - Google Patents

水系電解液リチウム二次電池 Download PDF

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匠昭 奥田
Itsuki Sasaki
厳 佐々木
Osamu Hiruta
修 蛭田
Hironori Kondo
広規 近藤
Yoji Takeuchi
要二 竹内
Yoshio Ukiyou
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Abstract

【課題】充放電サイクル特性に優れ、高容量かつ高エネルギー密度の水系電解液リチウム二次電池を提供すること。
【解決手段】正極2と、負極3と、リチウム塩を水に溶解してなる水溶液電解液とを有する水系電解液リチウム二次電池1である。正極2は、正極活物質として、組成式がLiMPO4(Mは、Fe、Mn、Ni、及びCoから選ばれる1種以上)で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物を含有し、負極3は、負極活物質として、Mn含有化合物を含有する。このようなMn含有化合物としては、Liを基準としたときの電位範囲2.2V〜3.0Vにおいて、Mnが酸化又は還元されることによりLiを吸蔵又は放出する化合物を用いる。
【選択図】図5

Description

本発明は、電解液として、リチウム塩を水に溶解してなる水溶液電解液を有する水系電解液リチウム二次電池に関する。
電解液の溶媒として有機系溶媒を用いた非水系のリチウム二次電池は、高電圧でエネルギー密度が高く、また小型・軽量化が図れることから、パソコンや携帯電話等の携帯情報端末等を中心に情報機器や通信機器の分野で実用が進み、広く一般に普及するに至っている。また他の分野では、環境問題、資源問題から電気自動車の開発が急がれる中、このようなリチウム二次電池を電気自動車用電源として用いることが検討されている。
しかし、非水系のリチウム二次電池には、次のような問題が指摘されている。
即ち、非水系のリチウム二次電池は、電解液として有機溶媒等の非水系電解液を含有しているため、過充電や短絡等により引火や爆発の危険性を有している。そのため、特に高温度条件下での使用を余儀なくされる上記電気自動車の電源等として用いることが懸念されている。
また、非水系のリチウム二次電池は、その製造工程において徹底したドライ環境を維持する必要があるため、製造コストが高くなってしまう。したがって、この観点からも、特に電気自動車用の二次電池をにらんだ将来の量産化に対応し難く、価格的にもきわめて高価になってしまうという問題があった。
一方、電解液として水溶液電解液を用いた水系電解液リチウム二次電池がある。この水系電解液リチウム二次電池は、上記非水系のリチウム二次電池が有する上記問題に対して非常に有利である。即ち、水系電解液リチウム二次電池は、有機溶媒を含有していないため、非常に燃え難い。また、ドライ環境を必要としないため、製造コストを低くすることができる。さらに、一般的に水溶液電解液は非水系電解液に比べて導電性が高いため、水系電解液リチウム二次電池は、非水系のリチウム二次電池に比べて内部抵抗が低くなるという利点がある。
しかし、水系電解液リチウム二次電池は、水の電気分解反応が起こらない電位範囲で充放電をさせる必要があることから、非水系のリチウム二次電池と比較して大きな放電容量を確保することが難しいという欠点を抱えている。
したがって、水系電解液リチウム二次電池においては、水溶液中で安定で、かつ水の電気分解により酸素や水素を発生しない電位範囲において、可逆的に大量のリチウムを吸蔵及び脱離できる活物質、つまり容量の大きい活物質を用いることが望まれている。
具体的には、正極活物質としては、pH7の水溶液電解液中で4.2Vまでにより多くのLiが引き抜ける材料が望まれている。なぜならば、中性、即ちpHが7の水溶液電解液を用いた場合には、理論上の酸素発生電位は、3.85Vであり、さらにガス発生過電圧を考慮すると実際上の酸素ガス発生電位は4.2Vとなるからである。
一方、負極活物質としては、pH7の水溶液電解液中で2.2Vまでにより多くのLiが挿入できる材料が望まれている。なぜならば、中性、即ちpHが7の水溶液電解液を用いた場合には、理論上の水素発生電位は、2.62Vであり、さらにガス発生過電圧を考慮すると実際上の水素ガスの発生電位は2.2Vとなるからである。
