JP2006010953A - 投写型画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 偏光度を高め、色ムラ及びコントラストの低下を防ぐことが可能な投写型画像表示装置をローコストに提供する。
【解決手段】 投写型画像表示装置10は、光源部11と、ミラー12、集光レンズ13a,13b、偏光ビームスプリッタ15、反射型液晶パネル16、投写レンズ17、支持部材18、ケーシング21、ベース22からなる。光源部11から照射された照明光はミラー12で反射して偏光ビームスプリッタ15へ入射する。偏光ビームスプリッタ15は、支持部材18によって底面側から支持されており、照明光を高い偏光度でS偏光及びP偏光に分離する。偏光ビームスプリッタ15から出射したS偏光は、反射型液晶パネル16によってS偏光及びP偏光からなる画像光に生成されて反射され、再び偏光ビームスプリッタ15に入射した画像光のうちP偏光のみが透過して投写レンズ17へ入射する。
【選択図】 図1
【解決手段】 投写型画像表示装置10は、光源部11と、ミラー12、集光レンズ13a,13b、偏光ビームスプリッタ15、反射型液晶パネル16、投写レンズ17、支持部材18、ケーシング21、ベース22からなる。光源部11から照射された照明光はミラー12で反射して偏光ビームスプリッタ15へ入射する。偏光ビームスプリッタ15は、支持部材18によって底面側から支持されており、照明光を高い偏光度でS偏光及びP偏光に分離する。偏光ビームスプリッタ15から出射したS偏光は、反射型液晶パネル16によってS偏光及びP偏光からなる画像光に生成されて反射され、再び偏光ビームスプリッタ15に入射した画像光のうちP偏光のみが透過して投写レンズ17へ入射する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、投写型画像表示装置に関するものである。
近年、光変調手段としての液晶表示素子を備え、この液晶表示素子によって光変調された画像光をスクリーンに投映する投写型画像表示装置が知られており、この投写型画像表示装置を構成する液晶表示素子として、反射型液晶パネルを用いたものが注目されている。
この反射型液晶パネルを用いたものとして、特許文献1,2に記載されているような従来の投写型画像表示装置を図5及び図6に示す。この従来の投写型画像表示装置90は、光源部91、この光源部91からの光軸上に設けられたミラー94、偏光ビームスプリッタ95、反射型液晶パネル96、及び投写レンズ97などからなる。光源部91からの照明光は偏光ビームスプリッタ95に入射し、この偏光ビームスプリッタ95に設けられた反射面95aによってP偏光が透過し、S偏光が反射する。偏光ビームスプリッタ95の反射面95aで反射したS偏光は、反射型液晶パネル96に入射する。反射型液晶パネル96は、輝度の高い部分(画像白色部分)に対してはS偏光をP偏光に変換して反射させるとともに、輝度の低い部分(画像黒色部分)に対してはS偏光をそのまま反射させるように配置されている。反射型液晶パネル96で反射した照明光のうち、P偏光のみが偏光ビームスプリッタ95を透過して投写レンズ97へ入射する。これにより、画像白色部分の画素のみが投写レンズ97で拡大されてスクリーン98へ投写され、大画面の画像が得られる。
しかしながら、上述のような投写型画像表示装置では、偏光ビームスプリッタによる偏光分離後出射する光束の偏光度が偏光ビームスプリッタの内部歪みの影響で低下することによって、色ムラやコントラストの低下が起こるという問題点を持つ。そこで、このような問題を防ぐためには、偏光ビームスプリッタを適正な位置に確実に固定して、高い偏光度を有する構成にする必要がある。ところが、従来の投写型表示装置では、一般的に図5に示すような構成で偏光ビームスプリッタ95を固定しており、偏光ビームスプリッタ95を保持する保持部材102は、ケーシング101に対して固着されているととともに、偏光ビームスプリッタ95の一方の端面側のみを片持ち保持する構成となっている。この構成では、偏光ビームスプリッタ自体の重さによって他端側が下方へ向かう応力がかかり、応力歪みが生じてしまうため、偏光度が低下して色ムラやコントラストが低下することになる。なお、従来は、偏光ビームスプリッタの応力歪みを軽減する目的で、柔軟性に優れる鉛ガラスを透明光学部材として使用するなどの対策を施していたが、応力歪みを完全に無くすことは困難であり、高価な鉛ガラスを使用することはローコスト化の妨げになる。
本発明は、上記問題点を解決するためのものであり、偏光ビームスプリッタを確実に固定して高い偏光度の光束を投写し、色ムラ及びコントラストの低下を防ぐことが可能な投写型画像表示装置をローコストに提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明の投写型画像表示装置は、照明光を照射する光源と、この光源からの照明光を受光し、入力された映像信号に応じて前記照明光を第1及び第2の偏光成分からなる画像光に光変調する光変調手段と、前記第1の偏光成分を反射し、且つ前記第2の偏光成分を透過させる反射面を有する偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタを透過した前記第2の偏光成分をスクリーンへ投映する投映光学系とを備えた投写型画像表示装置において、鉛直方向に照射される前記照明光を通過させる開口部が形成されるとともに、前記偏光ビームスプリッタを底面側、又は上面側から支持する支持部材を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、鉛直方向に照射される照明光を通過させる開口部が形成されるとともに、偏光ビームスプリッタを底面側、又は上面側から支持する支持部材を備えているので、偏光ビームスプリッタを確実に固定して高い偏光度の光束を投写し、色ムラ及びコントラストの低下を防ぐことができる投写型画像表示装置をローコストに提供することが可能となる。
図1は、本発明の投写型画像表示装置の構成を示す斜視図である。投写型画像表示装置10は、光源部11と、ミラー12、集光レンズ13a,13b、偏光ビームスプリッタ15、反射型液晶パネル16、投写レンズ17、支持部材18、これらを内部に収納するケーシング21、及びこのケーシング21が固着されたベース22を備えている。
図2に示すように、光源部11、ミラー12、集光レンズ13a,13bは、ケーシング21内の下方部に位置する。ケーシング21は、箱状に形成され、ベース22の上面に固定されている。