また、水系電解液リチウム二次電池においては、非水系のリチウム二次電池に比べて電位幅が小さいため、少しでもエネルギー密度を高くする必要がある。そのため、正負極ともに平坦な電位曲線をもつ活物質が望まれている。
現在までに、水系電解液リチウム二次電池としては、Li−Mn酸化物、Li−Ni酸化物、Li−Co酸化物等を正極活物質として含有し、VO2、LiV38等を負極活物質として含有するものが提案されている(特許文献1〜3参照)。
しかしながら、このような従来の水系電解液リチウム二次電池の活物質は、電位の平坦性、放電容量、及び水溶液電解液中での安定性が未だ不充分であった。そのため、従来の水系電解液リチウム二次電池は、充分なエネルギー密度を発揮することができず、容量が小さく、充放電を繰り返し行うことにより容量劣化が起こりやすいという問題があった。それ故、現状の水系電解液リチウム二次電池は、未だアイデア段階を抜けておらず、従来の非水系のリチウム二次電池等に取って代わる程の実用性を備えるには至っていない。
特開2003−17057号公報 特表平9−508490号公報 特開2000−77073号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、充放電サイクル特性に優れ、高容量かつ高エネルギー密度の水系電解液リチウム二次電池を提供しようとするものである。
本発明は、正極と、負極と、リチウム塩を水に溶解してなる水溶液電解液とを有する水系電解液リチウム二次電池において、
上記正極は、正極活物質として、組成式がLiMPO4(Mは、Fe、Mn、Ni、及びCoから選ばれる1種以上)で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物を含有し、
上記負極は、負極活物質として、Mn含有化合物を含有し、
該Mn含有化合物としては、Liを基準としたときの電位範囲2.2V〜3.0Vにおいて、Mnが酸化又は還元されることによりLiを吸蔵又は放出する化合物を用いることを特徴とする水系電解液リチウム二次電池にある(請求項1)。
本発明において最も注目すべき点は、上記正極活物質として、上記組成式で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物を含有すると共に、上記負極活物質として、Liを基準としたときの電位範囲2.2V〜3.0Vにおいて、Mnが酸化又は還元されることによりLiを吸蔵又は放出するMn含有化合物を含有する点にある。
そのため、上記水系電解液リチウム二次電池は、充放電サイクル特性に優れ、高容量かつ高エネルギー密度のものとなる。
即ち、上記正極活物質としての上記組成式で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物は、例えばpH7程度の水溶液電解液中において、電圧約4.2V程度までに大きな充放電容量を発揮することができる。また、上記正極活物質は、横軸を充電容量とし、縦軸を電位とする電位曲線において、水系電解液リチウム二次電池の充電上限電圧と目される4.2Vまでに比較的平坦な(横軸と平行な)電位曲線を示すことができる。
一方、上記負極活物質としての上記Mn含有化合物においては、Liの吸蔵・放出に伴って、Liを基準とした電位2.2V〜3.0VにおいてMnが酸化又は還元される。そのため、上記負極活物質は、比較的低電位において大きな充放電容量を発揮することができる。
このような正極活物質及び負極活物質を含有する上記水系電解液リチウム二次電池は、水素発生電圧である約2.2Vから酸素発生電位である約4.2Vという範囲内に多くの充放電容量を示すことができる。また、正極及び負極間の電位差が大きく、高いエネルギー密度を発揮することができる。
さらに、上記正極活物質及び上記負極活物質は、水溶液においても非常に安定である。そのため、上記水電解液リチウム二次電池は、充放電を繰り返し行っても充放電容量が劣化し難く、充放電サイクル特性に優れる。
以上のごとく、本発明によれば、充放電サイクル特性に優れ、高容量かつ高エネルギー密度の水系電解液リチウム二次電池を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の水系電解液リチウム二次電池において、正極は、組成式LiMPO4で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物を正極活物質として含有する。上記組成式において、金属元素Mは、Fe、Mn、Ni、及びCoから選ばれる1種以上である。また、上記リチウム複合酸化物が上記金属元素MとしてFe、Mn、Ni、及びCoから選ばれる2種類以上の元素を含有する場合には、金属原子Mは、上記リチウム複合酸化物(LiMPO4)1molの中における金属原子Mの合計量とLi原子とが、モル比で1:1となるように存在することができる。
また、上記組成式LiMPO4で表されるリチウム複合酸化物としては、Mの種類及び数を変えることにより、種々のものが存在する。上記水系電解液リチウム二次電池においては、これらのうち1種類を正極活物質として正極に用いることもできるが、2種以上を混合して用いることもできる。さらに、上記組成式で表されるリチウム複合酸化物と公知の正極活物質とを混合したものを用いることもできる。
また、上記水系電解液リチウム二次電池において、上記負極は、負極活物質として、Mnを含有する化合物(Mn含有化合物)を含有する。該Mn含有化合物としては、Liを基準としたときの電位範囲2.2V〜3.0Vにおいて、Mnが酸化又は還元されることによりLiを吸蔵又は放出する化合物を用いる。
上記Mn含有化合物として、Mnが酸化又は還元されるときの電位範囲が3.0Vを超えるものを用いた場合には、上記水系電解液リチウム二次電池の出力が小さくなるおそれがある。一方2.2V未満の場合には、上記水系電解液リチウム二次電池の負極から水素ガスが発生してしまうおそれがある。
上記Mn含有化合物としては、例えばマンガン酸化物、リチウムマンガン複合酸化物、マンガン水酸化物から選ばれる1種以上を含むものを用いることができる(請求項2)。
具体的には、上記マンガン酸化物としては例えばMnO、及びMnO2等がある。
上記リチウムマンガン複合酸化物としては、例えばLiMn24、Li2Mn24、LiMnO2、及びLiMn2-xx4(MはNi、Co、Cr、Li、Al、xは0〜1.0)等がある。
上記マンガン水酸化物としては、例えばMn(OH)2、及びMnO(OH)等がある。
上記負極においては、上記のマンガン酸化物、リチウムマンガン複合酸化物、マンガン水酸化物等のうち1種類を負極活物質として用いることもできるが、2種以上を混合して用いることもできる。さらに、上記のMnを含有する化合物と公知の負極活物質と混合したものを用いることもできる。公知の負極活物質と混合する場合には、Mnを含有する化合物を負極活物質の主成分とすることが好ましい。この場合には、上記水系電解液リチウム二次電池の充放電容量やエネルギー密度をさらに向上させることができる。
また、上記負極活物質は、スピネル構造のものが好ましい。
この場合には、Liの挿入及び脱離がよりスムーズに行えると共に、構造劣化が起こり難くなる。そのため、上記水系電解液リチウム二次電池の充放電サイクル特性をより向上させることができる。
また、上記水系電解液リチウム二次電池は、電解液としてリチウム塩を水に溶解してなる水溶液電解液を有する。
このようなリチウム塩としては、例えばLiNO3、LiOH、LiCl、及びLi2SO4等がある。これらのリチウム塩は、それぞれ単独で用いることもできるが、2種以上を併用することもできる。
次に、上記水溶液電解液のpHは、6〜10であることが好ましい(請求項3)。
上記水溶液電解液のpHが6未満の場合には、上記組成式で表されるリチウム複合酸化物が不安定となり、電池の容量やサイクル特性が低下するおそれがある。一方、pHが10を越える場合には、水の電気分解電位、即ち水素発生電位及び酸素発生電位がそれぞれ2.21V及び3.44Vまで低下する。そのため、正極や負極で酸素や水素が発生しやすくなるおそれがある。
また、上記水系電解液リチウム二次電池においては、例えばリチウムを吸蔵・放出する正極及び負極と、これらの間に狭装されるセパレータと、正極及び負極間でリチウムを移動させる水溶液電解液などを主要構成要素として構成することができる。
上記水系電解液リチウム二次電池において、正極は、例えば上記正極活物質に導電材及び結着材を混合し、必要に応じて適当な溶剤を加えてペースト状の正極合材としたものを成形し、必要に応じて電極密度を高めるべく圧縮して形成することができる。
導電材は、正極の電気伝導性を確保するためのものであり、例えばカーボンブラック、アセチレンブラック、黒鉛等の炭素物質粉末状体の1種又は2種以上を混合したものを用いることができる。