光源部11は、光源11aと、この光源11aが照射する照明光をミラー12に向けて反射するリフレクタ11bとからなる。光源11aとしては、例えば、キセノン管や水銀灯、メタルハイドランプなどの白色光源が使用される。ミラー12は、光源部11からの照明光を鉛直方向上方へと反射させる。ミラー12で反射した照明光は偏光ビームスプリッタ15へ入射する。集光レンズ13a,13bは、光源部11からの照明光を収束させる。
図2及び図3に示すように、反射型液晶パネル16、及び投写レンズ17は、偏光ビームスプリッタ15を間に挟んで画像光の投映方向Aに沿って、平行に配置されており、ケーシング21内の上方部に位置する。偏光ビームスプリッタ15の反射面15aは、S偏光を反射するとともにP偏光を透過するように形成されており、水平面に対して45°傾斜して配置されている。よって、光源部11から入射した照明光のうち、S偏光は反射面15aで反射して水平方向へ出射し、P偏光は上方へ出射する。偏光ビームスプリッタ15から出射したS偏光は、後方に位置する反射型液晶パネル16へ入射する。
光変調手段としての反射型液晶パネル16は、従来のものと同様であり、輝度の高い部分(画像白色部分)に対してはS偏光をP偏光に変換して反射させるとともに、輝度の低い部分(画像黒色部分)に対してはS偏光をそのまま反射させる。反射型液晶パネル16で反射したS偏光及びP偏光は入射の際と同じ光路上に反射して出射し、再度偏光ビームスプリッタ15に入射する。そして、反射型液晶パネル16で反射した照明光のうち、P偏光のみが偏光ビームスプリッタ15を透過して投写レンズ17へ入射する。また、この反射型液晶表示パネル16は、支持部材23などを介してケーシング21に固定されている。
支持部材18は、詳しくは図4に示すように、偏光ビームスプリッタ15の下方に位置している。この支持部材18は、L字断面の板状に形成されており、ケーシング21に固着される取り付け部26と、この取り付け部16から垂直に延びる平面部27とが一体に設けられている。平面部27には、矩形状の開口27aが形成されている。支持部材18がケーシング21に取り付けられたとき、平面部27が投映方向Aと平行になるように位置する。偏光ビームスプリッタ15は、接着などにより支持部材18の平面部27に固定されて底面側から支持される。平面部27の開口27aは、ミラー12で反射された照明光を通過させて偏光ビームスプリッタ15へ入射させる。
上記構成の作用について以下に説明する。投写型画像表示装置10の電源をオンにすると、光源部11から照明光が照射され、偏光ビームスプリッタ15によってS偏光とP偏光に分離され、S偏光のみが反射型液晶パネル16に入射される。反射型液晶パネル16には、入力された画像が表示され、偏光ビームスプリッタ15から出射された照明光をS偏光とP偏光からなる画像光に光変調して反射させる。反射型液晶パネル16で生成された画像光のうち、P偏光のみが偏光ビームスプリッタ15を透過して投写レンズ17へ入射し、投写レンズ17によって大画面に拡大された画像がスクリーン24へ投写される。上述したように支持部材18によって偏光ビームスプリッタ15が底面側から支持され、所定の位置に確実に固定されているので、偏光ビームスプリッタ15の自重による応力歪みを防ぐことが可能であり、高い偏光度を保持しつづけることが可能となる。これによって、色ムラやコントラストの低下を防ぐことができる。また、偏光ビームスプリッタ15の自重による応力歪みが発生することを防ぐことが可能であるから、偏光ビームスプリッタ15を構成する透明光学部材として鉛ガラスなどの高価な部材を使用する必要がなくなるので、ローコスト化を図ることが可能となる。
なお、上記実施形態においては、偏光ビームスプリッタ15を支持部材18によって底面側から支持しているが、本発明はこれに限らず上面側から支持してもよい。また、鉛直方向上方に照射される照明光を通過させる開口部の形状は、光源部11からの照明光のうち有効な光束を通過させることが可能であればどのような形状でもよく、貫通孔に限らず、切欠き形状でもよい。
10 投写型画像表示装置
11 光源部
15,95 偏光ビームスプリッタ
16,96 反射型液晶パネル
18 支持部材
11 光源部
15,95 偏光ビームスプリッタ
16,96 反射型液晶パネル
18 支持部材
Claims (1)
- 照明光を照射する光源と、この光源からの照明光を受光し、入力された映像信号に応じて前記照明光を第1及び第2の偏光成分からなる画像光に光変調する光変調手段と、前記第1の偏光成分を反射し、且つ前記第2の偏光成分を透過させる反射面を有する偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタを透過した前記第2の偏光成分をスクリーンへ投映する投映光学系とを備えた投写型画像表示装置において、
鉛直方向に照射される前記照明光を通過させる開口部が形成されるとともに、前記偏光ビームスプリッタを底面側、又は上面側から支持する支持部材を備えたことを特徴とする投写型画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186534A JP2006010953A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 投写型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186534A JP2006010953A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 投写型画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006010953A true JP2006010953A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35778303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004186534A Pending JP2006010953A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 投写型画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006010953A (ja) |
-
2004
- 2004-06-24 JP JP2004186534A patent/JP2006010953A/ja active Pending
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