結着材は、活物質粒子及び導電材粒子を繋ぎ止める役割を果たすものであり、例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、フッ素ゴム等の含フッ素樹脂、或いはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂等を用いることができる。
これら活物質、導電材、結着材を分散させる溶剤としては、例えばN−メチル−2−ピロリドン等の有機溶剤を用いることができる。
負極は、上記正極と同様に、例えば上記負極活物質に導電材や結着材を混合し、必要に応じて適当な溶媒を加えてペースト状にした負極合材を成形し、その後必要に応じてプレスして形成することができる。
また、正極及び負極に狭装させるセパレータは、正極と負極とを分離し電解液を保持するものであり、例えばセルロース、ポリエチレン、及びポリプロピレン等の薄い微多孔膜を用いることができる。
また、上記水系電解液リチウム二次電池の形状としては、例えばコイン型、円筒型、角型等がある。正極、負極、セパレータ及び水溶液電解液等を収容する電池ケースとしては、これらの形状に対応したものを用いることができる。
(実施例1)
次に、本発明の実施例につき、説明する。
本例においては、オリビン構造のリチウム複合酸化物、及びスピネル構造のMn含有化合物をそれぞれ作製し、これらの水系電解液リチウム二次電池の活物質としての適性を調べる。即ち、オリビン構造のリチウム複合酸化物としてLiMn0.5Fe0.5PO4を作製し、これを活物質として用いて試験用のリチウム二次電池(電池X1)を作製し、その電圧と容量の関係を調べた。また、スピネル構造のMn含有化合物としてLiMn24を作製し、これを活物質として用いて試験用のリチウム二次電池(電池X2)を作製し、その電圧と容量の関係を調べた。
まず下記のようにして、オリビン構造のリチウム複合酸化物(LiMn0.5Fe0.5PO4)を合成した。
具体的には、まずLi源としてLiH2PO4、Mn源としてMnCO3、及びFe源としてFeC24・2H2Oを準備し、Li、P、Mn、及びFeのモル比がそれぞれ1:1:0.5:0.5となるような混合比でこれらを混合した。混合は、自動乳鉢を用いて1時間行った。
混合後、Ar雰囲気中で250℃にて12時間仮焼し、さらに自動乳鉢で1時間混合し、次いでAr雰囲気中で750℃にて24時間焼成した。これにより、オリビン構造のリチウム複合酸化物であるLiMn0.5Fe0.5PO4(鉄置換マンガンオリビン)を得た。これを試料E1とする。
次に、上記試料E1を70重量、導電材としてのカーボンブラックを25重量部、及び結着材としてのポリエチレンテレフタレートを5重量部混合し、電極合材を作製した。この電極合材10mgをφ10mmのペレットに成形し、これを試験用電極とした。
次いで、試験用電極の対極として金属リチウムを準備し、試験用電極と対極とを厚さ25μmのポリエチレン製のセパレータを介してCR2016型コインセル用の電池ケース中に配置した。さらに電池ケースの端部にガスケットを配置した。
次に、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とを体積比1:1にて混合した混合溶媒に、LiPF6を溶解させて濃度1Mとした溶液を電解液として準備した。この電解液を電池ケース内に適量注入させて含浸させた。その後、電池ケースを密閉して試験用のリチウム二次電池を作製した。これを電池X1とする。
次に、スピネル構造のMn含有化合物(LiMn24)を合成した。
具体的には、まず、Li源としてLiOH、Mn源としてMnCO3を準備し、LiとMnとのモル比がそれぞれ1.05:2.0となるような混合比でこれらを混合した。混合は、自動乳鉢を用いて1時間行った。
混合後、O2雰囲気中で温度800℃にて12時間焼成した。これにより、スピネル構造のLiMn24(マンガンスピネル)を得た。これを試料E2とする。
なお、上記試料E2(LiMn24)の作製においては、得られるLiMn24においてはLiとMnとのモル比は1:2であるのに対して、上記のごとく、LiとMnとのモル比が1.05:2.0となるように上記Li源と上記Mn源とを混合している。これは、Liが高温で昇華し易いことを考慮して配合を行ったためである。
次に、上記試料E1の場合と同様に、上記試料E2を70重量、導電材としてのカーボンブラックを25重量部、及び結着材としてのポリエチレンテレフタレートを5重量部混合して電極合材を作製し、この電極合材10mgをφ10mmのペレットに成形し、これを試験用電極とした。さらに、この試験用電極を用いて、上記試料E1の場合と同様にして、試験用のリチウム二次電池を作製した。これを電池X2とする。この電池X2は、試験用電極の活物質として上記試料E2を用いた点を除いては、上記電池X1と同様にして作製したものである。
さらに、試料E1及び試料E2の優れた特性を明らかにするため、正極活物質として用いられている市販のリチウムマンガン複合酸化物(LiMn1.5Ni0.54、以下試料C1という)を用いて、上記試料E1と同様にして比較用のリチウム二次電池を作製した。これを電池X3とする。さらに負極活物質として用いられている市販のチタン酸リチウム(Li4Ti512、以下試料C2という)を用いて、上記試料E1と同様にして比較用のリチウム二次電池を作製した、これを電池X4とする。
即ち、上記電池X3及びX4は、それぞれ活物質としてLiMn1.5Ni0.54及びLi4Ti512を含有する点を除いては、上記電池X1及びX2と同様のものである。
次に、上記のようにして作製した電池X1〜電池X4を、それぞれ温度20℃の恒温槽内で、電流密度0.2mA/cm2にて所定の充電上限電圧まで定電流充電し、20℃の恒温槽内で、電流密度0.2mA/cm2にて所定の放電下限電圧まで定電流放電した。なお、充電上限電圧は3.0V〜4.9V、放電下限電圧は1.0〜3.5Vの間で適宜設定した。
さらに、各電池を電流密度0.2mA/cm2にて所定の充電上限電圧まで定電流充電した。このとき、電池X1及び電池X3について、電圧−容量曲線を作製した。その結果を図1(電池X1)及び図3(電池X3)に示す。
また、電池X2及び電池X4については、2回目の充電後、再び電流密度0.2mA/cm2にて所定の放電下限電圧まで定電流放電し、このときの電圧−容量曲線を作製した。その結果を図2(電池X2)及び図4(電池X4)に示す。
即ち、図1は、活物質LiMn0.5Fe0.5PO4(試料E1)についてのLiに対する電位と充電容量との関係を示し、図2は、活物質LiMn24(試料E2)についてのLiに対する電位と放電容量との関係を示すものである。
また、図3は、活物質LiMn1.5Ni0.54(試料C1)についてのLiに対する電位と充電容量との関係を示し、図4は、活物質Li4Ti512(試料C2)についてのLiに対する電位と放電容量との関係を示すものである。
図1及び図3においては、横軸は充電容量を示し、縦軸はLiに対する電位(vs.Li/Li+)を示す。図2及び図4においては、横軸は放電容量を示し、縦軸はLiに対する電位(vs.Li/Li+)を示す。
図1より知られるごとく、試料E1の活物質(LiMn0.5Fe0.5PO4)は、電位−容量曲線において、約3.5Vと約4.0Vに、電位−容量曲線がほぼ平坦になるプラトー領域を有している。水系電解液リチウム二次電池における過電圧を考慮した酸素ガス発生電位は約4.2Vであることから、試料E1は、水系電解液リチウム二次電池に適用したときに、酸素ガス発生電位以下で大きな容量を発揮できる。したがって、試料E1は、水系電解液リチウム二次電池の正極活物質として好適である。
図2より知られるごとく、試料E2の活物質(LiMn24)は、比較的低電位である約2.8Vに大きな容量を示すことがわかる。また、この2.8Vに電位−容量曲線がほぼ平坦になるプラトー領域を有している。水系電解液リチウム二次電池における過電圧を考慮した水素ガス発生電位は約2.2Vであることから、試料E2は、水系電解液リチウム二次電池に適用したときに、水素ガス発生電位以上で大きな容量を発揮できることがわかる。したがって、試料E2は、水系電解液リチウム二次電池の負極活物質として好適であることがわかる。
ところで、図2より知られるごとく、試料E2は、約4.0V付近にも電位−容量曲線が平坦になるプラトー領域を有している。この領域において、試料E2は、大部分がMn24となっており、このMn24は一般に正極活物質として用いられる。また、約2.8Vにあるプラトー領域においては、試料E2は大部分がLiMn24となっており、さらに放電を行って電位が低下するとLi2Mn24となる。
一方、図3より知られるごとく、試料C1の活物質(LiMn1.5Ni0.54)においては、過電圧を考慮した酸素ガス発生電位以下の容量が非常に少なかった。また、図4より知られるごとく、試料C2の活物質(Li4Ti512)においては、過電圧を考慮した水素ガス発生電位以上の容量が非常に少なかった。
(実施例2)
本例は、実施例1において作製した2つの活物質(試料E1及び試料E2)を正極活物質及び負極活物質として用いて水系電解液リチウム二次電池を作製し、その特性を評価した例である。
図5に示すごとく、本例の水系電解液リチウム二次電池1は、正極2と、負極3と、リチウム塩を水に溶解してなる水溶液電解液とを有する。正極2は、LiMn0.5Fe0.5PO4で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物を正極活物質として含有する。負極3は、Mn含有化合物であるLiMn24で表される化合物を負極活物質として含有する。LiMn24は、上記実施例1に示すごとく、Liの吸蔵・放出に伴って、Liを基準とした電位(vs.Li/Li+)2.2V〜3.0VにおいてMnが酸化又は還元される化合物である。
また、図5に示すごとく、本例の水系電解液リチウム二次電池1においては、CR2016型の電池ケース11中に、正極2及び負極3と共に、これらの間に狭装させた状態でセパレータ4が配置されている。また、電池ケース11内には、水溶液電解液が注入されている。電池ケース11内の端部には、ガスケット5が配置されており、電池ケースは封口板12により密封されている。
次に、上記水系電解液リチウム二次電池の製造方法について説明する。
まず、上記試料E1(LiMn0.5Fe0.5PO4)を用いて実施例1と同様にして電極を作製し、これを正極とした。
また、上記試料E2(LiMn24)を用いて実施例1と同様にして電極を作製し、これを負極とした。
また、水溶液電解液として、リチウム塩であるLiNO3の飽和水溶液(pH≒7)を準備した。
次に、図5に示すごとく、上記正極2及び負極3の間に厚さ25μmのポリエチレン製のセパレータ4を挟み、これをCR2016型の電池ケース11内に配置した。
さらに、電池ケース11内の端部にガスケット5を配置し、さらに電池ケース11内に上記の水溶液電解液を適量注入して含浸させた。続いて、電池ケース11の上部の開口部分に封口板12を配置し、電池ケース11の端部をかしめ加工することにより、電池ケース11を密封して水系電解液リチウム二次電池1を作製した。これを電池E1とする。
また、本例においいては、電池E1の比較用として、実施例1の上記試料C1を正極活物質とし、上記試料C2を負極活物質として含有するCR2016型の水系電解液リチウム二次電池を、上記電池E1と同様にして作製した。これを電池C1とする。
電池C1は、正極活物質として試料C1(LiMn1.5Ni0.54)を含有し、負極活物質として試料C2(Li4Ti512)を含有する点を除いては、上記電池E1と同様のものである。
次に、電池E1及び電池C1について、充放電サイクル試験をおこなった。
充放電サイクル試験は、各電池について、温度60℃の条件下で、電流密度0.5mA/cm2の定電流にて電池電圧1.2Vまで充電し、その後、電流密度0.5mA/cm2の定電流にて電池電圧0.5Vまで放電する充放電を1サイクルとし、このサイクルを50サイクル繰り返すことにより行った。各充放電サイクルにおいては、充電休止時間及び放電休止時間をそれぞれ1分間ずつ設けた。そして各サイクル毎に、それぞれの電池(電池E1及び電池C1)の放電容量を測定した。
放電容量は、上記の各サイクル毎の放電電流値(mA)を測定し、この放電電流値に放電に要した時間(hr)を乗じて得られた値を、電池内の正極活物質の重量(g)で除することにより算出した。
その結果を図6に示す。
図6において、横軸はサイクル数(回)を示し、縦軸は放電容量(mAh/g)を示すものである。同図には、試料E1と上記試料E2とをそれぞれ正極活物質及び負極活物質に用いて構成した水系電解液リチウム二次電池を電池E1として示し、試料C1及び試料C2をそれぞれ正極活物質及び負極活物質に用いて構成した水系電解液リチウム二次電池を電池C1として示した。
また、上記電池E1及び電池C1の初期放電容量を下記の表1に示す。
Figure 2006012544
表1より知られるごとく、電池E1は、95mAh/gという非常に高い初期放電容量を示した。一方、電池C1においては、初期放電容量は、8.2mAh/gという非常に低いものであった。即ち、電池E1は、電池C1比べて10倍以上の高い初期放電容量を発揮できることがわかる。
また、図6から知られるごとく、電池E1においては、充放電を50サイクル繰り返した後においても、70mAh/gを超える非常に高い放電容量を維持していた。これに対し、電池C1においては、15サイクルに満たない段階で、電池が完全に劣化し、放電することができなくなった。
このように正極活物質としてLiMn0.5Fe0.5PO4(試料E1)を含有し、かつ負極活物質としてLiMn24(試料E2)を含有する水系電解液リチウム二次電池(電池E1)は、容量が大きく、比較的高い電流密度で充放電を行っても優れた充放電サイクル特性を発揮できることがわかる。
上記のごとく、電池E1において、比較的高い電池電圧で大きな放電容量が達成できた理由は、酸素発生電位から水素発生電位内において、充放電容量が大きい正極活物質及び負極活物質を用いたことに起因すると考えられる。即ち、本例の水系電解液リチウム二次電池においては、Liに対する電位3.4V以上の領域に大きな充電容量を有する上記試料E1(LiMn0.5Fe0.5PO4)を正極活物質として含有し、Liに対する電位2.8V以下の領域に大きな放電容量を有する上記試料E2(LiMn24)を負極活物質として含有するためであると考えられる(図1及び図2参照)。
また、本例の水系電解液リチウム二次電池(電池E)の充放電サイクル特性が優れている理由としては、正極活物質としてオリビン構造のリチウム複合酸化物(試料E1)を用い、負極活物質としてマンガンスピネル(試料E2)を用いていることに起因すると考えられる。オリビン構造の基本骨格やマンガンスピネルは、水系電解液において安定で、かつ水系電解液リチウム二次電池において使用する電位範囲においても安定だからである。
また、本例においては、正極活物質として鉄置換マンガンオリビン(LiMn0.5Fe0.5PO4)を用いたが、これ以外にも、上記酸素ガス発生電位以下の電位範囲において大きな充放電容量を有するオリビン構造の活物質を用いることができる。具体的には、例えばLiFePO4、LiMnPO4、LiNiPO4、LiCoPO4等のLiMPO4(Mは、Fe、Mn、Ni、及びCoから選ばれる1種以上)で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物がある。
また、本例においては、負極活物質としてマンガンスピネル(LiMn24)を用いたが、これ以外にも上記水素ガス発生電位以上の電位範囲においてMnが酸化還元してLiを吸蔵又は放出する充放電容量の大きい物質を用いることができる。具体的には、例えばマンガン酸化物、リチウムマンガン複合酸化物、マンガン水酸化物等を用いることができる。
実施例1にかかる、試料E1(LiMn0.5Fe0.5PO4)についてのLiに対する電位と充電容量の関係を示す線図。 実施例1にかかる、試料E2(LiMn24)についてのLiに対する電位と放電容量の関係を示す線図。 実施例1にかかる、試料C1(LiMn1.5Ni0.54)についてのLiに対する電位と充電容量の関係を示す線図。 実施例1にかかる、試料C2(Li4Ti512)についてのLiに対する電位と放電容量の関係を示す線図。 実施例2にかかる、水系電解液リチウム二次電池の構成を示す説明図。 実施例2にかかる、2種類の水系電解液リチウム二次電池(電池E及び電池C1)の構成の充放電サイクル特性を示す線図。
符号の説明
1 水系電解液リチウム二次電池
2 正極
3 負極

Claims (3)

  1. 正極と、負極と、リチウム塩を水に溶解してなる水溶液電解液とを有する水系電解液リチウム二次電池において、
    上記正極は、正極活物質として、組成式がLiMPO4(Mは、Fe、Mn、Ni、及びCoから選ばれる1種以上)で表されるオリビン構造のリチウム複合酸化物を含有し、
    上記負極は、負極活物質として、Mn含有化合物を含有し、
    該Mn含有化合物としては、Liを基準としたときの電位範囲2.2V〜3.0Vにおいて、Mnが酸化又は還元されることによりLiを吸蔵又は放出する化合物を用いることを特徴とする水系電解液リチウム二次電池。
  2. 請求項1において、上記Mn含有化合物は、マンガン酸化物、リチウムマンガン複合酸化物、マンガン水酸化物から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする水系電解液リチウム二次電池。
  3. 請求項1又は2において、上記水溶液電解液のpHは6〜10であることを特徴とする水系電解液リチウム二次電池。
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